説明

画像形成装置

【課題】 本発明は、画像形成装置の上部に画像読取装置を有する画像形成装置において、シート排出部でのジャム処理性を向上する。
【解決手段】 画像読取装置6に取り付けられ、シート積載手段に積載されたシート1に対して上側から当接するとともに、画像読取装置6の回動動作に伴って移動するシート押さえ部材14と、画像読取装置6の回動動作に連動してシート押さえ部材14を所定の退避位置に移動させる退避手段とを備えたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機・レーザービームプリンタ等の画像形成装置において、画像が形成されたシートの画像を読取り、前記画像形成装置、PC(パーソナルコンピュータ)、ファクシミリに送信する画像読取装置を有する画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えばプリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置においては、画像形成されて装置外に排出されるシートを積載する排出積載手段を備えている。図8はこのような排出積載手段を有する従来の画像形成装置の一例として特許文献1に記載されたシート排出部の概略図である。
【0003】
図8に示す特許文献1の画像形成装置本体25において、画像形成部にて画像を転写・定着したシート1は、排出ローラ12及び排出コロ13により画像形成装置本体25の外へ排出され、シート積載手段となる排出トレイ11上に積載される。
【0004】
ここでシート1は順次排出されるため、排出されたシート1はきれいに排出トレイ11上に積載される必要がある。定着装置4によって加熱されたシート1は、条件によっては大きくカールするため、排出トレイ11に積載させようとすると、排出口35を塞いでしまう場合がある。そのため、排出トレイ11上に積載されたシート1は、次に排出されたシート1に押し出され、整列性が損なわれたり、排出トレイ11から落下したりすることもある。
【0005】
そこで従来、図8に示すように、画像読取装置6の下面にマイラーなどの可撓性のシート押さえ部材14を固定配置し、カールしたシート1をシート押さえ部材14により押さえつけて、排出トレイ11上の積載乱れや落下を防止する手段が採られている。
【0006】
また、図8に示すように、画像形成装置本体25の上部に画像読取装置6が配設された画像形成装置においては、画像読取装置6と画像形成装置本体25との間の空間を小さくして小型化することが求められている。
【0007】
そのため排出口35の周辺でシート1のジャムが発生した際は、画像読取装置6と画像形成装置本体25との間の空間が狭い。このため、ユーザがジャム処理する際は、図8に示すように、回動中心軸7を中心に画像読取装置6を回動して開放し、ジャム処理作業を行う必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2005−053648号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、排出口35の周辺でシート1のジャムが発生したときは、図8に示すように画像読取装置6を開放しても、画像読取装置6の底面に配設されたシート押さえ部材14は、画像読取装置6と画像形成装置本体25との間の空間に突出している。このため、ユーザがジャムしたシート1を取り除く際に、シート押さえ部材14が邪魔になっていた。また、シート1をジャム処理する際に、シート押さえ部材14に接触し、該シート押さえ部材14が変形してしまうという問題もあった。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために本発明に関わる画像形成装置の代表的な構成は、原稿の画像を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置により読み取られた画像情報に基づいてシート上に画像を形成する画像形成部を有する装置本体と、前記画像形成部により画像が形成されたシートを前記装置本体の外へ排出する排出手段と、前記画像読取装置と前記装置本体の間に設けられ、前記排出手段により排出されたシートを積載するシート積載手段と、前記画像読取装置に取り付けられ、前記シート積載手段に積載されたシートに対して上側から当接するとともに、前記画像読取装置の回動動作に伴って移動するシート押さえ部材と、前記画像読取装置の回動動作に連動して前記シート押さえ部材を所定の退避位置に移動させる退避手段とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、シートのジャム処理を行う際に、画像形成装置本体の上部に配設された画像読取装置の開放と共に、排出口に配置されたシート押さえ部材が退避するため、ユーザがジャムしたシートを取り除く際に、シート押さえ部材が邪魔にならない。また、ジャム処理する際に、シート押さえ部材に接触し、シート押さえ部材が変形することもない。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の構成を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の第1実施形態のシート排出部周辺の構成を示す断面説明図である。
【図3】第1実施形態において画像読取装置を開放した状態のシート排出部周辺の構成を示す断面説明図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の第2実施形態のシート排出部周辺の構成を示す断面説明図である。
【図5】第2実施形態において画像読取装置を開放した状態のシート排出部周辺の構成を示す断面説明図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置の第3実施形態のシート排出部周辺の構成を示す断面説明図である。
【図7】第3実施形態において満載検知手段の構成を示す平面説明図である。
【図8】特許文献1の構成を示す断面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、添付した図面を参照して、本発明に係る画像形成装置の構成について説明する。
【実施例1】
【0014】
本発明に係る画像形成装置の第1実施形態を図1〜図3を用いて詳細に説明する。図1は画像形成装置の主断面図であり、図2は画像読取装置6が開放された状態を示す画像形成装置のシート排出部周辺の概略図である。
【0015】
図1の画像形成装置としてレーザープリンタの一例について以下に説明する。1は画像を形成するためのシートである。2はシート1を給送するための給送部である。3は給送部2により給送されたシート1に画像を形成し、転写する画像形成部である。画像形成部3は画像読取装置6により読み取られた画像情報に基づいてシート上に画像を形成する。
【0016】
4は画像形成部3により形成された画像をシート1上に定着させる定着装置4である。5は定着装置4において画像を定着したシート1を排出するシート排出部である。6は画像が形成された原稿などを読み取り、画像形成装置本体25、PC(パーソナルコンピュータ)、ファクシミリ等に送信する画像読取装置である。
【0017】
図1に示す画像形成装置は、画像形成部3を有する画像形成装置本体25と、該画像形成装置本体25により画像が形成されたシート1を該画像形成装置本体25の外へ排出する排出手段となる排出ローラ12及び排出コロ13を有する。更にこれらの排出手段により排出されたシート1を積載するシート積載手段となる排出トレイ11を有する。更に、図示しない画像読取部を有すると共に、画像形成装置本体25の上側で且つ排出トレイ11の上側に配置され、該画像形成装置本体25に対して回動中心軸7を中心に上方へ回動可能に設けられた画像読取装置6とを有して構成される。
【0018】
6は画像読取装置であり、回動中心軸7を回動中心として画像形成装置本体25に対して回動可能なように保持されている。回動中心軸7は画像形成装置本体25側に設けられて、画像読取装置6側に設けられた図示しない軸受部材を介して画像形成装置本体25に対して画像読取装置6を回動自在に設けても良い。また、画像読取装置6側に回動中心軸7を設けて画像形成装置本体25側に設けた図示しない軸受部材を介して画像形成装置本体25に対して画像読取装置6を回動自在に設けても良い。8はシート1の搬送をガイドするシート搬送ガイドである。9は内部にヒータなどの発熱部材を持った加熱ローラである。10はシート1を加熱ローラ9に付勢させるための加圧ローラである。
【0019】
11は排出手段となる排出ローラ12及び排出コロ13により画像形成装置本体25の排出口35から機外へ排出されたシート1を積載するシート積載手段となる排出トレイである。12はシート1を排出トレイ11まで搬送するための排出ローラである。13はシート1を排出ローラ12に付勢させるための排出コロである。
【0020】
次に本実施形態の特徴であるシート押さえ部材14について説明する。14は排出手段により排出トレイ11上に排出されるシート1を上から下へ付勢するためのマイラーなどの可撓性のPET(ポリエチレンテレフタレート)シートなどからなるシート押さえ部材である。
【0021】
本実施形態では、シート押さえ部材14は画像読取装置6側に取り付けられると共に、排出トレイ11のシート排出方向における上流側(図1の左側)に配置される。そして、排出ローラ12と排出コロ13とからなる排出手段により排出トレイ11に排出されるシート1に対して上側から当接する。
【0022】
次に、シート押さえ部材14による排出トレイ11上に排出されるシート1の押さえつけ効果と、シート押さえ部材14を画像読取装置6に取り付けた構成による効果について図1乃至図3を用いて説明する。
【0023】
加熱ローラ9によって加熱したシート1は、そのシート1の種類や、シート1に含まれていた水分量、またはシート1の繊維の目の方向などに依存して、様々な方向にカールが発生する。例えば、水分量を多く含み、搬送方向に平行な方向に繊維の目があるようなシートは、搬送方向に対して平行な方向のカールが発生し易い。
【0024】
このようにカールしたシート1が排出トレイ11上に積載されると、シート1の側端部が跳ね上がっているため、次に排出されたシート1により先に排出されたシート1が押し出され、整列性が損なわれたり、排出トレイ11から落下したりする。
【0025】
図1〜図3において、7は画像読取装置6が回動する際の回動中心軸である。本実施形態の回動中心軸7は画像形成装置本体25側に固定して設けられており、画像読取装置6側に設けた図示しない軸受部材を介して画像読取装置6が画像形成装置本体25に対して回動自在に設けられている。また、画像形成装置本体25側に固定して設けられた回動中心軸7に固定して固定歯車21が設けられており、該固定歯車21は画像読取装置6が回動した際も画像形成装置本体25に対しては常に静止した固定状態で回動しないように構成されている。
【0026】
15は画像形成装置本体25に取り付けられた外装である。17は画像読取装置6に設けられた回動中心軸であり、該回動中心軸17には該回動中心軸17に対して回動自在な軸受部材18が設けられている。軸受部材18には画像形成装置本体25に対して固定して静止された固定歯車21の外周に遊動して噛合する遊動歯車22が固定されている。
【0027】
14は排出トレイ11上に排出されたシート1を付勢するためのマイラーなどからなる可撓性のシート押さえ部材である。シート押さえ部材14は軸受部材18の下面に両面粘着テープ37で取り付けられている。
【0028】
遊動歯車22は、画像読取装置6に設けられた回動中心軸17を回動中心として軸受部材18及びシート押さえ部材14と一体的に同位相で回動する。
【0029】
本実施形態によれば、図3に示すように画像形成装置本体25のシート排出部でシート1のジャムが発生した際に、回動中心軸7を中心に画像読取装置6を回動して開放する。これにより、回動中心軸17に軸受部材18を介して回転自在に取り付けられた遊動歯車22が静止された固定歯車21に噛合しながら該固定歯車21の外周を遊動して図3の矢印a方向に回転する。そして、該遊動歯車22と一体的に同位相で回転するように構成された軸受部材18及びシート押さえ部材14が回動中心軸17を中心に図3の矢印b方向に回動する。
【0030】
静止した固定歯車21、該固定歯車21の外周に遊動しながら噛合する遊動歯車22、該遊動歯車22と一体的に回転する軸受部材18は画像読取装置6の回動動作に連動してシート押さえ部材14を所定の退避位置に移動させる退避手段を兼ねる。ここで、所定の退避位置とはユーザがシート1のジャム処理操作に支障が無い程度に排出トレイ11上に積載されたシート1からシート押さえ部材14が上方に移動して離間する位置である。
【0031】
上記構成により、画像読取装置6を回動中心軸7を中心に回動して該画像読取装置6を開放する動作に連動して、シート押さえ部材14が回動中心軸17を中心に回動して退避する。これにより、ユーザがシート1のジャム処理を行う際の作業領域を広げることが可能である。
【0032】
さらに、退避手段を構成する固定歯車21と遊動歯車22の径及び歯数を変更することで、シート押さえ部材14の回動角度を調整することが出来る。
【実施例2】
【0033】
次に図4及び図5を用いて本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の構成を説明する。図4は本実施形態の画像形成装置のシート排出部の概略図である。図5は第2実施形態において画像読取装置が開放された状態での画像形成装置のシート排出部の概略図である。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0034】
図4及び図5において、16は画像形成装置本体25の外装15に取り付けられたカムである。17は画像読取装置6に取り付けられた回動中心軸である。18は回動中心軸17に回動可能なように取り付けられた軸受部材である。19は軸受部材18固定されて該軸受部材18と同位相で一体的に回動するように回動中心軸17に取り付けられたカムである。
【0035】
14は排出トレイ11上に排出されたシート1を上側から当接して付勢するためのマイラーなどからなる可撓性のシート押さえ部材である。シート押さえ部材14は両面粘着テープ37等により軸受部材18の下面に貼着されている。
【0036】
図5に示すように、画像形成装置本体25のシート排出部でシート1のジャムが発生した際に、画像読取装置6を回動中心軸7を中心に回動する。これにより、画像形成装置本体25に固定して取り付けられたカム16のカム面16aと画像読取装置6に対して回動中心軸17を中心に回動自在に取り付けられたカム19とが当接して摺動する。そして、回動中心軸17を中心にカム19と同位相で一体的に回転するように構成された軸受部材18及びシート押さえ部材14が図5の矢印b方向に回動する。
【0037】
画像形成装置本体25に固定したカム16、該カム16のカム面16aに当接摺動するカム19、該カム19と一体的に回転する軸受部材18は画像読取装置6の回動動作に連動してシート押さえ部材14を所定の退避位置に移動させる退避手段を兼ねる。ここで、所定の退避位置とはユーザがシート1のジャム処理操作に支障が無い程度に排出トレイ11上に積載されたシート1からシート押さえ部材14が離間する位置である。
【0038】
上記構成により、画像読取装置6を回動中心軸7を中心に回動して該画像読取装置6を開放する動作に連動して、シート押さえ部材14が回動中心軸17を中心に回動して退避する。これにより、ユーザがシート1のジャム処理を行う際の作業領域を広げることが可能である。
【0039】
さらに、カム16及びカム19のカム面の形状を変更することで、シート押さえ部材14の回動角度も調整することができる。本実施形態では、カム19と軸受部材18とを別部材で構成しているが同一部材で構成することもできる。
【実施例3】
【0040】
次に図6及び図7を用いて本発明に係る画像形成装置の第3実施形態の構成を説明する。図6は本実施形態の画像形成装置のシート排出部の概略図である。図7は第3実施形態においてシート積載手段上のシートの満載状態を検知する満載検知手段の構成を説明する平面図である。尚、前記第2実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0041】
本実施形態では、図6及び図7に示すように、発光部34aと受光部34bとを有するフォトインタラプタ28が画像読取装置6に取り付けられている。そして、該発光部34aと受光部34bとの間の光路を遮るフラグ29が回動中心軸17の軸方向においてカム19と異なる位置に該カム19と一体的に形成されている。
【0042】
図6及び図7に示すように、回動中心軸7を中心に画像読取装置6を回動して該画像読取装置6を開放する。これにより、画像形成装置本体25に固定して取り付けられたカム16のカム面16aと画像読取装置6に対して回動中心軸17を中心に回動自在に取り付けられたカム19とが当接して摺動する。そして、該回動中心軸17を中心にカム19と同位相で一体的に回転するように構成されたフラグ29、軸受部材18及びシート押さえ部材14が図6の矢印b方向に回動する。そして、フラグ29がフォトインタラプタ28の発光部34aと受光部34bとの間の光路を遮断する。
【0043】
また、図6に示すように、排出トレイ11上にシート1が積載されていくと、シート押さえ部材14が回動中心軸17を中心に図6の矢印b方向に回動する。そして、該シート押さえ部材14と一体的にカム19、フラグ29及び軸受部材18が回動中心軸17を中心に図6の矢印b方向に回動する。そして、排出トレイ11上にシート1が所定の積載高さに達した位置でシート押さえ部材14と一体的に回動するフラグ29がフォトインタラプタ28の発光部34aと受光部34bとの間の光路を遮断する構成としておく。これにより、フォトインタラプタ28の検知情報に基づいて画像形成装置本体25から排出されたシート1が排出トレイ11上に満載されたか否かを判別出来る。
【0044】
即ち、本実施形態では、シート押さえ部材14は、排出トレイ11上に積載されたシート1の満載状態を検知する満載検知手段を兼ねている。そして、排出トレイ11上に積載されたシート1の上面に当接したシート押さえ部材14が所定の位置に移動したことを検知して排出トレイ11上のシート1の満載状態を判断する。排出トレイ11上のシート1が所定の積載高さに達したことを検知したら、それ以上、シート1を排出トレイ11上に積載しないように画像形成装置本体25の画像形成動作を停止する。
【0045】
上記構成によれば、画像読取装置6の開放動作に連動してシート押さえ部材14が移動退避し、排出トレイ11上のシート1が満載状態であると判断することとなる。よって、画像読取装置6の開放状態において不用意に画像形成装置本体25が動作することが無くなる。
【0046】
シート押さえ部材14が画像読取装置6に取り付けられ、該シート押さえ部材14を画像読取装置6の開放動作に連動して所定の退避位置に移動させる退避手段を持つ。このような画像形成装置において、シート押さえ部材14を退避するために機能するカム19が排出トレイ11上に排出されたシート1の満載状況を判断するためのフラグ29の機能を持つことが可能である。
【符号の説明】
【0047】
1 …シート
6 …画像読取装置
11 …排出トレイ(シート積載手段)
14 …シート押さえ部材
25 …画像形成装置本体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
原稿の画像を読み取る画像読取装置と、
前記画像読取装置により読み取られた画像情報に基づいてシート上に画像を形成する画像形成部を有する装置本体と、
前記画像形成部により画像が形成されたシートを前記装置本体の外へ排出する排出手段と、
前記画像読取装置と前記装置本体の間に設けられ、前記排出手段により排出されたシートを積載するシート積載手段と、
前記画像読取装置に取り付けられ、前記シート積載手段に積載されたシートに対して上側から当接するとともに、前記画像読取装置の回動動作に伴って移動するシート押さえ部材と、
前記画像読取装置の回動動作に連動して前記シート押さえ部材を所定の退避位置に移動させる退避手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記シート押さえ部材は、前記シート積載手段上のシートの満載状態を判断するため前記シート積載手段上のシートが所定の積載高さに達したことを検知する検知手段を兼ねていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記シート積載手段上のシートが満載状態であるとの判断により、前記画像形成部による画像形成動作を停止することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記シート押さえ部材が前記画像読取装置の回動動作に連動して前記所定の退避位置に移動したとき、前記シート積載手段上のシートが満載状態であると判断し、前記画像形成部による画像形成動作を停止することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−13983(P2012−13983A)
【公開日】平成24年1月19日(2012.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−150924(P2010−150924)
【出願日】平成22年7月1日(2010.7.1)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】