説明

自動販売機の制御装置

【課題】商品補充時の賞味期限等の設定操作を簡略にし、賞味期限等の品質保持期限のある商品の販売を確実に管理することができる自動販売機の制御装置を提供する。
【解決手段】本体1内に設けられた商品コラム5の商品補充数と賞味期限とを設定する設定手段35と、商品コラム5の商品売切れ状態を検出する売切検知手段32とを備え、商品コラム5に収容された商品の賞味期限を管理する自動販売機の制御装置30において、商品コラム5に商品が残っている状態で、商品コラム5に商品を追加して補給する場合に、追加した商品の補給数を設定することにより追加した商品の賞味期限を自動的に設定するとともに、残存する商品の賞味期限を従前の設定に保持し、設定の古い順から優先順位が高くなるように賞味期限を管理する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動販売機の制御装置に関し、特に収容商品の賞味期限を設定して商品の販売を制御することができる自動販売機の制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のこのような自動販売機の制御装置としては、本出願人が先に出願し、公開された特開2010−61238号公報(特許文献1)に記載されるような自動販売機の制御装置が知られている。この特許文献1に記載される自動販売機の制御装置は、本体内に収容された商品の品質保持期限を個別に管理する自動販売機の制御装置であって、対象となるコラムの商品補充数が入力され、かつ一の商品に対して品質保持期限日付が入力された場合、その商品補充数から一を除いた数の商品に対して前記品質保持期限日付と同一の品質保持期限日付を入力して設定する設定入力手段を備えたものである。
【0003】
そして、この自動販売機の制御装置によれば、対象となるコラムの商品補充数が入力され、かつ一の商品に対して品質保持期限日付が入力された場合、設定入力手段がその商品補充数から一を除いた数の商品に対して品質保持期限日付と同一の品質保持期限日付を入力して設定するので、従来のようにルート作業者等が設定入力手段を通じて補充する商品の1つ1つの品質保持期限日付を入力することなく、所定のコラムに補充する複数の商品のうち一つについて品質保持期限日付を入力するだけで良いから、商品補充作業を簡単なものとしつつ、商品補充作業に要する時間の短縮化を図ることができるという効果を有するというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−61238号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、この従来の自動販売機の制御装置においては、商品の補充の度に設定リモコン等によって商品補充数と一の品質保持期限日付を必ず設定しなければならないから、これらの設定操作を熟知した作業者でないと商品補充の作業が行えない場合が生じる。また、これらの設定を忘れた場合には、品質保持期限を過ぎた商品を販売してしまう虞があった。
【0006】
本発明は、このような問題に対応するため、商品の補充時の設定操作を簡略にして設定操作に不慣れな作業者であってもその操作が容易に行えるようにし、賞味期限等の品質保持期限のある商品の販売を確実に管理することができる自動販売機の制御装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、本体内に設けられた商品コラムの商品補充数と賞味期限とを設定する設定手段と、前記商品コラムの商品売切れ状態を検出する売切検知手段とを備え、前記商品コラムに収容された商品の賞味期限を管理する自動販売機の制御装置において、前記商品コラムに商品が残っている状態で、前記商品コラムに商品を追加して補給する場合に、追加した商品の補給数を設定することにより追加した商品の賞味期限を自動的に設定するとともに、残存する商品の賞味期限を従前の設定に保持し、設定の古い順から優先順位が高くなるように賞味期限を管理するものである。
【0008】
これによれば、前記商品コラムに商品を補給する場合に、前記商品コラムに残存する商品を取り除かずに商品を追加して補給しその補給数を設定することにより、前記商品コラムに収容される全ての商品の賞味期限を設定することができる。
【0009】
また、請求項2に係る発明は、本体内に設けられた商品コラムに収容される商品の賞味期限を設定する設定手段と、前記商品コラムの商品売切れ状態を検出する売切検知手段と、前記本体の開口を開閉する本体扉の開閉を検出する扉開閉検知手段とを備え、前記商品コラムに収容された商品の賞味期限を管理する自動販売機の制御装置において、前記商品コラムの商品売切れ状態が前記売切検知手段により検出されているとき、前記本体扉の開放が前記扉開閉検知手段により検知され、かつ前記商品コラムに商品が収容され前記商品売切れ状態が解消された後、前記本体扉の閉塞が前記扉開閉検知手段により検知されたとき、前記商品収納コラムの賞味期限が規定値に自動的に設定されるものである。
これによれば、商品の売切れ状態にある前記商品コラムに、前記本体扉を開放して商品を収容するとき、(すなわち、商品コラムの売切れ状態が、前記本体扉の開放検知の後に解消されるとき)収容された商品の賞味期限を自動的に設定することができる。
【発明の効果】
【0010】
以上説明したように請求項1に係る発明によれば、商品コラムに商品を補給する場合に、商品コラムに残存する商品を取り除かずに商品を追加して補給しその補給数を設定することにより、商品コラムに収容される全ての商品の賞味期限を設定することができるから、商品コラム内に残存する商品を入れ替える必要が無く、また賞味期限の設定ミスや設定忘れを防止することができる。すなわち、商品の補給作業を容易にし、収容商品の賞味期限を確実に管理することができる自動販売機の制御装置を提供することができる。
また、請求項2に係わる発明によれば、商品の売切れ状態にある商品コラムに、本体扉を開放して商品を収容するとき、(すなわち、商品コラムの売切れ状態が、本体扉の開放検知の後に解消されるとき)収容された商品の賞味期限を自動的に設定することができるから、商品コラムに収容された商品の賞味期限の設定忘れや設定ミスを防止することができる。すなわち、収容商品の賞味期限管理を容易に行うことができる自動販売機の制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施の形態に係る制御装置を備える自動販売機を示す正面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る制御装置を備える自動販売機において前扉を開いた状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る制御装置を備える自動販売機の制御構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る制御装置を備える自動販売機において、商品コラム別の商品管理本数、及び賞味期限期間の入力設定をおこなう処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る制御装置を備える自動販売機において、商品管理本数と賞味期限期間とが対応付けられて記憶される「管理テーブル」の例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る制御装置を備える自動販売機において、賞味期限機能が動作するときの処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係る制御装置を備える自動販売機において、商品が販売されるときの処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に係る制御装置を備える自動販売機において、収容商品が残存する商品コラムに商品を補充する場合の処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態に係る制御装置を備える自動販売機において、商品が売切れ状態にある商品コラムに商品を収容する場合の処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態の自動販売機の制御装置について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る制御装置を備える自動販売機を示す正面図、図2は本発明の実施の形態に係る制御装置を備える自動販売機において前扉を開いた状態を示す斜視図である。
【0013】
図1、図2に示すようにこの自動販売機は、前面を開口した本体1と、本体1前面の開口を開閉自在に覆う前扉(本体扉)2を備えている。そして、本体1内には、前面が開口し周囲を断熱部材により囲繞された収納庫3が設けられ、その収納庫3内には商品を前後一列に並べて収納する商品コラム5を左右列に並べて構成した商品収納部4が、上下に段状に設けられている。商品コラム5内には、販売指令に基づいて回転駆動され、商品を前方に送り出すように構成されたスパイラル部材6が配置されている。また、商品コラム5には、収容された商品の売切れ状態を検出する売切検知手段32(図3参照)が設けられている。また、前扉2と商品収納部4の前面との間には、商品コラム5から送出された商品を受容し、後述の商品取出口8に搬送する商品搬送装置10が設けられている。これらの商品コラム5や商品搬送装置10は、後述の主制御部31(図3参照)によりその動作が制御される。
【0014】
前扉2は、商品コラム5に収納した商品、及び商品販売時に顧客の購入した商品が、商品コラム5から送出され商品搬送装置10によって商品取出口8に搬送される販売動作が、外部から目視、観察できるように、それらに対応する領域に透明板7が配設されている。また、透明板7の側方には操作部が形成され、数字キーの組合せで販売商品を指定するテンキーボタン17、紙幣処理装置の紙幣挿入口18a、硬貨処理装置の硬貨投入口18b、釣銭等を返却する金銭返却レバー19、釣銭切れや投入金額等の販売情報を表示する表示器20、釣銭硬貨等を返却する硬貨返却口21、前扉2を施錠する鍵部22等が配設されている。また、前扉2の下部には商品搬送装置10により商品取出口8に搬送された商品を取り出すための開口部13と、開口部13を開閉するための取出口扉15が設けられている。なお、前扉2は、後述の扉開閉検知手段33(図3参照)により、本体1前面の開口を開閉する状態が検知される。
【0015】
また、本体1の下部には図示しない冷却装置40(図3参照)が設けられ、これにより収納庫3内部を所定温度に冷却する。
図3は本発明の実施の形態に係る制御装置を備える自動販売機の制御構成を示すブロック図である。この制御装置30は自動販売機の全体を制御する主制御部31を備え、この主制御部31は、この自動販売機の制御に必要なプログラム等を記憶するメモリ31aと、商品コラム5別の商品管理本数(商品補充数)、賞味期限期間(賞味期限)などの種々の設定データを記憶するデータメモリ31bと、時を刻む時計部31cを備えている。
【0016】
また、この主制御部31には、商品コラム5別の商品管理本数、賞味期限期間などの各種の設定値を入力するためのリモコン(設定手段)35、商品コラム5や商品搬送装置10を制御して商品の搬出を制御する商品搬出制御部36、前扉2の開閉状態を検知する扉開閉検知手段33、紙幣処理装置や硬貨処理装置を制御する貨幣処理部37、販売商品を指定するテンキーボタン17、各種の販売情報を表示する表示器20、冷却装置40を制御して収納庫内3部を所定に冷却する冷却制御部38等が接続されている。そして、リモコン35には、賞味期限スイッチ35a、賞味期限機能動作ランプ35b、警告ランプ35c、設定入力や入力終了、或いは表示スクロール機能などを有する操作キー35dが設けられている。
【0017】
次に、このように構成される本発明の実施の形態に係る制御装置を備える自動販売機の動作を説明する。図4は本発明の制御装置を備える自動販売機において商品コラム5別の商品管理本数(補給数)、及び賞味期限期間(賞味期限)の入力設定をおこなう処理を示すフローチャートである。まず、本体1前面を覆う前扉2を開放し(ステップS11,Y)、各商品コラム5に商品を収容する(ステップS12)。そして、リモコン35の操作キー35dを操作して賞味期限期間の設定モードとし、賞味期限期間として例えば「5」日を入力する(ステップS13)。(なお、この場合に商品コラム5別に異なる賞味期限期間を入力しても良い。)続いて、操作キー35dを操作して商品コラム5別の商品管理本数の設定モードにし、商品コラム5別の商品の収容数を商品管理本数として入力する(ステップS14)。そうすると、商品コラム5別に入力された商品管理本数と賞味期限期間が対応付けられて、図5に示す管理テーブルのように管理データとしてメモリ31bに記憶される(ステップS15)。そして、前扉2を開放する前に、商品コラム5が売切れ状態であった場合(ステップS16,Y)は、入力されたこれらの商品管理本数と賞味期限期間が各商品コラム5の初期設定値として、メモリ31bに記憶される(ステップS17)。
【0018】
そして、リモコン35の賞味期限スイッチ35aを操作して、賞味期限機能の運用を開始する。なお、賞味期限機能の運用が開始されると賞味期限機能動作ランプ35bが点灯する。図6は、本発明の制御装置を備える自動販売機において、賞味期限機能が動作するときの処理を示すフローチャートである。図に示すように、日付が変更になった時、すなわち1秒毎のインターバルで、時刻が0時0分0秒になった時(ステップS21,Y)、賞味期限期間を減算する(ステップS22)。そして、この減算の結果、賞味期限期間が「0」日になった商品コラムに収容された商品は、設定した賞味期限期間が経過したことになるので(ステップS23,Y)、表示器20の売切れ表示による販売停止などの賞味期限切れ処理を行う(ステップS24)。
【0019】
ここで、本発明の制御装置を備える自動販売機において、商品が販売されるときの処理を図7に示すフローチャートを参照して説明する。図7は、本発明の制御装置を備える自動販売機において、商品が販売されるときの処理を示すフローチャートである。図に示すように商品コラム5に収容された商品が販売されると(ステップS31,Y)、図5に示すように記憶される管理テーブルの最も優先度の高い(優先順番号の小さい)商品管理本数のデータを減算する(ステップS32)。そして、その減算の結果、商品管理本数が「0」本になった場合は(ステップS33)、それに続く優先度の高い順にテーブルデータを賞味期限期間データとともに繰り上げシフトして管理テーブルを更新する(ステップS34,Y)。このようにして、商品が販売される度に商品管理本数の設定データが変更される。
【0020】
図8は、本発明の制御装置を備える自動販売機において、収容商品が残存する商品コラム5に商品を補充する場合の処理を示すフローチャートである。図に示すように、先ず本体1前面の前扉2を開放して(ステップS41,Y)、商品を商品コラム5に補給する(ステップS42,Y)。そして、リモコン35を操作して商品コラム5別の商品管理本数の設定モードにし、商品を補給した商品コラム5の商品補給数を商品管理本数として入力する(ステップS43)。そうすると、商品が補給された商品コラム5について、入力された商品補給数と初期設定値として記憶される賞味期限期間が対応付けられて、図5に示す管理テーブルに設定の古い順から優先順位が高くなるように管理データとして追加され、メモリ30bに記憶される(ステップS44)。なお、補給した商品の賞味期限期間の設定が新たに必要な場合は、リモコン35の操作キー35dを操作して、賞味期限期間の設定モードにし、補給した商品に対応する賞味期限期間を入力してもよい。
【0021】
また、図9は、本発明の制御装置を備える自動販売機において、商品が売切れ状態にある商品コラム5に商品を収容する場合の処理を示すフローチャートである。図に示すように、まず本体1前面の前扉2を開放して(ステップS51,Y)、売切れ状態の商品コラム5に商品を収容する(ステップS52)。そして、商品の収容作業が終了したら前扉2を閉める(ステップ53,Y)。そうすると、前扉2解放前の商品コラム5が売切れ状態であって(ステップS54,Y)、前扉2閉塞後にその売切れ状態が解除されたか否かが判断され(ステップS55)、前扉2の開閉動作の後に商品コラム5の売切れ状態が解除されている場合は、商品コラム5に商品が収容されたものと判断し、初期設定値として記憶される商品管理本数と賞味期限期間が対応付けられて図5に示すように管理テーブルに記憶される(ステップS56)。このように本発明の制御装置を備える自動販売機は動作する。
【0022】
以上のように、本発明に係る自動販売機の制御装置によれば、商品コラム5に商品を補給する場合に、商品コラム5に残存する商品を取り除かずに商品を追加して補給しその補給数を設定することにより、商品コラム5に収容される全ての商品の賞味期限を設定することができるから、商品コラム5内に残存する商品を入れ替える必要が無く、また賞味期限の設定ミスや設定忘れを防止することができる。すなわち、商品の補給作業を容易にし、収容商品の賞味期限を確実に管理することができる自動販売機の制御装置を提供することができる。
【0023】
また、商品の売切れ状態にある商品コラム5に、前扉2を開放して商品を収容するとき、収容された商品の賞味期限を自動的に設定することができるから、商品コラム5に収容された商品の賞味期限の設定忘れや設定ミスを防止することができる。すなわち、収容商品の賞味期限管理を容易に行うことができる自動販売機の制御装置を提供することができる。
【0024】
なお、本発明は、言うまでもなく本実施の形態に示す自動販売機の制御装置にのみ限定されず、その趣旨の包含する範囲で応用変更が可能である。例えば、商品コラム5や、リモコン35、あるいは、主制御部31の構成等は、本発明を実施する自動販売機の制御装置の態様、構成に応じて適宜に設定されるものである。
【符号の説明】
【0025】
1 本体
2 前扉(本体扉)
5 商品コラム
10 商品搬送装置
20 表示器
30 制御装置
31 主制御部
31a メモリ
31b データメモリ
31c 時計部
32 売切検知手段
33 扉開閉検知手段
35 リモコン(設定手段)
35a 賞味期限スイッチ
35b 動作ランプ
35d 操作キー
36 商品搬出制御部



【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体内に設けられた商品コラムの商品補充数と賞味期限とを設定する設定手段と、前記商品コラムの商品売切れ状態を検出する売切検知手段とを備え、前記商品コラムに収容された商品の賞味期限を管理する自動販売機の制御装置において、前記商品コラムに商品が残っている状態で、前記商品コラムに商品を追加して補給する場合に、追加した商品の補給数を設定することにより追加した商品の賞味期限を自動的に設定するとともに、残存する商品の賞味期限を従前の設定に保持し、設定の古い順から優先順位が高くなるように賞味期限を管理することを特徴とする自動販売機の制御装置。
【請求項2】
本体内に設けられた商品コラムに収容される商品の賞味期限を設定する設定手段と、前記商品コラムの商品売切れ状態を検出する売切検知手段と、前記本体の開口を開閉する本体扉の開閉を検出する扉開閉検知手段とを備え、前記商品コラムに収容された商品の賞味期限を管理する自動販売機の制御装置において、前記商品コラムの商品売切れ状態が前記売切検知手段により検出されているとき、前記本体扉の開放が前記扉開閉検知手段により検知され、かつ前記商品コラムに商品が収容され前記商品売切れ状態が解消された後、前記本体扉の閉塞が前記扉開閉検手段により検知されたとき、前記商品収納コラムの賞味期限が既定値に自動的に設定されることを特徴とする自動販売機の制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−164179(P2012−164179A)
【公開日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−24605(P2011−24605)
【出願日】平成23年2月8日(2011.2.8)
【出願人】(000237710)富士電機リテイルシステムズ株式会社 (1,851)
【Fターム(参考)】