説明

照明看板装置

【課題】筐体強度が低下せず、光源にLEDを用いても安価となり、暗視野部分のない明瞭な表示を可能とする照明看板装置を提供すること。
【解決手段】上面、下面及び左右の側面が透光性を有しないパネル12,13,14,15で覆われるとともに、正面及び背面が透光性を有する表示パネル16,17で覆われ、上面、下面及び左右の側面の各パネル12,13,14,15が略矩形筒状に形成された扁平な略矩形箱状の筐体11と、筐体11内における上面に複数のLED素子38が筐体11の幅方向に並んでユニット化されて配置され、上面から下面に向けて光を照射して表示パネル16,17の外面に形成された宣伝表示を外部に透光表示するLED光源60とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンビニエンスストアなどの店の前などに設置され、その店の商号や取扱い商品などを表示する照明看板装置に係り、LEDを照明光源として用いた照明看板装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に商号などを表示する照明看板は、上面、下面及び左右の側面が透光性を有しないパネルで覆われるとともに、正面及び背面が透光性を有する表示パネルで覆われた扁平な略矩形箱状の筐体と、筐体内に配置され、筐体の内側から表示パネルを照射して外部に透光表示する光源とを備えている。照明看板は、夜間などに光源を点灯することでその表示が目立つようになっている。下記特許文献1及び2に開示されるように、従来の照明看板には複数本の蛍光灯を光源に用いている。
【0003】
これに対し、最近では自然光に近い波長を発光するLEDが開発されており、LEDは消費電力が蛍光灯に比べて格段に小さいために電気代が安くなることから、省エネと経済性及び光源の新規性のアピールを兼ねて、下記特許文献3などに開示されるように、LEDを蛍光管の代わりに光源として用いることが推奨されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−319882号公報
【特許文献2】特開平11−7260号公報
【特許文献3】特開2010−151876号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、図8に示すように、従来の照明看板装置1は、筐体のフレーム2がアルミ合金のプレス成形体からなるとともに、筐体(フレーム2)内の中心に装置1の下部に立設されたスタンドポール3に連続する補強用ポール4を配置することによって、所要の筐体強度及び剛性を確保している。また、従来の照明看板装置1は、光源に蛍光灯5を用いており、図8に示すような縦長の装置1の場合には、フレーム2の内側に複数本の蛍光灯5が縦横に並んでいる。蛍光灯5は全方位的に光を照射するため、補強用ポール5の有無に関わらず、装置1の正面及び背面(各表示パネル)が均一な明るさとなるように照射することができる。
【0006】
しかしながら、筐体内に筐体強度を高めるための補強用フレームや補強用ポール4などの補強部材があると、内側から光を照射したときに表示に暗視野部分があらわれてしまい、明瞭な表示ができないことがある。これを防ぐために補強用フレームや補強用ポール4などを設けないと、筐体強度が低下してしまう。
【0007】
また、光源にLEDを用いた場合、透光表示させるためには多数のLEDを基板などに配置するため、看板装置の本体価格が高価になり、また、LEDの交換作業が煩雑となることからメンテナンス性が悪いものであった。特に、図8に示すような正面及び背面が表示面となる照明看板装置は、そのような多数のLEDが配置された基板を背中合わせにして配置するため、更に多くのLEDが必要となる。
【0008】
そこで本発明は、上記状況に鑑みてなされたものであり、筐体強度が低下せず、また、光源にLEDを用いても本体価格が安価となり、さらに、暗視野部分のない明瞭な表示を可能とする照明看板装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明に係る請求項1記載の照明看板装置10(50)は、上面、下面及び左右の側面が透光性を有しないパネル12,13,14,15で覆われるとともに、正面及び背面が透光性を有する表示パネル16,17で覆われ、前記上面、下面及び左右の側面の各パネル12,13,14,15が略矩形筒状に形成された扁平な略矩形箱状の筐体11と、
前記筐体11内に配置され、前記上面、前記下面及び前記左右の側面のうちの少なくとも一つの面側から対向する面側に向けて光を照射して前記表示パネル16,17の外面に形成された宣伝表示を外部に透光表示するLED光源40(60)と、を備えたことを特徴としている。
【0010】
請求項2記載の照明看板装置10(50)は、前記LED光源40(60)が、前記筐体11の前記上面、前記下面及び前記左右の側面の少なくとも一つの面に配置されたことを特徴としている。
【0011】
請求項3記載の照明看板装置10(50)は、前記LED光源40(60)として、複数のLED素子38が前記上面、前記下面及び前記左右の側面の長手方向に沿って並んでユニット化された光源ユニットを用いたことを特徴としている。
【0012】
請求項4記載の照明看板装置50は、上面、下面及び左右の側面が透光性を有しないパネル12,13,14,15で覆われるとともに、正面及び背面が透光性を有する表示パネル16,17で覆われ、前記上面、下面及び左右の側面の各パネル12,13,14,15が略矩形筒状に形成された扁平な略矩形箱状の筐体11と、
前記筐体11内における前記上面に複数のLED素子38が前記筐体11の幅方向に並んでユニット化されて配置され、前記上面から前記下面に向けて光を照射して前記表示パネル16,17の外面に形成された宣伝表示を外部に透光表示するLED光源60と、を備えたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る照明装置によれば、上面、下面及び左右の側面の各パネルがそれぞれ略矩形筒状に形成されているため、筐体を中空体としても筐体強度が低下しないようになる。また、筐体は完全な中空体であるため、これまで光を遮る原因となっていた補強部材による暗視野部分がなくなり、表示パネルの明瞭な表示が可能となる。さらに、LED(LED光源)からの光を上面、下面及び左右の側面の少なくとも一つの面側から対向する面側に向けて照射することにより、正面及び背面の表示パネルの均一な透光表示が可能となる。これにより、LEDの数量が抑えられ、低価格化を実現することができる。
【0014】
また、LED光源が筐体の上面、下面及び左右の側面に配置されることでこれらの面側からの光の照射が可能となるとともに、外観をシンプルに構成することができる。
【0015】
さらに、LED光源として、LEDがユニット化された光源ユニットを用いたことで組付けや光量調整などの作業が容易となる。また、ユニット化したことでこのユニットごとまとめて交換可能となるため、LEDを素子ごとに各個交換するという手間を省くことができるとともに、LEDを素子ごとに交換するときでも、その数量が少ないことに加えて、光源ユニットを簡単に筐体から取り出すことができるという利点があるため、筐体から取り出してから作業しやすい別の場所で交換作業を行えるようになる。これにより、メンテナンス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】(a)本発明の第一の実施の形態を示す平面図である。 (b)同正面図である。 (c)同側面図である。
【図2】第一の実施の形態の他の例を示す斜視図である。
【図3】図1(b)におけるA−A線断面図(一部省略)である。
【図4】図1(b)におけるB−B線断面図(一部省略)である。
【図5】(a)本発明の第二の実施の形態を示す平面図である。 (b)同正面図である。 (c)同側面図である。
【図6】第二の実施の形態の他の例を示す斜視図である。
【図7】第二の実施の形態における上部の側断面図である。
【図8】(a)従来の照明看板装置を示す平面図である。 (b)同正面図である。 (c)同側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。まず、図1乃至5を参照して第一の実施の形態を説明する。
【0018】
「第一の実施の形態」
図1に示すように、照明看板装置10は、扁平な略矩形箱状の筐体11を備えている。筐体11は、上面、下面及び左右の側面が透光性を有しないアルミ合金製の略矩形のパネル12,13,14,15で覆われて形成されており、また、正面及び背面がアクリル樹脂などからなる透光性を有する表示パネル16,17で覆われて形成されている。さらに、筐体11には、その下面13に円筒状のスタンドポール18が一体的に設けられている。この実施の形態は、筐体11の高さが2メートル程度の中型のものであり、スタンドポール18を介して、例えば店の敷地内などに立設されている。
【0019】
なお、図2にはこの形態の他の例、すなわち、筐体11の高さが1メートル程度の小型のものを示している。ここでは、筐体11は、スタンドポール18を介して、キャスタ20を備えた座板19に設けられている。この例の場合は、キャスタ20によって移動可能となるため、店の入口付近などのような任意の場所に設置されている。図2において、符号21はAC電源ケーブルである。AC電源ケーブル21の一端は店舗の外に設けられたAC電源ソケットに接続されるプラグ22を備えており、他端は座板19の底面及びスタンドポール18を通じて筐体11内に引き込まれている。図1と図2の例とは筐体11のサイズが違うだけでその構造は共通するものである。
【0020】
筐体11の正面及び背面を形成する各表示パネル16,17は、左側面パネル14と右側面パネル15の間に配置されてアルミ合金製の仕切りフレーム23によって上下に三つの区画に仕切られている。このうち、上部表示パネル16a,17aはメイン表示面となる。上部表示パネル16a,17aはパネル中の最も広い面積を有し、特に図2に示すように、この実施の形態では店のロゴなどが印刷されている。また、中間部表示パネル16b,17b及び下部表示パネル16c,17cは、上部表示パネル16a,17aよりは小さい面積の表示面となり、例えば、取扱い商品や営業時間などが印刷されている。
【0021】
また、図1における符号24は、上面パネルの長手方向(筐体11の幅方向)の両端部に設けられたアイボルトである。このアイボルト24は、主として設置時などに筐体11をつり上げるときにロープ掛けするために設けられている。図2の例ではそのような必要はないため、アイボルトなどは設けられていない。
【0022】
図3及び4に示すように、上面パネル12、下面パネル13、左側面パネル14及び右側面パネル15は共に、ビーム25を内部に通して補強された扁平な略矩形筒状に形成されている。これらの各パネルは、それぞれの内側の面にボルト26とナット27によって略矩形箱状の筐体11を形成するように連結されている。これにより、筐体11内に形状保持のための補強部材を用いなくても所定の筐体強度を確保することができる。特に下面パネル13は、補強板28とスタンドポール18の上面に一体化された連結用フランジ18aとの間に挟まれているため、他のパネル12,14,15よりも高い強度を確保することができる。
【0023】
上面パネル12、下面パネル13、左側面パネル14及び右側面パネル15のそれぞれの短手方向(筐体11の厚さ方向)の両端縁部には段差が設けられ、この段差位置にアルミ合金製の断面略L字形のパネル押えフレーム29がビス30によって取り付けられている。パネル押えフレーム29の接合端部は斜めにカットされた突合せ端部となり、また、パネル押えフレーム29は接合状態において矩形枠を形成している。
【0024】
さらに、上面パネル12の中央部には長手方向(筐体11の幅方向)に延びた透光孔31が設けられている。透光孔31は横向きの半円柱状(略かまぼこ形状)のカバー32によって覆われている。カバー32の短手方向(筐体11の厚さ方向)の両端縁部にはフランジ33が設けられており、このフランジ33がビス34によって固定され、カバー32は上面パネル12に取り付けられる。
【0025】
カバー32の上部内面にはその長手方向(筐体11の幅方向)に延びた水平ブラケット35が互いに対向して設けられている。この水平ブラケット35はこれと同様に筐体11の幅方向に延びた横長の略矩形の基板36を配置するためのものである。基板36はビス37によって水平ブラケット35に固定されている。基板36の下面にはLED素子38が実装されるとともに、図示しない降圧回路などが実装されている。LED素子38は、基板36の長手方向に等間隔をあけて複数並んで配列されるとともに、短手方向(筐体11の厚さ方向)に複数並んで配列されている。
【0026】
また、水平ブラケット35の下方には各LED素子38から照射される光を所定角度以上に拡散させないための傾斜反射面39が設けられている。周知のように、LEDの光束は減衰性が低い反面、指向性が高いため、従来の光源に比べて光拡散性に乏しいが、例えば上面から照射すれば下面まで輝度を維持したまま届くようになり、さらに、傾斜反射面39により光束が適度に広がり、表示パネル16,17の外面に形成された宣伝表示を外部に略均一に透光表示することが可能となる。このように、カバー32、基板36、基板36の下面に実装されたLED素子38、傾斜反射面39がユニット化されることにより、この実施の形態のLED光源としての光源ユニット40となる。
【0027】
第一の実施の形態によれば、上面パネル12、下面パネル13、左側面パネル14及び右側面パネル15がそれぞれ略矩形筒状に形成されているため、筐体11を中空体としても筐体強度が低下しないようになる。また、筐体11は完全な中空体であるため、これまで光を遮る原因となっていた補強部材による暗視野部分がなくなり、表示パネル16,17の明瞭な表示が可能となる。さらに、光源ユニット40のLED素子38からの光を上面側から下面側に向けて照射することにより、表示パネル16,17の略均一な透光表示が可能となる。
【0028】
また、LED光源として、ユニット化された光源ユニット40を用いたことで組付けや光量調整などの作業が容易となる。さらに、ユニット化したことで、交換時には光源ユニット40ごとまとめて交換可能となるため、LED素子ごとに各個交換するという手間を省くことができるとともに、LED素子ごとに交換したいときでも、光源ユニット40を簡単に筐体11から取り出すことができるため、作業しやすい別の場所で交換作業を行えるようになる。これにより、メンテナンス性が向上する。
【0029】
さらに、カバー32が上面に突出した外観形状であるため、光源にLEDを用いていることを外部に理解させることができる。これにより、照明看板装置10そのものが省エネ商品であることをアピールすることができる。
【0030】
なお、第一の実施の形態及びこの形態の他の例では、表示パネル16,17の高さが2メートル程度の中型、又は1メートル程度の小型のものであるため、上面パネル12だけに光源ユニット40を配置した構成であるが、上面パネル12に加えて、下面パネル13にも光源ユニット40を配置して上面側から下面側と下面側から上面側に向けてそれぞれ照射する構成としてもよい。このような構成によれば、大型の照明看板装置を好適に透光表示することができる。また、必ずしも光源ユニット40が上面パネル12にある必要はなく、下面パネル13、左側面パネル14及び右側面パネル15のいずれかに配置した構成としてもよい。
【0031】
次に、図5乃至7を参照して第二の実施の形態を説明する。なお、第二の実施の形態は、後述するLED光源が配置された位置以外は上述した第一の実施の形態と同等の構成である。したがって、以下の説明では第一の実施の形態と同一又は同等の箇所には同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0032】
「第二の実施の形態」
第二の実施の形態においても、図5には筐体11の高さが2メートル程度の中型のものを示しており、図6には他の例、すなわち、筐体11の高さが1メートル程度の小型のものを示している。図5と図6の例とは筐体11のサイズが違うだけでその構造は共通するものである。
【0033】
図7に示すように、この実施の形態(照明看板装置50)では、上面パネル12の内面に前述したLED光源となる光源ユニット60が配置されている。光源ユニット60は、上面パネル12に配置される基板61と、基板51の下面に実装されるLED素子38と、同じく基板61に実装される図示しない降圧回路などの各種回路とを備えている。基板61は、筐体11の幅方向に延びている。また、基板61には短手方向(筐体11の厚さ方向)の両端縁部が所定角度屈曲されてなる傾斜反射面62が設けられている。基板61はビス63によって上面パネル12の内面に固定されている。LED素子38は、基板61の長手方向に等間隔をあけて複数並んで配列されるとともに、短手方向に複数並んで配列されている。
【0034】
LED素子38から照射された光は、筐体11の上面から下面まで輝度を維持したまま届くようになり、また、傾斜反射面62により光束が適度に広がり、表示パネル16,17の外面に形成された宣伝表示を外部に略均一に透光表示することが可能となる。
【0035】
第二の実施の形態によれば、第一の実施の形態と同様、上面パネル12、下面パネル13、左側面パネル14及び右側面パネル15がそれぞれ略矩形筒状に形成されているため、筐体11を中空体としても筐体強度が低下しないようになる。また、筐体11は完全な中空体であるため、これまで光を遮る原因となっていた補強部材による暗視野部分がなくなり、表示パネル16,17の明瞭な表示が可能となる。さらに、光源ユニット60のLED素子38からの光を上面側から下面側に向けて照射することにより、表示パネル16,17の略均一な透光表示が可能となる。
【0036】
また、LED光源として、ユニット化された光源ユニット60を用いたことで組付けや光量調整などの作業が容易となる。さらに、ユニット化したことで、交換時には光源ユニット60ごとまとめて交換可能となるため、LED素子ごとに各個交換するという手間を省くことができるとともに、LED素子ごとに交換したいときでも、光源ユニット60を簡単に筐体11から取り出すことができるため、作業しやすい別の場所で交換作業を行えるようになる。これにより、メンテナンス性が向上する。
【0037】
さらに、LED光源(光源ユニット)60が筐体11の上面パネル12に配置されることで上面側からの光の照射が可能となるとともに、外観をシンプルに構成することができる。
【0038】
なお、第二の実施の形態及びこの形態の他の例でも、上述した第一の実施の形態と同様に表示パネル16,17の高さが2メートル程度の中型、又は1メートル程度の小型のものであるため、上面パネル12だけに光源ユニット60を配置した構成であるが、上面パネル12に加えて、下面パネル13にも光源ユニット60を配置して上面側から下面側と下面側から上面側に向けてそれぞれ照射する構成としてもよい。このような構成によれば、大型の照明看板装置を好適に透光表示することができる。また、必ずしも光源ユニット60が上面パネル12にある必要はなく、下面パネル13、左側面パネル14及び右側面パネル15のいずれかに配置した構成としてもよい。
【符号の説明】
【0039】
10,50…照明看板装置
11…筐体
12…上面パネル
13…下面パネル
14…左側面パネル
15…右側面パネル
16…(正面)表示パネル
17…(背面)表示パネル
38…LED素子
40,60…LED光源となる光源ユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上面、下面及び左右の側面が透光性を有しないパネル(12,13,14,15)で覆われるとともに、正面及び背面が透光性を有する表示パネル(16,17)で覆われ、前記上面、下面及び左右の側面の各パネルが略矩形筒状に形成された扁平な略矩形箱状の筐体(11)と、
前記筐体内に配置され、前記上面、前記下面及び前記左右の側面のうちの少なくとも一つの面側から対向する面側に向けて光を照射して前記表示パネルの外面に形成された宣伝表示を外部に透光表示するLED光源(40,60)と、
を備えたことを特徴とする照明看板装置。
【請求項2】
前記LED光源(40,60)が、前記筐体(11)の前記上面、前記下面及び前記左右の側面の少なくとも一つの面に配置されたことを特徴とする請求項1記載の照明看板装置。
【請求項3】
前記LED光源(40,60)として、複数のLED素子(38)が前記上面、前記下面及び前記左右の側面の長手方向に沿って並んでユニット化された光源ユニットを用いたことを特徴とする請求項2記載の照明看板装置。
【請求項4】
上面、下面及び左右の側面が透光性を有しないパネル(12,13,14,15)で覆われるとともに、正面及び背面が透光性を有する表示パネル(16,17)で覆われ、前記上面、下面及び左右の側面の各パネルが略矩形筒状に形成された扁平な略矩形箱状の筐体(11)と、
前記筐体内における前記上面に複数のLED素子(38)が前記筐体の幅方向に並んでユニット化されて配置され、前記上面から前記下面に向けて光を照射して前記表示パネルの外面に形成された宣伝表示を外部に透光表示するLED光源(60)と、
を備えたことを特徴とする照明看板装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−50620(P2013−50620A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−189105(P2011−189105)
【出願日】平成23年8月31日(2011.8.31)
【出願人】(390028185)株式会社エダキン (5)
【Fターム(参考)】