説明

画像表示装置

【課題】本発明は夜などの周囲が暗い環境において、人感知センサによって人の存在を検知すると、照明用画像データの表示を行い、安全に人を誘導案内することを可能とする画像表示装置を提供するものである
【解決手段】表示画面を有する画像表示装置において、上記表示画面の表示により、暗中、上記画像表示装置の周辺を照明するに適する明るい画像データを記憶する照明用画像データ記憶手段と、上記画像表示装置の周囲が暗いかどうか識別する照度センサと、上記画像表示装置の近傍にいる人の存在を識別する人感知センサと、上記照度センサが所定よりも暗いことを識別し、且つ上記人感知センサが人の存在を感知した場合に、上記記憶手段に記憶された明るい画像データに基づく表示動作を実行する暗中照明画像表示制御手段とを備えることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、写真等の画像データを表示する画像表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
夜などの暗い室内環境において、人が移動する際には照明が必要である。自宅のように、照明を点灯するスイッチの位置が分かる場合はよいが、不案内な場所において、スイッチの位置が分からない場合には、照明をつけることができない。この場合、照明の位置や点灯操作を知る人を呼ぶなど、種々の不便が生じる。
一方、近年では人感知センサなどにより、人の移動を検知して自動的に照明器具を作動させる方法も実現されている。しかし、他人が就寝中等のように、1人だけのために部屋全体の照明を点灯して、必要以上の明るさの照明を使用することは必ずしも適切ではない。
【0003】
通常、夜中に人が移動する場合には、安全に移動できる程度の照明が必要である。例えば、豆電球や案内灯程度の照明が必要である。また、一般的な照明器具を使用して照明する場合、部屋の雰囲気等を考慮した照明を行うことはできない。
【0004】
一方、近年デジタルフォトフレーム(DPF)等の画像表示装置が開発され商品化されており、このような画像表示装置がもし暗中で表示されると、表示画面が明るくひかり、人が安全に移動できる程度の照明が可能となる。
尚、特許文献1は人感知センサにより人の存在を検知し、かつ照度センサにより周囲が明るい場合、表示機能が作動し、周囲の明るさが規定値より暗い場合、表示を停止する表示装置の発明である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−61246号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1の発明では、周囲の明るさに応じて表示装置の表示を有効、無効に制御するものであるが、人が活動する明るいときに表示させる機能を有する発明であり、暗中の案内照明機能を意識したものではない。
また、デジタルフォトフレーム(DPF)等の画像表示装置では、表示画面の内容によっては、暗い画面もあり、ただ単純に画面表示を行うだけでは、照明の代用としては十分な照度を得られない。
【0007】
そこで、本件発明は夜などの周囲が暗い環境において、人の存在を検知すると、画像表示装置が表示を行い、特に表示される画面が、周囲を明るくして道しるべになるような表示画面を選択して表示する画像表示装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題は第1の発明によれば、表示画面を有する画像表示装置において、前記表示画面の表示により、暗中、前記画像表示装置の周辺を照明するに適する明るい画像データを記憶する照明用画像データの記憶手段と、前記画像表示装置の周囲が暗いかどうか識別する照度センサと、前記画像表示装置の近傍にいる人の存在を識別する人感知センサと、前記照度センサが所定よりも暗いことを識別し、且つ、前記人感知センサが人の存在を感知した場合に、前記記憶手段に記憶された前記照明用画像データに基づく表示動作を実行する暗中照明画像表示制御手段とを備える画像表示装置を提供することによって達成できる。
【0009】
また、上記課題は第2の発明によれば、前記画像表示装置に装着された可搬型記録媒体から画像データを読み取る読取手段と、該読み取った画像データの中から前記照明用画像データを選択する選択手段と、選択された照明用画像データを前記記憶手段に記憶する手段とを備え、前記暗中照明画像表示制御手段は、前記照明用画像データに基づく表示動作を実行する際、記憶されている前記照明用画像データを読み出して表示処理を行う画像表示装置を提供することによって達成できる。
【0010】
また、上記課題は第3の発明によれば、前記選択手段は、表示画面に表示された画像の照度を識別する照度センサを備え、該照度センサが検知した照度が所定値を越える場合、その画像データを暗中、前記画像表示装置の周辺を照明するに適する照明用画像データとして、前記記憶手段に記憶する画像表示装置を提供することによって達成できる。
【0011】
また、上記課題は第4の発明によれば、前記選択手段は、読み取った画像データの輝度レベルを演算する演算手段を有し、該演算手段の輝度レベル演算結果が所定値を越える場合、その画像データを暗中、前記画像表示装置の周辺を照明するに適する照明用画像データとして、前記記憶手段に記憶する画像表示装置を提供することによって達成できる。
【0012】
また、上記課題は第5の発明によれば、前記読取手段は、前記画像表示装置に装着された前記可搬型記録媒体から指定された画像データを前記記憶手段に格納する画像表示装置を提供することによって達成できる。
【0013】
さらに、上記課題は第6の発明によれば、前記読取手段は、前記選択手段により選択された前記照明用画像データを絵画調の画像データに変換して、前記照明用画像データとして前記記憶手段に記憶する画像表示装置を提供することによって達成できる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、暗中において、人の存在を検知すると表示を行い、特に表示される画面が周囲を明るくして、人の移動が安全に行えると共に、壁や棚に置かれたフォトフレームとして使用し、インテリア的な機能も発揮できる画像表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本実施形態の画像表示装置のシステム構成図である。
【図2】(a)は、本実施形態の画像表示装置の正面図であり、(b)は、本実施形態の画像表示装置の左側面図である。
【図3】(a)は、風景の写真画像を絵画調の画像に変換した例を示す図であり、(b)は、ランプの写真画像を絵画調の画像に変換した例を示す図である。
【図4】本実施形態の処理を説明するフローチャートであり、特に画像表示装置の周辺を照明するに適する明るい画像データの選択処理を説明するフローチャートである。
【図5】本実施形態の処理を説明するフローチャートであり、特に画像表示装置の駆動処理を説明するフローチャートである。
【図6】本実施形態の画像表示装置を設置した状態を示す図である。
【図7】画像表示装置の周辺を照明するに適する明るい画像データの選択処理を説明する、変形例のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の画像表示装置のシステム構成図である。同図において、本例の画像表示装置1は表示部2、表示制御部3、中央処理部4、メモリ5、絵画調変換処理部6、人感知センサ7、照度センサ8、操作制御部9、読取制御部10、及びメディア装着部11で構成されている。また、メモリ5は格納画像データ管理テーブル12、通常画像データ登録領域13、照明用画像データ登録領域14で構成され、メモリ5は制御プログラム15も記憶している。また、図2(a)は本実施形態の画像表示装置1の正面図であり、同図(b)は画像表示装置1の左側面図である。
【0017】
中央処理部4はメモリ5に記憶された制御プログラム15を読み出し、本例の画像表示装置1の全体制御を行う。また、操作制御部9は本例の画像表示装置1の裏面に設けられた、例えばカレンダー表示やマルチ画面表示等の機能キーの操作信号の入力制御部である。また、表示部2には表示制御部3の制御に従って、上記操作信号に基づいて、カレンダー表示や、時計表示、選択した写真画像の表示や、本例の画像表示装置1の周辺を照明するに適する明るい画像データの表示が行われる。
【0018】
人感知センサ7は図2(a)、(b)に示すように、画像表示装置1の上部に設けられ、本例の画像表示装置1に近づく人の動きを検知し、検知信号を中央処理部4に送信する。また、照度センサ8は本例の画像表示装置1が取り付けられた位置の照度を検知すると共に、表示部2に表示される画像の照度を検知する。
【0019】
メディア装着部11は読取制御部10の制御に基づいて、デジタルカメラ等の撮像装置に記録された写真画像を、例えばSDカード等の記憶媒体を介して、メモリ5に読み込む。メモリ5は上記のように、通常画像データ登録領域13と照明用画像データ登録領域14の記憶領域を有し、格納画像データ管理テーブル12によって管理されている。通常画像データ登録領域13には上記メディア装着部11に装着されたSDカード等の記憶媒体から読み込んだ写真画像が記憶される。一方、照明用画像データ登録領域14には本例の画像表示装置1の周辺を照明するに適する明るい写真画像が記憶される。
【0020】
また、絵画調変換処理部6は、例えばメディア装着部11に装着されたSDカード等の記憶媒体から読み込んだ写真画像を絵画調の画像データに変換する機能を有し、例えば図3(a)、(b)に示すような絵画調の画像データを生成する。尚、同図(a)は風景の写真画像を絵画調画像に変換した例であり、同図(b)はランプの写真画像を絵画調画像に変換した例である。
【0021】
上記絵画調に変換された画像データも前述と同様、画像表示装置1の周辺を照明するに適する明るい画像データである場合、照明用画像データ登録領域14に記憶される。また、絵画調の画像データへの変換は、既に照明用画像データ登録領域14に登録された画像データを対象として行うようにしてもよい。
【0022】
以上の構成において、以下に本例の処理動作を説明する。
先ず、新たな画像データをメモリ5に記憶する際の処理動作を説明する。図4に示すフローチャートはこの処理を説明するものである。先ず、新たな画像データの登録があるか判断する(ステップ(以下、Sで示す)1)。メモリ5への新たな画像データの登録は、例えば前述のようにメディア装着部11にSDカード等の記憶媒体が装着され、この記録媒体から写真画像のデータを読み出す場合である。
【0023】
したがって、メディア装着部11にSDカード等の記憶媒体が装着され、写真画像のデータの読み出し処理が開始されると(S1がYES)、読み出される画像データの全体の明るさが算出される(S2)。
ここで、画像データの全体の明るさを算出する方法として、例えば読み込んだ画像データの輝度を識別し、画面データの輝度の総和(或いは平均)を計算する。この計算方法としては、液晶等の表示部2を構成する各ドットに出力される表示信号の色情報(例えば、RGB信号)を解析し、1画面を構成する色情報の輝度レベルの総和(平均値)を計算する。
【0024】
例えば、以下の計算式によって画像データに含まれる全ての画素データに対する輝度値の総和を求める。
n
ΣYi =0.299R i +0.587G i+0.114B i
i=1
但し、Yiはi画素目の輝度値であり、Riはi画素目の赤の画素値であり、Giはi画素目の緑の画素値であり、Biはi画素目の青の画素値である。
また、1画面を構成する色情報の輝度レベルの平均値を求める場合には、上記計算結果である総和ΣYiを画素総数nで除算して求める。
【0025】
次に、上記計算結果が、予め設定した閾値を超える場合、当該画像データは、照明用画像に適するものと判定して(S3がYES)、照明用画像データとして、照明用画像データ登録領域14に登録する(S4)。尚、上記閾値は1画面を構成する色情報の輝度レベルの総和と平均値では異なる閾値が使用されることは勿論である。一方、上記計算結果が、上記閾値を超えない場合、通常画像データ登録領域13に通常画像データとして登録する(S5)。
尚、上記閾値は、実施する表示製品、周囲環境、バックライトの強度等に応じて設定される。
【0026】
次に、上記処理によって通常画像データ登録領域13に通常の画像データが登録され、照明用画像データ登録領域14に画像表示装置1の周辺を照明するに適する明るい画像データの登録された後、本例の画像表示装置1を使用した処理を行う。
【0027】
図5は、本例の画像表示装置1を使用した処理動作を説明するフローチャートである。先ず、本例の画像表示装置1がスリープ中であるか判断する(ステップ(以下、STで示す)1)。例えば、夜中、通常画像表示装置1を駆動して画像データを表示する必要はないので、スリープ状態に設定されている(ST1がYES)。
【0028】
次に、人感知センサ7が人の存在を感知したか判断する(ST2)。人感知センサ7は画像表示装置1がスリープ状態であっても人の移動を検知しており、人感知センサ7が人の存在或いは移動を感知すると(ST2がYES)、照度センサ8の検知信号を識別して本例の画像表示装置1の周囲が暗いか否か判断する(ST3)。ここで、画像表示装置1の周囲が明るければ照度センサ8の検知信号が明るい状態であることを示し(ST3がNO)、人の移動に支障がないことから、照明表示を行わず処理を戻す。
【0029】
一方、夜中等、画像表示装置1の周囲が暗い場合(ST3がYES)、照明表示を起動する(ST4)。すなわち、中央処理部4は人感知センサ7から人の存在を検知する信号を受信し、かつ照度センサ8の検知信号が所定のレベルより低い明るさであることを示す信号を受信すると、照明表示を起動する。
【0030】
先ず、メモリ5の照明用画像データ登録領域14から画像データを読み出し(ST5)、表示制御部3の制御によって表示部2に読み出した画像データに基づく画像表示を行う(ST6)。この時表示部2に表示される画像は、照明用画像データ登録領域14から読み出した画像データに基づく表示であり、画像表示装置1の周辺を照明するに適する明るい画像データに基づく表示である。したがって、本例の画像表示装置1の周辺にいる人は画像表示装置1の表示部2に表示される画像によって周辺が照明され、安全に移動することが可能となる。
【0031】
また、表示部2に表示された画像は、例えば図3(a)や(b)に示す絵画調の画像であり、インテリア的な機能も発揮し、暗い中、不安を解消し、心地よい気持ちで画像表示装置1が設置された部屋や廊下を移動することができる。図6は上記構成の画像表示装置1が複数通路に取り付けられた状態を示す図であり、これらの画像表示装置1の表示部2に画像が表示されることによって、通路が明るくなり、人が安全に移動できる状態となる。尚、図6に示す画像表示装置1に表示された画像は上記図3(a)、(b)とは異なる絵画調の画像である。
【0032】
尚、上記表示部2への画像表示は、所定時間行われ(ST7がNO、ST8)、所定時間が経過すると(ST7がYES)、前述の処理(ST2)に戻り、未だ人がいるか判断する。そして、人が画像表示装置1の近くから離れると(ST2がNO)、表示を終了し、最初の判断(ST1)に戻る。
このように処理することにより、電力消費を抑えつつ、人の移動を安全に補助するものである。
【0033】
また、上記実施形態の説明では、画像データの全体の明るさを算出する方法として、例えば読み込んだ画像データの輝度を識別し、表示画面データの輝度の総和(或いは平均)を計算したが、上記方法に限定されるものではない。例えば、メディア装着部11から読み込まれた画像データを表示部2に表示させ、前述の照度センサ8によってその画像表示が、照明に適する明るさを有する画像であるか、それとも暗い画像であるかを測定して判断する構成としてもよい。
【0034】
図7は上記処理を説明するフローチャートである。先ず、新たな画像データの登録があるか判断し(ステップ(以下、STPで示す)1)、例えば前述のようにメディア装着部11にSDカード等の記憶媒体が装着されると、画像のデータの読み出し処理を開始する(STP1がYES)。
次に、バックライトの強度を調整し、画像表示を行う(STP2、STP3)。そして、前述の照度センサ8によって表示部2の画像表示に基づく照度を計測する(STP4)。そして、照度センサ8によって測定した照度の情報を中央処理部4に送信し、予め設定した閾値を超えているか判断する(STP5)。そして、上記閾値を超えている場合、当該画像データを照明用画像データ登録領域14に登録し(STP6)、上記閾値を超えていない場合、当該画像データを通常画像データ登録領域13に登録する(STP7)。
【0035】
また、上記判断処理を行うことなく、予め画像表示装置1の周辺を照明するに適する明るい画像データを照明用画像データ登録領域14に登録しておくようにしてもよい。この場合、本例の画像表示装置1に装着された可搬型記録媒体から指定された画像データを直接照明用画像データ登録領域14に登録する。
また、照明用の画像として登録領域14に登録される画像データは、記憶媒体から入力するオリジナルの写真画像から絵画調画像に変換処理される際に、周囲を照明するのに更に適するように画像データの全体的な明るさが明るくなるようにデータ補正処理が施されてもよい。
さらに、本例の説明ではメディア装着部11に装着する記録媒体としてSDカードの例で説明したが、SDカードに限らず、例えばUSBメモリや、CF(コンパクトフラッシュ(登録商標))、メモリスティック等の可搬型記憶媒体を使用することができる。
【符号の説明】
【0036】
1・・・画像表示装置
2・・・表示部
3・・・表示制御部
4・・・中央処理部
5・・・メモリ
6・・・絵画調変換処理部
7・・・人感知センサ
8・・・照度センサ
9・・・操作制御部
10・・・読取制御部
11・・メディア装着部
12・・格納画像データ管理テーブル
13・・通常画像データ登録領域
14・・照明用画像データ登録領域
15・・制御プログラム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示画面を有する画像表示装置において、
前記表示画面の表示により、暗中、前記画像表示装置の周辺を照明するに適する明るい画像データを記憶する照明用画像データの記憶手段と、
前記画像表示装置の周囲が暗いかどうか識別する照度センサと、
前記画像表示装置の近傍にいる人の存在を識別する人感知センサと、
前記照度センサが所定よりも暗いことを識別し、且つ、前記人感知センサが人の存在を感知した場合に、前記記憶手段に記憶された前記照明用画像データに基づく表示動作を実行する暗中照明画像表示制御手段と、
を備えることを特徴とする画像表示装置。
【請求項2】
前記画像表示装置に装着された可搬型記録媒体から画像データを読み取る読取手段と、
該読み取った画像データの中から前記照明用画像データを選択する選択手段と、
選択された照明用画像データを前記記憶手段に記憶する手段と、
を備え、
前記暗中照明画像表示制御手段は、前記照明用画像データに基づく表示動作を実行する際、前記記憶手段に記憶されている前記照明用画像データを読み出して表示処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項3】
前記選択手段は、表示画面に表示された画像の照度を識別する照度センサを備え、
該照度センサが検知した照度が所定値を越える場合、その画像データを暗中、前記画像表示装置の周辺を照明するに適する照明用画像データとして、前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1、又は2に記載の画像表示装置。
【請求項4】
前記選択手段は、読み取った画像データの輝度レベルを演算する演算手段を有し、
該演算手段の輝度レベル演算結果が所定値を越える場合、その画像データを暗中、前記画像表示装置の周辺を照明するに適する前記照明用画像データとして、前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1、又は2に記載の画像表示装置。
【請求項5】
前記読取手段は、前記画像表示装置に装着された前記可搬型記録媒体から指定された画像データを前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項1、又は2に記載の画像表示装置。
【請求項6】
前記読取手段は、前記選択手段により選択された前記照明用画像データを絵画調の画像データに変換して、前記暗中照明用画像データとして前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1、又は2に記載の画像表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−8153(P2012−8153A)
【公開日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−141135(P2010−141135)
【出願日】平成22年6月22日(2010.6.22)
【出願人】(000001443)カシオ計算機株式会社 (8,748)
【Fターム(参考)】