種芋供給装置
【課題】 小型で簡単な装置を使用して種芋収納ホッパーの種芋を底部コンベアにスムーズに供給でき、装置全体を小型化できると共に製造コストが安上がりになるようにようにする。
【解決手段】 種芋収納ホッパーと、種芋収納ホッパーの底部に設けれた底部コンベアとを備え、底部コンベアで種芋収納ホッパーの種芋を受けて外側に向けて搬送するようにした種芋供給装置であって、
種芋収納ホッパーの底板はホッパー本体に対して移動自在に支持されると共に、底部コンベアに向けて下降傾斜するように配置され、種芋収納ホッパー内の種芋を滑落すべく前記底板を往復移動させる往復動手段が設けられている。
【解決手段】 種芋収納ホッパーと、種芋収納ホッパーの底部に設けれた底部コンベアとを備え、底部コンベアで種芋収納ホッパーの種芋を受けて外側に向けて搬送するようにした種芋供給装置であって、
種芋収納ホッパーの底板はホッパー本体に対して移動自在に支持されると共に、底部コンベアに向けて下降傾斜するように配置され、種芋収納ホッパー内の種芋を滑落すべく前記底板を往復移動させる往復動手段が設けられている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、種芋供給装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
トラックの荷台等に搭載される種芋供給装置には、種芋収納ホッパーと、種芋収納ホッパーの底部に設けられた底部コンベアとを備え、底部コンベアで種芋収納ホッパーの種芋を受けて外側に向けて搬送するようにしたものがあり(例えば特許文献1)、この種の従来の種芋供給装置は、ホッパーの底壁が底部コンベアに向けて下降傾斜するように種芋収納ホッパーを昇降シリンダ等の油圧装置によりダンプさせて、種芋収納ホッパー内の種芋を底部コンベアに供給し、外部コンベアで種芋を外方に搬送するようにしていた(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−253200号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、従来では、種芋収納ホッパーをダンプさせるために、大きな油圧装置や発電機装置が必要になり、種芋供給装置全体が大型化し製造コストも高く付いた。
本発明は前記問題点に鑑みて、小型で簡単な装置を使用して種芋収納ホッパーの種芋を底部コンベアにスムーズに供給でき、装置全体を小型化できると共に製造コストが安上がりになるようにしたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、種芋収納ホッパーと、種芋収納ホッパーの底部に設けれた底部コンベアとを備え、底部コンベアで種芋収納ホッパーの種芋を受けて外側に向けて搬送するようにした種芋供給装置であって、
種芋収納ホッパーの底板はホッパー本体に対して移動自在に支持されると共に、底部コンベアに向けて下降傾斜するように配置され、種芋収納ホッパー内の種芋を滑落すべく前記底板を往復移動させる往復動手段が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、底板の下方に、底部コンベアに向けて下降傾斜した受け台が設けられ、底板に複数の支持ローラが下方突出され、底板は受け台の上面を移動自在となるように複数の支持ローラを介して載置され、前記往復動手段は、底板を受け台の傾斜方向に押し引きするクランク機構と、クランク機構を駆動する駆動装置とを有している点にある。
【0006】
また、本発明の他の技術的手段は、受け台の上面に、前記複数の支持ローラに対応して受け台の傾斜方向とは逆方向に傾斜した傾斜面を有する傾斜凸部が設けられ、前記往復動手段よる底板の往復移動により、複数の支持ローラが受け台の上面から傾斜凸部の傾斜面に乗り上げて底板が上下動するように構成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、底部コンベアから種芋を受けて該種芋を外方に搬送する外部コンベアが設けられ、外部コンベアは、底部コンベアの搬送側端部から外方に突出する搬送姿勢と、底部コンベアの搬送側端部から上方突出する収納姿勢とに揺動自在に支持され、外部コンベアを搬送姿勢と収納姿勢とに移動させる姿勢変更手段が設けられ、 前記外部コンベアの外端側に、外部コンベアにより外方側に送られた種芋を受けて下方に排出させる排出口と、外部コンベアを揺動調整するための取っ手と、底部コンベアの駆動装置をオンオフ操作するための第1スイッチと、外部コンベアの駆動装置をオンオフ操作するための第2スイッチとが設けられている点にある。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、種芋収納ホッパーの底板は底部コンベアに向けて下降傾斜されると共に、ホッパー本体に対して移動自在に支持され、種芋収納ホッパー内の種芋を滑落すべく底板を往復移動させる往復動手段が設けられているので、クランク機構や駆動モータ等の小型の簡単な装置を使用して、種芋収納ホッパーの種芋を底部コンベアにスムーズに供給することができる。しかも、従来のように種芋収納ホッパー全体を大きくダンプさせる必要がなくなり、種芋供給装置全体を小型化できると共に製造コストも安上がりになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の一実施形態を示す種芋供給装置の正面図である。
【図2】同外部コンベアを搬送姿勢にした種芋供給装置の正面図である。
【図3】同種芋供給装置の側面図である。
【図4】同支持ローラが傾斜凸部の傾斜面に載った状態の供給装置の側面図である。
【図5】同支持ローラが受け台の上面に戻った状態の供給装置の側面図である。
【図6】同種芋供給装置の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1〜図6において、種芋供給装置は、種芋収納ホッパー1と、種芋収納ホッパー1の底部に設けられた底部コンベア2と、底部コンベア2から種芋を受けて該種芋を外方に搬送する外部コンベア3とを備える。トラック5の荷台6上に直方体形状の架台7が設置され、架台7に種芋収納ホッパー1と底部コンベア2と外部コンベア3とが支持されている。架台7の下部にフォークリフトの係合爪を挿入して、種芋供給装置をフォークリフトで持ち上げるためのフォークリフト受け8が固設されている。
【0010】
種芋収納ホッパー1は、前壁11と後壁12と左右一対の側壁13と底板14とを有して長方形の箱形に形成されている。底部コンベア2は種芋収納ホッパー1の底部の前端側に左右方向に配置され、底部コンベア2は駆動ローラ2aと複数の受けローラ2bと回転ベルト2cとを有し、駆動装置(駆動モータ)16の回転駆動により駆動ローラ2aを回転駆動して回転ベルト2cを回動させることにより、種芋収納ホッパー1から受けた種芋を左右方向の一端側(外側)に搬送するように構成されている。種芋収納ホッパー1内の底部コンベア2の上方に山形の規制板17が設けられている。
【0011】
種芋収納ホッパー1の底部の前壁11と底部コンベア2との間には、前壁11下端から底部コンベア2に向けて下方傾斜した底傾斜板18が設けられ、種芋収納ホッパー1内の底部コンベア2より前側の種芋を底部コンベア2に向けて滑落させるようになっている。
底板14の下方に、底部コンベア2に向けて下降傾斜した受け台20が設けられ、受け台20は、長さの異なる左右一対の第1支持脚21と左右一対の第2支持脚22と左右一対の第3支持脚23とによりトラック5の荷台6上に支持されている。
底板14は図6に示すように複数本の前後枠25と前後一対の左右枠26とからなる枠部材27に固着され、枠部材27に一対の支持ブラケット29が複数組突設され、各一対の支持ブラケット29間に支持ローラ31が左右方向の横軸廻りに回転自在に支持され、これにより底板14に複数の支持ローラ31が下方突出されている。底板14は受け台20の上面を移動自在となるように複数の支持ローラ31を介して載置され、これにより、底板14は、前壁11と後壁12と左右一対の側壁13とを備えるホッパー本体33に対して移動自在に支持されると共に、底部コンベア2に向けて下降傾斜するように配置されている。
【0012】
底板14を往復移動させる往復動手段35が底板14の下方に設けられ、底板14の往復移動によって種芋収納ホッパー1内の種芋を底部コンベア2に向けて滑落させるように構成されている。往復動手段35は、底板14を受け台20の傾斜方向に押し引きするクランク機構36と、クランク機構36を駆動する駆動装置37とを有している。駆動装置37は駆動モータ又はエンジンにより構成されている。なお、駆動装置37をエンジンにより構成した場合、回転数が高いため減速機が併用される。クランク機構36は、左右方向の回転軸39と左右一対のクランクシャフト40と左右一対のクランクロッド41と左右方向の固定軸42とを有し、左右方向の回転軸39は左右一対の第3支持脚23の上端部に軸受け43を介して軸心廻りに回転自在に支持され、回転軸39の両端部にクランクシャフト40が外嵌固着され、固定軸42は枠部材27の一対の前後枠25間に支持ブラケット45を介して連結固定され、左右一対のクランクロッド41は、左右一対のクランクシャフト40の偏心軸44と固定軸42の両端部とにそれぞれ連結されている。駆動装置37は左右一対の第3支持脚23を連結する連結杆46に取り付けられ、回転軸39に固設したスプロケット47を介して回転軸39を軸心廻りに回転駆動し、回転軸39の回転により、クランクロッド41が底板14を枠部材27と共に前後に押し引きするように構成されている。
【0013】
受け台20の上面に複数の支持ローラ31に対応して受け台20の傾斜方向とは逆方向に傾斜した傾斜面49aを有する傾斜凸部49が設けられ、往復動手段35よる底板14の往復移動により、複数の支持ローラ31が受け台20の上面から傾斜凸部49の傾斜面49aに乗り上げて底板14が上下動するように構成されている。
架台7の前端部右側に左右一対の取付ブラケット50が外側方に突設され、左右一対の取付ブラケット50に外部コンベア3の基部が前後方向の支持軸51廻りに揺動自在に支持され、これにより、外部コンベア3は、底部コンベア2の搬送側端部から外方に突出する搬送姿勢Xと、底部コンベア2の搬送側端部から上方突出する収納姿勢Yとに揺動自在に支持されている。
【0014】
外部コンベア3を搬送姿勢Xと収納姿勢Yとに移動させる姿勢変更手段54が外部コンベア3と種芋収納ホッパー1との間に設けられている。姿勢変更手段54は、ウィンチ55と滑車56とワイヤ57とを有し、滑車56は外部コンベア3の先端部に前後方向の支軸廻りに回動自在に支持され、ウィンチ55は外部コンベア3の中途部に設けられ、ワイヤ57の一端は種芋収納ホッパー1の右側の前端部上端に連結されて滑車56に巻回され、ワイヤ57の他端側はウィンチ55に巻回されており、ウィンチ55の操作ハンドル58を手動で回動操作することにより、外部コンベア3を搬送姿勢Xと収納姿勢Yとに姿勢変更できるようになっている。
【0015】
外部コンベア3は駆動ローラ3aと複数の受けローラ3bと回転ベルト3cとを有し、駆動装置(駆動モータ)60の回転駆動により駆動ローラ3aを回転駆動して回転ベルト3cを回動させることにより、底部コンベア2から種芋を受けて該種芋を外方に搬送するように構成されている。
前記外部コンベア3の外端側に、外部コンベア3により外方側に送られた種芋を受けて下方に排出させる排出口61と、外部コンベア3を支持軸51廻りに揺動調整するための取っ手62と、底部コンベア2の駆動モータ16をオンオフ操作するための第1スイッチ63と、外部コンベア3の駆動モータ60をオンオフ操作するための第2スイッチ64と、往復動手段35の駆動装置37をオンオフ操作するための第3スイッチ65とが設けられている。前記駆動モータ16、駆動モータ60及び駆動装置37の動力源としてトラックのバッテリー等が使用される。
【0016】
前記実施形態によれば、図3又は図4に2点鎖線の斜線で示す如く種芋収納ホッパー1内に種芋が収納される。この種芋収納ホッパー1内の種芋を図2に示す播種機ホッパー66に供給する場合、ウィンチ55を操作して図2に示す如く外部コンベア3を搬送姿勢Xにした後、駆動装置16,60を駆動させればよく、駆動装置16,60の駆動により、回転軸39が回転してクランクロッド41が固定軸42を前後方向に押し引きし、図3及び図4に示すように複数の支持ローラ31が受け台20の上面から傾斜凸部49の傾斜面49aに乗り上げ、図5に示すように傾斜凸部49の傾斜面49aから受け台20の上面に戻る往復動作を繰り返す。従って、底板14が往復移動することにより種芋収納ホッパー1内の種芋の底部コンベア2に向けての滑落が促進される。また、底板14が底板14の傾斜方向と該傾斜方向とは異なる方向(逆方向)とに連続して往復移動し、底板14の往復移動の方向が受け台20の傾斜方向と傾斜凸部49の傾斜面49aの傾斜方向との2種類あることによって種芋の滑落がより促進される。さらに、往復移動が受け台20の傾斜面49aから傾斜凸部49の傾斜面49aに切り換わるとき又は傾斜凸部49の傾斜面49aから受け台20の傾斜面49aに切り換わるときに、底板14に衝撃が加わることによっても種芋の滑落がより促進される。
【0017】
而して、種芋収納ホッパー1内の種芋が底部コンベア2にスムーズに供給される。また、駆動装置16,60の駆動により、種芋収納ホッパー1内の種芋を受けた底部コンベア2によって種芋が左右方向の一端側(外側)に搬送され、底部コンベア2からの種芋が外部コンベア3によって外方に搬送され、種芋が排出口61から下方に排出されて播種機ホッパー66に供給される。
そして、種芋収納ホッパー1の底板14は底部コンベア2に向けて下降傾斜されると共に、ホッパー本体33に対して移動自在に支持され、種芋収納ホッパー1内の種芋を滑落すべく底板14を往復移動させる往復動手段35が設けられているので、クランク機構36や駆動モータ37等の小型の簡単な装置を使用して、種芋収納ホッパー1の種芋を底部コンベア2にスムーズに供給することができ、種芋供給装置全体を小型化できると共に製造コストも安上がりになる。しかも、従来のように種芋収納ホッパー1をダンプさせることなく、底板14を略一定の傾斜に保って往復移動させるので、種芋収納ホッパー1の種芋が一度に多量に底部コンベア2に供給されるようなことも少なくなり、種芋収納ホッパー1内の種芋を徐々にかつスムーズに播種機ホッパー66等に供給することができるようになる。
【0018】
また、底板14の下方に、底部コンベア2に向けて下降傾斜した受け台20が設けられ、底板14に複数の支持ローラ31が下方突出され、底板14は受け台20の上面を移動自在となるように複数の支持ローラ31を介して載置され、前記往復動手段35は、底板14を受け台20の傾斜方向に押し引きするクランク機構36と、クランク機構36を駆動する駆動装置(駆動モータ)とを有しているので、受け台20の傾斜をうまく利用して、クランク機構36及びこれを駆動する駆動モータによって、底板14の傾斜方向にスムーズに往復移動させることができる。
【0019】
なお、前記実施の形態では、底板14が底板14の傾斜方向と該傾斜方向とは異なる方向(逆方向)とに連続して往復移動するようにしているが、これに代え、底板14を該底板14の傾斜方向にのみ往復移動させるようにしてもよいし、また、底板14を底板14の傾斜方向ではなく上下、左右又は前後方向その他の方向に往復移動させるようにしてもよい。さらに、例えば、受け台20に複数の凸部を設けておき底板14を往復移動させる際に複数の凸部を乗り越えさせて底板14に振動を与えるようにしてもよい。また、受け台20を省略して、複数の支持脚等で底板14を移動自在に支持するようにしてもよい。
【0020】
また、前記実施の形態では、底板14を往復移動させる往復動手段35は、底板14を受け台20の傾斜方向に押し引きするクランク機構36と、クランク機構36を駆動する駆動装置37とを有しているが、往復動手段35はこのような構成に限定されず、例えばカムやおもりを使用した振動機構その他のより構成するようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0021】
ポテトプランター等への種芋供給作業に利用できる。
【符号の説明】
【0022】
1 種芋収納ホッパー
2 底部コンベア
3 外部コンベア
14 底板
16 駆動装置
20 受け台
31 支持ローラ
35 往復動手段
36 クランク機構
37 駆動装置
49 傾斜凸部
49a 傾斜面
54 姿勢変更手段
60 駆動装置
63 第1スイッチ
64 第2スイッチ
【技術分野】
【0001】
本発明は、種芋供給装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
トラックの荷台等に搭載される種芋供給装置には、種芋収納ホッパーと、種芋収納ホッパーの底部に設けられた底部コンベアとを備え、底部コンベアで種芋収納ホッパーの種芋を受けて外側に向けて搬送するようにしたものがあり(例えば特許文献1)、この種の従来の種芋供給装置は、ホッパーの底壁が底部コンベアに向けて下降傾斜するように種芋収納ホッパーを昇降シリンダ等の油圧装置によりダンプさせて、種芋収納ホッパー内の種芋を底部コンベアに供給し、外部コンベアで種芋を外方に搬送するようにしていた(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−253200号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、従来では、種芋収納ホッパーをダンプさせるために、大きな油圧装置や発電機装置が必要になり、種芋供給装置全体が大型化し製造コストも高く付いた。
本発明は前記問題点に鑑みて、小型で簡単な装置を使用して種芋収納ホッパーの種芋を底部コンベアにスムーズに供給でき、装置全体を小型化できると共に製造コストが安上がりになるようにしたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、種芋収納ホッパーと、種芋収納ホッパーの底部に設けれた底部コンベアとを備え、底部コンベアで種芋収納ホッパーの種芋を受けて外側に向けて搬送するようにした種芋供給装置であって、
種芋収納ホッパーの底板はホッパー本体に対して移動自在に支持されると共に、底部コンベアに向けて下降傾斜するように配置され、種芋収納ホッパー内の種芋を滑落すべく前記底板を往復移動させる往復動手段が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、底板の下方に、底部コンベアに向けて下降傾斜した受け台が設けられ、底板に複数の支持ローラが下方突出され、底板は受け台の上面を移動自在となるように複数の支持ローラを介して載置され、前記往復動手段は、底板を受け台の傾斜方向に押し引きするクランク機構と、クランク機構を駆動する駆動装置とを有している点にある。
【0006】
また、本発明の他の技術的手段は、受け台の上面に、前記複数の支持ローラに対応して受け台の傾斜方向とは逆方向に傾斜した傾斜面を有する傾斜凸部が設けられ、前記往復動手段よる底板の往復移動により、複数の支持ローラが受け台の上面から傾斜凸部の傾斜面に乗り上げて底板が上下動するように構成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、底部コンベアから種芋を受けて該種芋を外方に搬送する外部コンベアが設けられ、外部コンベアは、底部コンベアの搬送側端部から外方に突出する搬送姿勢と、底部コンベアの搬送側端部から上方突出する収納姿勢とに揺動自在に支持され、外部コンベアを搬送姿勢と収納姿勢とに移動させる姿勢変更手段が設けられ、 前記外部コンベアの外端側に、外部コンベアにより外方側に送られた種芋を受けて下方に排出させる排出口と、外部コンベアを揺動調整するための取っ手と、底部コンベアの駆動装置をオンオフ操作するための第1スイッチと、外部コンベアの駆動装置をオンオフ操作するための第2スイッチとが設けられている点にある。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、種芋収納ホッパーの底板は底部コンベアに向けて下降傾斜されると共に、ホッパー本体に対して移動自在に支持され、種芋収納ホッパー内の種芋を滑落すべく底板を往復移動させる往復動手段が設けられているので、クランク機構や駆動モータ等の小型の簡単な装置を使用して、種芋収納ホッパーの種芋を底部コンベアにスムーズに供給することができる。しかも、従来のように種芋収納ホッパー全体を大きくダンプさせる必要がなくなり、種芋供給装置全体を小型化できると共に製造コストも安上がりになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の一実施形態を示す種芋供給装置の正面図である。
【図2】同外部コンベアを搬送姿勢にした種芋供給装置の正面図である。
【図3】同種芋供給装置の側面図である。
【図4】同支持ローラが傾斜凸部の傾斜面に載った状態の供給装置の側面図である。
【図5】同支持ローラが受け台の上面に戻った状態の供給装置の側面図である。
【図6】同種芋供給装置の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1〜図6において、種芋供給装置は、種芋収納ホッパー1と、種芋収納ホッパー1の底部に設けられた底部コンベア2と、底部コンベア2から種芋を受けて該種芋を外方に搬送する外部コンベア3とを備える。トラック5の荷台6上に直方体形状の架台7が設置され、架台7に種芋収納ホッパー1と底部コンベア2と外部コンベア3とが支持されている。架台7の下部にフォークリフトの係合爪を挿入して、種芋供給装置をフォークリフトで持ち上げるためのフォークリフト受け8が固設されている。
【0010】
種芋収納ホッパー1は、前壁11と後壁12と左右一対の側壁13と底板14とを有して長方形の箱形に形成されている。底部コンベア2は種芋収納ホッパー1の底部の前端側に左右方向に配置され、底部コンベア2は駆動ローラ2aと複数の受けローラ2bと回転ベルト2cとを有し、駆動装置(駆動モータ)16の回転駆動により駆動ローラ2aを回転駆動して回転ベルト2cを回動させることにより、種芋収納ホッパー1から受けた種芋を左右方向の一端側(外側)に搬送するように構成されている。種芋収納ホッパー1内の底部コンベア2の上方に山形の規制板17が設けられている。
【0011】
種芋収納ホッパー1の底部の前壁11と底部コンベア2との間には、前壁11下端から底部コンベア2に向けて下方傾斜した底傾斜板18が設けられ、種芋収納ホッパー1内の底部コンベア2より前側の種芋を底部コンベア2に向けて滑落させるようになっている。
底板14の下方に、底部コンベア2に向けて下降傾斜した受け台20が設けられ、受け台20は、長さの異なる左右一対の第1支持脚21と左右一対の第2支持脚22と左右一対の第3支持脚23とによりトラック5の荷台6上に支持されている。
底板14は図6に示すように複数本の前後枠25と前後一対の左右枠26とからなる枠部材27に固着され、枠部材27に一対の支持ブラケット29が複数組突設され、各一対の支持ブラケット29間に支持ローラ31が左右方向の横軸廻りに回転自在に支持され、これにより底板14に複数の支持ローラ31が下方突出されている。底板14は受け台20の上面を移動自在となるように複数の支持ローラ31を介して載置され、これにより、底板14は、前壁11と後壁12と左右一対の側壁13とを備えるホッパー本体33に対して移動自在に支持されると共に、底部コンベア2に向けて下降傾斜するように配置されている。
【0012】
底板14を往復移動させる往復動手段35が底板14の下方に設けられ、底板14の往復移動によって種芋収納ホッパー1内の種芋を底部コンベア2に向けて滑落させるように構成されている。往復動手段35は、底板14を受け台20の傾斜方向に押し引きするクランク機構36と、クランク機構36を駆動する駆動装置37とを有している。駆動装置37は駆動モータ又はエンジンにより構成されている。なお、駆動装置37をエンジンにより構成した場合、回転数が高いため減速機が併用される。クランク機構36は、左右方向の回転軸39と左右一対のクランクシャフト40と左右一対のクランクロッド41と左右方向の固定軸42とを有し、左右方向の回転軸39は左右一対の第3支持脚23の上端部に軸受け43を介して軸心廻りに回転自在に支持され、回転軸39の両端部にクランクシャフト40が外嵌固着され、固定軸42は枠部材27の一対の前後枠25間に支持ブラケット45を介して連結固定され、左右一対のクランクロッド41は、左右一対のクランクシャフト40の偏心軸44と固定軸42の両端部とにそれぞれ連結されている。駆動装置37は左右一対の第3支持脚23を連結する連結杆46に取り付けられ、回転軸39に固設したスプロケット47を介して回転軸39を軸心廻りに回転駆動し、回転軸39の回転により、クランクロッド41が底板14を枠部材27と共に前後に押し引きするように構成されている。
【0013】
受け台20の上面に複数の支持ローラ31に対応して受け台20の傾斜方向とは逆方向に傾斜した傾斜面49aを有する傾斜凸部49が設けられ、往復動手段35よる底板14の往復移動により、複数の支持ローラ31が受け台20の上面から傾斜凸部49の傾斜面49aに乗り上げて底板14が上下動するように構成されている。
架台7の前端部右側に左右一対の取付ブラケット50が外側方に突設され、左右一対の取付ブラケット50に外部コンベア3の基部が前後方向の支持軸51廻りに揺動自在に支持され、これにより、外部コンベア3は、底部コンベア2の搬送側端部から外方に突出する搬送姿勢Xと、底部コンベア2の搬送側端部から上方突出する収納姿勢Yとに揺動自在に支持されている。
【0014】
外部コンベア3を搬送姿勢Xと収納姿勢Yとに移動させる姿勢変更手段54が外部コンベア3と種芋収納ホッパー1との間に設けられている。姿勢変更手段54は、ウィンチ55と滑車56とワイヤ57とを有し、滑車56は外部コンベア3の先端部に前後方向の支軸廻りに回動自在に支持され、ウィンチ55は外部コンベア3の中途部に設けられ、ワイヤ57の一端は種芋収納ホッパー1の右側の前端部上端に連結されて滑車56に巻回され、ワイヤ57の他端側はウィンチ55に巻回されており、ウィンチ55の操作ハンドル58を手動で回動操作することにより、外部コンベア3を搬送姿勢Xと収納姿勢Yとに姿勢変更できるようになっている。
【0015】
外部コンベア3は駆動ローラ3aと複数の受けローラ3bと回転ベルト3cとを有し、駆動装置(駆動モータ)60の回転駆動により駆動ローラ3aを回転駆動して回転ベルト3cを回動させることにより、底部コンベア2から種芋を受けて該種芋を外方に搬送するように構成されている。
前記外部コンベア3の外端側に、外部コンベア3により外方側に送られた種芋を受けて下方に排出させる排出口61と、外部コンベア3を支持軸51廻りに揺動調整するための取っ手62と、底部コンベア2の駆動モータ16をオンオフ操作するための第1スイッチ63と、外部コンベア3の駆動モータ60をオンオフ操作するための第2スイッチ64と、往復動手段35の駆動装置37をオンオフ操作するための第3スイッチ65とが設けられている。前記駆動モータ16、駆動モータ60及び駆動装置37の動力源としてトラックのバッテリー等が使用される。
【0016】
前記実施形態によれば、図3又は図4に2点鎖線の斜線で示す如く種芋収納ホッパー1内に種芋が収納される。この種芋収納ホッパー1内の種芋を図2に示す播種機ホッパー66に供給する場合、ウィンチ55を操作して図2に示す如く外部コンベア3を搬送姿勢Xにした後、駆動装置16,60を駆動させればよく、駆動装置16,60の駆動により、回転軸39が回転してクランクロッド41が固定軸42を前後方向に押し引きし、図3及び図4に示すように複数の支持ローラ31が受け台20の上面から傾斜凸部49の傾斜面49aに乗り上げ、図5に示すように傾斜凸部49の傾斜面49aから受け台20の上面に戻る往復動作を繰り返す。従って、底板14が往復移動することにより種芋収納ホッパー1内の種芋の底部コンベア2に向けての滑落が促進される。また、底板14が底板14の傾斜方向と該傾斜方向とは異なる方向(逆方向)とに連続して往復移動し、底板14の往復移動の方向が受け台20の傾斜方向と傾斜凸部49の傾斜面49aの傾斜方向との2種類あることによって種芋の滑落がより促進される。さらに、往復移動が受け台20の傾斜面49aから傾斜凸部49の傾斜面49aに切り換わるとき又は傾斜凸部49の傾斜面49aから受け台20の傾斜面49aに切り換わるときに、底板14に衝撃が加わることによっても種芋の滑落がより促進される。
【0017】
而して、種芋収納ホッパー1内の種芋が底部コンベア2にスムーズに供給される。また、駆動装置16,60の駆動により、種芋収納ホッパー1内の種芋を受けた底部コンベア2によって種芋が左右方向の一端側(外側)に搬送され、底部コンベア2からの種芋が外部コンベア3によって外方に搬送され、種芋が排出口61から下方に排出されて播種機ホッパー66に供給される。
そして、種芋収納ホッパー1の底板14は底部コンベア2に向けて下降傾斜されると共に、ホッパー本体33に対して移動自在に支持され、種芋収納ホッパー1内の種芋を滑落すべく底板14を往復移動させる往復動手段35が設けられているので、クランク機構36や駆動モータ37等の小型の簡単な装置を使用して、種芋収納ホッパー1の種芋を底部コンベア2にスムーズに供給することができ、種芋供給装置全体を小型化できると共に製造コストも安上がりになる。しかも、従来のように種芋収納ホッパー1をダンプさせることなく、底板14を略一定の傾斜に保って往復移動させるので、種芋収納ホッパー1の種芋が一度に多量に底部コンベア2に供給されるようなことも少なくなり、種芋収納ホッパー1内の種芋を徐々にかつスムーズに播種機ホッパー66等に供給することができるようになる。
【0018】
また、底板14の下方に、底部コンベア2に向けて下降傾斜した受け台20が設けられ、底板14に複数の支持ローラ31が下方突出され、底板14は受け台20の上面を移動自在となるように複数の支持ローラ31を介して載置され、前記往復動手段35は、底板14を受け台20の傾斜方向に押し引きするクランク機構36と、クランク機構36を駆動する駆動装置(駆動モータ)とを有しているので、受け台20の傾斜をうまく利用して、クランク機構36及びこれを駆動する駆動モータによって、底板14の傾斜方向にスムーズに往復移動させることができる。
【0019】
なお、前記実施の形態では、底板14が底板14の傾斜方向と該傾斜方向とは異なる方向(逆方向)とに連続して往復移動するようにしているが、これに代え、底板14を該底板14の傾斜方向にのみ往復移動させるようにしてもよいし、また、底板14を底板14の傾斜方向ではなく上下、左右又は前後方向その他の方向に往復移動させるようにしてもよい。さらに、例えば、受け台20に複数の凸部を設けておき底板14を往復移動させる際に複数の凸部を乗り越えさせて底板14に振動を与えるようにしてもよい。また、受け台20を省略して、複数の支持脚等で底板14を移動自在に支持するようにしてもよい。
【0020】
また、前記実施の形態では、底板14を往復移動させる往復動手段35は、底板14を受け台20の傾斜方向に押し引きするクランク機構36と、クランク機構36を駆動する駆動装置37とを有しているが、往復動手段35はこのような構成に限定されず、例えばカムやおもりを使用した振動機構その他のより構成するようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0021】
ポテトプランター等への種芋供給作業に利用できる。
【符号の説明】
【0022】
1 種芋収納ホッパー
2 底部コンベア
3 外部コンベア
14 底板
16 駆動装置
20 受け台
31 支持ローラ
35 往復動手段
36 クランク機構
37 駆動装置
49 傾斜凸部
49a 傾斜面
54 姿勢変更手段
60 駆動装置
63 第1スイッチ
64 第2スイッチ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
種芋収納ホッパー(1)と、種芋収納ホッパー(1)の底部に設けれた底部コンベア(2)とを備え、底部コンベア(2)で種芋収納ホッパー(1)の種芋を受けて外側に向けて搬送するようにした種芋供給装置であって、
種芋収納ホッパー(1)の底板(14)はホッパー本体(33)に対して移動自在に支持されると共に、底部コンベア(2)に向けて下降傾斜するように配置され、種芋収納ホッパー(1)内の種芋を滑落すべく前記底板(14)を往復移動させる往復動手段(35)が設けられていることを特徴とする種芋供給装置。
【請求項2】
底板(14)の下方に、底部コンベア(2)に向けて下降傾斜した受け台(20)が設けられ、底板(14)に複数の支持ローラ(31)が下方突出され、底板(14)は受け台(20)の上面を移動自在となるように複数の支持ローラ(31)を介して載置され、前記往復動手段(35)は、底板(14)を受け台(20)の傾斜方向に押し引きするクランク機構(36)と、クランク機構(36)を駆動する駆動装置(37)とを有していることを特徴とする請求項1に記載の種芋供給装置。
【請求項3】
受け台(20)の上面に、前記複数の支持ローラ(31)に対応して受け台(20)の傾斜方向とは逆方向に傾斜した傾斜面(49a)を有する傾斜凸部(49)が設けられ、前記往復動手段(35)よる底板(14)の往復移動により、複数の支持ローラ(31)が受け台(20)の上面から傾斜凸部(49)の傾斜面(49a)に乗り上げて底板(14)が上下動するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の種芋供給装置。
【請求項4】
底部コンベア(2)から種芋を受けて該種芋を外方に搬送する外部コンベア(3)が設けられ、外部コンベア(3)は、底部コンベア(2)の搬送側端部から外方に突出する搬送姿勢(X)と、底部コンベア(2)の搬送側端部から上方突出する収納姿勢(Y)とに揺動自在に支持され、外部コンベア(3)を搬送姿勢(X)と収納姿勢(Y)とに移動させる姿勢変更手段(54)が設けられ、前記外部コンベア(3)の外端側に、外部コンベア(3)により外方側に送られた種芋を受けて下方に排出させる排出口(61)と、外部コンベア(3)を揺動調整するための取っ手(62)と、底部コンベア(2)の駆動装置(16)をオンオフ操作するための第1スイッチ(63)と、外部コンベア(3)の駆動装置(60)をオンオフ操作するための第2スイッチ(64)とが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の種芋供給装置。
【請求項1】
種芋収納ホッパー(1)と、種芋収納ホッパー(1)の底部に設けれた底部コンベア(2)とを備え、底部コンベア(2)で種芋収納ホッパー(1)の種芋を受けて外側に向けて搬送するようにした種芋供給装置であって、
種芋収納ホッパー(1)の底板(14)はホッパー本体(33)に対して移動自在に支持されると共に、底部コンベア(2)に向けて下降傾斜するように配置され、種芋収納ホッパー(1)内の種芋を滑落すべく前記底板(14)を往復移動させる往復動手段(35)が設けられていることを特徴とする種芋供給装置。
【請求項2】
底板(14)の下方に、底部コンベア(2)に向けて下降傾斜した受け台(20)が設けられ、底板(14)に複数の支持ローラ(31)が下方突出され、底板(14)は受け台(20)の上面を移動自在となるように複数の支持ローラ(31)を介して載置され、前記往復動手段(35)は、底板(14)を受け台(20)の傾斜方向に押し引きするクランク機構(36)と、クランク機構(36)を駆動する駆動装置(37)とを有していることを特徴とする請求項1に記載の種芋供給装置。
【請求項3】
受け台(20)の上面に、前記複数の支持ローラ(31)に対応して受け台(20)の傾斜方向とは逆方向に傾斜した傾斜面(49a)を有する傾斜凸部(49)が設けられ、前記往復動手段(35)よる底板(14)の往復移動により、複数の支持ローラ(31)が受け台(20)の上面から傾斜凸部(49)の傾斜面(49a)に乗り上げて底板(14)が上下動するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の種芋供給装置。
【請求項4】
底部コンベア(2)から種芋を受けて該種芋を外方に搬送する外部コンベア(3)が設けられ、外部コンベア(3)は、底部コンベア(2)の搬送側端部から外方に突出する搬送姿勢(X)と、底部コンベア(2)の搬送側端部から上方突出する収納姿勢(Y)とに揺動自在に支持され、外部コンベア(3)を搬送姿勢(X)と収納姿勢(Y)とに移動させる姿勢変更手段(54)が設けられ、前記外部コンベア(3)の外端側に、外部コンベア(3)により外方側に送られた種芋を受けて下方に排出させる排出口(61)と、外部コンベア(3)を揺動調整するための取っ手(62)と、底部コンベア(2)の駆動装置(16)をオンオフ操作するための第1スイッチ(63)と、外部コンベア(3)の駆動装置(60)をオンオフ操作するための第2スイッチ(64)とが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の種芋供給装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【公開番号】特開2010−259368(P2010−259368A)
【公開日】平成22年11月18日(2010.11.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−112724(P2009−112724)
【出願日】平成21年5月7日(2009.5.7)
【出願人】(591070990)本田農機工業株式会社 (7)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年11月18日(2010.11.18)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年5月7日(2009.5.7)
【出願人】(591070990)本田農機工業株式会社 (7)
【Fターム(参考)】
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