説明

紙の切断装置

【課題】書類や用紙などの廃紙を、わずかな手間で裏面利用のメモ用紙として再生する。又A5やB6、更にこれに満たないサイズを含む各種の適正最小定型用紙サイズでの書類や用紙作りを容易にして紙資源の節約を可能にする。
【解決手段】用紙束を等分に多量に切断できる装置を設ける。更にコピー前後やプリント前後やその他の紙の切断する動作を自動で行うことにより紙の切断の仕事を軽減する。これによりA判とB判の通常使用する最大定型用紙サイズの各一種類の紙があれば、これ以下の各定型用紙サイズのコピーやプリントやその他の書類作りが容易に可能となる。更に、シュレッダーに備える場合は、機密書類用の刃と等分用の刃を併設する事により紙資源の再利用や節約を可能にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、定型用紙サイズの紙を2、4、8、16などの等分に切断することで定型用紙サイズの紙を作る事が出来、更に紙を切断する動作を自動で行い多量に作る事が出来る事務用家庭用紙の切断装置に関する。
【0002】
又、この紙の切断装置を備え、紙資源の再利用や節約を実行し、紙の切断の仕事量を減らす為の事務用家庭用コピー機や事務用製版印刷機や事務用家庭用プリンタや事務用家庭用複合機等の紙用印刷機器、及び事務用家庭用シュレッダー等に関する。
【背景技術】
【0003】
定型用紙サイズの紙を2、4、8、16などの等分に切断することで定型用紙サイズの紙を作る事が出来、更に紙を切断する動作を自動で行い多量に作る事が出来る事務用家庭用紙の切断装置は無かった。
尚、手動式紙の切断装置は次文献がある。
【非特許文献1】「KOKUYO2008ステーショナリー編」 ペーパーカッター(ロータリー式)DN‐61N ペーパーカッターDN‐1N
【0004】
又、定型用紙サイズの紙を2、4、8、16などの等分に切断することで定型用紙サイズの紙を作る事が出来、更に紙を切断する動作を自動で行い多量に作る事が出来る事務用家庭用紙の切断装置を備え、紙資源の再利用や節約を実行し、紙の切断の仕事量を減らす為の事務用家庭用コピー機や事務用製版印刷機や事務用家庭用プリンタや事務用家庭用複合機等の紙用印刷機器、及び事務用家庭用シュレッダーは無かった。
尚、紙の切断装置を備えたコピー機の技術は次文献があるが、紙資源の無駄使いを前提とした技術である。
又、非常に複雑なシステムを必要とする紙の切断装置である。
更に、切断時のカッターの刃先のつぶれ、カッターが接するローラの傷付き、紙ずれの発生等が懸念される紙の切断装置である。
【特許文献1】特開2001−138587号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
総じては、紙資源の再利用や節約を実行し紙の切断の仕事量を減らす事であり、詳しくは、次に挙げる事が出来る。
【0006】
現在の事務用家庭用コピー機や事務用製版印刷機や事務用家庭用プリンタや事務用家庭用複合機等は、高速化や多機能化を成し遂げ、「早く、簡単、便利に」出来る為、「日々」、会社や商店、官庁や役場、学校や病院、町内や家庭などの「ほとんどの場所」での書類作りや連絡等に多用されている。
【0007】
更に、これらのコピー機やプリンタ(事務用製版印刷機を含む)や複合機は、例えばコピーやプリントの必要枚数を予測できない事情なら、無難な枚数を一度に行い後日大量の残を出したり、或いは必要枚数を予測できる事情でもこれをせず多めの数量で済ましたり、或いは一度も活用する事の無い控え残しを習慣的に行ったり、或いはメモ用紙等に書き取れば済む短い文章でもコピーやプリントをしたり、或いは捜す手間よりコピーやプリントの手間を優先したりと、「日々」、「ほとんどの場所で」、「早く、簡単、便利」な為、必要以上に無駄に使用されている。
【0008】
即ち、資源の乱用の問題が社会で提言される様になって久しいが、コピーやプリントにより、「日々」、「ほとんどの場所で」、「早く、簡単、便利」に、莫大な量の紙資源の消費や浪費が行われている。
「日々」、「ほとんどの場所で」、「早く、簡単、便利」に、莫大な量の紙資源の消費や浪費が行われている為、これをユーザーサイドの一部だけの問題と片付ける事は問題の解決とは成らないのが現状である。
【0009】
詳しくは、現在の紙は、経済性、利便性だけを考えれば使い捨てる事が最良の方法であるが、反面紙は、「日々」、「ほとんどの場所で」、「早く、簡単、便利」に、消費する資源であり、紙の1枚1枚が大切な資源でもある。
仮に、莫大に消費や浪費がなされているこのコピー用紙やプリント用紙の問題を社会問題と捉えれば、例えば、レジ袋の有料化、割り箸をなくす運動、牛乳パックや新聞紙やチラシやダンボールやその他の紙やペットポトルや食品トレイや空き缶等の再生化等の問題が世間で注目されているのは、(偶然性によるものでなく、)必然性によるものであり、このコピー用紙やプリント用紙の問題も同じと考え、従来の概念を捨て、今一度再考すべき問題である。
【0010】
即ち、莫大な量で消費や浪費が行われているこのコピー用紙やプリント用紙を即排紙としてリサイクルに回すのでなく、ユーザー自身で出来ることはユーザー自身で積極的にこの意識を持ち実行すべき問題であり、又これを実行する為のメーカーによる環境の提供が必要で大切な問題である。
【0011】
更に具体的に著せば、この莫大に消費や浪費をされたコピー用紙やプリント用紙等の廃紙は、即廃棄されず2等分、4等分、8等分、16等分などの等分に切りそろえて、裏面部分をメモ用紙として再利用が可能であり、現にユーザーサイドの「ほとんどの場所で」この廃紙の再利用が実行されている。
しかし、従来の手動式紙の切断器やはさみやナイフの使用では手間であり、「ほとんどの場所で」100パーセントに実行されていると言えないのが現状である。
ユーザーサイドの意識の向上だけでは、この廃紙の再利用方法は今より普及させるのが困難な現状である。
【0012】
更に、一般的に市販されているコピー用紙の最小定型用紙サイズはB5サイズ(182mm×257mm)であり、プリント用普通紙の最小定型用紙サイズはA4サイズ(210mm×297mm)であるが、「ほとんどの場所では」これより小さい定型用紙サイズのA5(148mm×210mm)やB6(128mm×182mm)や更にこれに満たない定型用紙サイズのコピーやプリントの必要性がある。
【0013】
大量に必要がある場合は、定型用紙サイズの一枚の原稿(又は機種によっては等分にする枚数の原稿)から、定型用紙サイズの供給紙に分割されたそれぞれの総て場所に分割されたサイズでコピーやプリントを行い、その後従来の手動式紙の切断器やはさみやナイフで切断をしなければならず、コピーやプリント自体は「早く、簡単、便利」に終えてもこの付帯の仕事を加味すれば、コピーやプリントの仕事はまだまだ面倒で時間の要するものであった。
【0014】
又、少量に必要がある場合は、これより大きな定型用紙サイズで代用しなければならず安易な資源の無駄使いとなっていた。
更に、用紙の最小定型用紙サイズが限られている為、用紙の適正な最小定型用紙サイズを検討することもなく、(「ほとんどの場所の」ほとんどの人は余白が多くを占める書類等に何ら抵抗を感じず、特に官庁や役場や公の学校や公の病院などでは、エコ対策として再生紙の使用を積極的に推し勧めているが、これより重要な紙資源自体の消費を減らす為の取り組みに関しては、まだまだ消極的であり、)習慣的に現存の用紙を適正な最小定型用紙サイズとしてコピーやプリントがなされ、ユーザーの意識のないままに、「日々」、「ほとんどの場所で」、「早く、簡単、便利」に、紙資源の無駄遣いがなされていた。(仮に、B5サイズ未満のコピー用紙やA4サイズ未満のプリント用紙が常時備われば適正な最小定型用紙サイズの選択が習慣的になされるはずである。)
【0015】
尚、現在紙資源を大切にする方法として両面コピーや両面プリントや廃紙の裏面を再利用するコピー、プリントが行われているが、両面コピーや両面プリントの需要は低く、又廃紙の裏面を再利用するコピー、プリントは、利用枚数が多い程供給紙の表裏間違いやサイズ間違いやしわや破れなどの失敗が多く、一度の失敗で白紙の何倍もの経費を要している。
即ち、現在行われている紙の節約や再利用方法だけでは、まだまだ不十分であり、多くの対策が必要である。
【0016】
事務用家庭用シュレッダーに関しては、定型用紙サイズの紙を自動で多量に切断して定型サイズの紙を作る事が出来る機能を備えない為、書類や用紙などの適正な最小用紙サイズを検討するきっかけが無いまま、又機密書類とその他の紙を選別するきっかけの無いまま、即ち紙資源の節約や再利用を考える機会の無いまま、無造作に処理されていた。
【課題を解決するための手段】
【0017】
請求項1の発明は、定型用紙サイズの紙を等分に切断することで定型用紙サイズの紙を作る事ができ、更に紙を切断する動作を自動で行い多量に作る事が出来る事務用家庭用紙の切断装置である。
【0018】
請求項2の発明は、連続して送られる紙が切断具を通過する事により供給方向に切断する事が出来る請求項1の紙の切断装置である。
【0019】
請求項3の発明は、連続して送られる紙を切断具により供給方向と直角に交差する方向に切断する事が出来る請求項1の紙の切断装置である。
【0020】
請求項4の発明は、請求項2の紙の切断装置と請求項3の切断装置を併設する請求項1の紙の切断装置である。
【0021】
請求項5の発明は、多量に積まれた紙を切断することが出来る請求項1の紙の切断装置である。
【0022】
請求項6の発明は、多量に積まれた紙を切断することが可能であり、縦横方向のいずれか一方にある切断具で縦横のいずれか一方の方向を切断する事が出来る請求項1の紙の切断装置である。
【0023】
請求項7の発明は、多量に積まれた紙を切断することが可能であり、縦横双方の方向にある切断具で縦横の一方及び縦横の双方の方向を切断する事が出来る請求項1の紙の切断装置ある。
【0024】
請求項8の発明は、紙の切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間を設けた請求項1、2、3、4、5、6、7の紙の切断装置である。
【0025】
請求項9の発明は、紙の切断時の紙ずれを防止する為に、紙面を押さえる為の紙面押さえを設けた請求項1、2、3、4、5、6、7、8の紙の切断装置である。
【0026】
請求項10の発明は、紙の切断時の紙ずれを防止する為に、紙の上方に突き出た側面紙押さえを紙面押さえの紙押さの邪魔にならない様にして、紙面押さえで紙面を押さえながら紙の切断を行う機能を備える請求項1、5、6、7の紙の切断装置である。
【0027】
請求項11の発明は、切断の誤操作を防止する為に、画面にて、ユーザーが指定する供給紙の大きさの図面と、ユーザーが指定する切断個所の図面と、ユーザーが指定する切断後の紙の大きさの図面を縮小サイズで表示することが出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10の紙の切断装置である。
【0028】
請求項12の発明は、事務用家庭用コピー機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置である。
【0029】
請求項13の発明は、事務用製版印刷機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置である。
【0030】
請求項14の発明は、事務用家庭用プリンタに備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置である。
【0031】
請求項15の発明は、コピー機能を装備した事務用家庭用複合機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置である。
【0032】
請求項16の発明は、プリント機能を装備した事務用家庭用複合機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置である。
【0033】
請求項17の発明は、事務用家庭用シュレッダーに備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置である。
【0034】
請求項18の発明は、紙を中央寄せで供給し切断する事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17の紙の切断装置である。
【0035】
請求項19の発明は、紙の2方を中央寄せで供給することにより、2等分の全ての切断個所を装置の1個所の切断個所に設定して1個の切断具で切断することができる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17の紙の切断装置である。
【0036】
請求項20の発明は、紙の4方を中央寄せで供給することにより、2等分の全ての切断個所を装置の1個所の切断個所に設定して1個の切断具で切断することができ、更に4等分の全ての切断個所を装置の縦方向の1個所の切断個所と横方向の1個所の切断個所に設定して縦方向の1個の切断具と横方向の1個の切断具で切断することができる請求項1、4、5、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17の紙の切断装置である。
【0037】
請求項21の発明は、複数刃を備え1個所又は複数の切断個所を1度に切断することができる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20の紙の切断装置である。
【0038】
請求項22の発明は、縦横方向のいずれか一方に備えた複数刃で縦横方向のいずれか一方の1個所又は複数個所を1度に切断することができる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20の紙の切断装置である。
【0039】
請求項23の発明は、縦横方向の双方に備えた複数刃で縦方向の1個所又は複数個所を1度に切断することができ、更に横方向の1個所又は複数個所を1度に切断することができる請求項1、4、5、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20の紙の切断装置である。
【0040】
請求項24の発明は、切断具の設置を1個に限定し、切断を2等分に限定し、全ての2等分の切断を可能にした請求項1、2、3、5、6、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19の紙の切断装置である。
【0041】
請求項25の発明は、切断具の設置を縦方向の1個と横方向の1個に限定し、切断を2等分と4等分に限定し、全ての2等分と全ての4等分の切断を可能にした請求項1、4、5、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20の紙の切断装置である。
【0042】
請求項26の発明は、ユニットシステムにして事務用家庭用コピー機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置である。
【0043】
請求項27の発明は、ユニットシステムにして事務用製版印刷機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、13、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置である。
【0044】
請求項28の発明は、ユニットシステムにして事務用家庭用プリンタに備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、14、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置である。
【0045】
請求項29の発明は、ユニットシステムにしてコピー機能を装備した事務用家庭用複合機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、15、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置である。
【0046】
請求項30の発明は、ユニットシステムにしてプリント機能を装備した事務用家庭用複合機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、16、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置である。
【0047】
請求項31の発明は、事務用家庭用コピー機や事務用製版印刷機や事務用家庭用プリンタやコピー機能を装備した事務用家庭用複合機やプリント機能を装備した事務用家庭用複合機等の紙用印刷機器に備えた請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置である。
【0048】
請求項32の発明は、ユニットシステムにして事務用家庭用コピー機や事務用製版印刷機や事務用家庭用プリンタやコピー機能を装備した事務用家庭用複合機やプリント機能を装備した事務用家庭用複合機等の紙用印刷機器に備えた請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置である。
【0049】
請求項33の発明は、連続して送られる紙が切断具を通過する事により供給方向に切断する事が出来、更に連続して送られる紙を切断具により供給方向と直角に交差する方向に切断する事が出来、紙の切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間を設け、紙の切断時の紙ずれを防止する為に、紙面を押さえる為の紙面押さえを設け、切断の誤操作を防止する為に、画面にて、ユーザーが指定する供給紙の大きさの図面と、ユーザーが指定する切断個所の図面と、ユーザーが指定する切断後の紙の大きさの図面を縮小サイズで表示することが出来、紙を中央寄せで供給し切断する事が出来、複数刃を備え1個所又は複数の切断個所を1度に切断する事が出来、事務用家庭用コピー機や事務用製版印刷機や事務用家庭用プリンタやコピー機能を装備した事務用家庭用複合機やプリント機能を装備した事務用家庭用複合機等の紙用印刷機器、及び事務用家庭用シュレッダーに備える事が出来る請求項1の紙の切断装置である。
【0050】
請求項34の発明は、多量に積まれた紙を切断することが出来、紙の切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間を設け、紙の切断時の紙ずれを防止する為に、紙面を押さえる為の紙面押さえを設け、更に紙の切断時の紙ずれを防止する為に、紙の上方に突き出た側面紙押さえを紙面押さえの紙押さの邪魔にならない様にして、紙面押さえで紙面を押さえながら紙の切断を行う機能を備え、切断の誤操作を防止する為に、画面にて、ユーザーが指定する供給紙の大きさの図面と、ユーザーが指定する切断個所の図面と、ユーザーが指定する切断後の紙の大きさの図面を縮小サイズで表示することが出来、紙を中央寄せで供給し切断する事が出来、複数刃を備え1個所又は複数の切断個所を1度に切断する事が出来、事務用家庭用コピー機や事務用製版印刷機や事務用家庭用プリンタやコピー機能を装備した事務用家庭用複合機やプリント機能を装備した事務用家庭用複合機等の紙用印刷機器、及び事務用家庭用シュレッダーに備える事が出来る請求項1の紙の切断装置である。
【発明の効果】
【0051】
事務用家庭用コピー機や事務用製版印刷機や事務用家庭用プリンタや事務用家庭用複合機などにより、「日々」、会社や商店、官庁や役場、学校や病院、町内や家庭などの「ほとんどの場所で」、莫大な量で消費や浪費が行われている書類や用紙などの廃紙を、わずかな手間で等分に多量に切断する事により裏面利用のメモ用紙として再生し、又A5やB6や更にこれに満たないサイズを含む適正最小定型用紙サイズでの書類や用紙作り等を容易にする事により紙資源の節約を可能にする。
たとえ、本発明装置の1台当たりのエコの関する発明の効果の評価は小さくても、エコを率先する立場にある官庁や役場やエコを提唱する多くの企業を始めとして「ほとんどの場所で」、エコに関心を持ちエコを積極的に実行しており、総じてみれば、本発明の発明の効果は大きな企画が可能である。
【0052】
更に、コピー前後やプリント前後やその他の紙を切断する動作を自動で行うことにより紙の切断の仕事を軽減する。
【0053】
これにより、いちいち各サイズ別に紙を数多く備える必要がなく、A判とB判の通常使用する最大定型用紙サイズの各一種類の紙があれば、これ以下の各定型用紙サイズのコピーやプリントやその他の書類作り等が適宜に可能となる。
【0054】
更に、「ほとんどの場所では」、A判とB判の通常使用する最大定型用紙サイズの各一種類の紙があれば、各定型用紙サイズのコピー用紙やプリント用紙やその他の紙を常時揃える必要性が無く、紙の保管場所を小さくする事が可能である。
又、コピー済みやプリント済みの書類や用紙等のサイズを小さくすることにより、コピー済みやプリント済みの書類や用紙等の保管場所を小さくする事が可能である。
具体的に示せば、例えば、ダンボール16箱の処分紙をダンボール8箱又は4箱又は2箱又は1箱に減らすことが可能である。
【0055】
請求項8の発明に関しては、切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間を設ける事により、本来切断具が触れる個所や通過する箇所に切断具の刃が直接触れる事無く、切断具の刃先がつぶれるのを防止し相手側を傷付けるのを防止する。
更に紙面押さえの紙押さえを可能にする為に切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間を設ける必要があるケースがある。
【0056】
請求項9の発明に関しては、切断時に紙面を押さえ紙ずれを防止し切断時の安定を高める事により、連続して送られる紙の切断時にはより速く、多量に積まれた紙の切断時にはより多くの紙の切断を可能にする。
【0057】
請求項12、13、14、15、16、26、27、28、29、30、31、32の発明に関しては、本発明装置を該当機に備えることが、ユーザーの意識面に於いて、紙資源の再利用や節約を実施する為の最良な方法であり、更に、本発明装置を該当機の作業しやすい身近な場所に配置することが可能であり、本発明装置と該当機の動力や電力の共有、紙の供給場所や排出場所や軌道等のスペースの共有、用紙サイズや用紙枚数等の情報の共有、パネルやスイッチやボタン等の情報指示の共有等が可能であり、作業効率の向上や設備の共有化や簡略化を可能にする。
【0058】
又、本発明装置は、本発明装置を装備する該当機の用紙収納スペースを減らすことが可能であり、その分該当機を大型化する事無く、或いはさほど大型化する事無く本発明の装置を備える事が可能である。
【0059】
更に、本発明装置をユニットシステムにして該当機に備える事により、数多い本発明装置の中から数多い該当機へのユーザー自身による用途に応じた選択が適宜に可能となる。
又、予算に応じて後日の取り付けが容易に可能となる。
又、該当機の生産(需要)と別管理が可能であり、本発明装置のみの都合で本発明装置の増産或いは減産或いは生産の中止が可能である。
更に、該当機との組み合わせでも単独でも使用出来る様にする事が可能であり、用紙カセットユニットを備える機であれば、形状を用紙カセットユニットの形状に合わせる事が可能となる。
【0060】
請求項17の発明装置に関しても、概して前記段落0057、0059で著す通りである。
加えて、シュレッダーに備える場合や本発明装置を独立した商品とした場合は、コピー機やプリンタや複合機に最初から本発明装置を装備する場合と比較してはるかに低価格の商品の提供が可能であり、ユーザーにとっては手軽な使用が可能である。
【0061】
請求項18、19、20の発明装置に関しては、紙を中央寄せで供給し切断することにより、紙の2等分、或いは2等分及び4等分の切断を複雑な切断システムを用いなくとも容易に可能にする。
【0062】
請求項21、22、23の発明装置に関しては、複数刃を用いることにより、手間を掛けず一度に複数箇所の切断を可能にする。
【0063】
請求項24、25の発明装置に関しては、切断を2等分、或いは2等分及び4等分に限定することにより、機械構造を簡単にして低価格の商品の提供を可能にする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0064】
請求項1の発明の形態は、定型用紙サイズの紙を等分に切断することで定型用紙サイズの紙を作る事ができ、更に紙を切断する動作を自動で行い多量に作る事が出来る事務用家庭用紙の切断装置である。
尚、定型用紙サイズを作る事が出来る「等分」とは、2等分、4等分、8等分、16等分、32等分、64等分……などである。
「事務用家庭用の装置」とは、事務所、家庭で使用する為の装置であり、例えば、工場に据え置かれる大型でない装置等である。
【0065】
図1は、請求項2の発明の形態例を示す。
即ち、連続して送られる紙1がユーザーの指定する等分に切断できる位置にある切断具31である回転する刃先に歯のある丸刃或いは刃先に歯のない丸刃を通過する事により、供給方向に切断する事が出来る請求項1の紙の切断装置である。
尚、切断具の設定位置及び切断手順等の詳細に関しては後記に示す。
【0066】
又、図1は請求項8の発明の形態例を示す。
即ち、切断具31の上に位置する紙面を押さえる為の紙面押さえである紙面押さえローラー47Yに、切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間を設けた請求項1、2の紙の切断装置ある。
切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間を設ける事により、切断具31の刃先が紙面押さえローラー47Yに直接触れる事無く、紙面押さえローラー47Yを傷付けるのを防止し切断具31の刃先がつぶれるのを防止する。
更に、紙面押さえである紙面押さえローラー47、47Yの紙押さえを可能にする
【0067】
更に、図1は請求項9の発明の形態例を示す。
即ち、切断具31の両脇には紙面を押さえる為の紙面押さえである紙面押さえローラー47を設け、この紙面押さえローラー47を切断具31と同軸に固定し、又切断具31の上に位置する紙面押さえローラー47Yと1対となり切断時の切断具31の両脇付近の紙面或いは切断部分を除いた全幅の紙面等を固定し紙ずれを防止する請求項1、2、8の紙の切断装置ある。
紙面押さえによる確実な紙押さえは、安定した切断を可能にして早い速度での切断を可能にする。
尚、図示する切断具31及び紙面押さえローラー47と紙面押さえローラー47Yは天地逆の配置でも可能である。
又、切断具31と紙面押さえローラー47を別軸に固定し、切断具31と紙面押さえローラー47の回転方向、回転速度を変えることも可能である。
【0068】
紙面押さえローラー47、47Yにより紙を切断具31に供給し排出することが可能であるが、紙の供給距離や排出距離が長い場合や、安全対策としてユーザーの指が切断具に届くのを防止する場合等には紙の供給具である供給ローラー21や紙の排出具である排出ローラー22を設け紙面押さえローラー47、47Yと同じ紙送り方向や同じ紙送り速度で回転させ紙を供給し排出することが可能である。
【0069】
図2は、請求項3の発明の形態例を示す。
即ち、紙の供給具である供給ローラー21により連続して送られる紙1が、ユーザーの指定する等分に切断できる個所Bで一旦停止した後、開口状態にある切断具32の移動刃である上刃を固定刃である下刃と交差させる事により、供給方向と直角に交差する方向に切断する事ができ、切断後、紙の排出具である排出ローラー22により紙を排出する事が出来る請求項1の紙の切断装置である。
尚、切断具の設定位置及び切断手順等の詳細に関しては後記に示す。
【0070】
尚、切断具32の移動刃と固定刃は、天地逆の配置でも可能である。
又、切断具32等を紙1の移動速度と同じ速度で移動させながら切断を行えば、紙1をユーザーの指定する等分に切断できる個所Bで一旦停止させなくても良い。
【0071】
又、図2は請求項8の発明の形態例を示す。
即ち、紙の切断時に切断具32の刃(移動刃)が入る為の溝或いは隙間87を設けた請求項1、3の紙の切断装置ある。
切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間87を設ける事により、切断具32の刃が紙受け用平台63に直接触れる事無く、紙受け用平台63を傷付けるのを防止し切断具32の刃先がつぶれるのを防止する。
【0072】
更に、図2は請求項9の発明の形態例を示す。
即ち、紙の切断時に紙の上方に位置し弾性材595を介する紙面押さえ48で切断個所付近の紙面の全幅等を上方より押さえ固定し紙ずれを防止する請求項1、3、8の紙の切断装置ある。
紙面押さえ48による確実な紙押さえは、安定した切断を可能にして早い速度での切断を可能にする。
【0073】
尚、供給ローラー21や排出ローラー22を、切断時の紙の保持を確実にして切断具32の切断個所付近に設ければ、供給ローラー21や排出ローラー22が紙面押さえを兼ねる事が可能である。
【0074】
請求項4の発明の形態は、請求項2の供給方向に切断する事が出来る紙の切断装置と、請求項3の供給方向と直角に交差する方向に切断する事が出来る紙の切断装置を併設する請求項1の紙の切断装置である。
【0075】
又、請求項12の発明の形態は、事務用家庭用コピー機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置である。
請求項13発明の形態は、事務用製版印刷機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置である。
請求項14の発明の形態は、事務用家庭用プリンタに備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置である。
請求項15の発明の形態は、コピー機能を装備した事務用家庭用複合機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置である。
請求項16の発明の形態は、プリント機能を装備した事務用家庭用複合機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置である。
【0076】
尚、請求項2の供給方向に切断する事が出来る紙の切断装置と、請求項3の供給方向と直角に交差する方向に切断する事が出来る紙の切断装置を併設する請求項4の発明装置の場合、或いは請求項2、3、4の発明装置を事務用家庭用コピー機又は事務用製版印刷機又は事務用家庭用プリンタ又はコピー機能を装備した事務用家庭用複合機又はプリント機能を装備した事務用家庭用複合機に備える事が出来る請求項12、13、14、15、16等の発明装置の場合に於いて、コピー後やプリント後に紙を該当機外に排出せず、該当機に備えられた本発明装置で継続して紙を切断する場合は、紙送りのタイミングを同じにする事により管理を容易にする。
【0077】
例えば、各装置や該当機の紙送りのスピードを同じにし、又各装置や該当機の停止時間[例えば、図1(請求項2の形態例)の発明装置の場合は停止時間が無く、図2(請求項3の形態例)の発明装置の場合は紙を一旦停止させ切断する時間、コピー機やプリンタや複合機の場合はコピー時やプリント時の停止している時間]を同じにして紙の滞留や重なり合いを防止する。
即ち、停止時間の無い装置には、最長停止時間の装置又は該当機の停止時間を付け加えて最長停止時間の装置又は該当機の停止時間と同じにし、停止時間の短い装置又は該当機には、最長停止時間の装置又は該当機との不足時間を付け加え各装置又は該当機の停止時間を同じにする。
【0078】
或いは、停止時間の無い装置や少ない装置又は該当機は、スピードを落として、所要時間を最長停止時間の装置又は該当機の所要時間と同じにして紙の滞留や重なり合いを防止する事により管理を容易にする。
【0079】
図3と図4は、請求項5の発明の形態例を示す。
即ち、多量に積まれた紙を切断することが可能であり、ユーザーの指定する等分に切断できる個所を切断可能に高速回転する切断具33、34である刃先に歯のある丸刃或いは刃先に歯のない丸刃が紙1を通過する事で切断する事が出来る請求項1の紙の切断装置である。
【0080】
又、図3と図4は、請求項6の発明の参考例を示す。
請求項6の発明の形態例は、多量に積まれた紙を切断することが可能であり、縦横方向のいずれか一方のユーザーの指定する等分に切断できる個所にあり、高速回転をして切断可能な状態にある切断具33又は34である刃先に歯のある丸刃或いは刃先に歯のない丸刃が紙1を通過する事により、縦横のいずれか一方の方向を切断する事が出来る請求項1の紙の切断装置である。
尚、図3、4は、請求項6の発明装置と他の発明装置の概説を兼用する為、切断具33、34や紙面押さえ41、42やアーム部71、72や切断具の刃が入る為の溝或いは隙間81等の切断装置を縦横双方の方向に著しているが、請求項6の発明装置は、これらの切断装置を縦横のいずれかの1方の方向に設ける。
【0081】
更に、図3と図4は、請求項7の発明の形態例を示す。
即ち、多量に積まれた紙を切断することが可能であり、縦横双方の方向のユーザーの指定する等分に切断できる個所にあり、高速回転をして切断可能な状態にある切断具33、34である刃先に歯のある丸刃或いは刃先に歯のない丸刃が紙1を通過する事により、縦横の一方及び縦横の双方の方向を切断する事が出来る請求項1の紙の切断装置である。
【0082】
更に、図3と図4は、請求項8の発明の形態例を示す。
即ち、本発明装置の本体部6に紙1を供給する為の用紙カセット5の底面501や側面紙押さえ51や側面紙押さえ51と52の間等に、紙1の切断時に切断具の刃が通過する為の切断具の刃が入る為の溝或いは隙間81を設けた請求項1、5、6、7の紙の切断装置である。
【0083】
更に、図3と図4は、請求項9の発明の形態例を示す。
即ち、紙1の切断時の紙ずれを防止する為に、紙の上から紙面を固定する為の紙面押さえ41、42を設けた請求項1、5、6、7、8の紙の切断装置である。
【0084】
更に、図3と図4は、請求項10の発明の形態例を示す。
即ち、紙の切断時の紙ずれを防止する為に、紙1の上方に突き出た側面紙押さえ51、52を紙面押さえ41、42の紙押さの邪魔にならない様にして、紙面押さえ41、42で紙1の上面を押さえながら紙の切断を行う機能を備える請求項1、5、6、7の紙の切断装置である。
【0085】
更に詳しく請求項5、6、7、8、9、10の発明装置を、図3、4を用いて著す。
本発明装置に紙を供給する為の用紙カセット5に紙1を入れ、紙の側面を押さえる為の側面紙押さえ51、52で紙1を固定して本体部6にセットする。
本体部に紙をセット後、手動スイッチ又は自動で本発明装置が稼動を開始しコンピューター等の制御システムにより紙の切断が行われる。
即ち、アーム部置き場603又は604に駐具されている縦方向に切断用又は横方向に切断用のいずれかのアーム部71又は72が、切断具33又は34と紙面押さえ41又は42を縦横のいずれかの方向のユーザーの指定する等分に切断できる個所の上方に運び停止する。
【0086】
切断具33や34と紙面押さえ41や42はアーム部に可動式に設けてあり、アーム部下に駐具されている。又、紙面押さえ41や42は切断具33や34の進路を空け、進路に沿って両脇に設けてあり、切断時に紙の上面を押さえ紙を固定しずれを防止する。
紙面押さえによる確実な紙押さえは、安定した切断を可能にし、一度に多量の紙の切断を可能にする。
【0087】
尚、図示する形態例の紙面押さえ41、42及び図1の紙面押さえローラー47、47Yは切断具の両脇(2個)に設けたが、構造を簡単にする目的であれば切断具の片側(1個)の設置でも可能であり、又図2の紙面押さえ48は切断具の片側(1個)の設置で示したが、紙押さえを確実にする目的であれば切断具の両脇(2個)の設置でも可能である。
更に、図示した形態例の紙面押さえ41、42が弾性材を介して紙面押さえを行うことが可能であり、又図2の紙面押さえ48が弾性材を介せず紙面押さえを行うことが可能である。弾性材は必要以上の負荷が紙に掛かるのを防止する為に設け、構造を簡単にする場合には設けない。
【0088】
更に、紙面押さえ41や42が紙の切断時に紙1を押さえることが出来るように、紙面押さえ41や42の紙面押さえ時に、紙面押さえ41や42により下方に押された側面紙押さえ51や52を収納する為のスペースである側面紙押さえの収納部511や521を側面紙押さえ51や52の下に設け、側面紙押さえ51や52を収納し、更にこの収納部内に弾性材を設け、紙を切断しない時には、復元する機能を備える。
尚、側面紙押さえの収納部511や521は、紙面押さえ41、42の紙面押さえ時に、側面紙押さえ51や側面紙押さえ51と52の間に紙面押さえ41や42が入る為の溝が設ければ(紙面押さえ41や42の紙面押さえ時に、紙面押さえ41や42が接触する部分をスペースとして空けて側面紙押さえ51や52に設ければ)不要である。
【0089】
又、本発明装置の本体部に紙を供給する為の用紙カセットの底面501や側面紙押さえ51や側面紙押さえ51と52の間等には、紙1の切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間81が設けてある。
【0090】
アーム部によりユーザーの指定する等分に切断できる個所の上方に運ばれ停止した切断具33又は34と紙面押さえ41又は42が下降を開始し、切断具である刃先に歯のある丸刃或いは刃先に歯のない丸刃が切断可能に高速回転を開始し、紙面押さえが上方より紙を押さえ紙を固定し、アーム部内部には切断用のガイドが設けてあり、切断具33又は34が切断方向に徐々に移動して紙を切断する。
尚、図示する形態例では、切断具33が切断状態にある。又、切断具34は、アーム部72下に駐具された状態にある。
【0091】
切断後、駆動している切断具33又は34の回転が停止し、切断具33又は34と紙面押さえ41又は42はアーム部71又は72下に上昇し、更に切断具33又は34はアーム部内部の切断用のガイドにより切断前の位置に戻る。アーム部71又は72はアーム部置き場603又は604に戻り駐具され、作業を終了する。
尚、切断具の設定位置及び切断手順等の詳細に関しては後記に示す。
【0092】
尚、用紙カセットの側面502と側面紙押さえ51、52の間隔が広く紙の切断時に切断具が納まるゆとりがあれば、用紙カセットの側面502に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間81を設ける必要は無いが、用紙カセットの側面502と側面紙押さえ51、52の間隔が狭く、紙の切断時に切断具が用紙カセットの側面にかかれば、用紙カセットの側面502に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間81を設ける必要がある。
又、側面紙押さえの収納部511、521を側面紙押さえ51、52の下に設けた場合も、側面紙押さえの収納部511や側面紙押さえの収納部511と521の間に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間81を設ける必要がある。
【0093】
尚、図示する側面紙押さえ51や52の使用方法については、紙の2等分時や4等分時には、側面紙押さえ51(中程に位置する)のみや側面紙押さえ52(角周辺に位置する)のみを用いて紙を押さえる事が可能である。
紙の8等分の切断時には、側面紙押さえ51(中程に位置する)と側面紙押さえ52(角周辺に位置する)の両方を用いて側面よりの紙押さえを確実にすることが可能である。
図例は、8等分までの切断が可能な切断装置で示しているが、16等分以上の切断が可能な切断装置の場合も、これに準じた要領で側面よりの紙押さえが可能である。
【0094】
図5は、請求項11の発明の形態例を示す。
切断の誤操作を防止する為に、画面9にて、ユーザーが指定する供給紙の大きさの図面(5−1)と、ユーザーが指定する切断個所の図面(5−2)と、ユーザーが指定する切断後の紙の大きさの図面(5−3)を縮小サイズで表示することが出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10の紙の切断装置である。
尚、図5の画面は更に関連する言葉を付け加えている。
又、図5の画面は定型用紙サイズで示しているが規格寸法で示しても良い。又両方を併記しても良い。
又、画面を表示するパネルを備えるコピー機やプリンタや複合機やシュレッダーであれば、本装置と該当機のパネルの共有が可能である。
【0095】
図6は、請求項5、6、7に関する請求項12、13、14、15、16等の発明の作業手順を示す形態例である。
即ち、図は定型用紙サイズの一枚の原稿(6−1)から、定型用紙サイズの複数枚の供給紙に等分に分割されたそれぞれの総ての場所に等分に分割された定型用紙サイズで、コピーやプリントをして(6−2)、手動又は自動継続で請求項5、6、7の紙の切断装置に供給し紙を等分に切断する(6−3)事を示す。
尚、図例は、等分を4等分で示しているが、請求項6に関する発明装置の切断方法は、2等分後紙の縦横方向を転換後再度2等分の切断を行う。
【0096】
更に前記段落0095の発明装置への供給方法を詳しく著せば、例えば、コピー後やプリント後に機外に排出した紙を改めて当発明装置の紙の切断用供給場所に供給する場合は手動の供給で行い、例えば、コピー後やプリント後の紙を機外に排出せず、直接紙の切断用供給場所に側面を揃えて積み上げ、更に必要に応じて自動又は手動で側面紙押さえで紙を押さえ固定する場合は、自動継続の供給で行う。
【0097】
又、自動継続の供給に於いて、コピーやプリントを行わず供給紙の切断のみを行う場合は、コピーやプリントの作業をオフにしてコピーやプリントの工程を素通りさせたり、或いはコピーやプリントの工程を省略し直接紙の切断工程に送るなどシステムの切り替え機能を設ける。
【0098】
更に、紙の切断を行わずコピーやプリントのみを行う場合は、切断具を紙の移動の邪魔にならない位置に移動後、紙の切断作業をオフにして切断の工程を素通りさせたり、或は紙の切断工程を省略し直接排出するなどシステムの切り替え機能を設ける。
【0099】
請求項2、3、4に関する請求項12、13、14、15、16等の発明は、既に記載した要領で切断を行う。(連続して送られるコピー済みやプリント済みの紙を自動継続で本発明装置に供給して切断する場合は紙送りのタイミングを同じにする事により管理を容易にする。)
【0100】
請求項17の発明の形態は、事務用家庭用シュレッダーに備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置である。
請求項2、3、4、及びこれに関する発明装置の設置方法は、(図1、図2は水平に著しているが)水平、垂直、傾斜いずれも可能であり、シュレッダーに備える場合に於いて発明装置の設置方法をシュレッダーの従来様式に合わせ構造を共有化や簡略化する目的であれば垂直に設けるのが適している。
【0101】
又、請求項2、3、4、及びこれに関する発明装置とシュレッダーの組み合わせ方法は、前後又は左右に組み合わせ、更に該当装置とシュレッダーの紙の供給口を上部に設け前後又は左右に並べると操作がし易い。
【0102】
尚、請求項3、4、及びこれに関する発明装置の設置方法を垂直又は傾斜にして設け切断後の紙を切断具の下方に自然落下させる場合は、紙の供給方向と直角に交差する方向への切断順序を下方に位置する切断個所より順に上方に向けて切断する。
尚、複数刃を備える発明装置の場合は、一度に複数箇所の切断が可能である。
又、切断後の紙を取り出す為の取り出し口を切断具下方の装置正面に設けると作業がしやすくなる。
【0103】
又、請求項2、3、4、及びこれに関する発明装置とシュレッダーの紙の供給口を1つに兼用する場合は、スイッチやレバーやボタンなどの選択具を設け、一つの入れ物の中に設けたシュレッダーの切断具である機密書類用の刃と本発明装置の切断具である等分用の刃の切り替えシステムを設ける。或いは、シュレッダーの切断具である機密書類用の刃と本発明装置の切断具である等分用の刃を別々の入れ物の中に設け、供給口から切断具までの通路の切り替えシステムを設ける。
【0104】
請求項5、6、7、及びこれに関する本発明装置の設置方法は、構造を共有化や簡略化する目的であれば、シュレッダーの従来(垂直)様式を変更して本発明装置(水平)の様式に合わせるのが適している。
例えば、様式を請求項5、6、7、及びこれに関する発明装置に合わしたシュレッダーに、シュレッダーの切断具である機密書類用の刃と本発明装置の切断具である等分用の刃を設け、切断具の切り替えシステムを設け、多量に積まれた紙を一度に切断する事を可能にする。
【0105】
図7、図8は、請求項2、3、4、5、6、7、及び請求項2、3、4、5、6、7のいずれか又はすべてに関する請求項18、19、20、21、22、23、24、25の発明の切断具の設定位置の例を示す。
図は、先ず、切断個所Aの切断具310の設定位置が、紙の供給位置が中央寄せか、片側端寄せかで異なる事を示す。
尚、中央寄せや片側端寄せは、コピー機やプリンタやその他で現在使用されている周知技術がある。
中央寄せは、例えば、側面紙押さえの2方(紙押さえの方向が互いに向き合う方向)、又は4方を押さえ供給紙を供給場所の中央に寄せ押さえる供給方法であり、片側端寄せは、例えば、側面紙押さえの1方、又は2方(紙押さえの方向が互いに交差する方向)を押さえ供給紙を供給場所の押さえ側と反対側にある一定場所に固定された壁側面に寄せ押さえる供給方法である。
【0106】
又、中央寄せを行う為の側面紙押さえの紙押さえの方法は、例えば、側面紙押さえの左右前後のそれぞれを単独で移動させる方法や、左右や前後の2個所を1度に連動させる方法や、左右前後の4個所を1度に連動させる方法がある。
【0107】
図7は、紙の供給位置が片側端寄せの場合の請求項2、4、5、6、7、及び請求項2、4、5、6、7のいずれか又は全てに関する請求項21、22、23、24、25の発明装置の2等分時の切断具310の設定位置の例を示す。
図7の(7−1)と(7−2)との用紙サイズ(a+a)の比較に於いて、用紙サイズに大小の違いが有る場合は用紙サイズの大小の大きさに応じて切断個所Aは変化する。
即ち、紙の供給位置が片側端寄せの場合の2等分時の切断具310の設定位置は、用紙サイズの大きさに応じて移動するか、或いは夫々の切断個所に夫々の切断具を設ける必要がある。
【0108】
これに対して、図8の(8−1)と(8−2)は、請求項2、4、5、6、7、及び請求項2、4、5、6、7のいずれか又は全てに関する請求項18、19、20、21、22、23、24、25の発明装置の2等分時の紙の供給位置が中央寄せの場合の切断具310の設定位置を示す。
図8の(8−1)と(8−2)の用紙サイズ(a+a)の比較に於いて、用紙サイズに大小の違いが有っても切断個所A即ち紙の中心線は絶えず供給場所(切断場所)の中心線を通る為変化しない。
即ち、紙の供給位置が中央寄せの場合の2等分時の切断具310の設定位置は、一定個所Aに固定できる。
【0109】
図8の(8−2)の切断個所B(B方向)も切断個所A(A方向)と同様である。
即ち、紙の供給位置が片側端寄せの場合の請求項5、6、7、及び請求項5、6、7のいずれか又は全てに関する請求項21、22、23、24、25の発明装置の2等分時の紙の切断個所Bは、用紙サイズに大小の違いが有る場合は用紙サイズの大小の大きさに応じて変化する為、用紙サイズの大きさに応じて移動するか、或いは夫々の切断個所に夫々の切断具を設ける必要がある。
【0110】
又、紙の供給位置が中央寄せの場合の請求項5、6、7、及び請求項5、6、7のいずれか又は全てに関する請求項18、19、20、21、22、23、24、25の発明装置の2等分時に於いて、用紙サイズに大小の違いが有っても、紙の切断個所B(紙の中心線)は、絶えず用紙カセットなどの装置の供給場所(切断場所)の中心線に設定できる為、切断具の設定位置は一定場所に固定できる。
【0111】
更に、紙の供給位置が中央寄せの場合の請求項3、4、及び請求項3、4のいずれか又は全てに関する請求項18、19、20、21、22、23、24、25の発明装置の2等分時に於いても、用紙サイズに大小の違いが有っても、紙の切断個所B(紙の中心線)は、絶えず用紙カセットや用紙トレイなどの供給場所の中心線に設定できる為、切断具の設定位置は一定場所に固定できる。
即ち、紙の供給場所と切断具の設定位置が離れている場合も、用紙カセットや用紙トレイなど紙の供給場所の中心線から、切断具の設定位置までの一定長を送ることにより、ユーザーの指定する全てのサイズの2等分の切断が可能である。
【0112】
更に、この途中の任意の位置に紙を停止させる為の作用ポイントを設ける場合は、用紙カセットや用紙トレイなどの紙の供給場所の中心線からこの任意の位置までの一定長を送れば、この作用ポイントに到着する。又この作用ポイントから切断具の設定位置までの一定長を送れば、切断具の設定位置に到着する。又、任意の場所を切断具の先方向に設ける場合は、切断具の設定位置から作用ポイントまでの一定長を送ればこの作用ポイントに到着する
【0113】
この様に、紙の供給場所と切断位置が離れていても紙の供給を中央寄せで行う請求項3、4、及び請求項3、4のいずれか又は全てに関する請求項18、19、20、21、22、23、24、25の発明装置は、複雑な切断制御システムを用いなくても、単純な長さ管理により、ユーザーの指定する全てのサイズの2等分の切断が可能である。
【0114】
尚、請求項18の発明の形態は、紙を中央寄せで供給し切断することができる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17の紙の切断装置である。
【0115】
請求項19の発明の形態は、紙の2方を中央寄せで供給することにより、2等分の全ての切断個所を装置の1個所の切断個所に設定して1個の切断具で切断することができる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17の紙の切断装置である。
【0116】
請求項20の発明の形態は、紙の4方を中央寄せで供給することにより、2等分の全ての切断個所を装置の1個所の切断個所に設定して1個の切断具で切断することができ、更に4等分の全ての切断個所を装置の縦方向の1個所の切断個所と横方向の1個所の切断個所に設定して縦方向の1個の切断具と横方向の1個の切断具で切断することができる請求項1、4、5、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17の紙の切断装置である。
【0117】
尚、図8の切断個所Bを中央寄せで供給した場合の、請求項18の発明の形態例は、図8の(8−1)、(8−2)に関するA又はB、A及びBの切断が該当する。
請求項19の発明の形態例は、図8の(8−1)、(8−2)に関するA又はBの切断が該当する。
請求項20の発明の形態例は、図8の(8−1)、(8−2)に関するA又はB、A及びBの切断が該当する。
尚、この他の例は、以降の段落で随時示す。
【0118】
引き続き、請求項21、22、23、及び請求項21、22、23のいずれか又は全てに関する請求項2、3、4、5、6、7、18、19、20の発明の切断具の設定位置の例を示す。
即ち、図8の(8−3)は、紙の供給位置が中央寄せの場合の複数の切断具310、311、312の設定位置を示す例である。
前記に示すように、切断具310の設定位置は、用紙サイズに関係なく一定個所Aに固定できるが、切断具311、312の設定位置は、用紙サイズの大きさに応じて移動するか、或いは用紙サイズに応じて夫々の切断具を設ける必要がある。
(紙の供給位置が片側端寄せの場合は、前記に示すように、切断具310の設定位置も、用紙サイズの大きさに応じて移動するか、或いは用紙サイズに応じて夫々の切断具を設ける必要がある。)
【0119】
図8の(8−4)も(8−3)と同じ要領である。
紙の供給位置が中央寄せの場合の切断個所Bは、前記に示すように用紙サイズに関係なく一定場所に固定できるが、切断個所B1、B2の切断具の設定位置は用紙サイズの大きさに応じて移動するか、或いは用紙サイズに応じて夫々の切断具を設ける必要がある。
(紙の供給位置が片側端寄せの場合は、前記に示すように切断個所Bの切断具の設定位置も、用紙サイズの大きさに応じて移動するか、或いは用紙サイズに応じて夫々の切断具を設ける必要がある。)
【0120】
尚、図1、2、3、4で示す切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間や紙面押さえも、切断具と対で用いる為、切断具の設定位置を用紙サイズの大きさに応じて移動するか、或いは用紙サイズに応じて夫々の切断具を設ける必要がある場合は、切断具の設定に合わせて移動するか、或いは夫々の位置に設ける必要がある。
【0121】
更に、図8の(8−3)のAの切断時(2等分時)には、切断具311、312は、切断の邪魔にならない位置に移動する必要がある。
又、図8の(8−3)のBの紙の切断時には、切断具310、311、312は、切断の邪魔にならない位置に移動する必要がある。
【0122】
尚、切断の邪魔にならない位置とは、切断時の紙の軌道から切断具を外す事であり、これを図1(請求項2の形態例)にあてはめれば、例えば、(複数の切断具、複数の紙面押さえローラーは、各組毎に紙の供給方向と直角に交差する方向に有る切断場所に並べ設けるが、)図8の(8−3)のAの切断(2等分)時には、切断に使用しない2組の切断具311、312、切断具と同軸の紙面押さえローラーを一体で紙面下方に移動する。
図8の(8−3)のBの切断時には、例えば、切断に使用しない3組の切断具310、311、312、切断具と同軸の紙面押さえローラーを一体で紙面下方に移動する。
【0123】
又、図2(請求項3の形態例)にあてはめれば、例えば、(複数の切断具、複数の紙面押さえは、各組毎に紙の供給方向に有る切断場所に並べ設けるが、)切断時以外の切断具は開口状態にあり移動する必要性は無い。
【0124】
又、図3、4(請求項5、7の形態例、請求項6の参考例)にあてはめれば、例えば、(複数の切断具、複数の紙面押さえは、各組毎に複数に設けたアーム部に設け、切断時に切断場所に移動するが、)図8の(8−3)のAの切断(2等分)時には、切断具311、312、切断具と同組の紙面押さえは紙面上方に移動する。
図8の(8−3)のBの切断時には、例えば、切断具310、311、312、切断具と同組の紙面押さえは紙面上方に移動後、アーム部により紙端の外方向にあるアーム部置き場に移動する。
【0125】
尚、請求項21の発明の形態は、複数刃を備え1個所又は複数の切断個所を1度に切断することができる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20の紙の切断装置である。
【0126】
請求項22の発明の形態は、縦横方向のいずれか一方に備えた複数刃で縦横方向のいずれか一方の1個所又は複数個所を1度に切断することができる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20の紙の切断装置である。
【0127】
請求項23の発明の形態は、縦横方向の双方に備えた複数刃で縦方向の1個所又は複数個所を1度に切断することができ、更に横方向の1個所又は複数個所を1度に切断することができる請求項1、4、5、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20の紙の切断装置。
【0128】
尚、請求項21の発明の形態例は、図8の(8−3)又は(8−4)の複数刃を備えた切断装置、及び図8の(8−3)と(8−4)の双方の複数刃を備えた切断装置等が該当する。
請求項22の発明の形態例は、図8の(8−3)又は(8−4)の複数刃を備えた切断装置等が該当する。
請求項23の発明の形態例は、図8の(8−3)と(8−4)の双方の複数刃を備えた切断装置等が該当する。
【0129】
以上、切断具の設定位置等に関して概要を示したが、引き続き、図8は、請求項2、3、4、5、6、7、及び請求項2、3、4、5、6、7のいずれか又は全てに関する18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断手順の例を示す。
尚、図8の切断手順は、切断個所Bを中央寄せで供給した場合の例で示す。
図8の(8−1)は、請求項2、及び請求項2に関する4、18、19、20、21、22、23、24、25の発明の紙の2等分の切断手順の例を示す。
紙の切断個所A即ち紙の中心線が、切断具310を通過することにより供給方向に2等分に切断する。
【0130】
図8の(8−2)は、紙の4等分の切断手順の例を示す。
先ず、請求項2、或いは請求項2に関する18、19、21、22、24、その他の発明装置の切断具310で紙の切断個所Aを2等分後、必要に応じて2つに切断した紙を重ね合わせ、紙の縦横方向を手動で転換後更に手動供給で、又は該当機内部で差動装置等により自動的に紙の縦横の方向を転換後更に自動継続で、再度請求項2、或いは請求項2に関する18、19、21、22、24、その他の発明装置に紙を送り切断具310で切断個所Bを切断して4等分にする。
或いは請求項2に関する請求項4、18、20、21、23、25の発明装置の切断具310で紙の切断個所Aを2等分にする。次に、紙を請求項3に関する請求項4、18、20、21、23、25の発明装置に自動継続して、切断個所Bを切断して4等分にする。
【0131】
図8の(8−3)は、紙の8等分の切断手順の例を示す。
先ず、請求項2に関する4、18、20、21、22、23の発明装置に於いて、切断個所A1、A、A2にある3固の切断具311、310、312を同時に駆動することにより供給方向に同時に3個所を切断する。
次に、紙を請求項3に関する請求項4、18、20、21、23の発明装置に自動継続して、切断個所Bを切断して8等分にする。
【0132】
或いは、先ず、請求項2、或いは請求項2に関する18、19、21、22、その他の発明装置に於いて、切断個所A1、A、A2にある3固の切断具311、310、312を同時に駆動することにより供給方向に同時に3個所を切断する。
次に、必要に応じて4つに切断した紙を重ね合わせ、紙の縦横方向を転換後、紙を請求項2或いは請求項2に関する18、19、21、22、その他の発明装置で、切断個所Bを切断して8等分にする。
【0133】
或いは、先ず、請求項2に関する請求項4、18、20、25、その他の発明装置の切断具310で紙を2等分にする。次に、紙を請求項3に関する請求項4、18、20、25、その他の発明装置に自動継続して、切断個所Bを切断して4等分にする。
次に、必要に応じて4つに切断した紙を手動で重ね合わせ、手動で請求項2に関する請求項4、18、20、25、その他の発明装置に紙を供給し切断具310で、A1(A2)を切断して8等分にする。
【0134】
或いは、先ず、請求項2に関する請求項4、その他の発明装置に於いて、切断個所を可動可能に設けた一個の切断具で切断個所をA1→A→A2と3度に分けて紙を供給方向に自動で切断を行う。この後、請求項3に関する請求項4、その他の発明装置に自動継続して、切断個所Bを切断して8等分にする。
【0135】
或いは、先ず、請求項2、或いは請求項2に関する請求項18、19、24、その他の発明装置の切断具310で、切断個所Aを切断後、必要に応じて2つに切断した紙を重ね合わせ、再度、請求項2、或いは請求項2に関する請求項18、19、24、その他の発明装置の切断具310に手動で供給しA1(A2)を切断する。この後、更に必要に応じて4つに切断した紙を重ね合わせ、紙の縦横の方向を転換後、再度、請求項2、或いは請求項2に関する請求項18、19、24、その他の発明装置の切断具310に手動で供給して、切断個所Bを切断して8等分にする。
或いは、その他の方法で切断をする。
【0136】
図8の(8−4)は、別の紙の8等分の切断手順を示す例である。
要領は前図(8−3)に準ずる。
【0137】
尚、図8の(8−2)、(8−3)に於いて、切断個所Bを切断個所A、(A1、A2)より先に切断することが可能である。
又、図8の(8−2)、(8−3)に於いて、紙の縦横の方向を変えて、請求項2の発明装置が切断個所Bを、請求項3の発明装置が切断個所A、(A1、A2)を切断することが可能である。
【0138】
請求項5、6、7の紙の切断装置、及び請求項5、6、7のいずれか又は全てに関する請求項18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置の紙の切断手順は、前記の請求項2、3、4、及び請求項2、3、4のいずれか又は全てに関する請求項18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置の紙の切断手順に準じた要領である。
但し、既に記載した様に、請求項5、6、7、及び請求項5、6、7のいずれか又は全てに関する請求項18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置は、連続して送られる紙を切断することをせず、多量に積まれた紙又は貯えた紙を自動継続や手動でセットし切断する等の相違点がある。
【0139】
請求項24の発明の形態は、切断具の設置を1個に限定し、切断を2等分に限定し、全ての2等分の切断を可能にした請求項1、2、3、5、6、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19の紙の切断装置である。
【0140】
請求項25の発明の形態は、切断具の設置を縦方向の1個と横方向の1個に限定し、切断を2等分と4等分に限定し、全ての2等分と全ての4等分の切断を可能にした請求項1、4、5、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20の紙の切断装置である。
【0141】
尚、請求項2に関する請求項24の発明の形態例は、図7の(7−1)、(7−2)、図8の(8−1)、(8−2)に関するAの切断等が該当する。
請求項3に関する請求項24の発明の形態例は、(8−2)に関するBの切断等が該当する。
請求項4に関する請求項25の発明の形態例は、図7の(7−1)、(7−2)、図8の(8−1)、(8−2)に関するA又はB、A及びBの切断等が該当する。
【0142】
請求項2、3に関する請求項24の発明装置を事務用家庭用シュレッダーに備える場合は、シュレッダーの紙を上方より供給し切断後下方に自然落下させる従来様式を保持し、又本発明装置も紙を上方より供給し切断後下方に自然落下させるシュレッダーの従来様式に合わせた取り付けを容易し構造の共有化や簡略化を可能にする。
【0143】
この技術に関連して、請求項2に関する請求項24の発明装置の紙の供給方法の数例を次に示す。
各サイズの紙を各サイズ共通の1つの供給場所に中央寄せで供給して(側面押さえ等で紙の中心線を供給場所の中心線に揃えて)、1個所の切断個所に設定した1個の切断具を通過させる方法。
或いは、需要の高い定型用紙サイズ専用の供給口をサイズ別に複数個設け、内部に紙を供給して(各種サイズの紙をガイドに沿って中央に寄せて)1個所の切断個所に設定した1個の切断具に導く方法。即ち、上記とは別の中央寄せで導く方法。
或いは、前記の2つを併設する方法。
或いは、各サイズの紙を1つの供給場所に片側端寄せで供給し、更に各サイズ共通の1個の切断具を手動或いはコンピューター等制御で各サイズの紙の切断個所に移動する方法。
或いは、各サイズの紙を1つの供給場所に片側端寄せで供給し、更に側面紙押さえの紙押さえの動きに各サイズ共通の1個の切断具を連動させ切断具を各サイズの紙の切断個所に移動する方法。
その他の方法。
【0144】
更に、請求項3に関する請求項24の発明装置の紙の供給方法の数例を次に示す。
各サイズの紙を各サイズ共通の1個所の供給場所に中央寄せで供給して(側面紙押さえや紙の落下を一時的に停止させる為の紙の一時的落下停止具等により、紙の中心線を供給場所の中心線に揃え)、1個所の切断個所に設定した1個の切断具までの一定長を送り、紙面押さえ或いは供給ローラー或いは排出ローラー或いはその他等で紙を一時的に停止させ切断する方法。
或いは、需要の高い定型用紙サイズ専用の供給口をサイズ別に複数個設け、内部に紙を供給して(各サイズの紙の中心線が装置の一定位置に揃うように設定された各サイズ別の供給場所に紙を供給して)1個所の切断個所に設定した1個の切断具までの一定長を送り、紙面押さえ或いは供給ローラー或いは排出ローラー或いはその他等で紙を一時的に停止させ切断する方法。即ち、上記とは別の中央寄せで導く方法。
或いは、前記の2つを併設する方法。
或いは、各サイズの紙を発明装置の内部に送り、切断具より先方向に在り、切断具から各用紙サイズの1/2の距離にある各サイズの紙の停止位置で、紙の落下を一時的に停止させる為の紙の一時的落下停止具等により、(1個所の切断個所に設定した1個の切断具に紙の中心線を合わせ、)紙を一時停止させ切断する方法。即ち、上記とは別の中央寄せで導く方法。
その他の方法。
【0145】
尚、前記の請求項2、3に関する請求項24の発明装置の紙の供給方法に準じた要領で、請求項4に関する請求項25の発明装置の紙の供給方法に適用する事が可能である。
又、前記の請求項2、3に関する請求項24の発明装置の紙の供給方法に準じた要領で、請求項2、3、4のいずれか又は全てに関する請求項18、19、20、21、22、23の発明装置の紙の供給方法に適用する事が可能である。
【0146】
図9、10は、請求項5、6に関する請求項24の発明装置の形態例であり、更に図3、4(請求項5、6、8、9、10)、及び請求項5、6に関する18、19の発明のその他の実施例であり、中央寄せで供給し切断を2等分に限定している。
切断具33を1個に限定し、更にこの切断具33を紙1の中心線、即ち用紙カセット5などの供給場所の縦横いずれか一方の中心線に設置し、又この切断具33の両脇に1対の紙面押さえ41を設置し、更に切断具の切断ガイドとして1個のアーム部712を供給場所の縦横いずれか一方の中心線に沿って固定して設置し、又縦横いずれか一方の中心線に沿って切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間82を設けている。
【0147】
請求項10の技術に関しては、紙面押さえ41を一定場所(1個所)に設定出来る為、側面紙押さえ55、56を紙面押さえ41の紙押さえの邪魔にならない様に設ける事が容易である。
例えば、図9、10の実施例では、側面紙押さえ56は、紙面押さえに接触する個所がなく、図3、4で示した側面紙押さえの収納部等は不要である。又、側面紙押さえ55には、紙面押さえ41が入る為の溝が設けてあり(紙面押さえ41が接触する部分をスペースとして空けて側面紙押さえ55に設けてあり)、段落番号0088で示した通り、側面紙押さえの収納部等は不要である。
尚、図例は4方を中央寄せで供給しているが2方(側面押さえ56のみ)の中央寄せでも可である。
又、片側端寄せで供給する場合はアーム部712を切断個所に合わせて移動できる可動式にする。
その他の要領は、図3、4に準ずる。
【0148】
図11、12は、請求項5、7に関する請求項25の発明装置の形態例であり、更に図3、4(請求項5、7、8、9、10)、及び請求項5、7に関する請求項18、20の発明のその他の実施例であり、紙の縦横のそれぞれの方向を中央寄せで供給し切断を2等分と4等分に限定している。
切断具33、34を2個に限定し、更にこの切断具33、34を紙1の縦横のそれぞれの方向の中心線、即ち用紙カセット5などの供給場所の縦横のそれぞれの方向の中心線に設置し、又この切断具33、34のそれぞれの両脇に一対毎の紙面押さえ411、421を交差させて(交差点は、切断具の刃が通過できる様にふさがず開けて)設置し、更に切断具の切断ガイドとして2個のアーム部713、723を供給場所の縦横のそれぞれの方向の中心線に沿って交差させて固定して設置し、又縦横のそれぞれの方向の中心線に沿って切断具の刃が入る為の溝或いは隙間83を設けている。
【0149】
請求項10の技術に関しては、紙面押さえ411、421を一定場所(それぞれを1個所)に設定出来る為、側面紙押さえ57を紙面押さえ411、421の紙押さえの邪魔にならない様に設ける事が容易である。
例えば、図11、12の実施例では、側面紙押さえ57(角周辺に位置する)を用いている為、図3、4等で示した側面紙押さえの収納部や前記請求項24の発明装置で示した側面紙押さえの紙面押さえが入る為の溝等も不要である。
尚、片側端寄せで供給する場合はアーム部712、723を切断個所に合わせて移動できる可動式にする。
その他の要領は、図3、4に準ずる。
【0150】
請求項26の発明の形態は、ユニットシステムにして事務用家庭用コピー機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、18、19、20、21、22、23、24、25の切断装置である。
【0151】
請求項27の発明の形態は、ユニットシステムにして事務用製版印刷機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、13、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置である。
【0152】
請求項28の発明の形態は、ユニットシステムにして事務用家庭用プリンタに備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、14、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置である。
【0153】
請求項29の発明の形態は、ユニットシステムにしてコピー機能を装備した事務用家庭用複合機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、15、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置である。
【0154】
請求項30の発明の形態は、ユニットシステムにしてプリント機能を装備した事務用家庭用複合機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、16、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置である。
【0155】
請求項26、27、28、29、30の発明装置は、該当機の上又は中又は下に重ねて備えたり、或いは該当機の上方に棚を設けこの棚の上に備えたり、或いは該当機の側面に備えたりなどして取り付け取り外しを容易に可能にする。
その他は、既に記載した要領や請求項12、13、14、15、16に準じた要領で実施可能である。
請求項31、32、33、34の発明は、既に記載した要領で実施可能である。
【実施例1】
【0156】
図13は、図3、4(請求項5、7、9、10の発明)のその他の実施例である。
図13と図3、4の相違点の要約は、切断時に切断具33を移動せず、又切断具34を切断個所に移動せず、用紙カセット5(紙)を移動させる事であり、請求項6、及び請求項5、6、7のいずれか又は全てに関する請求項18、19、20、21、22、23、24、25に適用可能な技術である。
詳しくは、図示する様に切断具33、34と紙面押さえ42、43とアーム部711、721を本体部6の入り口601付近に設け、紙の供給方向への切断に使用する紙面押さえ43を切断具33の切断個所付近に短くして設け、更に紙の供給方向への切断に使用する紙面押さえ43にローラーを設け、このローラーの紙送りを用紙カセットの送り具62の紙送りと同じ方向で、又同じ紙送り速度でゆっくりと回転させる事に有る。
【0157】
更に詳しくは、本体部の入り口601付近に用紙カセット5をセットして、紙面押さえ43で紙の上面を押さえ、切断具33である刃先に歯のついた丸刃或いは刃先に歯のない丸刃に切断可能に高速回転を開始させ、用紙カセットの送り具62、紙面押さえ43により用紙カセット5を本体部の奥602方向に徐徐に移動させつつ紙1の供給方向への切断を行う。
紙の供給方向への切断を終え本体部の奥602に届いた用紙カセット5を、次に入り口方向に切断個所毎に送りながら切断具34により供給方向と直角に交差する方向への切断をその都度行い、用紙カセット5を初めにセットした元の位置に戻し紙の切断の作業を終える。
尚、既に記載した様に、切断具が複数刃なら切断個所を一度に切断する事が可能である。
尚、図例は、本体部の入り口付近にある用紙カセットの送り具62の一部を、本装置を使用しない時には収納可能にして、本装置をコンパクトにしている。
その他の要領は、図3、4に準ずる。
【0158】
或いは、用紙カセット5を本体部の入り口601付近にセットをして、用紙カセットの送り具62、紙面押さえ43により用紙カセット5を本体部の奥602方向に切断個所毎に送りながら切断具34で紙の供給方向と直角に交差する方向への切断をその都度行う。
紙の供給方向と直角に交差する方向への切断を終え本体部の奥602に届いた用紙カセット5を、次に入り口方向に徐徐に移動させつつ切断具33で紙1の供給方向への切断を行い、用紙カセット5を初めにセットした元の位置に戻し紙の切断の作業を終える。
尚、この場合は、紙面押さえ43は、切断具33の奥に設ける。
その他の要領は、図13に準ずる。
【実施例2】
【0159】
更に、図3、4(切断時に切断具を移動する技術)や、図13[切断時に用紙カセット(紙)を移動する技術]の発明のその他の実施例として、切断時に紙面押さえと用紙カセット(紙)を同時に移動させる技術を示すことが出来る。
詳しくは、例えば、アーム部を本体部の入り口付近から奥まで設け、アーム部内には、紙面押さえを本体部の入り口付近から奥まで導くガイドを設け、紙押さえ面がフラット状で図13程度に短くした紙面押さえを供給方向への切断用の切断具の手前に可動式にして設け、紙面押さえと用紙カセット(紙)を共に同じ速度で同じ方向に移動させ、本体部の入り口付近に設けた切断具を通過する技術が可能である。
尚、その他の要領は、図13に準ずる。
【0160】
更に、前記段落0159の紙面押さえは、1組であっても紙押さえが可能であるが、複数組の紙面押さえをアーム部下に駐具が出来るように設け、前の紙面押さえが切断具を通過後、次の紙面押さえを順次送り出し切断個所付近を連続的に押さえ、更に安定した紙押さえを行うことが可能である。
尚、この紙面押さえのその他の要領も、図13に準ずる。
【実施例3】
【0161】
図14、15は、請求項10の発明のその他の実施例である。
図3が示す側面紙押さえの収納方法は、一段式で示しているが、図14、15が示す側面紙押さえの収納方法の例は二段式で示している。
詳しくは、上段の側面紙押さえ53を中段の側面紙押さえ兼側面紙押さえの収納部531の内部に収納して、更に上段の側面紙押さえ53を収納した中段の側面紙押さえ兼側面紙押さえの収納部531を下段の側面紙押さえの収納部532の内部に収納する。
尚、その他の要領は、図3に準ずる。
側面紙押さえ(側面紙押さえ兼側面紙押さえの収納部を含む)53、531の収納方法を二段式にする事により側面紙押さえの収納部532の背を低くする事が可能であり、用紙カセットの背を低くする事が可能である。
【実施例4】
【0162】
更に、図15は、用紙カセット5に収納する紙1が切断具の切断能力即ち許容収納枚数を超えない様に、本体部6の入り口に紙の限度枚数をチェックする突起61を設けている。
紙が許容収納枚数を超えた場合、紙1が紙の限度枚数をチェックする突起61に引っ掛かり用紙カセットが本体部に入らない様にしている。
【実施例5】
【0163】
図16、17は、請求項9、10の発明のその他の実施例である。
図3、4、14、15は、紙面押さえが紙の切断時に紙を押さえる事が出来るように、用紙カセットに側面紙押さえ(側面紙押さえ兼側面紙押さえの収納部を含む)51、52、531を収納する為の側面紙押さえの収納部511、521、532を設けたが、図16の紙面押さえ44は、これを設けず、紙面押さえ44の紙押さえ時に、紙面押さえ44の側面紙押さえが接触する部分に、側面紙押さえが入る溝441を設け、紙の切断時に側面紙押さえが入る溝441内に側面紙押さえ51、52、531を収納し、紙面押さえで紙を押さえる事が出来るようにした。
【0164】
更に、図17の紙面押さえ45は図3、4、14、15と図16の折衷式である。
即ち、用紙カセットに側面紙押さえ(側面紙押さえ兼側面紙押さえの収納部を含む)51、52、53、531を収納する為の側面紙押さえの収納部(側面紙押さえ兼側面紙押さえの収納部を含む)511、521、531、532を設け、更に紙面押さえ45の側面紙押さえが紙面押さえ45に接触する部分に、側面紙押さえが入る溝451を短くして設け、紙面押さえの紙面押さえ時に側面紙押さえが入る溝451内に側面紙押さえ51、52、53、531の一部を収納し、更に側面紙押さえの収納部511、521、531、532内に側面紙押さえ51、52、53、531の残りの部分を収納し、紙面押さえが紙を押さえることが出来るようにした。
【実施例6】
【0165】
図18、19は、請求項9、10の発明のその他の実施例である。
側面紙押さえ54の内壁側に紙の上面を押さえる為の紙面押さえ46、46Xを設け、手動で紙面押さえ46の上部をE方向に押し下げる事により、紙面押さえ46Xが紙面押さえ46Xの下にある紙1端を押さえ、更に、側面紙押さえ54側に設けたロック部461と紙面押さえ46側に設けたロック部462の噛み合わせにより紙の固定状態をロックする。
ロックの解除方法は、紙面押さえ46が紙面押さえ46Xに回転可能に軸でつながれており紙面押さえ46の上方を用紙カセットの内側方向Cに倒す事によりロック部461とロック部462の噛み合わせが外れロックが解除される。
【0166】
尚、ロック時以外に紙面押さえ46、46Xを絶えず紙面より上方に押し上げる作用を持つ弾性材を設けると作業がしやすくなる。
又、その他のロック方法として、かんぬきやフックの掛け外しやその他の広く一般的に用いられているロック技術の利用が可能である。
【0167】
紙面押さえ46、46Xは単独使用に於いて、紙の2等分や4等分や8等分の切断時に使用すると効果的であり、又図13の紙面押さえ43や段落番号0159の紙面押さえや段落番号0160の紙面押さえや図16の紙面押さえ44との併用に於いては、相互に双方の紙押さえを補い合い確実に紙の切断時のずれを防止する。
【0168】
尚、紙面押さえ46、46Xの押し下げ方法は、手動のほかに、側面紙押さえ54の紙押さえ時の内側に押す動きと連動させる方法、或いは図16の紙面押さえ44の紙押さえ時の押し下げる動きと連動させる方法、或いはロック技術を設けず、紙面押さえ46と紙面押さえ46Xを軸でつながず、紙面押さえ46にねじを設けねじの締め緩めで紙面押さえ46Xを上下動させる方法、紙面押さえ46Xを押し下げ作用のある弾性材を設ける方法、その他の方法が可能である。
【実施例7】
【0169】
図20、21は、図11、12(請求項5、7の発明に関する請求項25の発明)のその他の実施例であり、更に請求項5、7、8、9、10、18、20の発明のその他の実施例であり、紙の縦横のそれぞれの方向を中央寄せで供給し、切断を2等分と4等分に限定している。
この発明の特徴は、用紙カセット5にふた05を設けたものであり、このふたには、用紙カセットの縦横のそれぞれの方向の中心線に沿って切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間86が設けてある。
更に、切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間86により分割されたそれぞれの場所には、紙の上面を押さえる為の紙面押さえ49が弾性材593を介してふたの内側に取り付けてある。
【0170】
紙を用紙カセット5に供給し、側面紙押さえにより紙の4方を中央寄せで押さえ側面を固定して、ふた05を閉め、上方より加圧することにより用紙カセット内の紙が紙面押さえ49により加圧され、ロック部051、052の噛み合わせにより加圧状態を保持し紙の固定が継続される。
図示するロック部の解除方法は、ロック部052の上方を外側方向Fに開くことにより、ロック部051、052の噛み合わせが外れ、ロックが解除される。
尚、その他のロック方法として、かんぬきやフックの掛け外しやその他の広く一般的に用いられているロック技術の利用が可能である。
又、その他の紙面押さえの方法として、ロック部051や052や弾性材593を設けず、用紙カセットのふた05に紙面押さえ49をつなぐねじを設け、用紙カセットのふたの上方でねじの締めゆるめを行う方法を示す事が出来る。
その他の切断等の要領は、図11、12に準ずる。
【実施例8】
【0171】
図20、21(請求項25のその他の実施例)の発明装置に準じた要領で、図9、10で示す実施例(請求項24)の発明装置も2等分にする用紙カセットと用紙カセットのふたを設ける事が可能である。
更に、図20、21(請求項25のその他の実施例)の発明装置に準じた要領で8等分にする用紙カセットと用紙カセットのふたを設ける事が可能である。
【実施例9】
【0172】
図22は、紙の停止位置の補正具221、222である。
本発明装置に関して、紙の停止位置に狂いが生じる場合(例えば、段落番号0076、0077、0078、0095、0096、0111、0112、0130、0131、その他等)において、必要に応じて使用する
【0173】
図は、紙の停止位置の補正具221、222の作用を示す。
(22−1)(22−2)は、紙が設定した停止位置Gを越した場合、紙の停止位置の補正具222により紙を設定した停止位置Gまで戻す事を示す。
(22−2)(22−3)は、紙が設定した停止位置Gに満たない場合、紙の停止位置の補正具221により紙を設定した停止位置Gまで送る事を示す。
請求項2、3、4の発明に設ける場合に於いて、(22−4)は紙の停止位置の補正具221、222を紙の軌道から外した状態であり紙の排出が可能な状態にある事を示す。
【0174】
尚、紙の停止位置の補正具222は、側面紙押さえと併設する場合は省略が可能であり、紙の停止位置の補正具221の単独使用が可能である。
又、紙の停止位置の補正具221の設置を省略して、紙の停止位置の補正具222の単独使用も可能である。
更に、紙の停止位置の補正具222は、紙の両側に設け、紙の中央寄せを可能にする。
【実施例10】
【0175】
紙の停止位置の補正具222は、シュレッダー等に本発明装置を垂直や傾斜にして設けた場合(例えば段落番号0144)の紙の一時的落下停止具として用いることも可能である。
尚、本具を紙の一時的落下停止具として使用する場合に於いて、図23が示すように紙の一時的落下停止具223の動きをH方向(開閉)のみにすることが可能である。
尚、図23の(23−1)は紙の落下停止状態であり、(23−2)は紙の落下状態である。
【実施例11】
【0176】
本発明は、一般的に使用頻度の高い「等分」に限定した切断技術であるが、これに加えて、切断具を任意の切断場所に移動させ紙の任意の場所を切断する技術をオプションとして付け加えることが可能である。
【実施例12】
【0177】
請求項2、3、4、5、6、7やこれに関する発明装置に使用する切断具や切断具の使用方法は、現在、各分野で広く使用されている切断装置の周知技術の多くの使用が可能である。
即ち、例えば、図示した形態例の切断具はその他の請求項の発明装置にも使用可能であり、又図示した形態例の切断具や切断具の使用方法の他に、上下に往復運動をする刃先に歯のある直刃や刃先に歯のない直刃を高速稼動する方法又は低速稼動する方法、切り出し(先の鋭利な刃)で何度も引く方法又は一度に引く方法、支点を基に刃に重圧を加えて交差する方法又は素早く交差する方法、レーザーカッターを切断個所に当てる方法、その他本発明装置には、各分野で広く使用されている数多くの切断具や切断具の使用方法の用途に応じた使用が可能である。
【0178】
尚、請求項1で著す「多量」とは、本発明に用いる事が出来る切断具の能力で対応できる量であり、例えば現在の各分野では前記段落0177で示すように数多くの優れた切断具が実用化されている。
詳しくは、請求項5、6、7やこれに関する発明装置に於いて、例えば5cm以上10cm以上の厚い木材を木工用丸鋸(刃先に歯のある丸刃)や木工用ジグソー(刃先に歯のある直刃)により一度に難無く切断可能な技術等は周知技術であり、この様に優れた切断具を使用すれば、例えば1度に50枚或いは100枚或いは200枚或いは300枚或いは500枚など用途に応じた切断枚数の紙の切断装置が可能であり、背景技術の文献で示す手動式紙の切断装置よりも遥かに一度に「多量」の切断が可能である。
【0179】
又、請求項2、3、4やこれに関する発明に於いて、例えば肉屋の肉用スライサー(刃先に歯のない丸刃)により、何百枚或いは何千枚の肉のスライスが日々繰りかえし行われている技術等は周知技術であり、この様に優れた切断具を使用すれば、例えば連続的に何百枚或いは何千枚など用途に応じた切断枚数の紙の切断装置が可能であり、背景技術の文献で示す手動式紙の切断装置よりも手間を掛けず速く長時間でも変らぬ早さで連続的に「多量」の切断が可能である。
【0180】
更に、請求項2、3、4やこれに関する発明に於いて、コピー機やプリンタや複合機やその他に於いて、手間を掛けず速く長時間でも変らぬ早さで連続的に紙を供給する技術は周知技術であり、この技術との併用により、更に手間を掛けず速く長時間でも変らぬ早さで連続的に「多量」の切断が可能である。
更に、請求項2、3、4やこれに関する発明に於いて、先に記載した複数個の切断具を備える請求項21、22、23の切断装置を使用すれば、更に手間を掛けず速く長時間でも変らぬ早さで連続的に「多量」の切断が可能である。
更に、請求項5、6、7やこれに関する発明に於いて、先に記載した複数個の切断具を備える請求項21、22、23の切断装置を使用すれば、更に手間を掛けず速く一度に「多量」の切断が可能である。
【0181】
又、請求項2、3、4やこれに関する発明に於いても一度に複数枚の紙の切断が可能である。
又、請求項5、6、7やこれに関する発明に於いても一度に1枚、2枚の紙の切断が可能である。
【実施例13】
【0182】
請求項3の発明装置に使用する紙の供給位置(定位置)から送られる紙を切断個所(定位置)に一旦停止する技術(例えば、段落番号0111、0112、0113、0144等)は、現在、各分野でも広く使用されている周知技術がある。
即ち、定位置から定位置までの定長を送る長さを管理する技術である。
【0183】
更に、例えば、紙の停止時間を相当する長さに換算[=定長(定位置から定位置までの長さ)÷所要時間(定長を送るのに必要な時間)×停止時間(例えば、紙を切断するのに必要な時間等)]する事により定長と停止時間を1つの周期サイクルで管理する技術である。
【0184】
更に、定長を送るのに必要な時間と停止時間を加えた時間を1サイクルとした場合、例えば、定長が停止時間より1倍以上に長い場合は、紙送りの間隔を定長と停止時間の比率に応じて半分以下に短くする事ができ、更に定長が停止時間より2倍以上に長い場合は、紙送りの間隔を定長と停止時間の比率に応じて3分の1以下に短くする事ができる技術であり、更に、定長が停止時間より3倍以上に長い場合は、紙送りの間隔を定長と停止時間の比率に応じて4分の1以下に短くする事ができる技術である。
【0185】
この他、例えば、紙の停止位置や任意の通過点に設けた紙の通過を光の断続で探知する光センサーや、紙の通過を圧力の有無で探知する圧力センサーや、紙の通過で通電を実行又は遮断する電気ポイントの設置や、その他の方法により紙の切断個所を切断具の設定位置に一旦停止させる技術である。
【実施例14】
【0186】
請求項2、3、4、5、6、7やこれに関する発明装置に使用する1個所を作用させれば他方又は他の3個所が連動して動く側面紙押さえの技術(例えば、段落番号0106)は、現在、コピー機やプリンタやその他でも広く使用されている周知技術がある。
例えば、請求項2、3、4、5、6、7、やこれに関する発明装置に使用可能な側面紙押さえの連動技術は、左右にある2個又は前後左右にある4個の側面紙押さえの内側方向の直線的な動きをする先端部付近を円板やその他の中心点を軸として回転する物体の円周上の2等分又は4等分の位置に接して設け、円の回転運動を介して2個又は4個の側面紙押さえが同時に押し離しを行う事が可能な技術等である。
【実施例15】
【0187】
同様に、図18、19で示した紙面押さえ46、46Xと側面紙押さえ54の連動技術(例えば、段落番号0168)も広く一般的に使用されている周知技術がある。
即ち、例えば、紙面押さえの下方方向と、側面紙押さえの内側方向にある直線的な動きをする2点を円板やその他の中心点を軸として回転する物体の円周上の円の中心角が90度になる2点にそれぞれを接して設け、円の回転運動を介して2つの紙押さえ46、46Xと54を上下動と左右動又は上下動と前後動に連動させることが可能な技術等である。
【0188】
更に、例えば、連動作用により紙面押さえ46Xが紙面に達して紙を押さえれば、側面紙押さえ54より紙面押さえ46Xに伝導する力をスリップさせたり、或いは圧力センサー等により伝達部分を切り離し伝動力を遮断したり、或いは弾性材で吸収したりして、側面紙押さえ54より紙面押さえ46Xに必要以上の力が及ばない様にする事が可能な技術等である。
【0189】
更に、請求項2に関する請求項24の発明装置で示した側面紙押さえの移動と切断具の移動の連動技術(例えば、段落番号0143)も広く一般的に使用されている周知技術がある。
例えば、円板Aと円周が円板Aの倍の長さの円板Bを同軸に設け、切断具の直線的な動きをする接点を円板Aに接して設け、又側面紙押さえの直線的な動きをする接点を円板Bに接して設け、切断具の動きの長さを側面紙押さえの動きの長さの半分にする連動技術等である。
【実施例16】
【0190】
その他、紙を1枚1枚送る技術、紙詰まりを知らせる技術、排出した紙を規則正しく積み上げる技術、動きをロックし解除する技術、動力を伝達する技術、ユーザーからの情報の伝達技術、装置の制御技術など、現在、コピー機やプリンタやその他でも広く使用されている多くの周知技術があり、これらの多くの技術の使用が可能である。
【実施例17】
【0191】
切断の目安の参考例を次に示す。
例えば、請求項24の発明装置を用いて、同一紙で切断後の紙を重ね合わせながら2等分の切断を繰り返す場合の切断回数と切断後の紙の大きさ(等分)の関係は次の通りである。
1回=2等分。
2回=4等分。
3回=8等分。
4回=16等分。
5回=32等分。
【0192】
例えば、請求項25の発明装置を用いて、同一紙で切断後の紙を重ね合わせながら4等分の切断を繰り返す場合の切断回数と切断後の紙の大きさ(等分)の関係は次の通りである。
1回=4等分。
2回=16等分。
3回=64等分。
【0193】
例えば、請求項21、22、23の発明装置を用いて切断する場合の切断具(一方の方向×他方の方向)の個数と切断後の紙の大きさ(等分)の関係は次の通りである。
請求項21、22、23の発明=3個×1個=8等分。
請求項21、23の発明=3個×3個=16等分。
請求項21、23の発明=7個×3個=32等分。
請求項21、23の発明=7個×7個=64等分。
【0194】
例えば、A3サイズの等分後の用紙サイズ(規格寸法)の関係は次の通りである。
基のサイズ=A3(420mm×297mm)
2等分後 =A4(297mm×210mm)
4等分後 =A5(210mm×148mm)
8等分後 =A6(148mm×105mm)
16等分後=A7(105mm×74mm)
32等分後=A8(74mm×52mm)
64等分後=A9(52mm×37mm)
【図面の簡単な説明】
【0195】
【図1】請求項2、8、9の紙の切断装置の概略図(正面図)
【図2】請求項3、8、9の紙の切断装置の概略図(正面図)
【図3】請求項5、7、8、9、10等の紙の切断装置の概略図(平面図)
【図4】請求項5、7、8、9、10等の紙の切断装置の概略図(正面図)
【図5】請求項11の画面の例
【図6】請求項12、13、14、15、16等の作業手順例
【図7】切断具の設定位置の例と紙の切断の例(平面図)
【図8】切断具の設定位置の例と紙の切断の例(平面図)
【図9】請求項24等の紙の切断装置の概略図(平面図)
【図10】請求項24等の紙の切断装置の概略図(正面図)
【図11】請求項25等の紙の切断装置の概略図(平面図)
【図12】請求項25等の紙の切断装置の概略図(正面図)
【図13】請求項5、7、9、10のその他の実施例等の概略図(正面図)
【図14】請求項10のその他の実施例の概略図(平面図、部分図)
【図15】請求項10のその他の実施例等の概略図(側面図、部分図、一部カクレ線)
【図16】請求項9、10のその他の実施例の概略図(正面図、部分図)
【図17】請求項9、10のその他の実施例の概略図(正面図、部分図)
【図18】請求項9、10のその他の実施例の概略図(平面図、部分図)
【図19】請求項9、10のその他の実施例の概略図(正面図、部分図、図18のD−Dの断面図)
【図20】請求項25のその他の実施例(用紙カセットのふたと用紙カセット)等の概略図(平面図)
【図21】請求項25のその他の実施例(用紙カセットのふたと用紙カセット)等の概略図(正面図)
【図22】紙の停止位置の補正具の概略図(正面図、部分図)
【図23】紙の一時的落下停止具の概略図(正面図、部分図)
【符号の説明】
【0196】
1 紙
21 供給ローラー
22 排出ローラー
221 紙の停止位置の補正具
222 紙の停止位置の補正具兼紙の一時的落下停止具
223 紙の一時的落下停止具
31 切断具
32 切断具
33 切断具
34 切断具
310 切断具
311 切断具
312 切断具
41 紙面押さえ
42 紙面押さえ
43 紙面押さえ
44 紙面押さえ
45 紙面押さえ
46 紙面押さえ
46X 紙面押さえ
47 紙面押さえローラー
47Y 紙面押さえローラー
48 紙面押さえ
49 紙面押さえ
411 紙面押さえ
421 紙面押さえ
441 側面紙押さえが入る溝
451 側面紙押さえが入る溝
461 ロック部
462 ロック部
5 用紙カセット
05 用紙カセットのふた
51 側面紙押さえ
52 側面紙押さえ
53 側面紙押さえ
54 側面紙押さえ
55 側面紙押さえ
56 側面紙押さえ
57 側面紙押さえ
051 ロック部
052 ロック部
501 用紙カセットの底面
502 用紙カセットの側面
511 側面紙押さえの収納部
521 側面紙押さえの収納部
531 側面紙押さえ兼側面紙押さえの収納部
532 側面紙押さえの収納部
591 弾性材
592 弾性材
593 弾性材
594 弾性材
595 弾性材
6 本発明装置の本体部
61 紙の限度枚数をチェックする突起
62 用紙カセットの送り具
63 紙受け用平台
601 本体部の入り口
602 本体部の奥
603 アーム部置き場
604 アーム部置き場
71 アーム部
72 アーム部
711 アーム部
712 アーム部
713 アーム部
721 アーム部
723 アーム部
81 切断具の刃が入る為の溝或いは隙間
82 切断具の刃が入る為の溝或いは隙間
83 切断具の刃が入る為の溝或いは隙間
84 切断具の刃が入る為の溝或いは隙間
85 切断具の刃が入る為の溝或いは隙間
86 切断具の刃が入る為の溝或いは隙間
87 切断具の刃が入る為の溝或いは隙間
9 画面
A 切断個所
A1 切断個所
A2 切断個所
B 切断個所
B1 切断個所
B2 切断個所
C 用紙カセットの内側方向
D−D 図19の断面個所
E 押し下げ方向
F 外側方向
G 設定した停止位置
H 開閉
a 等しい長さ
b 等しい長さ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
定型用紙サイズの紙を等分に切断することで定型用紙サイズの紙を作る事ができ、更に紙を切断する動作を自動で行い多量に作る事が出来る事務用家庭用紙の切断装置。
【請求項2】
連続して送られる紙が切断具を通過する事により供給方向に切断する事が出来る請求項1の紙の切断装置。
【請求項3】
連続して送られる紙を切断具により供給方向と直角に交差する方向に切断する事が出来る請求項1の紙の切断装置。
【請求項4】
請求項2の紙の切断装置と請求項3の切断装置を併設する請求項1の紙の切断装置。
【請求項5】
多量に積まれた紙を切断することが出来る請求項1の紙の切断装置。
【請求項6】
多量に積まれた紙を切断することが可能であり、縦横方向のいずれか一方にある切断具で縦横のいずれか一方の方向を切断する事が出来る請求項1の紙の切断装置。
【請求項7】
多量に積まれた紙を切断することが可能であり、縦横双方の方向にある切断具で縦横の一方及び縦横の双方の方向を切断する事が出来る請求項1の紙の切断装置。
【請求項8】
紙の切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間を設けた請求項1、2、3、4、5、6、7の紙の切断装置。
【請求項9】
紙の切断時の紙ずれを防止する為に、紙面を押さえる為の紙面押さえを設けた請求項1、2、3、4、5、6、7、8の紙の切断装置。
【請求項10】
紙の切断時の紙ずれを防止する為に、紙の上方に突き出た側面紙押さえを紙面押さえの紙押さの邪魔にならない様にして、紙面押さえで紙面を押さえながら紙の切断を行う機能を備える請求項1、5、6、7の紙の切断装置。
【請求項11】
切断の誤操作を防止する為に、画面にて、ユーザーが指定する供給紙の大きさの図面と、ユーザーが指定する切断個所の図面と、ユーザーが指定する切断後の紙の大きさの図面を縮小サイズで表示することが出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10の紙の切断装置。
【請求項12】
事務用家庭用コピー機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置。
【請求項13】
事務用製版印刷機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置。
【請求項14】
事務用家庭用プリンタに備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置。
【請求項15】
コピー機能を装備した事務用家庭用複合機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置。
【請求項16】
プリント機能を装備した事務用家庭用複合機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置。
【請求項17】
事務用家庭用シュレッダーに備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の紙の切断装置。
【請求項18】
紙を中央寄せで供給し切断する事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17の紙の切断装置。
【請求項19】
紙の2方を中央寄せで供給することにより、2等分の全ての切断個所を装置の1個所の切断個所に設定して1個の切断具で切断することができる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17の紙の切断装置。
【請求項20】
紙の4方を中央寄せで供給することにより、2等分の全ての切断個所を装置の1個所の切断個所に設定して1個の切断具で切断することができ、更に4等分の全ての切断個所を装置の縦方向の1個所の切断個所と横方向の1個所の切断個所に設定して縦方向の1個の切断具と横方向の1個の切断具で切断することができる請求項1、4、5、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17の紙の切断装置。
【請求項21】
複数刃を備え1個所又は複数の切断を1度に切断することができる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20の紙の切断装置。
【請求項22】
縦横方向のいずれか一方に備えた複数刃で縦横方向のいずれか一方の1個所又は複数個所を1度に切断することができる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20の紙の切断装置。
【請求項23】
縦横方向の双方に備えた複数刃で縦方向の1個所又は複数個所を1度に切断することができ、更に横方向の1個所又は複数個所を1度に切断することができる請求項1、4、5、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20の紙の切断装置。
【請求項24】
切断具の設置を1個に限定し、切断を2等分に限定し、全ての2等分の切断を可能にした請求項1、2、3、5、6、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19の紙の切断装置。
【請求項25】
切断具の設置を縦方向の1個と横方向の1個に限定し、切断を2等分と4等分に限定し、全ての2等分と全ての4等分の切断を可能にした請求項1、4、5、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20の紙の切断装置。
【請求項26】
ユニットシステムにして事務用家庭用コピー機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置。
【請求項27】
ユニットシステムにして事務用製版印刷機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、13、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置。
【請求項28】
ユニットシステムにして事務用家庭用プリンタに備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、14、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置。
【請求項29】
ユニットシステムにしてコピー機能を装備した事務用家庭用複合機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、15、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置。
【請求項30】
ユニットシステムにしてプリント機能を装備した事務用家庭用複合機に備える事が出来る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、16、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置。
【請求項31】
事務用家庭用コピー機や事務用製版印刷機や事務用家庭用プリンタやコピー機能を装備した事務用家庭用複合機やプリント機能を装備した事務用家庭用複合機等の紙用印刷機器に備えた請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置。
【請求項32】
ユニットシステムにして事務用家庭用コピー機や事務用製版印刷機や事務用家庭用プリンタやコピー機能を装備した事務用家庭用複合機やプリント機能を装備した事務用家庭用複合機等の紙用印刷機器に備えた請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、18、19、20、21、22、23、24、25の紙の切断装置。
【請求項33】
連続して送られる紙が切断具を通過する事により供給方向に切断する事が出来、更に連続して送られる紙を切断具により供給方向と直角に交差する方向に切断する事が出来、紙の切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間を設け、紙の切断時の紙ずれを防止する為に、紙面を押さえる為の紙面押さえを設け、切断の誤操作を防止する為に、画面にて、ユーザーが指定する供給紙の大きさの図面と、ユーザーが指定する切断個所の図面と、ユーザーが指定する切断後の紙の大きさの図面を縮小サイズで表示することが出来、紙を中央寄せで供給し切断する事が出来、複数刃を備え1個所又は複数の切断個所を1度に切断する事が出来、事務用家庭用コピー機や事務用製版印刷機や事務用家庭用プリンタやコピー機能を装備した事務用家庭用複合機やプリント機能を装備した事務用家庭用複合機等の紙用印刷機器、及び事務用家庭用シュレッダーに備える事が出来る請求項1の紙の切断装置。
【請求項34】
多量に積まれた紙を切断することが出来、紙の切断時に切断具の刃が入る為の溝或いは隙間を設け、紙の切断時の紙ずれを防止する為に、紙面を押さえる為の紙面押さえを設け、更に紙の切断時の紙ずれを防止する為に、紙の上方に突き出た側面紙押さえを紙面押さえの紙押さの邪魔にならない様にして、紙面押さえで紙面を押さえながら紙の切断を行う機能を備え、切断の誤操作を防止する為に、画面にて、ユーザーが指定する供給紙の大きさの図面と、ユーザーが指定する切断個所の図面と、ユーザーが指定する切断後の紙の大きさの図面を縮小サイズで表示することが出来、紙を中央寄せで供給し切断する事が出来、複数刃を備え1個所又は複数の切断個所を1度に切断する事が出来、事務用家庭用コピー機や事務用製版印刷機や事務用家庭用プリンタやコピー機能を装備した事務用家庭用複合機やプリント機能を装備した事務用家庭用複合機等の紙用印刷機器、及び事務用家庭用シュレッダーに備える事が出来る請求項1の紙の切断装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【公開番号】特開2010−284766(P2010−284766A)
【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−141777(P2009−141777)
【出願日】平成21年6月15日(2009.6.15)
【出願人】(300072831)