説明

発光装飾体およびこれを組み込んだ電気機器装置

【課題】技術的な実用形態を擬似的に表示させるなかで、意外性のある多様な照明効果を得ることもできる発光装飾体およびこれを組み込んだ電気機器装置の提供。
【解決手段】発光面28を表出させて通電制御を自在に配設された発光素子27を備えるソケット13と、発光素子27の通電発光時に発光面28からの光が照射される電極48などの被照射物47を透明ガラス容器46内に備えてソケット13基台上に定置される真空管43とを少なくとも具備させて発光装飾体11とした。また、該発光装飾体11をハーフミラーとミラーとを備える半導体アンプに配設して通電発光時における発光装飾体11の実像と、該実像と奥行き方向に連なる複数の虚像とを外部からの目視できるようにして電気機器装置とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、簡単な構造のもとで電源投入の有無を目視確認できるほか、優れた装飾的な効果をも発揮させることができる真空管などの発光装飾体およびこれを組み込んだ半導体オーディオアンプなどの電気機器装置に関する技術である。
【背景技術】
【0002】
近時、発光素子(LED)は、次の各特許文献に示すように装飾用や表示用の光源として装置本体に組み込んで使用される例が多くなってきている。
【特許文献1】特開2001−013270号公報
【特許文献2】特開2004−166825号公報
【特許文献3】特開2003−087983号公報
【特許文献4】特開2003−077633号公報
【特許文献5】特開2004−214101号公報
【特許文献6】特開平11−143410号公報
【特許文献7】特開2004−253238号公報
【0003】
このうち、特許文献1に開示されている「時計の発光装飾装置」は、導光性のある光拡散放射機能を有する装飾部材内に発光素子を配置して、該発光素子からの照射光を装飾部材に当ててその全体を明るく光らせるようにした構造を備えるものである。
【0004】
また、特許文献2に開示されている「遊技機」は、遊技機がその前面に備えるスピーカ本体の近隣に複数個の発光素子を配置し、これらスピーカ本体と発光素子とを透光性と光拡散性のあるスピーカカバーで覆い、該スピーカカバーの全面があたかも発光しているように見えるようにした構造を備えている。
【0005】
また、特許文献3に開示されている「充電装置」は、台座に携帯電話機などの給電対象を配置する着座部を設け、該着座部の近傍にレンズを併置した導光板を配置し、これらレンズと導光板との下端面側から発光素子の光を照射することで、レンズと導光板との上端面側から投光させるようにした構造を備えている。
【0006】
また、特許文献4に開示されている「電熱装置」は、透光性樹脂材からなる装置本体の側面に対し、内部から発光素子の光を直接照射したり、導光体を介して照射することで、炎で加熱されているが如きイメージを演出することができるようにした構造を備えている。
【0007】
また、特許文献5に開示されている「操作ボタン装置」は、頂面を遮光材で覆った導光性樹脂材で形成した操作ボタンを、導光性樹脂材からなる環状台座内に押圧操作可能に配置し、該環状台座の下方に配置した発光素子を発光させてその光の一部を操作ボタン介して環状台座に与えることで効率良く照明することができるようにした構造を備えている。
【0008】
また、特許文献6に開示されている「自照表示構造」は、発光表示する表示部を有する押しボタンの後方に配置して常時発光させる一方の発光素子と、押しボタンが押された際に発光する他方の発光素子とを備え、一方の発光素子からの光は導光部を経て表示部に到達して押しボタンを常時発光させ、他方の発光素子からの光は表示部に文字またはマークを投影してON状態にあることを知らせることができるようにした構造を備えている。
【0009】
さらに、特許文献7に開示されている「装飾用電球」は、口金内に設けた発光素子からの光を、口金に連結させたバルブが備える反射面により径方向に反射させ、その反射光を光透過材からなる装飾板に表示部として設けた反射面で再度反射させ、これにより装飾板の表面に模様等を視認することができるようにした構造を備えている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかし、特許文献1〜7に開示されている技術は、そのいずれもが導光部材を介して発光素子からの光を導き出すことで意匠的な装飾効果を得ることができるものではあっても、必ずしも技術的な実用構造物を直接照射する構造を備えるものではないという不都合があった。
【0011】
また、特許文献1〜7に示される発光素子が発する光は、そのいずれもが導光部材を介して導くものであり、透明部材を透過させるものではないことから、単に導光部位の一部を散乱光などで光らせるという効果を得ることができるにとどまり、意外性のある多様な照明効果を得ることができないという不具合もあった。
【0012】
本発明は、上記従来技術の課題に鑑み、技術的な実用形態を擬似的に表示させるなかで、意外性のある多様な照明効果を得ることもできる発光装飾体およびこれを組み込んだ電気機器装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明は、上記目的を達成すべくなされたもので、そのうちの第1の発明(発光装飾体)は、発光面を表出させて通電制御を自在に配設された発光素子を備える基台と、前記発光素子の通電発光時に前記発光面からの光が照射される被照射物を透明カバー内に備えて前記基台上に定置される受光体とを少なくとも具備させたことを最も主要な特徴とする。
特徴とする発光装飾体。
【0014】
この場合、前記基台は、真空管が備える雄側接触子が挿入される雌側接触子を有するソケットとし、前記受光体は、少なくとも電極を備える被照射物と、該被照射物を内蔵させた透明ガラス容器からなる前記透明カバーとからなる前記真空管とするのが好ましい。
【0015】
また、前記発光素子は、少なくとも前記ソケットの中央部に設けられた通孔を介して前記発光面を表出させるのが望ましい。さらに、前記発光素子は、前記ソケットにおける少なくとも1つの前記雌側接触子相当部位に設けた通孔を介して前記発光面を表出させることもできる。この場合、前記ソケットの中央部に配設された前記発光素子野リード端子と、少なくとも1つの前記雌側接触子相当部位に配設された前記発光素子のリード端子とは、相互に直列に接続するのが好ましい。
【0016】
一方、第2の発明(電気機器装置)は、請求項1ないし5のいずれかに記載の発光装飾体の目視側である前面にはハーフミラーを、前記発光装飾体の前面を除く周面にはミラーをそれぞれ位置させて機器本体に配設し、通電発光時における前記発光装飾体の実像と、該実像と奥行き方向に連なる複数の虚像との外部からの目視を自在としたことを最も主要な特徴とする。この場合、機器本体は、半導体アンプとするのが好ましい。
【発明の効果】
【0017】
請求項1に係る発明によれば、発光素子を備える基台と、発光素子の通電発光時に光が照射される被照射物を透明カバー内に備えて基台上に定置される受光体とを備えているので、透明カバーを通して光り輝く被照射物を目視することで、受光体もしくは電気機器装置が現に通電状態にあることを直ちに知ることができる。また、被照射物が意匠的な効果を伴った適宜の装飾物である場合には、そのデザインに応じた多様な装飾効果を楽しむこともできる。
【0018】
請求項2に係る発明によれば、ソケットを基台とし、透明ガラス容器からなる透明カバーと、少なくとも電極からなる被照射物とを有する真空管を受光体としてあるので、ソケットに真空管を差し込み、発光素子を通電発光させることで、透明ガラス容器を通して光り輝く電極を含む被照射物を目視することで、受光体もしくは電気機器装置が現に通電状態にあることを直ちに知ることができる。したがって、受光体の全体から真空管のイメージを感受させることができるので、あたかも真空管自体が現に作動中であるかのごときイメージを伴った装飾効果を楽しむこともできる。
【0019】
請求項3に係る発明によれば、ソケットの中央部に設けられた通孔を介して光を発することで、電極を含む被照射物をその直下方向からまんべんなく照らすことができるので、あたかも擬似的に電極が点灯しているような表示効果をもたらす優れた照明効果を発揮させることができる。
【0020】
請求項4に係る発明によれば、ソケットにおける少なくとも1つの雌側接触子相当部位に設けた通孔を介して光を発することで、電極を含む被照射物をその斜め下方から照らすことができるので、陰影に富む照明効果を発揮させることができる。また、ソケットの中央部からも光を発することができる場合には、さらに興趣に富む照明効果を発揮させることができる。
【0021】
請求項5に係る発明によれば、ソケットの中央部に配設された発光素子と、雌側接触子相当部位に配設された発光素子とが直列に接続されているので、ソケットの接触端子数の変更なしに、両発光素子を同時に通電発光させて、より明るい光量のもとで電極を含む被照射物を照射してその装飾的な効果をより印象深いものとすることができる。
【0022】
請求項6に係る発明によれば、ハーフミラーとミラーとを機器本体に配設したので、外部からは、通電発光時における発光装飾体の実像と、該実像と奥行き方向に連なる複数の虚像とを目視することができ、機器本体がその機能に従った通電作動状態にあることを確認しながら、発光装飾体が連なり輝く様を目視することでその装飾効果も同時に楽しむことができる。
【0023】
請求項7に係る発明によれば、機器本体が半導体アンプの機能を有しているので、外部から通電発光時における真空管を含む発光装飾体の実像と、該実像と奥行き方向に連なる複数の虚像とを目視することができ、これにより該半導体アンプが真空管特性をも発揮して通電作動状態にあることを強調する訴求効果を有することができる。
【0024】
この場合、受光体が真空管形状を呈している場合には、通電発光時に真空管の透明ガラス容器を通して光り輝く電極を含む被照射物を目視することで、機器本体が半導体アンプであるにもかかわらず、ミラー効果により1本の真空管で奥行き方向に光り輝く真空管列を見ながらあたかもアナログアンプが作動中であるかの如きイメージを看者に感受させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
図1は、本発明における第1の発明の一例を示す分解斜視図であり、図2は、図1の例についての使用時(発光時)における状態を示す全体斜視図である。また、図3は、図1の例における基台側の拡大平面図を、図4は、図3のA−A線矢視方向での縦断面図をそれぞれ示す。
【0026】
これらの図によれば、発光装飾体11の全体は、発光面28を表出させて通電制御を自在に配設された発光素子27を備える基台12と、発光素子27の通電発光時に発光面28からの光が照射される被照射物47を透明カバー45内に備えて基台12上に定置される受光体42とを少なくとも備えて形成されている。
【0027】
この場合、発光装飾体11は、ソケット13としての基台12と、真空管33としての受光体42とで構成されている。
【0028】
すなわち、基台12は、後述する真空管43が備える複数本の雄側接触子44が挿入される雌側接触子30を有するソケット13として形成されている。
【0029】
そして、該ソケット13は、例えば図5に示す機器本体52における小隔室57の底面61などの相手材への位置固定を自在に形成された保持台部14と、該保持台部14を介して保持されるソケット本体部24とで構成されている。
【0030】
この場合、保持台部14は、翼状に突設された一端部15と他端部16とにネジ挿通用の通孔17を有し、かつ、その中央部にソケット本体部24の上面25側の表出を自在に形成された円形の開口面18を備えて形成されている。
【0031】
また、略円形を呈するソケット本体部24は、その中央部に設けられたやや大径な通孔26を介して発光面28(28a)を表出させて配設されたやや大径な一方の発光素子27(27a)を備えている。
【0032】
さらに、ソケット本体部24は、通孔26の周りに同心円状に配列された計10個のやや小径な通孔29が形成されており、そのうちの9個の通孔29内には雌側接触子30が配設され、残りの1個の通孔29には発光面28(28b)を表出させて配設されたやや小径な他方の発光素子27(27b)が配設されている。
【0033】
しかも、一方の発光素子27(27a)と他方の発光素子27(27b)とは、リード端子31を介して開閉制御が自在なスイッチを備える図示しない直流電源に対し図4に示すように直列に接続されている。
【0034】
また、受光体42は、その底面43aからピン状に突設された計9本の雄側接触子44を有する真空管43として形成されている。すなわち、真空管43は、透明ガラス容器46からなる透明カバー45と、該透明ガラス容器46内に内蔵されている陽極と陰極とグリッドとを含む電極48からなる被照射物47とを備えて形成されている。
【0035】
一方、図5は、第2の発明の一例を示す要部斜視図であり、図6は、第2の発明が備えるミラーの平面視方向での配置パターン例を示す説明図である。
【0036】
これらの図によれば、電気機器装置51は、略直方体形状を呈するケーシング54内に図示しない必要な増幅回路等を備えた半導体アンプ53を装置本体52とすることで形成されている。
【0037】
この場合、ケーシング54の前面55には、必要な操作ダイヤル56等が配設されているほか、発光装飾体11が収容される小隔室57が配設されている。
【0038】
この場合、小隔室57は、その前面開口部58側が透明ガラス59で覆われており、該透明ガラス59の奥側の対向面にハーフミラー60が設置されている。
【0039】
該ハーフミラー60の奥側に位置する小隔室57の底面61には、受光体42を真空管33とする発光装飾体11が基台12であるソケット13における保持台部14が備える通孔17を介してネジ止めすることで配置されている。
【0040】
また、発光装飾体11の前面を除く周面には、通電発光時における発光装飾体11の実像63と、該実像63と奥行き方向に連なる複数の虚像64とを外部から目視自在とすべく、ミラー62が配置されている。
【0041】
この場合、ミラー62は、例えば図6(a)に示す配置パターンや、同図(b)に示す配置パターンなど、要は通電発光時における発光装飾体11の実像63と、該実像63と奥行き方向に連なる複数の虚像64とを外部(前面55)側から目視できるように反射させることができる配置関係にありさえすればよい。
【0042】
次に、第1の発明の作用・効果を説明すれば、発光装飾体11は、ソケット13を基台12とし、透明ガラス容器46からなる透明カバー45と、電極48を含む被照射物47とを有する真空管43を受光体42としてある。
【0043】
このため、発光装飾体11は、ソケット13の各雌側接触子30に真空管43の対応する各雄側接触子44を差し込むことで簡単に組み立てることができる。
【0044】
また、組立て後の発光装飾体11は、発光素子27(27a,27b)を通電発光させることで、透明ガラス容器46を通して光り輝く電極48を含む被照射物47を目視することで、受光体42が現に通電状態にあるかのごとく表示することができる。
【0045】
また、受光体42は、その全体から真空管43のイメージを感受させることができるので、その通電時にあたかも真空管43自体が現に作動中であるかのごときイメージを伴った装飾効果を楽しむこともできる。
【0046】
この場合、被照射物47に対しては、ソケット13の中央部に位置する一方の発光素子27aと、外周側に位置する他方の発光素子27bとからその照射位置を変えて真空管43の底面43aを介して光を発することができるので、電極48を含む被照射物47を興趣に富む陰影を伴わせて光り輝かせることができ、優れた照明効果を発揮させることができる。
【0047】
一方、第2の発明の作用・効果を説明すれば、機器本体52が半導体アンプ53の機能を有しているので、図5に示すように通電発光時における真空管43を含む発光装飾体11の実像63と、該実像63と奥行き方向に連なる複数の虚像64とをハーフミラー60を介して外部から目視することができ、これにより該半導体アンプ53が通電作動状態にあることを確認することができる。
【0048】
また、受光体42は、真空管43の形状を呈しているので、通電発光時に真空管43の透明ガラス容器46を通して光り輝く電極48を含む被照射物47を目視することで、機器本体51が半導体アンプ53であるにもかかわらず、奥行き方向で光り輝く真空管43(実像63および虚像64の列)を見ながらあたかも真空管も作動中であるかの如きイメージを看者に感受させ、半導体アンプが真空管アンプの特性を備えていることを強調することができる。
【0049】
以上は、本発明を図示例に基づいて説明したものであり、その具体的構成はこれに限定されるものではない。例えば、基台12と受光体42とは、ソケット13と真空管43との組み合わせに限るものではない。すなわち、発光装飾体11は、発光面28を表出させて通電制御を自在に配設された発光素子27を備える基台12と、発光素子27の通電発光時に発光面28からの光が照射される被照射物47を透明カバー45内に備えて基台12上に定置される受光体42とを備えるものでさえあれば、その全てが含まれる。
【0050】
また、発光素子27は、その設置個数や設置位置を自由に選択することができ、その発光色も発光装飾体11の機能や用途に応じて適宜選定することができる。
【0051】
さらに、電気機器装置51は、半導体アンプ機能を備えたものに限定されるものではなく、適宜の電気的な機能を有するあれば、その全てに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明における第1の発明(発光装飾体)の一例を示す分解斜視図。
【図2】図1の例についての使用時(発光時)における状態を示す全体斜視図。
【図3】図1の例における基台側の拡大平面図。
【図4】図3のA−A線矢視方向での縦断面図
【図5】発光装飾体を通電発光させた際における第2の発明(機器装置)の一例を示す要部斜視図。
【図6】第2の発明が備えるミラーの平面視方向での配置パターン例を(a),(b)として示す説明図。
【符号の説明】
【0053】
11 発光装飾体
12 基台
13 ソケット
14 保持台部
15 一端部
16 他端部
17 通孔
18 開口面
24 ソケット本体部
25 上面
26 通孔
27,27a,27b 発光素子
28,28a,28b 発光面
29 通孔
30 雌側接触子
31 リード端子
42 受光体
43 真空管
44 雄側接触子
45 透明カバー
46 透明ガラス容器
47 電極
51 電気機器装置
52 機器本体
53 半導体アンプ
54 ケーシング
55 前面
56 操作ダイヤル
57 小隔室
58 前面開口部
59 透明ガラス
60 ハーフミラー
61 底面
62 ミラー
63 実像
64 虚像

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発光面を表出させて通電制御を自在に配設された発光素子を備える基台と、前記発光素子の通電発光時に前記発光面からの光が照射される被照射物を透明カバー内に備えて前記基台上に定置される受光体とを少なくとも具備させたことを特徴とする発光装飾体。
【請求項2】
前記基台は、真空管が備える雄側接触子が挿入される雌側接触子を有するソケットとし、
前記受光体は、少なくとも電極を備える被照射物と、該被照射物を内蔵させた透明ガラス容器からなる前記透明カバーとからなる前記真空管とした請求項1に記載の発光装飾体。
【請求項3】
前記発光素子は、少なくとも前記ソケットの中央部に設けられた通孔を介して前記発光面を表出させた請求項2に記載の発光装飾体。
【請求項4】
前記発光素子は、前記ソケットにおける少なくとも1つの前記雌側接触子相当部位に設けた通孔を介して前記発光面を表出させた請求項2または3に記載の発光装飾体。
【請求項5】
前記ソケットの中央部に配設された前記発光素子のリード端子と、少なくとも1つの前記雌側接触子相当部位に配設された前記発光素子のリード端子とは、相互に直列に接続した請求項4に記載の発光装飾体。
【請求項6】
請求項1ないし5のいずれかに記載の発光装飾体の目視側である前面にはハーフミラーを、前記発光装飾体の前面を除く周面にはミラーをそれぞれ位置させて機器本体に配設し、通電発光時における前記発光装飾体の実像と、該実像と奥行き方向に連なる複数の虚像との外部からの目視を自在としたことを特徴とする電気機器装置。
【請求項7】
機器本体を半導体アンプとした請求項6に記載の電気機器装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−207449(P2007−207449A)
【公開日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−21727(P2006−21727)
【出願日】平成18年1月31日(2006.1.31)
【出願人】(505041335)株式会社エス・アール・シー・シー (6)
【Fターム(参考)】