説明

熱交換器の処理装置および処理方法

【課題】熱交換器をリサイクルする際に、熱交換器の配管内に残留する潤滑油を効率よく分離する熱交換器の処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】熱交換器を構成する配管の複数の開口部が現れるように熱交換器を切断する切断工程と、熱交換器を、駆動手段によって回転可能な回転手段に配管の複数の開口部が回転手段の回転中心に対して外側を向くように設置する熱交換器設置工程と、駆動手段により回転手段を回転させて熱交換器の配管内の物質を熱交換器から分離する遠心分離工程を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機や冷凍装置に用いられる熱交換器の処理装置および処理方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
資源の有効活用を図り、地球環境の悪化を防止することを目的として各製品のリサイクルが盛んに行われるようになっている。
【0003】
家電製品においても、2001年4月に施行された家電リサイクル法の対象となる4製品(テレビ、洗濯機、エアコン、冷蔵庫)を中心としてリサイクルが行われている。
【0004】
そのなかで、エアコンと冷蔵庫は共に冷媒を封入した冷凍サイクルを有するとともに、その冷凍サイクルには冷媒を圧縮するコンプレッサと放熱あるいは吸熱を行う熱交換器が含まれる。
【0005】
そのため、エアコンや冷蔵庫のリサイクルでは少なくともコンプレッサおよび熱交換器の破砕工程、分別工程(金属の種類による分別)が含まれるが、冷凍サイクルを構成する配管の中には、冷媒だけではなくコンプレッサの駆動部分の磨耗防止の働きをする潤滑油が含まれている。
【0006】
配管のなかの潤滑油を除かずに破砕工程に進んだ場合、破砕箇所あるいは破砕手段の熱により残っていた潤滑油が加熱され、油煙が発生し作業環境が著しく悪化する。
【0007】
そこで、冷凍サイクルを構成するコンプレッサの潤滑油を抜き取る方法として、コンプレッサに冷媒や潤滑油抜き取り用のバルブを設ける構成が開示されている。(特許文献1参照)
【特許文献1】特開平11−336667号公報(第2頁、図8、図9等)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、従来例はコンプレッサに冷媒や潤滑油抜き取り用のバルブを設けたことにより、冷媒や潤滑油の抜き取りが容易になるものであるが、抜き取りには冷媒や潤滑油の自然落下に頼るものであり、多くの時間を費やす可能性がある。
【0009】
特に作業場所の温度あるいはコンプレッサ内温度が低い場合、潤滑油の粘度が上昇し、自然落下に頼る冷媒や潤滑油の抜き取りでは、さらに多くの時間を費やすことになる。
【0010】
熱交換器を構成する配管内の潤滑油抜き取りの場合も、図14に示すような自然落下に頼る方法では多くの時間を費やすとともに、自然落下では流れ落ちない潤滑油が残る可能性がある。さらに、潤滑油抜き取り中の熱交換器を並べておく場所が必要である。
【0011】
なお、図14において熱交換器101は熱交換器101を構成する配管102と垂直な面で切断されており、切断された熱交換器101は、配管102の複数個の開口部103を下にして置き台104に置かれ、配管102の開口部103から自然落下で流れ落ちる潤滑油105は受け部106で回収される。
【0012】
本発明は上記課題を解決するものであり、熱交換器を構成する配管内の潤滑油抜き取り作業を短時間で、かつ残留する潤滑油を極力少なくすることが可能な熱交換器の処理方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記目的を達成するために、本発明は、熱交換器を構成する配管の複数の開口部が現れるように熱交換器を切断する切断工程と、熱交換器を、駆動手段によって回転可能な回転手段に配管の複数の開口部が回転手段の回転中心に対して外側を向くように設置する熱交換器設置工程と、駆動手段により前記回転手段を回転させて前記熱交換器の配管内の物質を前記熱交換器から分離する遠心分離工程からなるものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、熱交換器を構成する配管の複数の開口部が現れるように前記熱交換器を切断する切断工程と、熱交換器を、駆動手段によって回転可能な回転手段に前記配管の複数の開口部が前記回転手段の回転中心に対して外側を向くように設置する熱交換器設置工程と、前記駆動手段により前記回転手段を回転させて前記熱交換器の配管内の物質を前記熱交換器から分離する遠心分離工程からなるものであり、熱交換器を構成する配管内の潤滑油抜き取り作業を短時間で、かつ残留する潤滑油を極力少なくすることが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明は、熱交換器を構成する配管の複数の開口部が現れるように熱交換器を切断する切断工程と、熱交換器を、駆動手段によって回転可能な回転手段に配管の複数の開口部が回転手段の回転中心に対して外側を向くように設置する熱交換器設置工程と、駆動手段により回転手段を回転させて熱交換器の配管内の物質を前記熱交換器から分離する遠心分離工程からなるものであり、熱交換器を構成する配管内の潤滑油抜き取り作業を短時間で、かつ残留する潤滑油を極力少なくすることが可能である。
【0016】
また、本発明は、駆動手段と、駆動手段によって回転可能であり、かつ熱交換器をその熱交換器を構成する配管の複数の開口部を回転中心に対して外側に向くように設置可能な据付手段を有する回転手段と、回転手段の回転に伴う飛散物を受ける飛散物回収手段とを有するものであり、熱交換器を構成する配管内の潤滑油抜き取り作業を短時間で、かつ残留する潤滑油を極力少なくすることが可能である。
【0017】
また、本発明は、少なくとも熱交換器の配管内温度を一定温度以上に上げる加熱手段を有するものであり、配管内の潤滑油の粘度を低く抑えることができ、熱交換器を構成する配管内の潤滑油抜き取り作業をさらに短い時間で、かつ残留する潤滑油を極力少なくすることが可能である。
【0018】
また、本発明は、回転手段の据付手段は回転手段に設置される熱交換器の倒れ防止のため熱交換器の側面を支持するとともに、少なくとも熱交換器の側面端部の一部は覆わない構成としたものであり、回転手段に熱交換器を設置する際、および回転手段から熱交換器を抜き取る際、据付手段が熱交換器を持つ手の妨げにはならず、作業効率の向上および安全性の向上につながる。
【実施例】
【0019】
(実施例1)
以下図面とともに、本発明の一実施例における熱交換器の処理方法および処理装置について説明する。
【0020】
図1に本発明の一実施例における熱交換器の処理方法に関するフローチャートを示す。
【0021】
図1において、まず熱交換器を配管の開口部が複数現れるように切断する切断工程(ステップS51)から開始される。
【0022】
切断工程(ステップS51)について図2〜図4を用いて説明する。図に示すように、エアコンなどに用いられる熱交換器1は通常冷媒を通す銅製の配管2と、配管2を通る冷媒の熱を放熱あるいは吸熱するためのアルミ製のフィン3を有する。
【0023】
そして、切断工程(ステップS51)では、熱交換器1は配管2に対して垂直に切断され、その切断面には配管2の開口部4が複数現れる。熱交換器1には図2に示すI字状のもの、図3に示すL字状のもの、図4に示すC字状のものが代表的であるが、いずれの形状の熱交換器1についても同様に配管2に対して垂直に切断される。
【0024】
次に、切断した熱交換器を回転手段に設置する熱交換器設置工程(ステップS52)に移る。
【0025】
熱交換器設置工程(ステップS52)について図5〜図8を用いて説明する。図5に示すように本発明の実施例における熱交換器の処理装置は熱交換器(図示せず)を設置する回転手段5を有し、回転手段5は回転軸6と回転軸6から放射状に配置された据付手段7と据付手段7の外周端をつなぐ位置決め固定する輪状の輪状固定部材8を有する。
【0026】
回転手段5は円筒状の飛散物回収手段9に内蔵され、図6に示すように回転手段5の回転軸6の下端は飛散物回収手段9の底部に設けられた軸受10に係合し、回転軸6の上端は飛散物回収手段9の上方開口部11に着脱自在に固定される板状の支持部材12に形成された支持孔13に係合する。また、飛散物回収手段9の底部には飛散物回収孔14に飛散物が流れるように傾斜面15が形成されている。なお、レバー12aは支持部材12を飛散物回収手段9の上方開口部11に着脱する際に用いる。
【0027】
駆動手段16は飛散物回収手段9の上方開口部11に固定した支持部材12上に設置され、駆動手段16に設けたモータ(図示せず)が回転手段5の回転軸6上端と係合する。駆動手段16にはモータの回転速度を調整するスピードコントローラ17および回転時間を設定するタイマ17が設けられている。
【0028】
図5では回転手段5の据付手段7を模式的に示したが、据付手段7は図7に示すように、棒状の金属部材の組合せにより構成されている。図7(a)は据付手段7の分解斜視図であり、切断した熱交換器1の側面を支える側面保持部7aと、熱交換器1の底部を支える底面保持部7bと、熱交換器1の配管の開口部4を支える外周面保持部7cを有する。
【0029】
図7(b)は据付手段7の側面保持部7aと据付手段7に保持された熱交換器1の位置関係を示す側面図である。図に示すように側面保持部7aの中央部Aは熱交換器1の高さより低い位置に形成されていることにより、熱交換器1を上方から設置する際、あるいは上方に取出す際、熱交換器1の中央上端部が側面保持部7aの各金属部材に触れることなく作業ができる。
【0030】
さらに、図6(a)に示すように、据付手段7を側面保持部7aの間隔が外周に向って徐々に広がるように構成とすることにより、熱交換器1の設置・取出し作業が容易になる。なお、側面保持部7aの間隔を全体的に広げるとさらに熱交換器1の設置・取出し作業が容易になるが、据付手段7の中で熱交換器1が動き易いため位置決めされず、回転手段5の回転が安定しにくいという可能性があるので、図6(a)に示す構成が好ましい。
【0031】
図8(a)および(b)に示すように、据付手段7の側面保持部7aの間隔を広く構成するとともに、三角柱状のL字熱交保持部材19を用いることにより、L字状の熱交換器1についても設置可能である。
【0032】
このように、I字熱交換器用の据付手段7とL字熱交換器用の据付手段7は側面保持部7aの間隔が異なるため、据付手段7を共用することに課題がある。ただし、例えば十字状に4つの据付手段7を配置した回転手段5の場合、同一線上の2つの据付手段7をI字熱交換器用に構成し、他の2つの据付手段7をL字熱交換器用に構成することにより、ひとつの回転手段5であっても、2種類の熱交換器の処理が可能である。
【0033】
図1に示すように、熱交換器設置工程(ステップS52)を終えると、回転手段を回転させて熱交換器の配管内の物質を熱交換器から分離する遠心分離工程(ステップS53)に移る。
【0034】
遠心分離工程(ステップS53)について図7を用いて説明する。図7に示すように、駆動手段16のモータによって回転手段5が回転すると、回転手段5に設置されている熱交換器1には遠心力が作用し、熱交換器1の配管2の開口部4からは、配管2に残留していた潤滑油が飛散する。飛散した潤滑油は円筒状の飛散物回収手段9の内面に衝突し、飛散物回収手段9の底面に形成された傾斜面15に落ちる。
【0035】
駆動手段15のモータが停止し、回転手段5の回転が止まってから飛散物回収孔14から潤滑油を飛散物回収手段9の外に流し出す。
【0036】
遠心分離工程(ステップS53)を経ることにより、熱交換器1の配管2内の潤滑油はほぼ除去でき、従来、熱交換器1を破砕する際に発生していた油煙の発生を無くすことができる。さらに遠心分離工程(ステップS53)により潤滑油を強制的に熱交換器から分離するので、自然落下に頼っていた従来の潤滑油抜き取り作業に比べて格段の時間短縮(実験では約1/10)となる。
【0037】
また、潤滑油は温度が上がることによって粘度が低くなるので、熱交換器1の配管2をヒータあるいは高周波で暖める加熱手段、あるいは潤滑油の抜き取り作業を行う部屋全体を暖める加熱手段(暖房装置)を設けることにより、配管2内の温度を一定以上に上げて潤滑油の粘度を低く抑えることができるので、効率良く潤滑油の抜き取り作業が行えるとともに、配管2内に残留する潤滑油をさらに少なくすることができる。
【0038】
図1に示すように、遠心分離工程(ステップS53)が完了すると、熱交換器を回転手段5から取り出す熱交換器取出工程(ステップS54)、熱交換器1の破砕工程(ステップS55)および破砕工程(ステップS55)で生まれた金属片の分別工程(ステップS56)に進む。
【0039】
(実施例2)
本発明の他の実施例における熱交換器の処理装置について、図面とともに説明する。
【0040】
図1に示す各工程において、熱交換器設置工程(ステップS52)および熱交換器取出工程(ステップS55)は手作業によって熱交換器1を扱うことになり、それらの作業の効率は作業者に頼ることが大きい。
【0041】
そこで、熱交換器設置工程(ステップS52)および熱交換器取出工程(ステップS54)の作業をより容易にできる熱交換器の処理装置を以下に示す。
【0042】
図9に示すように、熱交換器設置工程(ステップS52)および熱交換器取出工程(ステップS54)の各作業が行い易いように、熱交換器の処理装置全体を傾斜可能とする。これにより、飛散物回収手段9の上方開口部11が低くなり、上方開口部11からの熱交換器1の設置あるいは取出しが容易となる。
【0043】
熱交換器の処理装置を傾斜させる傾斜手段は、ひとつの手段に限らず、飛散物回収手段9の上方開口部11の一点を引き上げる構成であっても良いし、飛散物回収手段9の底部の一点を持ち上げる構成であっても良い。
【0044】
(実施例3)
図10に示すように、駆動手段16aを飛散物回収手段9の底部に設けることにより、飛散物回収手段9の上方開口部11から熱交換器1の設置あるいは取出しを行う際、支持部材12が設けられているので、上方開口部11の開口面積は変化しないが、熱交換器1が駆動手段15にぶつかることがないので、熱交換器1の設置あるいは取出しは確実に容易になる。
【0045】
図11は、図10に示す熱交換器の処理装置全体を傾斜可能としたものであり、図9の熱交換器の処理装置と同様、飛散物回収手段9の上方開口部11が低くなり、上方開口部11からの熱交換器1の設置あるいは取出しが容易となる。
(実施例4)
図12に示すように、駆動手段15を飛散物回収手段9の底部に設けるとともに、回転軸6aの剛性を持たせて、図10に示す支持部材12を省く構成である。上方開口部11の開口面積が広くなるので、熱交換器1の設置あるいは取出しは確実に容易になる。
【0046】
図13は、図12に示す熱交換器の処理装置全体を傾斜可能としたものであり、図9の熱交換器の処理装置と同様、飛散物回収手段9の上方開口部11が低くなり、上方開口部11からの熱交換器1の設置あるいは取出しが容易となる。
【0047】
なお、上記各実施例では、駆動手段15としてモータを用いることを前提に説明したが、手動の駆動装置とすることも可能である。
【0048】
さらに、各実施例では回転手段5が飛散物回収手段9に内蔵されている構成であるが、熱交換器1の設置あるいは取出しの際に、回転手段5と飛散物回収手段9が分離、あるいは回転手段5の一部が飛散物回収手段9から出る構成とすることにより、熱交換器1の設置あるいは取出しの作業が容易となる。
【0049】
また、上記実施例では熱交換器1をフィン3の存在する箇所で切断しているが、フィン3の存在しないU字管の部分で切断しても同様の効果を有する。
【産業上の利用可能性】
【0050】
以上のように本発明にかかる熱交換器の処理方法および処理装置は、エアコンを含む各種冷凍装置に用いられる熱交換器のリサイクルにおいて有効である。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本発明の一実施例における熱交換器の処理方法を示すフローチャート
【図2】同処理方法における熱交換器の切断工程を示す説明図
【図3】同処理方法における熱交換器の切断工程を示す説明図
【図4】同処理方法における熱交換器の切断工程を示す説明図
【図5】本発明の一実施例における熱交換器の処理装置の分解斜視図
【図6】(a)同処理装置の上面図、(b)同断面図
【図7】(a)同処理装置を構成する回転手段の要部分解斜視図、(b)同処理装置を構成する回転手段の要部側面図
【図8】(a)同処理装置の上面図、(b)同断面図
【図9】本発明の他の実施例における熱交換器の処理装置の斜視図
【図10】本発明の他の実施例における熱交換器の処理装置の斜視図
【図11】本発明の他の実施例における熱交換器の処理装置の斜視図
【図12】本発明の他の実施例における熱交換器の処理装置の斜視図
【図13】本発明の他の実施例における熱交換器の処理装置の斜視図
【図14】従来の熱交換器の処理方法を示す側面図
【符号の説明】
【0052】
1 熱交換器
2 配管
3 フィン
4 開口部
5 回転手段
6、6a 回転軸
7 据付手段
7a 側面保持部
7b 底面保持部
7c 外周面保持部
8 輪状固定部材
9 飛散物回収手段
10 軸受
11 上方開口部
12 支持部材
13 支持孔
14 飛散物回収孔
15 傾斜面
16、16a 駆動手段
17 スピードコントローラ
18 タイマ
19 L字熱交保持部材
S51 切断工程
S52 熱交換器設置工程
S53 遠心分離工程
S54 熱交換器取出工程
S55 破砕工程
S56 分別工程

【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱交換器を構成する配管の複数の開口部が現れるように前記熱交換器を切断する切断工程と、熱交換器を、駆動手段によって回転可能な回転手段に前記配管の複数の開口部が前記回転手段の回転中心に対して外側を向くように設置する熱交換器設置工程と、前記駆動手段により前記回転手段を回転させて前記熱交換器の配管内の物質を前記熱交換器から分離する遠心分離工程を有する熱交換器の処理方法。
【請求項2】
駆動手段と、前記駆動手段によって回転可能であり、かつ熱交換器をその熱交換器を構成する配管の複数の開口部を回転中心に対して外側に向くように設置可能な据付手段を有する回転手段と、前記回転手段の回転に伴う飛散物を受ける飛散物回収手段とを有する熱交換器の処理装置。
【請求項3】
少なくとも前記熱交換器の配管内温度を一定以上に上げる加熱手段を有する請求項2記載の熱交換器の処理装置。
【請求項4】
前記回転手段の前記据付手段は前記回転手段に設置される前記熱交換器の倒れ防止のため前記熱交換器の側面を支持するとともに、少なくとも前記熱交換器の側面端部の一部は覆わない構成とした請求項2記載の熱交換器の処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2006−322622(P2006−322622A)
【公開日】平成18年11月30日(2006.11.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−143741(P2005−143741)
【出願日】平成17年5月17日(2005.5.17)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】