【課題】絵や柄、模様を施したメロンパンを提供する。
【解決手段】第１工程として、一般的なクッキーを作る要領でメロンパンの表面部分となるクッキー生地を作成する。このとき、ココア粉末や抹茶粉末、食紅等を使用して絵や柄、模様の入った生地にする。成型は型抜きクッキーを作成する要領で行っても、生地を金太郎飴状に作成して薄くスライスしてもよい。第２工程として、第１工程で作成したクッキー生地を薄く延ばし、別途に作成したパン生地に被せ、包み込む。第３工程として、第２工程で作成した生地を通常のメロンパンを焼く要領で焼上げる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、表面のクッキー部分にココア粉末や抹茶粉末、食紅等を練りこんだ生地を使用して絵や柄や模様などを施したメロンパンに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、メロンパンは表面のクッキー部分と内側のパン部分の二つの部分から構成されており、表面に格子状の線を入れることで見た目を「メロン」のようにしたパンであるが、絵や柄や模様を施したものはなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
そのため、次のような問題があった。
（イ）クッキー部分、パン部分にチョコレートチップ等を練りこむなど、若干のアレンジをしたものは存在していたが、生地に一様に練りこんだもののみであった。
（ロ）クッキーの場合は、さまざまな絵や柄、模様を施したものが広く作られているのに対し、同じようにクッキー生地を薄く延ばして作るメロンパンにはこのようなアレンジがされたものがなく、バラエティの幅がかなり限られていた。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
メロンパンの表面部分となるクッキー生地に食紅やココア粉末や抹茶粉末、食紅等の着色できる材料を練りこんで絵や柄や模様の入ったクッキー生地を作成し、それを薄く延ばしてパン生地に被せることで絵や柄や模様を施す。以上を特徴とするメロンパンである。
【発明の効果】
【０００５】
メロンパン表面のクッキー部分にさまざまな色のクッキー生地を使用することで、従来はパン表面に線を入れる程度のアレンジしかできなかったが、さまざまな絵や柄や模様を施すことができる。これにより、例えば企業のキャラクターなど簡単な絵の入ったメロンパンを作成することができる。同様に文字を入れてメッセージ入りパンとしても活用することもできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
第１工程 一般なクッキーを作る要領でメロンパンの表面部分となるクッキー生地を作成する。このとき、ココア粉末や抹茶粉末、食紅等を使用して絵や柄、模様の入った生地にする。成型は型抜きクッキーを作成する要領で行っても、生地を金太郎飴状に作成して薄くスライスしてもよいものとする。
第２工程 第１工程で作成したクッキー生地を薄く延ばし、別途に作成したパン生地に被せ、包み込む。
第３工程 第２工程で作成した生地を通常のメロンパンを焼く要領で焼上げる。

【特許請求の範囲】
【請求項１】
表面部分となるクッキー生地にココア粉末や抹茶粉末、食紅等を用いて絵や柄、模様を施したことを特徴とするメロンパン。

【公開番号】特開２００９−２７３４４９（Ｐ２００９−２７３４４９Ａ）
【公開日】平成２１年１１月２６日（２００９．１１．２６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００８−１５２２１８（Ｐ２００８−１５２２１８）
【出願日】平成２０年５月１４日（２００８．５．１４）
【出願人】（５０８１２８９４５）
【Ｆターム（参考）】