【課題】本発明は、癌胎児性フィブロネクチン指標分子の検出のための方法、および検出方法に用いるサンプルを得るための方法を提供することを目的とする。
【解決手段】サンプルにおいて癌胎児性フィブロネクチン指標分子の存在を検出するための方法であって、サンプルを、フィブロネクチンまたは癌胎児性フィブロネクチン結合相手に対するバックグラウンド物質の非特異的結合を低減する物質と接触させること；サンプルを、フィブロネクチンまたは癌胎児性フィブロネクチン結合相手と接触させること；および癌胎児性フィブロネクチン指標分子とフィブロネクチンまたは癌胎児性フィブロネクチン結合相手の間で形成された複合体を検出し、複合体の検出が、そのサンプルにおける癌胎児性フィブロネクチン指標分子の存在の指標となることを含む方法を提供することにより、上記課題を解決する。

【特許請求の範囲】
【請求項１】
サンプルにおいて癌胎児性フィブロネクチン指標分子の存在を検出するための方法であって、
サンプルを、フィブロネクチンまたは癌胎児性フィブロネクチン結合相手に対するバックグラウンド物質の非特異的結合を低減する物質と接触させること；
サンプルを、フィブロネクチンまたは癌胎児性フィブロネクチン結合相手と接触させること；および
癌胎児性フィブロネクチン指標分子とフィブロネクチンまたは癌胎児性フィブロネクチン結合相手の間で形成された複合体を検出し、複合体の検出が、そのサンプルにおける癌胎児性フィブロネクチン指標分子の存在の指標となること
を含む、方法。

【図１】

【図１Ａ】

【図１Ｂ】

【図１Ｃ】

【図２】

【図３】

【図４】

【公開番号】特開２０１１−３９０６８（Ｐ２０１１−３９０６８Ａ）
【公開日】平成２３年２月２４日（２０１１．２．２４）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−２０７０３９（Ｐ２０１０−２０７０３９）
【出願日】平成２２年９月１５日（２０１０．９．１５）
【分割の表示】特願２００７−５２３８７５（Ｐ２００７−５２３８７５）の分割
【原出願日】平成１７年７月２９日（２００５．７．２９）
【出願人】（５０６００２９９３）サイティック　コーポレーション (12)
【Ｆターム（参考）】