説明

簡易プラネタリウム装置および簡易画像投影装置

【課題】従来技術の光学式プラネタリウムより低価格で扱い易しく、ピンホール式よりも投影される星空がシャープで美しく、かつ専用のドームスクリーンを用いずに家庭環境などで気軽に星空を再現することのできる簡易プラネタリウム装置を提供する。
【解決手段】 光源6から出た光は、コンデンサレンズ5を介して透過原板3、固定絞り2、広角の投影レンズ1を通過しスクリーン上に星空を映し出す。透過原板3は、実際の星の位置と明るさに相当する透過孔3aを多数有する遮光性の円板で、その回転軸10を中心とするボールベアリング4の内輪で支持され、回転軸10を中心に回転可能であり、ベルト7を介してモータ8によって駆動される。投影レンズ1、固定絞り2の窓、コンデンサレンズ5および光源6の中心はすべて光軸9上に配置され、透過原板3,プーリ11およびボールベアリング4の中心は、回転軸10に一致している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、家庭環境などで簡易に星空を投影できる簡易プラネタリウム装置および画像を投影できる画像投影装置に関する。
【背景技術】
【0002】
昼間でも人工的に星空を再現し、任意に動かすことのできるプラネタリウム装置は、美しい星空を昼夜を問わず再現して鑑賞できるのみならず、恒星などの天体の運行を再現できるため、天文学の学習に好適な装置として、世界中で使用されてきた。
図9は、公知の光学式プラネタリウム装置の基本構成を示した図である。
恒星投影球48は、日周軸44の中心で回転できるように支持されており、この角度は観測地の緯度と同じ角度46に設定されている。43は光源であり、恒星投影球48の中心に設置されている。恒星投影球48の表面には投影ユニット52が、所定の角度で複数配置されている。光源43から出た光は、投影ユニット52のコンデンサレンズ51,遮光性の素材に恒星に相当する透過孔を有する恒星原板50,投影レンズ49を通り、ドームスクリーン47に焦点を結び星空の画像が再現される。投影ユニット52ひとつで再現できる星空の範囲には制限があるため、この投影ユニット52を複数、例えば12個乃至32個を配置し全天をカバーすることにより本物の星空に似た人工の星空を再現することができる。
【0003】
この図9の装置は、恒星球の中心を視点とした場合、ドームスクリーン上の極めて正確な位置に恒星を投影でき、しかもレンズを使用することによりシャープでリアルな星空を再現することができる。特許文献1および2には上記光学式プラネタリウム装置の基本的な構成が類似する一例が示されている。
図10は、公知のピンホール式プラネタリウム装置の基本構成を示した図である。
光学式プラネタリウムと基本構成は似ているが、遮光性の恒星球に、恒星に相当する透過孔42が直接開いており、その中に光源43が設置されている。光源43から出た光は、この透過孔42を通り、ドームスクリーン47に投影され、それが星空のように見える。光学式プラネタリウム装置と同様に、正確な位置に星を投影することができる。
特許文献3には、上記ピンホール式プラネタリウム装置の基本的な構成が類似する一例が示されている。
【特許文献1】特許2632438号
【特許文献2】特開昭61−43781号公報
【特許文献3】実開昭55−144341号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来技術における光学式のプラネタリウム装置は、複数の投影レンズと恒星原板を使用し、これを恒星投影球に組み付けるという構成のため、構造が複雑で、部品点数が多く、部品製造コストや組み立て、調整コストが高くつき、しかも装置本体の重量が重くなりやすく、取り扱いが難しいという問題点があった。それ故に用途は、資金のある公共施設などのきわめて限定された場所にとどまっていた。また、ピンホール式のプラネタリウム装置は、レンズを使用しないため、構造は上記の光学式プラネタリウムよりも簡易な構成になるが、影を投影する構成であるためシャープな像を得ることが難しく、また像をシャープにするためには極度に発光点の小さい光源を使用する必要があり、光源の選定に制限があった。
【0005】
さらにこの恒星球は球形の材料もしくは平面の材料を組み立てた多面体などで作られるため、球面への孔加工にコストがかかり、平面の投影原板を組み立てるには作業コストや継ぎ目の発生などの問題があった。さらには投影原板が直接外気に晒されるため星像がゴミの影響を受けやすいという問題点があった。
【0006】
プラネタリウムは、大自然同様の満天の星空を再現することができる優れた装置であり、この星空を専用の施設のみならず家庭環境でも楽しみ、また星座の動きの学習をしたいというニーズが世の中に存在する。
しかしながら、上記ニーズに応えるためには、ドームスクリーンを設置することは困難、かつ煩雑であり、ドームスクリーンなしの、直方体などの形状の室内に直接星を投影できることが望まれる。上記の光学式プラネタリウム装置およびピンホール式プラネタリウム装置は家庭環境で使用した場合、平面にはかろうじて星や星座が判別しやすく投影できるものの、部屋の隅や、家具類などに重なった場合、星の見える位置が著しくゆがみ、星座などが非常に分かりにくく、家具類の色合いによっては像自体が十分映らないなどの問題を生じる。また、光学式プラネタリウムを持ち込んだ場合は、投影レンズ自体が動き、投影スクリーンとなる壁面との距離が複雑に変動するため、ピントずれを生じ、レンズ間の隙間の間隔が変化して星座の形がゆがむなどの問題点があった。
【0007】
このような理由で、低コストの装置を使い、家庭で美しい星空を楽しみ、また星座を学習するというニーズに応えることは困難であった。
然るに、本発明は、従来技術の光学式プラネタリウムよりもはるかに低コストで扱い易しく、ピンホール式よりも投影される星空がシャープで美しく、なおかつ専用のドームスクリーンを用いずに家庭環境などで気軽に星空を再現することのできる簡易プラネタリウム装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、星の数や、星座の絵の有無などを自由に変えられるプラネタリウム装置およびさまざまな画像を投影できる画像投影装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するために本発明の請求項1は、光源と、前記光源の光を集光する集光用光学系と、恒星,星座など星に対応する孔を有する透過パターンを持つ、回転可能な恒星原板と、前記恒星原板の回転中心を前記光学系の光軸に対し一致させるか、または偏心させて回転させる回転機構と、レンズまたは反射鏡で形成される投影光学系とを備え、前記回転機構により透過原板上の投影する位置を移動可能とし、透過原板の透過光を前記投影光学系で天井または壁などの水平面,斜行面,垂直面,曲面または球面に投影することにより星空を再現することを特徴とする。
本発明の請求項2は、光源と、前記光源の光を集光する集光用光学系と、任意の画像を有する透過原板と、前記透過原板の回転中心を前記光学系の光軸に対し一致させるか、または偏心させて回転させる回転機構と、レンズまたは反射鏡で形成される投影光学系とを備え、前記回転機構により透過原板上の投影する位置を移動可能とし、透過原板の透過光を前記投影光学系で天井または壁などの水平面,斜行面,垂直面,曲面または球面に投影することにより画像を再現することを特徴とする。
本発明の請求項3は、請求項1記載の簡易プラネタリウム装置または請求項2記載の簡易画像投影装置の発明において、前記透過原板の前または後ろに、固定された絞りを入れることにより、投影される範囲を限定することを特徴とする。
本発明の請求項4は、請求項3記載の簡易プラネタリウム装置または簡易画像投影装置において前記透過原板の回転中心軸と、投影レンズの光軸の間の距離を変化させるスライド移動手段を有することを特徴とする。
本発明の請求項5は、請求項1,2,3または4記載の簡易プラネタリウム装置または簡易画像投影装置において、前記透過原板を差し替える構造を有することを特徴とする。 本発明の請求項6は、請求項1,2,3,4または5記載の簡易プラネタリウム装置または簡易画像投影装置において、前記光源は発光ダイオードを使用することを特徴とする。
本発明の請求項7は、前記請求項1,2,3,4,5または6記載の装置を、複数設置し、該複数の装置の間を電気的に接続するか、または機械的手段に接続して連動させ、それぞれの装置の投影をオン,オフ制御することにより複合的な演出効果を実現することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
上記構成によれば、低コストで製作でき、ドームなどの付帯設備を使用せず、家庭環境などで使用可能で、クリアで美しい星空を投影できる簡易プラネタリウム装置およびクリアな画像を投影できる簡易画像装置を実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。
図1は、本発明によるプラネタリウム装置の実施の形態を示す概略図である。
例えば発光ダイオードによる光源6から出た光は、コンデンサレンズ5を通った後、透過原板3、固定絞り2、広角の投影レンズ1を通って、スクリーンに投影されて星空を映し出す。
透過原板3は、実際の星の位置と明るさに相当する透過孔3aを多数有する遮光性の円板であり、通常、金属薄膜のエッチング法や、写真フィルムなどを応用して低コストで製造される。透過原板3は、回転軸10を中心とするボールベアリング4の内輪で支持されており、回転軸10を中心に回転可能となっている。この透過原板3は、ベルト7を介してモータ8によって駆動される。モータ8の出力軸12に取り付けられたプーリ13と、透過原板3に固定されたプーリ11の間に上記ベルト7が掛け渡され、モータ8の回転が減速されて透過原板3に伝達される。透過原板3以外の部品は固定されている。投影レンズ1、固定絞り2の窓、コンデンサレンズ5および光源6の中心はすべて光軸9上に配置され、透過原板3,プーリ11およびボールベアリング4の中心は、回転軸10に一致している。
【0011】
透過原板3の中で投影レンズ1により映し出される範囲は、透過原板3の回転位置と、固定絞り2の位置関係により決定される。
図2は、この透過原板の座標設定を示したものである。
恒星は、赤道座標によって位置が定義されているが、この透過原板3は、中心を天の北極35とし、回転方向に赤経、半径方向に赤緯を設定するようになっている。赤緯線34は、本図では赤緯10度刻みの目盛を記してあって、天の北極すなわち赤緯90度の中心から、外周方向に、赤緯80度、70度となっている。点線33は赤緯0度すなわち天の赤道である。さらに外周には、赤緯−10、−20度といった形で、南天の範囲も一部含まれている。
【0012】
図3は、この透過原板3と固定絞り2を重ねて光軸方向から見て重ね、実際に投影される範囲を示した図である。
斜線の入った透過窓37が実際に投影される範囲であり、投影原板の一部である。この透過窓の中心が天頂であり、輪郭が地平線であり、それぞれに東西南北の方位が設定されている。南と天頂と北を結ぶ直線38は子午線である。
ここで、図3では、子午線上が赤経0hと重なっているので、恒星時が0hの状態である。これは概ね秋の夜空を再現している状態になる。ここで透過原板3を90度回転させた状態が図4であり、子午線に赤経6hが重なっているので、恒星時6hの状態となる。これは概ね冬の夜空になる。このように透過原板3を回転させることにより恒星時を任意の値に設定でき、春夏秋冬の季節の変化、および時刻の変化という、星の基本的な日周運動を再現することができる。これは、すなわち、図7で示す公知の星座早見板と同じ構成であり、本実施の形態で星の日周運動を模擬的に再現できることを示す分かりやすい一例である。
【0013】
図6は本発明の他の実施の形態を示すもので、図1の実施の形態にさらに改良を加え、透過原板およびボールベアリングの回転軸10を、光軸9に対して可変とするスライドレール機構を設けたものである。
ボールベアリング17および透過原板16は、側面にラックギア29が付設されたスライド板28に支持されている。モータ31の出力軸にはピニオンギア30が取り付けられ、該ピニオンギア30は上記ラックギア29に噛合している。モータ31を正逆転駆動することによりスライド板28を矢印Aの方向にスライドできるようになっている。
図5に、図6のスライド機構により、固定絞りに対して透過原板の位置が移動した状態が示されている。投影される範囲が中心方向に移動することにより、南天の星はより低く(中心から離れる)、北天の星はより高い位置(中心に近づく)に投影される。この状態は、より高緯度の地点に移動したことを意味する。
【0014】
このように光軸9と回転軸10の距離を変えるだけで、さまざまな緯度の土地の星空を再現できる。光軸9と回転中心軸10が一致した状態は、北極点の星空に相当する。すなわち星が昇ったり沈んだりしない日周運動の再現である。なお、ここでは北半球の星空の運行を示したが、代わりに中心を天の南極とし、外周方向に赤緯を大きく、赤経の方向を逆の透過原板を使用し、回転方向を逆にすれば、南半球の星空も再現できることはいうまでもない。
【0015】
図8は、本発明による簡易プラネタリウム装置を使い、一般室内で星を投影している様子を示した図である。
室内の隅や本棚25,机26などの家具類に妨げられることなく、天井23のみに全天にほぼ相当する星を投影できるため、全天にわたって星座24を容易に観察できる。またレンズ投影によるためシャープでリアルな星空を再現できる。さらに、透過原板は低コストで製造できるため、透過原板装脱着機構を設け透過原板を差し替えることにより、たとえば星の数を多い原板を使用すれば、美しく降るような星空を再現して、リラクゼーションや上級者の天体観望に好適である。逆に星の数が少なめの原板を使用すれば、星座を見つけやすい星空を再現できる。
【0016】
星座絵や星を結んだ星座線、星座名などの文字を記入した原板を使用すれば、容易に星座を見つけて学習することができる。さらには、その月々の惑星の位置を記入した原板を使用すれば、惑星などの天体も再現することができる。また、恒星や惑星などの天体以外の透過パターン、例えば風景や人物、文字などを記した透過原板を使用すれば汎用のスライド投影機や照明装置としても使用でき、汎用性を持たせることができる。
複数の本装置を使用し、これら装置を連動させて、投影像を重ね合わせ、1つの装置に例えば星座絵のみ、もう1つの装置に恒星のみ投影する原板を装填し、恒星の原板を装填した投影装置は常にオンし、星座絵の原板を装填した投影装置はオンオフを切り替えれば、恒星を背景に星座絵を表わしたり消したりといった演出もできる。上記動作は、各装置間を電気的接続し、制御回路によって各投影装置をオン,オフ制御することによって実現できる。また、機械的に連動させて各投影装置をオン,オフすることもできる。
なおオーロラその他の天体、文字などあらゆるものについて同様の応用ができるのはもちろんのことである。
【0017】
このように、従来は困難であった家庭で、特別のドームなどの設備を使用せずに美しい星空を楽しむ簡易プラネタリウム装置を実現することができる。これは青少年の理科教育や、世代を問わぬリラクゼーションなどにも好適である。また星空の投影機能と同時に任意の画像も投影できるために、学習、娯楽を問わず幅広い応用が可能である。さらに、簡易プラネタリウム装置および簡易画像投影装置は上述したように透過原板を装脱着できる機構を設けることにより、容易に投影内容を変えることが可能である。
【0018】
以上の実施の形態では、透過原板を通過した光を投影レンズで天井などに投影する例を説明したが、投影レンズの後ろ面に反射鏡を挿入して投影方向を変える構成にしてもよい。また、反射鏡で光の方向を変えた後に、投影レンズで投影するようにしても良い。このような構成にすれば、家庭の壁などの垂直部分,斜め面にも投影できる。また、平面に投影する例を示したが、スクリーンとして曲面や球面などに投影することも可能である。
さらに、光源として発光ダイオードを用いた例を示したが、色の付いた他の光源を用いても良い。さらにはスライドレール機構のスライド板を移動させる手段として、ラックピニオン式の例を示したが、モータの回転運動を直線運動に変換する機構であるならば、他の機構を用いても良い。
透過原板の回転中心と光学系の光軸とを偏心させた例を示したが、透過原板の回転中心と光学系の光軸とを一致させて回転する機構も実施することができる。
【産業上の利用可能性】
【0019】
一般の家庭などに設置して天井などに星座を再現できる簡易な構成のプラネタリウム装置であり、通常の画像投影装置としても使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明による簡易プラネタリウム装置の実施の形態を示す概略斜視図である。
【図2】図1の透過原板の座標設定を説明するための図である。
【図3】図1における透過原板と固定絞りによって実際に投影される範囲を示した図である。
【図4】図3において透過原板を90度回転させた状態を示す図である。
【図5】スライドレール機構により、固定絞りに対して透過原板の位置が移動した状態を示す図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す図で、透過原板およびボールベアリングの中心回転軸を光軸に対して可変としたものである。
【図7】星座早見板を示す図である。
【図8】本発明による簡易プラネタリウム装置を使い、一般室内で星を投影している様子を示した図である。
【図9】公知の光学式プラネタリウム装置の基本構成を示した図である。
【図10】公知のピンホール式プラネタリウム装置の基本構成を示した図である。
【符号の説明】
【0021】
1 投影レンズ
2 固定絞り
3 透過原板(投影原板)
4 ボールベアリング
5 コンデンサレンズ
6 光源(発光ダイオード)
7 ベルト
8 モータ
9 光軸
10 回転軸(回転中心軸)
11,13 プーリ
12 出力軸
14 窓
15 星座早見板
22 日周軸
23 天井
24 投影された星座
25 本棚
26 机
27 簡易プラネタリウム装置


【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源と、
前記光源の光を集光する集光用光学系と、
恒星,星座など星に対応する孔を有する透過パターンを持つ、回転可能な恒星原板と、
前記恒星原板の回転中心を前記光学系の光軸に対し一致させるか、または偏心させて回転させる回転機構と、
レンズまたは反射鏡で形成される投影光学系とを備え、
前記回転機構により透過原板上の投影する位置を移動可能とし、透過原板の透過光を前記投影光学系で天井または壁などの水平面,斜行面,垂直面,曲面または球面に投影することにより星空を再現することを特徴とする簡易プラネタリウム装置。
【請求項2】
光源と、
前記光源の光を集光する集光用光学系と、
任意の画像を有する透過原板と、
前記透過原板の回転中心を前記光学系の光軸に対し一致させるか、または偏心させて回転させる回転機構と、
レンズまたは反射鏡で形成される投影光学系とを備え、
前記回転機構により透過原板上の投影する位置を移動可能とし、透過原板の透過光を前記投影光学系で天井または壁などの水平面,斜行面,垂直面,曲面または球面に投影することにより画像を再現することを特徴とする簡易画像撮影装置。
【請求項3】
前記透過原板の前または後ろに、固定された絞りを入れることにより、投影される範囲を限定することを特徴とする請求項1記載の簡易プラネタリウム装置または請求項2記載の簡易画像投影装置。
【請求項4】
前記透過原板の回転中心軸と、投影レンズの光軸の間の距離を変化させるスライド移動手段を有することを特徴とする請求項3記載の簡易プラネタリウム装置または簡易画像投影装置。
【請求項5】
前記透過原板を差し替える構造を有することを特徴とする請求項1,2,3または4記載の簡易プラネタリウム装置または簡易画像投影装置。
【請求項6】
前記光源は発光ダイオードを使用することを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の簡易プラネタリウム装置または簡易画像投影装置。
【請求項7】
前記請求項1,2,3,4,5または6記載の装置を、複数設置し、該複数の装置の間を電気的に接続するか、または機械的手段に接続して連動させ、それぞれの装置の投影をオン,オフ制御することにより複合的な演出効果を実現することを特徴とする簡易プラネタリウム装置または簡易画像投影装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−308785(P2006−308785A)
【公開日】平成18年11月9日(2006.11.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−129917(P2005−129917)
【出願日】平成17年4月27日(2005.4.27)
【出願人】(599154906)
【Fターム(参考)】