説明

簡単に編めて失敗しないための手作り布草履の芯

【課題】従来の手作り布草履はポリプロピレンロープを芯として使用しているため、作り手の力加減や経験不足によりサイズを取りにくい上に型崩れを生じやすく、加えて洗濯時には乾燥に2日程かかる。これはほとんどの場合芯の部分に問題があるからである。
【解決手段】これまで使用されてきたポリプロピレンロープを改め、発泡ポリエチレン製のサイズ別成型芯を使用することのより、その型芯に布を沿わせていくだけで子供からご年配の方までが簡単に短時間で布草履を作成することが可能になり、履き心地も軽く適度な弾力は心地よいもので洗濯時の乾燥も早い。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、手作り布草履をより簡単に美しく作成するための要となる芯の部分に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の手作り布草履の芯には、ポリプロピレンロープの5ミリから8ミリ幅を使用してきた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ロープの太さや作り手の力加減によって、細くなったり長くなったり希望の大きさにならないことが多々あるうえに、出来上がりは重くて硬く、洗濯時には乾燥に2日程要するため、自作を諦めて高額な規制のものを購入するのが現実である。これでは、家庭内の余り布や思い出の着物などをほどいで作るなどの本来の、心のこもった手作り布草履の思いやりの気持ちから離れていく。
【問題を解決するための手段】
【0004】
本発明は上記の課題を解決するために、足の幅や長さのサイズ別の発泡ポリエチレン製の型芯をあらかじめ作成し、作り手はその型に沿って布を渡していくだけで、短時間で望みどおりの大きさの布草履を作り上げることが出来る。
【発明の効果】
【0005】
子供からご年配の方まで簡単に自由自在に編めるため、これまではゴミとして捨てていたような布を、安全で安心で健康的な履物として生き返らせることが出来る。硬いロープ芯と違い、軽くて適度な弾力性はとても履き心地がよく、洗濯後も短時間で乾く。手作り布草履により親しむことは、物を無駄にしない精神につながるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
1センチ幅の発泡ポリエチレン板で、各サイズの型芯を作成する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】「布草履芯を示した平面図である。」
【図2】「布草履芯を示した斜め側面図である。」
【符号の説明】
【0008】
1 幅10ミリの発泡ポリエチレン部分である。
2 くり抜き部分である。
3 発泡ポリエチレン10ミリの厚みの部分である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
手作り布草履をより簡単に美しく作成し、清潔に使用し続けるための要の部分である芯の部分に関するもので、これまで使用されてきたポリプロピレンロープに替わり発泡ポリエチレンの成型芯に布を沿わせていくことで、サイズ合わせや形崩れに苦心してきたものが誰でも簡単に短時間で布草履の作成が可能になる、手作りする方のための布草履芯です。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−66368(P2009−66368A)
【公開日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−265933(P2007−265933)
【出願日】平成19年9月11日(2007.9.11)
【出願人】(507337577)
【Fターム(参考)】