説明

環境依存性の色における発光性のハウジングを備えた器具

ハウジングを具備する器具であって、それにおいて、上記のハウジングの一部分は、光学的に透過性のものであると共に、上記の透過性の部分は、外部の表面を有すると共に、それを通じて項が学的に透明な部分を通じて伝わる光は、外部の表面を目視する際に可視なものであるために透過させられた光を引き起こすように、透過させられたものである。器具は、さらに、ある多様性の色において光を生じさせることの可能な、及び、ハウジングの光学的に透過性の部分へと生じさせられた光をカップリングするために構成された、制御可能な光の源の組み立て品を具備する。器具は、また、光学的に器具の環境を観察するために、及び、制御ユニットへ観察された環境の色に関係するデータを出力するために、構成された、制御ユニット、及びカラービジョンシステムを含む。制御ユニットは、光の源の組み立て品によって生じさせられたものであるためのハウジングの色を制御するために構成されたものであると共に、それによって上記のハウジングの色は、カラービジョンシステムから受容されたデータの依存性において決定されたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の分野
本発明は、器具、特定のものにおいて、カスタマイズ可能な外観を有する家庭の器具、に属する。
【背景技術】
【0002】
背景
家庭の器具は、典型的には、一つの又はより多い支配的な色におけるハウジングを含む。(ロボットの)真空掃除機の圧倒的な色は、例えば、赤色のものであることがある。しかし、たとえどのような優勢の色を製造業者がそれの器具について選ぶことがあろうが、あることになるものが、同様に、異なって着色された標本についての需要であることは、それはありそうなものである。これは、単純に、色が、高度に主観的に認められた品質であるという理由のためである。そのような需要を満たすために、製造業者は、ある範囲の色でそれの器具を製作することを選ぶことがある。他の点では同じ真空掃除機は、例えば、赤色、緑色、及び青色において市場で売られたものであることがある。これのアプローチは、消費者が、彼の自宅の内部にフィットする一つの最良のもののような、彼の選抜の真空掃除機を選び取ることを可能とする。しかしながら、虹の全ての色における外観を生じさせることは、それは実行不可能なものであるので、何人かの消費者は、まだ、色における必然的に限定された選抜に失望させられたものであることがある。
【0003】
さらには、ロボットの真空掃除機は、異なる環境において使用されたものであるところの移動式のデバイスの良好な例である。それは、住宅のまわりで自律的にさまようことがあると共に、それによって異なる部屋を横切る。各々の部屋が、それの自身の色のスキームを有することがある際に、ロボットの真空掃除機は、一つの部屋と完璧になじむことがあるが、しかし、別のものの背景幕に対しては恐ろしいものに見える。審美的な認識を満足させることと比べてより少ないものを引き起こすことは別として、色は、また、ロボットの真空掃除機を危険なものにすることがある。それの優勢の色が褐色である事例においては、例えば、それは、部屋の一つのものに有るものである褐色の床板の材料においては可視のものではないものであることがあるが、そのことは、誰かがそれを見落とすと共にそれにつまずくことを引き起こすことがある。特に、彼/彼女らの一般的に衰える体質の結果として、ますます自律的なロボットの手伝いに頼る必要があることがあるところの、年配の人は、偶発的な遭遇の危険性を冒す。
【0004】
上述した欠点を呈示する例示的なロボットの真空掃除機は、US6,774,596によって開示されたものである。超音波の、焦電気の、及び受動的な赤外のセンサーのような、複数のセンサーを有するところのロボットの真空掃除機は、それを通じて機械は、物体又は壁にぶつかること無しに部屋のまわりでそれの道の進路を決めることができる。真空掃除機は、さらに、掃除機の調子を指示する、環境との様々なセンサーの相互作用の状態に依存することで色を変化させるところの指示器のライトを有する。ここで“調子”は、故障させられたものであるようなステータスの条件、誤動作する構成部品、進行方向に温かい物体に近づくこと、などについての用語として使用されたものである。
【0005】
特に器具が若干の大きい寸法を有するときに、異なる色を備えたデバイスの異なる部分を提供することができるものであることは、それはさらに望ましいものであることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】米国特許第6,774,596号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述した問題の一つのもの又はより多いものを克服する又は軽減するところの器具を提供することは、それは発明の対象である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
発明の概要
これの目標のために、発明は、ハウジングを具備するところの器具を提供すると共に、それにおいて、上記のハウジングの最も少ないときで一部分は、光学的に透過性のものであると共に、上記の光学的に透過性の部分は、外部の表面を有すると共に、それを通じて光学的に透明な部分を通じて伝わる光は、透過させられた光が外部の表面を目視する際に可視のものであることを引き起こすように、透過させられたものである。器具は、さらに、多様な色で光を生じさせることが可能な、及び、ハウジングの光学的に透過性の部分へと生じさせられた光を結合させるために構成された、制御可能な光の源の組み立て品を具備する。器具は、また、制御ユニット、並びに、光学的に器具の環境を観察するために及び制御ユニットへ観察された環境の色に関係するデータを出力するために構成された、カラービジョンシステムを含む。制御ユニットは、光の源の組み立て品によって生じさせられたものであるためにハウジングの色を制御するために構成されたものであると共に、それによって上記のハウジングの色は、カラービジョンシステムから受容されたデータに依存して決定されたものである。ハウジングの光学的に透過性の部分は、二つの又はより多い領域を具備すると共に、それにおいて制御可能な光の源の組み立て品は、他の領域と独立に各々の領域を着色するように、各々のそれぞれの領域へとそれぞれの領域のハウジングの色の光を結合させるために構成されたものである。制御ユニットは、カラービジョンシステムから受容されたデータに依存して上記の領域の各々について領域のハウジングの色を制御するために構成されたものである。
【0009】
本発明に従った器具は、発光性のスキンとフィットされたものであるために上記のものであることがある。発光性のスキンは、最も少ないときで部分的に光学的に透過性のものであるところの、及び、制御可能な光の源の組み立て品と操作可能に関連させられたものであるところの、ハウジングによって形成されたものである。制御可能な光の源の組み立て品によってハウジングの光学的に透過性の部分へと結合させられてきたものであるところの、及び、それの外部の表面を通じて透過させられてきたものであるところの、光は、器具を目視するところの人に可視のものである。これの人によって知覚されたもののような器具の色は、このように、光の源の組み立て品によってハウジングの光学的に透過性の部分へと結合させられた又は放出されたものであるところの光の色に対応することがある。発明に従った器具において、光の源の組み立て品によって生じさせられた光の色は、環境の色に関係するデータに依存して制御ユニットによって決定されたものである。これのデータは、カラービジョンシステムによって集められたものである。器具は、このように、動的にそれの取り囲むものへそれの色を適合させることがある。
【0010】
開示された器具は、それの器具の高い程度の個人化を許容する。器具は、例えば、部屋の内部と協調するところの色を仮定するために調節された又は構成されたものであることがある。さらには、審美的な、協調する色のプログラムの代わりに、制御ユニットは、例えば、それを目立つものとするように、器具の背景と対照をなすところのハウジングの色を維持するところの安全性に関係付けられた色のプログラムを実行するために設定されたものであることがある。ハウジングが(受動的に着色されたものの代わりに)発光性のものであることの事実は、それによって、器具が不満足に照らされた又は暗い空間においてさえも可視のものであることを保証することがある。別な方法では、ユーザーが定義可能な色のプログラムは、また可能性のあるものである。
【0011】
器具は、異なる色を備えたデバイスの異なる部分を提供することができるものである。ワインカラーの椅子に面するところの右の側が、ワインカラーに着色されたものであることがある一方で、黄土色の黄色の壁に面する器具の左の側は、例えば、それとの対照において着色されたものであることがある。ハウジングのこれの多重の着色をすることを可能とするために、ハウジングの光学的に透過性の部分は、ある数の実質的に独立して着色可能な領域とフィットされたものであることがある。そのような領域は、例えば、物理的にそれらを分離することによって、又は、導波路(又はウェーブガイド)の事例においては、一つの領域を通じて伝わる光が、別のものに到達することの不可能なものであるように、導波路を整形することによって、作り出されたものであることがある。これらの領域が与えられたとすると、制御可能な光の源の組み立て品は、実質的に一つのものが別のものと独立して領域を着色するように、各々のそれぞれの領域へとそれぞれの領域のハウジングの色の光を結合させるために構成されたものであることがある。制御ユニットは、カラービジョンシステムから受容されたデータに依存して、及び、そのように望まれたものであるとすれば、ユーザーが調節可能な色のプログラムと一致して、上記の領域の各々について領域のハウジングの色を設定するために構成されたものであることがある。
【0012】
器具の一つの実施形態において、ハウジングの光学的に透過性の部分の外部の表面は、器具が、それの意図された目的と一致して使用されたものであるとき、観察者に可視のものであるところの器具の合計の外部の表面の、最も少ないときで25%、及び好ましくは50%と比べてより多いもの、をカバーする。(ロボットの)真空掃除機に対する関係において、例えば、これは、掃除機で掃除する間に掃除機で掃除されたものである地面に面するところのそれの外部の表面の部分が、計算から省かれたものであることがあることを意味する。全体の可視のハウジングのエリアにおける光学的に透過性の部分の一部分についての最小のフィギュアは、それの色が適合させられたものであることができるところのハウジングの部分が、器具の知覚された色に対して有意のものであることを保証することを助ける。
【0013】
発明に従った器具の好都合な実施形態において、ハウジングの光学的に透過性の部分は、光学的な導波路によって形成されたものである。光学的な導波路の本性は、例えば、それの実質的に均質な着色をすることを促進するために、それへと結合させられた光が器具のハウジングのまわりに簡単に分配されたものであることを可能とする。導波路は、典型的には、“漏れる”導波路、即ち、長さ又は面積の単位当たり、それを通じて伝わる光のフラクションが、外部の表面を介して離脱することが許容されたものであるように、構成されたものであるところの可視の光についての導波路、として特徴付けられたものであることがある。
【0014】
発明に従った器具の別の好都合な実施形態において、制御ユニットは、ユーザーが調節可能な色のプログラムと一致して、及び、カラービジョンシステムから受容されたデータに依存して、ハウジングの色を制御するために構成されたものである。言い換えれば、制御ユニットは、一つと比べてより多い色のプログラムを実行することの可能なものであることがあると共に、それらの各々は、カラービジョンシステムから受容されたデータに依存して、しかし、異なる様式で及び異なる成果で、ハウジングの色を決定する。器具は、ユーザーが最良に彼に似合うところの色のプログラムを選ぶことを許容する。これは、器具の別の実施形態とは対照的なものであると共に、それにおいて制御ユニットは、製造業者によって予め選択されてきたものであるところの単一の色のプログラムのみを実行することの可能なものであることがある。請求項において、これの区別は、句“ために調節可能な又は構成された”によってとらえられたものであると共に、そこでは、“構成された”が、もしかするとユーザーのためのいずれの選抜も無しに、ある一定の色のプログラムを実行するために単純に構成されたものであるところの器具をカバーすることを意図するのに対して、“調節可能な”は、ユーザーのための選抜の自由度を暗示する。
【0015】
器具の制御ユニットは、典型的には、カラービジョンシステムから受容されたデータから最も少ないときで一つの環境の色を決定するために構成されたものであることがある。そして、これの最も少ないときで一つの環境の色は、予め定義されたモデル又は関係性を通じて望まれたハウジングの色が決定されたものであることができるところのものを基礎とした便利なパラメーターを形成することがある。器具の一つの実施形態において、制御ユニットは、観察された環境の色に関係するデータに基礎が置かれたハウジングの光学的に透過性の部分の外部の表面を通じて透過させられた光の影響を見積もるために、及び、最も少ないときで一つの環境の色を決定するとき、これの影響を補償するために、調節可能な又は構成されたものである。
【0016】
いくつかの状況において、発光性のハウジングによって放出された光は、知覚された環境の色に影響することがある。これは、不満足に照らされた又は相対的に充満の又は窮屈な空間において、特にそうであると共に、それにおいて、放出された光の一部分は、器具のカラービジョンシステムによって逆戻りに反射させられた及び記録されたものである。それの自身の色の変化に対して反応することから器具を予防するために、制御ユニットは、ビジョンシステムによって集められたデータにおける/それへの発光性のハウジングの影響又は寄与を見積もるために、及び、それを補償するために、構成されたものであることがある。見積もりは、例えば、ハウジングの色を変化させるために光の源の組み立て品へ与えられたものであるところの指令に対する(直近の)応答において生ずるところの収集されたイメージデータにおける変化を監視することによってなされたものであることがある。決定された環境の色における変化及びハウジングの指令を受けた色の変化の間における相関は、(真の)環境の色を決定する際の補正として一般化された及び用いられたものであることがある。
【0017】
知覚された環境の色の自己に影響することの問題に対する代替の解決手段は、もしかすると器具の下部の側に、又は、器具のハウジングにおける凹部に、地面に対して相対的に近いカラービジョンシステムのいずれの光のセンサーをも配することであることがある。そのような措置は、これらの光のセンサーによって再度記録されたものである環境によってまわりに散乱されたものであるところの自己で発生させられた光の尤度を減らすことがある。
【0018】
光の源の組み立て品によって生じさせられた光の色の他にも、光の明るさは、また、制御すことの価値のある因子であることがある。例えば、器具が、それが光で光る空間において減光する一方で、陰鬱な環境において輝くことは、それは望ましいものである。器具の実施形態において、制御ユニットは、従って、カラービジョンシステムから受容されたデータから環境の明るさのレベルを決定するために、及び、それに対する関係において光の源の組み立て品によって生じさせられた光の明るさを設定するために、構成されたものであることがある。
【0019】
本発明が、それらの本性に帰すべきもののおかげで、異なる又は可変の環境において使用されたものであることが意図されたものであるところの器具に対して特に適用可能なものであることは、それは認められたものであることになる。そのような器具は、自律的に移動するところのデバイス、例.より上に述べられたロボットの真空掃除機、及び、ユーザーによってまわりを移動させられたものであるところのデバイス、例.遠隔制御又は携帯電話、を含むことがある。それらの機能又は正常な使用の光において、移動する又はまわりを移動させられたものであることが意図されたものであるところの移動式の器具は、“固有に移動式の器具”として称されたものであることがある。
【0020】
発明のより上に記載された及び他の特徴及び利点は、発明を図解すること及びそれを限定するものではないことが意味されたものであるところの、付随する図面と一緒に取り上げられた、発明のある一定の実施形態の後に続く詳述された記載からより多く十分に理解されたものであることになる。
【0021】
WO01/14856は、第二の表面において同じ放射を表示するところの源の表面からの可視の及び不可視の電磁的な放射をとらえるための装置を開示する。US2004/0036006は、一つの又はより多い対象を認識する又はそれ(ら)を識別することの能力を低減するために一つの又はより多い光の源を用いるところの装置を開示する。
【0022】
EP1619934は、ターゲットの色を調和させるために対象のターゲットの色の複製を作るための装置を開示する。第一の色のセンサーは、ターゲットの色を測定する。色の投射の機構は、対象の色を変化させる。色を調和させる機構は、ターゲットの色を受容するための第一の色のセンサーへ結合させられたものである。ターゲットの色に基礎が置かれたもので、色を調和させる機構は、ターゲットの色を調和させるために対象の色を変化させるための色の投射の機構を制御する。
【0023】
US2005/0047132は、色を変化させることが望まれたものであるところの材料を備えた一部分を有するところの囲いを有する色を変化させるデバイスを開示する。照明デバイスは、材料を照明するために提供されたものである。
【0024】
US2003/0002246は、照明可能な部分を備えたハウジングを含むコンピューティングデバイスを開示する。デバイスは、また、コンピューティングデバイスの飾りの外観を変えるところの光の効果を生じさせるために構成されたものであるところのハウジングの内側に配された光を放出するデバイスを有する。
【0025】
WO2004/023850は、光のシステムを含む照明の設備を備えた歯ブラシを開示する。歯ブラシは、光のシステムを通じて色の変化を許すために透き通った、透明な、半透明の、又は類似の材料と共に提供されたものであることができる。WO2004/023850は、また、パッケージのための照明の設備を提供するために光のシステムを含むことができるところの商品のためのパッケージを開示する。パッケージは、いずれの製品又は商品へも注意を引きつけるために棚において照明されたものであることができる。WO2004/023850は、また、照明の設備を備えた器具を開示する。それは、環境の条件を検知するために及び条件を指し示すところの照明を表示するためにセンサーへ結合させられたものであることができるところの光のシステムを有する。
【0026】
US7511631は、デバイスの色を変更するための方法を開示する。方法は、信号を受容すること、直近のエリアの色のスキームを識別すること、直近の色のスキームに従うためにデバイスの色を変化させること、及び、直近の色のスキームと比べて他の色へデバイスの色を変化させることを含む。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】図1は、本発明との一致において例示的なロボットの真空掃除機の概略的な断面の図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
図面の手短な記述
図1は、本発明との一致において例示的なロボットの真空掃除機の概略的な断面の図である。
【0029】
詳細な記述
本発明に従った器具1は、光学的に透過性の部分2、制御可能な光の源の組み立て品6、カラービジョンシステム8、及び制御ユニット10を含むところのハウジングを具備することがある。器具1のこれらの別個に識別可能ななおも共同する構成部品は、ここより後に順番に、最初に要約に、及び、その後に図1に示された例示的なロボットの真空掃除機1を参照して、議論された及び例示されたものであることになる。便宜のために、図1に関係する参照数字は、また、発明の一般的な要約の議論に含まれたものである。
【0030】
器具1の、ハウジング、即ち、より外側の収容する構造は、例えば可視の光をガイドすることの可能なものであるところの電磁的な導波路の形態で、光学的に透過性の部分2を含む。それら自体において光学的な導波路は、技術において知られたものであると共に、誘電体の導波路及び高度に反射性のより内側の表面を有する中空の構造のような、異なる形態で存在する。より後者のものは、時々、“ライトガイド”と称されたものである。例の方式で、誘電体の導波路は、より下にいくらかより多い詳細なものにおいて議論されたものであることになる。しかしながら、請求項において使用されたもののような用語“光学的に透過性の部分”が、単に“誘電体の導波路”を意味するものであるとして解されたものであることのないものである;代わりに、発明を実践するために適切なものであるところのいずれのタイプの光学的に透明な構造をも含むことは、それは意図されたものである、ことは、それは留意されたものである。
【0031】
最も多い誘電体の導波路の動作の根底にあるところの物理的な現象は、“内部全反射(又は合計の内部の反射)”と呼ばれたものである。それは、導波路のコアの媒体において伝わる光の光線が、境界の法線に対して相対的な臨界の角度と比べてより大きい角度で、より低い屈折率(又は屈折性の指標)を有する隣接の媒体とのそれの境界に衝突するとき、生ずる。そして、それぞれの光線は、境界を離れて反射すると共に、導波路のコアの媒体を通じてそれの伝播を続ける。内部全反射が、無損失のものであるので、光は、より多量の減弱無しに導波路内で長い距離にわたって伝わることがある。唯一の損失の因子は、導波路それ自体のコアの媒体による光の吸収である。
【0032】
より高い屈折率を備えた導波路のコアの媒体の境界となるところのより低い屈折率を備えた媒体が、通常では、内部全反射を達成するために必要なものであるとはいえ、より前者のものは、必ずしも導波路の構造的な部分であるものではない。たとえ空気が、“製造された部分”の意義で導波路の構造的な構成部品ではないものであるとしても、1.48の屈折率を有すると共におおよそ1.00の屈折率を有する空気を通じて延びるクラッディングされたものではない光学的なファイバーは、例えば、導波路を形成する。それに応じて、用語“導波路”が、誘電体の導波路(それの動作は、記載されたもののような内部全反射に基礎が置かれたものである)を表記するためにこれのテキストにおいて用いられたものであるときはいつでも、取り囲む媒体が、例えばクラッディングの形態で、器具の構造的な部分であることがあるが、しかし、そうである必要があるものではない一方で、コアの媒体を具備することは、それは理解されたものである。
【0033】
ハウジングは、上記の構造と比べてより低い屈折率を有するキャリア本体へ接続された、例.それへ付着させられた又はそれに埋め込まれた、ものであることがあるところの一つの又はより多い光学的に透過性の構造の形態で誘電体の光学的な導波路2を含むことがある。代わりに、ハウジングは、それ自体導波路を具現するところの単一にピースに構築されたものであることがある。空気が(家庭の)器具を取り巻く媒体であることが仮定されたものである事例において、そのような透明なハウジングの構造の外部の表面は、事実上は、常に、より低い屈折率を有する媒体へ束縛されたものである。導波路の材料は、望まれたものとして選ばれたものであることがあると共に、例えば、ガラス、又は、(アクリル系のガラス、又はPMMA、としてより良好に知られた)ポリメチルメタクリラートのような、光学的に透明なプラスチックを含む。
【0034】
光が導波路2から離脱することを許容するために、誘電体の導波路の外部の表面4は、例えば摩耗、曲げること、又は刻み目をつけることによって、適切に処置されたものであることがある。そのような処置は、外部の表面の境界で内部全反射を阻止することがあると共に、このように上記の境界に入射する光の最も少ないときでフラクションがそれを通じて透過させられたものであることを許す。代わりに、光を散乱させることは、導波路2の外部の表面4へ選択的にコーティングの材料を適用することによって、又は、導波路内に選択的に散乱させる材料又はグレーティングのパターンを組み込むことによって、果たされたものであることがある。いくつかの実施形態において、光は、自然の光の漏出によって導波路から離脱することがある。導波路2から光の放出を果たすためのこれらの及び他のアプローチは、それら自体において、技術において知られたものであると共に、従って苦心して作られたものではないものである。
【0035】
ハウジングの光学的に透過性の部分2は、好ましくは、それの外部の表面4を通じて透過させられた光の光強度が、巨視的なスケールでは表面にわたって実質的に均一なものであるように、構成されたものであることがある。均一性に帰すべきことのおかげで、ハウジングは、器具1を目視する人には実質的に均質に照明されたものにみえることになる。誘電体の導波路の事例において、均質な光の強度は、選択的にちょうど述べられたそれぞれの処置のいずれのものをも適用することによって、達成されたものであることがある。
【0036】
制御可能な光の源の組み立て品6は、一つの又はより多い光の源を具備することがある。一つの実施形態において、単一の白色の光の源は、例えば、望まれた色の光を生じさせるために、多色のフィルター又はプリズムのような屈折させる素子との組み合わせで使用されたものであることがある。別の実施形態において、光の源の組み立て品は、各々が異なる色を有する、多重の光の源を具備することがある。異なる色の光を混合することによって、望まれた色は、得られたものであることがある。好適化された実施形態において、光の源の組み立て品は、例えば、例えば単一の多色にされたLEDの形態で、又は、原色(又は根本の色)におけるある数の別個に制御可能なLEDの形態で、一つの又はより多い発光ダイオード(又は光を放出するダイオード)(LED)を具備することがある。それらの耐久性及び高い効率に帰すべきもののおかげで。LEDは、機械的なショックに対して露出させられたものであるところの及び本線から離れて動くことの代わりにバッテリーで動くところの家庭の器具を照明するために良好に似合わされたものである。光の源、並びに、フィルター、分散性のプリズム及びグレーティングと同様の自由選択の素子から離れて、制御可能な光の源の組み立て品は、また、光の源の動作を制御するところの及び制御ユニットとインタフェースで連結するところの電子的な制御の回路を具備することがある。
【0037】
カラービジョンシステム8は、例えば別個のフォトダイオード若しくは1ピクセルのフォトセンサー、又は、電荷結合素子(又は電荷で結合させられたデバイス)(CCD)若しくは相補型金属酸化膜半導体(又は相補性の金属酸化物半導体)(CMOS)センサーのような合併されたイメージセンサーの形態で、一つの又はより多い光のセンサーを具備することがある。カラービジョンシステム、及び、よって光のセンサーの組み立て品は、(可視の電磁的なスペクトルにおける)異なる色を登録することの可能なものであることが理解されたものである。カラービジョンシステムの分解能は、二次的な重要性のものである。イメージセンサーが使用されたものである事例において、例えばおよそ256×256ピクセルのある一定の最小のものは、十分なデータが信頼して支配的な環境の色を決定するために集められたものであることがあることを保証するために、賢明なものであるように思われる。望まれたものであるとすれば、器具1は、一つと比べてより多いイメージセンサーとフィットされたものであることさえあることがある。異なるセンサーは、例えば、制御ユニット10が環境の色のスキームのそれのアセスメントを改善することを可能とする、カラービジョンシステム8が異なる方向から色の情報を集めることを可能とするように、ハウジングにおける離れて間隔を空けられた位置で配されたものであることがある。代わりに、ある数の光のセンサー/単一のイメージセンサーは、能動的に器具1の環境16を走査する為に、回転可能な、モーターで駆動された支持体に取り付けられたものであることがある。イメージセンサーは、カラービジョンシステム8が周囲のシャープな有意義なスナップ写真をとることを可能とするためにレンズシステムが補充されたものであることがある。
【0038】
制御ユニット10は、それからそれが観察された環境16の色に関係するデータを受容するところの、カラービジョンシステム8、及び、それの制御にかけられたものであるところの、制御可能な光の源の組み立て品6の両方へ動作可能に接続されたものである。制御ユニット10は、電子的な回路、例.一つの又はより多いユーザーが選択可能な色のプログラムを実行することの可能な、マイクロプロセッサー足すいくらかのワーキングメモリー、及び、ユーザーが色のプログラムを選択する又はそれを適合させることを許容するところの入力デバイスを具備することがある。制御ユニット10の動作は、今、いくらかのより多い詳細において議論されたものであることになる。
【0039】
典型的な動作の間に、制御ユニット10は、繰り返して同じセットの指令を実行することがある。器具1の一つの実施形態において、一次的な高いレベルの指令は、概略的に後に続くようなもの:
(i)カラービジョンシステムからイメージデータを得る、
(ii)カラービジョンシステムから得られたイメージデータから最も少ないときで一つの環境の色を決定する、
(iii)選択された色のプログラム及び決定された環境の色に基礎が置かれた望まれたハウジングの色を決定する、
(iv)望まれたハウジングの色を調節する
として読み取ることがある。ステップ(i)は、カラービジョンシステム8からイメージデータを得ることと関係させられたものである。イメージデータは、前述されたイメージセンサーの分解能における器具の環境の一つの又はより多い色のピクチャーで構成されたものであることがある。多重のピクチャーの事例において、ピクチャーは、異なるイメージセンサーによって及び/又は環境に相対的な異なる方向から、時間における異なる瞬間でとられたものであることがある。イメージデータは、例えば、器具の周囲の360°のパノラマのピクチャーを表すことがあると共に、それにおいてパノラマは、数個のより小さいピクチャーで作り上げられたものである。第二のステップ(ii)では、制御ユニットは、それからの最も少ないときで一つの環境の色を推理するために得られたイメージデータを処理することがある。決定されたものであるための最も少ないときで一つの環境の色は、例えば、色のヒストグラムを描きあげることによって見出されたものであることがあるところの、環境の最も多く頻繁に生ずる色、又は、ピクセルの数の色の値を平均化することによって計算されたものであることがあるところの、平均的な色、であることがある。もちろん、他の環境の色の指数は、同様に使用されたものであることがある。そしてステップ(iii)は、選択された色のプログラムとの対応において望まれたハウジングの色へと最も少ないときで一つの環境の色を書き換える。多数の色のプログラムは、実施されたものであることがある。一つの色のプログラムは、例えば、器具をそれの環境から目立つものとするように、最も少ないときで一つの環境の色と対照をなすところのハウジングの色を決定するために構成されたものであることがある。他の色のプログラムは、器具をそれの周囲と混じり合う又はそれに対してこぎれいなものに目を向けるものとするように、最も少ないときで一つの環境の色との興味をそそる組み合わせに対応する又はそれを形成するところのハウジングの色を設定するために構成されたものであることがある。まだ別の色のプログラムは、最も少ないときで一つの環境の色及び望まれたハウジングの色へある数の環境の色の各々をリンクさせるところのユーザーが指定可能な関係性に基礎が置かれたハウジングの色を決定するために構成されたものであることがある。ユーザーが指定可能な関係性は、例えば、式又は表によって反映させられたものであることがあると共に、それにおいてパラメーター又はエントリーは、彼の個人の優先との一致においてユーザーによって適合させられたものであることができる。一度望まれたハウジングの色が、決定されたものであるすると、ステップ(iv)は、現実にハウジングの色に変化するために前進する。ハウジングの色が、一度に、決定されたハウジングの色へと変化させられたものであることを必要とするものではないことは、それは留意されたものである。多数の状況において、(現行のハウジングの色及び望まれたハウジングの色の間における中間の色の範囲を介した)徐々の遷移は、例えば、フラッシュする、分配する様式でそれの色を変化させることから器具1を予防するために、好ましいものであることがある。
【0040】
いくつかの状況において、発光性のハウジングによって放出された光は、知覚された環境の色に影響することがある。これは、不満足に照らされたもの及び相対的に充満の又は窮屈な空間において特にそのようなものであると共に、それにおいて放出された光の一部分は、器具のイメージセンサーへと逆戻りに反射させられたものである。それの自身の色の変化に対して反応することから器具を予防するために、制御ユニットは、イメージセンサーの照明における/それへの発光性のハウジングの影響又は寄与を見積もるために、及び、それを補償するために、構成されたものであることがある。見積もりは、例えば、ハウジングの色を変化させるために光の源の組み立て品へ与えられたものであるところの指令に対する(中間の)応答において生ずるところの収集されたイメージデータにおける変化を監視することによってなされたものであることがある。決定された環境の色における変化及びハウジングの指令を受けた色の変化の間における相関は、一般化された、及び、(真の)環境の色を決定することにおける補正のようなものとして用いられたものであることがある。代替の解決手段は、好ましくは光学的に透過性の部分より下に、床に対して相対的に近いカラービジョンシステムの光のセンサー/イメージセンサーを配することを含むことがある。これは、センサーに入射する自己で発生させられた反射させられた光の量を減らすことになる。発明におけるバリエーションにおいて、器具は、色を変化させることの可能なものであるところの能動的な(即ち、光を放出するものの)表面の代わりに、受動的なもの(即ち、光を吸収するもの及び反射させるもの)とフィットされたものであるかもしれない。そのような表面は、サーモクロミック又はエレクトロクロミックの材料、例.液晶(又は液体の結晶)又はポリマーに基礎が置かれたものであることがある。受動的な表面は、しかしながら、不満足に照らされた環境においてほとんど使用の無いものであると共に、常には望まれた色に見えることの可能なものではないものである。これは、周囲の光が、望まれたハウジングの色を具備するものでなければならない:緑色の光によって照明されたものであるところの固有に赤色の表面が、赤色に見えるものではないが、しかしほとんど黒色に見えることになる、という理由のためである。同様にして、受動的に着色されたハウジングは、薄明又は暗がりにおいてほとんど又は全てにおいて現れるものではないことになる。
【0041】
光の源の組み立て品によって生じさせられた光の色の他には、光の明るさは、また、制御することの価値のある因子であることがある。例えば、器具が、それが、光で光る空間において減光する一方で、陰鬱な環境において輝くことは、それは望ましいものであることがある。器具1の実施形態において、制御ユニットは、従って、カラービジョンシステムから受容されたデータから環境の明るさのレベルを決定するために、及び、それに対する関係において光の源の組み立て品によって生じさせられた光の明るさを設定するために、構成されたものであることがある。
【0042】
異なる色を備えたデバイスの異なる部分を提供することができるものであることは、特に器具1が、若干大きい寸法を有するときに、それはさらに望ましいものであることがある。そのような実施形態において、ワインカラーの椅子に面するところの右の側が、ワインカラーに着色されたものであることがある一方で、黄土色の黄色の壁に面する器具1の左の側は、例えば、それとの対照において着色されたものであることがある。ハウジングのこれの多重の着色をすることを可能とするために、ハウジングの光学的に透過性の部分は、ある数の実質的に独立して着色可能な領域とフィットされたものであることがある。そのような領域は、例えば、物理的にそれらを分離することによって、又は、導波路の事例においては、一つの領域を通じて伝わる光が、別のものに到達することの不可能なものであるように導波路を整形することによって、作り出されたものであることがある。これらの領域が与えられたとすると、制御可能な光の源の組み立て品は、一つのものが別のものに実質的に独立して領域を着色するように、各々のそれぞれの領域へとそれぞれの領域のハウジングの色の光を結合させるために構成されたものであることがある。制御ユニットは、カラービジョンシステムから受容されたデータに依存して、及びそのように望まれたものであるとすれば、ユーザーが調節可能な色のプログラムと一致して、上記の領域の各々について領域のハウジングの色を設定するために構成されたものであることがある。
【0043】
今や発明に従った器具の特徴が詳細に解明されてきたものであることであるが、注意は、図1に示されたロボットの真空掃除機1の形態における例示的な実用的な実施形態に招かれたものである。
【0044】
図1は、概略的に、例示的なロボットの真空掃除機1の断面の側面図を示す。ロボットの真空掃除機1は、それが自律的にそれの周囲を探査することを許容するところの、ある数の電動化されたホイール14を含む、駆動システムとフィットされたものである。真空のシステム及びホイール14と比べて他の駆動システムの構成部品は、図1から省略されたものである。それらは、技術において知られたものであると共に、ここでは苦心して作られたものではないものであることになる。
【0045】
ロボットの真空掃除機は、さらに、ハウジングを具備すると共に、それの上部の部分は、無色のアクリル系のガラスで作られた光学的な導波路2によって形成されたものである。光学的な導波路2は、おおざっぱに、ロボットの真空掃除機1のより上の半分を囲むと共に、このように、より上から目視されたときのそれの外観を決定する。導波路2のすぐ下に及びハウジング内に、器具1は、制御可能な光の源の組み立て品6、制御ユニット10、及びバッテリー12を収容する。光の源の組み立て品6は、制御ユニット10によって制御された及び動力が供給されたものであるところのRGBのLED(即ち、典型的には、そしてそれらの色が望まれた色を生じさせるために混合させられたものであるところの、原色の赤色、緑色、及び青色を生じさせることの可能な複合のLED)が備え付けられたものである。組み立て品6の光を放出する側は、導波路2の内部の表面へ適切に接続されたものであると共に、光の源の組み立て品によって生じさせられた光が、導波路へと効率的に結合させられたものであることを保証する。制御ユニット10は、バッテリー12へ接続されたものである。バッテリー12は、器具1のライトスキンを供給することに専用化されたものであることがあるが、しかし、また、真空システム及び駆動システムを含む、器具の全ての電子的なシステムを供給するところの単独の動力の源であることがある。消耗させられたバッテリー12は、典型的には、ロボットの真空掃除機1が、それの合体するステーションと合体するとき、再充電させられたものであることになる。制御ユニット10は、それ自体、ハウジングの下部に配されたユーザーの制御11を介してユーザーによって制御されたものであることがある。描かれた実施形態において、ユーザーの制御11は、旋回可能なノブであると共に、それの回転の位置は、制御ユニットによって実行されたものであるための色のプログラムを設定する。他の実施形態において、ユーザー制御は、キーボードのような、より多い汎用の入力デバイスを具備することがある。ユーザー制御無しの実施形態は、同様に可能性のあるものである。小さいディジタルカメラ8の形態におけるカラービジョンシステムは、導波路2より上の位置で取り付けられたものである。真空掃除機1の位置に依存して視覚的に環境を走査することを可能とするために、カメラ8は、回転可能な電動化された支持体に配されたものである。支持体及びカメラの両方は、制御ユニット10によって制御された及び電動化されたものである。
【0046】
ロボットの真空掃除機1の動作は、ライトスキンが関係させられたものである限り、後に続くようなものである。ユーザー制御11が、有るものであるとすれば、ユーザーは、ユーザー制御を介して望まれた色のプログラムを選択する。そして、真空掃除機1は、それの役目をするために見送られたものである。制御ユニット10は、同時に、回転するために電動化されたプラットフィオーム及び周囲のスナップ写真をとるためにディジタルカメラ8を指令する。そして、記録されたピクチャーは、カメラ8からダウンロードされたものである。制御ユニット10は、データを分析すると共に、周囲の関連性のある色を決定する。次に、それは、ユーザーによって選択された色のプログラムと一致して望まれたハウジングの色を決定すると共に、対応する色を生じさせるために光の源の組み立て品6を指令する。光の源の組み立て品6によって生じさせられた光は、導波路2へと結合させられたものであると共に、それを通じて広がる。外部の表面4の適切な処置の結果として、光の部分は、器具を目視するところの人によって知覚可能なものであるところの均質なハウジングの色を果たすためにそれを通じて透過させられたものである。
【0047】
本発明が、ロボットの真空掃除機に限定されたものではないものであることは、それは理解されたものである。原則として、いずれの家庭の器具、デバイス、又は対象も、より上に記載されたもののような発光性のハウジングとフィットさせられたものであることがある。好都合な例は、遠隔制御、電話、ロボットの芝生の草刈り機(対照をなす色のプログラムは、それらを位置させることを助けることがある)、及び移動式のエアーコンディショニングユニット(協調する色のプログラムは、目からそれらを隠すことを助けることがある)を含むことがある。
【0048】
これのテキストに使用された用語法の点で、用語“光”、“光学的な”、“光学的に透過性の”、“導波路”、“ビジョンシステム”、“イメージセンサー”、及び同様のものは、全て、可視の光、又は、可視の光を取り扱うために構成された構造、構成部品、若しくはデバイスに関係することは、それは留意されたものである。“可視の光”は、援助されたものではないヒトの目によって知覚可能なものであるところの電磁的な放射であることが理解されたものであると共に、マイクロ波の放射及び赤外の放射のような、スペクトルの不可視の部分における電磁的な放射を排除する。
【0049】
本発明の例証の実施形態が、部分的に付随する図面を参照して、より上に記載されてきたものであるとはいえ、発明がこれらの実施形態に限定されたものではないものであることは、それは理解されたものであるためのものである。開示された実施形態に対するバリエーションは、図面、開示、及び添付された請求項の研究から、請求された発明を実践する際に技術において熟練させられた者たちによって理解された及び果たされたものであることができる。これの明細書のいたるところで“一つの実施形態”又は“ある実施形態”への参照は、実施形態との結び付きで記載された特定の特徴、構造、又は特性のものが、本発明の最も少ないときで一つの実施形態において含まれたものであることを意味する。このように、これの明細書のいたるところで様々な所における句“一つの実施形態において”又は“ある実施形態において”の出現は、必ずしも全て、同じ実施形態を参照するものではないものである。さらには、一つの又はより多い実施形態の特定の特徴、構造、又は特性のものが、新しい、明示的に記載されたものではない実施形態を形成するためにいずれの適切な様式において組み合わせられたものであることがあることは、それは留意されたものである。
【符号の説明】
【0050】
要素のリスト
1 ロボットの真空掃除機
2 ハウジングの光学的に透過性の部分/光学的な導波路
4 ハウジングの光学的に透過性の部分の外部の表面
6 制御可能な光の源の組み立て品
8 カラービジョンシステム
10 制御ユニット
11 ユーザー制御
12 バッテリー
14 駆動システムの電動化されたホイール
16 器具の環境

【特許請求の範囲】
【請求項1】
器具(1)、特定のものにおいて、ロボットの真空掃除機(1)のような、自律的に可動なデバイス、及び、遠隔制御、真空掃除機、又は携帯電話のような、ユーザーによって可動なものであるところのデバイス、であって、
− ハウジング、それにおいて上記のハウジングの最も少ないときで一部分が光学的に透過性のものであること、上記の光学的に透過性の部分が外部の表面(4)を有すること、それを通じて前記光学的に透明な部分を通じて伝わる光が透過させられた光が前記外部の表面を目視する際に可視のものであることを引き起こすように透過させられたものであること;
− 多様な色で光を生じさせることが可能な、及び、前記ハウジングの前記光学的に透過性の部分へと生じさせられた光を結合させるために構成された、制御可能な光の源の組み立て品(6);
− 制御ユニット;並びに
− 前記器具の環境(16)を光学的に観察するために及び前記制御ユニット(10)へ観察された環境の色に関係するデータを出力するために構成された、カラービジョンシステム(8);
:を具備する、器具において、
それにおいて、前記制御ユニット(10)は、前記光の源の組み立て品によって生じさせられたものであるためのハウジングの色を制御するために構成されたものであると共に、それによって上記のハウジングの色は、前記カラービジョンシステムから受容されたデータに依存して決定されたものであると共に、
それにおいて、前記ハウジング(2)の前記光学的に透過性の部分は、二つの又はより多い領域を具備すると共に、
それにおいて、前記制御可能な光の源の組み立て品(6)は、他の領域とは独立に各々の領域を着色するように各々のそれぞれの領域へとそれぞれの領域のハウジングの色の光を結合させるために構成されたものであると共に、
それにおいて、前記制御ユニット(10)は、前記カラービジョンシステムから受容されたデータに依存して上記の領域の各々について前記領域のハウジングの色を制御するために構成されたものである、
器具。
【請求項2】
請求項1に従った器具において、
それにおいて、前記ハウジング(2)の前記光学的に透過性の部分は、光学的な導波路である、器具。
【請求項3】
請求項1又は2に従った器具において、
それにおいて、前記制御ユニット(10)は、ユーザーが調節可能な色のプログラムと一致して及び前記カラービジョンシステムから受容されたデータに依存して前記ハウジングの色を制御するために構成されたものである、器具。
【請求項4】
請求項1又は2に従った器具において、
それにおいて、前記制御ユニット(10)は、前記カラービジョンシステム(8)から受容されたデータから最も少ないときで一つの環境の色を決定するために構成されたものである、器具。
【請求項5】
請求項4に従った器具において、
それにおいて、前記制御ユニット(10)は、それが、前記器具をそれの環境から目立つものとするように、前記最も少ないときで一つの環境の色と対照をなすように、前記ハウジングの色を制御するために調節可能な又は構成されたものである、器具。
【請求項6】
請求項4に従った器具において、
それにおいて、前記制御ユニット(10)は、それが、前記器具がそれの環境と混じり合うものとするように、前記最も少ないときで一つの環境の色に対応するように、ハウジングの色を制御するために調節可能な又は構成されたものである、器具。
【請求項7】
請求項4に従った器具において、
それにおいて、前記制御ユニット(10)は、前記最も少ないときで一つの環境の色及び望まれたハウジングの色へある数の環境の色の各々をリンクさせるところのユーザーが指定可能な関係性に基づいた、ハウジングの色を制御するために調節可能な又は構成されたものである、器具。
【請求項8】
請求項1に従った器具において、
それにおいて、前記制御ユニット(10)は、ユーザーが調節可能な色のプログラムと一致して及び前記カラービジョンシステムから受容されたデータに依存して上記の領域の各々について前記領域のハウジングの色を制御するために構成されたものである、器具。
【請求項9】
請求項1又は2に従った器具において、
それにおいて、前記制御ユニット(10)は、前記カラービジョンシステム(8)から受容されたデータから環境の明るさのレベルを決定するために、及び、それに対する関係において前記光の源の組み立て品(6)によって生じさせられた光の明るさを制御するために、調節可能な又は構成されたものである、器具。
【請求項10】
請求項4に従った器具において、
それにおいて、前記制御ユニット(10)は、前記観察された環境の色に関係するデータに基づいた、前記ハウジング(2)の前記光学的に透過性の部分の前記外部の表面(4)を通じて透過させられた光の影響を見積もるために、及び、前記最も少ないときで一つの環境の色を決定するときこれの影響を補償するために、調節可能な又は構成されたものである、器具。
【請求項11】
請求項1又は2に従った器具において、
それにおいて、前記ハウジング(2)の前記光学的に透過性の部分は、前記外部の表面(4)を通じて透過させられた光の光強度が、巨視的なスケールでそれの表面にわたって均一なものであるように、構成されたものである、器具。
【請求項12】
請求項1又は2に従った器具において、
それにおいて、前記制御可能な光の源の組み立て品(6)は、前記ハウジング(2)の前記光学的に透過性の部分へと結合させられたものであるところの光を生じさせるための最も少ないときで一つの発光ダイオードを具備する、器具。
【請求項13】
請求項1又は2に従った器具において、
それにおいて、前記ハウジング(2)の前記光学的に透過性の部分は、最も少ないときで部分的に透明なプラスチックで作られたものである、器具。

【図1】
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【公表番号】特表2012−528653(P2012−528653A)
【公表日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−513703(P2012−513703)
【出願日】平成22年5月27日(2010.5.27)
【国際出願番号】PCT/IB2010/052363
【国際公開番号】WO2010/140089
【国際公開日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】