説明

発泡材入複合レンガ

【課題】 従来から有る建築用レンガを、軽量で強度があり耐熱と断熱効果のある物にするために、軽量物質としてパーライト、補強物質としてガラス繊維、硬化物質として酸化マグネシウム、燐酸、燐酸三納、を塩化マグネシウム20%水溶液にて混合撹拌し型に流し入れ硬化させる。硬化後離型し乾燥する。乾燥後変性アクリル樹脂塗料と防水セメントを混合した水性塗料で全面塗装した建築用レンガを提供する。
【解決手段】 発泡材パーライト「1」と補強材ガラス繊維「2」を酸化マグネシウム、燐酸、燐酸三納「中国名」、塩化マグネシウム20%水溶液の混合物「3」で硬化する。硬化後、変性アクリル樹脂塗料と防水セメントを混合した水性塗料で塗装した防水皮膜「4」を特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は発泡材としてパーライト、補強材としてガラス繊維、硬化物質として、

混合撹拌し、加圧して型に流し込み成型する。成型後乾燥し、変性アクリル樹脂塗料と防水セメントを混合した水性塗料にて全面塗装する。
【背景技術】
【0002】
従来から建築用に使用しているレンガには、酸化マグネシウム、塩化マグネシウム、

は無かった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来からの建築用に使用しているレンガには、次のような欠点がある。
比重が約2程度あり、重い。
補強材などの特別な対策が無く、大形な物は割れやすい。
特別な断熱対策が無く、断熱の効果は期待出来ない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明、固体1lの発泡材入複合レンガを作る材料配分、製造方は次の通りである。
パーライト 1,3l 100−150g、 酸化マグネシウム 150−200g、 燐酸、1,5−2g、 燐酸三納、1,5−2g、ガラス繊維、15−30g、に、塩化マグネシウム20%水溶液、350−400ccを加え混合撹拌し、内容量1lの型に加圧して流しこみ、加熱して硬化させる。硬化後離型し乾燥する。乾燥後、変性アクリル樹脂塗料と防水セメントを混合した水性塗料で全面塗装する。
【発明の効果】
【0005】
パーライトは石を発泡した物で、これを使用すると非常に軽量で耐熱性があるので、耐熱と断熱効果がある製品が出来る。
ガラス繊維は強度を増すために入れる。入れる量により強度を自由に調節出来る。
これらを酸化マグネシウム等で固めた完成品は、比重0.6−0.7程度であり、非常に軽量で耐熱と断熱効果のある製品を作る事が出来る。
酸化マグネシウムは弱アルカリ性成分で水に溶け出す性質があり、モルタルセメントなどで接着する時に難がある。これを解決する為、変性アクリル樹脂塗料と防水セメントを混合した、水性塗料で全面塗装し防水皮膜を作る。これによりモルタルセメントで接着でき、軽量で強度があり耐熱と断熱効果のある建築用レンガを製造できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
本発明、固体10センチ立方「1l」の発泡材入レンガを作る材料配分、製造方は次の通りである。
軽量発泡材 パーライト〈1−4mm粒〉 1.3l 100−150g
主硬化成分 酸化マグネシウム 150−200g
硬化安定剤 燐酸 1、5−2g
同じく 燐酸三納「中国名」 1、5−2g
補強材 ガラス繊維「長さ10−20mm」 15−30g
以上を塩化マグネシウム20%水溶液400−450ccにて混合撹拌し、内容量10センチ立方「1l」の型に加圧して流し込み、加熱して硬化させる。硬化後離型し乾燥する。乾燥後、変性アクリル樹脂塗料と防水セメントを混合した水性塗料で全面塗装する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の斜視図である。
【図2】 本発明の拡大断面図である。
【符号の説明】
【0008】
1 発泡材 パーライト、
2 補強材 ガラス繊維、
3 硬化物質 酸化マグネシウム、 燐酸、 燐酸三納「中国名」、 ガラス繊維、 塩化マグネシウム20%水溶液、の混合物、
4 防水皮膜 変性アクリル樹脂塗料と防水セメントを混合した水性塗料の塗装面

【特許請求の範囲】
【請求項1】

グネシウム20%水溶液にて混合撹拌し、加圧して型に流し込んで、加熱し硬化させる。硬化後、離型し乾燥する。
【請求項2】
乾燥後、変性アクリル樹脂塗料と防水セメントを混合した水性塗料で全面塗装し、防水皮膜を作る

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−158659(P2010−158659A)
【公開日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−24272(P2009−24272)
【出願日】平成21年1月9日(2009.1.9)
【出願人】(508266317)
【Fターム(参考)】