発光ダイオードランプ用ベースセット、発光ダイオードランプ用ソケットセット、およびこれらを利用した灯器具
【課題】本発明は、発光ダイオードランプに誤った電流が流れて発生し得る寿命短縮、動作エラー、火災危険などの問題を根本的に防止することができ、既存の蛍光灯用灯器具を発光ダイオードランプで交換設置する時間と費用を画期的に節減することができる、発光ダイオードランプ用ベースセット、発光ダイオードランプ用ソケットセット、およびこれらを利用した灯器具を提供する。
【解決手段】本発光ダイオードランプ用ベースセットは、発光ダイオードランプのチューブの一端を覆う第１キャップと前記第１キャップから前記チューブの一端の外側に突き出される二つの第１ピンとを備える第１発光ダイオードランプ用ベースと、そして前記チューブの他端を覆う第２キャップと前記第２キャップから前記チューブの他端の外側に突き出される二つの第２ピンとを備える第２発光ダイオードランプ用ベースとを含み、前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンのうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性である。
【解決手段】本発光ダイオードランプ用ベースセットは、発光ダイオードランプのチューブの一端を覆う第１キャップと前記第１キャップから前記チューブの一端の外側に突き出される二つの第１ピンとを備える第１発光ダイオードランプ用ベースと、そして前記チューブの他端を覆う第２キャップと前記第２キャップから前記チューブの他端の外側に突き出される二つの第２ピンとを備える第２発光ダイオードランプ用ベースとを含み、前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンのうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、発光ダイオードランプ用ベースセット、発光ダイオードランプ用ソケットセット、およびこれらを利用した灯器具に関する。
【背景技術】
【０００２】
蛍光灯は１００〜１，５００Ｖ程度の交流電源が入力されて発光するようにしている。これに対し、直管型の発光ダイオード（ＬＥＤ）ランプは、既存の蛍光灯を代替するために開発された製品であって、交流電源をスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）に入力して５０Ｖ未満の直流電源に変えた後、直管型のＬＥＤランプに印加することによって、直流電源を通じて発光ダイオードが光を発散するようにする。
【０００３】
このように発光ダイオードは直流電源を利用する半導体であるため、蛍光灯に印加されるような交流電源が発光ダイオードランプに印加される場合、発光ダイオードの寿命と動作に異常が生じ得る。
【０００４】
例えば、発光ダイオードランプに蛍光灯に使用されるベース（ｂａｓｅ）と類似するベースが使用される場合、一般人は発光ダイオードランプを蛍光灯と混同することがあり、これによって交流電源が供給される蛍光灯用ソケットに発光ダイオードランプを装着するおそれがあって問題になり得る。このような問題を防止するために、一部の官公庁では既存の蛍光灯と直管型の発光ダイオードランプに使用されるベースを区別するように要求している。
【０００５】
また、発光ダイオードランプに蛍光灯に使用されるベースと異なる形態のベースを使用しても、ベースが蛍光灯用ソケットに装着され得る形態と構造からなっていれば、発光ダイオードに交流電源が供給され得、類似する問題が発生し得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明は、前述の問題点を解決するために案出されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、使用者が誤認または混同により既存の蛍光灯用灯器具に発光ダイオードランプを装着しても、直流電源を使用する発光ダイオードランプ専用スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）が使用された配線構造ではない場合には、発光ダイオードランプに電源が印加されないようにする安全な発光ダイオードランプ用ベースセット、発光ダイオードランプ用ソケットセット、およびこれらを利用した灯器具を提供することにある。
【０００７】
また、本発明が解決しようとする他の課題は、既存の蛍光灯用灯器具を発光ダイオードランプに交換設置する時間と費用を画期的に節減することができる発光ダイオードランプ用ベースセット、発光ダイオードランプ用ソケットセット、およびこれらを利用した灯器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
前記課題を達成するための本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ベースは、発光ダイオードランプのチューブの末端を覆うキャップと、前記キャップから前記チューブの末端の外側に突き出される二つのピンとを含み、前記二つのピンのうちの一つは非導電性であり、残りの一つは導電性である。
【０００９】
前記二つのピンは、発光ダイオードランプ用ソケットに装着され、前記発光ダイオードランプ用ソケットは、前記二つのピンが装着され得るように二つのピンホールを含むことができる。
【００１０】
前記発光ダイオードランプ用ソケットは、蛍光灯用ソケットであることができる。
【００１１】
前記発光ダイオードランプ用ソケットは、前記導電性である残りの一つのピンに直流電源が供給されて前記発光ダイオードランプが駆動され得るように、供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）と連結されることができる。
【００１２】
一方、前記課題を達成するための本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ベースセットは、発光ダイオードランプのチューブの一端を覆う第１キャップと前記第１キャップから前記チューブの一端の外側に突き出される二つの第１ピンとを備える第１発光ダイオードランプ用ベースと、前記チューブの他端を覆う第２キャップと前記第２キャップから前記チューブの他端の外側に突き出される二つの第２ピンとを備える第２発光ダイオードランプ用ベースとを含み、前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンのうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性である。
【００１３】
前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンは、第１発光ダイオードランプ用ソケットと第２発光ダイオードランプ用ソケットにそれぞれ装着され、前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンが装着され得るようにそれぞれ二つの第１ピンホールと二つの第２ピンホールを含むことができる。
【００１４】
前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、蛍光灯用ソケットであることができる。
【００１５】
前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、前記導電性である残りのピンに直流電源が供給されて前記発光ダイオードランプが駆動され得るように、供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）と連結されることができる。
【００１６】
一方、前記課題を達成するための本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ソケットセットは、発光ダイオードランプのチューブの一端を覆う第１キャップと前記第１キャップから前記チューブの一端の外側に突き出される二つの第１ピンとを備える第１発光ダイオードランプ用ベースと、前記チューブの他端を覆う第２キャップと前記第２キャップから前記チューブの他端の外側に突き出される二つの第２ピンとを備える第２発光ダイオードランプ用ベースとを含み、前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンのうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性である発光ダイオードランプ用ベースセットに供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）と、前記二つの第１ピンが装着される二つの第１ピンホールを含む第１発光ダイオードランプ用ソケットと、前記二つの第２ピンが装着される二つの第２ピンホールを含む第２発光ダイオードランプ用ソケットとを含み、前記スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）は、前記導電性である残りのピンに直流電源が供給されて前記発光ダイオードランプが駆動され得るように前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットに連結される。
【００１７】
前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、蛍光灯用ソケットであることができる。
【００１８】
一方、前記課題を達成するための本発明の一実施例による灯器具は、内部が下向きに開放され、外側上面が天井に連結されるカバーフレームと、前記カバーフレームの内部に設置される本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ソケットセットと、前記発光ダイオードランプ用ソケットセットに装着される本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ベースセットとを備える。
【発明の効果】
【００１９】
本発明によれば、発光ダイオードランプに装着される両端のベースに備わる合計四つのピンのうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性とすることによって、使用者が誤認または混同により既存の蛍光灯用灯器具に発光ダイオードランプを装着しても、直流電源を使用する発光ダイオードランプ専用スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）が使用された配線構造ではない場合には、発光ダイオードランプに電源が印加されないようにでき、発光ダイオードランプに誤った電流が流れて発生し得る寿命短縮、動作エラー、火災危険などの問題を根本的に防止することができる。
【００２０】
また、発光ダイオードランプ用ソケットとして既存の蛍光灯用ソケットをそのまま使用できるようにすることによって、既存の蛍光灯用灯器具を発光ダイオードランプで交換設置する時間と費用を画期的に節減することができる。
【図面の簡単な説明】
【００２１】
【図１】本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ベースセットを備える発光ダイオードランプの平面図である。
【図２】本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ベースの駆動方式を説明するための発光ダイオードランプの概念図である。
【図３】本発明の一実施例による灯器具の概略的な分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【００２２】
以下、本発明の実施例を添付した図面を参照して詳しく説明する。
【００２３】
まず、図１乃至図３を参照して本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ベースセット（以下、「本ベースセット」という）１００について説明する。ただし、本ベースセット１００は、本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ソケットセット（以下、「本ソケットセット」という）２００と結合し、本発明の一実施例による灯器具（以下、「本灯器具」という）１０００の一構成となり得る関係にあるため、本ベースセット１００の構成を説明しながら本ソケットセット２００と本灯器具１０００の構成とその図面符号についても共に言及することができる。
【００２４】
図１および図２を参照すれば、本ベースセット１００は、第１発光ダイオードランプ用ベース１１０と第２発光ダイオードランプ用ベース１２０を含む。本発明の技術的特徴を説明するために第１発光ダイオードランプ用ベース１１０と第２発光ダイオードランプ用ベース１２０の構成を共に考察する。
【００２５】
まず、図１に示されているように、第１発光ダイオードランプ用ベース１１０は、発光ダイオードランプ３００のチューブ３１０の一端を覆う第１キャップ１１２と、第１キャップ１１２からチューブ３１０の一端の外側に突き出される二つの第１ピン１１１とを備える。
【００２６】
次に、図１に示されているように、第２発光ダイオードランプ用ベース１２０は、発光ダイオードランプ３００のチューブ３１０の他端を覆う第２キャップ１２２と、第２キャップ１２２からチューブ３１０の他端の外側に突き出される二つの第２ピン１２１とを備える。
【００２７】
ここで、図２を参照すれば、第１発光ダイオードランプ用ベース１１０の二つの第１ピン１１１と第２発光ダイオードランプ用ベース１２０の二つの第２ピン１２１との合計四つのピン１１１、１２１のうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性である。
【００２８】
例として、図２（ａ）および 図２（ｂ）に示された実施例は、二つの第１ピン１１１のうちの一つと二つの第２ピン１２１のうちの一つとが非導電性であり、残りの二つは導電性である場合である。ただし、図２（ａ）は、非導電性である二つの第１ピン１１１のうちの一つと二つの第２ピン１２１のうちの一つとが互いに交互に配置されており、図２（ｂ）は、非導電性である二つの第１ピン１１１のうちの一つと二つの第２ピン１２１のうちの一つとが互いに同じ側に配置されている点で差がある。また、図２（ｃ）に示された実施例は、二つの第２ピン１２１は全て非導電性であり、二つの第１ピン１１１は全て導電性である場合である。
【００２９】
また、このような非導電性であるピンの具現は、例えば、合計四つのピン１１１、１２１のうちの非導電性としようとする一つまたは二つを最初から絶縁体で製造して備える方法、合計四つのピン１１１、１２１のうちの非導電性としようとする一つまたは二つを絶縁体に囲んでカバーする方法、合計四つのピン１１１、１２１のうちの非導電性としようとする一つまたは二つを絶縁になるように全体または一部を切断する方法などがあり得る。
【００３０】
このように合計四つのピン１１１、１２１のうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性とすることは、本発明の主要な技術的特徴であり、以下ではその理由を考察する。
【００３１】
既存の蛍光灯用ソケットに発光ダイオードランプが装着される場合、使用者に危害とある誤作動が発生する可能性が高い。発光ダイオード（ＬＥＤ:Ｌｉｇｈｔ Ｅｍｉｔｔｉｎｇ Ｄｉｏｄｅ）は直流電源を利用する半導体であるため、蛍光灯に印加されるような交流電源が発光ダイオードランプに印加される場合、発光ダイオードの寿命と動作に異常が生じ得るためである。
【００３２】
ところで、既存の蛍光灯は安定器から出力された１００〜１，５００Ｖ程度に該当する交流電源を通じて蛍光灯内部の電極に発光を誘導する構造からなっている。この時、蛍光灯の両側のベースにはそれぞれ２列のピン電極が備えられているが、電極の発光（蛍光灯の点灯）はこのような両側合計四つのピン電極に全て交流電源が印加されてこそ可能である。
【００３３】
このように蛍光灯の点灯は、四つのピン電極に全て電源が連結されてこそ可能であるという点に着眼し、合計四つのピン１１１、１２１のうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性とすることによって、使用者が誤認または混同により既存の蛍光灯用安定器が設置されている蛍光灯用灯器具（ソケット）に発光ダイオードランプを装着して連結させても、直流電源を使用する発光ダイオードランプ３００専用スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０が使用された配線構造ではない場合には、本発光ダイオードランプ用ベースセット１００が全く作動しないようにできる。また、これによって、発光ダイオードランプ３００と既存の蛍光灯用安定器にも誤った電流が流れて負荷が発生される現象を根本的に防止することができる。
【００３４】
このような着眼点によれば、合計四つのピン１１１、１２１のうちの一つのみ非導電性とすれば、既存の蛍光灯用ソケットに装着しても電源が印加されないため安全である。つまり、非導電性のピンの確保の側面では、安全のために非導電性のピンは一つのみ備われば良い。ただし、導電性のピンの確保の側面では、図２に示されているように、直流電源の供給のために導電性のピンは二つのみ備われば良い。したがって、合計四つのピン１１１、１２１のうちの非導電性のピンは一つ以上であれば良く、導電性のピンは二つであれば良い。
【００３５】
これによって、非導電性のピンの個数を二つのみに限定するのではないが、直流電源の供給の側面に比重をおいて例として非導電性のピンが二つ、導電性のピンが残りの二つである場合を主に言及（図２参照）して本発明について説明する。
【００３６】
このように合計四つのピン１１１、１２１のうちの二つは非導電性、残りの二つは導電性である場合において、本発光ダイオードランプベースセット１００は、発光ダイオードランプ３００のチューブ３１０の両端に装着される第１発光ダイオードランプ用ベース１１０と第２発光ダイオードランプ用ベース１２０のうちの一側にある二つのピン１１１または１２１、または第１発光ダイオードランプ用ベース１１０と第２発光ダイオードランプ用ベース１２０それぞれの二つのピン１１１、１２１のうちの一つずつ非伝導性の絶縁体となるように適用することによって、発光ダイオードランプ３００の駆動のための正常的な交流電源が入力されなければ電源が印加されないようにする。
【００３７】
言い換えれば、本発光ダイオードランプベースセット１００は、伝導性ピンと非伝導性ピンを区分して構成することによって、発光ダイオードランプ用スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０が後述する本発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０に良好に連結されていない状態で合計四つのピン１１１、１２１を通じて発光ダイオードランプ３００に蛍光灯用交流電源が印加されても、発光ダイオードランプ３００にこのような電源が入力され得ず、例えば直管型蛍光灯と発光ダイオード直管型ランプを簡単に区分し難い一般使用者に一層安全な発光ダイオードランプ３００を提供することができるようにする。
【００３８】
例として、前述の図２を参照して考察した合計四つのピン１１１、１２１のうちの二つは非導電性であり、残りの二つは導電性である場合のうち、図２（ａ）および図２（ｂ）に該当する実施例の場合について、本ベースセット１００を構成する第１発光ダイオードランプ用ベース１１０と第２発光ダイオードランプ用ベース１２０のうちの一つ（１１０または１２０）についてのみ簡略に考察する。参考までに、第１発光ダイオードランプ用ベース１１０と第２発光ダイオードランプ用ベース１２０のうちの一つ（１１０または１２０）を本発光ダイオードランプ用ベース（１１０または１２０）と称して説明する。
【００３９】
図２（ａ）および図２（ｂ）を参照すれば、本発光ダイオフランプ用ベース（１１０または１２０）は、発光ダイオードランプ３００のチューブ３１０の末端を覆うキャップ１１２または１２２、そしてキャップ１１２または１２２からチューブ３１０の末端の外側に突き出される二つのピン１１１または１２１を含む。この時、図２（ａ）および図２（ｂ）に示されているように、二つのピン１１１または１２１のうちの一つは非導電性であり、残りの一つは導電性である。
【００４０】
このような二つのピン１１１または１２１は、後述する発光ダイオードランプ用ソケット２１０または２２０に装着され、発光ダイオードランプ用ソケット２１０または２２０は、二つのピン１１１または１２１が装着され得るように二つのピンホール２１１または２２１を含むことができる。
【００４１】
また、例として、このような発光ダイオードランプ用ソケット２１０または２２０は蛍光灯用ソケットであることができる。
【００４２】
そして、発光ダイオードランプ用ソケット２１０または２２０は、二つのピン１１１または１２１のうちの導電性である残りの一つに直流電源が供給されて発光ダイオードランプ３００が駆動され得るように、供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０と連結され得る。
【００４３】
発光ダイオードランプ用ソケット２１０または２２０と関連した構成については、本ソケットセット２００の構成を考察しながら説明する。
【００４４】
以上で蛍光灯用ソケットに本ベースセット１００が装着されても一部の非伝導性、残りの伝導性であるピンの構成を通じて使用上の安全性が確保され得ることを主に考察した。次には、本発光ダイオードランプ用ベースセット１００に正常的な直流電源が供給されて発光ダイオードランプ３００が駆動されるようにするために要され得るスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０と発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０の構成を含む本ソケットセット２００の構成を考察する。
【００４５】
ただし、本ソケットセット２００は、本ベースセット１００と結合される関係にあるため、本ソケットセット２００の構成を説明しながら本ベースセット１００の構成とその図面符号についても共に言及することができる。また、本ベースセット１００の構成を考察しながら説明した部分と重複する部分があれば説明を簡略又は省略する。
【００４６】
図３を参照すれば、本ソケットセット２００は、前述の本ベースセット１００に供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０、二つの第１ピン１１１が装着される二つの第１ピンホール２１１を含む第１発光ダイオードランプ用ソケット２１０、そして二つの第２ピン１２１が装着される二つの第２ピンホール２２１を含む第２発光ダイオードランプ用ソケット２２０を含む。
【００４７】
ここで、スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０は、二つの第１ピン１１１と二つの第２ピン１２１のうち、導電性である残りに直流電源が供給されて発光ダイオードランプ３００が駆動され得るように、第１発光ダイオードランプ用ソケット２１０と第２発光ダイオードランプ用ソケット２２０に連結される。このようなスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０の連結方式による直流電源を使用する発光ダイオードランプ３００専用の配線構造でのみ本ベースセット１００を通じて発光ダイオードランプ３００に電源が供給されるようになる。これによって、発光ダイオードランプ３００に誤った電流が流れて発生し得る寿命短縮、動作エラー、火災危険などの問題を根本的に防止することができる。
【００４８】
例として、第１発光ダイオードランプ用ソケット２１０と第２発光ダイオードランプ用ソケット２２０は蛍光灯用ソケットであることができる。つまり、発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０は、既存の蛍光灯用ソケットをそのまま使用しても本ソケットセット２００の構成のうちのスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０の構成が本ベースセット１００に正常的な直流電源が供給され得るようにこのような発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０に連結されれば、発光ダイオードランプ３００は正常に駆動することができる。
【００４９】
このように発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０を蛍光灯用ソケットを活用して構成するようになれば、新たな発光ダイオードランプ用灯器具を設置する必要なく既に設置されていた灯器具を活用することができるため、時間や費用を節約することができて経済的である。つまり、発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０として既存の蛍光灯用ソケットをそのまま使用できるようにすることによって、既存の灯器具で蛍光灯用ソケットを新たな発光ダイオードランプ用ソケットで交替しなくても発光ダイオードランプ３００を既存の灯器具に適用できるようになるため、発光ダイオードランプ３００で交換設置する時間と費用を画期的に節減することができる。
【００５０】
この場合、前述の本ベースセット１００の発光ダイオードランプ用ベース１１０、１２０は、このような発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０の蛍光灯用ソケットの形状に合わせて二つのピン１１１、１２１が備わることが好ましい。
【００５１】
また、スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０が合計四つのピン１１１、１２１のうちの一部のピンにのみ直流電源を印加する構成上、使用者が蛍光灯を装着しても蛍光灯のベースの四つのピンに交流電源が供給されず蛍光灯は駆動されないため、安全性も確保される。ただし、蛍光灯用ソケットとの混同により使用者が発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０に蛍光灯を誤って装着して時間や努力を浪費しないようにするため、蛍光灯用ソケットと区分され得る表示などをすることが好ましい。
【００５２】
一方、次に図３を参照して本灯器具１０００について簡略に説明する。ただし、本灯器具１０００は前述の本ベースセット１００と本ソケットセット２００を含む関係にあるため、本灯器具１０００の構成を説明しながら本ベースセット１００と本ソケットセット２００の構成およびその図面符号についても共に言及することができる。また、本ベースセット１００と本ソケットセット２００の構成を考察しながら説明した部分と重複する部分があれば説明を簡略又は省略する。
【００５３】
図３に示されているように、本灯器具１０００は、内部が下向きで開放され、外側上面が天井に連結されるカバーフレーム４００、カバーフレーム４００の内部に設置される本ソケットセット２００、そして本ソケットセット２００に装着される本ベースセット１００を備える。
【００５４】
この時、本ソケットセット２００の発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０が既存の蛍光灯用ソケットを活用して備わる場合であれば、カバーフレーム４００も既存の蛍光灯に使用される灯器具を活用することができる。この場合、本ベースセット１００を備える発光ダイオードランプ３００と本ベースセット１００に適用されるスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０のみ追加的に備えられ、これらの連結が前述のように行われるように設置すれば良いため、時間と費用を大きく節約することができるようになる。
【００５５】
参考までに、本ベースセット１００が適用される発光ダイオードランプ３００は、一般には直管型であって、直管型の蛍光灯が適用される既存の灯器具をリサイクルして使用することができる。ただし、発光ダイオードランプ３００は直管型にのみ限定されるのではなく、曲線型の場合にも適用され得る。
【００５６】
以上で本発明の実施例を説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、本発明の実施例から本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者により容易に変更されて均等なものと認められる範囲の全ての変更と修正を含む。
【符号の説明】
【００５７】
１００ 発光ダイオードランプ用ベースセット
１１０ 第１発光ダイオードランプ用ベース
１１１ 二つの第１ピン
１１２ 第１キャップ
１２０ 第２発光ダイオードランプ用ベース
１２１ 二つの第２ピン
１２２ 第２キャップ
２００ 発光ダイオードランプ用ソケットセット
２１０ 第１発光ダイオードランプ用ソケット
２１１ 二つの第１ピンホール
２２０ 第２発光ダイオードランプ用ソケット
２２１ 二つの第２ピンホール
２３０ スイッチングモードパワーサプライ
１１０または１２０ 発光ダイオードランプ用ベース
１１１または１２１ 二つのピン
１２１または１２２ キャップ
２１０または２２０ 発光ダイオードランプ用ソケット
２１１または２２１ 二つのピンホール
３００ 発光ダイオードランプ
３１０ チューブ
４００ カバーフレーム
１０００ 灯器具
【技術分野】
【０００１】
本発明は、発光ダイオードランプ用ベースセット、発光ダイオードランプ用ソケットセット、およびこれらを利用した灯器具に関する。
【背景技術】
【０００２】
蛍光灯は１００〜１，５００Ｖ程度の交流電源が入力されて発光するようにしている。これに対し、直管型の発光ダイオード（ＬＥＤ）ランプは、既存の蛍光灯を代替するために開発された製品であって、交流電源をスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）に入力して５０Ｖ未満の直流電源に変えた後、直管型のＬＥＤランプに印加することによって、直流電源を通じて発光ダイオードが光を発散するようにする。
【０００３】
このように発光ダイオードは直流電源を利用する半導体であるため、蛍光灯に印加されるような交流電源が発光ダイオードランプに印加される場合、発光ダイオードの寿命と動作に異常が生じ得る。
【０００４】
例えば、発光ダイオードランプに蛍光灯に使用されるベース（ｂａｓｅ）と類似するベースが使用される場合、一般人は発光ダイオードランプを蛍光灯と混同することがあり、これによって交流電源が供給される蛍光灯用ソケットに発光ダイオードランプを装着するおそれがあって問題になり得る。このような問題を防止するために、一部の官公庁では既存の蛍光灯と直管型の発光ダイオードランプに使用されるベースを区別するように要求している。
【０００５】
また、発光ダイオードランプに蛍光灯に使用されるベースと異なる形態のベースを使用しても、ベースが蛍光灯用ソケットに装着され得る形態と構造からなっていれば、発光ダイオードに交流電源が供給され得、類似する問題が発生し得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明は、前述の問題点を解決するために案出されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、使用者が誤認または混同により既存の蛍光灯用灯器具に発光ダイオードランプを装着しても、直流電源を使用する発光ダイオードランプ専用スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）が使用された配線構造ではない場合には、発光ダイオードランプに電源が印加されないようにする安全な発光ダイオードランプ用ベースセット、発光ダイオードランプ用ソケットセット、およびこれらを利用した灯器具を提供することにある。
【０００７】
また、本発明が解決しようとする他の課題は、既存の蛍光灯用灯器具を発光ダイオードランプに交換設置する時間と費用を画期的に節減することができる発光ダイオードランプ用ベースセット、発光ダイオードランプ用ソケットセット、およびこれらを利用した灯器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
前記課題を達成するための本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ベースは、発光ダイオードランプのチューブの末端を覆うキャップと、前記キャップから前記チューブの末端の外側に突き出される二つのピンとを含み、前記二つのピンのうちの一つは非導電性であり、残りの一つは導電性である。
【０００９】
前記二つのピンは、発光ダイオードランプ用ソケットに装着され、前記発光ダイオードランプ用ソケットは、前記二つのピンが装着され得るように二つのピンホールを含むことができる。
【００１０】
前記発光ダイオードランプ用ソケットは、蛍光灯用ソケットであることができる。
【００１１】
前記発光ダイオードランプ用ソケットは、前記導電性である残りの一つのピンに直流電源が供給されて前記発光ダイオードランプが駆動され得るように、供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）と連結されることができる。
【００１２】
一方、前記課題を達成するための本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ベースセットは、発光ダイオードランプのチューブの一端を覆う第１キャップと前記第１キャップから前記チューブの一端の外側に突き出される二つの第１ピンとを備える第１発光ダイオードランプ用ベースと、前記チューブの他端を覆う第２キャップと前記第２キャップから前記チューブの他端の外側に突き出される二つの第２ピンとを備える第２発光ダイオードランプ用ベースとを含み、前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンのうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性である。
【００１３】
前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンは、第１発光ダイオードランプ用ソケットと第２発光ダイオードランプ用ソケットにそれぞれ装着され、前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンが装着され得るようにそれぞれ二つの第１ピンホールと二つの第２ピンホールを含むことができる。
【００１４】
前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、蛍光灯用ソケットであることができる。
【００１５】
前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、前記導電性である残りのピンに直流電源が供給されて前記発光ダイオードランプが駆動され得るように、供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）と連結されることができる。
【００１６】
一方、前記課題を達成するための本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ソケットセットは、発光ダイオードランプのチューブの一端を覆う第１キャップと前記第１キャップから前記チューブの一端の外側に突き出される二つの第１ピンとを備える第１発光ダイオードランプ用ベースと、前記チューブの他端を覆う第２キャップと前記第２キャップから前記チューブの他端の外側に突き出される二つの第２ピンとを備える第２発光ダイオードランプ用ベースとを含み、前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンのうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性である発光ダイオードランプ用ベースセットに供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）と、前記二つの第１ピンが装着される二つの第１ピンホールを含む第１発光ダイオードランプ用ソケットと、前記二つの第２ピンが装着される二つの第２ピンホールを含む第２発光ダイオードランプ用ソケットとを含み、前記スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）は、前記導電性である残りのピンに直流電源が供給されて前記発光ダイオードランプが駆動され得るように前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットに連結される。
【００１７】
前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、蛍光灯用ソケットであることができる。
【００１８】
一方、前記課題を達成するための本発明の一実施例による灯器具は、内部が下向きに開放され、外側上面が天井に連結されるカバーフレームと、前記カバーフレームの内部に設置される本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ソケットセットと、前記発光ダイオードランプ用ソケットセットに装着される本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ベースセットとを備える。
【発明の効果】
【００１９】
本発明によれば、発光ダイオードランプに装着される両端のベースに備わる合計四つのピンのうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性とすることによって、使用者が誤認または混同により既存の蛍光灯用灯器具に発光ダイオードランプを装着しても、直流電源を使用する発光ダイオードランプ専用スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）が使用された配線構造ではない場合には、発光ダイオードランプに電源が印加されないようにでき、発光ダイオードランプに誤った電流が流れて発生し得る寿命短縮、動作エラー、火災危険などの問題を根本的に防止することができる。
【００２０】
また、発光ダイオードランプ用ソケットとして既存の蛍光灯用ソケットをそのまま使用できるようにすることによって、既存の蛍光灯用灯器具を発光ダイオードランプで交換設置する時間と費用を画期的に節減することができる。
【図面の簡単な説明】
【００２１】
【図１】本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ベースセットを備える発光ダイオードランプの平面図である。
【図２】本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ベースの駆動方式を説明するための発光ダイオードランプの概念図である。
【図３】本発明の一実施例による灯器具の概略的な分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【００２２】
以下、本発明の実施例を添付した図面を参照して詳しく説明する。
【００２３】
まず、図１乃至図３を参照して本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ベースセット（以下、「本ベースセット」という）１００について説明する。ただし、本ベースセット１００は、本発明の一実施例による発光ダイオードランプ用ソケットセット（以下、「本ソケットセット」という）２００と結合し、本発明の一実施例による灯器具（以下、「本灯器具」という）１０００の一構成となり得る関係にあるため、本ベースセット１００の構成を説明しながら本ソケットセット２００と本灯器具１０００の構成とその図面符号についても共に言及することができる。
【００２４】
図１および図２を参照すれば、本ベースセット１００は、第１発光ダイオードランプ用ベース１１０と第２発光ダイオードランプ用ベース１２０を含む。本発明の技術的特徴を説明するために第１発光ダイオードランプ用ベース１１０と第２発光ダイオードランプ用ベース１２０の構成を共に考察する。
【００２５】
まず、図１に示されているように、第１発光ダイオードランプ用ベース１１０は、発光ダイオードランプ３００のチューブ３１０の一端を覆う第１キャップ１１２と、第１キャップ１１２からチューブ３１０の一端の外側に突き出される二つの第１ピン１１１とを備える。
【００２６】
次に、図１に示されているように、第２発光ダイオードランプ用ベース１２０は、発光ダイオードランプ３００のチューブ３１０の他端を覆う第２キャップ１２２と、第２キャップ１２２からチューブ３１０の他端の外側に突き出される二つの第２ピン１２１とを備える。
【００２７】
ここで、図２を参照すれば、第１発光ダイオードランプ用ベース１１０の二つの第１ピン１１１と第２発光ダイオードランプ用ベース１２０の二つの第２ピン１２１との合計四つのピン１１１、１２１のうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性である。
【００２８】
例として、図２（ａ）および 図２（ｂ）に示された実施例は、二つの第１ピン１１１のうちの一つと二つの第２ピン１２１のうちの一つとが非導電性であり、残りの二つは導電性である場合である。ただし、図２（ａ）は、非導電性である二つの第１ピン１１１のうちの一つと二つの第２ピン１２１のうちの一つとが互いに交互に配置されており、図２（ｂ）は、非導電性である二つの第１ピン１１１のうちの一つと二つの第２ピン１２１のうちの一つとが互いに同じ側に配置されている点で差がある。また、図２（ｃ）に示された実施例は、二つの第２ピン１２１は全て非導電性であり、二つの第１ピン１１１は全て導電性である場合である。
【００２９】
また、このような非導電性であるピンの具現は、例えば、合計四つのピン１１１、１２１のうちの非導電性としようとする一つまたは二つを最初から絶縁体で製造して備える方法、合計四つのピン１１１、１２１のうちの非導電性としようとする一つまたは二つを絶縁体に囲んでカバーする方法、合計四つのピン１１１、１２１のうちの非導電性としようとする一つまたは二つを絶縁になるように全体または一部を切断する方法などがあり得る。
【００３０】
このように合計四つのピン１１１、１２１のうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性とすることは、本発明の主要な技術的特徴であり、以下ではその理由を考察する。
【００３１】
既存の蛍光灯用ソケットに発光ダイオードランプが装着される場合、使用者に危害とある誤作動が発生する可能性が高い。発光ダイオード（ＬＥＤ:Ｌｉｇｈｔ Ｅｍｉｔｔｉｎｇ Ｄｉｏｄｅ）は直流電源を利用する半導体であるため、蛍光灯に印加されるような交流電源が発光ダイオードランプに印加される場合、発光ダイオードの寿命と動作に異常が生じ得るためである。
【００３２】
ところで、既存の蛍光灯は安定器から出力された１００〜１，５００Ｖ程度に該当する交流電源を通じて蛍光灯内部の電極に発光を誘導する構造からなっている。この時、蛍光灯の両側のベースにはそれぞれ２列のピン電極が備えられているが、電極の発光（蛍光灯の点灯）はこのような両側合計四つのピン電極に全て交流電源が印加されてこそ可能である。
【００３３】
このように蛍光灯の点灯は、四つのピン電極に全て電源が連結されてこそ可能であるという点に着眼し、合計四つのピン１１１、１２１のうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性とすることによって、使用者が誤認または混同により既存の蛍光灯用安定器が設置されている蛍光灯用灯器具（ソケット）に発光ダイオードランプを装着して連結させても、直流電源を使用する発光ダイオードランプ３００専用スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０が使用された配線構造ではない場合には、本発光ダイオードランプ用ベースセット１００が全く作動しないようにできる。また、これによって、発光ダイオードランプ３００と既存の蛍光灯用安定器にも誤った電流が流れて負荷が発生される現象を根本的に防止することができる。
【００３４】
このような着眼点によれば、合計四つのピン１１１、１２１のうちの一つのみ非導電性とすれば、既存の蛍光灯用ソケットに装着しても電源が印加されないため安全である。つまり、非導電性のピンの確保の側面では、安全のために非導電性のピンは一つのみ備われば良い。ただし、導電性のピンの確保の側面では、図２に示されているように、直流電源の供給のために導電性のピンは二つのみ備われば良い。したがって、合計四つのピン１１１、１２１のうちの非導電性のピンは一つ以上であれば良く、導電性のピンは二つであれば良い。
【００３５】
これによって、非導電性のピンの個数を二つのみに限定するのではないが、直流電源の供給の側面に比重をおいて例として非導電性のピンが二つ、導電性のピンが残りの二つである場合を主に言及（図２参照）して本発明について説明する。
【００３６】
このように合計四つのピン１１１、１２１のうちの二つは非導電性、残りの二つは導電性である場合において、本発光ダイオードランプベースセット１００は、発光ダイオードランプ３００のチューブ３１０の両端に装着される第１発光ダイオードランプ用ベース１１０と第２発光ダイオードランプ用ベース１２０のうちの一側にある二つのピン１１１または１２１、または第１発光ダイオードランプ用ベース１１０と第２発光ダイオードランプ用ベース１２０それぞれの二つのピン１１１、１２１のうちの一つずつ非伝導性の絶縁体となるように適用することによって、発光ダイオードランプ３００の駆動のための正常的な交流電源が入力されなければ電源が印加されないようにする。
【００３７】
言い換えれば、本発光ダイオードランプベースセット１００は、伝導性ピンと非伝導性ピンを区分して構成することによって、発光ダイオードランプ用スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０が後述する本発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０に良好に連結されていない状態で合計四つのピン１１１、１２１を通じて発光ダイオードランプ３００に蛍光灯用交流電源が印加されても、発光ダイオードランプ３００にこのような電源が入力され得ず、例えば直管型蛍光灯と発光ダイオード直管型ランプを簡単に区分し難い一般使用者に一層安全な発光ダイオードランプ３００を提供することができるようにする。
【００３８】
例として、前述の図２を参照して考察した合計四つのピン１１１、１２１のうちの二つは非導電性であり、残りの二つは導電性である場合のうち、図２（ａ）および図２（ｂ）に該当する実施例の場合について、本ベースセット１００を構成する第１発光ダイオードランプ用ベース１１０と第２発光ダイオードランプ用ベース１２０のうちの一つ（１１０または１２０）についてのみ簡略に考察する。参考までに、第１発光ダイオードランプ用ベース１１０と第２発光ダイオードランプ用ベース１２０のうちの一つ（１１０または１２０）を本発光ダイオードランプ用ベース（１１０または１２０）と称して説明する。
【００３９】
図２（ａ）および図２（ｂ）を参照すれば、本発光ダイオフランプ用ベース（１１０または１２０）は、発光ダイオードランプ３００のチューブ３１０の末端を覆うキャップ１１２または１２２、そしてキャップ１１２または１２２からチューブ３１０の末端の外側に突き出される二つのピン１１１または１２１を含む。この時、図２（ａ）および図２（ｂ）に示されているように、二つのピン１１１または１２１のうちの一つは非導電性であり、残りの一つは導電性である。
【００４０】
このような二つのピン１１１または１２１は、後述する発光ダイオードランプ用ソケット２１０または２２０に装着され、発光ダイオードランプ用ソケット２１０または２２０は、二つのピン１１１または１２１が装着され得るように二つのピンホール２１１または２２１を含むことができる。
【００４１】
また、例として、このような発光ダイオードランプ用ソケット２１０または２２０は蛍光灯用ソケットであることができる。
【００４２】
そして、発光ダイオードランプ用ソケット２１０または２２０は、二つのピン１１１または１２１のうちの導電性である残りの一つに直流電源が供給されて発光ダイオードランプ３００が駆動され得るように、供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０と連結され得る。
【００４３】
発光ダイオードランプ用ソケット２１０または２２０と関連した構成については、本ソケットセット２００の構成を考察しながら説明する。
【００４４】
以上で蛍光灯用ソケットに本ベースセット１００が装着されても一部の非伝導性、残りの伝導性であるピンの構成を通じて使用上の安全性が確保され得ることを主に考察した。次には、本発光ダイオードランプ用ベースセット１００に正常的な直流電源が供給されて発光ダイオードランプ３００が駆動されるようにするために要され得るスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０と発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０の構成を含む本ソケットセット２００の構成を考察する。
【００４５】
ただし、本ソケットセット２００は、本ベースセット１００と結合される関係にあるため、本ソケットセット２００の構成を説明しながら本ベースセット１００の構成とその図面符号についても共に言及することができる。また、本ベースセット１００の構成を考察しながら説明した部分と重複する部分があれば説明を簡略又は省略する。
【００４６】
図３を参照すれば、本ソケットセット２００は、前述の本ベースセット１００に供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０、二つの第１ピン１１１が装着される二つの第１ピンホール２１１を含む第１発光ダイオードランプ用ソケット２１０、そして二つの第２ピン１２１が装着される二つの第２ピンホール２２１を含む第２発光ダイオードランプ用ソケット２２０を含む。
【００４７】
ここで、スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０は、二つの第１ピン１１１と二つの第２ピン１２１のうち、導電性である残りに直流電源が供給されて発光ダイオードランプ３００が駆動され得るように、第１発光ダイオードランプ用ソケット２１０と第２発光ダイオードランプ用ソケット２２０に連結される。このようなスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０の連結方式による直流電源を使用する発光ダイオードランプ３００専用の配線構造でのみ本ベースセット１００を通じて発光ダイオードランプ３００に電源が供給されるようになる。これによって、発光ダイオードランプ３００に誤った電流が流れて発生し得る寿命短縮、動作エラー、火災危険などの問題を根本的に防止することができる。
【００４８】
例として、第１発光ダイオードランプ用ソケット２１０と第２発光ダイオードランプ用ソケット２２０は蛍光灯用ソケットであることができる。つまり、発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０は、既存の蛍光灯用ソケットをそのまま使用しても本ソケットセット２００の構成のうちのスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０の構成が本ベースセット１００に正常的な直流電源が供給され得るようにこのような発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０に連結されれば、発光ダイオードランプ３００は正常に駆動することができる。
【００４９】
このように発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０を蛍光灯用ソケットを活用して構成するようになれば、新たな発光ダイオードランプ用灯器具を設置する必要なく既に設置されていた灯器具を活用することができるため、時間や費用を節約することができて経済的である。つまり、発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０として既存の蛍光灯用ソケットをそのまま使用できるようにすることによって、既存の灯器具で蛍光灯用ソケットを新たな発光ダイオードランプ用ソケットで交替しなくても発光ダイオードランプ３００を既存の灯器具に適用できるようになるため、発光ダイオードランプ３００で交換設置する時間と費用を画期的に節減することができる。
【００５０】
この場合、前述の本ベースセット１００の発光ダイオードランプ用ベース１１０、１２０は、このような発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０の蛍光灯用ソケットの形状に合わせて二つのピン１１１、１２１が備わることが好ましい。
【００５１】
また、スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０が合計四つのピン１１１、１２１のうちの一部のピンにのみ直流電源を印加する構成上、使用者が蛍光灯を装着しても蛍光灯のベースの四つのピンに交流電源が供給されず蛍光灯は駆動されないため、安全性も確保される。ただし、蛍光灯用ソケットとの混同により使用者が発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０に蛍光灯を誤って装着して時間や努力を浪費しないようにするため、蛍光灯用ソケットと区分され得る表示などをすることが好ましい。
【００５２】
一方、次に図３を参照して本灯器具１０００について簡略に説明する。ただし、本灯器具１０００は前述の本ベースセット１００と本ソケットセット２００を含む関係にあるため、本灯器具１０００の構成を説明しながら本ベースセット１００と本ソケットセット２００の構成およびその図面符号についても共に言及することができる。また、本ベースセット１００と本ソケットセット２００の構成を考察しながら説明した部分と重複する部分があれば説明を簡略又は省略する。
【００５３】
図３に示されているように、本灯器具１０００は、内部が下向きで開放され、外側上面が天井に連結されるカバーフレーム４００、カバーフレーム４００の内部に設置される本ソケットセット２００、そして本ソケットセット２００に装着される本ベースセット１００を備える。
【００５４】
この時、本ソケットセット２００の発光ダイオードランプ用ソケット２１０、２２０が既存の蛍光灯用ソケットを活用して備わる場合であれば、カバーフレーム４００も既存の蛍光灯に使用される灯器具を活用することができる。この場合、本ベースセット１００を備える発光ダイオードランプ３００と本ベースセット１００に適用されるスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）２３０のみ追加的に備えられ、これらの連結が前述のように行われるように設置すれば良いため、時間と費用を大きく節約することができるようになる。
【００５５】
参考までに、本ベースセット１００が適用される発光ダイオードランプ３００は、一般には直管型であって、直管型の蛍光灯が適用される既存の灯器具をリサイクルして使用することができる。ただし、発光ダイオードランプ３００は直管型にのみ限定されるのではなく、曲線型の場合にも適用され得る。
【００５６】
以上で本発明の実施例を説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、本発明の実施例から本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者により容易に変更されて均等なものと認められる範囲の全ての変更と修正を含む。
【符号の説明】
【００５７】
１００ 発光ダイオードランプ用ベースセット
１１０ 第１発光ダイオードランプ用ベース
１１１ 二つの第１ピン
１１２ 第１キャップ
１２０ 第２発光ダイオードランプ用ベース
１２１ 二つの第２ピン
１２２ 第２キャップ
２００ 発光ダイオードランプ用ソケットセット
２１０ 第１発光ダイオードランプ用ソケット
２１１ 二つの第１ピンホール
２２０ 第２発光ダイオードランプ用ソケット
２２１ 二つの第２ピンホール
２３０ スイッチングモードパワーサプライ
１１０または１２０ 発光ダイオードランプ用ベース
１１１または１２１ 二つのピン
１２１または１２２ キャップ
２１０または２２０ 発光ダイオードランプ用ソケット
２１１または２２１ 二つのピンホール
３００ 発光ダイオードランプ
３１０ チューブ
４００ カバーフレーム
１０００ 灯器具
【特許請求の範囲】
【請求項１】
発光ダイオードランプのチューブの末端を覆うキャップと、
前記キャップから前記チューブの末端の外側に突き出される二つのピンと、
を含み、
前記二つのピンのうちの一つは非導電性であり、残りの一つは導電性である、発光ダイオードランプ用ベース。
【請求項２】
前記二つのピンは、発光ダイオードランプ用ソケットに装着され、
前記発光ダイオードランプ用ソケットは、前記二つのピンが装着され得るように二つのピンホールを含む、請求項１に記載の発光ダイオードランプ用ベース。
【請求項３】
前記発光ダイオードランプ用ソケットは、蛍光灯用ソケットである、請求項２に記載の発光ダイオードランプ用ベース。
【請求項４】
前記発光ダイオードランプ用ソケットは、前記導電性である残りの一つのピンに直流電源が供給されて前記発光ダイオードランプが駆動され得るように、供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）と連結される、請求項２に記載の発光ダイオードランプ用ベース。
【請求項５】
発光ダイオードランプのチューブの一端を覆う第１キャップと前記第１キャップから前記チューブの一端の外側に突き出される二つの第１ピンとを備える第１発光ダイオードランプ用ベースと、
前記チューブの他端を覆う第２キャップと前記第２キャップから前記チューブの他端の外側に突き出される二つの第２ピンとを備える第２発光ダイオードランプ用ベースと、
を含み、
前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンのうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性である、発光ダイオードランプ用ベースセット。
【請求項６】
前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンは、第１発光ダイオードランプ用ソケットと第２発光ダイオードランプ用ソケットにそれぞれ装着され、
前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンが装着され得るようにそれぞれ二つの第１ピンホールと二つの第２ピンホールを含む、請求項５に記載の発光ダイオードランプ用ベースセット。
【請求項７】
前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、蛍光灯用ソケットである、請求項６に記載の発光ダイオードランプ用ベースセット。
【請求項８】
前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、前記導電性である残りのピンに直流電源が供給されて前記発光ダイオードランプが駆動され得るように、供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）と連結される、請求項６に記載の発光ダイオードランプ用ベースセット。
【請求項９】
発光ダイオードランプのチューブの一端を覆う第１キャップと前記第１キャップから前記チューブの一端の外側に突き出される二つの第１ピンとを備える第１発光ダイオードランプ用ベースと、前記チューブの他端を覆う第２キャップと前記第２キャップから前記チューブの他端の外側に突き出される二つの第２ピンとを備える第２発光ダイオードランプ用ベースとを含み、前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンのうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性である発光ダイオードランプ用ベースセットに供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）と、
前記二つの第１ピンが装着される二つの第１ピンホールを含む第１発光ダイオードランプ用ソケットと、
前記二つの第２ピンが装着される二つの第２ピンホールを含む第２発光ダイオードランプ用ソケットと、
を含み、
前記スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）は、前記導電性である残りのピンに直流電源が供給されて前記発光ダイオードランプが駆動され得るように前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットに連結される、発光ダイオードランプ用ソケットセット。
【請求項１０】
前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、蛍光灯用ソケットである、請求項９に記載の発光ダイオードランプ用ソケットセット。
【請求項１１】
内部が下向きに開放され、外側上面が天井に連結されるカバーフレームと、
前記カバーフレームの内部に設置される、請求項９または１０に記載の発光ダイオードランプ用ソケットセットと、
前記発光ダイオードランプ用ソケットセットに装着される、請求項５乃至８のいずれか一項に記載の発光ダイオードランプ用ベースセットを備える発光ダイオードランプと、
を含む灯器具。
【請求項１】
発光ダイオードランプのチューブの末端を覆うキャップと、
前記キャップから前記チューブの末端の外側に突き出される二つのピンと、
を含み、
前記二つのピンのうちの一つは非導電性であり、残りの一つは導電性である、発光ダイオードランプ用ベース。
【請求項２】
前記二つのピンは、発光ダイオードランプ用ソケットに装着され、
前記発光ダイオードランプ用ソケットは、前記二つのピンが装着され得るように二つのピンホールを含む、請求項１に記載の発光ダイオードランプ用ベース。
【請求項３】
前記発光ダイオードランプ用ソケットは、蛍光灯用ソケットである、請求項２に記載の発光ダイオードランプ用ベース。
【請求項４】
前記発光ダイオードランプ用ソケットは、前記導電性である残りの一つのピンに直流電源が供給されて前記発光ダイオードランプが駆動され得るように、供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）と連結される、請求項２に記載の発光ダイオードランプ用ベース。
【請求項５】
発光ダイオードランプのチューブの一端を覆う第１キャップと前記第１キャップから前記チューブの一端の外側に突き出される二つの第１ピンとを備える第１発光ダイオードランプ用ベースと、
前記チューブの他端を覆う第２キャップと前記第２キャップから前記チューブの他端の外側に突き出される二つの第２ピンとを備える第２発光ダイオードランプ用ベースと、
を含み、
前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンのうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性である、発光ダイオードランプ用ベースセット。
【請求項６】
前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンは、第１発光ダイオードランプ用ソケットと第２発光ダイオードランプ用ソケットにそれぞれ装着され、
前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンが装着され得るようにそれぞれ二つの第１ピンホールと二つの第２ピンホールを含む、請求項５に記載の発光ダイオードランプ用ベースセット。
【請求項７】
前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、蛍光灯用ソケットである、請求項６に記載の発光ダイオードランプ用ベースセット。
【請求項８】
前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、前記導電性である残りのピンに直流電源が供給されて前記発光ダイオードランプが駆動され得るように、供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）と連結される、請求項６に記載の発光ダイオードランプ用ベースセット。
【請求項９】
発光ダイオードランプのチューブの一端を覆う第１キャップと前記第１キャップから前記チューブの一端の外側に突き出される二つの第１ピンとを備える第１発光ダイオードランプ用ベースと、前記チューブの他端を覆う第２キャップと前記第２キャップから前記チューブの他端の外側に突き出される二つの第２ピンとを備える第２発光ダイオードランプ用ベースとを含み、前記二つの第１ピンと前記二つの第２ピンのうちの一つまたは二つは非導電性であり、残りは導電性である発光ダイオードランプ用ベースセットに供給される交流電源を直流電源に変換して印加するスイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）と、
前記二つの第１ピンが装着される二つの第１ピンホールを含む第１発光ダイオードランプ用ソケットと、
前記二つの第２ピンが装着される二つの第２ピンホールを含む第２発光ダイオードランプ用ソケットと、
を含み、
前記スイッチングモードパワーサプライ（ＳＭＰＳ）は、前記導電性である残りのピンに直流電源が供給されて前記発光ダイオードランプが駆動され得るように前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットに連結される、発光ダイオードランプ用ソケットセット。
【請求項１０】
前記第１発光ダイオードランプ用ソケットと前記第２発光ダイオードランプ用ソケットは、蛍光灯用ソケットである、請求項９に記載の発光ダイオードランプ用ソケットセット。
【請求項１１】
内部が下向きに開放され、外側上面が天井に連結されるカバーフレームと、
前記カバーフレームの内部に設置される、請求項９または１０に記載の発光ダイオードランプ用ソケットセットと、
前記発光ダイオードランプ用ソケットセットに装着される、請求項５乃至８のいずれか一項に記載の発光ダイオードランプ用ベースセットを備える発光ダイオードランプと、
を含む灯器具。
【図１】
【図２】
【図３】
【図２】
【図３】
【公開番号】特開２０１２−１２４１４５（Ｐ２０１２−１２４１４５Ａ）
【公開日】平成２４年６月２８日（２０１２．６．２８）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−１３４３６３（Ｐ２０１１−１３４３６３）
【出願日】平成２３年６月１６日（２０１１．６．１６）
【出願人】（５１１１４７２５２）ルミリッチ カンパニー リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】ＬＵＭＩＲＩＣＨ ＣＯ．， ＬＴＤ．
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２４年６月２８日（２０１２．６．２８）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年６月１６日（２０１１．６．１６）
【出願人】（５１１１４７２５２）ルミリッチ カンパニー リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】ＬＵＭＩＲＩＣＨ ＣＯ．， ＬＴＤ．
【Ｆターム（参考）】
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