説明

肩紐調節具

【課題】従来は後付けの肩紐調節具は無く、肩紐の長さを合わせるためには縫い直さなければならなかった。
【解決手段】肩紐調節具を取り付けることによって肩紐の長さを調節するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、肩紐調節具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、後付けの縫わない肩紐調節具は無く、調節の為に縫い直さなければならなかった。
【特許文献1】
【非特許文献1】
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
以上に述べたように従来、後付けの縫わない肩紐調節具は無かった。
【0004】
本発明は、この様な従来の問題を解決しようとするものであり、縫わない肩紐調節具兼装飾具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の上記課題を達成するための第1の実施形態は、8型とS型の肩紐調節具を取り付けて、肩紐の長さを調節するものである。
【0006】
また、第2の実施形態は、肩紐の長さを調節するだけでなく装飾品としても使用できるようにしたものである。
【0007】
上記の第1の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、本発明の肩紐調節具を取り付けることで、肩紐を縫い直すことなく長さを調節することができる。
【0008】
また、第2の課題解決手段による作用は、肩紐の長さを調節するだけでなく装飾品としても使用できるものである。
【0009】
また、肩紐が切れた時にストッパーや滑り止めを施した8字型調節具2個を着脱可能なチェーン等で繋げたものを使用すれば、肩紐としても使用できる。
【発明の効果】
【0010】
以上に詳述したように、本発明の第1の実施形態の肩紐調節具は、肩紐を縫い直す必要がなく、本体を取り付けるだけで簡単に肩紐の長さを調節できる。
【0011】
また、第2の実施形態の肩紐調節具は、花や動物、チェーン等 の装飾を施したり光らせることで装飾品として使用できる。
【発明の実施をするための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
【0013】
図においては、1は肩紐調節具本体で1aは8字型調節具、1bはS字型調節具、1c.dは開閉8字型装飾調節具、開閉部2、チェーン3、ストッパー4からなる。
【0014】
以下、上記構成を説明する。本発明の肩紐調節具は、8字型調節具1aとS字調節具1bとからなり8字型調節具1aに肩紐を通したあと、8字型調節具1aに通した肩紐の折り返し部先端にS字型調節具1bの一方を取り付け、更にもう一方の先端を肩紐に掛けて固定することで肩紐の長さを調節することができる。
【0015】
また、8字型調節具1aは、紐の太さに対応するようにスライド式にしても良く、S字型調節具1bは変形しにくい素材または、S字型調節具1bの先端を本体の一部に当たるようにして加重に耐えられるようにする。
【0016】
また、8字型調節具1aは、肩紐を通せれば丸や渦巻型、筒状など形を問わない。更に、開閉8字型装飾調節具1c.dの開閉部2の留め金部分は、しっかり固定できるものであればバネや磁石等 種類や形は問わない。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す8字型調節具とS字型調節具の正面図
【図2】本発明の第2の実施形態を示す開閉8字型装飾調節具の正面図
【図3】本発明の第2のその他の実施形態を示す開閉8字型装飾調節具の側面図
【図4】開閉8字型装飾調節具のその他の実施形態を示す正面図
【符号の説明】
【0018】
1a 8字型調節具 2 開閉部
1b S字型調節具 3 チェーン
1c.d 開閉8字型装飾調節具 4 ストッパー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明は、後付け肩紐調節具兼装飾具等に関する。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−107169(P2007−107169A)
【公開日】平成19年4月26日(2007.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−359548(P2005−359548)
【出願日】平成17年10月15日(2005.10.15)
【出願人】(303037116)
【Fターム(参考)】