説明

給茶機

【課題】1回の注出操作によって注出されるお茶の注出量が変更可能な場合でも、注出したお茶が薄くならないようにすることのできる給茶機を提供する。
【解決手段】給湯操作が行われる前に、その給湯操作が行われたとした場合の総給湯量が茶葉交換量以上かつ茶葉交換量に余裕量αを加えた値以下となる場合には、その給湯操作が行われた後に茶漉器15内の茶葉を廃棄し、その給湯操作が行われたとした場合の総給湯量が茶葉交換量に余裕量αを加えた値より大きくなる場合には、茶漉器15内の茶葉を廃棄してキャニスタ10から茶漉器15に茶葉を供給した後にその給湯操作が行われる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、給茶機に係り、特に、茶葉タイプの給茶機に関する。
【背景技術】
【0002】
茶葉タイプの従来の給茶機が、例えば特許文献1に記載されている。このような給茶機は一般的に、1回の注出操作(注出スイッチを押すこと等)で注出されるお茶の注出量や、お茶を何杯注出したら茶葉を交換するか(茶葉交換杯数)を設定できるようになっている。例えば、お茶の注出量を80mL、茶葉交換杯数を5杯に設定すると、80mLの注出を5回終了するごと、すなわち、400mLの注出ごとに茶葉交換を行うことになる。お茶の注出量を200mLに変更した場合には、茶葉交換杯数を5杯にしたままだと、3杯目以降は薄いお茶が注出されることになるので、茶葉交換杯数を2杯に変更する必要がある。
【0003】
1回のお茶の注出量を異なる2つの注出スイッチによって選択可能な給茶機では、上記方法のように茶葉交換杯数に基づいて茶葉交換を行うと、注出杯数が同じでも総注出量が異なる場合があるので、途中から薄いお茶が注出されてしまうことがある。例えば、80mLのお茶及び500mLのお茶を選択的に注出可能とし、少ない方の注出量である80mLに茶葉交換杯数である5杯を掛けて算出された総注出量400mLを茶葉交換量とする。この場合、80mLの注出及び500mLの注出を交互に行うと仮定して、先に80mLの注出、その後に500mLの注出を行うと、500mLの注出途中(320mLを注出した段階)で茶葉交換量をオーバーするので、500mLの注出終了後に茶葉交換を行うことにより、次回の注出では規定の濃さのお茶を注出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−188256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、お茶の注出量を異なる2つの注出スイッチによって選択可能な給茶機では、注出パターンによっては、注出されたお茶の大部分が薄いお茶になってしまう場合があるといった問題点があった。例えば、上記設定において、80mLの注出を4回続けて行った場合には、総注出量が320mLであり、80mLの注出をもう1回行えるので、茶葉交換は行われない。しかし、80mLの注出を4回続けて行った後に500mLの注出を行うと、80mLを注出した時点で茶葉交換量をオーバーしてしまい、残りの420mLは規定の濃さに達しないお茶となり、500mL中の大部分が薄いお茶となってしまう。
【0006】
この発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、1回の注出操作によって注出されるお茶の注出量が変更可能な場合でも、注出したお茶が薄くならないようにすることのできる給茶機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係る給茶機は、茶葉を貯蔵するキャニスタと、キャニスタから茶葉が供給される茶漉器であって、茶漉器内の茶葉を廃棄可能な茶漉器と、1回の給湯操作につき定量のお湯を前記茶漉器に注ぐ給湯部と、給湯部から1回の給湯操作で供給されるお湯の量である定量給湯量を変更する制御装置とを備え、制御装置には、キャニスタから茶漉器に茶葉を供給してから茶漉器内の茶葉を廃棄するまでの間に給湯部から給湯されるお湯の総給湯量の基準値である茶葉交換量と、茶葉交換量に加算される余裕量とが変更可能に設定されており、制御装置は、給湯操作が行われる前に、その給湯操作が行われたとした場合の総給湯量が茶葉交換量以上かつ茶葉交換量に余裕量を加えた値以下となる場合には、その給湯操作が行われた後に茶漉器内の茶葉を廃棄し、その給湯操作が行われたとした場合の総給湯量が茶葉交換量に余裕量を加えた値より大きくなる場合には、茶漉器内の茶葉を廃棄してキャニスタから茶漉器に茶葉を供給した後にその給湯操作が行われる。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、給湯操作が行われる前に、その給湯操作が行われたとした場合の総給湯量が茶葉交換量以上かつ茶葉交換量に余裕量を加えた値以下となる場合には、その給湯操作が行われた後に茶漉器内の茶葉を廃棄し、その給湯操作が行われたとした場合の総給湯量が茶葉交換量に余裕量を加えた値より大きくなる場合には、茶漉器内の茶葉を廃棄してキャニスタから茶漉器に茶葉を供給した後にその給湯操作が行われるので、1回のお茶の注出量が変更可能な場合でも、注出したお茶が薄くならないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】この発明の実施の形態に係る給茶機の斜視図である。
【図2】この実施の形態に係る給茶機から扉を取り外した状態の正面図である。
【図3】この実施の形態に係る給茶機におけるお茶の注出動作の一例を説明するための図である。
【図4】この実施の形態に係る給茶機におけるお茶の注出動作の別の例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、給茶機1は、上部側が前面に張り出した箱形形状を有している。張り出した部分の前面には、扉2が開閉可能に取り付けられている。扉2には、4つのスイッチ4〜7を有する操作部3が設けられ、スイッチ4は水を注出するスイッチであり、スイッチ5はお湯を注出するためのスイッチであり、スイッチ6及び7はお茶を注出するためのスイッチである。張り出した部分の下方には、湯のみ9(図2参照)を載置する載置台8が設けられている。
【0011】
図2には、給茶機1から扉2(図1参照)を取り外した状態の正面図を示している。給茶機1の内部の上方部分には、茶葉を貯蔵するキャニスタ10が設けられている。キャニスタ10の上部には、開閉可能な蓋11が取り付けられ、キャニスタ10の下部には、開閉可能なシャッタ12で覆われた供給口13が設けられている。また、キャニスタ10には、供給口13から定量の茶葉を落下させるための茶葉供給部14が設けられている。
【0012】
キャニスタ10の下方には、供給口13から落下した茶葉を収容する茶漉器15がファンネル16に取り付けられて設けられている。ファンネル16は、回転軸17を中心として、反転可能となっている。図2には、ファンネル16が反転した状態を二点鎖線で図示している。載置台8の隣には、上部が開口した廃棄容器18が設けられている。ファンネル16が反転したときに、ファンネル16は廃棄容器18の開口に位置し、茶漉器15内の茶葉が廃棄容器18へ廃棄されるようになっている。
【0013】
給茶機1の内部には、お湯を貯蔵する図示しない貯湯タンクが設けられ、給湯管21の一端が当該貯湯タンク内に位置している。給湯管21の他端には、シャワー式の給湯口23が取り付けられ、給湯口23は、茶漉器15の上方に位置している。また、給茶機1の内部には、冷水を貯蔵する貯水タンクも設けられ、給湯給水管22は、一端側が2つの枝管に分かれており、一方の枝管が貯湯タンク内に位置すると共に他方の枝管が貯水タンク内に位置している。給湯給水管22の他端は、載置台8に載置された湯のみ9の上方に位置するようになっている。給湯管21には、図示しない電磁弁が設けられている。また、給湯給水管22のそれぞれの枝管にも、図示しない電磁弁が設けられている。ここで、給湯管21と、給湯口23と、給湯管21に設けられた電磁弁とは、茶漉器15にお湯を注ぐための給湯部を構成する。
【0014】
キャニスタ10の隣には、電装箱20が設けられている。電装箱20は、給茶機1の動作を制御する制御装置を収納している。給湯管21及び給湯給水管22の各枝管のそれぞれに設けられた図示しない電磁弁は、電装箱20内の制御装置と電気的に接続されている。また、操作部3の各スイッチ4〜7(図1参照)も、電装箱20内の制御装置と電気的に接続されている。電装箱20の正面には、各種設定を行うための設定パネル20aが設けられている。設定パネル20aでは、スイッチ6及び7を1回操作することによって注出されるお茶の注出量、すなわち、給湯管21を介して給湯口23から茶漉器15に供給されるお湯の量である定量給湯量を設定することができる。これは、給湯管21に設けられた電磁弁を開く時間を設定することに相当する。また、同様にして、設定パネル20aでは、給湯給水管22から供給されるお湯または水の量を設定することもできる。これらはそれぞれ、給湯給水管22のそれぞれの枝管に設けられた電磁弁を開く時間を設定することに相当する。尚、水またはお湯の注出についてはそれぞれ、スイッチ4または5を押している間だけそれぞれの枝管に設けられた電磁弁を開くと共にスイッチ4または5を押すのを止めると電磁弁が閉じることにより、スイッチ4または5を押している間だけ水またはお湯が注出されるようにしてもよい。どちらの方式で水及びお湯の注出を行うかを設定パネル20aで選択可能にしてもよい。さらに、設定パネル20aでは、キャニスタ10から茶漉器15に茶葉を供給してから茶漉器15内の茶葉を廃棄容器18に廃棄するまでの間に給湯口23から給湯されるお湯の総給湯量の基準値である茶葉交換量も設定することができる。
【0015】
次に、この発明の実施の形態に係る給茶機の動作を図1及び2に基づいて説明する。
まず、扉2を開き、設定パネル20aで、スイッチ6の操作によって注出されるお茶の量を80mLに設定すると共にスイッチ7の操作によって注出されるお茶の量を500mLに設定することとする。また、茶葉交換量を400mLに設定することとする。これらの設定値は、電装箱20内の制御装置の記憶部に記憶される。さらに、制御装置には、注出されるお茶の少なくとも半分以上の量は、総給湯量が茶葉交換量を超えた状態で供給されたお湯によるものではないようにするような条件が組み込まれている。このような条件を達成するために、余裕量というお湯の量を決定するが、その決定方法については後述する。ただし、「注出されるお茶の少なくとも半分以上」という条件は、この実施の形態における単なる例示であり、「2/3以上」や「80%以上」等、どのような条件であってもよく、その条件を設定パネル20aで自由に設定することができるようにしてもよい。
【0016】
上記設定操作完了後、扉2を閉じると、電装箱20内の制御装置は、シャッタ12を開放すると共に茶葉供給部14を駆動することにより、供給口13を介して定量の茶葉が落下し、茶漉器15内に茶葉が収容される。これにより、お茶の注出が可能になる。例えば、80mLのお茶を飲みたいと考えているユーザーは、湯のみ9を載置台8に載置した後、スイッチ6を押す。すると、電装箱20内の制御装置が、80mLに相当する時間だけ、給湯管21に設けられた電磁弁を開くことにより、貯湯タンク内のお湯が給湯管21を通って給湯口23から茶漉器15に注がれる。注がれたお湯は、茶漉器15内に収容された茶葉によってお茶となって、ファンネル16の下部から湯のみ9にお茶が注出される。500mLのお茶を注出する場合には、スイッチ7を押すことにより、同様の動作でお茶が注出される。制御装置の記憶部には、総給湯量が記憶されており、お茶の注出のためにスイッチ6または7が押されるたびに、各スイッチに対応する給湯量が総給湯量に加算される。
【0017】
ある量のお茶が注出されると、後述するタイミングで、茶漉器15内の茶葉の交換が行われる。電装箱20内の制御装置は、回転軸17を中心としてファンネル16を反転させる。すると、ファンネル16は、図2において二点鎖線で描かれた状態になるので、茶漉器15内の茶葉は、廃棄容器18内に廃棄される。茶葉を廃棄したらすぐに、ファンネル16を元の位置に戻す。その後、制御装置は、シャッタ12を開放すると共に茶葉供給部14を駆動することにより、茶漉器15内に茶葉を供給する。この後のお茶の注出動作は、上記説明と同様である。尚、茶葉交換が行われると、記憶部に記憶された総給湯量は、リセットされて0mLとなる。水またはお湯の注出の場合には、スイッチ4または5の操作により、貯湯タンク内のお湯または貯水タンク内の水が給湯給水管22を通って湯のみ9に注出される。
【0018】
次に、茶葉を交換するタイミングについて説明する。
例えば、図3に示されるように、4回続けて80mLのお茶の注出が行われた後、500mLのお茶の注出を行おうとしている場合を考える。80mLの注出を4回行うと、供給口13から茶漉器15への総給湯量は320mL(80mL×4)となる。総給湯量は、電装箱20内の制御装置に記憶された茶葉交換量である400mL以下であるので、本来ならば茶葉の交換を行う必要はない。茶葉の交換を行わずに500mLのお茶を注出すると、500mLの注出が行われている最中、すなわち80mLを注出したところで総給湯量が茶葉交換量の400mLに達してしまい、残りの420mLは、茶葉交換量を超えた状態で供給されたお湯によるものになってしまい、注出されたお茶の大部分が薄いお茶となってしまう。そこで、次のような方法で、お茶の注出または茶葉交換のいずれを先に行うかを決定する。
【0019】
まず、電装箱20内の制御装置は、スイッチ6または7のいずれかが押された場合、その操作によってお茶が注出された後の総給湯量が茶葉交換量以上か否かを判定する。総給湯量が茶葉交換量未満となる場合には、その操作に基づくお茶の注出を行う。総給湯量が茶葉交換量以上となる場合には、以下の式(1)によって余裕量α(mL)を決定する。
α=0.5×その操作に基づく給湯量・・・(1)
その次に、その操作によってお茶が注出された場合の総給湯量が、茶葉交換量に余裕量αを加えた値以上か否かを判定する。総給湯量が、茶葉交換量に余裕量αを加えた値以上の場合には、まず茶漉器15内の茶葉の交換を行い、その後にお茶の注出を行う。一方、総給湯量が、茶葉交換量に余裕量αを加えた値未満の場合には、そのままお茶の注出を行い、お茶の注出後に、茶漉器15内の茶葉の交換を行う。
【0020】
この方法を、図3に示されたケースに適用すると、80mLのお茶の注出を4回行った後の総給湯量は320mLであり、この後に500mLの注出を行おうとすると、総給湯量が820mL(320+500)となって茶葉交換量以上となるので、制御装置は余裕量αを算出する。(1)式より、余裕量α=250mL(0.5×500)となる。500mLのお茶の注出を行ったとした場合の総給湯量は820mLであり、茶葉交換量に余裕量αを加えた値650mL(400+250)よりも大きくなるので、まず茶漉器15内の茶葉の交換を行い、その後にお茶の注出を行うこととなる。
【0021】
別の例として、図4に示されたケースを考える。このケースは、1回だけ80mLのお茶の注出が行われた後、500mLのお茶の注出を行おうとしている場合である。80mLのお茶の注出を1回行った後の総給湯量は80mLであり、この後に500mLの注出を行おうとすると、総給湯量が580mL(80+500)となって茶葉交換量以上となるので、制御装置は余裕量αを算出する。(1)式より、余裕量α=250mL(0.5×500)となる。500mLのお茶の注出を行ったとした場合の総給湯量は580mLであり、茶葉交換量に余裕量αを加えた値650mL(400+250)よりも小さくなるので、500mLのお茶の注出後に、茶漉器15内の茶葉の交換を行うこととなる。この場合には、320mLのお茶を注出した時点で総給湯量が茶葉交換量に達するので、残りの180mL分が薄いお茶となり、注出量の半分以上は濃いお茶となる。
【0022】
このように、給湯操作が行われる前に、その給湯操作が行われたとした場合の総給湯量が茶葉交換量以上かつ茶葉交換量に余裕量αを加えた値以下となる場合には、その給湯操作が行われた後に茶漉器15内の茶葉を廃棄し、その給湯操作が行われたとした場合の総給湯量が茶葉交換量に余裕量αを加えた値より大きくなる場合には、茶漉器15内の茶葉を廃棄してキャニスタ10から茶漉器15に茶葉を供給した後にその給湯操作が行われるので、1回のお茶の注出量が変更可能な場合でも、注出したお茶が薄くならないようにすることができる。
【0023】
この実施の形態では、スイッチ6及び7の操作に基づくお茶の注出量、茶葉交換量等について具体的な数値を特定して説明しているが、これらの数値は単なる例示であってこれらに限定するものではなく、適宜変更可能である。
【0024】
この実施の形態では、余裕量αを式(1)に基づいて制御装置が算出していたが、この形態に限定するものではない。この実施の形態で例示された条件「注出されるお茶の少なくとも半分以上」のような条件とは全く無関係に、具体的な数値、例えば、50mLや100mL等を設定パネル20aで設定するようにしてもよい。すなわち、余裕量αとして適当な数値を適当な方法で設定することができる。
【0025】
この実施の形態では、給茶機1に、お茶の注出量が異なる2つのスイッチ6及び7が設けられていたが、この形態に限定するものではない。お茶の注出量が異なる3つ以上のスイッチを設けてもよい。また、従来の給茶機のようにお茶の注出スイッチが1つであっても、注出量が変更可能なものであれば、変更後の注出動作について同様の問題が生じるので、そのような給茶機についてもこの発明を適用することができる。
【0026】
また、給茶機1は、この実施の形態で説明した制御方法で茶葉交換を行うだけでなく、制御装置に設定された茶葉交換杯数または総給湯量に基づいて茶葉交換を行うようにしてもよく、どちらの制御方法で茶葉交換を行うようにするかを設定パネル20aで選択可能にしてもよい。
【符号の説明】
【0027】
1 給茶機、10 キャニスタ、15 茶漉器、21 給湯管(給湯部)、23 給湯口(給湯部)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
茶葉を貯蔵するキャニスタと、
該キャニスタから茶葉が供給される茶漉器であって、該茶漉器内の茶葉を廃棄可能な茶漉器と、
1回の給湯操作につき定量のお湯を前記茶漉器に注ぐ給湯部と、
前記給湯部から1回の給湯操作で供給されるお湯の量である定量給湯量を変更する制御装置と
を備え、
前記制御装置には、
前記キャニスタから前記茶漉器に茶葉を供給してから前記茶漉器内の茶葉を廃棄するまでの間に前記給湯部から給湯されるお湯の総給湯量の基準値である茶葉交換量と、
該茶葉交換量に加算される余裕量と
が変更可能に設定されており、
前記制御装置は、給湯操作が行われる前に、その給湯操作が行われたとした場合の前記総給湯量が前記茶葉交換量以上かつ前記茶葉交換量に前記余裕量を加えた値以下となる場合には、その給湯操作が行われた後に前記茶漉器内の茶葉を廃棄し、その給湯操作が行われたとした場合の前記総給湯量が前記茶葉交換量に前記余裕量を加えた値より大きくなる場合には、前記茶漉器内の茶葉を廃棄して前記キャニスタから前記茶漉器に茶葉を供給した後にその給湯操作が行われる給茶機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−95839(P2012−95839A)
【公開日】平成24年5月24日(2012.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−246157(P2010−246157)
【出願日】平成22年11月2日(2010.11.2)
【出願人】(000194893)ホシザキ電機株式会社 (989)
【Fターム(参考)】