説明

画像表示装置

【課題】違和感を生じない表示が可能な画像表示装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像表示装置1は、中心となる軸線Zの回りの全周の画像を撮像可能な画像撮影部40と、前記軸線Zを中心とした全周方向に設けられた表示部20と、を備える画像表示装置1であって、該画像表示装置1における方位を検出可能な方位検出部51bと、画像撮影時には、前記検出された方位をもとに、前記画像撮影部40で撮像された画像データに撮像時の方位情報を付与し、該画像データとともに記憶部52に記憶させ、画像表示時には、前記記憶部52に記録されている画像データを撮影時の方位情報とともに読み出し、前記読み出された画像データを、該画像データの撮影時の方位に合わせて前記表示部20において表示させる画像処理部51aと、を備えること、を特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
デジタル画像等を表示する画像表示装置として、360°の全周囲表示が可能な半球状の表示部を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3921205号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような表示装置を使用する際に、その表示装置が現在置かれている場所と同じ場所で過去に撮影された画像を表示させる場合がある。この際、表示画像の方位が、現実の方位とずれて表示されると観察者は違和感を生じる。
【0005】
本発明の課題は、違和感を生じない表示が可能な画像表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
【0007】
請求項1に記載の発明は、中心となる軸線(Z)の回りの全周の画像を撮像可能な画像撮影部(40)と、前記軸線(Z)を中心とした全周方向に設けられた表示部(20)と、を備える画像表示装置(1)であって、該画像表示装置(1)における方位を検出可能な方位検出部(51b)と、画像撮影時には、前記検出された方位をもとに、前記画像撮影部(40)で撮像された画像データに撮像時の方位情報を付与し、該画像データとともに記憶部(52)に記憶させ、画像表示時には、前記記憶部(52)に記録されている画像データを撮影時の方位情報とともに読み出し、前記読み出された画像データを、該画像データの撮影時の方位に合わせて前記表示部(20)において表示させる画像処理部(51a)と、を備えること、を特徴とする画像表示装置(1)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像表示装置(1)であって、前記画像表示装置(1)は、基準位置(P)を有し、前記方位情報は、前記画像撮影部(40)における画像の撮影時における、前記方位検出部(51b)で検出された方位と、前記軸線(Z)から前記基準位置(P)へ向かう方位との間の角度差であること、を特徴とする画像表示装置(1)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像表示装置(1)であって、前記方位検出部(51b)において方位検出ができなかった場合、画像撮影部(40)で撮影される第1画像の第1輝度分布と、前記記憶部(52)より読み出された第2画像との第2輝度分布とを比較し、前記第2画像を前記表示部(20)に表示する際に、前記第1輝度分布と前記第2輝度分布とを比較し、前記第2輝度分布と前記第1輝度分布との差が最も小さくなる位置に、前記第2画像を表示させること、を特徴とする画像表示装置(1)である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、違和感を生じない表示が可能な画像表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の一実施形態である画像表示装置の外観斜視図である。
【図2】画像表示装置の概念的な縦断面図である。
【図3】画像表示装置の機能ブロック構成図である。
【図4】画像表示装置の方位を示す図であり、(a)は撮影時、(b)は表示時を示す。
【図5】画像再生時の画像表示装置の表示部を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態の画像表示装置1の外観斜視図である。図2は、画像表示装置1の概念的な縦断面図である。図3は、画像表示装置1の機能ブロック構成図である。
【0011】
画像表示装置1は、半球状のスクリーン20を備え、中心の軸線Zの周方向全周(周囲360°)に画像を表示可能である。
図1、図2に示すように、画像表示装置1は、直方体状の中空部材である基部筐体1Aに、表示部10と、画像撮影部40と、制御装置50と、を備えて構成されている。
表示部10は、スクリーン20と、画像投影部30と、を備えている。
スクリーン20は、所定厚さの透明素材(アクリル等の樹脂やガラス)によって中空半球面体のドーム状に形成され、その内周面に、内部から照射される画像光を乱反射するスクリーン層(図示せず)を備えている。
スクリーン20の外周面には、タッチパネル21(図3参照、図1および2には示さず)が設けられている。
【0012】
タッチパネル21は、ユーザがスクリーン20の表面を指で接触することによって、画像表示装置1を操作するための操作信号を出力する。タッチパネル21は、後述画像投影部30による画像の投影範囲(スクリーン20の表示領域)上に格子状に区切られた微細な入力領域を有しており、ユーザがこのタッチパネル21上を指やタッチペンで接触(タッチ操作、なぞり操作)すると接触位置にある入力領域がオンされる。タッチパネル21は、オンされた入力領域のタッチパネル21上における位置を特定する情報、たとえば座標値をタッチパネル21の操作信号として後述する制御回路51へ出力する。
なお、タッチパネル21と基部筐体1Aの内部に設けられた制御装置50とを結ぶケーブルは、後述する画像投影部30による画像の投影を妨げないように、スクリーン20と基部筐体1Aとの接合面から基部筐体1Aの内部に配線される。
【0013】
画像投影部30は、投影レンズ31と、表示素子32と、バックライト33と、投影駆動部34とが一体に構成され、基部筐体1Aの内部の、スクリーン20の半球面体の中心軸上付近に配置されている。
投影レンズ31は、たとえば投影角がほぼ180°の魚眼レンズであり、後述する表示素子32が生成した光像をスクリーン20の内壁面に向けて投影する。
表示素子32は、たとえば透過型の液晶パネル等により構成され、投影駆動部34からの駆動信号によって駆動されて、画素ごとの液晶層の光の透過率を変化させた画像を形成する。
【0014】
バックライト33は、基板上に複数のLEDを全体として均一な発光量の面光源となるように二次元に配列して構成されている。バックライト33は、表示素子32の背面側に、表示素子32に照射光を照射するように隣接して配設されている。そして、バックライト33は、制御装置50における制御回路51からの制御信号に応じて投影駆動部34により供給される電流に応じた明るさで、表示素子32を照明する。
【0015】
投影駆動部34は、後述する制御回路51からの制御信号に応じて、表示素子32を制御駆動(画像処理部51aにより生成された投影画像データに応じて表示素子32の駆動信号を生成)する。
【0016】
上記構成の画像投影部30は、制御回路51からの情報に基づいて投影駆動部34によって制御駆動され、バックライト33の照明光を表示素子32が画像信号に応じて変調して光像を生成し、その光像を投影レンズ31がスクリーン20の内壁面の略全域(後述する画像撮影部40におけるPALレンズ41部分を除いて)に投影する。
【0017】
そして、上記スクリーン20と画像投影部30とから成る表示部10は、画像投影部30から投影された光像を、スクリーン20が、内周面のスクリーン層で画像投影部30から投影された光像を外部から観察可能な画像として表示する。
【0018】
画像撮影部40は、画像表示装置1の外部を軸線Zを中心とした全周、すなわち全方位(水平方向に360度)撮影可能な光学系、たとえばPAL(Panoramic Annual Lens)を備える小型カメラであり、スクリーン20の半球面体の頂部に設けられている。
画像撮影部40は、PALレンズ41と、撮影レンズ42と、撮像素子43とを備えている。
PALレンズ41は、たる型の透明体からなり、一点鎖線で示す軸線Zのまわりに凸形状に形成された外周面41aと、上端面41bと下端面41cとを有している。上端面41bは凹状の湾曲面で、透明体内を通過してこの到達する光に対しては凸形状の反射面として作用する。下端面41cは軸線Zと垂直な平面で、透明体内を通過してこの面に到達する光に対してレンズ面(屈折面)として作用する。
【0019】
外周面41aは軸線Zと垂直な平面によって、上方外周面41rと下方外周周面41mとに分割され、上方外周面41rは周囲の3次元像が入射する面でレンズ面(屈折面)として作用し、下方外周面41mは上方外周面41rから入射し透明体内を通過してこの面に到達する光に対して凹面状の反射面として作用する。
【0020】
上記構成のPALレンズ41では、その周囲の360度の円筒空間Pの3次元像は、上方外周面41rのなす空間角の幅で取り込まれる。上方外周面41rを通ってPALレンズ41内に入射した光は、対向する下方外周面41mで反射して、次に上端面41bで反射して、下端面41cより射出される。このとき、下端面41cから射出された光束はPALレンズ41内に虚像を結ぶ。
【0021】
撮影レンズ42は、たとえばリレーレンズにより構成され、後述するようにPALレンズ41により虚像を結んだ画像表示装置1の周囲の360度方向からの光束を正立像として撮像素子43に結像させる。
撮像素子43は、たとえばCCDやCMOS等により構成され、PALレンズ41および撮影レンズ42を介して撮像面に結像した像を撮像して、画像信号をケーブル60を介して後述する制御装置50に出力する。
【0022】
上記画像撮影部40は、画像投影部30からスクリーン20へ画像投影を極力妨げないように小型に構成されている。また、画像撮影部40への電力供給および画像撮影部40からの画像信号の送信を行うためのケーブル60(図2)は、画像投影部30によるスクリーン20への画像投影の妨げにならない程度に細いケーブルを用いる。なお、ケーブル60を用いて画像信号を制御装置50へ送信するものに代えて、無線通信により画像信号を制御装置50へ送信してもよい。
【0023】
制御装置50は、図3に示すように、制御回路51と、画像メモリ52と、外部インタフェース53と、カードインタフェース54と有している。
制御回路51は、制御プログラムに基づいて、画像表示装置1の各構成要素を制御し、各種のデータ処理を実行する演算回路である。制御回路51は、画像撮影部40および表示部10(画像投影部30)の駆動を制御する。また、制御回路51は、画像処理部51aと、方位検出部51bと、を機能的に備える。
【0024】
画像処理部51aは、画像撮影部40から入力した画像信号に対して種々の画像処理を施して投影画像データを生成する。
また、画像処理部51aは、作業用メモリや表示用メモリなどを有し、画像メモリ52に記録されている画像データに基づいて、表示部10による表示画像データ(画像投影部30によりスクリーン20に画像を投影するための投影画像データ)を生成する。この際、以下に述べる方位検出部51bで検出された、画像表示装置1の方位と、表示画像データの方位とを一致させる処理も行う。
【0025】
方位検出部51bは、例えば、電子コンパス等で、撮像素子43で撮像した際の、画像表示装置1が向いている方位を検出する。検出された方位情報は、画像メモリ52に撮影画像を記憶する際、撮影画像に、例えばExif等のメタデータとして付与される。
【0026】
外部インタフェース53は、たとえば画像表示装置1に電子カメラやパーソナルコンピュータなどの外部機器を接続するUSBインタフェースである。画像表示装置1は、外部インタフェース53を介して外部機器から画像ファイルなどを入力する。カードインタフェース54は、メモリカード70が着脱可能なインタフェースである。
カードインタフェース54は、制御回路51の制御に基づいて、画像ファイルをメモリカード70に書き込んだり、メモリカード70に記録されている画像ファイルを読み出すインタフェース回路である。
メモリカード70はコンパクトフラッシュ(登録商標)やSDカードなどの半導体メモリカードである。
【0027】
画像メモリ52は、たとえばハードディスク等の不揮発性メモリである。
画像メモリ52には、表示画像データが記憶される。この際、上述したようにExif情報として方位情報が記録される。また、画像メモリ52には、外部インタフェース53やカードインタフェース54を介して外部機器やメモリカード70から入力した画像ファイルなどが記録されている。
【0028】
画像表示装置1での撮影シーケンスを説明する。
(概要)
上記のように構成された制御装置50は、ユーザによる前述したタッチパネル21の操作入力に基づいて、投影駆動部34を制御して記録媒体等(画像メモリ52、外部インタフェース53を介した外部機器、カードインタフェース54に接続されたメモリカード等)が保持する種々画像を表示部10におけるスクリーン20に表示する。また、画像撮影部40によって画像表示装置1の外部周辺を撮像し、その撮像をスクリーン20に表示し、指令に応じて記録媒体等に記録する。
【0029】
(撮影時)
まず、画像表示装置1は、タッチパネル21を介して、使用者からのキャプチャ(画像取得)指示の操作が行われると、画像撮影部40によって撮像された画像を、撮像素子43から取得し、制御回路51内の作業用メモリに一旦保存する。
【0030】
図4は画像表示装置1の方位を示す図であり、(a)は撮影時の画像表示装置1の方位の一例を示す。方位検出部51bは、画像表示装置1の中心から北Nへ向かう方向を検出する。
ここで、画像表示装置1の表示部20や画像撮影部40の形状自体は半球状であるため外観からはどの向きでも同じように見えるが、画像表示装置1としては基準位置を有しており、その位置を図4にPで示す。
【0031】
制御回路51の画像処理部51aは、中心Oから北Nへ向かう方向と、中心Oから位置Pへ向かう方向との差であるθA1を求め、このθA1を、作業用メモリに保存されている画像データにExif情報として付加し、画像メモリ52に記録する。
【0032】
(再生時)
次に、再生時の処理を説明する。タッチパネル21より再生を選択すると、画面には図5で示すように、画像メモリ52に記録されている画像が複数表示される。
ある画像がタッチパネルを介して選択されると、その画像データとともにその画像に記録されている方位情報θA1も画像処理部51aに読み込まれて作業用メモリに一旦保存される。
【0033】
図4(b)は撮影時の画像表示装置1の方位を示したものである。画像表示装置1は、方位検出部51bにより、現在の画像表示装置1における北Nの向きを検出する。
制御回路51は、撮影時と同様に、基準位置Pと、方位検出部51bで検出された北の方向Nとの差、θA2を求める。θA2は一旦作業用メモリに記憶される。
そして制御回路51は、読み込まれた画像に記録されている方位情報であるθA1と、現在の画像表示装置1の向いている方位情報であるθA2との差異ΔθAを算出する(図4(b)参照)。
すなわち、画像表示装置1は、前回撮影時と比べて+ΔθAだけ回転していることになる。
【0034】
次に画像表示装置1は、算出した方位の差異ΔθAに基づき、読み込まれた表示用の画像を回転させる。この回転処理は作業用メモリで行われる。
回転処理が終了すると、作業用メモリ上の回転済み画像データが表示用メモリに転送され、表示デバイスから画像が表示される。
これにより、撮影時において、例えば方位がNの位置に存在していた被写体は、表示時においてもNの方位に表示されることになる。したがって、表示画像の方位が、現実の方位と一致しているので、観察者は違和感を生じることなく、表示画像の観察が可能となる。
【0035】
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)方位検出部51bの方位取得は遮蔽物などにより失敗する場合がある。方位取得が失敗した場合、読み込まれた表示用画像と、現在の周囲を撮影した画像とで画像比較を行って、表示用画像の表示方向を決定するようにしてもよい。この場合、表示用画像を、軸線Zを中心として回転させ、現在の周囲を撮影した画像と比較し、両者の輝度の差が最も小さくなる表示用画像の位置を求め、それに基づいて撮影画像の表示を行うようにしてもよい。
【0036】
より具体的に説明すると、例えば制御回路51は、輝度分布検出部を備えてもよい。
輝度分布検出部は、画像メモリ52から読み込まれた表示用画像データから、表示用画像の輝度分布情報を検出する。
輝度分布検出部による輝度分布の検出は、表示用画像を、軸線Zを中心として周方向に等角度で扇状の単位領域に分割し、その分割した各々の単位領域に含まれる画素の輝度レベルの平均値を算出する。
次に、画像撮影部40で現在の周囲の画像を撮像し、表示用画像の場合と同様に、輝度分布情報を検出する。
表示用画像を軸線Zを中心として回転移動させ、現在の周囲の画像の輝度分布との差がもっとも小さくなる位置を見つける。そして、その位置で、表示用画像を表示させる。
【0037】
(2)例えば、画像が表示されている状態で、画像表示装置1が回転された場合、表示画像の回転が、実際の装置の回転よりも遅く移動するようにしてもよい。すなわち、画像表示装置1の回転が先行し、やや遅れて表示画像が追従するようになる。
【0038】
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
【符号の説明】
【0039】
1:画像表示装置、10:表示部、20:スクリーン、30:画像投影部、40:画像撮影部、50:制御装置、51:制御回路、51a:画像処理部、51b:方位検出部、52:画像メモリ、P:基準位置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中心となる軸線の回りの全周の画像を撮像可能な画像撮影部と、
前記軸線を中心とした全周方向に設けられた表示部と、を備える画像表示装置であって、
該画像表示装置における方位を検出可能な方位検出部と、
画像撮影時には、前記検出された方位をもとに、前記画像撮影部で撮像された画像データに撮像時の方位情報を付与し、該画像データとともに記憶部に記憶させ、
画像表示時には、前記記憶部に記録されている画像データを撮影時の方位情報とともに読み出し、前記読み出された画像データを、該画像データの撮影時の方位に合わせて前記表示部において表示させる画像処理部と、
を備えること、を特徴とする画像表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記画像表示装置は、基準位置を有し、
前記方位情報は、前記画像撮影部における画像の撮影時における、前記方位検出部で検出された方位と、前記軸線から前記基準位置へ向かう方位との間の角度差であること、
を特徴とする画像表示装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の画像表示装置であって、
前記方位検出部において方位検出ができなかった場合、
画像撮影部で撮影される第1画像の第1輝度分布と、
前記記憶部より読み出された第2画像との第2輝度分布とを比較し、
前記第2画像を前記表示部に表示する際に、前記第1輝度分布と前記第2輝度分布とを比較し、前記第2輝度分布と前記第1輝度分布との差が最も小さくなる位置に、前記第2画像を表示させること、
を特徴とする画像表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−54318(P2013−54318A)
【公開日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−194320(P2011−194320)
【出願日】平成23年9月6日(2011.9.6)
【出願人】(000004112)株式会社ニコン (12,601)
【Fターム(参考)】