説明

画像編集装置およびその制御方法およびプログラム

【課題】 複数の方式の動画を扱うことのできる機器が、互いに異なるフレームレートを持つ複数の動画を結合することによって、1つの動画を新たに生成する際に、ユーザに手間をかけることなく、適切なフレームレートを選択する。
【解決手段】 編集対象の動画について、規格毎の動画の量を比較し、最多の規格を選択する。さらに、選択された規格のフレームレート毎の動画の量を比較し、最多のフレームレートを選択する。編集対象の動画を、選択されたフレームレートに変換する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の動画像を編集するための画像編集装置およびその制御方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、映像信号には複数の規格がある。例えば、NTSC(National Television System Committee)やPAL(Phase Alternation by Line)がそれぞれ策定したアナログTV放送の標準方式や、フィルム映画の方式が存在する。
【0003】
これらの方式では互いにフレームレートが異なるため、映像を、出力機器が使用可能なフレームレートに変換することが行われていた(特許文献1参照)。
【0004】
一方、近年、パーソナルコンピュータ(PC)のような出力機器は、従来のテレビのように特定の方式の映像信号しか扱えないということはなく、複数の方式の動画を扱うことができる。また、PCはさまざまな方式の動画データをインターネットを介してWebサーバからダウンロードすることもできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2000−324453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
複数の方式の動画を扱うことのできる機器が、互いに異なる方式を持つ複数の動画を結合することによって、1つの動画を新たに生成する際に、ユーザは複数のフレームレートの中からどれを採用するかを選択しなければならず、手間がかかるという問題があった。また、不慣れなユーザにとっては、どのフレームレートが適当であるかを判断することも困難であり、誤った選択をしてしまい、滑らかな動画を得られない場合が生じるという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、複数の動画を編集する画像編集装置であって、編集対象の複数の動画を結合する結合手段と、前記編集対象の動画の規格を識別する識別手段と、前記識別された複数の規格のうち1つを、前記規格毎の動画の量に基づいて選択する第1の選択手段と、前記選択された規格の複数の動画のフレームレートのうち1つを、前記フレームレート毎の動画の量に基づいて選択する第2の選択手段と、前記編集対象の動画を前記選択されたフレームレートに変換する変換手段とを備え、前記結合手段は前記変換された動画を結合することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、互いに異なる方式を持つ複数の動画を結合することによって、1つの動画を生成する場合に、ユーザに手間をかけることなく適切なフレームレートを設定できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の一実施例に係る画像編集装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る画像編集装置の動作を示すフローチャート図である。
【図3】本発明の一実施例に係る動画選択画面を示す図である。
【図4】本発明の一実施例に係る画像編集装置の動作を示すフローチャート図である。
【図5】本発明の一実施例に係る編集対象の動画データを示す図である。
【図6】本発明の一実施例に係る画像編集装置の動作を示すフローチャート図である。
【図7】本発明の一実施例に係る画像編集装置の動作を示すフローチャート図である。
【図8】本発明の一実施例に係る画像編集装置の動作を示すフローチャート図である。
【図9】本発明の一実施例に係る編集対象の動画データを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0011】
(第1の実施例)
本実施例では、画像編集装置が、互いに異なるフレームレートを持つ複数の動画データを結合して1つの動画データを新規に生成する場合について説明する。本実施例の画像編集装置はフレームレートが、30fps(29.97fps)の整数倍のNTSC系と、25fpsの整数倍のPAL系と、24fpsのフィルム系と、その他の系の動画データを混在して扱うものとして説明する。
【0012】
まず、本実施例の画像編集装置の構成を図1のブロック図を参照して説明する。
【0013】
図1において、画像編集装置100はパーソナルコンピュータ等の情報処理装置によって実現される。制御部101は画像編集装置100全体を制御し、例えばCentral Processing Unit(CPU)である。Read Only Memory(ROM)102は変更を必要としないプログラムやパラメータを格納する。Random Access Memory(RAM)103は外部装置などから供給されるプログラムやデータを一時記憶する。外部記憶装置104は画像編集装置100に固定して設置されたハードディスクやメモリカード、あるいは画像編集装置100から着脱可能なメモリカードなどを含む。本実施例の外部記憶装置104はOperating System(OS)や各種プログラム、画像データなどのデジタルデータを記録する。そして、特に本実施例の外部記憶装置104には、後述する動画編集プログラムが制御部101に読み取り可能なプログラムコードとして記録されており、このプログラムコードを制御部101が実行する。入力デバイスとのインターフェース105は、ユーザの操作を受け、データを入力するポインティングデバイス(マウス)やキーボードなどの入力デバイス109と接続する。ディスプレイ106は画像編集装置100の保持するデータや供給されたデータを表示し、インターフェース110はディスプレイ106と接続する。ネットワークインターフェース107はインターネットなどのネットワーク回線111に接続する。システムバス108は101〜107の各ユニットを通信可能に接続する。なお、本実施例では動画編集プログラムが外部記憶装置104に記録されている例を示すが、ROM102やネットワーク上にある場合でも、本発明は適用される。
【0014】
なお、本実施例では、画像編集装置はパーソナルコンピュータによって実現される例を説明するが、デジタルカメラ等の撮像装置でも同様に適用できる。
【0015】
次に、本実施例の画像編集装置100が実行する動作を図2のフローチャートを参照して説明する。以下は画像編集装置100の制御部101が外部記憶装置104からOSや動画編集プログラムを読み出して起動することによって実現される。
【0016】
まず、制御部101は初期状態の動画選択画面をディスプレイ106に表示する(S201)。その後、ユーザが入力デバイス109を操作するのに応じて、制御部101は、外部記憶装置104に記憶された動画データの中から編集対象の動画データを選択し(S202)、動画データの順序を設定する(S203)。例えば、動画選択画面300には、編集対象の動画データと対応するサムネイル画像が左側を先頭に並べて表示される。ユーザが入力デバイス109を操作して、サムネイル画像301を移動すると、それに応じて図3(b)に示すように、サムネイル画像301が動画選択画面300に並べ替えて表示される。そして、サムネイル画像の並び順にしたがって、編集対象の動画データの順序がRAM103に記憶される。
【0017】
次に、ユーザが入力デバイス109を操作するのに応じて、制御部101は編集対象の動画データの編集処理を開始し、フレームレートを自動的に選択するか否か判定する(S204)。ここで制御部101は予め、ユーザが入力デバイス109を操作するのに応じて、フレームレートを自動選択するか否かを示す情報や、自動選択しない場合は所定のフレームレートを動画編集ソフトウェアに関連付けて外部記憶装置104に記憶している。
【0018】
ステップS204でフレームレートを自動選択すると判定されれば、制御部101は後述するフレームレートの選択処理を実行する(S205)。制御部101は、編集対象の動画データのフレームレートを、ステップS205で選択されたフレームレートに変換する(S206)。一方、ステップS204でフレームレートを自動選択しないと判定されれば、制御部101は外部記憶装置104から所定のフレームレートを読み出す(S207)。そして、編集対象の動画データのフレームレートを、ステップS208で読み出された所定のフレームレートに変換する(S208)。なお、ステップS206やS208では、変換後のフレームレートと同じ動画データについてはフレームレートの変換処理を実行しない。
【0019】
そして、制御部101はフレームレート変換後の編集対象の動画データを結合することによって新規に動画データを生成し(S209)、外部記憶装置104に保存する(S210)。
【0020】
次に、本実施例の画像編集装置100がステップS205でフレームレートの選択処理を実行する動作を図4のフローチャートを参照して説明する。
【0021】
まず、制御部101は編集対象の動画データを外部記憶装置104から読み出し(S401)、各動画データのフレームレートに基づいてその規格を識別し(S402)、規格毎の動画データの量を比較し、最多の規格を選択する(S403)。ここで、動画データの量は、動画データの個数または動画データの再生時間またはフレーム数である。なお、動画データの量が最多の規格が複数、存在する場合、制御部101は所定のルールにしたがって、いずれか1つの規格を選択する。例えば、PAL系とNTSC系が同数であれば、PAL系を選択する等である。
【0022】
制御部101は編集対象の動画データのうち、ステップS403で選択された規格の動画データを抽出し(S404)、抽出された動画データのフレームレートを識別し、フレームレート毎の動画データの量を比較し、最多のフレームレートを選択する(S405)。
【0023】
本実施例の編集対象の動画データの一例を図5に示す。図5では、11個の動画データが編集対象として選択され、順序が設定されている。1、3、4、9、10番目は25fpsのフレームレートを持つPAL系の動画データである。2、5〜7番目は30fps、8、11番目は60fpsのフレームレートを持つNTSC系の動画データである。ここで、動画データの量を動画データの個数とすると、11個の動画データのうち、NTSC系は6個であり、PAL系は5個なので、ステップS403で制御部101はNTSC系を選択する。そして、NTSC系の動画データのうち、30fpsのフレームレートは4個であり、60fpsのフレームレートは2個なので、ステップS405で制御部101は30fpsを選択する。
【0024】
そして、ステップS208で制御部101は、25fpsのフレームレートの動画データを5フレーム毎に1フレーム補間する処理を行ったり、60fpsのフレームの動画データを半分に間引く処理を行い、それぞれ30fpsのフレームレートに変換する。
【0025】
なお、本実施例では、NTSC系とPAL系の2種類の規格の動画データについて説明したが、他の種類の規格の動画データについても、同様に本実施例を適用できる。
【0026】
また、S405で制御部101はフレームレートを動画データの量に基づいて選択したが、他の基準に基づいて選択するようにしてもよい。例えば、動画データの量に関わらず、フレームレートが大きい方を選択するようにしてもよい。図5のように、ステップS403で取得された規格の動画データのフレームレートが30fpsと60fpsの場合、制御部101は60fpsを選択する。また、ステップS405で制御部101は動画データが最多のフレームレートが複数、存在する場合には、フレームレートが大きい方を選択するようにしてもよい。
【0027】
また、S402で制御部101は動画データのフレームレートに基づいて、その規格を識別するようにしたが、これに限らず、動画データに付与された、ファイルの種別など各種情報を示すメタデータに基づいて識別するようにしてもよい。
【0028】
以上のように本実施例では、まず、編集対象の動画データのうち、規格毎の動画データの量に基づいて規格を選択し、さらに当該規格の動画データのフレームレート毎の量に基づいてフレームレートを選択するようにした。これによって、フレームレートが互いに異なる複数の動画データを結合しても、不連続な箇所が少なくなり、滑らかな動画データを生成できる。
【0029】
例えば、仮に、図5に示す編集対象の動画データについて規格毎の動画データの個数を考慮せず、単にフレームレート毎の個数を比較し、動画データが最多のフレームレートを選択すると、25fpsが選択されることとなる。NTSC系の30fpsや60fpsの動画データのフレームレートをPAL系の25fpsに変換する場合、一般的にはフレームを間引く処理が行われる。例えば、30fpsの場合は6フレーム毎に1フレーム間引く処理を行い、60fpsの場合はフレームを半分に間引いた後でさらに6フレーム毎に1フレーム間引く処理を行う。このようにNTSC系からPAL系へフレームレートを変換すると、フレームが等間隔でない箇所が発生するため、不連続になり、滑らかな映像にならない。また、PAL系からNTSC系でも同様にフレームが等間隔でない箇所が発生するので同様である。
【0030】
(第2の実施例)
本実施例では、さらに動画データに関連付けられた属性情報に基づいて、フレームレートを選択する場合について説明する。なお、以下では、第1の実施例と同様の構成については説明を省略し、本実施例に特有の構成について詳細に説明する。また、本実施例では属性情報として、動画データの重要度を示すレーティング情報を例に挙げて説明するが、他に画像サイズや記録レート等でも同様に本実施例を適用できる。
【0031】
本実施例の画像編集装置100がステップS205でフレームレートの選択処理を実行する動作を図6のフローチャートを参照して説明する。
【0032】
まず、制御部101は編集対象の動画データを外部記憶装置104から読み出し(S601)、後述する動画データの規格毎の第1の基準量の算出処理を実行する(S602)。そして、制御部101は、規格毎の第1の基準量を比較し、第1の基準量が最高の規格を選択し、選択された規格の動画データを示すリストを生成し、RAM103に保存する(S603)。なお、第1の基準量が最高の規格が複数あった場合は、制御部101は所定のルールにしたがって、いずれか1つを識別する。例えば、NTSC系、PAL系、フィルム系、その他の系の順に選択する等である。
【0033】
次に、制御部101はリストに関連付けられた動画データに対して、後述する動画データの第2の基準量の算出処理を実行する(S604)。そして、制御部101は、フレームレート毎の第2の基準量を比較し、第2の基準量が最高のフレームレートを選択する(S605)。なお、第2の基準量が最高のフレームレートが複数あった場合は、大きい方のフレームレートを選択する。
【0034】
次に、本実施例の画像編集装置100がステップS602で第1の基準量の算出処理を実行する動作を図7のフローチャートを参照して説明する。
【0035】
まず、制御部101は編集対象の動画データのうち1つを外部記憶装置104から読み出して解析し、そのフレームレートに基づいて、規格の種類を判別する(S701)。制御部101は動画データに関連付けられたレーティング情報を外部記憶装置104から読み込み、変数nとして保持し(S702)、m=n/3の式に代入して重み係数mを算出する(S703)。なお、本実施例のレーティング情報は1乃至5の整数値とし、レーティング情報が動画データに関連付けられていない時、制御部101は初期値として“3”を変数nに保持する。また、重み係数mを算出する式は上記に限らない。そして、動画データに関連付けてその規格と重み係数mとをRAM103に保持する(S704)。制御部101は全ての動画データについて処理を行ったかどうか判定し(S705)、残りの動画データについて上述の処理を繰り返す。全ての動画データについて処理を行うと、制御部101は規格毎に、重み係数mの合計を第1の基準量として算出する(S706)。
【0036】
次に、本実施例の画像編集装置100がステップS604で動画データのフレームレート毎の重み係数の算出処理を実行する動作を図8のフローチャートを参照して説明する。
【0037】
まず、制御部101はリストの動画データのうち1つを外部記憶装置104から読み出して解析し、動画データに関連付けられたレーティング情報を外部記憶装置104から読み込み、変数nとして保持する(S801)。変数nを、m=n/3の式に代入して重み係数mを算出する(S802)。なお、重み係数mを算出する式は、これに限らない。そして、動画データに関連付けてそのフレームレートと重み係数mとをRAM103に保持する(S803)。制御部101はリストの全ての動画データについて処理を行ったかどうか判定し(S804)、リストの残りの動画データについて上述の処理を繰り返す。リストの全ての動画データについて処理を行うと、制御部101はフレームレート毎に、重み係数を合計を第2の基準量として算出する(S805)。
【0038】
本実施例の編集対象の動画データの一例を図9に示す。図9では14個の動画データが編集対象として選択され、順序が設定されている。1、4、9、10、12番目は25fpsの整数倍のフレームレートを持つPAL系の動画データである。2、6、13、14番目は30fpsの整数倍のフレームレートを持つNTSC系の動画データである。3、5、7番目は24fpsのフレームレートを持つフィルム系の動画データである。8、11番目はその他の系の動画データである。したがって、14個の動画データのうち、NTSC系は4個、PAL系は5個、フィルム系は3個、その他の系は2個である。また、本実施形態の動画データはレーティング情報が関連付けられ、星マークの右側に示されており、例えば、1番目の動画は“2”、2番目の動画は“3”、3番目の動画は“5”である。よって、第1の基準量は、PAL系は14/3、NTSC系は16/3、フィルム系は13/3、その他の系は5/3となり、最高はNTSC系である。そして、NTSC系の第2の基準量は、30fpsは8/3、120fpsは8/3となり、同数であるので、制御部101は値が大きな120fpsを選択する。
【0039】
なお、本実施例では、第1および第2の基準量の両方に重み係数を適用したが、いずれか一方のみに適用するようにしてもよい。
【0040】
以上のように、本実施例ではさらに動画データに関連付けられた属性情報に基づいてフレームレートを選択する。したがって、例えば、ユーザにとって重要な動画データに合わせたフレームレートとなるので、重要な動画データと対応する箇所を滑らかに再生できるようになる。
【0041】
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の動画を編集する画像編集装置であって、
編集対象の複数の動画を結合する結合手段と、
前記編集対象の動画の規格を識別する識別手段と、
前記識別された複数の規格のうち1つを、前記規格毎の動画の量に基づいて選択する第1の選択手段と、
前記選択された規格の複数の動画のフレームレートのうち1つを、前記フレームレート毎の動画の量に基づいて選択する第2の選択手段と、
前記編集対象の動画を前記選択されたフレームレートに変換する変換手段とを備え、
前記結合手段は前記変換された動画を結合することを特徴とする画像編集装置。
【請求項2】
前記識別手段は、前記動画のフレームレートまたはメタデータに基づいて、前記規格を識別することを特徴とする請求項1に記載の画像編集装置。
【請求項3】
前記規格は、NTSC系およびPAL系およびフィルム系のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像編集装置。
【請求項4】
前記動画の量は、前記動画の個数および前記動画の再生時間および前記動画のフレーム数のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像編集装置。
【請求項5】
前記第2の選択手段は、さらに前記フレームレートの大きさに基づいて前記選択を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像編集装置。
【請求項6】
前記第1および第2の選択手段は、さらに前記動画の属性情報に基づく重み係数に基づいて前記選択を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像編集装置。
【請求項7】
前記属性情報はレーティングおよび画像サイズおよび記録レートのうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項6に記載の画像編集装置。
【請求項8】
複数の動画を編集する画像編集装置の制御方法であって、
編集対象の動画の規格を識別するステップと、
前記識別された複数の規格のうち1つを、前記規格毎の動画の量に基づいて選択するステップと、
前記選択された規格の複数の動画のフレームレートのうち1つを、前記フレームレート毎の動画の量に基づいて選択するステップと、
前記編集対象の動画を前記選択されたフレームレートに変換するステップと、
前記変換された動画を結合するステップとを備えたことを特徴とする制御方法。
【請求項9】
複数の動画を編集する画像編集装置を実現するコンピュータに、
編集対象の動画の規格を識別するステップと、
前記識別された複数の規格のうち1つを、前記規格毎の動画の量に基づいて選択するステップと、
前記選択された規格の複数の動画のフレームレートのうち1つを、前記フレームレート毎の動画の量に基づいて選択するステップと、
前記編集対象の動画を前記選択されたフレームレートに変換するステップと、
前記変換された動画を結合するステップとを実行させることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−172110(P2011−172110A)
【公開日】平成23年9月1日(2011.9.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−35249(P2010−35249)
【出願日】平成22年2月19日(2010.2.19)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】