説明

窓ガラス用穴開け具

【課題】窓ガラスに穴を瞬間的に開けることが可能な窓ガラス用穴開け具を提供する。
【解決手段】棒状のハンドルバー2と、前記ハンドルバー2の先端部に設けられた筒体3と、前記筒体3の長手方向の一端部3aに突設された突子4とを備える。前記筒体3の前記一端部3aは、先端に向かうにしたがって厚みが漸次薄くなる刃を構成している。また、この一端部3aは、前記突子4から離間するにしたがって次第に筒体3の他端部3c側に位置するように傾斜して形成されている。前記突子4は、先端が尖るように形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、窓ガラスに穴を開けるために用いる窓ガラス用穴開け具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、たとえば催涙弾を室内に外から投入するためには、窓ガラスを割って穴を開け、この穴から室内に投げ込んで行われている。窓ガラスに穴を開けるためには、ハンマーなどで窓ガラスを叩いて割り、必要な広さの穴が形成されるようにガラス片を除去することが必要である。
【0003】
窓ガラスを割るための道具としては、たとえば特許文献1に記載されているものがある。この特許文献1に示すガラス割り具は、車両の窓ガラスを車室内から割るためのもので、乗員が把持するハンドルと、このハンドルの先端部に設けられたハンマーと、前記ハンドルを覆う保護部材とを備えている。ハンドルは、乗員が把持できる大きさであって、車内で容易に扱うことができる長さに形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−36267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述したようにハンマーで窓ガラスを叩いて割る場合は、一度で所望の大きさの穴を開けることはできない。このような場合は、穴開けに要する時間が長くなってしまう。このような不具合は、特許文献1に示すガラス割り具においても同様に生じる。
【0006】
近年の窓ガラスは、強化フィルム、ポリカーボネート、アクリルなどを複合して形成されたものが多く、ハンマーや前記ガラス割り具で叩いてひび割れが発生したとしても、穴を開けるためにはさらに時間がかかるものである。このため、緊急を要する際に一撃にて窓ガラスに穴を開けることが可能な穴開け具が要請されている。
【0007】
本発明はこのような要請に応えるためになされたもので、窓ガラスに穴を瞬間的にかつ確実に開けることが可能な窓ガラス用穴開け具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的を達成するために、本発明に係る窓ガラス用穴開け具は、棒状のハンドルバーと、前記ハンドルバーの先端部に中心線がこのハンドルバーの長手方向とは交差するように設けられた筒体と、前記筒体の長手方向の一端部に前記長手方向を指向するように突設された突子とを備え、前記筒体の前記一端部は、先端に向かうにしたがって厚みが漸次薄くなる刃を構成しているとともに、前記突子から離間するにしたがって次第に筒体の他端部側に位置するように傾斜して形成され、前記突子は、先端が尖るように形成されているものである。
【0009】
本発明は、上記発明において、前記筒体は、前記突子が前記ハンドルバーの基端部から最も離間する位置に配置されるように前記ハンドルバーに取付けられているものである。
本発明は、上記発明において、前記筒体は、前記ハンドルバーに着脱可能に取付けられているものである。
【0010】
本発明は、上記発明において、前記筒体と前記突子との結合部は、前記突子の基部を筒体の長手方向に延びる壁面に重ね、これら両者を固着した結合構造が採られ、前記突子には、前記筒体の先端面と対向する当接面が形成されているものである。
本発明は、上記発明において、前記筒体は円筒によって形成されているものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る窓ガラス用穴開け具は、使用者が一方の手で前記ハンドルバーの基端部を把持し、他方の手でハンドルバーの中間部を把持した状態で使用する。この窓ガラス用穴開け具を用いて窓ガラスに穴を開けるためには、上述したように使用者がハンドルバーを把持した状態で、筒体が窓ガラスに向かって進むようにハンドルバーを振り、突子を窓ガラスに強く打ち付けることによって行う。
【0012】
前記突子は、窓ガラスに打ち付けられると、窓ガラスを貫通する。このとき、窓ガラスには貫通孔(図示せず)が穿設される。そして、このように突子が窓ガラスを貫通した直後に筒体の前記先端部分が前記貫通孔に打ち込まれることになり、窓ガラスが前記貫通孔を起点として筒体に沿って裂けるように割れる。筒体の前記一端部は、突子から傾斜して延びるように形成されているから、筒体が進むことによって、窓ガラスの亀裂が筒体に沿って延びる。このため、窓ガラスは、筒体が押し込まれることによって、筒体と略同形状にくり抜かれる。しかる後、筒体を窓ガラスから引き出すと、窓ガラスに穴が開けられる。
【0013】
このため、ハンドルバーを振って突子と筒体とを窓ガラスに打ち込むことによって、窓ガラスに穴を開けることができる。したがって、本発明によれば、簡単な動作で瞬間的に穴を開けることが可能な窓ガラス用穴開け具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明に係る窓ガラス用穴開け具の正面図である。
【図2】本発明に係る窓ガラス用穴開け具の側面図である。
【図3】ハンドルバーと筒体との結合部を拡大して示す断面図である。
【図4】突子を拡大して示す平面図である。
【図5】図4におけるV−V線断面図である。
【図6】突子の他の例を示す正面図である。
【図7】図6におけるVII−VII線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る窓ガラス用穴開け具の一実施の形態を図1〜図5によって詳細に説明する。
図1および図2に示す窓ガラス用穴開け具1は、棒状のハンドルバー2と、このハンドルバー2の先端部2aに設けられた筒体3と、この筒体3の長手方向の一端部に設けられた突子4とを備えている。
この窓ガラス用穴開け具1が穴開けの対象とする「窓ガラス」とは、フロートガラス、合せガラス、強化ガラスや、これらのガラスに強化フィルムを貼着した物、またはポリカーボネートやアクリルなどの有機ガラス類およびこれらを複合した物をいう。
【0016】
前記ハンドルバー2は、金属製のパイプによって形成されている。この実施の形態によるハンドルバー2の前記先端部2aと基端部2b(図1および図2においては下端部)とは、断面円形に形成され、これらの先端部2aと基端部2bとの間の中間部2cは断面楕円形に形成されている。なお、前記中間部2cの断面形状は長円形であってもよい。
ハンドルバー2の前記先端部2aは、後述する筒体3の筒状ハンドルホルダー5(図3参照)に挿通され、固定用蝶ねじ6によって固定されている。
【0017】
ハンドルバー2の前記基端部2bには、使用者(図示せず)が把持するためのグリップ7が設けられている。
ハンドルバー2は、長さを変えて複数種類用意され、これらの複数のハンドルバー2の中から一つを選択して使用される。
【0018】
前記筒体3は、金属材料からなる円筒を所定の形状に加工することによって形成されている。詳述すると、この筒体3の長手方向の一端部3a(図2においては左側の端部)は、図2に示すように、筒体3の中心線C1に対して所定の角度で傾斜するように形成されている。前記突子4は、詳細は後述するが、この筒体3の長手方向に最も突出する先端部分3bに取付けられている。すなわち、筒体3の前記一端部3aは、前記突子4から離間するにしたがって次第に筒体3の他端部3c側に位置するように傾斜して形成されている。
【0019】
筒体3は、前記先端部分3bが前記ハンドルバー2の基端部2bから最も離間するように、ハンドルバー2に取付けられている。
筒体3の前記一端部3aの厚みは、図5に示すように、この一端部3aの先端に向かうにしたがって漸次薄くなるように形成されている。すなわち、この筒体3の前記一端部3aは刃11を構成している。この刃11は、筒体3の周方向の全域にわたって一連に延びるように形成されている。
【0020】
筒体3と前記ハンドルバー2とを結合する前記ハンドルホルダー5は、金属材料からなるパイプによって形成されている。このハンドルホルダー5の内径は、前記ハンドルバー2の先端部2aの外径より僅かに大きくなるように形成されている。
このハンドルホルダー5は、図3に示すように、筒体3の長手方向の中間部3dにここを貫通する状態で溶接されている。ハンドルホルダー5の取付位置は、筒体3の中心線C1と、ハンドルホルダー5の中心線C2とが直交するように設定されている。
【0021】
ハンドルホルダー5に前記ハンドルバー2を固定するための蝶ねじ6は、ハンドルホルダー5における筒体3の他端部3c側に配置されている。このため、使用者は、筒体3の他端部3cの開口に手を挿入するようにして蝶ねじ6を操作することができる。
前記突子4は、金属材料によって棒状に形成されており、図4および図5に示すように、筒体3の前記先端部分3bに重ねた状態で固定用ねじ12によって固定されている。
【0022】
この実施の形態による突子4は、断面円形の柱状体を所定の形状に加工することによって形成されている。突子4の先端部には、先端4aが尖るように、傾斜面13が形成されている。
突子4における前記先端部とは反対側となる基部4bには、突子4の径方向の一部が除去されたような形状に切欠き14が形成されている。この切欠き14は、図5に示すように、突子4の長手方向に延びる取付面14aと、この取付面14aの一端(突子4の先端側に位置する一端)から突子4の長手方向とは直交する方向に延びる当接面14bとによって形成されている。この実施の形態による切欠き14は、突子4の前記傾斜面13とは反対側に位置するように位置付けられている。すなわち、突子4の先端4aと切欠き14とは、突子4の長手方向から見て重なるように位置付けられている。
【0023】
この突子4は、前記切欠き14の取付面14aを前記先端部分3bの外壁面(筒体3の長手方向に延びる壁面)に重ねるとともに、前記当接面14bを筒体3の先端に接触させた状態で固定用ねじ12によって筒体3に固定されている。この実施の形態においては、前記当接面14bによって、請求項4記載の発明でいう「当接部」が構成されている。
このように突子4が筒体3に取付けられることによって、突子4は、前記筒体3の長手方向の一端部3aに前記長手方向を指向するように突設されることになる。また、この突子4の先端4aは、図5に示すように、筒体3の先端部分3bを筒体3の長手方向に延長した位置に位置付けられる。
【0024】
このように構成された窓ガラス用穴開け具1は、使用者が一方の手で前記ハンドルバー2の基端部2bを把持し、他方の手でハンドルバー2の中間部2cを把持した状態で使用する。この窓ガラス用穴開け具1を用いて窓ガラス(図示せず)に穴を開けるためには、上述したように使用者がハンドルバー2を把持した状態で、筒体3が窓ガラスに向かって進むようにハンドルバー2を振り、突子4を窓ガラスに強く打ち付けることによって行う。
【0025】
突子4は、窓ガラスに打ち付けられると、窓ガラスを貫通する。このとき、窓ガラスには貫通孔(図示せず)が穿設される。そして、このように突子4が窓ガラスを貫通した直後に筒体3の前記先端部分3bが前記貫通孔に打ち込まれることになり、窓ガラスが前記貫通孔を起点として筒体3に沿って裂けるように割れる。筒体3の前記一端部3aは、突子4から傾斜して延びるように形成されているから、筒体3が進むことによって、窓ガラスの亀裂が筒体3に沿って延びる。このため、窓ガラスは、筒体3が押し込まれることによって、筒体3と略同形状にくり抜かれる。しかる後、筒体3を窓ガラスから引き出すことによって、窓ガラスに穴が開けられる。
【0026】
このため、ハンドルバー2を振って突子4と筒体3とを窓ガラスに打ち込むことによって、窓ガラスに穴を開けることができる。したがって、この実施の形態によれば、簡単な動作で瞬間的に穴を開けることが可能な窓ガラス用穴開け具を提供することができる。発明者が行った実験によれば、この窓ガラス用穴開け具1を用いることによって、いわゆる網入りガラスや、フィルムが貼付けられたガラスであっても穴を開けることができた。
【0027】
この実施の形態による窓ガラス用穴開け具1において、前記筒体3は、前記突子4が前記ハンドルバー2の基端部2bから最も離間する位置に配置されるように前記ハンドルバー2に取付けられている。このため、ハンドルバー2を振ったときに速度が最大となる部位に前記突子4が位置付けられているから、突子4が窓ガラスを確実に貫通するようになる。したがって、この実施の形態によれば、穴開けをより一層容易に行うことができる窓ガラス用穴開け具を提供することができる。
【0028】
この実施の形態による前記筒体3は、前記ハンドルバー2に着脱可能に取付けられている。このため、この窓ガラス用穴開け具1によれば、ハンドルバー2を長さの異なるものと交換することができる。したがって、この実施の形態によれば、穴開けの対象とする窓ガラスの高さに対応させてハンドルバー2の長さを変えることができるから、穴開け可能な範囲が広い窓ガラス用穴開け具を提供することができる。
【0029】
この実施の形態による前記筒体3と前記突子4との結合部は、前記突子4の基部4bを筒体3の長手方向に延びる壁面に重ね、これら両者を固着することによって構成されている。また、前記突子4には、前記筒体3の先端と対向する当接面14bが形成されている。
このため、この実施の形態によれば、突子4が窓ガラスに打ち込まれるときに、突子4の当接面14bが筒体3の先端に当接することにより突子4の移動が規制される。したがって、筒体3によって突子4を強固に支えることができるから、穴開けをさらに確実に行うことが可能な窓ガラス用穴開け具を提供することができる。
【0030】
この実施の形態による筒体3は、円筒によって形成されている。このため、この実施の形態によれば、既製品の円筒を加工して容易に製造できるから、製造コストが低く抑えられた窓ガラス用穴開け具を提供することができる。
この実施の形態によるハンドルバー2の中間部2cは、断面楕円形(または断面長円形)に形成されている。このようにハンドルバー2の断面形状が非円形であると、使用者の手の中でハンドルバー2が回転してしまうことを防ぐことができる。また、使用者が前記中間部2cを把持することによって、筒体3が指向する方向(長手方向)を手の感覚でも察知することが可能である。この実施の形態では、上記回転を確実に防止するためにグリップ7が設けられている。しかし、このグリップ7は、ハンドルバー2に取付けなくてもよい。
【0031】
この実施の形態によるハンドルバー2は、筒体3の長手方向の中間部3dに取付けられている。このため、ハンドルバー2を中心にして筒体3を回転させようとするモーメントを小さくすることができるから、ハンドルバー2を振り始めた後に突子4の指向する方向が目標とする方向から逸れることを防ぐことができる。
この実施の形態による突子4は、先端部に傾斜面13が形成されることにより先端4aが尖るものである。しかし、突子4に尖った先端4aを設けるに当たっては、先端部の形状を適宜変えることができる。たとえば、突子4としては、先端部が円錐状に形成されたものを使用することができる。
【0032】
(第2の実施の形態)
突子は、図6および図7に示すように構成することができる。図6および図7において、前記図1〜図5によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図6および図7に示す突子4は、先端部が円錐状に尖った断面円形の柱状体によって形成されている。この突子4は、筒体3の先端部分3bに溶接されたホルダー21を介して筒体3に取付けられている。
【0033】
ホルダー21には、突子4を嵌合させるための貫通孔22が穿設されているとともに、突子4を固定するための固定用ねじ23がねじ込まれている。前記貫通孔22は、ホルダー21が筒体3に溶接された状態においては、図7に示すように、筒体3の径方向において、筒体3の周壁24と略同じ位置に位置している。
突子4は、先端部がホルダー21から突出する状態で前記貫通孔22に嵌合され、固定用ねじ23が締め付けられることによって、ホルダー21に固定される。この固定状態において、突子4の後端部(先端部とは反対側の端部)は、図7に示すように、筒体3の周壁24と対向している。すなわち、この実施の形態においては、前記後端部が請求項4記載の発明でいう当接部を構成している。
突子4をこのように構成したとしても第1の実施の形態を採るときと同じ効果を奏する。
【0034】
上述した各実施の形態においては、筒体3を円筒によって形成した例を示したが、筒体3は、円筒に限定されることはない。筒体3は、たとえば断面三角形の筒や、断面四角形の角筒、その他の断面が多角形の筒、または断面楕円形、断面長円形の筒などによって形成することができる。
【符号の説明】
【0035】
1…窓ガラス用穴開け具、2…ハンドルバー、3…筒体、4…突子、11…刃、14…切欠き、14b…当接面。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
棒状のハンドルバーと、
前記ハンドルバーの先端部に中心線がこのハンドルバーの長手方向とは交差するように設けられた筒体と、
前記筒体の長手方向の一端部に前記長手方向を指向するように突設された突子とを備え、
前記筒体の前記一端部は、先端に向かうにしたがって厚みが漸次薄くなる刃を構成しているとともに、前記突子から離間するにしたがって次第に筒体の他端部側に位置するように傾斜して形成され、
前記突子は、先端が尖るように形成されていることを特徴とする窓ガラス用穴開け具。
【請求項2】
請求項1記載の窓ガラス用穴開け具において、前記筒体は、前記突子が前記ハンドルバーの基端部から最も離間する位置に配置されるように前記ハンドルバーに取付けられていることを特徴とする窓ガラス用穴開け具。
【請求項3】
請求項1または請求項2記載の窓ガラス用穴開け具において、前記筒体は、前記ハンドルバーに着脱可能に取付けられていることを特徴とする窓ガラス用穴開け具。
【請求項4】
請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の窓ガラス用穴開け具において、前記筒体と前記突子との結合部は、前記突子の基部を筒体の長手方向に延びる壁面に重ね、これら両者を固着することによって構成され、
前記突子には、前記筒体の先端と対向する当接部が形成されていることを特徴とする窓ガラス用穴開け具。
【請求項5】
請求項1ないし請求項4のうちいずれか一つに記載の窓ガラス用穴開け具において、前記筒体は円筒によって形成されていることを特徴とする窓ガラス用穴開け具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−91267(P2012−91267A)
【公開日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−240579(P2010−240579)
【出願日】平成22年10月27日(2010.10.27)
【特許番号】特許第4744642号(P4744642)
【特許公報発行日】平成23年8月10日(2011.8.10)
【出願人】(510285908)エム・アイ・シートレーディング株式会社 (1)
【出願人】(500026706)吉田真下工業株式会社 (1)
【Fターム(参考)】