説明

端末装置、覗き見防止用の一対のバイザー、及び覗き見防止方法。

【課題】 上記従来のATM等の金融端末装置における覗き見防止対策としての機構は操作性を犠牲にしており、操作者の操作エリアを十分に確保できてなかった。
【解決手段】 表示手段4と入力手段5(タッチパネル)を有する端末装置であって、表示手段4や入力手段5を含む高さ範囲部分を両側面から挟み込み、装置筐体の両側面から手前の方に突出するバイザー(L)2、バイザー(R)3、を備え、各バイザーは、先端部分が鉛直方向の軸を中心として外側に折れ曲がる。また半回転して折り畳める構造とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は端末装置、覗き見防止用の一対のバイザー、及び覗き見防止方法に関し、特に表示手段と入力手段を有し、多数の利用者に操作される端末装置、覗き見防止用の一対のバイザー、及び覗き見防止方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来はコンビニエンスストア等に置かれたATM(現金自動預け払い機)の場合、窓際の書棚ならびに設置されるケースが多く、本の立ち読みをしている者から、ATM操作者の操作状況を把握することが可能であった。
【0003】
また、従来のATM等のセキュリティー強化は操作者のプライバシーを確保するために覗き見防止対策としてバイザーを大型化したもの、もしくは建物としてATMを収納する特殊ブースでATMを囲うものであった。
【0004】
また、操作領域を間に挟んで相互に対向して起立するように操作領域の両端付近に設置された一対の壁部からなるATM用の簡易覗き見防止壁が開示されている。この簡易覗き見防止壁は、操作部としてのディスプレイ画面の左右辺の若干外側に立てられた板(操作領域の視界を遮る板)であり、左右の板がそれぞれ連結支持部材の左右のヒンジに取り付けられている。
【0005】
前記壁板はそれぞれのヒンジを軸とし画面の奥側の方が広くなる様に回動させることができる(特許文献1参照。)。
【0006】
また、住民票や印鑑証明等の証明書類を自動発行する端末についても、入力操作する際に個人情報としての住民番号や、証明発行用のパスワードが覗き見されないようにすることが要求される。
【0007】
【特許文献1】特開2001−155216号公報(第1〜2ページ)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記従来のATM等における覗き見防止対策は、バイザーを大型化したもの、もしくは建物としてATMを収納する特殊ブースでATMを囲うものであり、ATM手前への出っ張りを多くするほど覗き見防止機能を強化できる反面、図9に示す様に窮屈で操作性を犠牲にしており、ATM操作者の操作エリアを十分に確保できないという課題がある。
【0009】
また防止対策を上記操作画面の左右に起立した一対の壁板としても、画面の手前側を広くすることはできず操作エリアを十分に確保できないのは同様である。
【0010】
また、上記証明書類を自動発行する端末においても同様のバイザーを取り付けることで操作入力状況の覗き見の防止対策になるが、操作エリアを十分に確保する必要があり、上記と同様の課題が生じることが想定される。
【0011】
本発明の目的は上記課題を解決した、端末装置、覗き見防止用の一対のバイザー、及び覗き見防止方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の第1の端末装置は、表示手段と入力手段を有する端末装置であって、前記表示手段や入力手段を含む高さ範囲部分を装置の両側面から挟み込み、装置の両側面から手前の方に突出する一対のバイザーを備え、各バイザーは、先端部分が鉛直方向の軸を中心として外側に折れ曲がることを特徴とする。
【0013】
本発明の第2の端末装置は、前記第1の端末装置であって、前記各バイザーは、先端部が前記軸を中心として外側に半回転し折り畳めることを特徴とする。
【0014】
本発明の第3の端末装置は、前記第1、または第2の端末装置であって、前記各バイザーが装置の筐体の左、或いは右の側面に固定して取り付けられ、前記各バイザーは、前記先端部の先端辺が曲線状か、先端辺の上下の角に十分なRを持たせた形状であることを特徴とする。
【0015】
本発明の第4の端末装置は、前記第1ないし第3の何れかの端末装置であって、前記端末装置を、金融端末装置、証明書類発行端末装置の何れかの端末装置とすることを特徴とする。
【0016】
本発明の第1の覗き見防止用の一対のバイザーは、表示手段と入力手段を有する端末装置の両側面に、両側面から手前に突出するように取り付けられた覗き見防止用の一対のバイザーであって、各バイザーは、先端部分が鉛直方向の軸を中心として外側に折れ曲がることを特徴とする。
【0017】
本発明の第2の覗き見防止用一対のバイザーは、前記第1の覗き見防止用の一対のバイザーであって、前記一対のバイザーの各バイザーは、先端部が前記軸を中心として外側に半回転し折り畳めることを特徴とする。
【0018】
本発明の第3の覗き見防止用の一対のバイザーは、前記第1または第2の覗き見防止用の一対のバイザーであって、前記各バイザーは、前記先端部の先端辺が曲線状か、上下の角に十分なRを持たせた形状であることを特徴とする。
【0019】
本発明の第1の覗き見防止方法は、端末装置における覗き見防止方法であって、端末装置の表示手段及び入力手段を含む高さ範囲の部分を装置の両側面から手前に突出する一対のバイザーを両側面に取り付け、各バイザーは、先端部分が鉛直方向の軸を中心として外側に折れ曲がるようにすることを特徴とする。
【0020】
本発明の第2の覗き見防止方法は、前記第1の覗き見防止方法であって、前記各バイザーは、先端部が前記軸を中心として外側に半回転し折り畳めるようにすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0021】
本発明においては、端末装置の両側に取り付けたバイザーを外側に折り曲げることで、端末装置の操作者以外からの覗き見を防止しながら端末装置の操作者の操作エリアは十分に確保できるという効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の最良の形態の第1の実施例である金融端末装置の外観図である。図1を参照すると、金融端末装置1は、ATM(自動預け払い機)やCD機(自動支払機)等の金融端末装置であり、表示手段4、入力手段5を有し、これらを含む高さ範囲部分を挟み込む様に、左側面にバイザー(L)2、右側面にバイザー(R)3が取り付けられている。
【0023】
表示手段4は、液晶ディスプレイ或いはCRTディスプレイ等の表示装置で、現金預け入れや引き出し、振込み等の取扱項目を選択させるメニュー画面や取扱項目を処理するための入力画面を表示する。そして表示手段4の画面に接して入力手段5(タッチパネル)が設けられている。卓状ないし斜面になっている面には紙幣入出口8が配置され、この上側にはカード挿入口6が配置されている。
【0024】
バイザー(L)2、バイザー(R)3はそれぞれ、表示手段4と入力手段5を含む筐体の高さ範囲部分を装置の両側面から挟み込み、装置筐体の両側面から手前の方に突出する一対のバイザーである。バイザー(L)2、バイザー(R)3により、金融端末装置の操作者の周辺にいる者に対し、前記卓状ないし斜面になっている面の上の空間とその手前の空間の視界を遮る。
【0025】
また、図2に示す様にバイザー(L)2、バイザー(R)3は手前側の先端部21、31が外側に折り曲げられる構造としている。さらにバイザー(L)2、バイザー(R)3の形状は板状であるが、図4(1)に示す様に長方形の一辺(手前となる先端辺)を曲線にした形状としている。或いは、図4(2)に示す様に前記先端辺の上下の角に十分なR(丸み)を付けた形状とする。
【0026】
図3は、本実施例の金融端末装置の上面図であり、バイザー(L)2の先端部21とバイザー(R)3の先端部31が点線で示す真っ直ぐな状態からそれぞれa方向、b方向へ折り曲げられた状態を示す。即ち、操作者のエリアが確保されるよう外側へ折り曲げられた状態を示している。図2や図3に示す様に、折り曲げの軸は鉛直方向の軸(水平に対し60度程度から90度までの軸)で、奥行き(前後)方向における位置は凡そ、金融端末装置1の最前面9に合わせた位置とする。
【0027】
折り曲げ可能とするために、図4(1)に示す様にバイザー(L)2の長方形部分と先端部21を上、下の蝶番22−U、22−Lで連結する。或いは図4(2)に示す様な僅かな凹凸を設け、上、下のヒンジ22A−U、22A−Lで連結する。隙間が生じる場合には伸縮性に富んだテープで目張りしておく。
【0028】
尚、図示してないが、バイザー(R)3の長方形部分と先端部31を上、下の蝶番32−U、32−Lで連結する。或いは、上、下のヒンジ32A−U、32A−Lで連結する。
【0029】
図5や図6に示す様に、覗き見防止機能が必要でない場合、バイザー(L)2とバイザー(R)3をそれぞれ180度回動させc方向、d方向へ折り畳むことができる。
【0030】
次に、本発明を実施するための最良の形態の第1の実施例の動作について図面を参照して説明する。図3の実線で示す様に、通常、金融端末装置のバイザー(L)2、バイザー(R)3は若干外側に折り曲げられた状態にされている。図7に示す様に操作者10が金融端末装置1の正面に立ち、表示手段4に付加された入力手段5(タッチパネル)により操作を開始する。即ち、複数の取扱項目を表示したメニュー画面に対し、入力手段5(タッチパネル)によりカードによる引き出しや振込みを指示する。
【0031】
金融端末装置1は、操作入力を受け、カードの読み込みを要求し、操作者がカードをカード挿入口6に挿入すると読み込み、暗証番号或いはパスワードの入力を画面を通じて要求する。操作者10は入力手段5(タッチパネルを通じて、暗証番号等を入力する。以降選択された項目を処理するための入力画面等が表示され、金額や、振込み先口座番号等が入力され取引が処理され終了する。
【0032】
図7に示す様に操作開始から取引終了まで、バイザー(L)2、バイザー(R)3により、横にいる人11、12からの視線e、fを遮り、画面や操作入力(手の動きを含む)の覗き見が防止される。また、バイザー(L)2、バイザー(R)3の先端部が折れ曲がっておりATMの操作者10の操作エリアが確保される。
【0033】
金融端末装置1を使わない時間帯や金融端末装置1の周辺が無人になる時間帯では図5に示す様にバイザー(L)2、バイザー(R)3の先端部をさらに折り曲げ折り畳むことで、例えば金融端末装置1の前の店舗内通路を通過する通行人用の邪魔になることはない。店員による作業のためのスペースも十分にとれる。
【0034】
尚、表示手段4を金融端末装置の上部に持つ図1のタイプでなく、入力手段5(タッチパネル)が付加された表示手段4を卓状ないし斜面になっている面に持つタイプで背が低い装置の場合には、バイザー(L)2、バイザー(R)3を凡そ前記面の高さ位置から床上1.5m〜1.6m前後の高さ位置までを遮る様なバイザーにする。これにより、周辺に成人の平均身長より高め(1.7m前後)の人が覗き込んでも画面や入力状況が見えないようにする。
【0035】
この様にして本実施形態の覗き見防止機能付き金融端末装置は、覗き見防止を強化するためにバイザーの飛び出し量を多くしても、バイザーの先端部が折れ曲がることで操作者の操作エリアは十分に確保できる。
【0036】
さらに、覗き見防止機能が必要のない場合(通常金融端末装置を使用していない状況で、通路を通る通行人の邪魔になる場合)は、先端部を折り畳んでしまうことも可能であり、必要なお時間帯等に応じて金融端末装置の操作者のプライバシー保護を強化することができる。
【0037】
次に本発明の実施形態の第2の実施例について説明する。上記第1の実施例の説明では、ATMやCD機等の金融端末装置にバイザーを取り付け覗き見防止する例について説明したが、金融端末装置に構造的に似ており立位で利用者が操作する装置で、操作入力状況の覗き見を防ぐ必要がある装置として住民票や印鑑証明等の証明書類を自動発行する証明書類発行端末装置がある。
【0038】
図8に本発明の第2の実施例の証明書類発行端末装置1Aの外観図を示す。本発明の証明書類発行端末装置は、表示手段4とこれに付加された入力手段5(タッチパネル)を含む高さ範囲の部分を、筐体の左右の側面から挟み込むようにし、左右の側面から手前の方に突出するバイザー(L)2、バイザー(R)3が左右の側面に取り付けられている。
【0039】
バイザー(L)2、バイザー(R)3は前記と同様に先端部21、31が外側に折り曲げ可能で、半回転して折り畳める構造になっている。
【0040】
尚、証明書類発行端末装置1Aは金銭投入口8A、カード挿入口6、証明書類取り出し口10を備えている。
【0041】
証明書類発行端末装置では、個人情報としての住民番号や、証明発行用のパスワードが覗き見されないようにすることが要求される。
【0042】
次に本発明の第2の実施の例の動作について説明する。証明書類発行端末装置1Aは取り扱い証明書類名(印鑑証明書、住民票、戸籍抄本等)が表示されたメニュー画面に対し、希望の書類名を入力手段5により選択する。
【0043】
次に証明書類発行端末装置1Aが表示手段4の画面を通じてカードの読み込みを要求するので、操作者はIDカードをカード挿入口6に挿入する。次に証明書類発行端末装置が、暗証番号ないしパスワード、或いは住民番号を要求し、ソフトウェアキーボードを表示するのでこれらを入力手段5により入力する。
【0044】
認証されると、選択された証明書類を発行するための画面が表示され、部数等を入力する。画面を通じて請求された費用金額想到の紙幣や貨幣を金銭投入口8Aに読み込ませ、また投入する。最後に証明書類取り出し口10より希望の証明書類を取り出し操作を終了する。
【0045】
操作開始から取引終了まで、バイザー(L)2、バイザー(R)3により、横にいる人からの視線を遮り、画面や操作入力(手の動きを含む)の覗き見が防止される。また、バイザー(L)2、バイザー(R)3の先端部が折れ曲がっており証明書類発行端末装置1Aの操作者の操作エリアが確保される。
【0046】
証明書類発行端末装置1Aを使わない時間帯や証明書類発行端末装置の周辺が無人になる時間帯ではバイザー(L)2、バイザー(R)3の先端部をさらに折り曲げ折り畳むことで、例えば証明書類発行端末装置の周囲のスペースに影響を与えないようにできる。
【産業上の利用可能性】
【0047】
本発明は、表示装置と入力手段を備え、多数の利用者に使用される端末装置に利用でき、特にコンビニエンスストア等の窓際の本棚並びにて設置されているATM(自動預け払い機)やCD機(自動支払機)及び金融機関のATMコーナーに置かれている自動機等の金融端末装置、コンビニエンスストア店内或いは役所や公共の建物のコーナーに置かれた証明書類発行端末に適用できる。また、電子化選挙システムの投票端末装置にも利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の第1の実施例である金融端末装置の外観図である。
【図2】本発明の第1の実施例である金融端末装置の外観図でバイザー(L)2、バイザー(R)3の先端部21、31が外側に折り曲げられた状態を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例である金融端末装置の上面図であり、バイザー(L)2とバイザー(R)3が折り曲げられる前後の状態を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例である金融端末装置のバイザー(L)2、バイザー(R)3の形状や構造を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例である金融端末装置の外観図でバイザー(L)2、バイザー(R)3の先端部21、31が折り畳まれた状態を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例である金融端末装置の上面図であり、バイザー(L)2とバイザー(R)3が折り畳まれる前後の状態を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例である金融端末装置、操作者、周辺にいる人の上面図である。
【図8】本発明の第2の実施例の証明書類発行端末装置の外観図である。
【図9】従来の、覗き見防止されたATM等の上面図である。
【符号の説明】
【0049】
1 金融端末装置
1A 証明書類発行端末装置
2 バイザー(L)
21 先端部
22−U 蝶番
22A−U ヒンジ
3 バイザー(R)
31 先端部
32−U 蝶番
32A−U ヒンジ
4 表示手段
5 入力手段
6 カード挿入口
8 紙幣入出口
9 最前面
10 証明書類取り出し口
8A 金銭投入口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示手段と入力手段を有する端末装置であって、前記表示手段や入力手段を含む高さ範囲部分を装置の両側面から挟み込み、装置の両側面から手前の方に突出する一対のバイザーを備え、
各バイザーは、先端部分が鉛直方向の軸を中心として外側に折れ曲がることを特徴とする端末装置。
【請求項2】
前記各バイザーは、先端部が前記軸を中心として外側に半回転し折り畳めることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記各バイザーが装置の筐体の左、或いは右の側面に固定して取り付けられ、
前記各バイザーは、前記先端部の先端辺が曲線状か、先端辺の上下の角に十分なRを持たせた形状であることを特徴とする請求項1、または2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記端末装置を、金融端末装置、証明書類発行端末装置の何れかの端末装置とすることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の端末装置。
【請求項5】
表示手段と入力手段を有する端末装置の両側面に、両側面から手前に突出するように取り付けられた覗き見防止用の一対のバイザーであって、
各バイザーは、先端部分が鉛直方向の軸を中心として外側に折れ曲がることを特徴とする覗き見防止用の一対のバイザー。
【請求項6】
前記一対のバイザーの各バイザーは、先端部が前記軸を中心として外側に半回転し折り畳めることを特徴とする請求項5に記載の覗き見防止用の一対のバイザー。
【請求項7】
前記各バイザーは、前記先端部の先端辺が曲線状か、上下の角に十分なRを持たせた形状であることを特徴とする請求項5または6に記載の覗き見防止用の一対のバイザー。
【請求項8】
端末装置における覗き見防止方法であって、端末装置の表示手段及び入力手段を含む高さ範囲の部分を装置の両側面から手前に突出する一対のバイザーを両側面に取り付け、各バイザーは、先端部分が鉛直方向の軸を中心として外側に折れ曲がるようにすることを特徴とする覗き見防止方法。
【請求項9】
前記各バイザーは、先端部が前記軸を中心として外側に半回転し折り畳めるようにすることを特徴とする請求項8に記載の覗き見防止方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2008−84012(P2008−84012A)
【公開日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−263327(P2006−263327)
【出願日】平成18年9月27日(2006.9.27)
【出願人】(000168285)エヌイーシーコンピュータテクノ株式会社 (572)
【Fターム(参考)】