説明

直流点灯装置

【課題】インバータ回路で生成される高周波電圧・高周波電流の周期よりも長い期間で発生する低周波電圧・低周波電流の変動が発生してもチラツキの発生しない直流点灯装置を提供すること。
【解決手段】直流点灯装置2は、商用電源からの交流を直流にして出力する入力平滑回路10と、直流を降圧させて脈流のある直流として出力するインバータ回路11と、インバータ回路11から出力される脈流のある直流を平滑する出力平滑回路12と、出力平滑回路12により平滑された直流が供給されるLEDモジュール5とを備えている。また、直流点灯装置2は、出力平滑回路12の後段に電圧変動吸収回路(リプルフィルタ回路20)が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、入力電圧の変動に対し光源のチラツキの発生しない直流点灯装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、LED等の光源の明るさを変更する調光器には、PWM入力(制御信号)による調光・直流電圧入力(制御信号)による調光・商用電源の位相制御入力(パワー制御)による調光方式がある。この商用電源の位相制御入力の調光方法では、点灯回路で常時電流を流さなければ、調光器が位相を精確に検出できない。このため、調光器として、入力平滑回路(入力フィルタ回路),インバータ回路,出力平滑回路等を備えた直流点灯装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この直流点灯装置では、調光素子としてトライアックを用いているが、このトライアックが点弧しなければならないところで消弧したりするという誤動作をして、位相制御波形が乱れることがあり、安定的な調光制御ができない。これを解消するため、入力平滑回路のコンデンサを小容量にした直流点灯装置が開発されている。しかし、この直流点灯装置では、入力波形に比例した調光制御のため、入力電圧の変動が発生すれば明るさも変動し、チラツキとなって感じる。
【0004】
このチラツキを解消するために、出力平滑回路に設けたコンデンサを大容量にしたLED点灯装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。このLED点灯装置では、インバータ回路で生成される高周波電圧・高周波電流を出力平滑回路で変動のほとんどない直流にして、LEDのチラツキを低減させるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−327152号公報
【特許文献2】特開2010−287430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このLED点灯装置では、インバータ回路で生成される高周波電圧・高周波電流を出力整流平滑回路で変動のほとんどない直流にして、LEDのチラツキを低減させることができるものの、インバータ回路で生成される高周波電圧・高周波電流の周期よりも長い期間で発生する低周波電圧・低周波電流の変動を除去することはできず、長い間隔でわずかなフリッカ(ちらつき)がLEDで生じており、使用者によっては気になる場合があった。
【0007】
そこで、この発明は、インバータ回路で生成される低周波電圧・低周波電流の周期よりも長い期間で発生する高周波電圧・高周波電流の変動が発生してもチラツキの発生しない直流点灯装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的を達成するため、この発明は、商用電源からの交流を直流にして出力する入力平滑回路と、前記直流を降圧させて脈流のある直流として出力するインバータ回路と、前記インバータ回路から出力される脈流のある直流を平滑にする出力平滑回路と、前記出力平滑回路により平滑された直流が供給されるLEDモジュールとを備える直流点灯装置であって、前記出力平滑回路の後段に商用電源の電圧変動吸収回路が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
この構成によれば、インバータ回路で生成される低周波電圧・低周波電流の周期よりも長い期間で発生する高周波電圧・高周波電流の変動が発生して、光源であるLEDモジュールへの入力電圧の変動が発生しようとしても、LEDモジュールへの入力電圧の変動を電圧変動吸収回路により吸収して、LEDモジュールのチラツキの発生を防止し、LEDモジュールを快適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】この発明に係る直流点灯装置(LED点灯回路)を示す回路図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図1のインバータ回路により発生する高周波電圧の説明図である。
【図4】図1の出力平滑回路による電圧平滑作用の説明図である。
【図5】図1のリプルフィルタ回路がない場合の出力平滑回路の電圧・電流変動の説明図である。
【図6】図1の出力平滑回路の電圧・電流変動の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1は、この発明に係るLED点灯装置(LED点灯回路)である直流点灯装置を示したものである。この図1において、1は電線1a,1bを有する商用電源、2は商用電源1に接続して用いられる直流点灯装置である。
【0012】
この直流点灯装置2は、調光器3,点灯装置(点灯回路)4,複数のLED5aを備えるLEDモジュール5を備えている。
<調光器3>
この調光器3は、入力側が商用電源1の一方の電線1aに接続されたトライアック(調光素子)6と、このトライアック6に直列に接続されたコイル7と、このトライアック6及びコイル7に並列に接続された位相制御回路8を備えている。この位相制御回路8は、制御信号をトライアック6に入力して、トライアック6をON/OFFするようになっている。
<点灯装置4>
この点灯装置4は、コイル7に接続された入力端子4aと、電線1bに接続された入力端子4bを有する。また、点灯装置4は、LEDモジュール5のアノード側に接続された出力端子4cと、LEDモジュール5のカソード側に接続された出力端子4dを有する。
【0013】
また、点灯装置4は、入力フィルタ回路9,入力平滑回路10,インバータ回路11,出力平滑回路12を備えていると共に、出力平滑回路12の後段に設けたリプルフィルタ回路(リプルフィルタ)20を備えている。
【0014】
このリプルフィルタ回路20は、出力平滑回路12により平滑できない低周波電圧・低周波電流に基づくリプルを吸収させるために設けられている。
(入力フィルタ回路9)
この入力フィルタ回路9は、抵抗R1,コンデンサC1,ラインフィルタLFを有する。このラインフィルタLFは磁気結合されたコイルL1,L1′を有する。また、抵抗R1は、一端が入力端子4aに接続され且つ他端がラインフィルタLFのコイルL1に接続されている。コンデンサC1は、一端が抵抗R1の他端とコイルL1との間に接続され、他端が入力端子4bとコイルL1′との間に接続されている。
【0015】
このような入力フィルタ回路9は、商用電源1−調光器3−点灯装置4等の電源ループで発生する減衰振動を防止すると共に、外部への雑音を防止するようになっている。
(入力平滑回路10)
この入力平滑回路10は、ダイオードによりブリッジ回路を構成して、交流を脈流を含んだ直流に変換する整流回路(全波整流回路)RC1を有する。この整流回路RC1の入力側には、入力フィルタ回路9のコイルL1,L1′が接続されていて、商用電源1からの交流が入力フィルタ回路9を介して入力されるようになっている。
【0016】
これにより、整流回路RC1は、調光器3及びラインフィルタLFを介して商用電源1から供給される交流電圧を全波整流するようになっている。この整流回路RC1のプラスの出力側にはプラス側配線13が接続され、整流回路RC1のマイナスの出力側にはマイナス側(アース側)配線14が接続されている。また、プラス側配線13には点灯装置4のプラス側の出力端子4cが接続されている。また、マイナス側配線14は抵抗R2,トランジスタQ1,インダクタL2を介して出力端子4dが接続されている。
【0017】
また、入力平滑回路10は、整流回路RC1で整流された交流電圧を平滑するコンデンサC2を備えている。尚、このコンデンサC2は、整流回路RC1のプラス側配線13と、マイナス側配線14とに接続されている。
(インバータ回路11)
このインバータ回路11は、入力平滑回路10からの直流電圧を所定の直流電圧に変換する一般的な降圧チョッパ回路が用いられている。
【0018】
このインバータ回路11は、ダイオードD1,トランジスタ(スイッチング素子)Q1,抵抗R2,インダクタL2を有する。
【0019】
この抵抗R2,トランジスタQ1,インダクタL2は、マイナス側配線14の途中に介装されていると共に、この順に整流回路RC1から出力端子4d側に配列されている。
【0020】
また、ダイオードD1は、アノード側がトランジスタQ1に接続され、且つカソード側がプラス側配線13に接続されている。尚、14a,14bはマイナス側配線14の一部の配線である。そして、配線14aはダイオードD1とトランジスタQ1を接続し、配線14bは出力端子4dと配線14a途中をインダクタL2を介して接続している。
【0021】
さらに、インバータ回路11は、トランジスタQ1をON・OFF制御する制御回路(制御IC)IC1を有する。この制御回路IC1は、抵抗R3を介してトランジスタQ1のベースに制御信号を入力することにより、トランジスタQ1をONさせるようになっている。
【0022】
また、制御回路IC1は、配線15を介して抵抗R2とトランジスタQ1との間を流れる電流を検出し、所定値以上の電流が流れると、制御信号の出力を中断してトランジスタQ1のベースへの制御信号の入力を停止するようになっている。
(出力平滑回路12)
この出力平滑回路12はコンデンサC3を有する。このコンデンサC3は、一端がダイオードD1のカソード側と出力端子4cとの間においてプラス側配線13に接続され、且つ他端がインダクタL2の他端と出力端子4dとの間において配線14bに接続されている このコンデンサC3には、容量が通常一桁の小容量コンデンサに比べて、容量が三桁の大容量コンデンサが用いられている。例えば、通常の小容量コンデンサは例えば1〜2μFであるのに対して、コンデンサC3には100μF以上又は400μF以上の大容量コンデンサが用いられている。すなわち、コンデンサC3には小容量コンデンサの数百倍の大容量のコンデンサが用いられている。尚、コンデンサC3が100μFから400μまでの間、およびコンデンサC3が400μ以上であれば商用フリッカ(ちらつき)は目で全く認識されなくなる。
(リプルフィルタ回路20)
このリプルフィルタ回路(電圧変動吸収回路)20は、図1,図2に示したようにコレクタ-エミッタがプラス側配線13の途中に介装され且つベースがマイナス側配線14の一部である配線14bにコンデンサC4を介して接続されたトランジスタQ2を有する。また、リプルフィルタ回路20は、トランジスタQ2のベースとコレクタとの間に介装された抵抗R4と、トランジスタQ2のベースと配線14bとの間に介装されたコンデンサC4を備えている。
【0023】
ここで、出力平滑回路12のコンデンサC3のプラス側配線13への接続点をPaとし、コンデンサC3の配線14b(マイナス側配線14の一部)への接続点をPbとすると、トランジスタQ2はコレクタ側が接続点Paに接続され且つエミッタ側が出力端子4cに接続されている。また、コンデンサC4は、接続点Pbと出力端子4d間に位置して配線14bに接続されている。
[作用]
次に、このような構成の作用を説明する。
【0024】
商用電源1から半周期の正弦波形の交流電圧(周波数50Hz又は60Hzの交流電圧)が調光器3に入力されると、調光器3からは電圧波形の間隔だけカット制御された交流電圧が出力される。この際の交流電流は、正側で立ち上がり及び立ち下がりの部分が鋭角の波形を有する。この交流電圧および交流電流は、点灯装置4に入力端子4a,4bから入力される。
【0025】
この交流電圧および交流電流は入力フィルタ回路9に入力される。この入力フィルタ回路9からの交流電圧は入力平滑回路10に入力される。この交流電圧は、入力平滑回路10の整流回路RC1で全波整流されてコンデンサC2で平滑された後に、入力平滑回路10から脈流を有する直流電圧として出力される。そして、この脈流を有する直流電圧は、インバータ回路11に印加される。
【0026】
この入力平滑回路10からの脈流を含む直流電圧はコンデンサC3及びLEDモジュール5に印加され、コンデンサC3,リプルフィルタ回路20及びLEDモジュール5を介してトランジスタQ1に印加される。
【0027】
一方、インバータ回路11の制御回路IC1は、例えば約100kHzの周波数の制御信号をトランジスタQ1のベースに入力する。この際、制御回路IC1は、所定の半周期毎に制御信号をトランジスタQ1のベースに入力して、所定の半周期毎にトランジスタQ1を所定期間だけONさせる。
【0028】
このトランジスタQ1がONしているときには、図1,図2におけるトランジスタQ2のコレクタ-エミッタ間,LEDモジュール5,インダクタL2,トランジスタQ1,抵抗R2に電流Io−Qが流れる。
【0029】
そして、このトランジスタQ1と抵抗R2との間を流れる電流は制御回路IC1により配線15を介して検出されていて、インダクタL2流れる電流Io−Qが所定値以上になると、制御回路IC1はトランジスタQ1への制御信号を停止させて、トランジスタQ1をOFFさせる。
【0030】
このトランジスタQ1がOFFしているときには、コンデンサC3に蓄積された電圧により、トランジスタQ2のコレクタ-エミッタ間,LEDモジュール5,インダクタL2,ダイオードD1に電流Io−Dが流れる。
【0031】
このような制御回路IC1によるトランジスタQ1のON・OFF制御は繰り返し行われる。しかも、上述したように、トランジスタQ1のONしているときには、トランジスタQ2のコレクタ-エミッタ間,LEDモジュール5,インダクタL2,トランジスタQ1,抵抗R2に電流Io−Qが流れ、トランジスタQ1のOFFしているときにはトランジスタQ2のコレクタ-エミッタ間,LEDモジュール5,インダクタL2,ダイオードD1に電流Io−Dが流れる。
【0032】
このようにインバータ回路11の制御回路IC1がトランジスタQ1を高周波(例えば、100kHz)でON・OFFさせて、高周波電圧が発生させられたとき、この高周波電圧に伴う高周波電流が出力平滑回路12の大容量化のコンデンサC3で平滑されて、図3にVc3で示した電圧となる。この電圧波形がリップル回路20を介して図3,図4の直流出力電圧Voutとして出力端子4c、4d間に出力される。この際、出力平滑回路12は、図4の直流出力電流Ioutを出力することになる。
【0033】
従って、リップルフィルタ回路20が脈流電圧波形の変動を吸収することから図6のような商用電源の入力変動に対するLEDモジュール5のフリッカ(ちらつき)が認識されなくなる。
【0034】
しかし、図1のリプルフィルタ回路20がない場合、Vc3=Voutとなり直流出力電圧Voutが図5に示したように変動すると、直流出力電流Ioutも図5に示したように変動する。この図1のリプルフィルタ回路20の作用を次に説明する。
【0035】
ここで、出力平滑回路12の出力電流をIcとすると、リプルフィルタ回路20においてトランジスタQ2のコレクタ電流は図2に示したように出力平滑回路12の出力電流であるIcとなる。また、
Ib :トランジスタQ2のベース電流
Ic :トランジスタQ2のコレクタ電流
hFE:トランジスタQ2の増幅率
とすると、トランジスタQ2のコレクタ電流Icは、
Ic=Ib×hFE
となる。
【0036】
従って、出力平滑回路12の出力電圧・出力電流が制御回路IC1で発生させられる高周波電圧・高周波電流の周期より長い間隔で変動した場合には、出力電圧・出力電流は抵抗R4を介してトランジスタQ2のベースに入力され、トランジスタQ2はコレクタ電流Icが一定になるように制御される。この結果、制御回路IC1で発生させられる高周波電圧・高周波電流の電圧が制御回路IC1で発生させられる高周波電圧・高周波電流の周期より長い間隔で変動しても、出力端子4c,4dからは変動のない直流出力電圧Voutが出力される。
【0037】
以上説明したように、この発明の実施の形態の直流点灯装置2は、商用電源からの交流を直流にして出力する入力平滑回路10と、前記直流を降圧させて脈流のある直流として出力するインバータ回路11と、前記インバータ回路11から出力される脈流のある直流を平滑する出力平滑回路12と、前記出力平滑回路12により平滑された直流が供給されるLEDモジュール5とを備えている。また、直流点灯装置2は、前記出力平滑回路12の後段に商用電源の電圧変動吸収回路(リップルフィルタ回路20)が設けられている。尚、上述した実施例では、商用電源の電圧変動吸収回路としてトランジスタQ2を用いたリップルフィルタ回路20を用いているが、必ずしもトランジスタQ2を用いたリップルフィルタ回路20を商用電源の電圧変動吸収回路とする必要はない。例えば、商用電源の電圧変動吸収回路としてはMOS・FETを用いたリップルフィルタ回路であってもよい。また、出力平滑回路12により平滑された直流電圧・直流電流が低周波で変動したときの変動を吸収できるのであれば、商用電源の電圧変動吸収回路としてはトランジスタQ2を用いたリップルフィルタ回路20やMOS・FETを用いたリップルフィルタ回路以外の回路であっても良い。
【0038】
この構成によれば、インバータ回路11で生成される高周波電圧・高周波電流の周期よりも長い期間で発生する低周波電圧・低周波電流の変動が発生して、光源であるLEDモジュール5への入力電圧の変動が発生しようとしても、LEDモジュール5への入力電圧の変動を電圧変動吸収回路により吸収して、LEDモジュール5のチラツキの発生を防止して、LEDモジュール5を快適に使用できる。
【0039】
また、前記出力平滑回路12は前記LEDモジュール5と並列に設けられた平滑用の大容量のコンデンサC3を備えた構成とできる。この構成によれば、出力平滑回路12は、インバータ11による高周波電圧を平滑して直流電圧にする際、コンデンサC3の容量が小さい場合に比べて直流電圧の平滑度が良くなるので、コンデンサC3の容量が小さい場合に比べてLEDモジュール5のチラツキの発生をより確実に防止して、LEDモジュール5を快適に使用できる。従って、大容量のコンデンサC3を有する出力平滑回路12の後段に商用電源の電圧変動吸収回路(リップルフィルタ回路20)を設けることで、高周波電圧を出力平滑回路12により平滑したときの高周波直流電圧のリプルに基づくチラツキや、インバータ回路11で生成される高周波電圧・高周波電流の周期よりも長い期間で発生する低周波電圧・低周波電流の変動に基づくチラツキを確実に防止できる。
【符号の説明】
【0040】
1・・・商用電源
2・・・直流点灯装置
5・・・LEDモジュール
10・・・入力平滑回路
11・・・インバータ回路
12・・・出力平滑回路
20・・・リプルフィルタ回路(リプルフィルタ)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
商用電源からの交流を直流にして出力する入力平滑回路と、前記直流を降圧させて脈流のある直流として出力するインバータ回路と、前記インバータ回路から出力される脈流のある直流を平滑する出力平滑回路と、前記出力平滑回路により平滑された直流が供給されるLEDモジュールとを備る直流点灯装置であって、
前記出力平滑回路の後段に商用電源の電圧変動吸収回路が設けられていることを特徴とする直流点灯装置。
【請求項2】
請求項1に記載の直流点灯装置において、前記出力平滑回路は前記LEDモジュールと並列に設けられた平滑用の大容量のコンデンサを備えることを特徴とする直流点灯装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の直流点灯装置において、前記電圧変動吸収回路は前記出力平滑回路の後段に設けたリプルフィルタであることを特徴とする直流点灯装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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