説明

背中側開閉口付き鞄

【課題】カブセが背中に接触しているので、自分の分らない間に開けられることも無く、背負った状態で外部から開閉ができないため安全である。携帯電話や小物類は、カブセ下にポケットを設け、このポケット口を上部にすることで、下ろさなくても背負ったままで安全な使用が可能になる。
【解決手段】鞄のカブセ上部に背負いベルト挿通用の穴(1)を開け、背負いベルトの一端を鞄本体の背中側上部(2)に固定し、他端をカブセの穴(1)を通し、下部(3)に固定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、鞄のカブセを背中に接触する側に設けた背中側開閉口付き鞄に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、鞄のカブセは外側にあった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは、次のような欠点があった。
従来、背負い鞄はカブセが外にあるため、使用者に見えず開閉口の確認もできなかった。盗難の不安があり、通勤通学にも心配があった。本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
カブセの上部に穴(1))を設け、背中接触の本体上部に、背負いベルトを固定(2)し、ベルトのもう一端を穴(1)に通し、背中接触本体下部(3)に固定することによって、カブセを背中に接触させる。
本発明は、以上の構成からなる背中に接触する側にカブセを設けた背中側開閉口付き鞄である。
【発明の効果】
【0005】
カブセが背中に接触しているので、自分の分らない間に開けられることも無く、背負った状態で外部から開閉ができないため安全である。従来のデザインにも応用でき、手提げ鞄を背負い鞄として安全に使用できる。携帯電話や小物類は、カブセ下にポケットを設け、このポケット口を上部にすることで、下ろさなくても背負ったままで安全な使用が可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
鞄のカブセ上部に、背負いベルト通し用の穴(1)を開ける。
鞄本体の背中側の上部に背負いベルトの一方を固定(2)し、穴(1)に通す。
鞄本体の背中側の下部に穴(1)を通したベルトを固定(3)する。
本発明は、以上のような構造である。
これを使用するときは、カブセが背中に密着している背負い鞄のため、鞄の中身は安全に守られ安心して背負えばよい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の斜視図である。
【図2】 本発明のカブセを開いた図である。
【符号の説明】
【0008】
1 ベルト通し穴
2 背負いベルト上部固定
3 背負いベルト下部固定

【特許請求の範囲】


【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−90930(P2012−90930A)
【公開日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−253264(P2010−253264)
【出願日】平成22年10月25日(2010.10.25)
【出願人】(510299570)
【Fターム(参考)】