説明

磁気枕

【課題】寝るだけで磁力により頭頂部の血行促進ができる磁気枕を提供する。
【解決手段】磁気枕の位置側辺を頭部上まで立ち上げ、頭頂部にも磁気影響を及ぼすことにより頭頂部の血行促進ができるようにした磁気枕である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、後頭部に加え頭頂部の血行を促進する磁気枕である。
【背景技術】
【0002】
従来の磁気枕は後頭部のみ磁石の磁気により血行を促進するものであり、頭頂部までカバーするものはなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題点があった。
従来の磁気枕は平面的な構造上磁気が届く範囲が後頭部のみと限られていた。それにより頭頂部には磁気が届かなかった。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
磁気枕の下部の位置側辺から延設し、頭部上に配置した部分に頭頂部に磁気影響を及ぼすように複数の磁石を配置する立ち上げ部分を設ける。
以上を特徴とする磁気枕である。
【発明の効果】
【0005】
磁気枕の磁気部分を立ち上げたことにより、磁気が頭頂部の血行を促進する。頭頂部の育毛にも効果的である。
又請求項2にあるように磁石をシート状にすることにより部分的圧迫感が解消され、磁力を均一にあてることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本実施形態を説明する。
(イ)図1のようにウレタン、スポンジ等でできた磁気枕下部の位置側辺を延設し、頭部 上に配置される立ち上げ部を設けた形状に枕を形成する。
(ロ)立ち上げた部内側面を頭頂部に沿うように緩やかに湾曲させその内部には頭頂部お よび後頭部に磁気影響を及ぼすように複数の磁石を入れる。
(ハ)枕下部の磁石取り付けに関しては圧迫感、不快感がないよう枕表面に磁石と同口径 で磁石の高さと同じ穴を開け、表面に凹凸のがでないように取り付ける。又頭頂部 に接する部分の磁石取り付けに関しては、少しでも磁力の効果が出るよう表面に取 り付けるものとする。
(ニ)本体は図2に示すようにクッション材、磁石、カバーよりなり磁石はクッション材 とカバーの間に設けるものとする。
本発明は以上よりなっている。
本発明を使用するときは、出来るだけ磁石部分に近づくように寝ることにより磁気の影響で頭頂部分の血行促進の効果が得られる。
【0007】
その他の事例について説明する。
(イ)図5のようにウレタン、スポンジ等でできた磁気枕下部の位置側辺を延設し、頭部 上に配置される立ち上げ部を設けた形状に枕を形成する。
(ロ)立ち上げた部内側面を頭頂部に沿うように緩やかに湾曲させその内部には頭頂部お よび後頭部に磁気影響を及ぼすようにシート状の磁石を入れる。
(ハ)本体は図6に示すようにクッション材、磁石、カバーよりなり磁石はクッション材 とカバーの間に設けるものとする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明を示す図
【図2】本発明の断面を示す図
【図3】本発明の磁石取付穴の断面を示す図
【図4】本発明の使用状態を示す図
【図5】本発明のその他の事例を示す図
【図6】本発明のその他の事例の使用状態を示す図
【符号の説明】
【0009】
1 枕下部
2 枕立ち上げ部
3 磁石
4 カバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
就寝者の頭部下に配置される枕下部と、枕下部の位置側辺から延設され頭部上に配置される枕立ち上げ部とより構成される枕本体と、枕本体の使用者頭頂部および後頭部に磁気影響を及ぼす位置に設けられた複数の磁石とより構成される磁気枕。
【請求項2】
就寝者の頭部下に配置される枕下部と、枕下部の位置側辺から延設され頭部上に配置される枕立ち上げ部とより構成される枕本体と、枕本体の使用者頭頂部および後頭部に磁気影響を及ぼす位置に設けられた磁石シートとより構成される磁気枕。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−263406(P2006−263406A)
【公開日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−120303(P2005−120303)
【出願日】平成17年3月22日(2005.3.22)
【出願人】(504280562)
【Fターム(参考)】