説明

線状照明装置

【課題】 線状光源部の長手方向における光量の均一性を確保することができる線状照明装置を提供する。
【解決手段】 線状光源部2と、線状光源部2を点灯制御するための電源制御部と、を備える。線状光源部2は、所定方向に並んで配置された複数の光源ユニット17と、複数の光源ユニット17の各々に対応して設けられた複数の調光ユニット18と、を有している。複数の光源ユニット17の各々には、線状に配置された複数のLED22が設けられている。複数の調光ユニット18の各々には、対応する光源ユニット17の複数のLED22からの光の光量を調節するための調光回路27が設けられている。電源制御部は、複数の調光ユニット18の各々の調光回路27を独立して個々に駆動制御するように構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば画像処理検査等において被検査物を照明するために用いられる線状照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、シート状の紙やガラス基板、鋼板等の工業製品の品質、例えば、表面上の傷や凹凸異常、歪み、異物の付着、あるいは製品端面の状態等を製造ライン上で検査する際には、CCDカメラ等による撮像を利用した画像処理検査が行われている。この画像処理検査では、照射面に配置された被検査物を照明するための線状照明装置が用いられている。
【0003】
従来の線状照明装置は、線状光源部と、線状光源部を点灯制御するための電源制御部と、を備えている(例えば、特許文献1参照)。線状光源部は、複数のLEDと、このLEDが線状に並んで実装されたプリント配線基板と、LEDの前方に配設されたシリンドリカル状の集光レンズと、を有している。電源制御部は、LEDからの光の光量を設定する光量設定手段と、この設定された光量でLEDを点灯制御する調光手段と、を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−215115号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した調光手段は、複数のLEDの全てを一つの光源とみなして、LED全体を一括して制御しており、このことに起因して次のような問題が生じる。第1に、LEDの個体差によって各LEDからの光の光量にバラツキが生じることにより、線状光源部の長手方向における光量にバラツキが生じる場合がある。この状態で複数のLED全体の光量を増大させたとしても、光量の相対的なバラツキは生じたままとなり、線状光源部の長手方向における光量の均一性を確保することができない。第2に、LEDを線状に配設した線状光源方式においては、各LEDの個々の光量のバラツキに関係なく、長手方向の両端部においては光量が低下する。この状態において、LED全体の光量を増大させたとしても、両端部における光量は相対的に低下したままとなり、上述と同様に線状光源部の長手方向における光量の均一性を確保することができない。
【0006】
本発明の目的は、線状光源部の長手方向における光量の均一性を確保することができる線状照明装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の線状照明装置では、線状光源部と、前記線状光源部を点灯制御するための電源制御部と、を備えた線状照明装置において、
前記線状光源部は、所定方向に並んで配置された複数の光源ユニットと、前記複数の光源ユニットの各々に対応して設けられた複数の調光ユニットと、を有し、前記複数の光源ユニットの各々には、線状に配置された複数のLEDが設けられ、前記複数の調光ユニットの各々には、対応する前記光源ユニットの前記複数のLEDからの光の光量を調節するための調光回路が設けられ、前記電源制御部は、前記複数の調光ユニットの各々の前記調光回路を独立して個々に駆動制御するように構成されていることを特徴とする。
【0008】
また、前記複数の調光ユニットの各々には更に、前記調光回路が実装されたプリント配線基板が設けられており、前記複数の調光ユニットの各々の前記プリント配線基板は、複数の制御用配線を介して前記電源制御部に対して数珠繋ぎ状に接続されていることを特徴とする。
【0009】
また、前記電源制御部は、前記複数の調光ユニットのうち特定の調光ユニットを選択する調光ユニット選択手段と、前記特定の調光ユニットに対応する前記光源ユニットの前記複数のLEDからの光の光量を設定する光量設定手段と、この設定された光量に対応する調光信号を生成する調光信号生成手段と、この調光信号を前記特定の調光ユニットの前記調光回路に出力する調光信号出力手段と、を有しており、
前記調光信号出力手段からの調光信号は、前記制御用配線を介して前記特定の調光ユニットの前記調光回路に出力されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の線状照明装置によれば、線状光源部は、所定方向に並んで配置された複数の光源ユニットと、複数の光源ユニットの各々に対応して設けられた複数の調光ユニットと、を有している。電源制御部は、複数の調光ユニットの各々の調光回路を独立して個々に駆動制御するので、例えばLEDの個体差による光量のバラツキによって、線状光源部の長手方向の所定部位におけるLEDの光量が低い場合には、この所定部位に配設された調光ユニットの調光回路を駆動制御して光量を増大させて、線状光源部の長手方向における光量の均一性を確保し、照射面の照度を均一化させることができる。また、線状光源部の長手方向の両端部分の光源ユニットの光量を増大させることができるので、両端部分の光量の均一化を図ることができる。
【0011】
また、本発明の線状照明装置によれば、複数の調光ユニットの各々のプリント配線基板は、複数の制御用配線を介して電源制御部に対して数珠繋ぎ状に接続されているので、線状光源部と電源制御部との間の配線数を減らすことができ、配線状態を簡略化することができる。
【0012】
また、本発明の線状照明装置によれば、調光ユニット選択手段によって複数の調光ユニットのうち特定の調光ユニットを選択し、光量設定手段によってこの特定の調光ユニットに対応する光源ユニットのLEDの光量を設定することにより、調光信号生成手段によってこの設定された光量に対応する調光信号が生成され、調光信号出力手段によって調光信号が特定の調光ユニットの調光回路に出力される。このようにして、光量の低い光源ユニットに対応する調光ユニットに対して、調光信号を確実に出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の一実施形態による線状照明装置を示す斜視図である。
【図2】線状光源部の一部を分解して示す分解斜視図である。
【図3】図2の線状光源部の一部を拡大して示す部分拡大斜視図である。
【図4】図1中のA−A線による線状光源部の断面図である。
【図5】(a)は、照射面の長手方向における照度分布を示す図であり、(b)は、図1中のB−B線による線状光源部の断面図である。
【図6】線状光源部及び電源制御部の回路構成を簡略的に示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、添付図面を参照して、本発明に従う線状照明装置の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態による線状照明装置を示す斜視図であり、図2は、線状光源部の一部を分解して示す分解斜視図であり、図3は、図2の線状光源部の一部を拡大して示す部分拡大斜視図であり、図4は、図1中のA−A線による線状光源部の断面図であり、図5(a)は、照射面の長手方向における照度分布を示す図であり、図5(b)は、図1中のB−B線による線状光源部の断面図であり、図6は、線状光源部及び電源制御部の回路構成を簡略的に示すブロック図である。
【0015】
本実施形態の線状照明装置1は、線状光源部2と、線状光源部2を点灯制御するための電源制御部3と、を備えている。これら線状光源部2と電源制御部3とは、ケーブル4を介して相互に接続されている(図1参照)。以下、線状照明装置1の構成について詳細に説明する。
【0016】
線状光源部2は、ケーシング5と、ケーシング5に着脱自在に装着される断面コの字状のカバー6と、を有している。ケーシング5は、横長の底板7と、底板7の一側端部より略垂直に延びる側板8と、底板7の他側端部より略垂直に延びる複数の支持板9と、底板7の両端部より略垂直に延びる一対の端板10と、を有している。複数の支持板9は、底板7の長手方向に間隔を置いて配置されている。ケーシング5は、これら底板7、側板8、複数の支持板9及び一対の端板10によって、上面が開口されたボックス状に構成されている。底板7の外面には、長手方向に放熱フィン群11が設けられている。なお、ケーシング5は、アルミニウム等の放熱性の高い金属から形成されている。
【0017】
カバー6は、横長の天板12と、天板12の両側端部より略垂直に延びる一対の側板13,14と、を有している。天板12には、横長且つ矩形状の照射窓15が設けられている。一方の側板13の高さは、他方の側板14の高さよりも高く構成されている。カバー6がケーシング5に装着されると、天板12によってケーシング5の開口された上面が覆われるとともに、一方の側板13によってケーシング5の一側面(即ち、複数の支持板9が設けられた面)が覆われる。カバー6は、放熱性及び耐久性を考慮して、アルミや鉄等の金属材の薄板が用いられている。
【0018】
上述したケーシング5には、集光レンズ16、複数の光源ユニット17及び複数の調光ユニット18が収容されている。集光レンズ16はシリンドリカル状に構成され、その射出側には凸レンズ面19が形成されている。また、集光レンズ16の両側部には、左右外方に延びる一対の支持片20が設けられている。これら一対の支持片20は、集光レンズ16をケーシング5内に収容した際に、ケーシング5の開口上縁部(具体的には、側板8及び複数の支持板9の各上端部)に載置される。また、集光レンズ16の凸レンズ面19は、カバー6の照射窓15を通して外部に幾分突出されている。
【0019】
光源ユニット17は、プリント配線基板21と、プリント配線基板21に直線状に一列に並べて実装された複数のLED22と、を有している。LED22は、高輝度型のパワーLEDから構成されている。プリント配線基板21は、アルミニウムから形成されている。各光源ユニット17のプリント配線基板21は、ケーシング5の底板7の内面に相互に隣接して取り付けられている(図5(b)参照)。これにより、線状光源部2の複数のLED22は、全体として直線状に配置される。LED22からの熱は、プリント配線基板21を介してケーシング5の底板7に伝達され、放熱フィン群11によりケーシング5の外部に放熱される。
【0020】
また、相互に隣接する一対のプリント配線基板21は、一対の電源用配線23を介して電気的に接続されている(図3参照)。最も上流側(図5(b)において最も右側)のプリント配線基板21から延びる一対の電源用配線24は、ケーシング5の端板10を貫通して電源制御部3の電力供給手段37(図6参照)に電気的に接続されている。これにより、各光源ユニット17の複数のLED22は、電力供給手段37に対して電気的に並列接続されている。電力供給手段37からの駆動電力が一対の電源用配線23,24を通して各光源ユニット17に供給されると、各光源ユニット17のLED22が点灯される。
【0021】
調光ユニット18は、各光源ユニット17に対応して設けられている。調光ユニット18は、プリント配線基板25と、プリント配線基板25に実装された複数の電子部品26と、を有している。これら複数の電子部品26によって、LED22からの光の光量を調節するための調光回路27(図6参照)が構成される。各調光ユニット18のプリント配線基板25は、ケーシング5の側板8の内面に相互に隣接して取り付けられている。光源ユニット17のプリント配線基板21とこれに対応する調光ユニット18のプリント配線基板25とは、接続用配線28を介して電気的に接続されている。また、相互に隣接するプリント配線基板25は、制御用配線を29介して電気的に接続されている。最も上流側のプリント配線基板25から延びる制御用配線30は、ケーシング5の端板10を貫通して電源制御部3の調光信号出力手段40(図6参照)に電気的に接続されている。これにより、各調光ユニット18のプリント配線基板25は、複数の制御用配線29を介して調光信号出力手段40に対して数珠繋ぎ状に接続され、各調光ユニット18の調光回路27は、調光信号出力手段40に対して電気的に並列接続されている。なお、上述した一対の電源用配線24及び制御用配線30は、ケーブル4の内部に束ねられた状態で収容されている。
【0022】
電源制御部3はハウジング31を有し、このハウジング31の前面パネルには、調光ユニット選択スイッチ33(調光ユニット選択手段を構成する)、光量設定スイッチ34(光量設定手段を構成する)、表示パネル35及び電源スイッチ36が設けられている(図1参照)。調光ユニット選択スイッチ33は、複数の調光ユニット18のうち、光量を調節すべき光源ユニット17に対応する特定の調光ユニット18を選択するためのものである。光量設定スイッチ34は、選択された特定の調光ユニット18について、LED22からの光の光量を設定するためのものである。この光量設定スイッチ34を操作することにより、光量レベルが例えば0〜100の範囲で設定される。表示パネル35には、調光ユニット選択スイッチ33により選択された調光ユニット18のユニット番号(例えば「CH1」)や、光量設定スイッチ34により設定された光量レベル(例えば「50」)等がデジタル表示される。
【0023】
また、ハウジング31には、電力供給手段37及びコントローラ38が内蔵されている(図6参照)。電力供給手段37は、駆動電力(例えば24Vの直流電力)を一対の電源用配線23,24を介して各光源ユニット17のLED22に供給する。電源スイッチ36をオンにすると、電源供給手段37からの駆動電力が各光源ユニット17のLED22に供給され、また電源スイッチ36をオフにすると、電源供給手段37からの駆動電力の供給が遮断される。
【0024】
コントローラ38は、調光信号生成手段39及び調光信号出力手段40を有している。調光信号生成手段39は、光量設定スイッチ34により設定された光量に対応する調光信号を生成する。この調光信号は、例えば0〜5Vの直流電圧信号から構成され、設定された光量が最大値(例えば光量レベルが100)のときには調光信号は5Vとなり、設定された光量が最小値(例えば光量レベルが0)のときには調光信号は0Vとなる。調光信号出力手段40は、調光信号を制御用配線29,30を介して特定の調光ユニット18の調光回路27に出力する。
【0025】
次に、本実施形態の線状照明装置1によるLED22の調光について説明する。電源スイッチ36をオンにすると、電源供給手段37からの駆動電力が各光源ユニット17のLED22に供給され、LED22が点灯される。この初期状態では、調光信号生成手段39は、例えば光量レベル50に対応する調光信号(2.5V)を生成し、調光信号出力手段40は、この調光信号を各調光ユニット18の調光回路27に出力する。これにより、各光源ユニット17のLED22は、光量レベル50の光量で点灯される。LED22から発する光は、集光レンズ16によって照射面32に帯状に収束されて照射される(図5(a)参照)。
【0026】
例えば、図5(a)中に一点鎖線で示したように、照射面32の長手方向の両端部における照度が低いときには、次のようにして調光を行う。まず、調光ユニット選択スイッチ33を操作して最も上流側の調光ユニット18を選択し、光量設定スイッチ34を操作して光量レベルを例えば50から70に上昇させる。これにより、調光信号生成手段39は、光量レベル70に対応する調光信号を生成し、調光信号出力手段40は、この調光信号を最も上流側の調光ユニット18の調光回路27に出力する。
【0027】
次いで、調光ユニット選択スイッチ33を操作して最も下流側(図5(b)において最も左側)の調光ユニット18を選択し、光量設定スイッチ34を操作して光量レベルを例えば50から70に上昇させる。これにより、調光信号生成手段39は、光量レベル70に対応する調光信号を生成し、調光信号出力手段40は、この調光信号を最も下流側の調光ユニット18の調光回路27に出力する。
【0028】
このようにして、最も上流側の光源ユニット17及び最も下流側の光源ユニット17のLED22はそれぞれ光量レベル70の光量で点灯され、中間の2つの光源ユニット17のLED22はそれぞれ光量レベル50の光量で点灯される。これにより、図5(a)中に実線で示したように、照射面32の長手方向の両端部における照度が高められる。従って、本実施形態の線状照明装置1では、線状光源部2の長手方向における光量の均一性を確保することができる。
【0029】
以上、本発明に従う線状照明装置の一実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
【0030】
上記実施形態では、照射面32の長手方向の両端部における照度が低い場合について説明したが、例えばLED22の個体差による光量のバラツキによって照射面32の長手方向の中央部付近の照度が低い場合には、調光ユニット選択スイッチ33を操作して中間の2つの調光ユニット18をそれぞれ選択し、これら中間の2つの調光ユニット18のLED22の光量を増大させればよい。
【0031】
また、上記実施形態では、光源ユニット17及び調光ユニット18をそれぞれ4個ずつ用いたが、線状照明装置1の用途等に応じて、これらの数を適宜設定することができる。これにより、種々の長さを有する線状光源部2を容易に製造することができる。
【0032】
また、上記実施形態では、LED22をチップ型のパワーLEDから構成したが、砲弾型のLEDから構成してもよい。
【0033】
また、上記実施形態では、ケーシング5にシリンドリカル状の集光レンズ16を収容するように構成したが、この集光レンズ16に代えて、フレネルレンズや透光板等を収容するように構成してもよい。
【符号の説明】
【0034】
1 線状照明装置
2 線状光源部
3 電源制御部
17 光源ユニット
18 調光ユニット
22 LED
25 プリント配線基板
27 調光回路
29,30 制御用配線
33 調光ユニット選択スイッチ
34 光量設定スイッチ
39 調光信号生成手段
40 調光信号出力信号

【特許請求の範囲】
【請求項1】
線状光源部と、前記線状光源部を点灯制御するための電源制御部と、を備えた線状照明装置において、
前記線状光源部は、所定方向に並んで配置された複数の光源ユニットと、前記複数の光源ユニットの各々に対応して設けられた複数の調光ユニットと、を有し、前記複数の光源ユニットの各々には、線状に配置された複数のLEDが設けられ、前記複数の調光ユニットの各々には、対応する前記光源ユニットの前記複数のLEDからの光の光量を調節するための調光回路が設けられ、前記電源制御部は、前記複数の調光ユニットの各々の前記調光回路を独立して個々に駆動制御するように構成されていることを特徴とする線状照明装置。
【請求項2】
前記複数の調光ユニットの各々には更に、前記調光回路が実装されたプリント配線基板が設けられており、前記複数の調光ユニットの各々の前記プリント配線基板は、複数の制御用配線を介して前記電源制御部に対して数珠繋ぎ状に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の線状照明装置。
【請求項3】
前記電源制御部は、前記複数の調光ユニットのうち特定の調光ユニットを選択する調光ユニット選択手段と、前記特定の調光ユニットに対応する前記光源ユニットの前記複数のLEDからの光の光量を設定する光量設定手段と、この設定された光量に対応する調光信号を生成する調光信号生成手段と、この調光信号を前記特定の調光ユニットの前記調光回路に出力する調光信号出力手段と、を有しており、
前記調光信号出力手段からの調光信号は、前記制御用配線を介して前記特定の調光ユニットの前記調光回路に出力されることを特徴とする請求項2に記載の線状照明装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−243547(P2012−243547A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−112039(P2011−112039)
【出願日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【出願人】(392026888)京都電機器株式会社 (43)
【Fターム(参考)】