説明

自動販売機の表示装置

【課題】導光部材に傷を付けることなく外扉の表面に取り付けることが可能な自動販売機の表示装置を提供することにある。
【解決手段】前面が開口してなる本体キャビネット31と、この本体キャビネット31の前面に開閉自在に取り付けられた外扉とを備えた自動販売機30であって、前記外扉の表面に販促文字13を有する導光部材11と、この導光部材11の端面に光を入射させる光源(発光ダイオード)を備えた自動販売機の表示装置において、前記導光部材11を外扉の前面パネル32と非接触に配置した。これにより、導光部材11を外扉に組み付ける際、導光部材11が外扉の表面パネル32と擦れ合うことがないので導光部材11を外扉に組み付ける工程において導光部材11に傷が付くのを防止できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、前面が開口してなる本体キャビネットと、この本体キャビネットの前面に開閉自在に取り付けられた外扉とを備えた自動販売機に係り、特に前記外扉の前面に会社名や商品名を表すロゴタイプや広告等を表示する自動販売機の表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
自動販売機の外扉の前面には販売する商品を展示する展示室、商品選択ボタン、貨幣収受部(硬貨投入口、紙幣挿入口、電子マネーのアンテナ部、返却レバー等)、商品取出口等が配設されるとともに販促促進のための広告や会社名や商品名を表すロゴタイプを表示する表示装置が配設されている(例えば特許文献1)。なお、以下ではロゴタイプや広告等を単に販促文字と称する。
前記特許文献1に記載された表示装置は、自動販売機の外扉の前面に開口した窓、販促文字を印刷した透明板(若しくは、販促文字を印刷したシートが密着して設けられた透明板)と、この透明板を背面側から照明する蛍光灯等の光源とから構成されており、外扉の前面に開口した窓を塞ぐように透明板を設置し、透明板の背面側に配設した光源により透明板を照明することにより外扉に開口した窓から販促文字が表示されるようにしたものである。
【特許文献1】特開平9−54871号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記の表示装置では、光源が透明板の背面側に配設されるため、自動販売機の外扉に形成した窓の背面側に光源の設置スペースを確保する必要がある。従って、表示装置の奥行き寸法が大きくなり、外扉の厚みが増大するという問題がある。この問題を解決するために出願人はアクリル樹脂からなる導光部材を用い、この導光部材に販促文字を記入するとともに導光部材の端面に光源(発光ダイオード)を配設して導光部材の端面に光を入射するように構成し、導光部材の端面から入射した光が導光部材の表面で全反射を繰り返しながら伝播して販促文字に到達すると当該販促文字に到達した光だけが導光部材から射出して販促文字を表示するようにした表示装置を提案した(特願2007−00000)。この提案に係る発明によれば、特許文献1の発明(光源を透明板の背面側に配置)に対して光源を導光部材の端面(側面)に配置することができるので表示装置の奥行き寸法を小さくすることができ、外扉の薄型化に寄与するものである。
ところで、導光部材を用いた表示装置によればその奥行き寸法を小さくすることができる反面、導光部材の表面に傷が存在する場合、導光部材内を伝播する光が当該傷から反射または射出することにより傷の痕跡が表示装置の前面に浮かび上がって販促文字の表示に悪影響を及ぼすことが判明し、その導光部材の表面に傷が形成される原因について調査した結果、導光部材は外扉の前面パネルに密着して取り付けられており、導光部材を外扉に組み付ける際、導光部材が外扉の前面パネルと擦れ合うことによることを突き止めた。そこで、導光部材を外扉の前面パネルに取り付ける際、導光部材が動いて外扉の前面パネルと擦れないように細心の注意を払っているが、導光部材に傷がつかないようにすることは困難で改良すべき課題がある。
【0004】
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、導光部材に傷を付けることなく外扉の表面に取り付けることが可能な自動販売機の表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
発明者は種々の実験を行った結果、導光部材を外扉の表面パネルと密着させなくても導光部材に記入された販促文字を際立たせて表示することができることを突き止めた。そこで、上記目的を達成するために請求項1に係る発明は、前面が開口してなる本体キャビネットと、この本体キャビネットの前面に開閉自在に取り付けられた外扉とを備えた自動販売機であって、前記外扉の表面に販促文字を有する導光部材と、この導光部材の端面に光を入射させる光源を備えた自動販売機の表示装置において、前記導光部材を外扉の前面パネルと非接触に配置したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は請求項1に記載した自動販売機において、導光部材を外扉の表面パネルから浮かせて設置したことを特徴とする。また、請求項3に係る発明は請求項1に記載した自動販売機において、外扉の表面パネルに凹部若しくは開口を形成し、当該凹部若しくは開口の前面に導光部材を配置したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の請求項1に係る自動販売機の表示装置にように、導光部材を外扉の前面パネルと非接触、つまり、請求項2に係る発明のように導光部材を外扉の前面パネルから浮かせて配置するか、請求項3に係る発明のように外扉の表面パネルに凹部若しくは開口を形成し、当該凹部若しくは開口の前面に導光部材を配置することにより、導光部材を外扉に組み付ける際、導光部材が外扉の表面パネルと擦れ合うことがないので導光部材を外扉に組み付ける工程において導光部材に傷が付くのを完全に防止することができる。これに伴い導光部材を外扉に組み付ける工程の作業は従前のような細心の注意を払うというような煩雑で手間のかかる作業を必要とせず、作業効率を向上させることができるとともに歩留まりを向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明における自動販売機の実施の形態を図1乃至図5に示す実施例に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1である自動販売機の正面図、図2は図1に示した表示装置の要部斜視図、図3は図2に示した表示装置の分解斜視図であり、図4は図3に示した表示装置の要部を拡大して示す斜視図、図5は図3に示した導光部材を外扉に組付けた状態を示す拡大斜視図、図6は図5の要部側面図である。
図1に例示する自動販売機30は、例えば、缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料、紙パック入り飲料等の商品50を自動販売機の前面から透視することができるものである。この自動販売機は、本体キャビネット31と、この本体キャビネット31の前面に開閉可能に設けられた片開き式の外扉の前面パネル32とを備えている。前記外扉の前面パネル32における正面から見て左側の略全域に形成した開口には透明板33が装着され、利用者が本体キャビネット31の庫内に収納されている商品50や商品50の販売動作等を外から透視することができる。前面パネル32における正面から見て右側の領域には、販促文字(飲料メーカーのロゴタイプや広告等)を表示する表示装置10、購入する商品50を選択するために利用者が操作する商品選択ボタンなどを集中して配置した操作パネル34、紙幣及び硬貨の収受を行う貨幣収受部35、入金額や釣銭等の金額を表示するための金額表示器36、商品50を取り出すための商品取出口37、釣銭を返却するための硬貨返却口38、施錠装置39等が設けられている。
【0008】
自動販売機の本体キャビネット31内部の商品収納庫には、商品50を収納する商品収納コラム41が複数段、複数列に亘って配列され、当該各商品収納室を冷却もしくは加熱して商品収納ラックに収納した商品を冷却または加熱する冷却/加熱ユニットが配設されている。また、商品収納庫の前部の領域には不図示のX−Y搬送機構により上下左右に移動可能なバケットが配設され、このバケットは待機状態で商品搬出口37の近傍に位置し、商品が選択された場合に当該商品を収納する商品収納コラム41の前縁に移動して商品を受容した後商品搬出口37に移動して商品を搬出するように構成されている。利用者が金銭収受部35から紙幣又は硬貨を挿入又は投入して操作パネル34から商品50の商品番号(コラム番号)を入力すると、待機位置にあるバケットがX−Y搬送機構により入力された商品番号に対応する商品収納コラム41の前縁に移動して当該商品収納コラム41から商品50を受容し、その後X−Y搬送機構によってバケットが商品取出口37に移動して商品を搬出し、釣銭が必要な場合には硬貨返却口38に払い出される。
さて、外扉の前面パネル32に配設された販促文字を表示する表示装置10は図2にも拡大して示すように、導光部材11を備え、この導光部材11の上部側はカバー23によって覆われており、このカバー23により覆われた箇所に後述する光源が配設されている。なお、13は導光部材11に記入された販促文字である。
【0009】
次に、前記表示装置10の構成について図3を用いて説明する。図3に示すように前記表示装置10は導光部材11と、光源部12と、導光部材11を外扉の前面パネル32に固定する固定装置としての取付金具21,段付ねじ状の取付ピン22、カバー23および吊下片24からなる。前記導光部材11はアクリル樹脂からなる透明又は半透明の板状部材からなり、下縁を曲面形状にデザインしてなる。この導光部材11の上側端面から光を入射する光源部12は前面パネル32に固定して取り付けられている。この光源部12は左右方向に細長いプリント配線基板に複数の白色の発光ダイオードを列状に並置してなるものであり、外扉の背面からプリント配線基板に電源が供給されてように構成されている。この光源部12をカバー23によって覆うように構成され、光源部12が外部に露出しないようにされている。
前記導光部材11を外扉の前面パネル32に固定する固定装置としての取付金具21は左右2箇所に形成されただるま穴211の大径部を貫通するねじ25により前面パネル32に固着されている。また、前記取付金具21には前面パネル32に植設された左右一対の吊下片24が貫通する穴212が穿孔されるとともに取付金具21の板面から鉛直方向に切り起され、先端に前記導光部材11を係止する係止片213を備えている。一方、前記導光部材11を外扉の前面パネル32に固定する固定装置としての取付ピン22は透明で弾性変形可能な樹脂成形品としてなり、リベット状の大径の頭部から延びる胴部が、両者の間に空隙を有し、先端側から頸部に向かって漸増する傾斜面を有する左右対称のフック状片として形成されている。なお、前記導光部材11には前記取付ピン22、吊下片24、係止片213が貫通する穴111〜113がそれぞれ穿孔されており、穴111の大きさは取付ピン22の頭部外径およびその胴部のフック状片のフックの外径よりも小さく、その胴部よりも大きく形成されている。
【0010】
次に外扉の前面パネル32への前記表示装置10の組み付けについて図4乃至図6を用いて説明する。まず、図4に示すように前面パネル32にねじ25を仮止めする。前記仮止めとは、その頭部と前面パネル32の表面との間に取付金具21が挟まるように隙間を空けた状態である。このように仮止めされたねじ25に取付金具21を取り付けるのであるが、この場合、前面パネル32に植設された吊下片24を取付金具21の穴212に対向させつつ、ねじ25の頭部に取付金具21のだるま穴211の大径部を対向させて当該大径部にねじ25の頭部を貫通させた後、取付金具21を下降させてだるま穴211の小径部にねじ25を嵌合させ、次いでねじ25を締め付けることにより取付金具21を前面パネル32に固定する。前述したように取付金具21の取り付けにあたってはだるま穴211にねじ25を貫通させて取り付けるように構成されているので、吊下片24が貫通する穴212は吊下片24よりも比較的大きく形成されている。なお、光源部12は外扉の背面から外部に露出するように予め位置決めして取り付けられている。これは、光源部12に電源を供給するための電源線が外扉の外部に露出しないようにするためである。
前述したように前面パネル32に固定された取付金具21に導光部材11を取り付ける。この場合、前面パネル32に植設された吊下片24に導光部材11の穴112を差し込みつつ、取付金具21の係合片212を導光部材11の穴113に係合させることにより導光部材11が吊下片24と係合片212により上下左右および前後方向へ移動しないように固着される。このようにして取付金具21に導光部材11を取り付けた状態を図5に示す。図5に示す状態で導光部材11の上部側は取付金具21の板厚寸法分だけ前面パネル32の表面から浮いた状態にあり、そして、導光部材11の上部側の端面は前記光源部12の発光ダイオードに対向するように配設されてなる。
【0011】
前述したように取付金具21に固着された導光部材11の下部側は、図6に示すように、導光部材11に予め固着された取付ピン22により前面パネル32の表面から浮いた状態にある。すなわち、導光部材11には予め取付ピン22が固着され、導光部材11に固着された取付ピン22が前面パネル32に当接することによって導光部材11の下部側は前面パネル32の表面から浮いた状態に維持されている。ここで、取付ピン22は導光部材11に次のようにして固着されている。これは、リベット状の大径の頭部から延びる胴部が左右対称のフック状片として形成された取付ピン22の胴部を導光部材11の穴111に前面側から捻じ込む。このとき、取付ピン22はその胴部がフック状片として形成され、そのフックの外径よりも穴111の径が小さく形成されているので、取付ピン22の胴部を穴111に捻じ込む際、左右のフック状片の傾斜面が穴111の縁に当接すると左右のフック状片は両者の間に形成された空隙に向かって内側に撓む。左右のフック状片が内側に撓むことによりフックは内側に移動してフックの外径が穴111を通過可能な大きさまで次第に小さくなる。このようにして当該フックが穴111を通過して導光部材11の裏面に到達すると左右のフック状片は内側に撓む力が取り除かれることから元の状態に復帰する。これによりフック状片のフックが抜け止めとなって取付ピン22が導光部材11に固着された状態となる。そして、導光部材11の裏面に突出した取付ピン22の先端が前面パネル32に当接する。
【0012】
最後にカバー23を外扉に取り付けることにより、図1,図2に示すように表示装置10の前面パネル32への組み付けが完了する。前記カバー23により光源部12,取付金具21および前記取付金具21に取り付けられた導光部材11の上部側が覆われ、それらが外部に露出しないようにされている。
前述のように自動販売機の外扉に組み付けられた表示装置において、光源部12の発光ダイオードに電源を供給することにより導光部材11の上部端面に発光ダイオードからの白色光が入射される。前記導光部材11の上部端面から入射した白色光は導光部材11の表面で全反射を繰り返しながら導光部材11の中を下方に伝播する。そして、導光部材11の表面で全反射を繰り返しながら導光部材11の中を下方に伝播する白色光は導光部材11に記入された販促文字13(図1参照)に到達すると当該販促文字13に到達した光だけが導光部材11から射出して販促文字13を浮かび上がるように表示する。前記導光部材11の下端に伝播された白色光は導光部材11の下端から下方に射出されてその周囲を明るく照らす。なお、取付金具21と接することにより傷の付くおそれのある導光部材11の上部側はカバー23により覆われているので、前記導光部材11内を伝播する白色光が当該傷から反射または射出することにより傷の痕跡が導光部材11の前面に浮かび上がったとしても当該痕跡が表示装置10の表示に悪影響を与えることはない。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2である自動販売機の表示装置について説明する。この実施の形態2においては、図1に示した前面パネル32における導光部材11より僅かに大きな凹所を形成し、導光部材11を直接前面パネル32に取り付けるようにした点であり、その他の点は実施の形態1と同一であるので、図面については必要に応じて図1乃至図6を参照することとして本実施の形態の図面は割愛する。
【0013】
実施の形態2における自動販売機の表示装置においては、図3等に示す取付金具21の下縁に相当する箇所から前面パネル32に凹所が形成されているので、当該前面パネル32に直接導光部材11の上部がねじにより固着される。前記導光部材11の下部側には実施の形態1と同様に導光部材11に取付ピン22が固着されており、当該取付ピン22により前面パネル32の凹所表面から浮いた状態にある。この実施の形態2における自動販売機の表示装置よれば、実施の形態1における自動販売機の表示装置に対して取付金具21を削減することができる。なお、前記前面パネル32に凹所に代えて前面パネル32に開口を形成することができ、この場合には前面パネル32に取付ピン22と対峙する固定片を設けるとともに導光部材11の周囲の隙間にクッションを貼着すればよい。
前述した本発明によれば、前面が開口してなる本体キャビネット31と、この本体キャビネット31の前面に開閉自在に取り付けられた外扉とを備えた自動販売機30であって、前記外扉の表面に販促文字13を有する導光部材11と、この導光部材11の端面に光を入射させる光源(発光ダイオード)を備えた自動販売機の表示装置において、前記導光部材11を外扉の前面パネル32と非接触に配置したことにより、導光部材11を外扉に組み付ける際、導光部材11が外扉の表面パネル32と擦れ合うことがないので導光部材11を外扉に組み付ける工程において導光部材11に傷が付くのを完全に防止することができる。これに伴い導光部材11を外扉に組み付ける工程の作業は従前のような細心の注意を払うというような煩雑で手間のかかる作業を必要とせず、作業効率を向上させることができるとともに歩留まりを向上させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0014】
以上に説明した本発明に係る自動販売機は缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料、紙パック入り飲料等の商品を販売するものに加えてたばこなどの物品を販売するものやコーヒー等をカップに抽出して販売するものに有用である。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の本発明の実施の形態1である自動販売機の正面図である。
【図2】図1に示した表示装置の要部斜視図である。
【図3】図2に示した表示装置の分解斜視図である。
【図4】図3に示した表示装置の要部を拡大して示す斜視図である。
【図5】図3に示した導光部材を外扉に組付けた状態を示す拡大斜視図である。
【図6】図5の要部側面図である。
【符号の説明】
【0016】
10 表示装置
11 導光部材
12 光源部
21 取付金具
22 取付ピン
23 カバー
30 自動販売機
31 本体キャビネット
32 前面パネル


【特許請求の範囲】
【請求項1】
前面が開口してなる本体キャビネットと、この本体キャビネットの前面に開閉自在に取り付けられた外扉とを備えた自動販売機であって、前記外扉の表面に販促文字を有する導光部材と、この導光部材の端面に光を入射させる光源を備えた自動販売機の表示装置において、前記導光部材を外扉の前面パネルと非接触に配置したことを特徴とする自動販売機の表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載した自動販売機の表示装置において、導光部材を外扉の表面パネルから浮かせて設置したことを特徴とする自動販売機の表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載した自動販売機の表示装置において、外扉の表面パネルに凹部若しくは開口を形成し、当該凹部若しくは開口の前面に導光部材を配置したことを特徴とする自動販売機の表示装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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