説明

物品収納庫の組立構造

【課題】溶接作業を省略化することにより、製造工程を簡略化することができ、組立作業を容易にするとともに、塗装作業が容易であって、塗装斑も生じることなく、塗装の仕上がりを良好にすることができ、かつ運送費の削減化を図ることができるようにする。
【解決手段】底板15の左右側縁15b,15bならびに後縁15cに、外向き水平方向に開口する挿入溝26,31をそれぞれ形成する。平面視前向きコ字状に互いに連設して形成した左右の側面板13,13と後面板14の下端に、前記挿入溝26,31に挿入する内向き水平方向に延びる挿入片21,22をそれぞれ形成する。これらの挿入片21,22を、挿入溝26,31にそれぞれ挿入した状態をもって、左右の側面板13,13ならびに底板15の各前端13a,15aを、前記前面板12の後面に突合せ当接させて、ビス32により互いに固定して組み付ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品陳列棚などの商品陳列什器の下部空間に引出し可能に格納されるストッカーなどの物品収納庫の組立構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の商品陳列棚におけるストッカーには、引出し式としたもの(例えば特許文献1参照)や、底板の下面にキャスターを設けることにより、床面上に自由に移動できるようにしたもの(例えば特許文献2参照)等がある。
【0003】
このようなストッカーは、前面板と、左右1対の側面板と、後面板と、底板との各構成部材によって、上面が開口する箱状の組立構造を有している。
【0004】
しかし、特許文献1、2記載されたストッカーでは、工場において、各構成部材を組み立てて、互いに溶接することにより一体化しているため、その製造工程が煩雑となるばかりでなく、箱状に組み立てて一体化したものに、塗装処理を施していることから、塗装作業が難しく、塗装斑が生じ易い。
また、工場で組み立てた製品をそのまま荷造りして、現場に搬送していることから、一度に大量に搬送することができないため、運送費も嵩むという問題があった。
【特許文献1】特開2007−130362号公報
【特許文献2】特開2000−201782号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記の現状に鑑み、溶接作業を省略化することにより、製造工程を簡略化することができ、組立作業を容易にするとともに、塗装作業が容易であって、塗装斑も生じることなく、塗装の仕上がりを良好にすることができ、かつ運送費の削減化を図ることができるようにした物品収納庫の組立構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題は、「特許請求の範囲」の欄における各請求項に記載するように、次のようにな構成からなる発明によって解決される。
【0007】
(1) 前面板と、左右1対の側面板と、後面板と、底板とを具備した物品収納庫の組立構造であって、底板の左右側縁ならびに後縁に、外向き水平方向に開口する挿入溝をそれぞれ形成するとともに、平面視前向きコ字状に互いに連設して形成した左右の側面板と後面板の下端に、前記挿入溝に挿入する内向き水平方向に延びる挿入片をそれぞれ形成し、かつこれらの挿入片を前記挿入溝にそれぞれ挿入した状態をもって、左右の側面板ならびに底板の各前端を、前記前面板の後面に突合せ当接させて、固定手段により互いに固定して組み付ける。
【0008】
(2) 上記(1)項において、挿入溝を、底板の下面の左右側縁ならびに後縁に沿って、外縁側が底板の下面から下方に向けて離間しうるように外向き水平方向に段状に折曲された当板を配設することにより形成する。
【0009】
(3) 上記(2)項において、当板の外端縁を、さらに下方に向けて折曲したものである。
【0010】
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、物品収納庫が、上部に手掛け部を有する前面板と、左右1対の側面板と、後面板と、底板と、この底板の下面に設けられた前後ならびに左右1対のキャスターとを備えた、上面が開口する箱状のストッカーである。
【0011】
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、底板の下面に、左右方向に延びる前後1対の断面逆ハット型形状の強度部材を設けるとともに、この強度部材の下面に、左右1対のキャスターをそれぞれ着脱可能に取り付ける。
【0012】
(6) 上記(5)項において、後部強度部材の後端縁に、底板における下面の後縁に沿って配設される当板を、外方に向けて一体に延設する。
【発明の効果】
【0013】
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
請求項1記載の発明によると、底板の左右側縁ならびに後縁に、外向き水平方向に開口する挿入溝をそれぞれ形成するとともに、平面視前向きコ字状に互いに連設して形成した左右の側面板と後面板の下端に、挿入溝に挿入する内向き水平方向に延びる挿入片をそれぞれ形成し、かつこれらの挿入片を挿入溝にそれぞれ挿入した状態をもって、左右の側面板ならびに底板の各前端を、前面板の後面に突合せ当接させて、固定手段により互いに固定して組み付けてあるので、溶接作業を省略化することができるため、製造工程を簡略化することができ、組立作業が容易となる。
また、各構成部材の組立て後に塗装を施すのではなく、組立て前に組立部品単位で塗装を施すことができるため、塗装が容易となり、塗装りの仕上がりを良好にすることができる。
また、各組立構成部材を溶接することなしに組み立てるようにしてあるため、部品単位で出荷して、現場において組み立てるようにすることにより、各構成部材毎の大量搬送が可能になり、運送費の削減化を図ることができる。
【0014】
請求項2記載の発明によると、挿入溝を、底板の下面の左右側縁ならびに後縁に沿って、外縁側が底板の下面から下方に向けて離間しうるように外向き水平方向に段状に折曲された当板を配設することにより形成してあるので、底板を補強することができるとともに、平面視前向きコ字状に互いに連設して形成した左右の側面板と後面板を、溶接することなしに、底板の左右側縁ならびに後縁に容易に組み付けることができる。
【0015】
請求項3記載の発明によると、当板の外端縁を、さらに下方に向けて折曲したものであるので、底板を、さらに補強することができるとともに、左右の側面板と後面板の挿入片を、底板の挿入溝に挿入する際に、当板の折曲部分で案内することができ、左右の側面板ならびに後面板と底板との組み付けが容易に行える。
【0016】
請求項4記載の発明によると、物品収納庫が、上部に手掛け部を有する前面板と、左右1対の側面板と、後面板と、底板と、この底板の下面に設けられた前後ならびに左右1対のキャスターとを備えた、上面が開口する箱状のストッカーであるので、物品の収納や保管、あるいは搬送などの用途に応じて効果的に利用することができる。
【0017】
請求項5記載の発明によると、底板の下面に、左右方向に延びる前後1対の断面逆ハット型形状の強度部材を設けるとともに、この強度部材の下面に、左右1対のキャスターをそれぞれ着脱可能に取り付けてあるので、底板の補強とともに、現場でのキャスターに着脱を容易に行うことができる。
【0018】
請求項6記載の発明によると、後部強度部材の後端縁に、底板における下面の後縁に沿って配設される当板を、外方に向けて一体に延設してあるので、底板の強度を、より向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明における一実施形態の組立構造を備えるストッカーの商品陳列棚からの引出し状態を示す斜視図、図2は、ストッカーを下から見上げた状態を示す斜視図、図3は、図1におけるIII−III線の拡大断面図、図4は、前面板を後方から見た分解斜視図、図5は、互いに連設される側面板と後面板との展開状態を後方から見た斜視図、図6は、底板を下から見上げた分解斜視図、図7は、ストッカーを下から見上げた状態を示す分解斜視図、図8は、前面板と側面板との取付状態および底板へのキャスターの取付状態を示す要部拡大分解斜視図、図9は、図2のIX−IX線における側面板と底板との挿入状態を一部分解して示す要部拡大断面図、図10は、図2のX−X線における後面板と底板との挿入状態を一部分解して示す要部拡大断面図、図11は、側面板と後面板との折曲角部における要部拡大横断面図、図12は、コーナー部材を部分的に拡大して示す斜視図である。
【0020】
図1に示すように、商品陳列棚1は、前後に背中合わせで床面上に載置された前後1対の架台2,2と、これら架台2,2の前後方向における中央部の左右外側面に形成した上下方向に延びる切欠溝2aにそれぞれ組み付けられて、上向きに立設された左右1対の支柱3,3と、これら左右の支柱3,3の上端部間を連結する横連結杆4とを有する。
【0021】
各支柱3の前後両面には、上下方向に等間隔をもって左右2列に配列した複数の係止孔5がそれぞれ設けられており、これら左右の支柱3,3における同一高さ位置の係止孔5,5には、左右1対の棚板ブラケット6,6が、その後端をフック掛けすることにより、装着されているとともに、この左右の棚板ブラケット6,6間上に棚板7を載置することにより、複数の棚板7が上下多段状に取り付けられている。
【0022】
架台2は、前後方向に開口する下向きコ字状の箱体8によって、後記するストッカー10を引出し可能に格納する下部空間9が形成されている。
【0023】
ストッカー10は、図2および図3に示すように、上面が開口する箱状をなすとともに、上部に手掛け部11を有する前面板12と、左右1対の側面板13,13と、後面板14と、底板15と、底板15における下面の前後にそれぞれ着脱可能に取り付けられた左右1対のキャスター16,16とを備えている。
【0024】
前面板12は、図4に示すように、外周縁を内側後方に向けて水平に折曲させた一枚の鋼板によって形成されており、その上端部における水平折曲片の端縁をさらに垂下させ、かつ外側前方に向けて水平に折曲することにより、矩形状の断面を有する前記手掛け部11が形成されるようになっている。
【0025】
前面板12における後面の下半部には、上下方向に沿って左右1対の固定板17,17が溶接によって固定されており、この固定板17の左右に互いに向かい合う内側端縁を、後方に向けて平面視L字状に折曲することにより、左右の側面板13,13の前端面がそれぞれ当接される突当て面18を形成するとともに、この突当て面18の上下位置には、ねじ孔19,19が設けられている。
【0026】
左右1対の側面板13,13と後面板14とは、図5に示すように、展開状態において、1枚の鋼板によって一体に形成されており、各面板13,14のそれぞれの境界位置に、複数のスリット状の抜き孔20を上下方向に沿って列設することにより、図5に想像線で示すように、 左右の側面板13,13と後面板14とが、各々の抜き孔20に沿って平面視前向きコ字状に容易に折曲可能となるように構成されている。
【0027】
左右の側面板13,13と後面板14の下端には、内向き水平方向に延びる挿入片21,22が、それぞれ形成されているとともに、各面板13,14の上端は、外向き水平方向に折曲され、かつ前端を外向きに折曲して形成された側面板13の前端面13aには、前面板12における後面の固定板17の突当て面18に設けた上下のねじ孔19,19に整合する上下に縦長の長孔23,23が設けられている。
【0028】
底板15は、図6に示すように、一枚の鋼板によって形成されており、その前端縁15aが側面視下向きL字状に折曲されている。
底板15の下面には、その左右側縁15b,15bに沿って、左右1対の当板24,24が、溶接することにより配設されているとともに、図9、図10に示すように、これらの当板24の外縁25側を、底板15の下面から下方に向けて離間しうるように外向き水平方向に段状に折曲することにより、左右の側面板13の下端に形成した前記挿入片21が挿入される挿入溝26が、外向き水平方向に開口させて設けられている。
当板24における外縁25側の端縁25aは、さらに下方に向けて折曲させてある。
【0029】
底板15の下面には、左右方向に延びる前後1対の断面逆ハット型形状の強度部材27,28が溶接によって固定されているとともに、後部強度部材28の後端縁28aには、底板15における下面の後縁15cに沿って配設される当板29が、外方に向けて一体に延設されている。
【0030】
当板29は、前記左右の当板24と同様に、その外縁30側を、底板15の下面から下方に向けて離間しうるように、外向き水平方向に段状に折曲することにより、前記後面板14の下端に形成した挿入片22が挿入される挿入溝31が、外向き水平方向に開口させてある。
当板29における外縁30側の端縁30aは、前記当板24と同様に、さらに下方に向けて折曲させてある。
【0031】
本発明のストッカー10を組み立てるには、図7および図8に示すように、前面板12と、左右1対の側面板13,13と、後面板14と、底板15とを、それぞれ個別に塗装処理した後に、工場または現場において、まず、互いに連設した左右の側面板13,13と後面板14とを平面視前向きコ字状に折曲する。
【0032】
次いで、底板15の左右側縁15b,15bに形成した外向き水平方向に開口する挿入溝26に、左右の側面板13,13の下端に形成した内向き水平方向に延びる挿入片21を、後方から前方に向けてスライドさせながら挿入するとともに(図9参照)、底板15の後縁15cに形成した外向き水平方向に開口する挿入溝31に、後面板14の下端に形成した内向き水平方向に延びる挿入片22を挿入することにより(図10参照)、左右の側面板13,13および後面板14と底板15とを組み立てる。
【0033】
次いで、図8に示すように、左右の側面板13,13の前端面13aを、前面板12における後面の左右の固定板17,17の突当て面18に突合せ当接させるとともに、底板15の前端15aを、前面板12の後面下部に突合せ当接させ、かつ固定板17のねじ孔19と側面板13の長孔23との整合位置において、ビス32をもって、前面板12と左右の側面板13,13とを4点で互いに締結し固定することにより、後面板14と底板15とを含むストッカー10の全体が組み立てられる。
【0034】
組立後の左右の側面板13,13と後面板14との折曲角部には、図11に示すように、平面視断面三角形状の合成樹脂製のコーナー部材33が上下方向に沿って設けられているおり、前記折曲角部を内側から隠蔽しうるようになっている。
【0035】
コーナー部材33には、図12に示すように、前記折曲角部に形成した複数の抜き孔20のうちの、選択した所望の抜き孔20に対応する複数の突起34A,34B,34Cが、上下方向に適宜の間隔をもって、それぞれ突設されている。
突起34Aは、前記抜き孔20に位置決めようとして挿入可能になっているとともに、他の突起34B,34Cには、左右逆方向に突出させた逆止爪35,36がそれぞれ形成されており、前記抜き孔20への挿入状態において、逆止爪35,36を係着させることにより、コーナー部材33の抜けが防止される。
【0036】
左右1対のキャスター16,16は、底板15における下面の左右方向に配設した前後の強度部材27,28の下面にそれぞれ設けられている。
【0037】
各キャスター16は、図8から図10に示すように、転動ローラ37と、この転動ローラ37の回転軸38を軸支する下向きコ字状の軸支部材39とより構成されているとともに、この軸支部材39の後端39aを、強度部材27,28の下面にポケット状に切り起こして形成した切起部40に挿入して係止し、かつその前端39bを、ボルト41をもって締結することにより、前後の強度部材27,28にそれぞれ着脱可能に取り付けられている。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明における一実施形態の組立構造を備えるストッカーの商品陳列棚からの引出し状態を示す斜視図である。
【図2】ストッカーを下から見上げた状態を示す斜視図である。
【図3】図1におけるIII−III線の拡大断面図である。
【図4】前面板を後方から見た分解斜視図である。
【図5】互いに連設される側面板と後面板との展開状態を後方から見た斜視図である。
【図6】底板を下から見上げた分解斜視図である。
【図7】ストッカーを下から見上げた状態を示す分解斜視図である。
【図8】前面板と側面板との取付状態および底板へのキャスターの取付状態を示す要部拡大分解斜視図である。
【図9】図2のIX−IX線における側面板と底板との挿入状態を一部分解して示す要部拡大断面図である。
【図10】図2のX−X線における後面板と底板との挿入状態を一部分解して示す要部拡大断面図である。
【図11】側面板と後面板との折曲角部における要部拡大横断面図である。
【図12】コーナー部材を部分的に拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
【0039】
1 商品陳列棚
2 架台
2a 切込溝
3 支柱
4 横連結杆
5 係止孔
6 棚板ブラケット
7 棚板
8 箱体
9 下部空間
10 ストッカー
11 手掛け部
12 前面板
13 側面板
13a 前端面
14 後面板
15 底板
15a 前端縁
15b 側縁
15c 後縁
16 キャスター
17 固定板
18 突当て面
19 ねじ孔
20 抜き孔
21 挿入片
22 挿入片
23 長孔
24 当板
25 外縁
25a 端縁
26 挿入溝
27 前部強度部材
28 後部強度部材
28a 後端縁
29 当板
30 外縁
30a 端縁
31 挿入溝
32 ビス
33 コーナー部材
34A 突起
34B 突起
34C 突起
35 係止爪
36 係止爪
37 転動ローラ
38 回転軸
39 軸支部材
39a 後端
39b 前端
40 切起部
41 ボルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前面板と、左右1対の側面板と、後面板と、底板とを具備した物品収納庫の組立構造であって、
底板の左右側縁ならびに後縁に、外向き水平方向に開口する挿入溝をそれぞれ形成するとともに、平面視前向きコ字状に互いに連設して形成した左右の側面板と後面板の下端に、前記挿入溝に挿入する内向き水平方向に延びる挿入片をそれぞれ形成し、かつこれらの挿入片を前記挿入溝にそれぞれ挿入した状態をもって、左右の側面板ならびに底板の各前端を、前記前面板の後面に突合せ当接させて、固定手段により互いに固定して組み付けたことを特徴とする物品収納庫の組立構造。
【請求項2】
挿入溝を、底板の下面の左右側縁ならびに後縁に沿って、外縁側が底板の下面から下方に向けて離間しうるように外向き水平方向に段状に折曲された当板を配設することにより形成した請求項1記載の物品収納庫の組立構造。
【請求項3】
当板の外端縁を、さらに下方に向けて折曲したものである請求項2記載の物品収納庫の組立構造。
【請求項4】
物品収納庫が、上部に手掛け部を有する前面板と、左右1対の側面板と、後面板と、底板と、この底板の下面に設けられた前後ならびに左右1対のキャスターとを備えた、上面が開口する箱状のストッカーである請求項1〜3のいずれかに記載の物品収納庫の組立構造。
【請求項5】
底板の下面に、左右方向に延びる前後1対の断面逆ハット型形状の強度部材を設けるとともに、この強度部材の下面に、左右1対のキャスターをそれぞれ着脱可能に取り付けた請求項1〜4のいずれかに記載の物品収納庫の組立構造。
【請求項6】
後部強度部材の後端縁に、底板における下面の後縁に沿って配設される当板を、外方に向けて一体に延設した請求項5記載の物品収納庫の組立構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2010−75414(P2010−75414A)
【公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−246847(P2008−246847)
【出願日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【出願人】(000000561)株式会社岡村製作所 (1,415)
【Fターム(参考)】