説明

端末装置、情報処理方法、プログラム、および記録媒体

【課題】行動を共にしたグループに属する人達だけで写真などのコンテンツを共有する。
【解決手段】本開示の一側面である端末装置は、時刻情報および位置情報を取得する取得部と、取得された複数の前記時刻情報および位置情報に基づいて行動IDを生成する生成部とを備える。本開示は、例えば、行動を共にしたグループに属する人だけで写真などを共有する画像供給システムに適用できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、端末装置、情報処理方法、プログラム、および記録媒体に関し、特に、例えば、一緒に旅行したグループの間だけで、旅行中に撮影した写真を共有できるようにした端末装置、情報処理方法、プログラム、および記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、一緒に旅行に行った人達などのように、行動を共にしたグループに属する人だけで、その行動中にそれぞれが撮影した写真を共有する場合を考える。この場合、各自が所定のサーバに写真をアップロードし、それを閲覧するためのパスワードなどをグループに属する他のメンバに通知したり、各自が共通の所定のサーバに写真をアップロードする方法などがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−282734
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したように、グループに属する人達だけで、所定のサーバに写真をアップロードし、それを閲覧する場合、共通のパスワードなどが必要となるが、そのパスワードなどの管理や通知が面倒である。また、パスワードなどが他者に漏れてしまう可能性も否定できず、プライバシや著作権を保護できなくなってしまうことが起こり得る。
【0005】
本開示はこのような状況に鑑みてなされたものであり、行動を共にしたグループに属する人達だけで写真などのコンテンツを共有できるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面である端末装置は、時刻情報および位置情報を取得する取得部と、取得された複数の前記時刻情報および位置情報に基づいて行動IDを生成する生成部とを備える。
【0007】
本開示の一側面である端末装置は、生成された前記行動IDを外部装置に通知するとともに、コンテンツを前記外部装置に送信する送信部をさらに備えることができ、前記外部装置は、異なる複数の端末装置から通知される同一の行動IDに対応付けて、異なる複数の端末装置から送信されたコンテンツを登録することができる。
【0008】
本開示の一側面である端末装置は、前記行動IDに対応付けられている前記外部装置に登録されているコンテンツを取得して再生する再生部をさらに備えることができる。
【0009】
本開示の一側面である端末装置は、画像データを生成する撮像部と、生成された前記画像データを保持する保持部とをさらに備えることができ、前記送信部は、生成された前記行動IDを前記外部装置に通知するとともに、前記保持部に保持されている画像データを前記コンテンツとして前記外部装置に送信することができる。
【0010】
本開示の一側面である端末装置は、前記位置情報を測定する測定部をさらに備えることができ、前記取得部は、前記測定部により測定された前記位置情報を取得することができる。
【0011】
本開示の一側面である情報処理方法は、端末装置の情報処理方法において、前記端末装置による、時刻情報および位置情報を取得する取得ステップと、取得された複数の前記時刻情報および位置情報に基づいて行動IDを生成する生成ステップとを含む。
【0012】
本開示の一側面であるプログラムは、コンピュータを、時刻情報および位置情報を取得する取得部と、取得された複数の前記時刻情報および位置情報に基づいて行動IDを生成する生成部として機能させる。
【0013】
本開示の一側面である記録媒体は、コンピュータを、時刻情報および位置情報を取得する取得部と、取得された複数の前記時刻情報および位置情報に基づいて行動IDを生成する生成部として機能させるプログラムが記録されている。
【0014】
本開示の一側面においては、時刻情報および位置情報が取得され、取得された複数の前記時刻情報および位置情報に基づいて行動IDが生成される。
【発明の効果】
【0015】
本開示の一側面によれば、行動を共にしたグループに属する人達だけで写真などのコンテンツを共有することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本開示を適用した画像共有システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】本開示の実施の形態である端末装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】端末装置の処理を説明するフローチャートである。
【図4】コンピュータの構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本開示を実施するための最良の形態(以下、実施の形態と称する)について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
[画像共有システムの構成例]
図1は、本開示を適用した画像共有システムの構成例を示している。この画像共有システム10は、コンテンツサーバ11と、コンテンツサーバ11に対してネットワーク12を介して接続する複数の端末装置20−1乃至20−Nから構成される。
【0019】
コンテンツサーバ11は、ネットワーク12を介して接続される端末装置20−1乃至20−Nからアップロードされる写真の画像データ(以下、単に画像データと称する)を、端末装置20−1乃至20−Nが通知してくる行動IDに対応付けて保持、登録する。なお、行動IDについては後述する。ここで、異なる複数の端末装置20−1乃至20−Nから同一の行動IDが通知された場合、当該同一の行動IDに対して、異なる複数の端末装置20−1乃至20−Nからアップロードされた画像データを一つの画像データ群に統合して保持、登録する。
【0020】
また、コンテンツサーバ11は、行動IDを通知してくる端末装置20−1乃至20−Nからの要求に応じ、その行動IDに対応付けて保持している画像データ群に対してのみアクセスを許可する。
【0021】
なお、コンテンツサーバ11には、端末装置20−1乃至20−Nから写真以外の画像データ、ビデオデータ、オーディオデータ、アプリケーションプログラムなど任意のコンテンツも行動IDに対応付けて登録することができる。
【0022】
ネットワーク12は、双方向通信可能な通信網であり、インターネット、携帯電話網などが想定される。
【0023】
端末装置20−1乃至20−Nは、共に行動するグループに属する人達がそれぞれ行動中に携帯するものである。端末装置20−1乃至20−Nとしては、例えば、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話機、スマートフォン、ゲーム機、タブレット型コンピュータ、ノート型コンピュータ、ハンドヘルト型コンピュータなどの携帯可能な電子機器であり、少なくとも図2に示す構成要素を有している。以下、端末装置20−1乃至20−Nを個々に区別する必要がない場合、単に端末装置20と称する。
【0024】
[端末装置の構成例]
図2は、端末装置20の構成例を示している。端末装置20は、操作入力部21、制御部22、撮像部23、位置情報取得部24、保持部25、登録部26、ID生成部27、通信部28、および再生部29を有する。
【0025】
操作入力部21は、ユーザによる各種の操作(例えば、シャッタ操作、アップロードする画像データの選択操作など)を受け付けて、それに対応する操作信号を制御部22に出力する。制御部22は、操作に従い、端末装置20の各部を制御する。
【0026】
撮像部23は、静止画像または動画像の少なくとも一方の撮影を行い、撮影結果として得られる画像データを保持部25に出力する。
【0027】
位置情報取得部24は、撮像部23による撮影タイミングに合わせてGPS(global positioning system)信号を受信することにより、端末装置20の現在地を測定し、その時刻情報と位置情報(緯度、経度)を保持部25に出力する。
【0028】
なお、位置の測定についてはGPS信号を受信する方法に限定されるものではなく、WiFiスポットの位置情報に基づく位置測定や、携帯基地局からの電波を用いた位置測定などの任意の方法を利用するようにしてもよい。
【0029】
また、位置情報取得部24が時刻情報と位置情報を測定するのではなく、位置情報取得部24に接続されたGPS受信ユニットなどの外部機器から時刻情報と位置情報を取得するようにしてもよい。
【0030】
保持部25は、撮像部23から入力される画像データに、位置情報取得部24から入力される時刻情報および位置情報を対応付けて記憶する。
【0031】
登録部26は、内蔵するID生成部27により生成される行動IDと、保持部25に記憶されている画像データのうちのコンテンツサーバ11に対するアップロード対象としてユーザにより選択された画像データ群とを、通信部28およびネットワーク12を介してコンテンツサーバ11に登録(アップロード)する。
【0032】
ID生成部27は、保持部25に保持されている画像データのうち、コンテンツサーバ11に対するアップロード対象としてユーザにより選択された画像データ群に属する画像データの時刻情報および位置情報を用いて行動IDを生成する。また、ID生成部27は、生成した行動IDを保持する。
【0033】
端末装置20のユーザの属するグループが行動を共にし、その行動中に撮影された画像データがアップロード対象として選択されると、各画像データの時刻情報および位置情報が所定の基準に基づいて複数に区分けられる。具体的には、例えば以下のように区分けられる。
2011年10月1日の行動
1箇所目 09:00から10:00まで東京タワー周辺(緯度35.65、経度139.75)
2箇所目 10:30から14:00まで銀座周辺(緯度35.40、経度139.45)
3箇所目 14:30から16:00まで皇居周辺(緯度35.41、経度139.45)
4箇所目 16:00から18:00まで上野動物園周辺(緯度35.42、経度139.46)
【0034】
この場合、4箇所の時刻情報および位置情報が用いられて行動IDが生成される。具体的には、例えば、以下の演算によって行動IDが算出される。
Message=1箇所目(緯度+経度+From+To)+2箇所目(緯度+経度+From+To)+・・・
行動ID=Message-Digest(Message)
【0035】
なお、Fromは所定のタイミング(例えば、UTC 1970/01/01 00:00:00)を基準とする滞在開始時刻(1箇所目における2011/10/01 09:00)までの経過秒数であり、Toは所定のタイミングを基準とする滞在終了時刻(1箇所目における2011/10/01 10:00)までの経過秒数である。
【0036】
また、Message-Digest(Message)は、与えられた原文から固定長の擬似乱数を生成する演算であり、その中でもKeyed-Hashが使用される。HashアルゴリズムにはSHA256などが用いられ、Keyはサービス毎に異なる鍵が用いられる。
【0037】
すなわち、行動を共にしたグループに属するメンバそれぞれの端末装置20において、その行動中に撮影された画像データがアップロード対象に選択されれば、各端末装置20にて同一の行動IDが生成されることになる。さらに、換言すれば、点としての位置情報ではなく、複数の点が集合した位置情報に対して行動IDを生成することになる。したがって、当該グループが移動する移動先の数箇所に偶然にも同じ時間帯で移動したグループ以外の他人がいたとしても、時間帯も含めた全ての移動行程が一致しない限り、その他人に対して同一の行動IDが生成されることがない。
【0038】
通信部28は、登録部26から入力される画像データ群と行動IDを、ネットワーク12を介してコンテンツサーバ11に送信する。また、通信部28は、再生部29からの要求に応じ、ID生成部27に保持されている行動IDを、ネットワーク12を介してコンテンツサーバ11に通知する。
【0039】
再生部29は、保持部25に記憶されている、当該端末装置20にて撮影された画像データを再生、表示する。また、再生部29は、コンテンツサーバ11からアクセスが許可された画像データ群に対し、通信部28およびネットワーク12を介してアクセスし、その画像データを取得して再生、表示する。これにより、当該端末装置20のユーザと行動を共にした他のユーザの端末装置20により撮影され、コンテンツサーバ11にアップロードされた画像データも再生、表示することができる。
【0040】
[動作説明]
次に、端末装置20の処理について説明する。図3は、端末装置20の処理を説明するフローチャートである。
【0041】
ステップS1において、ユーザによりアップロードする画像データの選択操作が行われると、操作入力部21は、それに対応する操作信号を制御部22に出力する。制御部22は、その選択操作に従い、これ以降の端末装置20の各部の動作を制御する。
【0042】
ステップS2において、ID生成部27は、保持部25に保持されている画像データのうち、アップロード対象としてユーザにより選択された画像データ群に属する画像データの時刻情報および位置情報を用いて行動IDを生成する。
【0043】
ステップS3において、登録部26は、生成された行動IDと、アップロード対象に選択された画像データ群とを、通信部28およびネットワーク12を介してコンテンツサーバ11に登録(アップロード)する。
【0044】
これにより、コンテンツサーバ11には、行動IDに対応付けてアップロード対象に選択された画像データ群が登録される。また、他の端末装置20からの同一の行動IDと画像データ群が送信されている場合、当該同一の行動IDに対応付けて、異なる端末装置20からアップロードされた複数の画像データ群が統合されて登録されることになる。したがって、当該同一の行動IDを通知してくる端末装置20に対し、コンテンツサーバ11は、当該同一の行動IDに対応付けられている、統合された画像データ群に対するアクセスを許可することになる。これにより、同一の行動IDを生成可能な端末装置20の間でのみ、画像データを共有することが可能となる。
【0045】
なお、画像データ群に対するアクセス許可の判断にはMarlinDRMなどの任意のDRM技術を利用してもよい。例えば、行動IDに対応付けて保持する画像データ群を、コンテンツ鍵を用いて暗号化し、暗号化された画像データ群に対するアクセスは、画像データ群に対応付けられた行動IDを内部に保持している端末装置20にのみ許容するライセンスを生成する。そして、暗号化された画像データ群とライセンスを任意のサーバに配置するようにする。このようにすれば、画像データ群に対応付けられた行動IDを内部に保持している端末装置20だけがコンテンツ鍵を計算により生成することができ、画像データ群を再生することができる。
【0046】
なお、本実施の形態においては、画像データを共有するようにしたが、コンテンツサーバ11に端末装置20−1乃至20−Nから写真以外の画像データ、ビデオデータ、オーディオデータ、アプリケーションプログラムなど任意のコンテンツも行動IDに対応付けて登録するようにし、それら任意のコンテンツも共有するようにしてもよい。
【0047】
[行動IDの他の利用例]
同じ時間帯に同じ場所に存在していた端末装置20でのみ、同一の行動IDを生成できる点に着眼すると、行動IDは以下のように利用することができる。
【0048】
[利用例1:著作権保護コンテンツの配信制御]
例えば、コンサート会場に端末装置20を携帯していった人達だけが再生可能なコンテンツを所定のサーバから配信するようなサービスに行動IDを利用することが考えられる。行動IDを利用すれば、所定の場所(いまの場合、コンサート会場)に所定の時間滞在していた人のみがコンテンツを利用できるなどの制御が可能となる。また、プレミアムサービスとして、アイドルと所定の時間だけ行動を共にするイベントを行い、そのイベントに参加した人のみが入手できるコンテンツを作り出すなどが考えられる。
【0049】
[利用例2:リージョンコード(Region Code)の代用]
DVD(Digital Versatile Disc)やBD(Blu-Lay DISC)に代表されるパッケージメディアからコンテンツを再生するメディアプレーヤには、それが利用可能な国や地域を制限するためのリージョンコードが設定されている。そして、パッケージメディアに対してもリージョンコードが設定されており、メディアプレーヤとパッケージメディアのリージョンコードが一致した場合のみ、パッケージメディアが再生可能とされている。
【0050】
通常、メディアプレーヤに対してはリージョンコードが工場出荷時に設定されているので、メディアプレーヤを海外旅行などに持参した場合、渡航先で入手したパッケージメディアを再生できないことが起こり得る。また反対に、リージョンコードが一致するメディアプレーヤとパッケージメディアを、そのパッケージメディアの再生が許可されていない国や地域に持ち込んだ場合でも、それが再生できてしまうことになる。すなわち、設定されているリージョンコードが実質的に無効化されてしまう事態が起こり得る。
【0051】
そこで、メディアプレーヤにて行動IDを生成するようにし、生成した行動IDをリージョンコードに代わりに用いるようにすれば、メディアプレーヤによるパッケージメディアの再生の可否を、メディアプレーヤが存在している国や地域に適した状態に合わせることができる。したがって、上述した事態を抑止することができる。
【0052】
[利用例3:ホームネットワークに属しているか否かの判断]
例えば、自宅内の複数のAV機器を接続してホームネットワークを構築し、当該複数のAV機器によりコンテンツを共有する場合において、従来、ホームネットワークに属しているAV機器の識別にRound Trip TimeやAV機器間のホップ数を利用している。この場合、何らかの原因によってホームネットワークに通信遅延が生じていると、ホームネットワークに属しているAV機器を正確に識別できないことが起こり得る。
【0053】
そこで、ホームネットワークに属しているAV機器の識別に行動IDを用いるようにし、AV機器間で行動IDを互いに通信し、行動IDが一致した場合のみ、コンテンツを共有するようにする。これにより、ホームネットワークに属しているAV機器を正確に識別し、コンテンツを共用することが可能となる。
【0054】
ところで、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
【0055】
図4は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
【0056】
コンピュータ100において、CPU(Central Processing Unit)101,ROM(Read Only Memory)102,RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。
【0057】
バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、入力部106、出力部107、記憶部108、通信部109、およびドライブ110が接続されている。
【0058】
入力部106は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部107は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部108は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部109は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ110は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア111を駆動する。
【0059】
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース105およびバス104を介して、RAM103にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
【0060】
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであってもよいし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであってもよい。
【0061】
なお、本開示の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
【符号の説明】
【0062】
10 画像共有システム, 11 コンテンツサーバ, 12 ネットワーク, 20 端末装置, 21 操作入力部, 22 制御部, 23 撮像部, 24 位置情報取得部, 25 保持部, 26 登録部, 27 ID生成部, 28 通信部, 29 再生部, 100 コンピュータ, 101 CPU

【特許請求の範囲】
【請求項1】
時刻情報および位置情報を取得する取得部と、
取得された複数の前記時刻情報および位置情報に基づいて行動IDを生成する生成部と
を備える端末装置。
【請求項2】
生成された前記行動IDを外部装置に通知するとともに、コンテンツを前記外部装置に送信する送信部を
さらに備え、
前記外部装置は、異なる複数の端末装置から通知される同一の行動IDに対応付けて、異なる複数の端末装置から送信されたコンテンツを登録する
請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記行動IDに対応付けられている前記外部装置に登録されているコンテンツを取得して再生する再生部を
さらに備える請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
画像データを生成する撮像部と、
生成された前記画像データを保持する保持部と
をさらに備え、
前記送信部は、生成された前記行動IDを前記外部装置に通知するとともに、前記保持部に保持されている画像データを前記コンテンツとして前記外部装置に送信する
請求項2に記載の端末装置。
【請求項5】
前記位置情報を測定する測定部を
さらに備え、
前記取得部は、前記測定部により測定された前記位置情報を取得する
請求項1に記載の端末装置。
【請求項6】
端末装置の情報処理方法において、
前記端末装置による、
時刻情報および位置情報を取得する取得ステップと、
取得された複数の前記時刻情報および位置情報に基づいて行動IDを生成する生成ステップと
を含む情報処理方法。
【請求項7】
コンピュータを、
時刻情報および位置情報を取得する取得部と、
取得された複数の前記時刻情報および位置情報に基づいて行動IDを生成する生成部と
して機能させるプログラム。
【請求項8】
コンピュータを、
時刻情報および位置情報を取得する取得部と、
取得された複数の前記時刻情報および位置情報に基づいて行動IDを生成する生成部と
して機能させるプログラムが記録されている記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−105422(P2013−105422A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−250636(P2011−250636)
【出願日】平成23年11月16日(2011.11.16)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】