説明

異物除去装置

【課題】メインフィルターの上流でレジスト残渣物等の比較的大きい異物を除去して、メインフィルターの負荷を軽減し、メインフィルターの寿命を延ばすことができ、また、洗浄が容易で再使用可能な異物除去装置を提供する。
【解決手段】メインフィルター32を具備するフィルター装置30のハウジング31内におけるメインフィルター32よりも上方の円柱状の空間に、複数枚の有孔板10と有孔板ホルダー20から成る異物除去装置1を配置する。有孔板10は、孔径1.0mm〜6.0mmの貫通孔12を多数有し、薬液の通過方向に非接触状態で積層される。かかる異物除去装置1に事前に薬液を通すことにより、比較的大きい異物を各有孔板10で捕捉し、これにより、メインフィルター32の負荷を大幅に軽減することができる。有孔板10として、貫通孔12の孔径が異なる複数種類の有孔板10a、10b、10cを用いることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、異物除去装置に関し、更に詳しくは、例えば、半導体製造時のフォトレジスト剥離用の薬液をろ過処理するためのメインフィルターの上流に配置して、薬液中の剥離したフォトレジスト等の比較的大きい異物を事前に取り除くための異物除去装置(いわゆるストレーナー)に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体素子の製造工程におけるフォトレジスト層の除去方法として、酸素プラズマによるアッシングの他に、有機洗浄液等の薬液によって基板上の二酸化ケイ素膜からフォトレジストを剥離させるノンアッシングが知られており、ノンアッシング処理は、アッシングに比べ、膜や基板へのダメージが少なく、一般に剥離処理時間も短いといった利点がある。ノンアッシングでは、フィルター装置でろ過・精製した薬液を、半導体素子を収容した洗浄槽中に供給してレジストを剥離させ、洗浄槽からオーバーフローした薬液を、ポンプで上記フィルター装置、次いで洗浄槽へと循環させて再使用している。そのため、薬液中に剥離したレジストの残渣物が混入するが、この異物の大きさは数mm〜数十mmのオーダーとなる。これに対し、上記フィルター装置で使用するフィルターは、一般に、プリーツ加工されたメンブレンフィルターであり、その孔径は、約0.03μm〜5μmである。そのため、このようなフィルターにとって、レジスト残渣等の比較的大きい異物の除去は過負荷であり、フィルター寿命を短くする原因となっている。
【0003】
特開平7−323217号公報(特許文献1)、特開2003−38916号公報(特許文献2)等は、ファイナルフィルター(下流側フィルター)の直前の半径方向外側に、ファイナルフィルターと同心状にてプレフィルター(上流側フィルター)を配置した構成を開示している。しかしながら、これらのプレフィルターはいずれも孔径がマイクロメートルオーダーもしくはそれ以下のメンブレンフィルターであるため(特許文献1[0004]、特許文献2[0007]等参照)、上述したレンジスト残渣物等の比較的大きい異物によって目詰まりが生じ易く、目詰まりが生じた場合、メンブレンフィルターは洗浄が容易ではないため、廃棄処分となる。
【特許文献1】特開平7−323217号公報
【特許文献2】特開2003−38916号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、以上の点に着目してなされたもので、その目的は、メインフィルターの上流でレジスト残渣物等の比較的大きい異物を除去して、メインフィルターの負荷を軽減し、メインフィルターの寿命を延ばすことができ、また、洗浄が容易で再使用可能な異物除去装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、薬液をろ過処理するためのメインフィルターの上流にて薬液を通過させ、薬液中の、前記メインフィルターの孔径に比べて大きい異物を除去するための異物除去装置であって、薬液の通過方向に沿って非接触状態で積層される複数枚の有孔板を備え、各有孔板が前記メインフィルターの孔径に比べて大きい孔径の貫通孔を多数有する異物除去装置が提供される。ここで、メインフィルターは、薬液のろ過処理を実質的に担当するフィルターであり、本発明に係る異物除去装置が一種のプレフィルター機能を果たすため、このプレフィルターに対してメインフィルターという用語を用いている。また、「孔径」とは一般に円形孔の直径を意味するが、本明細書中において、非円形孔の孔径(有効径)もしくは孔サイズは、該孔の面積とほぼ同じ面積を有する円形孔の直径をも意味するものとする。
【0006】
本発明に係る異物除去装置では、薬液のろ過を行うメインフィルターの上流において、メインフィルターの孔径(0.03μm〜5μm)に比べて大きい孔径(1.0mm〜6.0mm)の多数の貫通孔を有する少なくとも二枚の有孔板を流れ方向に離隔配置し、この異物除去装置に薬液を通すことにより、比較的大きい異物(数mm〜数十mmのオーダー)を各有孔板で捕捉し、これにより、メインフィルターの負荷を大幅に軽減することができる。単一枚の有孔板では目詰まりしやすく、特に異物捕捉効果を上げるために孔を小さくする程、目詰まりが生じやすいと考えられるが、本発明では、複数枚の有孔板を流れ方向に離隔配置し、各板に捕捉機能を分担させることにより、異物捕捉効果を低下させることなく目詰まりを起きにくくすることができる。更に、有孔板は洗浄が容易であるため、洗浄して何度でも繰り返し使用することができる。
【0007】
別の本発明によれば、薬液をろ過処理するためのメインフィルターの上流にて薬液を通過させ、薬液中の、前記メインフィルターの孔径に比べて大きい異物を除去するための異物除去装置であって、薬液の通過方向に沿って非接触状態で積層される複数枚の有孔板を備え、各有孔板が前記メインフィルターの孔径に比べて大きい孔径の貫通孔を多数有し、当該異物除去装置は、前記メインフィルターを具備するフィルター装置のハウジング内における該メインフィルターよりも上方の円柱状の空間に配置される異物除去装置が提供される。
【0008】
本発明において、異物除去装置は、前記メインフィルターを具備するフィルター装置のハウジング内における該メインフィルターよりも上方の円柱状の空間に配置される。このフィルター装置は既存のものであってもよい。すなわち、一般に市販されているフィルター装置において、ハウジング内における該メインフィルターよりも上方にほぼ円柱状の小スペースが存在するものが知られており(例えば、日本インテグリス株式会社製の商品名「フロロガードRSフィルター」、「フロロガードRSMフィルター」、「フロロガードRSTフィルター」等)、そのようなスペースに本異物除去装置を配置して使用することができる。この点については実施形態の欄で後述する。
【0009】
更に別の本発明によれば、薬液をろ過処理するためのメインフィルターの上流にて薬液を通過させ、薬液中の比較的大きい異物を除去するための異物除去装置であって、薬液の通過方向に沿って非接触状態で積層される複数枚の有孔板を備え、各有孔板が、孔径1.0mm〜6.0mmの貫通孔を多数有する異物除去装置が提供される。
【0010】
本発明に係る異物除去装置では、薬液のろ過を行うメインフィルターの上流において、孔径1.0mm〜6.0mmの多数の貫通孔を有する少なくとも二枚の有孔板を流れ方向に離隔配置し、この異物除去装置に薬液を通すことにより、数mm〜数十mmのオーダーの比較的大きい異物を各有孔板で捕捉し、これにより、メインフィルターの負荷を大幅に軽減することができる。また、6.0mmを超える孔径の孔では異物の捕捉機能がほとんど働かなくなり、1.0mmを下回る孔径の孔を通過する異物はメインフィルターにとってさほど負荷とはならないと考えられる。
【0011】
本発明では、前記有孔板として、貫通孔の孔径が異なる複数種類の有孔板を有することができる。このような貫通孔の孔径が異なる複数種類の有孔板を、薬液の通過方向に沿って次第に孔径が縮小するように配置することにより、捕捉機能を各種類の有孔板にほぼ均等に分担させることができる。また、複数種類の有孔板として、例えば、貫通孔の孔径が約3.5mmである第1有孔板と、貫通孔の孔径が約3.0mmである第2有孔板と、貫通孔の孔径が約2.0mmである第3有孔板とを有し得る。
【0012】
本発明において、前記有孔板は、下方に突出する脚部を有し得る。この脚部は、上下に積層される有孔板間に間隔を空けるスペーサーの役割を果たす。なお、脚部の突出高すなわち積層ピッチは0.5mm〜3.0mm程度が好ましいと考えられる。
【0013】
本発明ではまた、前記脚部は、一部の貫通孔(多数の貫通孔のうちのいくつか)を二分するように延びることができる。例えば、脚部を円形の貫通孔の中央を横切るように延ばして、脚部によって該貫通孔を二つの半球形状部分に分割することができる。
【0014】
本発明に係る異物除去装置は、前記複数枚の有孔板を非接触積層状態で収容・保持する有孔板ホルダーを更に備えることができる。このホルダーの形状は、後述するフィルター装置のハウジング内の上方の円柱状空間にセットできるように設定することができる。また、本発明における有孔板及び有孔板ホルダーは合成樹脂等から形成することができる。
【0015】
本発明の一実施形態において、前記異物除去装置は、前記メインフィルターを具備するフィルター装置のハウジング内における該メインフィルターよりも上方の円柱状の空間に配置される。この点については実施形態の欄で述べる。
【発明の効果】
【0016】
本発明に係る異物除去装置では、メインフィルターの上流に複数枚の有孔板を非接触積層状態で配置して、レジスト残渣物等の比較的大きい異物を事前に取り除くことにより、メインフィルターの負荷を軽減し、メインフィルターの寿命を延ばすことができる。また、有孔板を洗浄して再使用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る異物除去装置としてのストレーナー1を中央縦断面から後方を斜視する説明図である。ストレーナー1は、複数枚(図1において六枚)の円環形状の有孔板10(10a、10b、10c)と、これら有孔板10を非接触積層状態で収容・保持するほぼ円筒状のホルダー20とから構成される。各有孔板10は、多数の貫通孔12を有する板本体11と、板本体11の下面から下方に突出する脚部13とから成る。脚部13は、複数の有孔板10をホルダー20に収容した際、上下に隣り合う有孔板10の板本体11同士が互いに接触せず、板−板間にスペースが生じるようにするためのスペーサーの役割を果たすもので、本実施形態では、周方向に連続する環状の脚部13が半径方向に二つ設けられている(図2〜4参照)。
【0018】
有孔板10の寸法は、一例として、外径が89mm、内径が58mm、板本体11の厚さが2mm、脚部13の突出高が2.5mmである。また、ストレーナー1は、有孔板10として、図2〜4に示すように、主として貫通孔12の孔径(孔サイズ)が異なる一例として3種類の第1有孔板10a、第2有孔板10b及び第3有孔板10cを備えている。第1有孔板10a(図2)は、直径9mmの円形の大孔12Aと、直径3.5mmの円形の小孔12aとを有し、これら大孔12A及び小孔12aが周方向に交互に並び、この周方向配列が半径方向に二列設けられ、半径方向においても大孔12Aと小孔12aが隣り合うように配置される。上述した半径方向に二つある脚部13各々は半径方向の幅が2.0mmであり、図2から分かるように、半径方向二列にて周方向に並ぶ大孔12Aの中央を横切って周方向に延び、そのため、各大孔12Aは、脚部13によって二つの半球部12A’に分割される。この各半球部12A’の大きさは(脚部13がわずかにかかっている)小孔12aの大きさとほぼ等しい。従って、第1有孔板10aの貫通孔12は、半球部12A’と小孔12aとから構成され、貫通孔12の平均有効孔径(孔サイズ)は約3.5mmとなる。
【0019】
第2有孔板10b(図3)は、有孔板10aと同様に配列された直径8mmの大孔12B及び直径3.0mmの小孔12bを有し、各大孔12Bは、脚部13(半径方向幅2.0mm)により二つの半球部12B’に分けられ、各半球部12B’の大きさは小孔12bの大きさとほぼ等しい。従って、第2有孔板10bの貫通孔12は、半球部12B’と小孔12bとから構成され、貫通孔12の平均有効孔径(孔サイズ)は約3.0mmとなる。更に、第3有孔板10c(図4)は、周方向に二列で半径方向に隣り合わないようにずらされた直径6mmの孔12Cのみを有し、各孔12Cは、脚部13により二つの半球部12C’に分けられ、各半球部12C’の大きさは直径2.0mmの孔に相当する。従って、有孔板10cの貫通孔12は半球部12C’から構成され、貫通孔12の平均有効孔径(孔サイズ)は約2.0mmとなる。
【0020】
ホルダー20は、一例として高さが39mmであり、内筒部21と外筒部22とこれら内外筒部21、22間の底部を成す円環形状の底板23とを有し、内外筒部21、21間の上部は開放されている。底板23には、図5に示すように、直径9.0mmの円形の開口24が多数(図において二十四個)設けられ、これら開口24は半径方向二列にて周方向に並べられ、半径方向においてずらされている。
【0021】
使用時において、複数枚の有孔板10がホルダー20内にその上方開放部から入れられ積層される。この際、上下に隣り合う板−板間の間隔は、脚部13の突出高によって決定され、本例では2.5mmとなる。また、ホルダー20内にセットする有孔板10a、10b、10cの組合せ及び枚数は自由に設定することができ、例えば、上方から下方へと孔サイズが小さくなるように選択することができ、あるいは、ホルダー20内のすべての有孔板を、同一種類の有孔板、例えば有孔板10aのみとすることができる。なお、上下に隣り合う有孔板10間で貫通孔12が上下方向に重ならないように配置することが望ましい。図1の例では、下から上へと二枚の第3有孔板10c、二枚の第2有孔板10b、次いで二枚の第1有孔板10aの順に積層され、同種の有孔板間でも同じ貫通孔12が上下に重ならないようにずらされている。なお、有孔板10間に不織布あるいはメッシュ等を挟むことにより、貫通孔12の孔径よりも小さい異物を捕捉・除去することも可能となる。
【0022】
図6は、以上に述べたストレーナー1を、既存のフィルター装置30のハウジング31内に組み込んだ状態を概略的に示す縦断面説明図である。フィルター装置30は、フォトレジスト剥離用の薬液を循環しつつろ過するためのもので、例えば、日本インテグリス株式会社製の商品名「フロロガードRSフィルター」等の市販品をフィルター装置30として用いることができる。フィルター装置30は、ボウル31aとキャップ31bとから成るほぼ円筒状のハウジング31と、ハウジング31内に収容されるほぼ円筒状のフィルター(以下「メインフィルター」ともいう。)32とを備える。メインフィルター32は、孔径が0.1μm〜0.05μmのプリーツ加工されたメンブレンフィルターであり、PP(ポリプロピレン)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、UHMWPE(超高分子量ポリエチレン)、PE(ポリエチレン)、HDPE(高密度ポリエチレン)、PES(ポリエーテルスルホン)、ナイロン、ポリエステル、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、セルロース、SUS(ステンレス鋼)等から成る。キャップ31bには、薬液をフィルター装置30内に導入するための薬液入口部33と、ろ過処理後の薬液をフィルター装置30外へと吐出するための薬液出口部34と、エア抜き用のベント部35とが組み込まれている。薬液入口部33から内部に導入された薬液は、ボウル31a内におけるフィルター32の半径方向外側の側部流路36からフィルター32の中心部にある中心部流路37へとフィルター32を半径方向内側へと通過してろ過された後、中心部流路37を通って薬液出口部34から外部へと吐出される。
【0023】
ストレーナー1は、フィルター装置30のボウル31a内におけるメインフィルター32の上方に存在する円柱状の小スペースに配置され、薬液入口部33からハウジンング31内に導入された薬液が、まずストレーナー1を通り、その後、側部流路36へと流入してメインフィルター32を上述したように通過するように設定される。更に詳しくは、図1のように有孔板10が積層されている場合、薬液入口部33から導入された薬液は、ホルダー20の開放上部からホルダー20内に入り、上位二段の第1有孔板10a、次いで中間二段の第2有孔板10bを、次いで下位二段の第3有孔板10cをそれぞれの貫通孔12を通って順次流下し、この際、レジスト残渣物等の比較的大きい異物が各有孔板によってトラップされる。その後、比較的大きい異物が除去された薬液がホルダー底板23の開口24から側部流路36へと流入し、メインフィルター32へと向かう。従って、メインフィルター32の負荷が大幅に低減し、その寿命が延びる。また、たとえ有孔板10が目詰まりしても、洗浄して再度使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の一実施形態に係るストレーナー(異物除去装置)を中央縦断面から後方を斜視する説明図である。
【図2】第1有孔板の平面図である。
【図3】第2有孔板の平面図である。
【図4】第3有孔板の平面図である。
【図5】ホルダーの底面図である。
【図6】既存のフィルター装置のハウジング内に組み込んだ状態のストレーナーを示す縦断面説明図である。
【符号の説明】
【0025】
1 ストレーナー(異物除去装置)
10 有孔板
10a 第1有孔板
10b 第2有孔板
10c 第3有孔板
11 板本体
12 貫通孔
13 脚部
20 ホルダー
30 フィルター装置
31 ハウジング
32 メインフィルター

【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬液をろ過処理するためのメインフィルターの上流にて薬液を通過させ、薬液中の、前記メインフィルターの孔径に比べて大きい異物を除去するための異物除去装置であって、薬液の通過方向に沿って非接触状態で積層される複数枚の有孔板を備え、各有孔板が前記メインフィルターの孔径に比べて大きい孔径の貫通孔を多数有する異物除去装置。
【請求項2】
薬液をろ過処理するためのメインフィルターの上流にて薬液を通過させ、薬液中の、前記メインフィルターの孔径に比べて大きい異物を除去するための異物除去装置であって、薬液の通過方向に沿って非接触状態で積層される複数枚の有孔板を備え、各有孔板が前記メインフィルターの孔径に比べて大きい孔径の貫通孔を多数有し、当該異物除去装置は、前記メインフィルターを具備するフィルター装置のハウジング内における該メインフィルターよりも上方の円柱状の空間に配置される異物除去装置。
【請求項3】
薬液をろ過処理するためのメインフィルターの上流にて薬液を通過させ、薬液中の比較的大きい異物を除去するための異物除去装置であって、薬液の通過方向に沿って非接触状態で積層される複数枚の有孔板を備え、各有孔板が、孔径1.0mm〜6.0mmの貫通孔を多数有する異物除去装置。
【請求項4】
前記有孔板として、貫通孔の孔径が異なる複数種類の有孔板を有する請求項3の異物除去装置。
【請求項5】
前記有孔板は、下方に突出する脚部を有する請求項3の異物除去装置。
【請求項6】
前記脚部は、一部の貫通孔を二分するように延びる請求項5の異物除去装置。
【請求項7】
前記複数枚の有孔板を非接触積層状態で収容・保持する有孔板ホルダーを更に備える請求項3の異物除去装置。
【請求項8】
前記異物除去装置は、前記メインフィルターを具備するフィルター装置のハウジング内における該メインフィルターよりも上方の円柱状の空間に配置される請求項3の異物除去装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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