説明

管継手

【課題】ねじ部材を金属等で補強する樹脂管継手に関して、本発明は金型の変更を必要とせず、また組立後の継手に対するねじ部材の仕様変更においても多くの費用と時間をかけず簡単に金属ねじ部材の仕様を変更することが可能な樹脂管継手を提供する。
【解決手段】管継手本体10を合成樹脂で成形し、ねじ部材20を金属で形成し、管継手本体10とねじ部材20それぞれに外周溝13,23を有し、その溝にC型リング等の嵌合係止部材40を嵌め込むことで管継手本体10とねじ部材220が分離しないようにする管継手。接合部の一例として前記管継手本体10とねじ部材20の接合部は軸線方向外周に少なくとも1組の凹凸を有し、凸凹は組み合わせることにより相補完するように嵌合する。前記凹凸の外周面には組み合わせることにより外周溝が一連溝となるC型リング等の嵌合係止部材40を嵌め込む溝13,23を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は家庭用熱源器等に使用される合成樹脂で成形された管継手に係るもので、施工時のねじ部破壊の不具合を回避するためにねじ部を金属で補強する管継手に関するものである。
【背景技術】
【0002】
合成樹脂で成形された管継手のねじ部が施工時の締付け作業に対し強度的に問題が発生する場合があるとして従来から管継手のねじ部の一部または全部を金属等にて補強する方法は特許文献1または特許文献2により知られている。これらの文献によると樹脂部材と金属部材を結合させる手段としてインサート成形によるものや圧入、接着、熱溶着等によるものを挙げている。
【0003】
また別の結合手段として特許文献3で知られているC型リングを用いたものがある。これは結合させる2つの部材のうち第1の部材には外周に溝、第2の部材には内周に溝を有し第1の部材の外周にC型リングを嵌めた後、第2の部材を被せるように接続し、第2の部材の溝と第1の部材の溝を合わせる位置にすることにより出来た空間に前記C型リングが嵌着し第1の部材と第2の部材を係止させるというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11−294651
【特許文献2】特開2004−138119
【特許文献3】特開平8−177827
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般的に管継手の場合、ねじ部の仕様が数種類必要となる場合がほとんどであり、従来の方法では金属部材の仕様(例えばねじ径)を変更する場合において、金型の変更もしくは適応仕様の種類に応じた多数の金型または駒が必要となり費用や変更の為の時間がかかりコストアップの要因であった。またインサート成形、圧入、接着、熱溶着等により一度組みあがってしまった管継手に対してのねじ部仕様変更も容易ではかった。
これらの状況を鑑みて、本発明は金型の変更を必要とせず、また組立てられた継手に対する変更においても費用と時間をかけず簡単に金属ねじ部の仕様を変更することが可能な管継手を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
管継手本体は合成樹脂で成形し、ねじ部材は金属で形成し、管継手本体とねじ部材はそれぞれ筒状体である。管継手本体の一部はねじ部材の筒状内側に嵌入される構造を有し、管継手本体またはねじ部材の少なくとも片方にOリング等による嵌入されることにより効果を発するシール構造を有する。管継手本体とねじ部材の接合面は筒状体外周に軸線方向に沿って形成された少なくとも1組の凹凸を有し、管継手本体とねじ部材の凸凹は相補完するように嵌合する。前記凹凸部の外周面には溝を有し、その溝は前記凹凸が嵌合した時に一連となる位置に設けられている。その嵌合することで一連となった溝にC型リング等の嵌合係止部材を嵌め込むことで管継手本体とねじ部材が分離しない構造にしていることを特徴としている。
【0007】
また管継手本体の筒体外形状はねじ部材の挿入方向に向かって少なくとも2段の縮径から構成され、挿入を受ける側のねじ部材の筒状内径形状も管継手本体の挿入方向から同様な縮径および傾斜面から構成されることにより、管継手本体とねじ部材の嵌入組立を行う際、挿入開始時のOリング等の傷つけ防止と、縮径および傾斜面による案内形状により管継手本体をねじ部材の筒状内径に慎重に差し込まずとも自動的に軸芯が調整されることを特徴としている。
【0008】
また前記のC型リング等の嵌合係止部材を外すことにより、管継手本体とねじ部材が分離することが可能であり、仕様の異なるねじ部材に付け替えることができることを特徴としている。
【0009】
管継手本体とねじ部材の構成における他の課題解決手段として、管継手本体は合成樹脂で成形し、ねじ部材は金属で形成し、管継手本体とねじ部材はそれぞれ略筒状を呈し、管継手本体の一部はねじ部材の筒状内側に嵌入される構造を有する。その構造は管継手本体の筒体外形状はねじ部材の挿入方向に向かって縮径する少なくとも2段の縮径部から構成され、挿入を受ける側のねじ部材の筒状内径形状も管継手本体の挿入方向から同様に縮径する少なくとも2段の縮径部からなる。管継手本体の前記縮径のうち径の大きい縮径部には軸線方向に伸び外周方向に突起した凸形状を有し、ねじ部材の筒状内側には前記凸形状を受け入れる様に凹形状を有し、管継手本体をねじ部材に嵌入させることで前記凸形状と凹形状は相補完する様に嵌合する構造を有する。管継手本体の前記凸を有する縮径部より小さい縮径部もしくはねじ部材の筒体内径形状の前記凹形状を有する縮径部より小さい縮径部の少なくとも片方にOリング等による管継手本体の一部がねじ部材に嵌入されることにより効果を発するシール構造を有する。管継手本体とねじ部材の外周面にはそれぞれ周方向に溝を有し、管継手本体とねじ部材が嵌合した状態で前記溝に対しそれぞれの溝に嵌り跨ぐ様に繋ぐ構造の嵌合係止部材を装着することで管継手本体とねじ部材が分離しないようにする構造の管継手。
【発明の効果】
【0010】
合成樹脂で成形された管継手のねじ部補強の為に金属等を部分的に使用する技術について本発明においてはインサート成形や圧入、接着、熱溶着等を行っていないため、容易に金属ねじ部の仕様を変えたものを作ることが可能である。すなわちインサート成形の場合に見られる金型等の形状変更が必要とならず、樹脂管継手本体部分の形状はそのままでさまざまな仕様の金属ねじ部に対応出来、また接着など固着させる手段ではないため、組み立てた後からでも分解、別仕様による再組立ても可能であり、コスト的にも、時間的にも節約できる。
【0011】
管継手本体の形状が少なくとも2段の縮径から構成されており、また挿入を受ける側のねじ部材の嵌合孔形状も同様な縮径および傾斜面から構成されているため、案内形状となり、管継手本体とねじ部材とを組立てる際、嵌合孔に慎重に差し込まずとも自動的に軸芯が調整され挿入嵌合することが出来るため組立てが容易となる。
【0012】
また、管継手本体のねじ部材挿入側の縮径にOリングが装着されている場合に関して、管継手本体とねじ部材とを組立てる際、管継手本体をねじ部材に挿入し始めた段階では管継手本体に装着されたOリングの外径とねじ部材の筒状内径には十分な空間があり、凸凹を有するねじ部材接合面への接触によるOリングの傷付けや捩れを発生させることなく挿入を進めることができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の第一実施例を示す半縦断面図である。
【図2】本発明の第一実施例を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の第一実施例のねじ部材の縦断面図である。
【図4】流路分岐タイプの一実施例を示す斜視図である。
【図5】図4に示す形状の縦断面図である。
【図6】被接続体との接続の一例を示す説明図である。
【図7】嵌合係止部材の一例を示す斜視図である。
【図8】第二実施例を示す半縦断面図である。
【図9】第二実施例を示す分解斜視図である。
【図10】第二実施例の嵌合係止部材の一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に、本発明の好適な実施の形態にかかる管継手について図面を参照して説明する。
なお、いかに記載される実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施の形態にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
【0015】
(実施の形態1)
本発明の第一実施例を図1から図7を参照して詳細に説明する。
図1に示す様に本発明の管継手1は合成樹脂からなる管継手本体10と、金属からなるねじ部材20と、シール部材であるOリング30と、管継手本体10とねじ部材20を結合固定するための例えば弾性を有する金属線材からなるC型リング等の嵌合係止部材40から構成され、管継手本体とOリングとねじ部材と嵌合係止部材は同一軸線上に沿って組み合わされる。
管継手本体10に使用される合成樹脂として例えばポリフェニレンサルファイド等の耐熱性および機械的強度に優れたエンジニアリングプラスチックが望ましい。またねじ部材20に使用される金属としては真鍮が代表的な材料である。
【0016】
図2および図3に示す様に管継手本体10は略軸中心に貫通した流路11を有する筒形状12から成り、外周面に嵌合係止部材40が嵌る第一溝13が形成され、第一溝13の位置よりもねじ部材20寄りの位置に縮径された第一縮径部14を有し、さらにねじ部材20寄りに縮径された第二縮径部15を有する。第一縮径部14と第二縮径部15の間は傾斜面16で接続されている。
また第二縮径部15の外周面にはOリング用溝17が形成されている。
Oリング用溝17にはOリング30が装着され、管継手本体10がねじ部材20に嵌入することでシール機能を果たす構造としている。
【0017】
管継手本体10には第一溝13に交差する様に凹形状18が少なくとも一箇所有し、前記凹形状18は後述するねじ部材20の凸形状25が嵌入される方向に開口している。したがって筒形状12の外周面にある第一溝13は凹形状18によって断続することになる。
【0018】
ねじ部材20は、略軸中心に貫通した嵌合孔22を有する筒状体であり、ねじ部材20の一端は管用ねじ21が形成される。
嵌合孔22は管継手本体10の縮径形状に沿った径と形状で形成されおり、管継手本体10が挿入される側(管用ねじ21と反対側)から第三縮径部26を有し、傾斜面28を介して第四縮径部27を構成する。第三縮径部26は管継手本体10の第一縮径部14に、第四縮径部27は第二縮径部15に沿うように対応する。第一縮径部14と第三縮径部26の径は少なくとも前記Oリング溝17に装着されたOリング30の外径よりも大きく設定されている。
【0019】
ねじ部材20の他端(管継手本体の挿入側)には軸方向に凸形状25が形成され、管継手本体10の凹形状18に嵌合する。つまり管継手本体10の凸凹形状とねじ部材20の凸凹形状が相補完するように嵌り込む構造である。
【0020】
ねじ部材20の凸形状25における筒状体の外周面には第二溝23を形成し、第二溝23の位置は管継手本体10とねじ部材20が嵌合した際、管継手本体10の第一溝13と一連となる位置に形成される。第一溝13と第二溝23からなる一連の溝に嵌合係止部材40を嵌め込むことにより管継手本体10とねじ部材20を離間することを防ぐことができる。
【0021】
管継手の施工時に加わる荷重の内、ねじ締め等による軸回転方向の荷重は、管継手本体10とねじ部材20により形成された凹凸形状(18、25)により受け、また軸方向の荷重は第一溝13と第二溝23とC型リング等の嵌合係止部材40で受けるという技術思想である。
【0022】
図6に被接続体との接続例を示す。管継手本体10の一端(ねじ部材と反対側)の形状の実施例の一つとしてフランジ形状50を有する。被接続体も同様にフランジ形状を有し、管継手本体10のフランジと被接続体のフランジをクリップ60等で挟み接続される。
【0023】
前記フランジ形状50を含めた筒形状12の形状は被接続体の仕様により必要な形状を形成するものであり、例えば図4および図5に示す第2実施例のように流路の分岐を有する形状でも良い。
【0024】
嵌合係止部材40の一例であるC型リングは金属に限らず合成樹脂でも良い。合成樹脂としては、機械的強度に優れ伸びの有る、例えば、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリアセタールなどや前記材料に補強する目的でガラスファイバー等を添加したものでも良い。
【0025】
嵌合係止部材40はC型リングに限るものではない。例えば、図7に示す様な合成樹脂で成形した部材で挟み込むような形で溝に嵌まり込み、係止するものでも良い。
【0026】
(実施の形態2)
次に、本発明の管継手本体とねじ部材の接合部構造の他の実施形態である第二実施例について図8から図10に基づいて説明する。
【0027】
この実施形態の前記実施例との違いは管継手本体とねじ部材に設けられた嵌合係止部材用の溝の形態と凹凸形状の形態および嵌合係止部材の形態である。したがって前記実施例と同一の部材、部位には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0028】
この実施形態においても合成樹脂からなる管継手本体100と金属からなるねじ部材200とシール部材であるOリング30と、管継手本体100とねじ部材200を結合固定する嵌合係止部材400から構成され、これら部材は同一軸線上にそって組み合わされる。
【0029】
図8および図9に示す様に管継手本体100は略軸中心に貫通した流路11を有する筒形状12から成り、外周面に嵌合係止部材400が嵌る第三溝130が形成され、第三溝130の位置よりもねじ部材200寄りの位置に縮径された第一縮径部14を有し、さらにねじ部材200寄りに縮径された第二縮径部15を有する。第一縮径部14と第二縮径部15の間は傾斜面16で接続されている。
また第二縮径部15の外周面にはOリング用溝17が形成されている。
Oリング用溝17にはOリング30が装着され、管継手本体100がねじ部材200に嵌入することでシール機能を果たす構造としている。
【0030】
第一縮径部14には軸線方向に沿って伸び、外周方向に突起した凸形状180が少なくとも1個形成されている。
【0031】
ねじ部材200の嵌合孔22には、管継手本体100をねじ部材200に嵌入する際に前記凸形状180を受け入れる様に凹形状250が形成されており、相補完するように嵌合する。また、ねじ部材200の外周面には第四溝230が形成されている。
【0032】
管継手本体100とねじ部材200が嵌合した後、第三溝130と第四溝230に対し嵌合係止部材400を取り付ける。嵌合係止部材400は第三溝130と第四溝230に嵌り込み橋渡しする形状を有することで、管継手本体100とねじ部材200が離間することを防ぐことができる。
【0033】
嵌合係止部材400は図9に示す様な線材のリング状でも良いし、図10に示す様な形態の合成樹脂で成形されたものでも良い。
【符号の説明】
【0034】
1、2 管継手
10、100 管継手本体
11 流路
12 筒形状
13 第一溝
14 第一縮径部
15 第二縮径部
16 傾斜面
17 Oリング溝
18 凹形状
20、200 ねじ部材
21 管用ねじ部
22 嵌合孔
23 第二溝
25 凸形状
26 第三縮径部
27 第四縮径部
28 傾斜面
30 Oリング
40、400 嵌合係止部材
50 フランジ形状
60 クリップ
130 第三溝
180 凸形状
230 第四溝
250 凹形状

【特許請求の範囲】
【請求項1】
管継手本体は合成樹脂で成形し、ねじ部材は金属で形成し、管継手本体とねじ部材はそれぞれ略筒状を呈し、管継手本体の一部はねじ部材の筒状内側に嵌入される構造を有し、管継手本体またはねじ部材の少なくとも片方にOリング等による管継手本体の一部がねじ部材に嵌入されることにより効果を発するシール構造を有し、管継手本体とねじ部材の接合面は筒状体外周に軸線方向に沿って形成される少なくとも1組の凹凸を有し、管継手本体とねじ部材の前記凸凹は相補完するように嵌合し、前記凹凸部の外周面には溝を有し、その溝は前記凹凸が嵌合した時に一連となる位置に設けられ、その嵌合することで一連となった溝にC型リング等の嵌合係止部材を嵌め込むことで管継手本体とねじ部材が分離しないようにする構造の管継手。
【請求項2】
管継手本体は合成樹脂で成形し、ねじ部材は金属で形成し、管継手本体とねじ部材はそれぞれ略筒状を呈し、管継手本体の一部はねじ部材の筒状内側に嵌入される構造を有し、その構造は管継手本体の筒体外形状はねじ部材の挿入方向に向かって縮径する少なくとも2段の縮径部から構成され、挿入を受ける側のねじ部材の筒状内径形状も管継手本体の挿入方向から同様に縮径する少なくとも2段の縮径部からなり、管継手本体の前記縮径のうち径の大きい縮径部には軸線方向に伸び外周方向に突起した凸形状を有し、ねじ部材の筒状内側には前記凸形状を受け入れる様に凹形状を有し、管継手本体をねじ部材に嵌入させることで前記凸形状と凹形状は相補完する様に嵌合する構造を有し、管継手本体の前記凸を有する縮径部より小さい縮径部もしくはねじ部材の筒体内径形状の前記凹形状を有する縮径部より小さい縮径部の少なくとも片方にOリング等による管継手本体の一部がねじ部材に嵌入されることにより効果を発するシール構造を有し、管継手本体とねじ部材の外周面にはそれぞれ周方向に溝を有し、管継手本体とねじ部材が嵌合した状態で前記溝に対しそれぞれの溝に嵌り跨ぐ様に繋ぐ構造の嵌合係止部材を装着することで管継手本体とねじ部材が分離しないようにする構造の管継手。
【請求項3】
管継手本体の筒体外形状はねじ部材の挿入方向に向かって少なくとも2段の縮径から構成され、挿入を受ける側のねじ部材の筒状内径形状も管継手本体の挿入方向から同様な縮径および傾斜面から構成されることにより、管継手本体とねじ部材の嵌入組立を行う際、挿入開始時のOリング等の傷つけ防止と、縮径および傾斜面による案内形状により管継手本体をねじ部材の筒状内径に慎重に差し込まずとも自動的に軸芯が調整される構造の請求項1若しくは請求項2記載の管継手。
【請求項4】
C型リング等の嵌合係止部材を外すことにより、管継手本体とねじ部材を分離することが可能であり、仕様の異なるねじ部材に付け替えることができる構造の請求項1及び請求項3若しくは請求項2及び請求項3記載の管継手。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−231919(P2011−231919A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−115770(P2010−115770)
【出願日】平成22年4月28日(2010.4.28)
【出願人】(000226507)株式会社ニックス (96)
【Fターム(参考)】