説明

画像処理方法及び画像処理装置

【課題】 ビットマップで表現された線画の補間を簡易に行う。
【解決手段】 対象線画Aと対象線画Bの輪郭情報をそれぞれ輪郭情報格納部3から読み込む(ステップS31及びS32)。対象線画A及びCのそれぞれについて、輪郭の一画素を一時間単位に対応させることにより(1画素=1t)、時間(t)対Xと、時間(t)対Yの各座標軸上に分解した写像を求める(ステップS33)。対象線画Aについて得られた上記写像と対象線画Cについて得られた上記写像について、時間軸調整を行う(ステップS34)。ステップS34において時間軸調整が行われた、対象線画Aに係る写像と対象線画Cに係る写像について、X軸写像同士の算術演算と、Y軸写像同士の算術演算を行なう(ステップS35及びS36)。演算により得られたX軸写像とY軸写像を合成して逆変換的に補間線画Bを生成する(ステップS37)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理方法及び画像処理装置に関し、特に、ビットマップで表現された線画の補間を簡易に行うことができる画像処理方法及び画像処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、線画の補間は、それらを構成する対応する点(ドット情報)同士の補間の結合として行われていた。図6は、従来における線画の補間の例を模式的に説明するため図である。
【0003】
ここで、図6(a)に示された線画と図6(c)に示された線画について、それらから得られる1/2の補間線画を求める場合を考える。そこで、同図(a)に示す線画A’が、点A1〜点A4(各点の座標を、(A1x,A1y)、(A2x,A2y)、(A3x,A3y)、(A4x,A4y)とする)を結んで構成されるものであり、同図(c)に示す線画C’が、点C1から点C4(各点の座標を、(C1x,C1y)、(C2x,C2y)、(C3x,C3y)、(C4x,C4y)とする)を結んで構成されるものである場合、以下の式により、点B1〜点B4の座標((B1x,B1y)、(B2x,B2y)、(B3x,B3y)、(B4x,B4y))を求め、それらを結んで得られた点が、線画A’と線画C’についての補間線画B’として得られる。
【0004】
B1x=(A1x+C1x)/2、 B1y=(A1y+C1y)/2
B2x=(A2x+C2x)/2、 B2y=(A2y+C2y)/2
B3x=(A3x+C3x)/2、 B3y=(A3y+C3y)/2
B4x=(A4x+C4x)/2、 B4y=(A4y+C4y)/2
なお、ここでは単純な線形補間としたが、他の各種補間法でも行われる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の図6に示す例は、複数の点の連結で構成された線画についての補間であり、かかる補間は、常套的に行われている。しかしながら、ビットマップで表現された画像についての補間は、確立されていない。
【0006】
本発明は上述のような事情から為されたものであり、本発明の目的は、ビットマップで表現された線画の補間を簡易に行うことができる画像処理方法及び画像処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の画像処理方法は、第一の線画の輪郭を形成する複数の画素を、所定の初期点から走査していったときの、前記複数の画素の、二次元座標の一方の座標に係る座標値の変化と、他方の座標に係る座標値に変化を、それぞれ、時間の関数として表現して、第一線画X軸写像及び第一線画Y軸写像として求め、第二の線画の輪郭を形成する複数の画素を、所定の初期点から走査していったときの、前記複数の画素の、二次元座標の一方の座標に係る座標値の変化と、他方の座標に係る座標値に変化を、それぞれ、時間の関数として表現して、第二線画X軸写像及び第二線画Y軸写像として求め、前記第一線画に係る写像の時間軸方向の全長に対応する時間と、前記第二線画に係る写像の時間軸方向の全長に対応する時間とが一致するように時間軸調整を行い、第一線画X軸写像と第二線画X軸写像とを、時間軸で対応する画素同士、補間演算すると共に、第一線画Y軸写像と第二線画Y軸写像とを、時間軸で対応する画素同士、補間演算し、得られた演算後X軸写像と、得られた演算後Y軸写像を合成して、前記二次元座標における補間線画を逆変換的に得ることを要旨とする。
【0008】
ここで、前記第一線画に係る写像の時間軸方向の全長に対応する時間をt1とし、前記第二線画に係る写像の時間軸方向の全長に対応する時間をt2とし、前記時間軸調整後の一致させた時間をt3とすると、t1<t3<t2、又はt2<t3<t1の関係を満たすように前記時間軸調整を行うことが好適である。
【0009】
また、前記補間演算は、線形補間演算であることが好適である。
【0010】
また、前記第一の線画を含む画像について、前記第一の線画とその背景の境界を追随することにより、前記第一の線画の輪郭を求め、前記第二の線画を含む画像について、前記第二の線画とその背景の境界を追随することにより、前記第二の線画の輪郭を求めることが好適である。
【0011】
また、上記目的を達成するため、本発明の画像処理装置は、第一の線画及び第二の線画の各々の輪郭の画素情報が格納される輪郭情報格納部と、前記輪郭情報格納部から、前記第一の線画及び第二の線画の各々の輪郭の画素情報を読み出し、第一の線画の輪郭を形成する複数の画素を、所定の初期点から走査していったときの、前記複数の画素の、二次元座標の一方の座標に係る座標値の変化と、他方の座標に係る座標値に変化を、それぞれ、走査した時間経過の関数として表現して、第一線画X軸写像及び第一線画Y軸写像として求め、第二の線画の輪郭を形成する複数の画素を、所定の初期点から走査していったときの、前記複数の画素の、二次元座標の一方の座標に係る座標値の変化と、他方の座標に係る座標値に変化を、それぞれ、走査した時間経過の関数として表現して、第二線画X軸写像及び第二線画Y軸写像として求め、前記第一線画に係る写像の時間軸方向の全長に対応する時間と、前記第二線画に係る写像の時間軸方向の全長に対応する時間とが一致するように時間軸調整を行い、第一線画X軸写像と第二線画X軸写像とを、時間軸で対応する画素同士、補間演算すると共に、第一線画Y軸写像と第二線画Y軸写像とを、時間軸で対応する画素同士、補間演算し、得られた演算後X軸写像と、得られた演算後Y軸写像を合成して、前記二次元座標における補間線画を逆変換的に得る画像処理部と、を備えることを要旨とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明の画像処理方法及び画像処理装置によれば、ビットマップで表現された線画の補間を簡易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、本発明の画像処理方法の一実施形態の処理手順を示すフローチャートである。
【図2】図2は、本発明の画像処理方法の一実施形態における輪郭確定ステップの詳細処理手順を示すフローチャートである。
【図3】図3は、本発明の画像処理方法の一実施形態における補間処理ステップの詳細処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図4は、本発明の画像処理方法の一実施形態が適用される画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図5】図5は、本発明の画像処理方法の一実施形態の処理手順を説明するための図である。
【図6】図6は、従来における線画補間の方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の画像処理方法の一実施形態の処理手順を示すフローチャートである。図2は、本発明の画像処理方法の一実施形態における輪郭確定ステップの詳細処理手順を示すフローチャートである。図3は、本発明の画像処理方法の一実施形態における補間処理ステップの詳細処理手順を示すフローチャートである。図4は、本発明の画像処理方法の一実施形態が適用される画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。図5は、本発明の画像処理方法の一実施形態の処理手順を説明するための図である。
【0015】
図4に示すように、本発明の画像処理方法の一実施形態が適用される画像処理装置は、画像情報が格納される画像情報格納部2と、画像情報格納部2に格納された画像情報に対して、輪郭確定処理と補間処理を行う画像処理部1と、画像処理部1により得られた輪郭情報が格納される輪郭情報格納部3と、元の画像や画像処理部1の処理により得られた画像が表示される表示部4とを備えている。
【0016】
本発明の画像処理方法の一実施形態は、図1に示すように、輪郭確定ステップS1と、補間処理ステップS3とで構成される。以下、図2乃至図5を参照して、それぞれを詳細に説明する。
【0017】
図2に示すように、輪郭確定ステップにおいては、まず、画像処理部1は、画像格納部2から、補間の対象である画像を読み込み、図5(a)及び(c)に示すように、その画像内の対象線画の輪郭の一点に、輪郭の抽出を始める始点、すなわちマーカの始点、を設定する(ステップS11)。そして、その始点から、画素単位で、対象線画と背景画像を識別しつつ(ステップS12)、対象線画の画素と背景画像の画素の境界を追随していく(ステップS13)。ここで、マーカの始点の決定の仕方としては、座標軸上に基準点(例えば、X座標が0で、Y座標が0である原点)を設定し、その基準点から最短の距離ある図形上の画素点を始点とする、というような方法がある。なお、対象線画A、Cが座標軸上で領域的に離れた位置にある場合には、一方の線画を他方の線画領域位置にくるように一旦移動させたのちに、最短距離を求めてマークを決定することができる。
【0018】
次に、画像処理部1は、マーカが初めに設定した始点に戻ったか否かを判断する(ステップS14)。始点に戻っていなければ(ステップS14において、否定判定)、ステップS12に戻り、ステップS12及びS13の処理を続行する。一方、始点に戻っていれば(ステップS14において、肯定判定)、輪郭が求められていることになるので、輪郭確定ステップを終了する。画像処理部1は、得られた輪郭情報(複数の画素の座標値の集まり)を輪郭情報格納部3に格納する。なお、本発明においては、原則、閉じた線画を対象にしている。
【0019】
輪郭確定ステップS1は、補間の対象となっている2つの対象線画A及びCについてそれぞれ行われる。2つの対象線画A及びCについて、輪郭確定ステップが終了すると図1のステップS2において、肯定判定となり、次の補間処理ステップ(ステップS3)に移行する。
【0020】
次に、補間処理ステップについて説明する。
補間処理ステップについては、図3に示すように、画像処理部1が、まず、上述の輪郭確定ステップにより得られた、対象線画Aと対象線画Cの輪郭情報をそれぞれ輪郭情報格納部3から読み込む(ステップS31及びS32)。図5に示した例では、対象線画Aが正方形(図5(a))であり、対象線画Cが円(図5(c))の場合を示している。
【0021】
次に、画像処理部1は、対象線画A及びCのそれぞれについて、輪郭の一画素を一時間単位に対応させることにより(1画素=1t)、時間(t)対Xと、時間(t)対Yの各座標軸上に分解した写像を求める(ステップS33)。
【0022】
例えば、対象線画Aについては、図5(a−x)及び図5(a−y)に示したように求められる。ここで、線の終点のt軸に対する時刻t1は、輪郭の全長(画素数)に対応した値となることが分かる。また、対象線画Cについては、図5(c−x)及び図5(c−y)に示したように求められる。同様に、線の終点のt軸に対する時刻t2は、輪郭の全長(画素数)に対応した値となる。ここで、通常は、t1≠t2である。
【0023】
次に、画像処理部1は、対象線画Aについて得られた上記写像と対象線画Cについて得られた上記写像について、時間軸調整を行う(ステップS34)。その時間軸調整の後、後述の演算処理を行う。すなわち、上記のように、一般的にt1≠t2であるので、そのままでは、演算処理(例えば、図5(a−x)に示した対象画像AのX軸写像の各値と、図5(c−x)に示した対象画像CのX軸写像の各値との間での線形補間演算)が行えない。従って、t2<t3<t1の関係を満たす、t3を設定し、t1及びt2をt3に合わせる処理を行う。具体的には、上記大小関係から、t1に関しては、時間軸を縮める処理、言い換えれば、画素を間引く処理となる。一方、t2に関しては、時間軸を伸ばす処理、画素を補間する処理となる。
【0024】
なお、t3については任意に設定できる。つまり、t3の設定は、t1とt2の間に設定することで、対象線画A、Cの形状イメージの間を補間した一定の形状を得ることができる。一方、大きい値に設定すると、対象線画A、Cからは予測され得ないような壊れた形状の図形となってしまうこともあるので、t1とt2の間に設定することが好ましく、必要に応じて結果線画を拡大縮小することもできる。
【0025】
つまり、それは線画の大きさの指標となるものであって、時間経過に伴って変化する線画の補間における、時間軸上の補間位置とは、直接的には関係はない。つまり、時刻の異なる2つの対象線画を時間軸上で、例えば均等線形補間する場合、時間軸上の補間位置は、各線画間の中央であるが、このときt3は、必ずしもt3=(t1+t2)/2とする必要はない。しかしながら、時刻の異なる2つの対象線画間の時間経過に伴う自然な変化という観点からは、t3と、線画変化の時間軸上の補間位置とは相関させることが好適である。
【0026】
次に、画像処理部1は、ステップS34において時間軸調整が行われた、対象線画Aに係る写像と対象線画Cに係る写像について、X軸写像同士の算術演算と、Y軸写像同士の算術演算を行なう(ステップS35及びS36)。なお、ここでの演算は、如何なる補間方式による演算でもよいが、最も一般的には線形補間である。
【0027】
図5に示した例では、図5(a−x)に示した対象線画Aに係るX軸写像と、図5(c−x)に示した対象線画Cに係るX軸写像とを時間軸調整後に演算すると、図5(b−x)の曲線が得られる。また、図5(a−y)に示した対象線画Aに係るY軸写像と、図5(c−y)に示した対象線画Cに係るY軸写像とを時間軸調整後に演算すると、図5(b−y)の曲線が得られる。
【0028】
次に、画像処理部1は、演算により得られたX軸写像とY軸写像を合成して逆変換的に補間線画Bを生成する(ステップS37)。図5に示した例では、図5(b−x)に示したX軸写像と、図5(b−y)に示したY軸写像とを合成して、図5(c)に示した補間線画Bを求める。
【0029】
最後に、画像処理部1は、得られた補間線画Bを、画像格納部2に格納したり、線画A及びCと共に表示部4に表示したりする。
【0030】
以上のように本発明の一実施形態によれば、ビットマップで表現された線画の補間を簡易に行うことができる。
【0031】
なお、上述した実施形態においては、1つの補間線画を求める場合を説明したが、これに限られることなく、2つの対象線画に基づき、複数の補間線画を求める場合にも適用できる。例えば、2つの線形補間線画を求める場合、例えば、t2<t3<t4(2つめの補間線画)<t1;t3=(2×t2+t1)/3;t4=(t2+2×t1)/3と設定する。この場合、前述のように、上述の算術演算もこの演算に相関させるようにすれば、時間的に変化する線画としては、自然な線画となる。
【0032】
一方、3つ以上の対象線画に基づき、1つの補間線画を求める場合にも適用できる。例えば、3つの対象線画について、時間軸補正をして1つの補間線画を求めることができる。すなわち、当業者であれば、n個の対象線画からn個の補間線画が同様に導き出せることが想到できるであろう。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明の画像処理方法及び画像処理装置は、例えばパチンコ機のような遊技機で表示される画像データや、アニメーションのデータに適用できる。
【符号の説明】
【0034】
1 補間処理部
2 画像情報格納部
3 輪郭情報格納部
4 表示部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一の線画の輪郭を形成する複数の画素を、所定の初期点から走査していったときの、前記複数の画素の、二次元座標の一方の座標に係る座標値の変化と、他方の座標に係る座標値に変化を、それぞれ、時間の関数として表現して、第一線画X軸写像及び第一線画Y軸写像として求め、
第二の線画の輪郭を形成する複数の画素を、所定の初期点から走査していったときの、前記複数の画素の、二次元座標の一方の座標に係る座標値の変化と、他方の座標に係る座標値に変化を、それぞれ、時間の関数として表現して、第二線画X軸写像及び第二線画Y軸写像として求め、
前記第一線画に係る写像の時間軸方向の全長に対応する時間と、前記第二線画に係る写像の時間軸方向の全長に対応する時間とが一致するように時間軸調整を行い、
第一線画X軸写像と第二線画X軸写像とを、時間軸で対応する画素同士、補間演算すると共に、第一線画Y軸写像と第二線画Y軸写像とを、時間軸で対応する画素同士、補間演算し、
得られた演算後X軸写像と、得られた演算後Y軸写像を合成して、前記二次元座標における補間線画を逆変換的に得ることを特徴とする画像処理方法。
【請求項2】
前記第一線画に係る写像の時間軸方向の全長に対応する時間をt1とし、前記第二線画に係る写像の時間軸方向の全長に対応する時間をt2とし、前記時間軸調整後の一致させた時間をt3とすると、t1<t3<t2、又はt2<t3<t1の関係を満たすように前記時間軸調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項3】
前記補間演算は、線形補間演算であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理方法。
【請求項4】
前記第一の線画を含む画像について、前記第一の線画とその背景の境界を追随することにより、前記第一の線画の輪郭を求め、前記第二の線画を含む画像について、前記第二の線画とその背景の境界を追随することにより、前記第二の線画の輪郭を求めることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理方法。
【請求項5】
第一の線画及び第二の線画の各々の輪郭の画素情報が格納される輪郭情報格納部と、
前記輪郭情報格納部から、前記第一の線画及び第二の線画の各々の輪郭の画素情報を読み出し、第一の線画の輪郭を形成する複数の画素を、所定の初期点から走査していったときの、前記複数の画素の、二次元座標の一方の座標に係る座標値の変化と、他方の座標に係る座標値に変化を、それぞれ、走査した時間経過の関数として表現して、第一線画X軸写像及び第一線画Y軸写像として求め、第二の線画の輪郭を形成する複数の画素を、所定の初期点から走査していったときの、前記複数の画素の、二次元座標の一方の座標に係る座標値の変化と、他方の座標に係る座標値に変化を、それぞれ、走査した時間経過の関数として表現して、第二線画X軸写像及び第二線画Y軸写像として求め、前記第一線画に係る写像の時間軸方向の全長に対応する時間と、前記第二線画に係る写像の時間軸方向の全長に対応する時間とが一致するように時間軸調整を行い、第一線画X軸写像と第二線画X軸写像とを、時間軸で対応する画素同士、補間演算すると共に、第一線画Y軸写像と第二線画Y軸写像とを、時間軸で対応する画素同士、補間演算し、得られた演算後X軸写像と、得られた演算後Y軸写像を合成して、前記二次元座標における補間線画を逆変換的に得る画像処理部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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