説明

特定インターネットサイトに自動アクセスする携帯電話のアプリケーションプログラム

【課題】定められたフォーマットの情報を携帯電話の外部インタフェースにより受信した場合、事前に携帯電話に登録したインターネットサイトに自動アクセスする携帯電話アプリケーションプログラムを提供する。
【解決手段】
カメラ付き近距離無線通信機能を搭載した携帯電話を備え、携帯電話の外部インタフェースボタン102が押されたら(S1)、アプリケーションプログラムがロードされ(S2,S3)、使用者の行動により(S4)、読込んだコードがデコードされ(S5)、無線でデータが受信され(S6)、データのフォーマットが解析され(S7)、定まれたデータフォーマットか判断され(S8)、定まれたデータファーマットであれば識別コード410に関連付けられたURLが取得され(S10)、取得したURL先にアクセス際に使用者の確認を行う必要なくサイトに自動アクセスを行う(S11)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、定められたフォーマットの情報を携帯電話の外部インタフェースにより受信した場合、事前に携帯電話に登録したインターネットサイトに自動アクセスする携帯電話アプリケーションプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
2次元バーコードリーダ機能が付いたカメラ付き携帯電話が普及され、携帯電話でインターネットにアクセスする際に携帯電話の入力装置でアクセス先のURLを入力することなくアクセス先のURLがある2次元バーコードを撮像して簡単にアクセスすることが可能である。
【0003】
また、近年、世界標準の近距離無線規格である BlueTooth「登録商標」を搭載した携帯電話端末、PC、ノットブック等も普及されており、BlueToothを利用した自動接続技術も開発されてある。「非特許文献1」(東芝プレスリリース2003.2.24)この技術により、2台の端末が10cm以下に近接したら約1秒で自動接続されて容易に無線通信ができるようになった。
【0004】
携帯電話の近距離無線通信機能により、携帯電話でインターネットにアクセスする際に携帯電話の入力装置でアクセス先のURLを入力することなく近距離無線通信から受信したアクセス先のURLにアクセスすることが可能である。
【0005】
【非特許文献1】東芝プレスリリース2003.2.24
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、2次元バーコードリーダとして2次元バーコードを読取ったら携帯電話の表示装置に2次元バーコード化した情報が表示され、またインターネットにアクセスする際にはアクセス先のURLを確認し、確認ボタンを押下しなければならない。
【0007】
しかし、携帯電話の近距離無線通信機能により情報を受信した場合、受信した情報が携帯電話の表示装置に表示され、またインターネットにアクセスする際にはアクセス先のURLを確認し、確認ボタンを押下しなければならない。
【0008】
しかしながら前記2次元バーコード化した情報または前記近距離無線通信機能により受信した情報にはアクセス先のURLがあり、余計なアクセスにより通信料が負荷されるのを防ぐためにはアクセス先のURLが正しいか確認しなければならないし、確認ボタンを押下する手間がかかる。
【0009】
しかしながらアクセス先のサイトでアクセス元の認証処理がある場合、携帯電話決済サイト、携帯電話認証サイトなどの特定サイトにアクセスする際には手間が掛からない単純な手順が望ましい。
【0010】
本発明の目的は、携帯電話から携帯電話決済サイト、携帯電話認証サイトなどの特定サイトにアクセスする際には携帯電話の外部インタフェースボタンを押しながら2次元コードをスキャンしたら2次元コードをデコードし、定められたフォーマットであれば、事前に携帯電話に登録して置いたサイトに自動アクセスする携帯電話のアプリケーションプログラムを提供する。
【0011】
本発明の目的は、携帯電話から携帯電話決済サイト、携帯電話認証サイトなどの特定サイトにアクセスする際には携帯電話の外部インタフェースボタンを押しながらBlueTooth接続端子に近づくとデータを受信し、受信データのフォーマットを解析し、定められたフォーマットであれば、事前に携帯電話に登録して置いたサイトに自動アクセスする携帯電話のアプリケーションプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の目的を達成するために、携帯電話機にはカメラと外部インタフェースボタンを設け、携帯電話のROMには特定インターネットサイトに自動アクセスするプログラム、制御設定ファイルと特定インターネットサイトのURLを保存したURLリストファイルが格納され、制御部には外部インタフェースボタンが押されたか検知する検知手段を備えて、前記検知手段により前記外部インタフェースボタンが押されたら前記特定インターネットサイトにアクセスするプログラムと制御設定ファイルをメモリにロードするプログラムロード手段を備え、2次元コードのスキャンとデコードを行うデータ読込手段を備え、前記読込手段から読込んだデータのフォーマット解析手段を備えて、読込んだデータが定まれたフォーマットであれば、特定インターネットサイトのURLを保存したURLリストファイルからデータフォーマットと関連付けられるURL取得手段を備えて、インターネットサイトにアクセスする自動アクセス手段を備えることを特徴とする。
【0013】
上記の目的を達成するために、携帯電話機にはBlueTooth近距離無線通信機能を搭載し、外部インタフェースボタンを設け、携帯電話のROMには特定インターネットサイトに自動アクセスするプログラム、制御設定ファイルと特定インターネットサイトのURLを保存したURLリストファイルが格納され、制御部には外部インタフェースボタンが押されたか検知する検知手段を備えて、前記検知手段により前記外部インタフェースボタンが押されたら前記特定インターネットサイトにアクセスするプログラムと制御設定ファイルをメモリにロードするプログラムロード手段を備え、BlueTooth近距離無線通信を活性化するデータ受信手段を備えて、前記データ受信手段からデータを受信したらデータのフォーマット解析手段を備えて、受信したデータが定まれたフォーマットであれば、特定インターネットサイトのURLを保存したURLリストファイルからデータフォーマットと関連付けられるURL取得手段を備えて、インターネットサイトにアクセスする自動アクセス手段を備えることを特徴とする。
【0014】
携帯電話機の電源をオンにしたら無線で前記特定インターネットサイトのURLを保存したURLリストファイルを受信し、携帯電話のRAMに保持することを特徴とする。
【0015】
前記定まれたフォーマットにはヘッダ部とデータ部があり、前記ヘッダ部には少なくともインターネットサイトを特定する識別コードを備えて、前記データ部には少なくともデータの発行者がわかる発行者情報、一回性トークン、処理区分コード、データを備えることを特徴とする。
【0016】
前記URL取得手段は前記制御設定ファイルから取得元がプログラムであれば、前記データのフォーマット解析手段により、定まれたデータファーマットであり、ヘッダ部の識別コードをキーに前記自動アクセスするプログラムに定義されている固定URLリストからアクセス先のURLを取得することを特徴とする。
【0017】
前記URL取得手段は前記制御設定ファイルから取得元がファイルであれば、前記データのフォーマット解析手段により、定まれたデータファーマットであり、ヘッダ部の識別コードをキーに前記URLリストファイルからアクセス先のURLを取得することを特徴とする。
【0018】
前記URL取得手段は前記制御設定ファイルから取得元がRAMであれば、前記データのフォーマット解析手段により、定まれたデータファーマットであり、ヘッダ部の識別コードをキーに前記RAMからアクセス先のURLを取得することを特徴とする。
【0019】
携帯電話機を海外で使用する場合、出国する前に前記制御設定ファイルの取得元をファイルにし、前記URL保存ファイルに海外の提携サイトを設定することにより、海外でも提携サイトに自動アクセスすることが可能であることを特徴とする。
【0020】
携帯電話機を海外で使用する場合、出国する前に前記制御設定ファイルの取得元をRAMにし、海外のサービスエリアで携帯電話の電源をオンにすることにより海外の提携サイトのURLを保存したURLリストファイルを無線で受信し、RAMに保持することにより、海外でも提携サイトに自動アクセスすることが可能であることを特徴とする。
【0021】
前記自動アクセス手段は前記URL取得手段によりアクセス先のURLを取得し、前記データ部をパラメータとし、さらに携帯電話番号をパラメータに付けて前記取得したアクセス先のURLにアクセスすることを特徴とする。
【0022】
前記近距離無線通信機能はBlueToothに限るものではなく赤外線通信を含んで2台の端末が100cm以下に近接したら自動接続されて容易に無線通信ができる機能である。
【発明の効果】
【0023】
本発明の携帯電話機の外部インタフェースボタンを押しながら2次元コードをスキャンまたはBlueToothの接続端子にかざすだけで特定のインターネットサイトにアクセスし、情報処理ができる個人情報端末を提供し、決済処理ができる個人決済端末を提供し、認証処理ができる個人認証端末を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
本発明の実施の形態を、以下図に基づき説明する。
【0025】
図1は、後から見られた例示的なカメラ付き携帯電話機を示す透視図である。
【0026】
図1において、カメラ付き携帯電話機100は、カメラ101と、外部インタフェースボタン102とを有する。
【0027】
図2は、本発明による例示的なカメラ付き携帯電話機を示すブロック図である。
【0028】
図2において、携帯電話機200は、制御部201と、ROM(Read Only Memory)202とRAM(Random Access Memory)203と操作部204と表示部205と無線通信部206とBlueTooth通信部207と2次元コード読取部208とボタン押下検知部209とを有する。図2に示す携帯電話機200の各構成は、筐体の内部に設けられる。
【0029】
制御部201は、ROM202又はRAM203に格納されたプログラムに従って処理を実行する。制御部201はボタン押下検知手段210とプログラムロード手段211とデータ読込手段212とデータ受信手段213とフォーマット解析手段214とURL取得手段215と自動アクセス手段216とを有する。
【0030】
ROM(Read Only Memory)202は、少なくともアプリケーションプログラム220と制御設定ファイル221とURL保存したURLリストファイル222とを有する。ROM202には、通信や画面表示など携帯電話機200が有する基本的な機能を実現させるための制御プログラムの他、ユーザーによって追加することのできるアプリケーションプログラムなどが格納される。また、各プログラムには、それぞれ制御情報が付加されている。ROM202に記憶されたプログラムは、制御部201によりRAM203へ展開され、実行される。
【0031】
RAM(Random Access Memory)203は、ロードされたアプリケーションプログラム230と携帯電話の電源をオンにする時に受信したURLリストファイル231を保持する。
【0032】
制御部201は、無線通信部206を通じて無線ネットワークに接続することができ、自動アクセス手段216は無線ネットワーク介して特定のインターネットサイトにアクセスすることができる。
【0033】
ユーザーは、操作部204を操作することで、携帯電話機200の制御部201に対して各種の入力を行うことができる。表示部205は、音声通信の発信画面の表示、無線ネットワークから取得した情報の表示、アプリケーションプログラムの実行結果の表示など、携帯電話機200が有する機能のうち表示に関連した機能を実現する。
【0034】
ボタン押下検知部209は、外部インタフェースボタン102が押下されたら制御部201に通知し、ボタン押下検知手段210はRAM203にプログラムがロードされているか確認し、ロードされてない場合、プログラムロード手段211によりプログラムロードとBlueTooth通信部207と2次元コード読取部208の機能をアクティブ化する。
【0035】
図3は、本発明による例示的なアプリケーションプログラムの構成図である。
【0036】
図3において、アプリケーションプログラム300は、メインプログラム301と、制御フラグ302とアクセスURLリスト303とを有する。
【0037】
図4は、本発明による例示的なデータフォーマットである。
【0038】
図4において、データフォーマット400は、ヘッダ部401と、データ部402とを有する。
【0039】
ヘッダ部401は少なくとも識別コード410を有する。
【0040】
データ部402は少なくとも発行者情報420と一回性トークン421と処理区分422とデータ423を有する。
【0041】
図5は、外部インタフェースボタン102が押下され、アプリケーションプログラム300の実行の動作を説明するフローチャート図である。
【0042】
外部インタフェースボタン102が押されたらボタン押下検知部209が検知して制御部201に通知して(ステップS1においてYES)、制御部201のボタン押下検知手段210はRAM203にアプリケーションプログラム300がロードされているか確認し、プログラムがロードされていない場合(ステップS2においてNO)、制御部201はプログラムロード手段211により、ROM(Read Only Memory)202からアプリケーションプログラム220をRAM203に展開し、制御設定ファイル221を読み込み、制御フラグ302の初期化を行い、制御フラグがファイルであれば、URL保存したURLリストファイル222を読み込み、または制御フラグがRAMであれば、受信したURL保存ファイル231を読み込み、アクセスURLリスト303の初期化を行う(ステップS3)。
【0043】
制御部201は、アプリケーションプログラム220がRAM203にロードになったら、2次元コード読取部208とBlueTooth通信部207を活性化し、2次元コードスキャンの場合(ステップS4において2次元コードスキャン)、データ読取手段212によりコードデコードを行い(ステップS5)、近距離無線通信の場合(ステップS4において近距離無線通信)、データ受信手段213により無線でデータを受信する(ステップS6)。
【0044】
アプリケーションプログラム220は外部インタフェースにより取得したデートのデータファーマット解析を行い(フォーマット解析手段214)(ステップS7)。データが定められたフォーマットでない場合(ステップS8においてNO)、データを表示部205に表示し(ステップS9)、データが定められたフォーマットである場合(ステップS8においてYES)、URL取得手段215によりデータからデータのヘッダ部401とデータ部402に切り分けし、ヘッダ部401から識別コード410を取得し、識別コード410をキーにして、アクセスURLリスト303から特定アクセス先のURLを取得する(ステップS10)。
【0045】
アプリケーションプログラム220はステップS10により取得したURLにアクセスする際にデータから切り分けしたデータ部402をパラメータにし、さらに携帯電話番号をパラメータに付けてアクセスを行う(自動アクセス手段216)(ステップS11)。
【0046】
図6は、制御設定ファイルであって、本発明を説明するためのサンプルである。
【0047】
図6の制御設定ファイルのデータは実データではなく例証としてのデータである。
【0048】
図7は、URLリストファイルであって、本発明を説明するためのサンプルである。
【0049】
図7のURLリストファイルのデータは実データではなく例証としてのデータである。
【0050】
以上説明した実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
【産業上の利用可能性】
【0051】
本発明は、携帯電話機、スマートフォン、PHS、PDAに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】後から見られた例示的なカメラ付き携帯電話機を示す透視図である。
【図2】本発明による例示的なカメラ付き携帯電話機を示すブロック図である。
【図3】本発明による例示的なアプリケーションプログラムの構成図である。
【図4】本発明による例示的なデータフォーマット図である。
【図5】本発明による例示的なフローチャートである。
【図6】本発明を説明するためのサンプル制御設定ファイルである。
【図7】本発明を説明するためのサンプルURLリストファイルである。
【符号の説明】
【0053】
100 カメラ付き携帯電話機
101 カメラ
102 外部インタフェースボタン
200 携帯電話機を示すブロック図
201 制御部
202 ROM(Read Only Memory)
203 RAM(Random Access Memory)
204 操作部
205 表示部
206 無線通信部
207 BlueTooth通信部
208 2次元コード読取部
209 ボタン押下検知部
210 ボタン押下検知手段
211 プログラムロード手段
212 データ読込手段
213 データ受信手段
214 フォーマット解析手段
215 URL取得手段
216 自動アクセス手段
220 アプリケーションプログラム
221 制御設定ファイル
222 URLリストファイル
230 ロードしたアプリケーションプログラム
231 受信したURLリストファイル
300 アプリケーションプログラム
301 メインプログラム
302 制御フラグ
303 アクセスURLリスト
400 データフォーマット
401 ヘッダ部
402 データ部
410 識別コード
420 発行者情報
421 一回性トークン
422 処理区分コード
423 データ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯電話機にはカメラと外部インタフェースボタンを設け、携帯電話のROMには特定インターネットサイトに自動アクセスするプログラム、制御設定ファイルと特定インターネットサイトのURLを保存したURLリストファイルが格納され、制御部には外部インタフェースボタンが押されたか検知する検知手段を備えて、前記検知手段により前記外部インタフェースボタンが押されたら前記特定インターネットサイトにアクセスするプログラムと制御設定ファイルをRAMにロードするプログラムロード手段を備え、2次元コードのスキャンとデコードを行うデータ読込手段を備え、前記読込手段から読込んだデータのフォーマット解析手段を備えて、読込んだデータが定まれたフォーマットであれば、特定インターネットサイトのURLを保存したURLリストファイルからデータフォーマットと関連付けられるURL取得手段を備えて、インターネットサイトにアクセスする自動アクセス手段を備えることを特徴とする特定インターネットサイトに自動アクセスする携帯電話のアプリケーションプログラム。
【請求項2】
携帯電話機には近距離無線通信機能を搭載し、外部インタフェースボタンを設け、携帯電話のROMには特定インターネットサイトに自動アクセスするプログラム、制御設定ファイルと特定インターネットサイトのURLを保存したURLリストファイルが格納され、制御部には外部インタフェースボタンが押されたか検知する検知手段を備えて、前記検知手段により前記外部インタフェースボタンが押されたら前記特定インターネットサイトにアクセスするプログラムと制御設定ファイルをRAMにロードするプログラムロード手段を備え、近距離無線通信を活性化するデータ受信手段を備えて、前記データ受信手段からデータを受信したらデータのフォーマット解析手段を備えて、受信したデータが定まれたフォーマットであれば、特定インターネットサイトのURLを保存したURLリストファイルからデータフォーマットと関連付けられるURL取得手段を備えて、インターネットサイトにアクセスする自動アクセス手段を備えることを特徴とする特定インターネットサイトに自動アクセスする携帯電話のアプリケーションプログラム。
【請求項3】
携帯電話機にはカメラと外部インタフェースボタンを設け、携帯電話のROMには特定インターネットサイトに自動アクセスするプログラム、制御設定ファイルと特定インターネットサイトのURLを保存したURLリストファイルが格納され、制御部には外部インタフェースボタンが押されたか検知する検知ステップを備えて、前記検知ステップにより前記外部インタフェースボタンが押されたら前記特定インターネットサイトにアクセスするプログラムと制御設定ファイルをRAMにロードするプログラムロードステップを備え、2次元コードのスキャンとデコードを行うデータ読込ステップを備え、前記読込ステップから読込んだデータのフォーマット解析ステップを備えて、読込んだデータが定まれたフォーマットであれば、特定インターネットサイトのURLを保存したURLリストファイルからデータフォーマットと関連付けられるURL取得ステップを備えて、インターネットサイトにアクセスする自動アクセスステップを備えることを特徴とする特定インターネットサイトに自動アクセスする携帯電話のアプリケーションプログラム。
【請求項4】
携帯電話機には近距離無線通信機能を搭載し、外部インタフェースボタンを設け、携帯電話のROMには特定インターネットサイトに自動アクセスするプログラム、制御設定ファイルと特定インターネットサイトのURLを保存したURLリストファイルが格納され、制御部には外部インタフェースボタンが押されたか検知する検知ステップを備えて、前記検知ステップにより前記外部インタフェースボタンが押されたら前記特定インターネットサイトにアクセスするプログラムと制御設定ファイルをRAMにロードするプログラムロードステップを備え、近距離無線通信を活性化するデータ受信ステップを備えて、前記データ受信ステップからデータを受信したらデータのフォーマット解析ステップを備えて、受信したデータが定まれたフォーマットであれば、特定インターネットサイトのURLを保存したURLリストファイルからデータフォーマットと関連付けられるURL取得ステップを備えて、インターネットサイトにアクセスする自動アクセスステップを備えることを特徴とする特定インターネットサイトに自動アクセスする携帯電話のアプリケーションプログラム。
【請求項5】
携帯電話機の電源をオンにしたら無線で前記特定インターネットサイトのURLを保存したURLリストファイルを受信し、携帯電話のRAMに保持して前記URL取得手段によりアクセス先のURLを取得することも可能なことを特徴とする請求項1または2に記載の特定インターネットサイトに自動アクセスする携帯電話のアプリケーションプログラム。
【請求項6】
請求項1または請求項2記載の定まれたフォーマットにはヘッダ部とデータ部があり、前記ヘッダ部には少なくともインターネットサイトを特定する識別コードを備えて、前記データ部には少なくともデータの発行者がわかる発行者情報、一回性トークン、処理区分コード、データを備えることを特徴とする特定インターネットサイトに自動アクセスする携帯電話のアプリケーションプログラム。
【請求項7】
携帯電話機を海外で使用する場合、出国する前に前記制御設定ファイルの取得元をファイルにし、前記URLリストファイルに海外の提携サイトを設定することにより、海外でも提携サイトに自動アクセスすることが可能であることを特徴とする特定インターネットサイトに自動アクセスする携帯電話のアプリケーションプログラム。
【請求項8】
請求項1または請求項2記載の自動アクセス手段は前記URL取得手段によりアクセス先のURLを取得し、前記データ部をパラメータとし、さらに携帯電話番号をパラメータに付けて前記取得したアクセス先のURLにアクセスすることを特徴とする特定インターネットサイトに自動アクセスする携帯電話のアプリケーションプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−142510(P2011−142510A)
【公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−2202(P2010−2202)
【出願日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【出願人】(707001399)ギルネット株式会社 (7)
【Fターム(参考)】