説明

燃焼方法およびこれに用いる燃焼装置

【課題】炉体の内部において燃料と排ガスとの混合を良好にし、燃焼におけるNOxの生成を抑制する。
【解決手段】炉体11の内部に燃料を供給する燃料ノズル12を炉体11に設置し、炉体11の内部に燃焼空気を供給する空気ノズル18を炉体11に設置し、燃料ノズル12から燃料を間欠的に供給する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃焼方法およびこれに用いる燃焼装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内部に蓄熱部のみを備えた一対のリジェネレータを炉体に設置し、そのリジェネレータの給気排気兼用口を炉内に直接開口すると共に、前記給気排気兼用口とは、距離を置いた位置の前記炉内に、前記給気排気兼用口に対応して単数個又は複数個の燃料噴出部を直接開口させた窒素酸化物低発生燃焼装置が開示されている。
【0003】
この装置によれば、リジェネレ−タの給気排気兼用口からは、予熱された空気のみが噴出し、この給気排気兼用口から離れた位置に設置する燃料噴出部からは、燃料が噴出するので、空気および燃料は、各独立した噴流となり、混合して燃焼を開始する以前に、炉内に充満する不活性ガスである排ガスを大量に吸引混合する。つまり空気、燃料ともに排ガスで充分希釈されてから混合し燃焼するために、低い酸素濃度の緩慢な燃焼となり、また大量の排ガスの存在により火炎温度を低く抑えることができるので、サーマルNOxの生成を抑制できる。
【0004】
特許文献1以外に、液体燃料を燃焼させる装置として、例えば、特許文献2および特許文献3それぞれに開示された装置があり、粉体を燃焼させる装置として、例えば、特許文献4に開示された装置がある。
【0005】
しかしながら、前記装置による従来の燃料噴射では、燃料は連続的に噴射され、その外周部にのみ外気との接触面を有するので、中心部では不活性ガス(排ガス)と接触しにくい。したがって、燃料を排ガスと良好に混合すること、ひいてはサーマルNOxの生成を効果的に抑制することに対して改善の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平7−280210号公報
【特許文献2】特公平8−26970号公報
【特許文献3】特開2010−133391号公報
【特許文献4】特開2005−37040号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、炉体の内部において燃料と排ガスとの混合を良好にし、燃焼におけるNOxの生成を抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決する手段として、本発明の燃焼方法は、炉体の内部に燃料を供給する燃料供給部を前記炉体に設置し、前記炉体の内部に燃焼空気を供給する空気供給部を前記炉体に設置し、前記燃料供給部から前記燃料を間欠的に供給するようにした。
【0009】
この方法によれば、燃料供給部から燃料を間欠的に供給して燃料の単位体積当たりの表面積を増加させることができる。これにより、燃料と、炉体の内部で燃料と燃焼空気との燃焼により生じた排ガスとを良好に混合できる。そして、燃料の周囲に排ガスを存在させることにより低い酸素濃度で燃焼を進行させることができる、すなわち燃焼の進行速度を緩慢にすることができるので、火炎温度を低く抑えることができ、サーマルNOxの生成を抑制できる。
【0010】
前記燃料供給部の燃料流量、および前記空気供給部の空気流量を算出し、前記算出した燃料流量となるように前記燃料を供給圧力に応じた供給周波数で前記燃料供給部により間欠的に供給するとともに、前記算出した空気流量で前記燃焼空気を前記空気供給部により供給することが好ましい。この方法によれば、燃料の酸素希薄燃焼により、過剰な温度上昇を回避することができる。これにより、燃焼におけるNOxの生成を抑制できる。
【0011】
前記燃料は、液体、固体、または気体のいずれか1つを含むことが好ましい。
【0012】
前記課題を解決する手段として、本発明の燃焼装置は、炉体の内部に燃料を供給するように前記炉体に設けられた燃料供給部と、前記炉体の内部に燃焼空気を供給するように前記炉体に設けられた空気供給部と、前記燃料供給部から前記燃料を間欠的に供給するコントローラとを備えるようにした。
【0013】
この構成によれば、コントローラにより、燃料供給部から燃料を間欠的に供給して燃料の単位体積当たりの表面積を増加させることができる。これにより、燃料と、炉体の内部で燃料と燃焼空気との燃焼により生じた排ガスとを良好に混合できる。そして、燃料の周囲に排ガスを存在させることにより低い酸素濃度で燃焼を進行させることができる、すなわち燃焼の進行速度を緩慢にすることができるので、火炎温度を低く抑えることができ、サーマルNOxの生成を抑制できる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、燃料供給部から燃料を間欠的に供給して燃料の単位体積当たりの表面積を増加させることができる。これにより、燃料と、炉体の内部で燃料と燃焼空気との燃焼により生じた排ガスとを良好に混合できる。そして、燃料の周囲に排ガスを存在させることにより低い酸素濃度で燃焼を進行させることができる、すなわち燃焼の進行速度を緩慢にすることができるので、火炎温度を低く抑えることができ、サーマルNOxの生成を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明にかかる燃焼方法に用いる燃焼装置を示す概略図。
【図2】燃料の間欠供給を示す図。
【図3】間欠供給の供給状態を示す図。
【図4】燃料を連続供給した比較例を示す図。
【図5】本発明の燃焼方法における燃料と燃焼空気の供給状態を示す図。
【図6】供給口からの距離と燃料の表面積との関係を示す図。
【図7】炉体の内部における液体燃料および燃焼空気の供給状態を示す図。
【図8】炉体の内部における微粒化した液体燃料および燃焼空気の供給状態を示す図。
【図9】炉体の内部における液体燃料および燃焼空気の供給状態を示す図。
【図10】炉体の内部における固体燃料および燃焼空気の供給状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0017】
図1は、本発明にかかる燃焼方法に用いる燃焼装置10を示す。燃焼装置10には、略直方体の炉体11の内部に燃料を供給する複数(本実施例では4本)の燃料ノズル12a,12b,12c,12dが、供給口13a,13b,13c,13dを介してそれぞれ直接開口するとともに、炉体11の一側に互いに間隔をあけるように設けられている。複数の燃料ノズル12a〜12dは、それぞれ弁14a〜14dを備えている。各燃料ノズル12a〜12dには、燃料を送出するポンプ15を介して燃料供給源16が接続されている。燃料ノズル12a〜12dと弁14a〜14dとは、燃料供給部32a〜32dを構成する。
【0018】
炉体11には、供給口17を介して内部に直接開口する燃焼空気を供給する空気ノズル18が設けられている。空気ノズル18には、弁19を介して空気供給源20が接続されている。空気ノズル18は、燃料ノズル12a〜12dが設けられた燃料ノズル設置面21と略直交する空気ノズル設置面22において、燃料ノズル設置面21側に設けられている。空気ノズル18の供給方向は、燃料ノズル12a〜12dの供給方向と直交する。空気ノズル18と弁19とは、空気供給部33を構成する。
【0019】
燃焼装置10には、炉体11の内部温度を測定する温度センサ23が設けられている。温度センサ23は、炉体11の内部温度の測定値を後述するコントローラ24に送信する。
【0020】
燃焼装置10には、コントローラ24が設けられている。コントローラ24は、複数の燃料ノズル12a〜12dの各弁14a〜14dと接続されている。また、コントローラ24は、空気ノズル18の弁19、および、温度センサ23と接続されている。コントローラ24は、温度センサ23から送信された炉体11の内部温度の測定値と予め入力された設定炉温とに基づいて各弁14a〜14dの開閉を独立して制御するとともに、弁19の開閉を制御する。
【0021】
燃焼装置10の炉体11には、排気部25が設けられている。排気部25は、空気ノズル設置面22と対向する排気部設置面26に、空気ノズル18と対向する位置に設けられている。排気部25により、燃料と燃焼空気との燃焼により生じた排ガスが排気される。
【0022】
続いて、本発明にかかる燃焼方法を説明する。
【0023】
燃焼装置10では、炉体11の内部温度が温度センサ23で測定され、この測定値がコントローラ24に入力される。コントローラ24は、前記測定値とコントローラ24に予め入力されている設定炉温とを比較して温度偏差を演算する。その後、コントローラ24は、予め設定されている燃焼量パターンから前記内部温度と温度偏差とに対応する燃焼装置10の燃焼量を決定する。そして、コントローラ24は、この燃焼量に見合う燃料供給部32a〜32dの燃料流量、および空気供給部33の空気流量を算出し、算出した燃料流量となるように供給圧力に応じた供給周波数を決定する。ここで、供給周波数とは、燃料の供給状態とこの供給状態の後に続く供給停止状態から構成される燃料供給パターンが単位時間に何回繰り返されるかを示すものである。供給周波数はある値を超えると、供給された燃料パフ34(図2参照)間の間隔が広がらず連続流と同じことになってしまい、また、供給周波数が低すぎる場合、1回の供給量が多くなるために、燃料パフ34が細かくならなくなる。したがって、本発明では、燃料の供給状態が連続流とならずに燃料パフ34を細かくできるように供給周波数を設定している。
【0024】
コントローラ24の制御により、炉体11の内部に供給する燃料流量と燃焼空気流量のそれぞれが決定されると、燃料ノズル12a〜12dの弁14a〜14dを開閉して前記燃料流量となるように設定した供給周波数で燃料を間欠供給するとともに、弁19の開度を調節して空気ノズル18により前記燃焼空気流量の燃焼空気を供給する。このようにして、コントローラ24は、前記決定した燃焼量に見合うよう燃料ノズル12a〜12dに供給される燃料の供給量(燃料流量)と燃焼空気の供給量(燃焼空気流量)とを空気比を予め設定した値に保持したまま制御する。
【0025】
なお、「間欠供給」とは、図2に模擬的に示すように、パフ34(1回に噴射した時の燃料粒子の集団)とその後に続くパフ34との間に間隙を有するように供給することを意味する。したがって、前記供給は、噴射方向に対するパフ34の後側とその後に続くパフ34の前側との間に、外気が流入可能な状態となる供給であればよい。図3中のA〜Dは、間欠供給の供給状態の例を示す。図3中のA〜Dは、いずれも、横軸を時間T、縦軸を流量Qとしている。供給状態は、図3中のA〜Dのように、それぞれ、ある供給開始時点から次の供給開始時点までの間隔や供給量(流量×供給時間)が異なっていてもよく、Bのように前記間隔、供給量(流量:ランダム、供給時間:ランダム)がランダムでもよい。好ましくは、Aのように供給周期が一定、供給量(流量:一定、供給時間:一定)が一定、かつ、供給時間と供給停止時間が同じ長さである。そして、供給状態Aにおいては、供給周波数は、0.1〜1000Hzであり、好ましくは0.1〜10Hzである。1回の供給量は、燃焼量に応じて決定される。また、この場合の「Hz」の定義は、正弦波を意味するのではなく、1秒あたりの噴射回数を示すために用いており、上記のように、ランダムな噴射も含めて表現するものである。
【0026】
次に、燃料を連続供給した場合における外気と接触可能な表面積と、燃料を間欠供給した場合における外気と接触可能な表面積とを算出結果により比較する。
【0027】
図4は、燃料を連続供給した比較例を示す。燃料を連続的に供給した場合、燃料は燃焼空気と燃料の流れ方向に対して横方向からのみ混合される(図4では、燃料と燃焼空気との混合状態を、流れ方向において、燃料ノズル12の供給口13からX離れた位置の長さYの範囲についてのみ図示している。)。
【0028】
図5は、本発明の燃焼方法における燃料と燃焼空気の供給状態を示す(図5では、燃料と燃焼空気との混合状態については、流れ方向において、燃料ノズル12の供給口13からX離れた位置の長さYの範囲についてのみ図示している。)。燃料パフ34の流れ方向の長さは一定値Yであり、燃料パフ34とこの燃料パフ34に隣接する燃料パフ34との間の間隔は一定値Zである。比較例では、燃料と燃焼空気との混合面は燃料の流れ方向に対して横方向のみとなるが、本発明では、燃料を間欠的に供給しているため、燃料と燃焼空気との混合面は横方向および前後方向となる。
【0029】
表1は、供給角θ=20°で燃料を連続供給(A)した場合、および間欠供給(B)した場合のそれぞれについて、流れ方向の長さY=100(mm)とした燃料パフ34の各位置での表面積を算出した結果を示す。図6は、表1の算出結果について、供給口13からの距離X(mm)と表面積Sを、x座標、y座標それぞれについてプロットしたものである。間欠供給(B)した場合の燃料の表面積Sは、連続供給(A)した場合の燃料の表面積Sに対して、供給口13から離れるにつれて格段に増加することが分かる。したがって、燃料供給部32から燃料を間欠的に供給して燃料の単位体積当たりの表面積を増加させることができる。
【0030】
【表1】

【0031】
次に、上述した実施の形態で説明した燃焼方法の適用例について説明する。炉体11の内部での供給状態を分かりやすくするため、燃料ノズル12および空気ノズル18は、それぞれ1つとしている。
【0032】
図7および図8は、それぞれ、炉体11の内部における液体燃料および燃焼空気の供給状態を示す。燃料ノズル12と空気ノズル18とは、互いに間隔をあけて設けられている。これらの状態では、燃料パフ34の外面に燃料と燃焼空気との燃焼により生じた排ガスを接触させ燃料と排ガスとを良好に混合できる。そして、燃料の周囲に排ガスを存在させることにより低い酸素濃度で燃焼を進行させることができる、すなわち燃焼の進行速度を緩慢にすることができるので、火炎温度を低く抑えることができ、サーマルNOxの生成を抑制できる。
【0033】
特に、図8の供給状態では、液体燃料を、供給口径が30〜70μmの燃料ノズル12を使用し、供給圧力300〜700MPaで間欠供給することにより微粒化している。このように、高圧での間欠供給によって液体燃料を微粒化することで外気との接触面積はさらに増加するので、液体燃料は排ガスとさらに良好に混合できる。
【0034】
図9は、燃料ノズル12と、燃料ノズル12の外周に設けられた空気ノズル18とによる液体燃料および燃焼空気の供給状態を示す。この状態では、燃焼空気が燃焼空気の外側の排ガスを巻き込みながら燃料パフ34の外面に向かって移動するので、燃焼空気および排ガスと良好に混合できる。そして、燃料の周囲に排ガスを存在させることにより低い酸素濃度で燃焼を進行させることができる、すなわち燃焼の進行速度を緩慢にすることができるので、火炎温度を低く抑えることができ、サーマルNOxの生成を抑制できる。
【0035】
図10は、炉体11の内部における固体燃料および燃焼空気の供給状態を示す。燃料ノズル12と空気ノズル18とは、互いに間隔をあけて設けられている。例えば微粉炭のような固体燃料の場合、液体燃料と比較すると燃焼しにくいものの、外気との接触面積を増加させることにより、液体燃料の場合と同様の効果を得ることができる。
【0036】
また、間欠供給された固体燃料には、一部ではなく表面全体に還元領域が形成されるので、フューエルN分がN還元されやすくなり、NOxの生成量を大幅に低下させることができる。なお、間欠供給した固体燃料は、還元領域を形成しながらも完全燃焼できる。
【0037】
本発明によれば、燃料供給部32から燃料を間欠的に供給して燃料の単位体積当たりの表面積を増加させることができる。これにより、燃料と、炉体11の内部で燃料と燃焼空気との燃焼により生じた排ガスとを良好に混合できる。そして、燃料の周囲に排ガスを存在させることにより低い酸素濃度で燃焼を進行させることができる、すなわち燃焼の進行速度を緩慢にすることができるので、火炎温度を低く抑えることができ、サーマルNOxの生成を抑制できる。
【0038】
本発明では、特に、コントローラ24の制御により、炉体11の内部に供給する燃料流量と燃焼空気流量のそれぞれを決定し、燃料ノズル12a〜12dの弁14a〜14dを開閉して前記燃料流量となるように設定した供給周波数で燃料を間欠供給するとともに、弁19の開度を調節して空気ノズル18により前記燃焼空気流量の燃焼空気を供給するので、燃料を酸素が希薄な状態で燃焼させることができる。これにより、過剰な温度上昇を回避することができる。これにより、燃焼におけるNOxの生成を抑制できる。
【0039】
本発明では、燃料、燃焼空気を流して燃料流量、燃焼空気流量を実測するわけではないので、フィードバック制御のような流量の変動がなく、制御が非常に安定する。また、同一設備に対して、液体、固体のいずれの燃料でも利用できる。
【0040】
液体の燃料を供給圧力300〜700MPa程度の超高圧で供給する場合、炉体11内部の圧力などの影響を受けずに常に安定して燃料を供給することができる。供給口径が30〜70μm程度の超微小ノズル12から超高圧で微粒化して燃料を供給するので、燃料の単位体積当たりの表面積を増加させることができる。
【0041】
本発明は実施形態のものに限定されず、種々の変形が可能である。例えば、本発明はリジェネレーティブバーナに対しても適用できる。また、コントローラ24により、複数の燃料ノズル12の供給順序を制御することにより、炉体11の内部の温度分布を制御するようにしてもよい。さらに、本発明における燃料は、気体でもよい。燃料が気体であっても、液体燃料と同様の作用、効果が得られる。
【符号の説明】
【0042】
10 燃焼装置
11 炉体
12a,12b,12c,12d 燃料ノズル
13a,13b,13c,13d 供給口
14a,14b,14c,14d 弁
15 ポンプ
16 燃料供給源
17 供給口
18 空気ノズル
19 弁
20 空気供給源
21 燃料ノズル設置面
22 空気ノズル設置面
23 温度センサ
24 コントローラ
25 排気部
26 排気部設置面
32 燃料供給部
33 空気供給部
34 パフ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
炉体の内部に燃料を供給する燃料供給部を前記炉体に設置し、
前記炉体の内部に燃焼空気を供給する空気供給部を前記炉体に設置し、
前記燃料供給部から前記燃料を間欠的に供給することを特徴とする燃焼方法。
【請求項2】
前記燃料供給部の燃料流量、および前記空気供給部の空気流量を算出し、
前記算出した燃料流量となるように前記燃料を供給圧力に応じた供給周波数で前記燃料供給部により間欠的に供給するとともに、前記算出した空気流量で前記燃焼空気を前記空気供給部により供給するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の燃焼方法。
【請求項3】
前記燃料は、液体、固体、または気体のいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の燃焼方法。
【請求項4】
炉体の内部に燃料を供給するように前記炉体に設けられた燃料供給部と、
前記炉体の内部に燃焼空気を供給するように前記炉体に設けられた空気供給部と、
前記燃料供給部から前記燃料を間欠的に供給するコントローラと
を備えることを特徴とする燃焼装置。
【請求項5】
前記コントローラは、前記燃料供給部の燃料流量、および前記空気供給部の空気流量を算出し、
前記算出した燃料流量となるように供給圧力に応じた供給周波数で間欠的に供給して前記燃料に前記算出した空気流量で前記燃焼空気を前記空気供給部により供給するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の燃焼装置。
【請求項6】
前記燃料は、液体、固体、または気体のいずれか1つを含むことを特徴とする請求項4または5に記載の燃焼装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate