説明

耳掛け型の殺菌装置

【課題】 インフルエンザウイルスをはじめ雑菌等を口腔からの侵入防止にマスクを用いるが、殺菌まで至らず、噴霧等の消毒は一時的な効果しかなく、継続的に殺菌可能な殺菌装置は大型かつ据え置き型が一般的により、継続的な電力供給が難しく、手軽に持ち運べなかった。
【解決の手段】 耳掛け部本体1に光触媒部2を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、光触媒を用いた耳掛け型の殺菌装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の殺菌装置は置き型が主流で手軽に持ち運べるタイプがなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この発明は、軽量で耳に掛けるだけで手軽に持ち運びができ、先端に取り付けた安全性の高い酸化チタン等の光触媒の酸化還元反応効果により、口腔周りのウイルスや雑菌等の殺菌を行う事で口腔からの侵入軽減を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
以上の課題を解決するために、耳掛部本体の先端に光触媒を設けたことを特徴とする耳掛け型の殺菌装置である。
【発明の効果】
【0005】
マスクではウイルスや雑菌の侵入を防ぐ事ができるが殺菌には至らず、本発明は、耳に掛けるだけで手軽に持ち運びができ、安全性の高い酸化チタン等の光触媒に日光や照明が照射されると、酸化チタン等の光触媒の酸化還元反応効果により、口腔周りのウイルスや雑菌等を殺菌することにより、口腔から体内への侵入を軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を示す側面図である。
【図2】 この発明の使用を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
この発明の実施形態を、図1に示す。
本体1は樹脂製であり、本体1を耳に取り付けるときに不快のないように湾曲している。光触媒部2が先端に設けられている。
「他の実施形態」
左右どちらの耳でも取り付けが可能なタイプでもよい。
照射量の少ない所でも殺菌効果が低下しないように、耳掛け本体部に補光用の光源と太陽電池を設けてもよい。
光触媒部は、安全で酸化還元反応が高く、殺菌効果が期待できる物質であれば、酸化チタン以外でもよい。
湾曲部に耳にフィットしやすいよう形状の変化する弾力のある素材を用いてもよい。
【符号の説明】
【0007】
1 耳掛け部本体
2 光触媒部
3 湾曲部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
耳掛け型の本体部先端に光触媒を設けたことを特徴とする耳掛け型光触媒殺菌装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−259752(P2010−259752A)
【公開日】平成22年11月18日(2010.11.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−129636(P2009−129636)
【出願日】平成21年5月7日(2009.5.7)
【出願人】(594115175)
【Fターム(参考)】