説明

畜舎用排気装置

【課題】 簡単な設備構成で排気空気の脱臭を確実に行うことができ、既存の畜舎への適用も容易な畜舎用排気装置を提供する。
【解決手段】 畜舎12内の空気を外部に排気するための複数の換気扇14の排気側に、排気された空気の脱臭を行うための脱臭室15をそれぞれ設け、各脱臭室内に前記換気扇から排気された空気の流れを複数回屈曲させて外部に排出するための複数のガイド部材16,17,18を設けた空気通路37を形成するとともに、該空気通路内に、圧縮空気により脱臭液を微細粒子にして噴霧するための二流体ノズル19を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、畜舎用排気装置に関し、詳しくは、畜舎内から排気する空気の脱臭を行う脱臭機能を備えた畜舎用排気装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年の畜舎は、防疫を徹底するために外部とは完全に遮断したウインドレス畜舎が多く採用されている。このようなウインドレス畜舎では、側壁に設置した換気扇で畜舎内の空気を排気して新鮮な外気を畜舎内に導入することにより、畜舎内の空気の汚れを防止するとともに、畜舎内の温度上昇を抑えるようにしている。また、畜舎内の空気には、糞尿から発生したアンモニアや硫化水素等の悪臭物質が含まれているため、換気扇の出口側に散水手段を備えた脱臭装置を設け、悪臭物質を水中に取り込んで排気空気中から取り除くようにしている。このような脱臭装置として、畜舎の地下に消臭手段を配設した地下空間を設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2002−35095号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、畜舎の地下に地下空間を設けるものでは、畜舎の施工コストが多大なものとなるだけでなく、既存の畜舎に適用することは極めて困難であるという問題があった。
【0004】
そこで本発明は、簡単な設備構成で排気空気の脱臭を確実に行うことができ、既存の畜舎への適用も容易な畜舎用排気装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明の畜舎用排気装置は、畜舎内の空気を外部に排気するための複数の換気扇を備えた畜舎用排気装置において、各換気扇の排気側に、排気された空気の脱臭を行うための脱臭室をそれぞれ設け、各脱臭室内に前記換気扇から排気された空気の流れを複数回屈曲させて外部に排出するための複数のガイド部材を設けた空気通路を形成するとともに、該空気通路内に、脱臭液を微細粒子にして噴霧するためのノズルを設けたことを特徴としている。
【0006】
また、本発明の畜舎用排気装置は、前記ノズルが圧縮空気により脱臭液を微細粒子にして噴霧する二流体ノズルであり、特に、前記二流体ノズルへの圧縮空気の供給を前記換気扇の運転に連動して行うことを特徴としている。さらに、前記複数の換気扇として、畜舎内の温度又は外気温に関係なく常時運転する常用換気扇と、畜舎内の温度又は外気温があらかじめ設定された温度以上になったときに運転する温度対応換気扇とを設け、前記常用換気扇の排気側に設けられた脱臭室内の二流体ノズルには圧縮空気を常時供給して脱臭液を噴霧させるとともに、前記温度対応換気扇の排気側に設けられた脱臭室内の二流体ノズルに圧縮空気を供給する空気配管に電磁弁を設け、前記電磁弁の開閉と前記温度対応換気扇の運転とを連動させて制御する制御手段を設けたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の畜舎用排気装置によれば、畜舎から換気扇によって排気された悪臭物質を含む空気は、複数回屈曲した空気通路を通る間に二流体ノズルから噴霧された脱臭液の微細粒子に接触し、脱臭液によって悪臭物質が取り除かれて大気中に放出される。空気通路を複数回屈曲させることにより、脱臭液と悪臭物質とを確実に接触させることができるとともに、脱臭室の小型化を図ることができる。また、脱臭液を微細粒子にして噴霧することにより、悪臭物質を分解するなどした後の脱臭成分は、脱臭液の主成分である水と共に空気中に蒸発するので、従来の水の散布によって水中に悪臭物質を取り込んだときのような廃液処理が不要となる。さらに、既存の畜舎に対しても、脱臭室、ノズル、脱臭液の配管を付加するだけで対応でき、ノズルとして二流体ノズルを用いる場合でも、これらに圧縮空気の供給設備を付加するだけで簡単に実施することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図は本発明の畜舎用排気装置の一形態例を示すもので、図1は縦断面図、図2は横断面図、図3乃至図5は畜舎用排気装置と畜舎との関係を示すもので、図3は断面側面図、図4は断面平面図、図5は正面図、図6は換気扇、二流体ノズル及び制御手段の関係を示す説明図である。
【0009】
まず、図1及び図2に示すように、畜舎用排気装置11は、畜舎12の側壁13に設けられた換気扇14と、換気扇14の排気側に設けられた脱臭室15と、脱臭室15の内部に設けられたガイド部材16,17,18と、圧縮空気により脱臭液を微細粒子にして噴霧するための二流体ノズル19とで形成されている。ガイド部材16,17,18は、換気扇14の外部側に設けられて排気空気を下方にガイドするためのフード状の第1ガイド部材16と、脱臭室15の内外方向中間部の床面20から鉛直方向に天井面21に向かって立ち上がった板体からなる第2ガイド部材17と、脱臭室15の軒先22部分から床面20に向かって鉛直方向に垂下した板体からなる第3ガイド部材18とが設けられており、第2ガイド部材17の上端と天井面21との間、第3ガイド部材18と床面20との間には、空気が流通可能な開口が設けられている。
【0010】
これらの各ガイド部材16,17,18により、換気扇14から脱臭室15内に排出された空気には、図1に矢印で示すように、第1ガイド部材16によりガイドされて畜舎12の側壁13外面に沿うように下方に向かう第1空気流れ31と、床面20に衝突して上方に反転する第2空気流れ32と、第2ガイド部材17の畜舎側の内面に沿うように上方に向かう第3空気流れ33と、天井面21に衝突して下方に反転する第4空気流れ34と、第2ガイド部材17の外面と第3ガイド部材18との間を下方に向かう第5空気流れ35と、第3ガイド部材18と床面20との間の開口から外部に向かう第6空気流れ36とを発生させる空気通路37が形成され、排気空気は、脱臭室15内の空気通路37で複数回屈曲して外部に排出される。これにより、十分な長さの空気通路37を形成しながら脱臭室15の小型化を図ることができる。また、脱臭室15の両側は、仕切壁25によって換気扇14の風量等の条件に応じた幅に仕切られている。
【0011】
二流体ノズル19は、第2ガイド部材17の上端部に配設されており、第2ガイド部材17の上部に沿うように配設された圧縮空気供給配管23及び脱臭液配管24に接続されている。この二流体ノズル19は、圧縮空気供給配管23から供給される圧縮空気の噴出力によって脱臭液配管24内の脱臭液を吸引し、ノズル内で空気と脱臭液とを混合させて噴霧するものであって、脱臭液を速やかに気化させることができる微細粒子状態、通常は50μm、好ましくは30μm以下、特に好ましくは10μm程度の微細粒子にして噴霧するものが用いられている。
【0012】
脱臭液には、植物から抽出した脱臭成分や化学合成された脱臭成分を含む水溶液を用いている。植物抽出成分としては、一般的な消臭スプレーや脱臭スプレーに用いられている成分、例えば、緑茶、グレープフルーツ、レモン、孟宗竹、トウモロコシ、松、モミ、椿等から抽出したエキスからなる水酸基を有する有機化合物(例えば、エビエスオイノレ、テルペン、クロロフィノレ、ペクチナーゼ、アミラーゼ、アミノ酸、パントテン酸、フィトンチッド等)を使用することができ、特に限定はされないが、畜舎からの排気空気中に含まれているアンモニア、プロピオン酸やノルマル酪酸等の低級脂肪酸、硫化水素、その他の悪臭物質と反応し、これらを分解したり、中和したり、無臭物質に変換したりできるものを選択して使用すればよい。また、無臭であることが好ましいが、不快な臭いでなければ微香性のものなどを使用してマスキング効果を利用するようにしてもよい。
【0013】
換気扇14から脱臭室15内に排出された畜舎12内の空気は、空気通路37内を通過する間に二流体ノズル19から噴霧された脱臭液と接触することにより、空気中に含まれている悪臭成分の脱臭が行われて第3ガイド部材18と床面20との間から大気中に放出される。
【0014】
このとき、脱臭液を微細粒子の状態、特に、10μm程度の微細粒子にして噴霧して煙霧状態とすることにより、排気空気中の悪臭成分を少量の脱臭液で効果的に効率よく脱臭することが可能となるだけでなく、脱臭液の主成分である水と共に脱臭液中の脱臭成分も空気中に速やかに蒸発させることができる。したがって、従来の脱臭装置のように大量の水や薬液を使用するものに比べて廃液がほとんど発生しないので、従来は必須だった排水処理や廃液処理が不要となる。また、脱臭成分として植物から抽出した成分や安全性が確認された化学合成成分を用いることにより、しかも、使用量が少量であることから、この脱臭成分が大気中に放出されても人畜に無害であり、周辺の植物等に悪影響を与えることもない。
【0015】
また、図3乃至図5に示すように、換気扇14、脱臭室15、二流体ノズル19等によって形成された前記畜舎用排気装置11は、畜舎12の側壁13の略全長にわたって複数の畜舎用排気装置11が連続して配置され、畜舎用排気装置11が畜舎12内の空気を排気するとともに、図示しない外気供給口から消毒処理等を施された外気が畜舎12内に供給されることにより、畜舎12内の換気が行われる。また、各脱臭室15内には、複数の二流体ノズル19を配置して排気空気の脱臭処理を確実に行えるようにしている。
【0016】
このように複数の畜舎用排気装置11を配置する際には、図6にも示すように、換気扇として、畜舎12内の温度又は外気温に関係なく常時運転する1個の常用換気扇(以下、第1換気扇という)41と、畜舎12内の温度又は外気温があらかじめ設定された第1設定温度以上になったときに運転する2個の温度対応換気扇(以下、第2換気扇という)42と、畜舎12内の温度又は外気温が第1設定温度よりも高い温度の第2設定温度以上になったときに運転する2個の温度対応換気扇(以下、第3換気扇という)43との5個の換気扇を一組として使用し、畜舎12内の温度又は外気温に応じて各換気扇を運転することにより、畜舎12内の換気を十分に行いながら畜舎12内の温度が過度に上昇しないようにしている。
【0017】
図6に示すように、各換気扇41,42,43の運転と、二流体ノズル19からの脱臭液の噴霧とは、畜舎12内の温度又は外気温を検出する温度計(サーモセンサ)44を備えた制御手段45によって制御されている。第1換気扇41を除く第2換気扇42及び第3換気扇43は、制御手段45に設けられたインバーターのような電源制御部46によって制御され、温度計44の検出温度に応じて自動的に運転、停止を繰り返すように形成されている。
【0018】
一方、各換気扇41,42,43に対応した脱臭室内にそれぞれ設けられる各二流体ノズル19において、第1換気扇41に対応した二流体ノズル19aに圧縮空気を供給する分岐管51を除く他の分岐管、すなわち、第2換気扇42に対応した二流体ノズル19bに圧縮空気を供給する分岐管52及び第3換気扇43に対応した二流体ノズル19cに圧縮空気を供給する分岐管53には、制御手段45の弁制御部によって開閉制御される電磁弁54,55がそれぞれ設けられている。
【0019】
二流体ノズル19の駆動流体となる圧縮空気は、圧縮機61で所定圧力、例えば0.6〜0.8MPaに圧縮された後、レシーバータンク62,ラインフィルター63,ミストフィルター64,レギュレーターバルブ65を通り、圧縮空気供給配管23から各分岐管51,52,53に分岐し、二流体ノズル19aには手動弁56のみを通って供給され、二流体ノズル19b,19cには、電磁弁54,55及び手動弁56を通ってそれぞれ供給される。
【0020】
また、脱臭液は、適宜な配水管や貯水槽から給水管71に適当な圧力、例えば50kPa程度で取り入れられた水に、脱臭原液貯槽72に貯留された脱臭原液を薬液混合器73を介して所定濃度の水溶液になるように混合し、脱臭液配管24から各分岐管74及び手動弁75を通して二流体ノズル19a,19b,19cのノズル本体19dにそれぞれ供給され、このノズル本体19dから各二流体ノズル19a,19b,19cに供給される。
【0021】
なお、各手動弁56,75は、二流体ノズルの保守作業等を行うときを除いて常時全開状態となっており、レギュレーターバルブ65は、圧縮空気供給配管23に設定圧力で圧縮空気を供給する開度に調整されている。
【0022】
このように形成した畜舎用排気装置11において、畜舎12内の温度又は外気温が低いとき、例えば冬期には、制御手段45によって第2換気扇42及び第3換気扇43が停止状態とされ、電磁弁54,55が閉じ状態とされる。これにより、常時運転される第1換気扇41のみによって畜舎12内の換気が行われるとともに、第1換気扇41の排気側に設けられている脱臭室15内に配設された二流体ノズル19aのみから脱臭液が噴霧される状態となる。
【0023】
畜舎12内の温度又は外気温が前記第1設定温度以上に上昇したときには、例えば春期や秋期には、制御手段45により、第3換気扇43が停止状態のまま第2換気扇42が運転状態とされ、電磁弁55が閉じ状態のまま電磁弁54が開かれる。これにより、常時運転される第1換気扇41と第2換気扇42とによって畜舎12内の換気が行われるとともに、第1換気扇41及び第2換気扇42に対応した脱臭室15内の二流体ノズル19a,19bから脱臭液がそれぞれ噴霧される状態となる。
【0024】
畜舎12内の温度又は外気温が更に上昇し、前記第2設定温度以上に上昇すると、例えば夏期には、制御手段45により、第3換気扇43も運転状態とされ、電磁弁55も開かれる。これにより、全ての換気扇41,42,43が運転状態となって畜舎12内の換気が行われるとともに、全ての脱臭室15内の二流体ノズル19a,19b,19cから脱臭液がそれぞれ噴霧される状態となる。
【0025】
このように、畜舎内の温度又は外気温に応じて複数の換気扇41,42,43の運転状態を制御するとともに、運転中の換気扇に対応した二流体ノズルのみから脱臭液を噴霧するように制御することにより、脱臭液の消費量を最小限に抑えることができ、運転コストの低減を図ることができる。
【0026】
なお、前記二流体ノズル19の位置は、空気通路37内を流れる排気空気の状態に応じて選定することができ、排気空気の流れ方向に複数列を設けることもできる。また、各ガイド部材16,17,18の形状や設置状態、配置数、仕切壁25の間隔も任意であり、排気空気量や悪臭物質の種類や量に応じて脱臭処理に適した空気通路37を形成することができる。さらに、本形態例では、ノズルとして、脱臭液をより微細粒子として噴霧することができる二流体ノズル19を使用したが、脱臭液を直接噴霧、噴出するノズルを用い、ポンプで脱臭液を圧送してノズルから噴霧させるようにしてもよい。
【0027】
また、複数の換気扇の運転・停止の制御やノズルからの脱臭液の噴霧は、前述のようにして自動的に行うことが望ましいが、季節や天候、畜舎内の状況、時刻等の状況を判断して手動で操作するようにしてもよく、タイマー等に連動させてこれらを制御するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の畜舎用排気装置の一形態例を示す縦断面図である。
【図2】同じく横断面図である。
【図3】畜舎用排気装置と畜舎との関係を示す断面側面図である。
【図4】同じく断面平面図である。
【図5】同じく正面図である。
【図6】換気扇、二流体ノズル及び制御手段の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
【0029】
11…畜舎用排気装置、12…畜舎、13…側壁、14…換気扇、15…脱臭室、16…第1ガイド部材、17…第2ガイド部材、18…第3ガイド部材、19…二流体ノズル、20…床面、21…天井面、22…軒先、23…圧縮空気供給配管、24…脱臭液配管、25…仕切壁、31…第1空気流れ、32…第2空気流れ、33…第3空気流れ、34…第4空気流れ、35…第5空気流れ、36…第6空気流れ、37…空気通路、41…第1換気扇、42…第2換気扇、43…第3換気扇、44…温度計、45…制御手段、46…電源制御部、51,52,53…分岐管、54,55…電磁弁、56…手動弁、61…圧縮機、62…レシーバータンク、63…ラインフィルター、64…ミストフィルター、65…レギュレーターバルブ、71…給水管、72…脱臭原液貯槽、73…薬液混合器、74…分岐管、75…手動弁

【特許請求の範囲】
【請求項1】
畜舎内の空気を外部に排気するための複数の換気扇を備えた畜舎用排気装置において、各換気扇の排気側に、排気された空気の脱臭を行うための脱臭室をそれぞれ設け、各脱臭室内に前記換気扇から排気された空気の流れを複数回屈曲させて外部に排出するための複数のガイド部材を設けた空気通路を形成するとともに、該空気通路内に、脱臭液を微細粒子にして噴霧するためのノズルを設けたことを特徴とする畜舎用排気装置。
【請求項2】
前記ノズルは、圧縮空気により脱臭液を微細粒子にして噴霧する二流体ノズルであることを特徴とする請求項1記載の畜舎用排気装置。
【請求項3】
前記二流体ノズルへの圧縮空気の供給は、前記換気扇の運転に連動して行われることを特徴とする請求項2記載の畜舎用排気装置。
【請求項4】
前記複数の換気扇として、畜舎内の温度又は外気温に関係なく常時運転する常用換気扇と、畜舎内の温度又は外気温があらかじめ設定された温度以上になったときに運転する温度対応換気扇とを設け、前記常用換気扇の排気側に設けられた脱臭室内の二流体ノズルには圧縮空気を常時供給して脱臭液を噴霧させるとともに、前記温度対応換気扇の排気側に設けられた脱臭室内の二流体ノズルに圧縮空気を供給する空気配管に電磁弁を設け、前記電磁弁の開閉と前記温度対応換気扇の運転とを連動させて制御する制御手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の畜舎用排気装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−88078(P2006−88078A)
【公開日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−278645(P2004−278645)
【出願日】平成16年9月27日(2004.9.27)
【出願人】(000201641)全国農業協同組合連合会 (69)
【Fターム(参考)】