説明

組立式ストーブ融雪機

【課題】従来、雪を溶かすには水を熱湯にするので、冷えると待たなければならず不便だった。
【解決手段】軽くて組立簡単な断熱建材からなる箱の中にストーブ2と送風機5を密封して、ストーブの熱を送風機5で回転させて雪1を溶かす。一度に1mの雪1を入れて3時間で溶かす事を特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、組立式断熱機材の中に入れた雪を、空気孔排水口以外は密封して、送風機付の灯油ストーブと対面上に付けた送風機により、熱風を回転させて雪を溶かす装置である。
【背景技術】
【0002】
従来、雪を溶かすには水を熱して雪を溶かす製品が、生産され使用されている。しかしながら、それは雪かきスコップで雪を5回程度入れると冷えてしまい、再度加熱されるのを待ちながら作業していた。構造的には、単に温水で雪を溶かすだけのものである。
【発明の開示】

【発明が解決しようとする問題】
【0003】
しかし、雪の溶けるのを待ちながら雪を溶かすのであれば、その場所で見ていなくてはならない。本発明は、その不便を除く為に、箱の中に雪を入れたら別の仕事も出来るように考えた。
【課題と解決するための手段】
【0004】
組立式の箱で密封して温風式ストーブと送風機で熱風を回転させて雪を溶かす為、その場で見ている必要がない。
本発明は、このような構造の組立式ストーブ融雪機である。
【発明の効果】
【0005】
本発明は耐震装置付灯油ストーブで、断熱建材で作られた箱に熱風を送る際の安全性を重視したものである。雪1mに対して灯油0.5リットルを使用して3時間で溶かすことが出来る。1日に雪5mを溶かすことが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
このような構造なので、大人一人で移動や装着撤去も簡単に出来、その場に合わせて大小の箱も装着出来る。密封した箱のため、雪の解けるまで他の仕事も出来る。
【図1】

【図2】

【図3】

【図4】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
▲1▼灯油ストーブの付いた箱に、雪を入れた空気孔と排水口以外は蓋をして密封。
▲2▼灯油ストーブから、熱風と対面上部にある送風機で雪を溶かす。
以上のように構成された組立式ストーブ融雪機。

【図1】 正面から見た立体図
【図2】 組立前の斜視図
【図3】 雪を入れて2時間で溶けた残雪の立体図
【図4】 蓋の裏面の平面図
【符号の説明】
【0008】
▲1▼は箱に雪の入った図
▲2▼はストーブの設置した所とそのスイッチ
▲3▼はストーブ設置位置
▲4▼は断熱装置
▲5▼は送風機

【公開番号】特開2006−299763(P2006−299763A)
【公開日】平成18年11月2日(2006.11.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−146001(P2005−146001)
【出願日】平成17年4月15日(2005.4.15)
【出願人】(505182465)
【Fターム(参考)】