説明

肩運動用器具

【課題】本発明、現代人の硬直し易い肩、背中、後ろ首側の筋肉を効果的にほぐして、筋肉強化を併行できるように構成されて、五十肩、亀目症候群等の疾患を緩和したり予防できる肩運動用器具を提供する。
【解決手段】本発明に係る肩運動用器具は、円形の断面を有する円柱状の棒と、前記棒の両端部方向に対称的な形態で二つが装着され、前記棒の長手方向に沿って波状でスライド移動されるスライド部を含んで構成されたツイスト取っ手を含んで構成され、使用頻度が低い背中、肩、後ろ首付近等の筋肉を使用しやすくすることで、筋肉の硬直をほぐして弱まった筋肉を強化することができるため、運動効果と共に固定された生活パターンにより現代人によく現れる疾患である五十肩、亀目症候群等の疾患を緩和、予防することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は運動器具に関し、より詳細には、使用者の腕、肩の筋力強化及びストレッチング運動ができるように構成された肩運動用器具に関する。
【背景技術】
【0002】
別名五十肩とも呼ばれる疾患は、五十肩という名称からも分かるように過去には老化による退行性疾患と知られていたが、デスクワーク等、主に前方の一方だけに向かって体の筋肉を使う一定の生活パターンを有する場合が多い現代人にとっては、年齢と関係なく現れる疾患中の一つになった。
【0003】
この他にも、肩と首を前方に向かって垂れた姿勢で特別な動きもせず長時間仕事をする場合に発生する現代の疾患中亀目症候群という疾患も広く知られている。これらは全て体の筋肉が動作できる多方向に使用されず単純な生活パターンによって一方向に偏った状態で長時間使われる場合、筋肉が不均衡的に発達したり、硬直、退化することによって生じる症状であり、相当な痛みを誘発するだけでなく、使われない筋肉の非正常的弱化、首椎間板ヘルニアのような二次的疾患の原因ともなる。
【0004】
このような症状の緩和のためには、使われない方向への筋肉の使用を増やすことによって、筋肉の硬直や退化を防止するのが望ましく、簡単に背中で両手を組んで腕を伸ばしたり、背中を後方に伸ばす姿勢のようなストレッチング等が役に立つ。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、いわゆるストレッチングだけで可能な動作及び姿勢には限界がある。従って、一般人が簡単にストレッチングだけで全ての硬直した筋肉をほぐしたり筋肉強化訓練をバランスよく行うことは容易ではない。一方、ダンベル、握力器等筋肉強化のための運動器具やストレッチングのためのスポーツジム用運動器具等が多様に知られているが、焦点の多くは特定部位の筋肉強化に合わせたり、高価な装備、広い空間を必要とする場合が多く、固まっている背中や後ろ首、肩の筋肉をほぐして使わない筋肉を強化するためのコンパックトな運動器具は提供されていないのが実情である。
【0006】
本発明は、前記従来問題を克服するために案出されて、現代人の硬直し易い肩、背中、後ろ首側の筋肉を効果的にほぐして筋肉を強化することにより、五十肩、亀目症候群等の疾患を緩和し、予防する肩運動用器具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明に係る肩運動用器具は、円形の断面を有する円柱形の棒と、前記棒の両端部方向に対称的な形態で二つが装着され、前記棒の長手方向に沿って波状でスライド移動できるスライド部を含んで構成されたツイスト取っ手を含んで構成される。
【0008】
この時、前記ツイスト取っ手は、前記棒の外周面と一致する形態の内周面を有し、外側面は円柱外周状の外周面及び前記円柱型外周面で段差が形成された形態で突出された区間限定係止部を具備する一方、前記円柱型外周面上には外側に突設されたスライド支持突起がさらに形成されて、前記棒に固定的に結合された固定部と、前記固定部の円柱型外周面に一致する形態の内周面を有し、前記内周面には前記スライド支持突起の挿入が可能な波型溝を具備することによって、前記円柱型外周面上でスライド移動できるように装着されたスライド部を含んで構成される。
【0009】
また、前記棒は、前記棒の両端部方向の側面に各々対称的な形態で形成され、前記棒の断面円中心を中心に対応される位置の両側面を貫く波型スロットを含んで構成され、前記ツイスト取っ手は、前記棒の外周面に対応される形態の内側面を有する一方、前記内側面には前記波型スロットに挿入できるスライド支持突起を具備して、前記スライド支持突起が前記波型スロットに挿入される構造で前記棒の外側面に装着されてもよい。
【0010】
この時、前記波型スロットに沿ってスライドできるように装着された前記ツイスト取っ手のスライド移動を固定するために、前記ツイスト取っ手の一端に隣接して装着された固定ホルダーをさらに含んでもよい。
【0011】
さらに、前記棒の両端部に固定装着された固定取っ手を含んでもよい。また、前記棒の全長を調節できるように、前記棒は第1棒と第2棒の二部分で構成され、前記第1棒の端部が前記第2棒の端部内に挿入される構造で形成され、前記第1棒と前記第2棒の連結部内側には前記第1棒の挿入深さを調節することによって、前記棒の全長が調節及び固定できるように雌ねじ−雄ねじ方式の結合手段が形成できる。この時、前記棒の全長を調節した状態でも棒の長手方向の外力が作用する場合弾性伸縮ができるように、前記結合手段の雄ねじ構造物は一程区間移動できるように装着される一方、前記雄ねじ構造物の下部にはバネが備えられてもよい。
【0012】
さらに、前記棒の長手方向の中央部には後ろ首のマッサージ手段が装着されてもよい。
【発明の効果】
【0013】
前記構成によって、本発明に係る肩運動用器具は次のような効果を有する。第一に、使用頻度が低い背中、肩、後ろ首付近等の筋肉を使用し易くして、筋肉の硬直をほぐして弱まった筋肉を強化することができるため、運動効果と共に固定された生活パターンにより現代人によく現れる疾患である五十肩、亀目症候群等の疾患を緩和、予防することができる。
【0014】
第二に、櫓を漕ぐような動作等各種応用動作を通して徒手体操だけでは達成し難いストレッチング動作、筋肉強化動作を容易にできるようにする。
【0015】
第三に、マッサージ機能等を追加することによって、ストレッチング、筋肉強化、背中、肩等の疾患予防強化のための多様でかつ総合的な措置が取られる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の第1実施形態に係る肩運動用器具の斜視図である。
【図2】図1の肩運動用器具の部分分解斜視図である。
【図3】図1の肩運動用器具のツイスト取っ手の断面図である。
【図4】図1の肩運動用器具のスライド部の斜視断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る肩運動用器具の斜視図である。
【図6】図5の肩運動用器具の部分分解斜視図である。
【図7】図5の肩運動用器具のツイスト取っ手動作を示した図である。
【図8】図5の肩運動用器具のツイスト取っ手動作を示した図である。
【図9】図1または図5の肩運動用器具の連結部を示した断面図である。
【図10】本発明の第3実施形態に係る肩運動用器具の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、前述した本発明の各実施形態に係る肩運動用器具の構成を、本発明の望ましい実施形態が示された添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の望ましい実施形態中、第1実施形態に係る肩運動用器具を示した斜視図である。
【0018】
後に説明する第2実施形態や図1に示された第1実施形態に係る肩運動用器具は、ツイスト取っ手20を両手に把持した状態で捻る動作を行う場合、把持された部分が棒10に沿って波状でスライド移動するという機能面では同一であるが、該当機能を実現するための手段の構成面では多少差がある。
【0019】
棒10に沿って把持された部分が波状でスライド移動できるようにするために、第1実施形態に係るツイスト取っ手20は、図2に示したように構成される。ツイスト取っ手20は、棒10が挿入されてその外周面が固定的に装着される形態の内側面を有する固定部220を具備する。前記固定部220は円柱外周状で形成された円柱型外周面221を具備する一方、前記円柱型外周面221から段差がある形態で突出された区間限定係止部222を具備する。
【0020】
さらに、前記固定部220の円柱型外周面221上には、外側面上で突設されたスライド支持突起21が形成されるが、スライド支持突起21は、装着されるスライド部210のスライド移動を支持してガイドする機能をする。
【0021】
スライド部210は前記固定部220の外周面上を波形状にスライド移動されるように、前記固定部220の円柱型外周面221と対応される内側面を有するパイプ状で形成され、前記内側面には、前述したスライド支持突起21が挿入される形態の波型溝211が陰刻形成される。
【0022】
このような波型溝211とスライド支持突起21の結合構造の例は、前記スライド支持突起21を含んだ状態の長手方向直角断面を示した図3から確認できる。即ち、図3に示したように、波型溝211がスライド支持突起21を収容した状態で前記スライド部210が前記固定部220に装着されるため、前記スライド部210は、前記固定部220上で前記波型溝211に噛み合ったスライド支持突起21のガイドに沿ってスライド移動できる状態となる。
【0023】
このようなスライド部210の波状の移動は、前記スライド部210の内側面に形成された波型溝211により実現されるが、このような波型溝211の形態はスライド部210の斜視断面を示した図4から明確に確認できる。
【0024】
一方、前記スライド部210の移動区間限定のために前述した区間限定係止部222が必要になる。区間限定係止部222は、スライド部210が一方向にスライドされ、スライド支持突起21から離脱することを防止する役割を果たすが、第1実施形態同様、スライド区間の一方向には前記区間限定係止部222を具備する一方、他方向には固定取っ手30を装着することによって、前記固定取っ手30が前記区間限定係止部222の役割を果たすように構成することが可能になる。
【0025】
前記固定取っ手30は、本発明の目的に従って、肩運動用器具に多様な機能を追加するための機能も有する部分であり、その詳細な構造及び機能は以後さらに説明する。
【0026】
図5は本発明の望ましい実施形態中、第2実施形態に係る肩運動用器具を示した斜視図である。図示したように、第2実施形態に係る肩運動用器具は、円形の断面を有する円柱状の棒10と、前記棒10の両端部方向の側面に各々一個ずつ二つで構成されたツイスト取っ手20、前記棒10の両端部に固定的に装着された固定取っ手30を含んで構成される。
【0027】
即ち、第2実施形態の構成では、前記ツイスト取っ手20自体が第1実施形態のスライド部210の機能をし、ツイスト取っ手20のスライド移動は後述する前記棒10に形成される構造と相互作用によってなされる。
【0028】
前記棒10に沿ってスライド移動するツイスト取っ手20の移動を固定するために、前記ツイスト取っ手20の一側端部方向にはツイスト取っ手20に隣接して固定ホルダー25がさらに装着されることも望ましい。
【0029】
図6は第2実施形態において棒10に沿ってスライド移動可能なツイスト取っ手20の構成をより詳細に示すために、一側端部を拡大して示した部分分解斜視図である。
【0030】
図示したように、ツイスト取っ手20が装着される棒10の端部方向の側面には、曲線スロットの貫通孔状からなる波型スロット15が形成されるが、前記波型スロット15は棒10の断面円中心を中心に対称される位置の両側面に位置するように形成される。一方、棒10の外側面に装着されるツイスト取っ手20は、内側面が前記棒10の外周面に対応される形態で形成されることによって棒10を覆う形態で装着される。この時、前記ツイスト取っ手20の内側面の対向する両側面には前記波型スロット15に挿入されるスライド支持突起21が突設されて、前記スライド支持突起21が前記波型スロット15に挿入される構造でツイスト取っ手20が装着される場合、前記ツイスト取っ手20は前記波型スロット15のガイドに沿って前記棒10表面上におけるスライド移動可能な状態となる。
【0031】
即ち、図7乃至図8に示したように、ツイスト取っ手20の内側に突設されたスライド支持突起21が前記波型スロット15に挿入された状態でツイスト取っ手20が装着されることによって、図7に示された状態で使用者がツイスト取っ手20を捻る動作を行う場合、ツイスト取っ手20は波型スロット15のガイドに沿って棒10の長手方向への移動が生じると同時に棒10の周りへの回転移動が共に生じるようになる。
【0032】
このように構成されたツイスト取っ手20が棒10の両端部方向に二つ装着されることによって、第2実施形態及び前述した第1実施形態同様、本発明に係る肩運動用器具の使用者は、二つのツイスト取っ手20を両手に一つずつ掴まえる形態でツイスト取っ手20を利用した運動が可能な状態となる。
【0033】
例えば、腕を背中の後方に伸ばして両端部方向のツイスト取っ手20を各々掴んだ状態で手首を捻るような動作で両側のツイスト取っ手20を回すと、棒10の長手方向の動きと棒の周りを回転する方向の動きが同時に両ツイスト取っ手20で相互対称的に起きるようになって、これらを把持した形で手首、腕、肩等の筋肉を効果的に動かすため、両腕を背中の後方に伸ばした状態を維持し易くなり、肩、背中筋肉の基本的なストレッチング効果が得られると共に、ツイスト取っ手20の回転−スライド動作によって多様な筋肉の使用−強化効果が得られる。
【0034】
一方、図1、図2、図5及び図6を用いて、前述したツイスト取っ手20とは異なった形態の取っ手の固定取っ手30が棒10の両端部に装着されたことを確認できる。前記固定取っ手30は棒10の両端部に固定的に装着されて、棒10上で一程区間スライド移動して、独特の運動効果を与えるツイスト取っ手20とは異なるように固定状態を維持するため、船の櫓を漕ぐ動作と類似する動作等を介して筋力向上を追求することができ、別途の指孔35をさらに具備することによって両手で前記固定取っ手30を強く把持したり、前記指孔35にだけ軽く指を挿入した状態で肩を自由に回すことによって肩凝り緩和、筋力向上等に役たつ。
【0035】
一方、固定取っ手30を利用した運動時には、使わないツイスト取っ手20を安定的に固定するために、図8に示したようにツイスト取っ手20のスライド支持突起21が波型スロット15の端部に位置した状態でツイスト取っ手20を固定するための固定手段の固定ホルダー25をさらに具備することが望ましいが、固定ホルダー20は図7乃至図8に詳細に示したように、棒10の表面に備えられたネジ山に沿ってねじ方式でツイスト取っ手20を固定するように構成できる。図9は第2実施形態に係る肩運動用器具の棒10連結部位を示した断面図である。
【0036】
第1実施形態の代表図である図1及び第2実施形態の代表図である図5にも示したように、前記棒10は、その全長を調節することができるよう一側の棒が他側の棒の内径に挿入される、基本的に分離可能な二つの棒の結合形態で形成でき、この二つの棒は連結部40で相互連結される。
【0037】
即ち、使用者の体格条件等により棒10の長さを調節することができるのが望ましいが、このために棒10は第1棒11と第2棒12の二部分に仕分けられて、第1棒11の端部が第2棒12の内径に挿入される構造で形成される。この時、前記第1棒11と第2棒12の連結部内側には安定的かつ容易な長さ調節のために、ねじ方式の結合手段が適用される。即ち、図9に示したように、第1棒11の内側には雄ねじ構造物50を装着して、第2棒12の内側には前記雄ねじ構造物50に噛み合う雌ねじ山を具備することによって、第1棒11と第2棒12の結合を強固にすると共に、ねじの引き締め程度により長さを調節できる機能を持たせる。
【0038】
さらに、図示したように雄ねじ構造物50の下部にバネ60を装着することで、ねじ引き締めが固定された状態でも使用者の力によって一程区間の棒10の長さ伸縮が可能になるため、これによる運動効果及び緩衝効果をさらに得られるメリットがある。
【0039】
図10は本発明の第3実施形態に係る肩運動用器具の斜視図である。第3実施形態に係る肩運動用器具の構成は前述した第2実施形態と略同様であるが、棒10の中央部に後ろ首マッサージ手段70がさらに追加されたことにその差があって、第1実施形態に係る肩運動用器具にも簡単に適用可能な構成である。
【0040】
本発明の実施形態に係る運動用器具を背中の後方で把持して運動する場合には、棒10部分が後ろ首の部分に位置できるようになる。この時、後ろ首に当接する部分に、図示したように後ろ首マッサージ手段70を装着することによって、運動と併行する用途やマッサージ専用で前記後ろ首マッサージ手段70を利用することができるため、後の首部分の凝った筋肉をほぐして気血を円滑にするための手段として有効利用できる。後ろ首マッサージ手段70は、図示したように多数のマッサージ突起が突設された形態で形成され、従来の一般的な技術を適用して振動機能等をさらに追加することはもちろん可能である。
【0041】
以上、本発明を望ましい実施形態を図面を参照して説明したが、本発明は図示して説明した実施形態による構成及び作用に限定されるものではない。特許請求の範囲の思想及び範疇を逸脱せず、本発明に対する多数の変更及び修正が可能であることは当業者はよく理解できる。従って、そのような全ての適切な変更及び修正と均等物も本発明の範囲に属する。
【符号の説明】
【0042】
10,11,12 棒
15 波型スロット
20 ツイスト取っ手
21 スライド支持突起
25 固定ホルダー
30 固定取っ手
35 指孔
40 連結部
50 雄ねじ構造物
60 バネ
70 後ろ首マッサージ手段
210 スライド部
211 波型溝
220 固定部
221 円柱型外周面
222 区間限定係止部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
円形の断面を有する円柱状の棒10と、前記棒10の両端部方向に対称的な形態で二つが装着され、前記棒10の長手方向に沿って波形状にスライド移動するスライド部210を含んだツイスト取っ手20を備え、
前記ツイスト取っ手20は、
前記棒10の外周面と一致する形態の内周面を有し、外側面は円柱外周状の外周面221及び前記円柱型外周面221で段差がある形態で突出された区間限定係止部222を具備し、前記円柱型外周面221上には外側に突設されたスライド支持突起21がさらに形成されて、前記棒10に固定的に結合された固定部220と、
前記固定部220の円柱型外周面221に一致する形態の内周面を有し、前記内周面には前記スライド支持突起21が挿入可能な波型溝211を具備することによって、前記円柱型外周面221上でスライド移動できるように装着されたスライド部210を含むことを特徴とする、肩運動用器具。
【請求項2】
円形の断面を有する円柱状の棒10と、前記棒10の両端部方向に対称的な形態で二つが装着され、前記棒10の長手方向に沿って波状でスライド移動されるスライド部210を含むツイスト取っ手20を備え、
前記棒10は、
前記棒10の両端部方向の側面に各々対称的な形態で形成され、前記棒10の断面円中心を中心に対応される位置の両側面を貫く波型スロット15を含み、
前記ツイスト取っ手20は、
前記棒10の外周面に対応される形態の内側面を有し、前記内側面には前記波型スロット15に挿入されるスライド支持突起21を具備し、前記スライド支持突起21が前記波型スロット15に挿入される構造で前記棒10の外側面に装着されたことを特徴とする、肩運動用器具。
【請求項3】
前記波型スロット15に沿ってスライド可能に装着された前記ツイスト取っ手20のスライド移動を固定するために、前記ツイスト取っ手20の一端に隣接して装着された固定ホルダー25をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載の肩運動用器具。
【請求項4】
前記棒10の両端部に固定装着された固定取っ手30をさらに含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の肩運動用器具。
【請求項5】
前記棒10の全長を調節できるよう、前記棒10は第1棒11と第2棒12の二部分で構成され、前記第1棒11の端部が前記第2棒12の端部内に挿入される構造で形成され、前記第1棒11と前記第2棒12の連結部内側には、前記第1棒11の挿入深さを調節することによって前記棒10の全長を調節及び固定できるように雌ねじ−雄ねじ方式の結合手段が形成されることを特徴とする、請求項1または2に記載の肩運動用器具。
【請求項6】
前記棒10の全長を調節した状態でも棒10の長手方向の外力が作用する場合、弾性の伸縮ができるように、前記結合手段の雄ねじ構造物50は一程区間移動できるように装着され、
前記雄ねじ構造物50の下部にはバネ60が備えられたことを特徴とする、請求項5に記載の肩運動用器具。
【請求項7】
前記棒10の長手方向中央部には後ろ首マッサージ手段70がさらに装着されたことを特徴とする、請求項1または2に記載の肩運動用器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公表番号】特表2012−504453(P2012−504453A)
【公表日】平成24年2月23日(2012.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−529990(P2011−529990)
【出願日】平成21年9月28日(2009.9.28)
【国際出願番号】PCT/KR2009/005521
【国際公開番号】WO2010/038959
【国際公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【出願人】(511082056)
【Fターム(参考)】