説明

育苗装置

【課題】低コストでかつ栽培対象物を良好に育成することができる育苗装置を提供する。
【解決手段】ミスト発生器101の複数の出口101aには、それぞれ供給部材102の一端が覆い被さって接続されている。各供給部材102は、ミスト発生器101により発生されたミストの流通路と、椎茸等の栽培対象物が存在する外空間および流通路を連通する複数の開口103とを有する。このような構成において、ミスト発生器101により発生されたミストは、供給部材102の流通路を通過する際に、当該ミストに含まれる大粒径の粒が流通路に付着し、小粒径の粒がミストMIとして開口103から外空間に噴出される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、椎茸等の栽培対象物を栽培するための育苗装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、栽培用素材(栽培用原木)に椎茸のような栽培対象物を発生させて育成させる育苗装置が研究開発されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、椎茸栽培用素材へ水分を付着させるための方法およびその装置が提案されている。この装置は、主として、水貯蔵手段としての水槽と、その水槽の上部に備えられる霧発生タンクと、その霧発生タンクの上部に備えられる第一噴霧ノズルおよび第二噴霧ノズルとを備える。
【0004】
上記装置においては、第一噴霧ノズルにより例えば1〜2ミクロンの水粒子を含む霧がハウス内へ噴射され、これとともに第二噴霧ノズルにより16〜30ミクロンの水粒子を含む霧がハウス内へ噴射される。
【0005】
このような構成を採用することによって、空気中に漂う働きをする霧(1〜2ミクロンの水粒子を含む霧)と、椎茸栽培用素材に水分として付着する霧(16〜30ミクロンの水粒子を含む霧)とをハウス内に噴出して混合させることができる。それにより、椎茸栽培用素材に水分として付着する霧がハウス内を漂って、椎茸栽培用素材の全域に水分が均等に付着する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平8−103161号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
通常、椎茸栽培を行うには、室内の湿度は高湿度(100%)であることが望ましい。しかしながら、上記従来の装置によって噴出される霧には、大粒径の粒および小粒径の粒が含まれる。大粒径の粒は、互いに空気中でぶつかり合って水滴となってしまうので、室内を高湿度にすることが困難である。したがって、小粒径の粒からなるミストを室内全体に充満させることによって、椎茸等の栽培対象物の栽培に適した湿度(100%またはこれに近いもの)を実現することが必要不可欠である。また、上記のように、大粒径の粒で形成された水滴で床がぬかるんでしまうという問題もある。
【0008】
以上のことから、上記従来の装置では、椎茸等の栽培対象物に対して余計な水分摂取を促してしまうとともに、当該栽培対象物が良好に育成されない場合が多い。
【0009】
そこで、本発明の目的は、低コストでかつ栽培対象物を良好に育成することができる育苗装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
(1)本発明に係る育苗装置は、栽培対象物を育成する育苗装置であって、ミストを発生するミスト発生器と、ミスト発生器の出口に接続された接続部材と、を含み、接続部材は、ミストの流通路と、栽培対象物が存在する外空間および流通路を連通する少なくとも1の開口とを有するものである。
【0011】
本発明に係る育苗装置においては、ミスト発生器によりミストが発生される。また、少なくとも1の開口を有する接続部材がミスト発生器の出口に接続される。当該開口により外空間および上記接続部材内のミストの流通路が連通される。
【0012】
この場合、ミスト発生器により発生されるミストは、当該ミスト発生器の出口から上記接続部材の流通路に入る。流通路を通過する際に、ミストに含まれる大粒径の粒が当該流通路内に付着し、小粒径の粒がミストとして開口から噴出される。
【0013】
したがって、上記接続部材の下方に栽培対象物を配設する場合には、当該栽培対象物の全域に対して均一かつ適量の小粒径の粒からなるミストを供給することができる。したがって、栽培対象物の生長を良好に促進することができる。また、小粒径の粒からなるミストを簡単な構成で栽培対象物に供給できるので、従来に比べ低コストである。
【0014】
(2)接続部材は、少なくとも1の管により構成されてもよい。この場合、接続部材内の流通路に対して相当の距離を持たせることができるので、ミスト発生器により発生されたミストに含まれる大粒径の水分のほとんどまたは全部を流通路内に付着させることができる。これにより、小粒径の粒からなるミストを栽培対象物に確実に供給できる。
【0015】
(3)接続部材の開口は、室内が乾燥し易い時期においては栽培対象物に近接した位置に配されることが特に好ましい。この場合、小粒径の粒からなるミストを栽培対象物に直接的に供給することができるとともに、乾燥時期でも栽培対象物に上記ミストを良好に供給できる。
【0016】
(4)接続部材は、水を排出する排出孔を有し、当該排出孔は、接続部材において開口が設けられている位置よりも下方側に設けられることが好ましい。
【0017】
この場合、排出孔を設けることにより、流通路内の水分(大粒径の粒を含む)が当該流通路内に溜まることを防止できるとともに、一定量の小粒径の粒からなるミストを供給することができる。また、排出孔が、開口が設けられている位置よりも下方側に設けられることにより、ミスト以外の水分だけを排出することができる。
【0018】
(5)接続部材は、傾斜するように設けられ、排出孔は、傾斜する当該接続部材の最下点に設けられることが好ましい。この場合、接続部材の流通路内の水が開口から外空間に出ることを防止できるとともに、流通路内のミスト以外の余分な全ての水を排出孔から排出することができる。
【0019】
(6)育苗装置は、ミスト発生器に空気圧で水を供給する圧力部をさらに含んでもよい。この場合、低コストでミスト発生器に水を供給できる。
【0020】
(7)栽培対象物は、椎茸であってもよい。この場合、椎茸を発生する栽培用原木(ほだ木)の全域に対して均一かつ適量の小粒径の粒からなるミストを供給することができる。したがって、椎茸の生長を良好に促進することができる。
【発明の効果】
【0021】
本発明に係る育苗装置によれば、流通路を通過する際に、ミストに含まれる大粒径の粒が当該流通路内に付着し、小粒径の粒がミストとして開口から噴出される。したがって、上記接続部材の下方に栽培対象物を配設する場合には、当該栽培対象物の全域に対して均一かつ適量の小粒径の粒からなるミストを供給することができる。したがって、栽培対象物の生長を良好に促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本実施形態に係る育苗装置の概略的構成を示す模式図である。
【図2】供給部材における各開口の位置を示す模式的断面図である。
【図3】他例に係る供給部材を示す模式的斜視図である。
【図4】供給部材の流通路に設けられる複数の突起部材を示す模式的断面図である。
【図5】他例に係る供給部材を示す模式図である。
【図6】供給部材における他例に係る各開口の位置を示す模式的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明の一実施形態に係る育苗装置について図面を参照しながら説明する。
【0024】
図1は本実施形態に係る育苗装置100の概略的構成を示す模式図である。
【0025】
図1に示すように、本実施形態に係る育苗装置100は、ミスト発生器101および管からなる供給部材102を主に備える。
【0026】
ミスト発生器101には、室内に略垂直方向に沿って設けられた圧縮空気管200の一端が接続されている。圧縮空気管200の他端は、エアコンプレッサ202に接続されている。また、ミスト発生器101には、圧縮空気管200に並列して給水管201が接続されている。
【0027】
圧縮空気管200は、エアコンプレッサ202により生成された圧縮空気をミスト発生器101に供給する。給水管201は、給水源(図示せず)からの水をミスト発生器101に供給する。
【0028】
ミスト発生器101では、複数の出口(ノズル)101aから圧縮空気が噴出されると、当該出口101aに負圧が生じ、水が吸引されてミストとなって複数の出口101aから噴出される構成となっている。このミストには、比較的大粒径の粒および比較的小粒径の粒が含まれる。
【0029】
ミスト発生器101の複数の出口101aには、それぞれ供給部材102の一端が覆い被さって接続されている。当該複数の出口101aは、例えば、四方に水平面に向かって設けられる。
【0030】
各供給部材102は、ミスト発生器101により発生されたミストの流通路102a(後述の図2)と、例えば椎茸等の栽培対象物が存在する外空間および流通路102aを連通する少なくとも1つの開口103とを有する。
【0031】
このような構成において、ミスト発生器101により発生されたミストは、供給部材102の流通路102aを通過する際に、当該ミストに含まれる大粒径の粒が流通路102aに付着し、小粒径の粒がミストとして開口103から外空間に噴出される。なお、図1においては、各開口103から外空間に噴出されたミストをMIとして図示し識別している。以下の説明においても同様とする。
【0032】
各供給部材102の各開口103は、椎茸等の栽培対象物を発生する栽培用原木(一般に、ほだ木と呼ばれる)を収納した収納ケースWに近接した位置に配される。
【0033】
ここで、図1において、各供給部材102は、ミスト発生器101側の一端が最下点となるように傾斜して設けられている。それにより、各供給部材102の上記一端とミスト発生器101との間に隙間ができる。当該隙間が、供給部材102の流通路102aの水を排出する排出孔104となる。
【0034】
ミスト発生器101の下方には、排出孔104から排出された水を集める集水部107が設けられている。そして、この集水部107の排出孔107aには、紐108が取り付けられている。集水部107内の水は、排出孔107aを介して紐108を伝って床の排出溝(図示せず)に落ちる。これにより、排出孔107aから排出された水の床からの跳ね返りを防止できる。したがって、排出孔107aからの水が収納ケースWにかかることはない。
【0035】
各供給部材102の他端には開口部105が設けられている。開口部105からも水が排出されるが、上記と同様に、当該開口部105にも紐108が取り付けられているので、当該水は紐108を伝って床の排出溝(図示せず)に落ちる。これにより、排出された水が収納ケースWにかかることはない。
【0036】
図2は供給部材102における各開口103の位置を示す模式的断面図である。図2に示すように、供給部材102の断面において、2つの開口103が互いに対称的に下方向きに設けられる。本実施形態では、各開口103は断面円形状であり、その直径は、小粒径の粒からなるミストMIを良好に噴出する点で、例えば6mm〜10mmであることが好ましく、7mm〜8mmであることがより好ましい。また、このように各開口103の直径を一律または個別に変えてもよいし、当該開口103の形状を断面角型形状等の他の形状にしてもよい。
【0037】
<本実施形態における効果>
本実施形態に係る育苗装置100では、ミスト発生器101により発生されるミストは、当該ミスト発生器101の出口101aから供給部材102の流通路102aに入る。そして、流通路102aを通過する際に、ミストに含まれる大粒径の粒が当該流通路102aに付着し、小粒径の粒がミストMIとして開口103から噴出される。したがって、収納ケースWに収納された栽培用原木の全域に対して均一かつ適量の小粒径の粒からなるミストMIを供給することができる。また、小粒径の粒からなるミストMIを室内全体に充満させることができるので、椎茸等の栽培対象物の栽培に適した湿度(100%またはこれに近いもの)を実現することができる。したがって、栽培対象物の生長を良好に促進することができる。また、小粒径の粒からなるミストMIを簡単な構成で栽培用原木に供給できるので、従来に比べ低コストである。
【0038】
また、本実施形態では、供給部材102を管により構成することによって、流通路102aに対して相当の距離を持たせることができる。これにより、ミスト発生器101により発生されたミストに含まれる大粒径の粒のほとんどまたは全部を流通路102a(供給部材102の内壁)に付着させることができる。これにより、小粒径の粒からなるミストMIを栽培用原木に確実に供給することができる。なお、供給部材102の長さ、すなわち、流通路102aの長さを変えることにより、開口103から噴出されるミストMIに含まれる粒の大きさを変えることもできる。
【0039】
また、本実施形態では、供給部材102の開口103を栽培用原木に近接した位置に配設することによって、小粒径の粒からなるミストMIを当該栽用原木に直接的に供給することができるとともに、乾燥時期でも栽培用原木にミストMIを良好に供給できる。
【0040】
また、本実施形態では、排出孔104を設けることにより、流通路102aの水分(大粒径の粒を含む)が当該流通路102aに溜まることを防止できるとともに、小粒径の粒からなるミストMIをコンスタントに供給することができる。また、排出孔104が、開口103が設けられている位置よりも下方側に設けられることによって、ミストMI以外の水分だけを確実に排出することができる。
【0041】
さらに、本実施形態では、供給部材102を傾斜するように設け、排出孔104を傾斜する当該供給部材102の最下点に設けることによって、流通路102aの水分が開口103から外空間に出ることを防止できるとともに、流通路102aのミストMI以外の余分な全ての水分を排出孔104から排出することができる。
【0042】
<請求項の各構成要素と本実施形態の各部との対応関係>
なお、上記実施形態においては、育苗装置100が育苗装置に相当し、ミスト発生器101がミスト発生器に相当し、ミスト発生器101の出口101aがミスト発生器の出口に相当し、供給部材102、102cが接続部材に相当し、ミストMIがミストに相当し、流通路102aが流通路に相当し、開口103が開口に相当し、排出孔104、104bが排出孔に相当する。
【0043】
<変形例>
なお、上記実施形態では、供給部材102の形状を管状としたが、これに限定されるものではなく、図3に示すように、他例に係る供給部材300として平板を用いてもよい。この場合、供給部材300の裏面側に複数の開口301がそれぞれ規則的に設けられる。また、供給部材300には、当該供給部材300の開口301に連通する内部空間(図示せず)の水を排出する複数のドレイン302が設けられる。
【0044】
また、図4に示すように、供給部材102の流通路102aに複数の突起部材102bをそれぞれ対称的に設けてもよい。この場合、ミスト発生器101により発生されるミストに含まれる大粒径の粒が突起部材102bに付着し易くなる。それにより、大粒径の粒からなるミストが開口103から噴出されることを防止でき、小粒径の粒からなるミストMIを栽培対象物に供給することができる。または、供給部材102の内壁を凹凸状に加工しても同様の効果を得ることができる。
【0045】
また、供給部材102の途中部分を支持部材(図示せず)により支持することによって、当該供給部材102に相当長さを持たせてもよい。この場合、供給部材102が長くなることによって、ミスト発生器101により発生されるミストに含まれる大粒径の粒の多くを流通路102aに付着させることができる。したがって、小粒径の粒からなるミストMIを供給できる信頼性をより向上することができる。
【0046】
また、供給部材102を以下のように変形してもよい。以下のように構成した場合でも、図1の育苗装置100と同様の効果を得ることができる。
【0047】
図5に示すように、供給部材102cには、ミスト発生器101の近傍において、開口103が配設されない非配設部分102z(本実施形態ではL字型)が設けられている。また、供給部材102の一端とミスト発生器101との間には、隙間からなる排出孔104aが形成される。
【0048】
供給部材102cにおいて各開口103が設けられた部分は、当該供給部材102cの他端に設けられた開口部105が最頂点となるように、傾斜して設けられる。そして、傾斜する供給部材102cの最下点に排出孔104bが設けられる。なお、集水部107および紐108の機能および効果は、上述した通りである。
【0049】
本例では、ミスト発生器101の近傍において、開口103が配設されない非配設部分102zを供給部材102cに設けることによって、ミスト発生器101により発生されたミストに含まれる大粒径の粒の多くを、開口103から噴出される前に流通路102aに付着させることができる。それにより、開口103から小粒径の粒からなるミストMIだけを栽培用原木の全域に均一に供給することができる。
【0050】
また、室内の湿度を計測する計測器を設けてもよい。例えば椎茸を良好に育成する場合には、湿度が100%であることが好ましいので、室内の湿度がこれに満たないときには、上記計測器の計測結果に基づいてエアコンプレッサ202の動作制御を行う等のフィードバック制御を実施してもよい。
【0051】
また、上記実施形態では、大粒径の粒および小粒径の粒を含むミストを発生するミスト発生器101を用いたが、当該ミスト発生器101の代わりに、またはこれに併せて、例えば超音波発生装置等の他のミスト発生装置を用いてミストを発生させてもよい。
【0052】
また、上記実施形態では、育苗装置100によって栽培対象物として椎茸を育成することとしたが、例えば果菜類などについても良好に育成することができる。
【0053】
また、上記実施形態では、供給部材102の断面において2つの開口103を互いに対称的に下方向きに設けることとしたが、これに限定されるものではなく、これらを非対称に設けてもよいし、例えば、図6に示すように、供給部材102の断面において2つの開口103aを互いに上方向きに設けてもよい。
【0054】
さらに、本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
【符号の説明】
【0055】
100 育苗装置
101 ミスト発生器
101a ミスト発生器の出口
102、102c 供給部材
102a 流通路
103、103a 開口
104、104b 排出孔
MI ミスト
W 収納ケース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
栽培対象物を育成する育苗装置であって、
ミストを発生するミスト発生器と、
前記ミスト発生器の出口に接続された接続部材と、を含み、
前記接続部材は、前記ミストの流通路と、前記栽培対象物が存在する外空間および前記流通路を連通する少なくとも1の開口とを有する、育苗装置。
【請求項2】
前記接続部材は、少なくとも1の管により構成される、請求項1記載の育苗装置。
【請求項3】
前記接続部材の開口は、前記栽培対象物に近接した位置に配される、請求項1または請求項2記載の育苗装置。
【請求項4】
前記接続部材は、水を排出する排出孔を有し、
前記排出孔は、前記接続部材において前記開口が設けられている位置よりも下方側に設けられる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の育苗装置。
【請求項5】
前記接続部材は、傾斜するように設けられ、前記排出孔は、傾斜する当該接続部材の最下点に設けられる、請求項4記載の育苗装置。
【請求項6】
前記ミスト発生器に空気圧で水を供給する圧力部をさらに含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の育苗装置。
【請求項7】
前記栽培対象物は、椎茸である、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の育苗装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2011−155905(P2011−155905A)
【公開日】平成23年8月18日(2011.8.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−20381(P2010−20381)
【出願日】平成22年2月1日(2010.2.1)
【出願人】(511030448)株式会社 名田庄きのこセンター (1)
【Fターム(参考)】