説明

照明機器制御装置

【課題】設置場所の使用用途に応じて照明機器を制御する照明機器制御装置を提供する。
【解決手段】設備機器を制御する照明機器制御装置が、操作画面の表示を行う表示部1と、操作内容の入力を行う入力部2と、入力された操作内容に基づいて操作内容の対象機器を制御する操作処理部3と、制御対象の機器のうちの照明機器の設置場所と、設置場所に対応した照明制御内容と、を記憶する記憶部4と、を備える。操作処理部3は、点灯中の照明機器を、その照明機器の設置場所に応じた照明制御内容に制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、設備を制御する照明機器制御装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、個々の照明機器を、それぞれ個別に設置場所まで赴いて制御するのではなく、一箇所で集中的に制御できる機器制御装置が存在する。これにより、例えば玄関口で、廊下と部屋の照明をまとめて点灯させることが可能となる。また例えば寝室等で、部屋の中の主照明を消灯させ、読書灯のみ点灯させる制御の入力を、手元の照明機器制御装置で一度に行うことができる。さらに、このような照明制御装置において、照明機器の点灯中に一定の照明条件を持続させるものの他に、周辺環境に合わせて照明を制御する照明機器制御装置も発明されている。これは、屋内環境においては、時間の流れや季節感を感じることが難しいため、時間の流れの把握や気分転換を目的としたものである。例えば、特開平5−54976号公報(特許文献1)に示される屋内照明システムは、屋外の自然環境に応じて多種の色温度で屋内を照明するものである。この屋内照明システムは、あらかじめ赤・緑・青からなる光源の光量を多数パターン化して変化させるように記憶している。そして、色彩色差計を含む外況情報入手手段によって屋外の自然環境の情報を入手してデジタル化し、これを演算することで出力される多数のパターン信号により、記憶されている各光源の光量を選択する。この屋内照明システムによって、例えば屋外で日差しが厳しいときには屋内は涼しい色温度にすることができ、照明環境に気分転換やリラクゼーションの動機を与えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平5−54976号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に示された従来の屋内照明システムでは、周囲の環境やシーンを考慮した照明は行われるものの、場所の使用用途に応じた照明は行われないという問題が存在した。
【0005】
本願発明は、このような従来の課題を解決するものであり、設置場所の使用用途に応じて照明機器を制御する照明機器制御装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本願発明の照明機器制御装置は、表示部と入力部と操作処理部と記憶部とを備える。表示部は照明機器制御のための操作画面の表示を行い、入力部は使用者の操作に応じて操作内容が入力される。操作処理部は、入力された操作内容に基づいてその操作内容の対象照明機器を制御する。記憶部は、照明機器の設置場所と、設置場所に対応した照明制御内容と、を記憶する。そして、操作処理部は、記憶部を参照して、照明機器を、その照明機器の設置場所に応じた照明制御内容に制御することを特徴とする。
【0007】
この照明機器制御装置は、通信により天気情報を取得する天気取得部を備えてもよい。このとき記憶部は、1または複数の設置場所に対して、設置場所に応じた照明制御内容として、天気情報に対応した外光照明制御内容を記憶する。また、操作処理部は、天気情報に対応した照明を行う設置場所にある照明機器を、天気取得部によって取得された天気情報と対応する外光照明制御内容に制御する。
【0008】
さらに、この照明機器制御装置は、天気情報に対応した照明を行う外光モードを設定する外光モード設定部と、時刻情報を取得する時刻取得部と、を備えてもよい。このとき、外光モード設定部は、時刻取得部によって取得された時刻情報が、あらかじめ設定された外出準備時間帯になると外光モードを設定する。記憶部は、1または複数の設置場所に対して、外光モード用の設置場所に応じた照明制御内容として外光照明制御内容を記憶する。操作処理部は、天気情報に対応した照明を行う設置場所にある照明機器を、外光モードが設定されている場合には、天気取得部によって取得された天気情報と対応する外光照明制御内容に制御する。
【0009】
また、天気情報に対応した照明を行う外光モードを設定する外光モード設定部と、日付および時刻の日時情報を取得する時刻取得部と、日付とその日付での外出時間とを有するスケジュール、を取得するスケジュール取得部と、を備えてもよい。このとき、外光モード設定部は、スケジュール中の外出時間の、あらかじめ設定された準備時間だけ前の時間になると外光モードを設定する。記憶部は、1または複数の設置場所に対して、外光モード用の設置場所に応じた照明制御内容として外光照明制御内容を記憶する。操作処理部は、天気情報に対応した照明を行う設置場所にある照明機器を、外光モードが設定されている場合には、天気取得部によって取得された天気情報と対応する外光照明制御内容に制御する。
【0010】
そして、スケジュール取得部は、外出先とその外出の日時とを有するスケジュール、を取得し、天気取得部は、スケジュール中の外出先の天気情報を取得してもよい。
【0011】
この照明機器制御装置は、さらに、外光モードによる制御の対象となる設置場所に存在する人物が誰であるかの人物識別情報を取得する人物情報取得部を備えてもよい。このとき、スケジュール取得部は、外出先とその外出の日時と外出をする人物とを有するスケジュール、を取得する。天気取得部は、スケジュール中の、人物情報取得部により取得された人物の外出先の天気情報を取得する。
【発明の効果】
【0012】
本願発明の照明機器制御装置は、照明機器が設置されている場所ごとに制御内容を設定するので、設置場所の使用用途に応じて照明機器を制御することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本願発明の実施形態1にかかる照明機器制御装置を用いたシステムの構成図
【図2】本願発明の実施形態1にかかる照明機器制御装置の構成図
【図3】本願発明の実施形態1における記憶部4の記憶テーブルの一例を示す図
【図4】本願発明の実施形態1にかかる照明機器制御装置の点灯制御時におけるフローチャート
【図5】本願発明の実施形態1にかかる照明機器制御装置の外光モード変更時におけるフローチャート
【図6】本願発明の実施形態1における記憶部4の記憶テーブルの別の例を示す図
【図7】本願発明の実施形態1にかかる照明機器制御装置の外光モード設定がない場合の構成図
【図8】本願発明の実施形態1にかかる照明機器制御装置の、外光モードがなく天気情報の自動取得もない場合の構成図
【図9】本願発明の実施形態1における、天気情報を入力する場合における記憶部4の記憶テーブルの一例を示す図
【図10】本願発明の実施形態1にかかる、天気情報を入力する場合における照明機器制御装置のフローチャート
【図11】本願発明の実施形態1における、天気情報に応じた制御を行わない場合の記憶部4の記憶テーブルの一例を示す図
【図12】本願発明の実施形態2にかかる照明機器制御装置の構成図
【図13】本願発明の実施形態2における記憶部4の記憶テーブルの一例を示す図
【図14】本願発明の実施形態2にかかる照明機器制御装置の、外光モード設定および解除を行う際のフローチャート
【図15】本願発明の実施形態2にかかる照明機器制御装置の、外光モードを導入しない場合の点灯制御時におけるフローチャート
【図16】本願発明の実施形態2にかかる照明機器制御装置の、外光モードを導入しない場合の、外出準備時間検出時および外出準備時間経過時におけるフローチャート
【図17】本願発明の実施形態3にかかる照明機器制御装置の構成図
【図18】本願発明の実施形態3における記憶部4の記憶テーブルの一例を示す図
【図19】本願発明の実施形態3にかかる照明機器制御装置の点灯制御時におけるフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本願発明に係る実施形態について図面を用いて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。ただし、以下の実施形態は本願発明の実施例を示したに過ぎず、本願発明はこれに限定されるものではない。
【0015】
<実施形態1>
本願発明の第1の実施形態を図1、図2に示す。この照明機器制御装置は、例えば図1のように、屋内の照明機器に接続されて、これらの照明機器を制御する。図1では照明機器のみが接続されているが、照明機器に加えて、エアコンなど他の機器が接続されてもよい。また、この照明機器制御装置は、インターネットを介して外部のサーバから天気等の情報を取得する。
【0016】
本実施形態の概要を述べると、この照明機器制御装置は、表示部1と入力部2と操作処理部3と記憶部4とを備える。表示部1は照明機器制御のための操作画面の表示を行い、入力部2は使用者の操作に応じて操作内容が入力される。操作処理部3は、入力された操作内容に基づいてその操作内容の対象照明機器を制御する。記憶部4は、照明機器の設置場所と、設置場所に対応した照明制御内容と、を記憶する。そして、操作処理部3は、記憶部4を参照して、照明機器を、その照明機器の設置場所に応じた照明制御内容に制御する。
【0017】
この照明機器制御装置は、通信により天気情報を取得する天気取得部5を備える。このとき記憶部4は、1または複数の設置場所に対して、設置場所に応じた照明制御内容として、天気情報に対応した外光照明制御内容を記憶する。また、操作処理部3は、天気情報に対応した照明を行う設置場所にある照明機器を、天気取得部5によって取得された天気情報と対応する外光照明制御内容に制御する。
【0018】
さらに、この照明機器制御装置は、天気情報に対応した照明を行う外光モードを設定する外光モード設定部6と、時刻情報を取得する時刻取得部7と、を備える。このとき、外光モード設定部6は、時刻取得部7によって取得された時刻情報が、あらかじめ設定された外出準備時間帯になると外光モードを設定する。記憶部4は、1または複数の設置場所に対して、外光モード用の設置場所に応じた照明制御内容として外光照明制御内容を記憶する。操作処理部3は、天気情報に対応した照明を行う設置場所にある照明機器を、外光モードが設定されている場合には、天気取得部5によって取得された天気情報と対応する外光照明制御内容に制御する。
【0019】
ここから、本実施形態の照明機器制御装置を具体的に説明する。
表示部1および入力部2は、タッチパネルであり、操作画面の表示および操作内容の入力を行う。この画面表示は、一画面で全ての情報を表示するのではなく、階層的に情報を表示するものでもよい。なお、表示部1はタッチパネルではなく、入力部2を別に設けるようにしてもよい。例えば、液晶パネル等の表示部1と、十字キーなどのボタン部を有する入力部2とであり、タッチ入力ではなく十字キー等で表示部1に表示されている内容を選択することにより入力するものであってもよい。
【0020】
操作処理部3は、入力部2から入力された操作内容に基づいて、その操作内容の対象機器を制御する。例えば照明機器の場合は、点灯や消灯、光の色や明るさの調節などの操作内容が入力されると、その対象の照明機器の操作を行う。このとき、外光モードが設定されていない場合であれば、照明の色や明るさを、記憶部4に記憶されている、その照明機器の設置場所に応じた、通常の照明制御内容、に制御して点灯する。ただし、照明の色や明るさの調節に関する操作内容が入力された場合は、入力された操作内容に従って照明の色や明るさを制御する。また、操作処理部3は、外光モード設定中には、記憶部4を参照し、天気情報に対応した照明を行う設置場所にある照明機器、すなわち、外光照明制御内容の設定のある、外光モードの対象の照明機器を、天気取得部5によって取得された天気情報に対応する外光照明制御内容に制御する。つまり、外光モード設定中に、外光モードの対象となっている照明機器に対して点灯の操作内容が入力された場合、外光照明制御内容に従った色や明るさで、その照明機器を点灯させる。また、照明機器の点灯中に外光モードが設定された場合にも、点灯中の照明機器の中に外光モード対象の照明機器があれば、その照明機器の色や明るさを外光照明制御内容に従い変更する。なお、外光モード中であっても、照明の色や明るさ調節に関する操作内容が入力された場合は、入力された操作内容に従って色や明るさを制御する。外光モードが解除されると、操作処理部3は、外光照明制御内容に従って制御していた照明機器の色や明るさを、通常の照明制御内容に従った色や明るさに変更する。
【0021】
記憶部4は、制御対象の照明機器の設置場所と、設置場所に対応した通常の照明制御内容と、を記憶する。照明制御内容とは、照明の色や明るさの設定値のことである。色の設定としては、RGB値を指定することによる設定や、色の3属性である明度・彩度・色相を指定することによる設定が考えられる。明るさ、つまり照明の強さの設定としては、照度を指定することによる設定が考えられる。なお、明るさについては、特に指定しなくても構わない。照明制御内容は、例えばリビングは暖色よりの白、キッチンは明るい白、トイレは暗めの暖色、といった調光内容を、数値として設定したものである。照明制御内容は、入力部2により入力されるものでもよいし、外部サーバ等からダウンロードされるものでもよい。入力部2により入力される場合、直接、調光数値を入力するようにしてもよいし、選択肢の中から選択するようにしてもよい。設定の方法は限定しない。さらに、記憶部4は、1または複数の設置場所に対しては、外光モード用の、設置場所に応じた照明制御内容、として、天気情報に対応した外光照明制御内容を記憶する。また、外出準備時間帯を記憶する。図3に記憶テーブルの例を示すように、記憶部4は、照明機器の設置場所、設置場所に対応する照明制御内容、外光モードに対応する設置場所、天気情報に対応する外光照明制御内容、外出準備時間帯を記憶する。これらの記憶内容のうち、少なくとも外出準備時間帯は入力部2を経由して入力される。外出準備時間帯以外の記憶内容は、上記の照明制御内容と同様に、入力部2を経由して入力されてもよいし、ダウンロードされてもよい。また、外光照明制御内容は既定値として設定されていてもよい。
【0022】
天気取得部5は、インターネットを介して、外部サーバと通信したり、例えば気象庁のサービスを利用することにより、機器制御装置が設置されている地域の天気情報を取得する。
【0023】
外光モード設定部6は、入力手段を備え、外光モードの設定と解除を行う。外光モードとは、天気情報に対応した照明を行うモードであり、晴れや雨などといった天気情報に対して、天気情報ごとに定められた、外光に近い制御内容で照明を行うモードのことである。入力手段は、つまみ等の専用の入力手段でもよいし、入力部2が兼ねてもよい。また、外光モード設定部6は、あらかじめ設定された外出準備時間帯になると自動的に外光モードを設定し、外出準備時間帯が過ぎると自動的に外光モードを解除する。
【0024】
時刻取得部7は、RTC(Real Time Clock)を有し、時刻情報を取得する。日付情報も取得するようにしてもよい。手動設定により時刻設定を行う通常の時計や電波時計などを有して時刻情報を取得してもよい。別機器から時刻情報を取得するようにしてもよい。また、時刻取得部6は、例えばGPSアンテナなどを有して時刻情報を受信してもよい。
【0025】
次に、上述のように構成された照明機器制御装置の、点灯制御が入力された場合の動作について、図4に示すフローを用いて説明する。
【0026】
まず、照明機器制御装置が入力部2を介して照明機器点灯の操作内容を受信する(ステップS1)。操作処理部3は、外光モードが現在設定中であれば(ステップS2でYes)、点灯制御の対象照明機器が、外光モード対象の設置場所にある照明機器、つまり外光モード対象の照明機器であるかを確認する。外光モード対象の照明機器であれば(ステップS3でYes)、操作処理部3は、天気取得部5により取得された天気情報を参照する(ステップS4)。そして、操作処理部3は、記憶部4を参照し、天気情報に対応した外光照明制御内容に従った色や明るさで、点灯制御の対象照明機器を点灯させる(ステップS5)。
【0027】
外光モードが設定中でなければ(ステップS2でNo)、操作処理部3は、記憶部4を参照し、点灯制御の対象照明機器の設置場所に応じた通常の照明制御内容でその照明機器を点灯させる(ステップS6)。外光モードが設定中であっても(ステップS2でYes)、点灯制御の対象照明機器が外光モード対象の照明機器でなければ(ステップS3でNo)、操作処理部3は、設置場所に応じた通常の照明制御内容で点灯制御の対象照明機器を点灯させる(ステップS6)。
【0028】
また、外光モードが設定されたとき、および外光モードが解除されたときの動作について、図5に示すフローを用いて説明する。
【0029】
まず、外光モードが設定されると(ステップS101)、操作処理部3は、外光モード対象の照明機器が点灯しているかを確認する。外光モード対象の照明機器が点灯しているならば(ステップS102でYes)、操作処理部3は、天気取得部5により取得された天気情報を参照し(ステップS103)、また記憶部4を参照して、外光モード対象の照明機器を、天気情報に対応した外光照明制御内容の色や明るさに制御する(ステップS104)。
【0030】
外光モードが解除されると(ステップS201)、操作処理部3は、外光モード対象の照明機器が点灯しているかを確認する。外光モード対象の照明機器が点灯しているならば(ステップS202でYes)、操作処理部3は、記憶部4を参照して、外光モード対象の照明機器を、設置場所に応じた通常の照明制御内容の色や明るさに制御する(ステップS203)。
【0031】
このように、本実施形態の照明機器制御装置は、照明機器が設置されている場所に応じた照明制御内容を記憶し、この照明制御内容で照明機器の制御を行う。これにより、使用者による照明の使用用途が場所ごとに異なる場合、使用用途に応じて、指定場所に設置されている照明機器を自動で制御できる。例えば部屋ごとなど、用途が異なる場所単位ごとの設定変更が容易であり、より使い勝手のよい機器制御装置が実現できる。また、照明の色を照明制御内容として設定することで、より使用用途に即した制御が可能となる。
【0032】
また、本実施形態の照明機器制御装置は、取得した天気情報に応じて定められた、屋外での光(外光)に近い制御内容で照明制御を行う。このため、使用者は、手動で細かい調光操作をすることなく、屋内にいながら外光色を認識できる。これにより、例えば身支度を整える際、そのときの屋外に近い光の下で、衣服を選んだり化粧を行ったりすることが可能となる。
【0033】
本実施形態の照明機器制御装置は、あらかじめ設定された外出準備時間帯に、所定の場所に設置されている点灯中の照明機器を、取得した天気情報に応じて定められた、屋外での光(外光)に近い制御内容で照明制御を行う。これにより、不必要な時間帯における外光照明制御内容での照明制御を防止できる。また、外出準備時間帯には、使用者は手動で細かい調光操作をすることなく屋内にいながら外光色を認識できる。外出準備時間帯以外では外光に関係のない通常の制御内容での制御も可能である。
【0034】
本実施形態の照明機器制御装置は、表示部1を備え、表示部1の表示内容を利用して入力部2により入力を行う。これにより、複数の機器について専用の入力部を設けなくとも、それぞれに対する操作内容を入力できる。このため、操作対象の機器が多い場合にも一つの入力部2で操作内容の入力が可能である。また、各機器に対応するハードウェア入力部を備える機器制御装置と異なり、操作対象機器に増減や変更があっても照明機器制御装置自体を取り替えずに対応可能である。さらに、本実施形態では、表示部1および入力部2がタッチパネルであるので、より簡便な入力が可能となる。
【0035】
なお、本実施形態では、外光モード対象の設置場所を設け、外出準備時間帯にはその設置場所に設置されている照明機器を外光照明制御内容で制御する。しかし、図6に記憶部4の記憶テーブルの例を示すように、外光モード対象の設置場所を外出準備時間帯ごとに設定してもよい。
【0036】
本実施形態の照明機器制御装置は、外光モードを導入し、操作処理部3は、外光モード設定中か否かによって、通常の照明制御内容で制御するか外光照明制御内容で制御するかを判断する。しかし、外光モードを導入せず、操作処理部3が時刻情報および記憶部4を参照することにより、外光照明制御内容で制御するべきかを判断するようにしてもよい。その場合は、図4に示す動作フローのステップS2において、操作処理部3は、外光モード設定中か否かではなく、外出準備時間帯であるか否かを確認することになる。また、図5に示す動作フローのステップS101およびステップS201において、操作処理部3は、外光モードの設定および解除を検出するのではなく、外出準備時間帯になったことおよび外出準備時間帯が終わったことを検出する。
【0037】
また、本実施形態では、あらかじめ設定された外出準備時間帯になると外光モードを設定し、外光モード対象の照明機器を外光照明制御内容で制御する。しかし、この構成はなくてもよい。この場合は、外光モード設定部6を備え、手入力により外光モードを設定してもよいし、外光モード設定部6も備えず、従って外光モードもなく、指定場所(天気情報に対応した照明を行う設置場所)にある照明機器は常に外光照明制御内容で制御するようにしてもよい。このとき、構成図は図7のようになる。
【0038】
さらに、本実施形態では、指定場所(天気情報に対応した照明を行う設置場所)にある照明機器を、取得した天気情報に応じて定められた、屋外での光(外光)に近い制御内容で制御する。しかし、この構成はなくてもよい。外光モードがなく、自動で天気情報を取得する構成もない場合の構成図は図8のようになる。
【0039】
例えば、図9に記憶部4の記憶テーブルの一例を示すように、照明制御内容に、天気情報に対応した制御内容を含むようにしてもよい。つまり、記憶部4は、入力情報としての天気情報に対応する、制御対象の設置場所と外光照明制御内容を記憶し、操作処理部3は、この記憶テーブルに従って点灯中の照明機器を制御するようにしてもよい。この場合の動作は図10に示すフローのようになる。まず、入力部2を介して天気入力を受信すると(ステップS301)、操作処理部3は、天気入力に対応した制御の対象の設置場所にある照明機器が点灯しているかを確認する。対象の照明機器が点灯しているならば(ステップS302でYes)、操作処理部3は、記憶部4を参照して、対象の照明機器を、設置場所に応じた外光照明制御内容の色や明るさに制御する(ステップS303)。
【0040】
また、例えば、外光照明制御内容の設定がなく、図11に記憶部4の記憶テーブルの一例を示すように、記憶部4は照明機器の設置場所に応じた照明制御内容を記憶しており、操作処理部3は、この記憶テーブルに従って点灯中の照明機器を制御するようにしてもよい。
【0041】
この照明機器制御装置は、照明機器の制御を行う装置であるが、制御対象の照明機器と一体となっていてもよい。
【0042】
<実施形態2>
図12に本願発明の第2の実施形態を示す。この照明機器制御装置は実施形態1と略同一の構成を一部備えているので、共通の構成については説明を省略し、特徴的な構成および作用効果についてのみ説明する。
【0043】
本実施形態の概要を述べると、この照明機器制御装置は、表示部1と入力部2と操作処理部3と記憶部4とを備える。表示部1は照明機器制御のための操作画面の表示を行い、入力部2は使用者の操作に応じて操作内容が入力される。操作処理部3は、入力された操作内容に基づいてその操作内容の対象照明機器を制御する。記憶部4は、照明機器の設置場所と、設置場所に対応した照明制御内容と、を記憶する。そして、操作処理部3は、記憶部4を参照して、照明機器を、その照明機器の設置場所に応じた照明制御内容に制御する。
【0044】
この照明機器制御装置は、通信により天気情報を取得する天気取得部5を備える。このとき記憶部4は、1または複数の設置場所に対して、設置場所に応じた照明制御内容として、天気情報に対応した外光照明制御内容を記憶する。また、操作処理部3は、天気情報に対応した照明を行う設置場所にある照明機器を、天気取得部5によって取得された天気情報と対応する外光照明制御内容に制御する。
【0045】
さらに、天気情報に対応した照明を行う外光モードを設定する外光モード設定部6と、日付および時刻の日時情報を取得する時刻取得部7と、日付とその日付での外出時間とを有するスケジュール、を取得するスケジュール取得部8と、を備える。このとき、外光モード設定部6は、時刻取得部7によって取得された時刻情報が、スケジュール中の外出時間の、あらかじめ設定された準備時間だけ前の時間になると外光モードを設定する。記憶部4は、1または複数の設置場所に対して、外光モード用の設置場所に応じた照明制御内容として外光照明制御内容を記憶する。操作処理部3は、天気情報に対応した照明を行う設置場所にある照明機器を、外光モードが設定されている場合には、天気取得部5によって取得された天気情報と対応する外光照明制御内容に制御する。
【0046】
ここから、本実施形態の照明機器制御装置を具体的に述べるが、表示部1、入力部2、操作処理部3、および天気取得部5については、実施形態1と同様である。
【0047】
記憶部4は、図13に記憶テーブルの例を示すように、照明機器の設置場所、設置場所に対応する照明制御内容、外光モードに対応する設置場所、天気情報に対応する外光照明制御内容、スケジュール、外出準備時間、を記憶する。なお、スケジュールについては、スケジュール取得部8が外部サーバや別機器からスケジュールを取得する際には記憶しなくてもよい。
【0048】
外光モード設定部6は、スケジュール取得部8が取得したスケジュール中の外出時間の、あらかじめ設定された準備時間だけ前の時間になると、外出準備時間帯であるとして外光モードを設定する。例えば、外出時間が午前9時で、外出準備時間が60分の場合は、午前9時の60分前である午前8時になると外光モード設定部6は外光モードを設定する。なお、図13に示した記憶テーブルのスケジュールのように、スケジュール中に外出準備時間帯が設定されている場合は、外光モード設定部6は、外出準備時間帯になると外光モードを設定する。例えば、外出時間が午前9時で、外出準備時間帯が午前7時30分から午前9時の場合は、外出準備時間は午前7時30分から午前9時の90分である。この場合、外光モード設定部6は、たとえ外出準備時間が60分と設定されていたとしてもスケジュールを優先し、午前9時の90分前である午前7時30分になると外光モードを設定する。外光モード設定部6は、外光モードの開始から外出準備時間が経過すると、外光モードを解除する。ここでも、スケジュール中に設定があれば、スケジュールに従う。スケジュールごとに外光モードの対象設置場所を指定してもよい。
【0049】
時刻取得部7は、日付および時刻の日時情報を取得する。
スケジュール取得部8は、日付とその日付での外出時間とを有するスケジュール、を取得する。スケジュール取得部8は入力手段を備え、直接入力を受けることによりスケジュールを取得して、記憶部4に記憶させる。また、スケジュール取得部8は、例えば外部サーバや別機器からスケジュールを取得してもよい。このとき、スケジュール取得部8は、外部サーバや別機器が所持しているスケジュールを記憶部4に記憶させてもよいし、スケジュールを記憶部4で保持させずに、定期的に外部サーバや別機器が所持しているスケジュールを参照するようにしてもよい。
【0050】
外光モードが設定されたとき、および外光モードが解除されたときの動作については、実施形態1と同様であるので説明を省略し、外光モードの設定および解除を行う流れについてのみ、図14に示すフローを用いて説明する。
【0051】
まず、スケジュール取得部8によりスケジュールが取得される(ステップS401)。そして、外光モード設定中であって(ステップS402でYes)、時刻取得部7で取得された日時情報が、検出された外出日時に該当しているならば(ステップS403でYes)、ステップS403の確認に戻る。外光モード設定中であって(ステップS402でYes)、日時情報が外出日時に該当しなくなると(ステップS403でNo)、外光モード設定部6は外光モードを解除する(ステップS404)。
【0052】
一方、外光モード解除中であって(ステップS402でNo)、時刻取得部7で取得された日時情報が、検出された外出日時に該当しているならば(ステップS405でYes)、外光モード設定部6は外光モードを設定する(ステップS406)。外光モード解除中であって(ステップS402でNo)、日時情報が外出日時に該当しないならば(ステップS405でNo)、ステップS405の確認に戻る。
【0053】
このように、本実施形態の照明機器制御装置は、あらかじめ設定されたスケジュールと連携し、所定の場所に設置されている点灯中の照明機器を、取得した天気情報に応じて定められた、屋外での光(外光)に近い制御内容で照明制御を行う。スケジュールから外出準備時間帯を取得または予測して制御を行うことで、不必要な時間帯における外光照明制御内容での照明制御を防止できる。また、日ごとに外出準備の時間帯が違う場合にも、スケジュール設定さえしておけば、外出準備時間帯を毎日入力し直さなくとも、使用者は手動で細かい調光操作をすることなく屋内にいながら外光色を認識できる。また、外出準備時間帯以外では外光に関係のない通常の制御内容での制御も可能である。
【0054】
なお、本実施形態においても、実施形態1と同様、外光モードを導入せず、操作処理部3が日時情報および記憶部4を参照することにより、外光照明制御内容で制御するべきかを判断するようにしてもよい。この場合の点灯制御受信時の動作フローを図15に示す。図15に示す動作フローは、図4の動作フローとおおむね同様であるが、図4のステップS2にあたるステップS503で、操作処理部3は、外光モード設定中であるかを確認するのではなく、スケジュールを参照して、外出準備時間帯に該当するかを確認する。そして、図4のステップS3にあたるステップS504では、操作処理部3は、記憶部4あるいはスケジュールを参照し、受信した点灯制御の対象が外光照明制御の対照機器であるかを確認する。また、外出準備時間帯の検出時と外出準備時間帯経過の検出時における動作フローを図16に示す。この動作フローも、図5の動作フローとおおむね同様であるが、図5のステップS101にあたるステップS602で、操作処理部3は、外光モードの設定を検出するのではなく、外出準備時間帯に入ったことを検出する。図5のステップS201にあたるステップS702では、操作処理部3は、外光モードの解除を検出するのではなく、外出準備時間帯が終わったことを検出する。
【0055】
<実施形態3>
図17に本願発明の第3の実施形態を示す。この照明機器制御装置は実施形態2と略同一の構成を備えているので、共通の構成については説明を省略し、特徴的な構成および作用効果についてのみ説明する。
【0056】
本実施形態の照明機器制御装置においては、スケジュール取得部8は、外出先とその外出の日時とを有するスケジュール、を取得する。天気取得部5は、スケジュール中の外出先の天気情報を取得する。
【0057】
また、この照明機器制御装置は、外光モードによる制御の対象となる設置場所に存在する人物が誰であるかの人物識別情報を取得する人物情報取得部9を備える。このとき、スケジュール取得部8は、外出先とその外出の日時と外出をする人物とを有するスケジュール、を取得する。天気取得部5は、スケジュール中の、人物情報取得部9により取得された人物の外出先の天気情報を取得する。
【0058】
ここから、本実施形態の照明機器制御装置を具体的に述べるが、特に言及のない部分については実施形態2と同様である。
【0059】
操作処理部3は、外光モード設定中には、記憶部4を参照し、スケジュールから、時刻取得部7が取得した時刻が外出準備時間帯に該当する外出先を特定する。そして、その外出先地域の天気情報を天気取得部5に取得させる。同じ照明機器設置場所に対し、同時刻に複数の人物がスケジュール登録をしている場合は、その照明機器設置場所にいる人物について、人物情報取得部9により取得された人物識別情報から、在室の人物を特定する。操作処理部3は、記憶部4のスケジュールを基に、特定された個人の外出先地域の天気情報を天気取得部5に取得させる。
【0060】
記憶部4は、図18に記憶テーブルの例を示すように、照明機器の設置場所、設置場所に対応する照明制御内容、外光モードに対応する設置場所、天気情報に対応する外光照明制御内容、スケジュール、外出準備時間、を記憶する。
【0061】
天気取得部5は、操作処理部3からの指示に従い、スケジュール中の、外出先の天気情報、または、人物情報取得部9により取得された人物の外出先の天気情報を取得する。
【0062】
スケジュール取得部8は、外出先とその外出の日時と外出をする人物とを有するスケジュール、を取得する。スケジュールは、記憶部4の記憶テーブルの例である図18に記載されているような、時系列でスケジュールが記載されているものでもよいし、個人ごとにスケジュールが設定されているものでもよい。スケジュールの取得方法については実施形態2と同様である。
【0063】
人物情報取得部9は、Webカメラに接続され、Webカメラからの検知画像を用いて人物解析を行い、外光モードによる制御の対象となる設置場所に存在する人物が誰であるかの人物識別情報を取得する。Webカメラは、天気情報に対応した照明を行う設置場所にそれぞれ設置されている。なお、人物情報取得部9はこれに限るものではなく、人物が識別できればよい。例えば、個人識別のための選択肢を入力することで行うようにしてもよいし、体重によって個人を特定してもよい。また、ICチップなどを使用してもよい。
【0064】
外光モードが設定されたとき、および外光モードが解除されたときの動作については、実施形態2と同様であるので説明を省略する。外光モードの設定および解除を行う流れについては、図19に動作フローを示す。この動作フローは、図15とおおむね同様であるが、図15のステップS503とS504にあたる、ステップS803とS804との間で、操作処理部3は、人物情報取得部9により取得された人物識別情報から照明機器設置場所に存在する人物を特定する。そして、図15のステップS504にあたるステップS805で、操作処理部3は、点灯制御の対象照明機器が、特定した人物のスケジュールでの外光照明制御対象の設置場所にある機器かどうかを確認する。
【0065】
このように、本実施形態の照明機器制御装置は、あらかじめ設定されたスケジュールと連携し、スケジュールから特定した外出先の天気情報に応じた外光照明制御内容で照明制御を行う。このため、使用者は、外出先の外光により近い光の色を認識できる。これにより、例えば身支度を整える際、外出先の屋外に近い光の下で、衣服を選んだり化粧を行ったりすることが可能となる。
【0066】
また、本実施形態の照明機器制御装置は、人物識別情報とスケジュールとに基づき、特定された人物の外出先の天気情報に応じた外光照明制御内容で照明制御を行う。このため、スケジュール中において、同時刻付近に複数の外出先が複数の人物によって指定されており、その外光モード対象の照明機器設置場所が同じであるような場合に効果的である。すなわち、その照明機器設置場所に誰が存在しているのかを特定し、特定された人物のスケジュールに基づいて制御を行うことができるので、間違った外出先の天気情報に応じた制御を防止することが可能となる。
【0067】
なお、本実施形態においては、スケジュール中の、人物識別情報によって特定された人物の外出先に応じた外光照明制御を行うが、この構成はなくてもよい。このときスケジュール取得部8は、外出先とその外出の日時とを有するスケジュール、を取得すればよく、つまり、スケジュール取得部8により取得されるスケジュールに、外出をする人物が設定されていなくてもよい。天気取得部5は、スケジュール中の外出先の天気情報を取得する。このときの構成図は実施形態2と同様になる。
【符号の説明】
【0068】
1 表示部
2 入力部
3 操作処理部
4 記憶部
5 天気取得部
6 外光モード設定部
7 時刻取得部
8 スケジュール取得部
9 人物情報取得部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
照明機器制御のための操作画面の表示を行う表示部と、
使用者の操作に応じて操作内容が入力される入力部と、
入力された前記操作内容に基づいて当該操作内容の対象照明機器を制御する操作処理部と、
前記照明機器の設置場所と、当該設置場所に対応した照明制御内容と、を記憶する記憶部と、
を備え、
前記操作処理部は、前記記憶部を参照して、前記照明機器を、当該照明機器の設置場所に応じた照明制御内容に制御する
ことを特徴とする照明機器制御装置。
【請求項2】
通信により天気情報を取得する天気取得部を備え、
前記記憶部は、1または複数の前記設置場所に対して、前記設置場所に応じた照明制御内容として、前記天気情報に対応した外光照明制御内容を記憶し、
前記操作処理部は、前記天気情報に対応した照明を行う設置場所にある前記照明機器を、前記天気取得部によって取得された天気情報と対応する前記外光照明制御内容に制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の照明機器制御装置。
【請求項3】
前記天気情報に対応した照明を行う外光モードを設定する外光モード設定部と、時刻情報を取得する時刻取得部と、を備え、
前記外光モード設定部は、前記時刻取得部によって取得された時刻情報が、あらかじめ設定された外出準備時間帯になると前記外光モードを設定し、
前記記憶部は、1または複数の前記設置場所に対して、前記外光モード用の前記設置場所に応じた照明制御内容として前記外光照明制御内容を記憶し、
前記操作処理部は、前記天気情報に対応した照明を行う設置場所にある前記照明機器を、前記外光モードが設定されている場合には前記天気取得部によって取得された天気情報と対応する前記外光照明制御内容に制御する
ことを特徴とする請求項2に記載の照明機器制御装置。
【請求項4】
前記天気情報に対応した照明を行う外光モードを設定する外光モード設定部と、日付および時刻の日時情報を取得する時刻取得部と、日付と当該日付での外出時間とを有するスケジュール、を取得するスケジュール取得部と、を備え、
前記外光モード設定部は、前記スケジュール中の外出時間の、あらかじめ設定された準備時間だけ前の時間になると前記外光モードを設定し、
前記記憶部は、1または複数の前記設置場所に対して、前記外光モード用の前記設置場所に応じた照明制御内容として前記外光照明制御内容を記憶し、
前記操作処理部は、前記天気情報に対応した照明を行う設置場所にある前記照明機器を、前記外光モードが設定されている場合には前記天気取得部によって取得された天気情報と対応する前記外光照明制御内容に制御する
ことを特徴とする請求項2に記載の照明機器制御装置。
【請求項5】
前記スケジュール取得部は、外出先と当該外出の日時とを有するスケジュール、を取得し、
前記天気取得部は、前記スケジュール中の外出先の天気情報を取得する
ことを特徴とする請求項4に記載の照明機器制御装置。
【請求項6】
前記外光モードによる制御の対象となる前記設置場所に存在する人物が誰であるかの人物識別情報を取得する人物情報取得部を備え、
前記スケジュール取得部は、外出先と当該外出の日時と当該外出をする人物とを有するスケジュール、を取得し、
前記天気取得部は、前記スケジュール中の、前記人物情報取得部により取得された人物の外出先の天気情報を取得する
ことを特徴とする請求項5に記載の照明機器制御装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate


【公開番号】特開2012−227046(P2012−227046A)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−94937(P2011−94937)
【出願日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】