説明

符号化装置、復号装置、および記録情報読取装置

【課題】より少ない回路規模で、ランレングス制限を満たしつつ、DCフリー特性を向上すること。
【解決手段】RLL/DCフリー符号化部303は、第1RLL符号化部60と、第1信号処理部62と、第2RLL符号化部64と、直流成分除去符号化部66とを含む。第1RLL符号化部60は、スクランブラ302から出力されたデジタル信号系列をランレングス制限符号化することによって、第1符号化系列を生成する。第1信号処理部62は、スクランブラ302から出力されたデジタル信号系列に含まれる複数のビットの個数を変えずに、デジタル信号系列に対し、所定の信号処理を実行する。第2RLL符号化部64は、第1信号処理部62から出力された信号処理部によって所定の信号処理が実行されたデジタル信号系列をランレングス制限符号化することによって、第2符号化系列を生成する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
デジタル信号系列をランレングス制限符号化することによって、第1符号化系列を生成するランレングス制限符号化部と、
前記第1符号化系列に対し、所定の信号処理を実行して第2符号化系列を生成する信号処理部と、
前記ランレングス制限符号化部によって生成された第1符号化系列と、前記信号処理部によって生成された第2符号化系列とのうち、いずれか一方を選択して出力する直流成分除去符号化部と、
を備えることを特徴とする符号化装置。
【請求項2】
前記信号処理部は、前記デジタル信号系列に含まれる複数のビットのうち、少なくとも一部のビットを反転させることを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
【請求項3】
ディスクに記録された記録情報を読み取る読取部から出力されたアナログ信号を入力するアナログ信号入力部と、
前記アナログ信号入力部からアナログ信号を入力し、これをデジタル信号に変換する際に、アナログ信号の入力レベルの正区間あるいは負区間のいずれか一方の区間において、入出力特性におけるアナログ信号とデジタル信号の関係がアナログ信号の入力レベルが小さい場合とアナログ信号の入力レベルが大きい場合とで異なるアナログデジタル変換部と、
を備えることを特徴とする記録情報読取装置。
【請求項4】
前記アナログデジタル変換部は、
直列に設置された複数の抵抗素子であって、一定電圧を有する参照信号を入力として、順次、後段の抵抗素子に対し、それぞれ振幅調整された参照信号を出力する複数の抵抗素子と、
前記複数の抵抗素子のそれぞれから出力された参照信号と、前記入力部から入力されたアナログ信号の入力レベルとをそれぞれ比較することによって、前記アナログ信号の入力レベルを調整する比較部とを有することを特徴とする請求項3に記載の記録情報読取装置。
【請求項5】
前記複数の抵抗素子は、それぞれの抵抗素子の抵抗値に非均一性をもたせることによって、入力レベルの調整の幅を変えることを特徴とする請求項4に記載の記録情報読取装置。
【請求項6】
ディスクに記録された記録情報を読み取る読取部から出力されたアナログ信号を入力するアナログ信号入力部と、
前記アナログ信号入力部からアナログ信号を入力し、これをデジタル信号に変換する際に、入出力特性におけるアナログ信号とデジタル信号の関係が可変のアナログデジタル変換部と、
前記アナログデジタル変換部の出力に応じ、前記アナログデジタル変換部の入出力特性におけるアナログ信号とデジタル信号との関係を決定する制御部と、
を備えることを特徴とする記録情報読取装置。
【請求項7】
前記アナログデジタル変換部は、アナログ信号が入力される可変抵抗を有し、
前記制御部は、前記可変抵抗の抵抗値を決定することを特徴とする請求項6に記載の記録情報読取装置。
【請求項8】
データ系列を生成する第1入力部と、前記第1入力部とは異なるデータ系列を生成する第2入力部とを含む入力部と、
前記入力部によって入力されたデータ系列から複数の異なる信号系列を生成する生成部と、
前記生成部によって生成された複数の信号系列のうち、1の信号系列を選択する選択部と、
前記選択部によって選択された信号系列を復号する復号部と、
前記復号部によって復号された信号系列の復号誤りの程度を検出する検出部と、
前記検出部によって検出された誤りの程度が所定の許容度以内であるか否かを判定する判定部と、
を備え、
前記判定部において、誤りの程度が前記所定の許容度以内であると判定された場合は、前記復号部によって復号された信号系列の出力が指示されることを特徴とする復号装置。
【請求項9】
前記判定部において、誤りの程度が前記所定の許容度を超えると判定された場合は、前記選択部にて前記1の信号系列とは異なる別の信号系列の選択が指示され、前記選択部にて新たに選択された信号系列に対して前記復号部以下による処理が再実行されることを特徴とする請求項8に記載の復号装置。
【請求項10】
前記選択部は、前記判定部によって誤りの程度が前記許容度以内であると判定される確率が高い信号系列を優先して選択することを特徴とする請求項8に記載の復号装置。
【請求項11】
前記生成部は、入力された信号系列に含まれるビットの硬判定値化をする際に、他ビットの信頼度を参照することを特徴とする請求項8に記載の復号装置。
【請求項12】
前記生成部は、入力された信号系列に含まれたあるビットの硬判定値化をする際に、当該ビットの信頼度と、前記信号系列に含まれた当該ビット以外の他のビットの信頼度とを参照することを特徴とする請求項11に記載の復号装置。
【請求項13】
前記生成部は、硬判定値化する際に、第1入力部からの出力信号における信頼度と、第2入力部からの出力信号における信頼度とを参照することを特徴とする請求項8に記載の復号装置。
【請求項14】
前記生成部は、ビットの硬判定値を決定する際に、第1入力部からの出力信号における信頼度と、第2入力部からの出力信号における信頼度とを参照することを特徴とする請求項13に記載の復号装置。
【請求項15】
前記生成部は、ビットの硬判定値を決定する際に、第1入力部からの出力信号と、第2入力部からの出力信号において、互いに対応するビットの信頼度を比較することを特徴とする請求項14に記載の復号装置。
【請求項16】
前記選択部は、第1入力部からの出力と第2入力部からの出力とを選択する際に、第1入力部からの出力を優先的に選択することを特徴とする請求項8に記載の復号装置。
【請求項17】
ディスクに記録された記録情報を読み取って、前記入力部に出力する読取部と、
前記読取部における読取り状況を判定する読取状況判定部をさらに備え、
前記選択部は、前記読取状況判定部において判定された状況に基づいて、第1入力部からの出力と第2入力部からの出力とのいずれを優先すべきかを決定することを特徴とする請求項8に記載の復号装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【公開番号】特開2012−48814(P2012−48814A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−237864(P2011−237864)
【出願日】平成23年10月28日(2011.10.28)
【分割の表示】特願2007−29075(P2007−29075)の分割
【原出願日】平成19年2月8日(2007.2.8)
【出願人】(000116024)ローム株式会社 (3,539)
【Fターム(参考)】