自然の熱エネルギーを利用した給気システム
【課題】大きい熱エネルギーを効率的に吸収及び放出可能な自然の熱エネルギーを利用した給気システムを提供する。
【解決手段】自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に中間貯熱体1000が設置されている。中間貯熱体1000は、良い熱伝導係数及び高い単位熱容量比を持ち、固体または膠状または液体またはガスを含む物体によって構成され、自然の熱マトリックス1000の熱エネルギーを吸収し、多くの熱エネルギーを貯蔵する。温度均等装置101の両端には別々に第一流体導管102及び第二流体導管103が設置され、気流が輸送される。温度均等装置101によって通過する気流に対して調温を行い、温度が調節される空間へ気流を輸送することによって、温度が調節される空間は自然の熱マトリックスに近い熱エネルギーを得ることができる。
【解決手段】自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に中間貯熱体1000が設置されている。中間貯熱体1000は、良い熱伝導係数及び高い単位熱容量比を持ち、固体または膠状または液体またはガスを含む物体によって構成され、自然の熱マトリックス1000の熱エネルギーを吸収し、多くの熱エネルギーを貯蔵する。温度均等装置101の両端には別々に第一流体導管102及び第二流体導管103が設置され、気流が輸送される。温度均等装置101によって通過する気流に対して調温を行い、温度が調節される空間へ気流を輸送することによって、温度が調節される空間は自然の熱マトリックスに近い熱エネルギーを得ることができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自然の熱エネルギーを利用した給気システムに関する。
【背景技術】
【0002】
伝統的な室温調節システムでは、例えば、冷房のために動力で冷媒圧縮構造を駆動する能動型降温装置によって空間の温度を調節し、暖房のために電気エネルギー或いは物質の燃焼によって熱量を獲得して空間の温度を調節する。このため、長期間にエネルギーを大量に消費するだけではなく、大量の汚染及び廃熱と廃棄物が生じる。上述の欠点に対して、現在は、浅層地熱エネルギーのエアコンへの応用が増えている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、浅層地の熱伝導係数はやや低いため熱エネルギーの輸送は遅く、かつ浅層地の単位熱容量比はやや低いため短時間による大きい熱エネルギーの放出には不利である。このことから、浅層地熱エネルギーのエアコンへの応用は制限されてしまう。
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、その目的は、大きい熱エネルギーを効率的に吸収及び放出できる自然の熱エネルギーを利用した給気システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、自然界の地層、地表、池、湖、河川などの安定温度を持つ自然の熱マトリックスを利用するエアコン応用システム或いは装置に対して、後述するように、両端に別々に流体導管が設置されている温度均等装置と自然の熱マトリックスとの間に中間貯熱体を設置するものである。
中間貯熱体は、良い熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持つものであり、二者或いはその中の一つはその外部に安定温度である自然の熱マトリックスより優れている。中間貯熱体は、固体または膠状または液体またはガスを含む物体によって構成されている。
【0005】
本発明の自然の熱エネルギーを使用した給気システムは、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に上述の中間貯熱体を設置し、温度均等装置の両端に別々に設置された第一流体導管及び第二流体導管により気流を輸送し、温度均等装置を通して通過する気流に対して調温を行い、温度が調節される空間へ気流を輸送する。
中間貯熱体は、より良い熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を有するため、周辺の安定温度である自然の熱マトリックスの熱エネルギーを吸収することができる。また、中間貯熱体は、より高い単位熱容量比を有するためより多い熱エネルギーを貯蔵し、より良い熱伝導係数を有するため、短時間に温度均等装置を経て、温度均等装置を通過するガスに対してより大きい熱エネルギーを有利に放出することができる。
結果として、本発明によると、温度が調節される空間は自然の熱マトリックスに近い熱エネルギーを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】よく使われる気流輸送配管と自然の熱マトリックスとの間の温度均等作用を通して、通過する気流に対して温度を均等調節する構造を示す模式図である。
【図2】よく使われる自然の熱マトリックスと建物との間にある気流輸送配管を自然の熱マトリックスの中の温度均等装置と並列に接続する構造を示す模式図である。
【図3】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムを示す模式図である。
【図4】図3の実施形態の温度均等装置を中間貯熱体に設置する構造を示す模式図である。
【図5】図3の実施形態の温度均等装置の流体導管と中間貯熱体を直列に接続する構造を示す模式図である。
【図6】図3の実施形態の温度均等装置の流体導管と中間貯熱体を並列に接続する構造を示す模式図である。
【図7】図3の実施形態の温度均等装置の流体導管と中間貯熱体を直列に接続する構造を示す模式図である。
【図8】図3の実施形態の中間貯熱体と温度均等装置の同一構造体を自然の熱マトリックスに分散設置して流体導管を直列に接続する構造を示す模式図である。
【図9】図3の実施形態の中間貯熱体と温度均等装置の同一構造体を自然の熱マトリックスに分散設置して流体導管を並列接続する構造を示す模式図である。
【図10】図3の実施形態の中間貯熱体と温度均等装置の同一構造体を自然の熱マトリックスに分散設置して流体導管を直並列接続する構造を示す模式図である。
【図11】本発明の一実施形態による中間貯熱体を持つ自然の熱エネルギーを均等温度で給気する閉路式温度調節システムを示す模式図である。
【図12】図11の実施形態の能動温度均等装置を中間貯熱体に設置する構造を示す模式図である。
【図13】図11の実施形態の能動温度均等装置の流体導管を中間貯熱体に直列接続する構造を示す模式図である。
【図14】図11の実施形態の能動温度均等装置の流体導管を中間貯熱体に並列接続する構造を示す模式図である。
【図15】図11の実施形態の能動温度均等装置の流体導管を中間貯熱体に直並列接続する構造を示す模式図である。
【図16】図11の実施形態の中間貯熱体と能動温度均等装置の同一構造体を自然の熱マトリックスに分散設置して流体導管を直列接続する構造を示す模式図である。
【図17】図11の実施形態の中間貯熱体と能動温度均等装置の同一構造体を自然の熱マトリックスに分散設置して流体導管を並列接続する構造を示す模式図である。
【図18】図11の実施形態の中間貯熱体と能動温度均等装置の同一構造体を自然の熱マトリックスに分散設置して流体導管を直並列接続する構造を示す模式図である。
【図19】図11の実施形態の調節補助装置を追加設置する構造を示す模式図である。
【図20】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図21】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムのケースボディーの中に中間貯熱体を構成して自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図22】図21の実施形態の流体流入配管及び流体流出配管を設置する構造を示す模式図である。
【図23】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの開放槽の中に中間貯熱体を構成して自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図24】図23の実施形態に設置する流体流入配管及び流体流出配管を示す模式図である。
【図25】図23の実施形態に設置する流体流入水路及び流体流出水路を示す模式図である。
【図26】図23の実施形態の同時に流体流入配管及び流体流入水路を設置する構造を示す模式図である。
【図27】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図28】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図29】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図30】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図31】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体と自然の熱マトリックスとの間に輻射状導熱補助装置を設置する構造を示す模式図である。
【図32】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体と自然の熱マトリックスとの間の中空構造の中に輻射状導熱補助装置が設置されている構造を示す模式図である。
【図33】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図34】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムのケースボディーの中に中間貯熱体を構成して自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図35】図34の実施形態の流体流入配管及び流体流出配管を示す模式図である。
【図36】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの開放槽の中に中間貯熱体を構成して自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図37】図36の実施形態の流体流入配管及び流体流出配管を示す模式図である。
【図38】図36の実施形態の流体流入水路及び流体流出水路を示す模式図である。
【図39】図36の実施形態の流体流入配管、流体流入水路、流体流出配管及び流体流出水路を示す模式図である。
【図40】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図41】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図42】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図43】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図44】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体と自然の熱マトリックスとの間に輻射状導熱補助装置を設置する構造を示す模式図である。
【図45】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体と自然の熱マトリックスとの間の中空構造の中に輻射状導熱補助装置が設置されている構造を示す模式図である。
【図46】図3の実施形態の中間貯熱体を自然の熱マトリックスに設置して温度均等装置に対して温度均等効果を形成する構造を示す模式図である。
【図47】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスに設置する構造を示す模式図である。
【図48】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの直接に温度均等装置を流体撹拌ポンプに設置して自然の熱マトリックスを構成する構造を示す模式図である。
【図49】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの直接に能動温度均等装置を流体撹拌ポンプに設置して自然の熱マトリックスを構成する構造を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
周知の通り、地球の浅層地は、適切な深さにおいて、冬も夏も熱容量が大きく、地表温度にあまり影響されず安定温度を保つことができる浅層貯熱体を形成している。同様に、地表の海水、湖、河川は、一定深度において安定温度及び巨大な熱容量を持ち、上述の安定温度である自然の熱マトリックス100の熱容量が膨大で、本発明の中で全部を自然の熱マトリックス100と称す。自然の熱マトリックス100の中で、例えば、川の底部は夏では殆ど20℃を超えることがない。
【0008】
地層深度3〜5メートルでは、夏は約18℃で、夏の地表温度と比べると、相対的に低温状態である。高緯度地域では、冬になると、地表温度が零下数十度に下がっても、自然の熱マトリックス100の温度は零度以下になることは殆どなく、水底では約1〜7℃、地層深度5メートルでは約9℃である。ゆえに、自然の熱マトリックス100と建物との間に配管を設置し、新鮮な気流を伝送することがよく見られる。及び導熱材料で製造した気流輸送配管を通して、温度均等装置101を構成し、かつ自然の熱マトリックスとの間に温度均等作用を形成し、通過する気流が均等な温度に調節(図1に示す)されてから、更に温度が調節される空間に進入することによって、低コスト、低エネルギー消耗、低汚染で温度が調節される空間に対して温度調節及び給気するシステムを構成する。
【0009】
また、よく見られる自然の熱マトリックス100と建物との間に気流輸送配管を設置し、自然の熱マトリックス100の中に翼状導熱構造を持つ温度均等装置101(図2に示す)を設置することによって、より良い温度均等調節効果を獲得する。しかし、図1及び図2に示す構造方式では下記に示す原因により熱エネルギー輸送能力が制限されてしまう。
【0010】
1.周知の通り、同じ温度差と同じ単位時間において、自然の熱マトリックスが温度均等装置に対して輸送する熱エネルギーと輸送面積とは比例し、気流輸送配管或いは温度均等装置のサイズとコストとに関連する。このため、もし温度均等装置が大きくなると、コストが高くなり、もし温度均等装置が小さいと、自然の熱マトリックスとの接触面積が限られ、熱エネルギーの輸送は不利になる。
【0011】
2.自然の熱マトリックスが貯蔵している総熱量は大きいが、熱伝導係数が小さいと、熱エネルギーの伝導が遅くなる。気流配管または温度均等装置を通過する気流流量がより大きくなるとき、配管或いは温度均等装置に近い自然の熱マトリックスの温度は、速やかに気流の温度に近づく。配管または温度均等装置から遠い熱エネルギーは熱エネルギーの伝導が遅く、充分な熱エネルギーの輸送を補足できないために、システムの調温作動効果が低くなる。
【0012】
本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、上述の欠点に対して革新的に設計を改善し、主に、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に中間貯熱体を設置する。中間貯熱体の熱伝導係数及び単位熱容量比の二者或いはその中の一つは、周辺の自然の熱マトリックスより優れている。中間貯熱体に設置する温度均等装置の気流の入口と出口に別々に気流輸送配管として給気する第一流体導管及び気流を送出する第二流体導管を設置する。第一流体導管から送り込む新鮮な気流は、温度均等装置を経て、均等な温度に調節されてから、更に第二流体導管を経て、温度が調節される空間へ送られ、温度が調節される空間内の気流と温度均等混合温度を調節された空間の温度に調節する。
【0013】
気流の輸送はメインポンプで圧送し、或いは、分注ポンプで圧送することを選択する。中間貯熱体は自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置し、中間貯熱体によって自然の熱マトリックスの熱エネルギーを吸収し、また、温度均等装置に対して釈熱する。このほかもし上述の気流輸送配管の第一流体導管及び第二流体導管の中間貯熱体に設置される長さが足りるとき、温度均等装置を省略し、良好導熱材料で上述の配管を製造し、中間貯熱体の設置によって均熱機能を構成する。中間貯熱体を増設することによって、自然の熱マトリックスとの間の熱輸送面積を拡大し、及び中間貯熱体の良い単位熱容量比及びより良い熱伝導係数を通して、自然の熱マトリックスからの熱エネルギーをより高い密度の中間貯熱体に貯蔵し、中間貯熱体に設置する気流導管或いは温度均等装置に対して熱エネルギーの輸送効果を高める。
【0014】
本実施形態の革新的なシステムは、断続的な使用への応用が最適で、例えば、学校、事務室、パブリックスペース、家庭建築などの給気調温システムへ応用する。システムの使用を停止するとき、自然の熱マトリックスが遅く持続的に熱エネルギーを単位熱容量比及び熱伝導係数がより良い中間貯熱体へ輸送する。システムが作動するとき、中間貯熱体から温度均等装置に対して貯蔵累積した熱エネルギーを放出し、気流はより短時間で温度均等装置を通過し、速やかに温度を調節し、更に温度が調節される空間へ送られ、また、自然の熱マトリックスは持続して中間貯熱体へ熱エネルギーを輸送することにより、システムの熱エネルギーの提供効果を更に高める。
【0015】
本実施形態を下記の通りに説明する。
図3に本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの模式図を示す。図3の主な構成は下記を含む。
温度均等装置101は、内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列に接続する流体通路の導熱体によって構成されている。一個或いは多数個の温度均等装置101を設置し、直列または並列接続または直並列接続の選択が可能である。中間貯熱体1000の中に設置し、或いは、同一構造または隣接結合し、中間貯熱体1000を温度均等装置101と自然の熱マトリックス100との間に設置する。温度均等装置101は良い熱伝導係数の材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成され、或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成されている。直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって温度均等装置101を構成し、及びニーズによって温度均等装置101の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造の設置を選択し、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造を設置することによって、吸熱及び放熱の効果を高める。温度均等装置101は、少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、別々に第一流体導管102及び第二流体導管103と接続する。
【0016】
図4に図3の実施形態の一個の温度均等装置101を一個の中間貯熱体1000に設置する構造の模式図を示す。
図5に図3の実施形態の少なくとも二個の温度均等装置101の流体導管と一個の中間貯熱体1000を直列に接続する構造の模式図を示す。
図6に図3の実施形態の少なくとも二個の温度均等装置101の流体導管と一個の中間貯熱体1000を並列に接続する構造の模式図を示す。
【0017】
図7に図3の実施形態の少なくとも三個の温度均等装置101の流体導管と一個の中間貯熱体1000を直並列に接続する構造の模式図を示す。
第一流体導管102は、少なくとも一個の管状流体導管によって構成され、温度均等装置101の入口に接続し、空気を温度均等装置101へ輸送し、空気を自然の熱マトリックス100の温度に近づける。前述の空気は第一流体導管102の入口端外部の周辺区域より供給する。
【0018】
中間貯熱体1000は、温度均等装置101及び外部の自然の熱マトリックスと異なる材料によって構成されている。少なくとも一個の中間貯熱体1000を通して、温度均等装置101と同一構造体をなし、同一構造または組立てまたは隣接して設置し、或いは、一個または数個を直列または並列または直並列に接続する温度均等装置101の周辺と外部の自然の熱マトリックス100との間に充填することを含む。温度均等装置101と中間貯熱体1000の同一構造体が二個或いは二個以上であるとき、自然の熱マトリックス100の中に分散設置する。
【0019】
自然の熱マトリックス100は、自然界のより大きくかつ安定な貯熱容量を持つ地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などの固体或いは液体貯熱体によって構成されている。中間貯熱体1000の構成材料の熱伝導係数及び/或いは単位熱容量比の二者或いはその中の一つは、中間貯熱体1000の外部の自然の熱マトリックス100より優れている。中間貯熱体1000は、固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、直接に自然の熱マトリックス100の間に設置され、或いは、選択した貯熱物質の材料性質に合わせて、または、構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって貯熱物体の外部に設置することを選択する。
【0020】
良い熱伝導係数である材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造を構成することによって、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100の相対的な空間的位置関係を制限や隔離し、熱伝導を高める。貯熱物質と自然の熱マトリックス100と温度均等体との間の熱伝導面は平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造であることによって、熱伝導効果を高める。また、中間貯熱体が持っているより良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比の特性を通して、周辺の安定温度である自然の熱マトリックス100の熱エネルギーを吸収する。中間貯熱体1000は、より高い単位熱容量比がより大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、最大伝送熱エネルギーを温度均等装置101へ伝送する。
【0021】
図8に図3の実施形態の少なくとも二個の中間貯熱体1000と温度均等装置101の同一構造体を自然の熱マトリックス100に分散設置し、かつ流体導管を分散設置しまた直列に接続する構造の模式図を示す。
図9に図3の実施形態の少なくとも二個の中間貯熱体1000と温度均等装置101の同一構造体を自然の熱マトリックス100に分散設置し、かつ流体導管を並列接続する構造の模式図を示す。
【0022】
図10に図3の実施形態の少なくとも三個の中間貯熱体1000と温度均等装置101の同一構造体を自然の熱マトリックス100に分散設置し、かつ流体導管を直並列接続する構造の模式図を示す。
第二流体導管103は、少なくとも一個の管状流体導管によって構成され、温度均等装置101の出口に接続する。空気を第二流体導管103の少なくとも一個の出口を経由し、選択した少なくとも一個の温度が調節される空間に入れる。それは、建物内部、室内、構造体本体或いは開放空間を含む。
【0023】
ポンプ装置104は、各第一流体導管102或いは各第二流体導管103或いは第一流体導管102及び第二流体導管103の両方に接続するように設置されている。空気を圧動し、接続する第一流体導管102、温度均等装置101及び接続する第二流体導管103を経て、選択温度で調節される空間に入れる。ポンプ装置は、回転による機械力を送って駆動し、或いは、電気エネルギーを送って電動機の電磁効果を回転駆動する動力ポンプ及びオンオフ制御関連或いは風量調整の制御インターフェイスによって構成され、或いは、自然力の風力エネルギーまたは温度差気流を通して、エアポンプを駆動することによって構成されることを含む。
【0024】
以上によって、本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムの主な構造を構成し、システムは更なるニーズによって下記の補助関連装置の設置を選択する。それは、新鮮な空気の入口及び出口にニーズによって有害ガス検知器の設置を選択する。或いは、更なるニーズによって浄化機能を持つろ過装置、流量調節装置、有害ガス検知器、温度測定装置、流量計の設置を選択する。或いは、更なるニーズによって有益なガス或いは芳香ガス供給添加装置の設置を選択する。或いは、ニーズによって調節補助装置、調湿装置、排水装置の設置を含む。補助関連装置は下記を含む。
【0025】
ろ過装置106は、取り外すことができるきれいな気流ろ過構造によって構成される。例えば、活性炭ろ過器を空気の吸入口或いは出口に設置することによって、配管閉塞を防止し、及び簡単に掃除ができる。除塵フィルター及び有害ガスのろ過装置の中に活性炭などを含むろ過装置によって構成されることを含む。本装置は、ニーズによって設置を選択することができる。
【0026】
流量調節装置107は、ニーズによって人工或いは機械力で新鮮な空気の放出量の大小を制御、調整する。調節装置は、ポンプの圧送気流流量を調節する調節装置、或いは、気流の出口にあるガス流量の大小を調節するバルブまたはゲート装置によって構成される。本装置は、ニーズによって設置を選択することができる。
有害ガス検知器1081は、気流の吸入口或いは出口に設置し、温度が調節される空間の人体、動物、植物などの生物或いは物品に対する有害ガスを検査測定し、また、メッセージを送信する。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0027】
温度測定装置1082は、温度が調節される空間に設置し、温度を検査測定する。或いは、空気の入口或いは出口に設置し、温度を検査測定し、また、メッセージを送信する。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
流量計1083は、新鮮な空気流量を累積計算して、計量を記録と表示し、及びメッセージを送信することによって、流量を制御し、或いは、費用計算や統計管理の参考にする。本装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0028】
ガス或いは微粉粒状物質添加装置1084は、人工操作或いは機械力或いは電気エネルギーの信号によって制御し、温度が調節される空間に対して人体、動物、植物に有益なガス物体を送り込み、或いは、気流によって運ばれる微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、物品保護に有利なガス物体または微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、匂いが分かるガス物体或いは微粉粒体或いは霧状液体を送り込む添加装置によって構成されている。本実施形態の装置は、気流の入口端または第一流体導管102または温度均等装置101または第二流体導管103または気流の出口端または温度が調節される空間の内部或いは外部に設置する。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0029】
調節補助装置109は、もし温度均等装置101の温度がニーズを満足することができない場合、温度均等装置101の出口から第二流体導管103を経て温度が調節される空間の出口端までの流路に調節補助装置109を追加設置する。或いは、温度が調節される空間に調節補助装置109を追加設置することによって、温度が調節される空間に入る気流に対して昇温或いは降温の補助調節を行うことができる。調節補助装置109は、加熱機能の補助加温装置或いは降温機能の冷却装置或いは二種類の機能を持つ温度調節装置によって構成されることを含む。本装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0030】
調湿装置1090は、第一流体導管102或いは第二流体導管103によって構成される気流配管内部或いは温度均等装置101の内部に吸湿物質の塗装を選択する以外に、更に湿度を除去、減少、増加する調湿機能装置1090を設置し、また、人工操作或いは湿度の検査測定、設定を通して、自動的に湿度を制御する。本装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
排水装置1091は、第一流体導管102或いは第二流体導管103によって構成された気流配管内部の水溜まりまたは温度均等装置101の内部にある水溜まりを抽出するポンプ及び導水管などの装置によって構成される。本装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0031】
制御ユニット108は、機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、システムが温度調節される空間に対して温度調整を制御し、及び送気機能を作動する以外に、ニーズによって下記の一種或いは一種以上の機能増加を含む。
【0032】
1.安全保護制御機能は、入力側或いは各出力口に設置する有害ガス検知器1081と連結し、有害ガスが存在しかつ監視値を超えるとき、警報を送信し、及び気流を切断し、或いは、その他応変な処理を行う。有害ガス検知器を入力及び出力口側に設置し、空間内の有害ガスを偵側することができる。
2.温度測定装置1082及び新鮮な空気流量の計量の記録と表示機能がある流量計1083と連結し、ポンプ装置104、流量調節装置107、調節補助装置109を制御し、また、温度が調節される空間に対して温度調整及び吸気流量を制御する。
【0033】
3.ガス添加装置1084を制御し、温度が調節される空間の人体、動物、植物に対する有益なガスを添加し、或いは、気流によって微小粉粒物体のヘルスケア品或いは薬品を運び、或いは、物品保護に対して有利なガスまたは微小粉粒物体または嗅覚を刺激するガスを添加する。
4.調湿装置1090を制御し、入口の気流或いは輸送流体の第一流体導管102、温度均等装置101、第二流体導管103、排出気流、温度が調節される空間の湿度を調節する。5.排水装置1091を制御し、第一流体導管102、温度均等装置101、第二流体導管103の水溜まりを排除する。本装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0034】
前述の図1に示す自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中に述べたガス物質添加装置1084は、自然の熱エネルギーを利用した給気システムへの応用ができる以外に、また、伝統的な中間貯熱体未設置の自然の熱エネルギーを均等温度で給気するシステムまたは一般養殖温室または貯蔵倉庫などの室内空間の給気するシステムへの応用もできる。人体、動物、植物に有益なガス物体を送り込み、或いは、気流によって運ばれる微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、物品保護に有利なガス物体または微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、匂いが分かるガス物体或いは微粉粒体或いは霧状液体を送り込むことができる。
【0035】
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、また、すでに伝統的な温度調節装置を設置した温度が調節される空間と外部の温度差環境の間に設置し、漸進的な温度差隔離を構成することができる。それは下記を含む。
温度が調節される空間の需要温度は、温度均等装置101によって温度を調節してから、更に温度が調節される空間に入る気流の温度より高い。しかし、気流の温度均等装置101を経た後の温度が入口の気流の温度より高いとき、本実施形態のシステムは気流に対して予熱機能を提供することができる。
【0036】
或いは、温度が調節される空間の需要温度は、温度均等装置101によって温度を調節してから、更に温度が調節される空間に入る空気の温度より低い。しかし、温度均等装置101を経た後の新鮮空気の温度が入口の気流の温度より低いとき、本実施形態のシステムは気流に対して予冷機能を提供することができる。
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、終端出力の気流は温度が調節される空間と環境に対して正圧を形成するので、温度調節及び新鮮な空気を供給できる上に、同時に下記の一種或いは一種以上の応用機能を持ち、それは下記を含む。
【0037】
1.本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、もし温度が調節される空間に建物の内部或いは室内を選択する場合、室外から建物の内部に対して新鮮な気流を送り込むとき、温度が調節される空間の内部は外部に対して正圧を形成し、空気を排出するので、外部粉塵及び汚染空気は温度が調節される空間の内部に逆流しにくい機能がある。
【0038】
2.本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、もし温度が調節される空間に都市の中の開放空間を選択する場合、都市外部から都市の中の開放空間に対して新鮮な気流を送り込むとき、温度調節及び新鮮な空気を供給できる上に、また、都市全体に対して外部に向かって拡散する正圧の気流を形成するので、特に、盆地地形に位置する都市に対して常に高層気流の停滞現象或いはサンドストームなどを形成するので、空気品質の悪化現象を改善する機能がある。
【0039】
3.本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、もし選択された温度が調節される空間と第一流体導管102の気流の入口端の外部周辺とが異なる気候形態に属する場合、温度調節ができる上に、また、気流の供給を通して、気候を微調整することができる。
【0040】
4.本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、もし温度が調節される空間に家屋空間、倉庫空間、植物植栽或いは栽培、動物養殖、水産の室内空間或いは半密閉空間或いは開放区域を選択するとき、温度調節ができる上に、また、気流の供給を通して、人体、動物、植物に有益なガス物体を送り込み、或いは、気流によって運ばれる微粉粒体や霧状物体を送り込み、或いは、物品保護に有利なガス物体や微粉粒体または気流によって運ばれる微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、匂いが分かるガス物体或いは微粉粒体や霧状液体を送り込むことができる。
【0041】
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、空間の調温及び換気へ応用するとき、更に下記システムの構造形態にすることができる。それは下記を含む。
新鮮な空気を圧動して、海洋、湖、池、河川、人工池に埋設、沈置、ぶら下がり、漂う中間貯熱体1000に覆われる温度均等装置101を流れ通って、船室或いはその他設備に対して新鮮な空気を供給し、及び温度を調節する。
【0042】
新鮮な空気を圧動して、地下に埋め、或いは、海洋、湖、池、河川、人工池に沈置、ぶら下がり、漂う中間貯熱体1000に覆われる温度均等装置101を流れ通って、陸上の建築空間に対して新鮮な空気を供給し、及び温度を調節する。
新鮮な空気を圧動して、地層に埋設される中間貯熱体1000に覆われる温度均等装置101を流れ通って、陸上の建築空間に対して新鮮な空気を供給し、及び温度を調節する。
【0043】
上述のシステムを通して、我々は下記の効果が得られる。
1.温度均等装置101と自然の熱マトリックス100との間の温度均等装置101を覆う中間貯熱体1000の設置を通して、中間貯熱体1000は良い熱伝導係数及びより大きい単位熱容量比特性を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックスより優れている材料によって構成されている。しかも、システムの稼動、停止を問わず、持続して自然の熱マトリックス100の熱エネルギーを飽和まで吸収、貯蔵し、温度均等装置101に対してより速やかにより大きい熱容量の熱エネルギーを提供する。
【0044】
2.早期の設備固定コスト及びその後の圧動のエネルギーのみがあれば、特定の温度が調節される空間に対して新鮮な空気を供給し、及び空気に対して温度調節機能を行い、必要なエネルギーが減少される。
3.建物の室内温度が調節される空間に対して新鮮な気流を送り、及び熱エネルギーを輸送し、人体健康に有益な新鮮な気流を供給し、また、室外に対して正圧を形成し、空気を排出するので、汚染空気及び粉塵の室内への流れ込みが減少する。
【0045】
4.団地、都市、工場区域、学校などの開放式温度が調節される空間へ応用し、新鮮な空気を送り、及び熱エネルギーを輸送し、人体健康に有益な新鮮な気流を供給し、また、周辺全体に向かって散逸する正圧気流を形成するので、停滞している汚染空気の外部への拡散が速くなる。
【0046】
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、更に自然の熱マトリックスの熱エネルギーを通して、間接に温度が調節される空間へ伝送される気流に対して温度を調節する方式を採用し、室内或いは室外空間に対して温度を調節することができる。
【0047】
図11に本実施形態の中間貯熱体を持つ熱エネルギーは間接に貯熱輸送体を経て、温度が調節される空間に対して閉路式温度調節を行う構造の模式図を示す。図中の主な構成は下記を含む。
能動温度均等装置201は、内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列接続する流体通路の導熱体によって構成されている。一個或いは数個の能動温度均等装置201を設置し、直列接続、並列接続、直並列接続することを選択し、中間貯熱体1000の中に設置し、或いは、同一構造または隣接結合する。
【0048】
中間貯熱体1000を能動温度均等装置201と自然の熱マトリックス100との間に設置し、能動温度均等装置201は良い熱伝導係数の材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成されている。或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成され、直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって能動温度均等装置201の機能を構成し、及びニーズによって能動温度均等装置201の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造を設置し、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造を設置し、吸熱及び放熱効果を高める。能動温度均等装置201は、少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、熱エネルギー流体輸送配管202と接続する。また、熱エネルギー輸送流体203を圧動する流体ポンプ204を通して、熱エネルギー輸送流体203の循環は能動温度均等装置201と受動温度均等体205との間を流れ、熱エネルギーを輸送する。
【0049】
図12に図11の実施形態の一個の能動温度均等装置201を一個の中間貯熱体1000に設置する構造の模式図を示す。
図13に図11の実施形態の少なくとも二個の能動温度均等装置201の流体導管を一個の中間貯熱体1000に直列接続する構造の模式図を示す。
図14に図11の実施形態の少なくとも二個の能動温度均等装置201の流体導管を一個の中間貯熱体1000に並列接続する構造の模式図を示す。
【0050】
図15に図11の実施形態の少なくとも三個の能動温度均等装置201の流体導管を一個の中間貯熱体1000に直並列接続する構造の模式図を示す。
中間貯熱体1000は、能動温度均等装置201及び外部の自然の熱マトリックス100と異なる材料によって構成され、少なくとも一個の中間貯熱体1000を通して、能動温度均等装置201と同一構造体をなし、同一構造または組立てまたは隣接して設置し、或いは、一個または数個を直列または並列または直並列に接続する能動温度均等装置201の周辺と外部の自然の熱マトリックス100との間に充填することを含む。
【0051】
能動温度均等装置201と中間貯熱体1000の同一構造体が二個或いは二個以上であるとき、自然の熱マトリックス100の中に分散設置し、自然の熱マトリックス100は自然界のより大きくかつ安定な貯熱容量を持つ地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などの固体或いは液体貯熱体によって構成されている。中間貯熱体1000の構成材料の熱伝導係数及び/或いは単位熱容量比の二者或いはその中の一つは、中間貯熱体1000の外部の自然の熱マトリックス100より優れている。
【0052】
中間貯熱体1000は固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、直接に自然の熱マトリックス100の間に設置し、或いは、選択した貯熱物質の材料性質に合わせて、または、構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって貯熱物体の外部に設置することを選択する。良い熱伝導係数である材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造を構成することによって、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100の相対的な空間的位置関係を制限や隔離し、熱伝導を高める。
【0053】
上述の貯熱物質と自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間の熱伝導面は平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造であることによって、熱伝導効果を高める。また、中間貯熱体が持っているより良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比の特性を通して、周辺の安定温度である自然の熱マトリックス100の熱エネルギーを吸収する。中間貯熱体はより大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、能動温度均等装置201に対してより大きい熱エネルギーを伝送する。
【0054】
図16に図11の実施形態の少なくとも二個の中間貯熱体1000と能動温度均等装置201の同一構造体を自然の熱マトリックス100に分散設置し、かつ流体導管を直列接続する構造の模式図を示す。
図17に図11の実施形態の少なくとも二個の中間貯熱体1000と能動温度均等装置201の同一構造体を自然の熱マトリックス100に分散設置し、かつ流体導管を並列接続する構造の模式図を示す。
【0055】
図18に図11の実施形態の少なくとも三個の中間貯熱体1000と能動温度均等装置201の同一構造体を自然の熱マトリックス100に分散設置し、かつ流体導管を直並列接続する構造の模式図を示す。
熱エネルギー流体輸送配管202は、クローズドループ配管で、内部に熱エネルギー輸送流体203が詰め込まれ、流体ポンプ204に圧動され、中間貯熱体1000に設置する能動温度均等装置201と受動温度均等体205との間で循環し、熱エネルギーを伝送する。
【0056】
熱エネルギー輸送流体203は、流体ポンプ204を通して圧動され、熱エネルギー流体輸送配管202の中で流れて循環する。また、中間貯熱体1000に設置する能動温度均等装置201を流れ通って、中間貯熱体1000の熱エネルギーを熱エネルギー輸送流体203を経て、受動温度均等体205へ伝送する。熱エネルギー輸送流体203は、通常、水または油またはその他液体または空気またはその他貯熱量がより大きい液体またはガスを採用して構成する。
流体ポンプ204は、電力或いはその他機械力によって各種流体ポンプを駆動し、一段或いは一段以上の流体ポンプ204によって構成され、増圧圧送を行い、熱エネルギー輸送流体203を能動圧送し、熱エネルギー流体輸送配管202の中での流動を含む。
【0057】
受動温度均等体205は、システムに少なくとも一個の受動温度均等体205を設置し、中間貯熱体1000に設置する能動温度均等装置201からの熱エネルギーを熱エネルギー流体輸送配管202の内部の熱エネルギー輸送流体203を経て輸送する。受動温度均等体205の設置方式は、ニーズによって一個を設置し、或いは、二個または二個以上の受動温度均等体205を設置する。受動温度均等体205の熱エネルギー流体輸送配管202を直列接続または並列接続または直並列接続し、受動温度均等体205は下記の位置を選択して設置することができる。それは下記を含む。
【0058】
1.受動温度均等体205を室内空間または半密閉空間または開放区域によって構成される温度が調節される空間に設置し、熱エネルギーを温度が調節される空間へ放出し、冷却或いは加熱を行う。受動温度均等体205の外部には平滑面或いはニーズによって翼状構造を設置し、或いは、更なるニーズによって気流を送る扇風機の設置を選択する。或いは、
2.受動温度均等体205を温度が調節される空間を構成する構造体の内部、例えば、壁、柱、梁、床、地中浅層、屋上内部に設置し、閉路循環の熱エネルギー輸送流体203が輸送する熱エネルギーを受け、冷却或いは加熱を行う。或いは、
【0059】
3.受動温度均等体205とエアコン装置の散熱器を熱伝導の同一構造にし、温度を均等に冷却或いは加熱する。或いは、
4.受動温度均等体205と気流或いは液流の熱交換器(heat excahanger)を熱伝導の同一構造にし、温度均等冷却或いは加熱を行う。或いは、
5.受動温度均等体205と気流或いは液流に対して熱回収換気装置(heat reconverter)を熱伝導の同一構造にし、温度を均等に冷却或いは加熱する。或いは、
6.受動温度均等体205を設定温度範囲に作動する機械工具、例えば、機械または生産設備或いは内燃または外燃エンジン或いは変圧器または回転電機或いは貯電装置などの構造体に設置し、或いは、熱エネルギー輸送流体203を導入して、上述の機械工具の調温配管に設置し、受動温度均等体205と機械工具を同一構造にし、熱エネルギー輸送流体203を通過し、温度を均等に冷却或いは加熱する。
【0060】
ろ過装置206は、取り外せるきれいな熱エネルギー輸送流体203のろ過構造によって構成され、配管閉塞を防止し、及び簡単に掃除ができ、ニーズによって閉路循環の熱エネルギー流体輸送配管202の中の任意位置、例えば、吸入口或いは出口或いは中間或いは多箇所に設置することができる。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0061】
流量調節装置207は、ニーズによって人工或いは機械力で熱エネルギー輸送流体203の流量の大小を制御、調整する。その調節方式は、もしシステムが流体の閉路循環式であれば、直列接続を通して、制御する。或いは、並列接続の分流制御の方式で、流量調節装置207の流量を制御し、更に、受動温度均等体の熱エネルギー輸送流体203を流れ通る流量を調節し、温度が調節される空間への輸送或いは温度が調節される空間を構成する構造体内の受動温度均等体205に流れる熱エネルギー輸送流体203の流量を変更させ、受動温度均等体205の熱エネルギーを制御する。もし受動温度均等体205の本体に流体ポンプ204を配置するときも、配置した流体ポンプ204の圧動量を通して、放出熱エネルギーを調節する。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0062】
温度測定装置1082は、温度が調節される空間に設置し、温度を検査測定し、或いは、気流の入口或いは出口に設置し、温度を検査測定し、また、メッセージを送信する。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
調節補助装置209は、もし能動温度均等装置201の温度がニーズを満足することができない場合、温度が調節される空間に調節補助装置209を追加設置する。図19に図11のシステムに調節補助装置を追加設置するシステムの実施形態の模式図を示す。中間貯熱体1000から熱エネルギー輸送流体203を通して、受動温度均等体205から出力の熱エネルギーへ伝送し、更に伝統的な燃焼或いは電熱或いはソーラーエネルギーなどの加温装置によって構成される調節補助装置へ入力して昇温し、或いは、更に伝統的な降温調節装置によって構成される調節補助装置へ入力して降温することを含む。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0063】
制御ユニット208は、機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、人工或いは電力或いは機械力の操作で、温度が調節される空間或いは温度が調節される構造体に設置する温度測定装置及び自然の熱マトリックス100に設置する温度測定装置1082の信号を制御することによって、流体ポンプ204と流量調節装置207の作動を制御することを含む。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0064】
図11から図19に実施形態を述べ、そのシステムの構成方式は下記を含む。
中間貯熱体1000は、埋設、沈置、ぶら下がり、或いは、海洋、湖、池、河川、人工池に漂い、能動温度均等装置201を中間貯熱体1000の中に設置し、或いは、同一構造の結合または隣接結合する。能動温度均等装置201の流体の入口端と出口端に熱エネルギー流体輸送配管202を設置し、また、陸上建物の本体構造または建物内部空間または外部空間または地表の受動温度均等体205まで延伸し、閉路回路を構成する。流体ポンプ204の圧動による熱エネルギー輸送流体203を通して、陸上建物の本体構造または建物内部空間または外部空間または地表の受動温度均等体205に対して閉路の温度調節をする。
【0065】
地層に埋設している中間貯熱体1000によって能動温度均等装置201を覆い、或いは、同一構造の結合或いは隣接結合する。能動温度均等装置201の流体の入口端と出口端に熱エネルギー流体輸送配管202を設置し、また、陸上建物の本体構造或いは建物内部空間或いは外部空間或いは地表の受動温度均等体205まで延伸し、閉路回路を構成する。流体ポンプ204によって圧動される熱エネルギー輸送流体203を通して、陸上建物の本体構造または建物内部空間または開放的な外部空間または地表の受動温度均等体205に対して閉路の温度調節をする
【0066】
前述の図3から図10に示す自然の熱エネルギーを利用した給気システムの実施形態の中で、中間貯熱体1000を設置し、温度均等装置101に更に自然の熱マトリックス100を設置する構造は下記の通りである。
1.図20に固体或いは膠状物質によって構成する中間貯熱体を自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
【0067】
図20に示すのは、固体或いは膠状物質によって構成する中間貯熱体1000である。固体或いは膠状物質によって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する。
【0068】
2.或いは、 図21に密閉できるケースボディーの中に液体またはガスまたは膠状または固体物質を置き、中間貯熱体を構成し、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図21に示すのは、密閉できるケースボディー1001の中に液体またはガスまたは膠状または固体物質を置き、中間貯熱体1000を構成する。密閉できるケースボディー1001の中の液体またはガスまたは膠状または固体物質によって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する。密閉できるケースボディー1001は、密閉構造或いは開閉可能な封蓋構造を設置することによって構成される。
【0069】
密閉できるケースボディー1001は、更に少なくとも一個の流体流入配管111を設置し、及び少なくとも一個の流体流出配管112を設置し、流体を流入及び流出させる。密閉できるケースボディー1001の中の流体は、例えば、水道水からの水流或いはその他給水システムの水流或いは自然水源の水流を連続して更換することにより、温度差を維持する。本実施形態の密閉できるケースボディー1001は、ニーズによって流体流入配管111或いは流体流出配管112に応用管理と制御に合わせて下記の一種或いは一種以上の補助装置を設置する。それは下記を含む。
【0070】
(1)流体ポンプ204を設置し、流体を能動圧送することによって、流体を流動させるために、自然流体の流動エネルギーに協力し、或いは、取り代わる。
(2)ろ過装置206を設置し、流体をろ過し、ろ過装置は固定式であり、または、更に制御ユニット308で制御される。
(3)流量調節装置207を設置し、流量を調節する。
【0071】
(4)流量計2083を設置し、流量計2083を地層中、地下、地表に設置し、通過する流体の流量を測定する。
(5)制御ユニット308を設置する。制御ユニット308は、機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、人工操作または電力または機械力の制御を含む。流体ポンプ204、ろ過装置206、流量調節装置207、流量計2083の作動を制御し、及びニーズによって流量計2083の流量を表示する。
【0072】
図22は、図21の実施形態に流体流入配管及び流体流出配管を設置する構造を示す模式図である。
密閉できるケースボディー1001は、ニーズによって良好の熱伝導係数を持つ材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特定選択しない。
【0073】
3.或いは、図23に開放槽の中に液体または膠状物質または固体を置き、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図23に上に向かって開放する槽状のケースボディー1002の中に液体または膠状または固体物質を置き、中間貯熱体1000を構成することを示す。上に向かって開放する槽状のケースボディー1002の中に液体または膠状または固体物質を置き、構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する。
【0074】
上に向かって開放する槽状のケースボディー1002は、更に少なくとも一個の流体流入水路113と流体流入配管111の二者或いはその中の一つを設置し、及び少なくとも一個の流体流出水路114と流体流出配管112の二者或いはその中の一つを設置し、流体を流入及び流出させる。上に向かって開放する槽状のケースボディー1002の中の流体は、例えば、水道水からの水流或いはその他給水システムの水流或いは自然水源の水流を連続して更換することにより、温度差を維持する。本実施形態の上に向かって開放する槽状のケースボディー1002は、ニーズによって流体流入配管111或いは流体流出配管112或いは流体流入水路113或いは流体流出水路114に応用管理と制御に合わせて下記の一種或いは一種以上の補助装置を設置する。それは下記を含む。
【0075】
(1)流体ポンプ204を設置し、流体を能動圧送することによって、流体を流動させるために、自然流体の流動エネルギーに協力し、或いは、取り代わる。
(2)ろ過装置206を設置し、流体をろ過し、ろ過装置は固定式であり、または、更に制御ユニット308でろ過装置を制御する。
(3)流量調節装置207を設置し、流量を調節する。
(4)流量計2083を設置し、流量計2083を地層中、地下、地表に設置し、通過する流体の流量を測定する。
【0076】
(5)制御ユニット308を設置する。制御ユニット308は、機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、人工操作または電力または機械力の制御を含む。流体ポンプ204、ろ過装置206、流量調節装置207、流量計2083の作動を制御し、及びニーズによって流量計2083の流量を表示する。
【0077】
図24は、図23の実施形態に設置する流体流入配管及び流体流出配管の構造を示す模式図である。図25は、図23の実施形態に設置する流体流入水路及び流体流出水路の構造を示す模式図である。図26は、図23の実施形態に同時に流体流入配管及び流体流入水路を設置し、及び流体流出配管及び流体流出水路を設置する構造を示す模式図である。
上に向かって開放する槽状のケースボディー1002は、ニーズによって良い熱伝導係数を持つ材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0078】
4.或いは、図27に多顆粒状或いは多塊状固体によって中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する実施形態を示す模式図を示す。説明は下記の通りである。
図27に多顆粒状或いは多塊状固体によって中間貯熱体1000を構成することを示す。多顆粒状或いは多塊状固体によって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する。
【0079】
5.或いは、図28に網状構造で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図28に網状構造1003で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体1000を構成することを示す。網状構造1003で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者の特性は全て外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する。網状構造の構成材料は、ニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0080】
6.或いは、図29に多孔状構造で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図29に多孔状構造1004で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体1000を構成することを示す。多孔状構造1004で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する。多孔状構造の構成材料は、ニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0081】
7.或いは、図30は柵状構造で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する実施形態を示す模式図である。説明は下記の通りである。
図30に柵状構造1005で多顆粒状或いは多塊状構造を覆うことによって、中間貯熱体1000を構成することを示す。柵状構造1005で多顆粒状或いは多塊状構造を覆うことによって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する。
【0082】
柵状構造の構成材料は、ニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。前述の図3から図10に示す自然の熱エネルギーを利用した給気システムの実施形態の中で、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に、更に図31は温度均等装置101の中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向の輻射状導熱補助装置2000を設置する実施形態を示す模式図である。
【0083】
図31に示す説明は下記の通りである。
製作及び設計コストを考慮し、及び中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間の熱伝導効果を高めるために、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向の輻射状導熱補助装置2000を設置することによって、熱エネルギー輸送効果を高める。その設置方式は下記を含む。
【0084】
輻射状導熱補助装置2000は、良い熱伝導係数を持つ材料によって構成され、平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向の輻射状の少なくとも一個の柱状または片状または翼状に延伸する導熱装置である。その構造は、中が詰まった或いは中空構造で、中に導熱充填物を含むことによって構成され、或いは、ヒートパイプ構造によって構成され、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間にある輻射状導熱補助装置2000に設置する。
【0085】
輻射状導熱補助装置2000は、更に中空構造で中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって取り代わる。図32に本実施形態の中空構造で、その中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成し、温度均等装置101の中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に中空構造があって、その中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置の模式図を示す。
【0086】
図32に本実施形態の中空構造であって、その中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置2001を示す。その設置方式は下記の通りである。
もし中間貯熱体1000を直接に自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する場合、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプ構造を含む輻射状導熱補助装置2001は、平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向になって、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に延伸して設置し、また、平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向になって、中間貯熱体1000及び自然の熱マトリックス100の内部まで延伸することによって、熱エネルギー輸送効果を高める。
【0087】
もし中間貯熱体1000を良い熱伝導係数を持つ容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数を持つ網状隔離構造或いは柵状隔離構造或いは多孔状隔離構造に設置する場合、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置2001は、良い熱伝導係数を持つ容器状のケースボディー構造と結合し、或いは、良い熱伝導係数を持つ網状或いは柵状或いは多孔状隔離構造と結合し、中間貯熱体1000に向かい、及び自然の熱マトリックス100に向かう二者或いはその中の一つは平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向になる。中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置2001を設置することによって、熱伝導効果を高める。
【0088】
前述の図11から図19に示す自然の熱エネルギーを利用した給気システムの実施形態に中間貯熱体1000を設置し、能動温度均等装置201に更に自然の熱マトリックス100を設置する構造は下記の通りである。
8.図33に固体或いは膠状物質によって構成する中間貯熱体を自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
【0089】
図33に示すのは、固体或いは膠状物質によって構成する中間貯熱体1000である。固体或いは膠状物質によって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する。
【0090】
9.或いは、図34に密閉できるケースボディーの中に液体またはガスまたは膠状または固体物質を置き、中間貯熱体を構成し、自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図34に示すのは、密閉できるケースボディー1001の中に液体またはガスまたは膠状または固体物質を置き、中間貯熱体1000を構成する構造である。密閉できるケースボディー1001の中に液体またはガスまたは膠状または固体物質によって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する。密閉できるケースボディー1001は、密閉構造或いは開閉可能な封蓋構造を設置することによって構成される。
【0091】
密閉できるケースボディー1001は、更に少なくとも一個の流体流入配管111を設置し、及び少なくとも一個の流体流出配管112を設置し、流体を流入及び流出させる。密閉できるケースボディー1001の中の流体は、例えば、水道水からの水流或いはその他給水システムの水流或いは自然水源の水流を連続して更換することにより、温度差を維持する。本実施形態の密閉できるケースボディー1001は、ニーズによって流体流入配管111或いは流体流出配管112に応用管理と制御に合わせて下記の一種或いは一種以上の補助装置を設置する。それは下記を含む。
【0092】
(1)流体ポンプ204を設置し、流体を能動圧送することによって、流体を流動させるために、自然流体の流動エネルギーに協力し、或いは、取り代わる。
(2)ろ過装置206を設置し、流体をろ過し、ろ過装置は固定式であり、または、更に制御ユニット308を設置し、ろ過装置を制御する。
(3)流量調節装置207を設置し、流量を調節する。
【0093】
(4)流量計2083を設置し、流量計2083を地層中、地下、地表に設置し、通過する流体の流量を測定する。
(5)制御ユニット308を設置する。制御ユニット308は、機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、人工操作または電力または機械力の制御を含む。流体ポンプ204、ろ過装置206、流量調節装置207、流量計2083の作動を制御し、及びニーズによって流量計2083の流量を表示する。
【0094】
図35は、図34の実施形態に流体流入配管及び流体流出配管を設置する構造の模式図である。
密閉できるケースボディー1001は、ニーズによって良好の熱伝導係数を持つ材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0095】
10.或いは、図36に開放槽の中に液体または膠状物質または固体を置き、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図36に上に向かって開放する槽状のケースボディー1002の中に液体または膠状または固体物質を置き、中間貯熱体1000を構成することを示す。上に向かって開放する槽状のケースボディー1002の中に液体または膠状または固体物質を置き、構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する。
【0096】
上に向かって開放する槽状のケースボディー1002は、更に少なくとも一個の流体流入水路113或いは流体流入配管111の二者或いはその中の一つを設置し、及び少なくとも一個の流体流出水路114或いは流体流出配管112の二者或いはその中の一つを設置し、流体を流入及び流出させる。上に向かって開放する槽状のケースボディー1002の中の流体は、例えば、水道水からの水流或いはその他給水システムの水流或いは自然水源の水流を連続して更換することにより、温度差を維持する。本実施形態の上に向かって開放する槽状のケースボディー1002は、ニーズによって流体流入配管111或いは流体流出配管112或いは流体流入水路113或いは流体流出水路114に応用管理と制御に合わせて下記の一種或いは一種以上の補助装置を設置する。それは下記を含む。
【0097】
(1)流体ポンプ204を設置し、流体を能動圧送することによって、流体を流動させるために、自然流体の流動エネルギーに協力し、或いは、取り代わる。
(2)ろ過装置206を設置し、流体をろ過し、ろ過装置は固定式であり、または、更に制御ユニット308を設置し、ろ過装置を制御する。
(3)流量調節装置207を設置し、流量を調節する。
【0098】
(4)流量計2083を設置し、流量計2083を地層中、地下、地表に設置し、通過する流体の流量を測定する。
(5)制御ユニット308を設置する。制御ユニット308は、機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、人工操作または電力または機械力の制御を含む。流体ポンプ204、ろ過装置206、流量調節装置207、流量計2083の作動を制御し、及びニーズによって流量計2083の流量を表示する。
【0099】
図37は、図36の実施形態に設置する流体流入配管及び流体流出配管の構造の模式図である。図38は、図36の実施形態に設置する流体流入水路及び流体流出水路の構造の模式図である。図39は、図36の実施形態に同時に流体流入配管及び流体流入水路を設置し、及び流体流出配管及び流体流出水路を設置する構造の模式図である。
上に向かって開放する槽状のケースボディー1002は、ニーズによって良い熱伝導係数を持つ材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0100】
11.或いは、図40に多顆粒状或いは多塊状固体によって中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図40に多顆粒状或いは多塊状固体によって中間貯熱体1000を構成することを示す。多顆粒状或いは多塊状固体によって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する。
【0101】
12.或いは、図41に網状構造で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図41に網状構造1003で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体1000を構成することを示す。網状構造1003で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する。網状構造の構成材料は、ニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0102】
13.或いは、図42に多孔状構造で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図42に多孔状構造1004で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体1000を構成することを示す。多孔状構造1004で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する。多孔状構造の構成材料は、ニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0103】
14.或いは、図43は、柵状構造で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図である。説明は下記の通りである。
図43に柵状構造1005で多顆粒状或いは多塊状構造を覆うことによって、中間貯熱体1000を構成することを示す。柵状構造1005で多顆粒状或いは多塊状構造を覆うことによって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する。柵状構造の構成材料は、ニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0104】
前述の図11から図19に示す自然の熱エネルギーを利用した給気システムの実施形態の中で、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に、更に図44は能動温度均等装置201の中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向の輻射状導熱補助装置2000を設置する実施形態の模式図である。
【0105】
図44の説明は下記の通りである。
製作及び設計コストを考慮し、及び中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間の熱伝導効果を高めるために、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向の輻射状導熱補助装置2000を設置することによって、熱エネルギー輸送効果を高める。その設置方式は下記を含む。
【0106】
輻射状導熱補助装置2000は、良い熱伝導係数を持つ材料によって構成され、平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向の輻射状の少なくとも一個の柱状または片状または翼状に延伸する導熱装置である。その構造は、中が詰まった或いは中空構造で、中に導熱充填物を含むことによって構成され、或いは、ヒートパイプ構造によって構成され、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間にある輻射状導熱補助装置2000に設置する。
【0107】
輻射状導熱補助装置2000は、更に中空構造で中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって取り代わる。図45に本実施形態の中空構造で、その中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成し、能動温度均等装置201の中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間が中空構造であって、その中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置の構造の模式図を示す。
【0108】
図45に実施形態の中に、中空構造であって、その中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置2001を示す。その設置方式は下記の通りである。
もし中間貯熱体1000を直接に自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する場合、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプ構造を含む輻射状導熱補助装置2001は、平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向になって、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に延伸して設置する。また、平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向になって、中間貯熱体1000及び自然の熱マトリックス100の内部まで延伸することによって、熱エネルギー輸送効果を高める。
【0109】
もし中間貯熱体1000を良い熱伝導係数を持つ容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数を持つ網状隔離構造或いは柵状隔離構造或いは多孔状隔離構造に設置する場合、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置2001は、良い熱伝導係数を持つ容器状のケースボディー構造と結合し、或いは、良い熱伝導係数を持つ網状或いは柵状或いは多孔状隔離構造と結合し、中間貯熱体1000に向かい、及び自然の熱マトリックス100に向かう二者或いはその中の一つは平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向になって、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置2001を設置することによって、熱伝導効果を高める。
【0110】
上述の図3から図45の実施形態の中に発表した各種中間貯熱体の構成及び設置方式は、説明するために例を挙げただけで、本実施形態の応用方式を制限することではなく、その他全ての本実施形態に発表した自然の熱マトリックス100と両端に別々に第一導管が設置されている温度均等体との間に革新的に中間貯熱体1000を設置する。中間貯熱体100は良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つが外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れている各種中間貯熱体の構成及び設置方式に適合している場合は、全て本実施形態の範囲に属する。
【0111】
上述のシステムを通して、設置するときの設備固定コスト及びその後の圧動のエネルギーのみがあれば、特定空間の温度調節機能が得られ、また、大量のエネルギーが節約される。
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中で、中間貯熱体1000と温度均等装置101は同一構造または組立てまたは隣接して設置し、或いは、一個または数個を直列または並列または直並列に接続する温度均等装置101の周辺に充填し、同一構造の装置を構成する。温度均等装置101は内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列に接続する流体通路の導熱体によって構成され、一個或いは多数個の温度均等装置101を設置し、直列または並列接続または直並列接続の選択が可能で、中間貯熱体1000の中に設置し、或いは、同一構造または隣接結合することによって、自然の熱マトリックス100を設置する。
【0112】
温度均等装置101は、良い熱伝導係数の材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成され、或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成される。直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって温度均等装置101を構成し、及びニーズによって温度均等装置101の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造の設置を選択し、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造を設置することによって、吸熱及び放熱効果を高める。温度均等装置101は、少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、別々に第一流体導管102及び第二流体導管103と接続する。
【0113】
少なくとも一個の中間貯熱体1000は、固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、温度均等装置101と同一構造または組立てまたは隣接して設置し、或いは、一個または数個の直列または並列または直並列に接続する温度均等装置101の周辺に充填する。中間貯熱体1000の構成材料の熱伝導係数及び単位熱容量比は、地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などに設置する固体或いは液体の自然の熱マトリックス100より優れている。
【0114】
中間貯熱体1000は、直接に温度均等装置101に設置することができ、或いは、選択使用する貯熱物質材料の性質に合わせて、または、構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって中間貯熱体1000の外部に良い熱伝導係数を持つ材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造の構成を選択し、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100の相対的な空間的位置関係を制限や隔離する。
【0115】
中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100と温度均等体との間の熱伝導面は、平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造にすることができ、熱伝導効果を高める。中間貯熱体はより良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100の熱エネルギーを吸収する。中間貯熱体1000はより大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、温度均等装置101に対してより大きい熱エネルギーを伝送する。
【0116】
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中で、中間貯熱体1000と能動温度均等装置201は同一構造または組立てまたは隣接して設置し、或いは、一個または数個を直列または並列または直並列に接続する能動温度均等装置201の周辺に同一構造の装置を構成することができる。能動温度均等装置201は、内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列に接続する流体通路の導熱体によって構成され、一個或いは多数個の能動温度均等装置201を設置し、直列または並列接続または直並列接続の選択が可能で、中間貯熱体1000の中に設置し、或いは、同一構造または隣接結合することによって、自然の熱マトリックス100を設置する。
【0117】
能動温度均等装置201は、良い熱伝導係数を持つ材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成され、或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成される。直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって能動温度均等装置201を構成し、及びニーズによって能動温度均等装置201の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造の設置を選択し、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状導熱構造を設置することによって、吸熱及び放熱効果を高める。能動温度均等装置201は、少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、別々に第一流体導管102及び第二流体導管103と接続する。
【0118】
少なくとも一個の中間貯熱体1000は、固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、能動温度均等装置201と同一構造または組立てまたは隣接して設置し、或いは、一個または数個の直列または並列または直並列に接続する能動温度均等装置201の周辺に充填する。中間貯熱体1000の構成材料の熱伝導係数及び単位熱容量比は、地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などに設置する固体或いは液体の自然の熱マトリックス100より優れている。
【0119】
中間貯熱体1000は、直接に能動温度均等装置201に設置することができ、或いは、選択使用する貯熱物質材料の性質に合わせて、または、構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって中間貯熱体1000の外部に良い熱伝導係数を持つ材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造の構成を選択し、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100の相対的な空間的位置関係を制限や隔離する。
【0120】
中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100と温度均等体との間の熱伝導面は、平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造にすることができ、熱伝導効果を高める。中間貯熱体は、より良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、周りの安定温度である自然の熱マトリックス100の熱エネルギーを吸収する。中間貯熱体1000は、より大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、能動温度均等装置201に対してより大きい熱エネルギーを伝送する。
【0121】
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムに述べたガス物質添加装置1084は、自然の熱エネルギーを利用した給気システムへの応用ができる以外に、また、伝統的な中間貯熱体未設置の自然の熱エネルギーを均等温度で給気するシステムまたは一般養殖温室または貯蔵倉庫などの室内空間の給気するシステムへの応用もできる。人体、動物、植物に有益なガス物体を送り込み、或いは、気流によって運ばれる微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、物品保護に有利なガス物体または微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、匂いが分かるガス物体或いは微粉粒体或いは霧状液体を送り込むことができる。
【0122】
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中で、もし自然の熱マトリックス100或いは中間貯熱体1000が液体或いはガス物体によって構成される場合、熱エネルギー輸送効果を高めるために、更に流体撹拌ポンプ214を設置することができる。自然の熱マトリックス100から中間貯熱体1000を流れ通るガス或いは液体を圧動することにより、自然の熱マトリックス100と中間貯熱体1000との間の熱エネルギー輸送効果を高める。或いは、流体撹拌ポンプ214を通して、中間貯熱体1000の中を流れ通る温度均等装置101或いは能動温度均等装置201を流れ通るガス或いは液体物体を圧動することによって、中間貯熱体1000が温度均等装置101に対して或いは能動温度均等装置201に対して熱エネルギー輸送効果を高める。
【0123】
図46に図3の実施形態の中間貯熱体1000を流体撹拌ポンプ214を設置している液体或いはガス物体によって構成される自然の熱マトリックスに設置し、流体撹拌ポンプ214を通して、液体或いはガス物体を圧動し、温度均等装置101に対して温度均等効果を形成する構造の模式図を示す。
図47に図11の実施形態の中間貯熱体1000を流体撹拌ポンプ214を設置している液体或いはガス物体によって構成される自然の熱マトリックスに設置し、流体撹拌ポンプ214を通して、液体或いはガス物体を圧動し、能動温度均等装置201に対して温度均等効果を形成する構造の模式図を示す。
【0124】
勿論、流体撹拌ポンプ214の圧動を通して、ガス或いは液体物体によって自然の熱マトリックス100を構成する方法は、中間貯熱体の自然の温度均等装置へ応用する以外に、よく使われる自然の熱マトリックス100に直接設置する温度均等装置101へ応用もできる。或いは、能動温度均等装置201のシステムの中で、ガス或いは液体物体によって自然の熱マトリックス100を構成するとき、自然の熱マトリックス100に設置する流体撹拌ポンプ214を通して、自然の熱マトリックス100を流れ通る温度均等装置101或いは能動温度均等装置201を流れ通るガス或いは液体物流を圧動することによって、自然の熱マトリックス100が温度均等装置101に対して或いは能動温度均等装置201に対して熱エネルギー輸送効果を高める。
【0125】
図48に図3の実施形態の中間貯熱体1000を設置しないで、直接に温度均等装置101を液体或いはガス物体を設置した流体撹拌ポンプ214に設置することによって、自然の熱マトリックス100を構成し、流体撹拌ポンプ214を通して液体或いはガス物体を圧動し、温度均等装置101に対して温度均等効果を形成する構造の模式図を示す。
図49に図11の実施形態の中間貯熱体1000を設置しないで、直接に能動温度均等装置201を液体或いはガス物体を設置した流体撹拌ポンプ214に設置することによって、自然の熱マトリックス100を構成し、流体撹拌ポンプ214を通して、液体或いはガス物体を圧動し、能動温度均等装置201に対して温度均等効果を形成する構造の模式図を示す。
【0126】
上述をまとめて見ると、本実施形態のシステムは、自然の熱マトリックスの熱エネルギーを引用し、中間貯熱体構成の温度調節と結合するシステムである。調節温度の熱エネルギーは大自然からきてまた大自然へ戻り、伝統的なエアコン、例えば、冷房と比べると、後者は大量のエネルギーを消費するだけではなく、かつ形成する廃熱は二次公害を形成し、使用するCFCによってオゾン層が破壊され、しかも、供給する空気の質と量が制限される。本実施形態のシステムは、完璧でかつ自然であり、引用する全ての関連装置はすでに成熟したコンポネントであって、実用性と新鋭性は明らかである。
【符号の説明】
【0127】
100:自然の熱マトリックス、101:温度均等装置、102:第一流体導管、103:第二流体導管、104:ポンプ装置、106:ろ過装置、107:流量調節装置、108:制御ユニット、109:調節補助装置、111:流体流入配管、112:流体流出配管、113:流体流入水路、114:流体流出水路、201:能動温度均等装置、202:熱エネルギー流体輸送配管、203:熱エネルギー輸送流体、204:流体ポンプ、205:受動温度均等体、206:ろ過装置、207:流量調節装置、208:制御ユニット、209:調節補助装置、214:流体撹拌ポンプ、308:制御ユニット、1000:中間貯熱体、1001:密閉できるケースボディー、1002:槽状のケースボディー、1003:網状構造、1004:多孔状構造、1005:柵状構造、1081:有害ガス検知器、1082:温度測定装置、1083:流量計、1084:ガス物質添加装置、1090:調湿装置、1091:排水装置、2000:輻射状導熱補助装置、2001:輻射状導熱補助装置、2083:流量計
【技術分野】
【0001】
本発明は、自然の熱エネルギーを利用した給気システムに関する。
【背景技術】
【0002】
伝統的な室温調節システムでは、例えば、冷房のために動力で冷媒圧縮構造を駆動する能動型降温装置によって空間の温度を調節し、暖房のために電気エネルギー或いは物質の燃焼によって熱量を獲得して空間の温度を調節する。このため、長期間にエネルギーを大量に消費するだけではなく、大量の汚染及び廃熱と廃棄物が生じる。上述の欠点に対して、現在は、浅層地熱エネルギーのエアコンへの応用が増えている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、浅層地の熱伝導係数はやや低いため熱エネルギーの輸送は遅く、かつ浅層地の単位熱容量比はやや低いため短時間による大きい熱エネルギーの放出には不利である。このことから、浅層地熱エネルギーのエアコンへの応用は制限されてしまう。
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、その目的は、大きい熱エネルギーを効率的に吸収及び放出できる自然の熱エネルギーを利用した給気システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、自然界の地層、地表、池、湖、河川などの安定温度を持つ自然の熱マトリックスを利用するエアコン応用システム或いは装置に対して、後述するように、両端に別々に流体導管が設置されている温度均等装置と自然の熱マトリックスとの間に中間貯熱体を設置するものである。
中間貯熱体は、良い熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持つものであり、二者或いはその中の一つはその外部に安定温度である自然の熱マトリックスより優れている。中間貯熱体は、固体または膠状または液体またはガスを含む物体によって構成されている。
【0005】
本発明の自然の熱エネルギーを使用した給気システムは、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に上述の中間貯熱体を設置し、温度均等装置の両端に別々に設置された第一流体導管及び第二流体導管により気流を輸送し、温度均等装置を通して通過する気流に対して調温を行い、温度が調節される空間へ気流を輸送する。
中間貯熱体は、より良い熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を有するため、周辺の安定温度である自然の熱マトリックスの熱エネルギーを吸収することができる。また、中間貯熱体は、より高い単位熱容量比を有するためより多い熱エネルギーを貯蔵し、より良い熱伝導係数を有するため、短時間に温度均等装置を経て、温度均等装置を通過するガスに対してより大きい熱エネルギーを有利に放出することができる。
結果として、本発明によると、温度が調節される空間は自然の熱マトリックスに近い熱エネルギーを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】よく使われる気流輸送配管と自然の熱マトリックスとの間の温度均等作用を通して、通過する気流に対して温度を均等調節する構造を示す模式図である。
【図2】よく使われる自然の熱マトリックスと建物との間にある気流輸送配管を自然の熱マトリックスの中の温度均等装置と並列に接続する構造を示す模式図である。
【図3】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムを示す模式図である。
【図4】図3の実施形態の温度均等装置を中間貯熱体に設置する構造を示す模式図である。
【図5】図3の実施形態の温度均等装置の流体導管と中間貯熱体を直列に接続する構造を示す模式図である。
【図6】図3の実施形態の温度均等装置の流体導管と中間貯熱体を並列に接続する構造を示す模式図である。
【図7】図3の実施形態の温度均等装置の流体導管と中間貯熱体を直列に接続する構造を示す模式図である。
【図8】図3の実施形態の中間貯熱体と温度均等装置の同一構造体を自然の熱マトリックスに分散設置して流体導管を直列に接続する構造を示す模式図である。
【図9】図3の実施形態の中間貯熱体と温度均等装置の同一構造体を自然の熱マトリックスに分散設置して流体導管を並列接続する構造を示す模式図である。
【図10】図3の実施形態の中間貯熱体と温度均等装置の同一構造体を自然の熱マトリックスに分散設置して流体導管を直並列接続する構造を示す模式図である。
【図11】本発明の一実施形態による中間貯熱体を持つ自然の熱エネルギーを均等温度で給気する閉路式温度調節システムを示す模式図である。
【図12】図11の実施形態の能動温度均等装置を中間貯熱体に設置する構造を示す模式図である。
【図13】図11の実施形態の能動温度均等装置の流体導管を中間貯熱体に直列接続する構造を示す模式図である。
【図14】図11の実施形態の能動温度均等装置の流体導管を中間貯熱体に並列接続する構造を示す模式図である。
【図15】図11の実施形態の能動温度均等装置の流体導管を中間貯熱体に直並列接続する構造を示す模式図である。
【図16】図11の実施形態の中間貯熱体と能動温度均等装置の同一構造体を自然の熱マトリックスに分散設置して流体導管を直列接続する構造を示す模式図である。
【図17】図11の実施形態の中間貯熱体と能動温度均等装置の同一構造体を自然の熱マトリックスに分散設置して流体導管を並列接続する構造を示す模式図である。
【図18】図11の実施形態の中間貯熱体と能動温度均等装置の同一構造体を自然の熱マトリックスに分散設置して流体導管を直並列接続する構造を示す模式図である。
【図19】図11の実施形態の調節補助装置を追加設置する構造を示す模式図である。
【図20】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図21】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムのケースボディーの中に中間貯熱体を構成して自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図22】図21の実施形態の流体流入配管及び流体流出配管を設置する構造を示す模式図である。
【図23】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの開放槽の中に中間貯熱体を構成して自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図24】図23の実施形態に設置する流体流入配管及び流体流出配管を示す模式図である。
【図25】図23の実施形態に設置する流体流入水路及び流体流出水路を示す模式図である。
【図26】図23の実施形態の同時に流体流入配管及び流体流入水路を設置する構造を示す模式図である。
【図27】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図28】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図29】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図30】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図31】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体と自然の熱マトリックスとの間に輻射状導熱補助装置を設置する構造を示す模式図である。
【図32】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体と自然の熱マトリックスとの間の中空構造の中に輻射状導熱補助装置が設置されている構造を示す模式図である。
【図33】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図34】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムのケースボディーの中に中間貯熱体を構成して自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図35】図34の実施形態の流体流入配管及び流体流出配管を示す模式図である。
【図36】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの開放槽の中に中間貯熱体を構成して自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図37】図36の実施形態の流体流入配管及び流体流出配管を示す模式図である。
【図38】図36の実施形態の流体流入水路及び流体流出水路を示す模式図である。
【図39】図36の実施形態の流体流入配管、流体流入水路、流体流出配管及び流体流出水路を示す模式図である。
【図40】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図41】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図42】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図43】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造を示す模式図である。
【図44】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体と自然の熱マトリックスとの間に輻射状導熱補助装置を設置する構造を示す模式図である。
【図45】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体と自然の熱マトリックスとの間の中空構造の中に輻射状導熱補助装置が設置されている構造を示す模式図である。
【図46】図3の実施形態の中間貯熱体を自然の熱マトリックスに設置して温度均等装置に対して温度均等効果を形成する構造を示す模式図である。
【図47】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中間貯熱体を自然の熱マトリックスに設置する構造を示す模式図である。
【図48】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの直接に温度均等装置を流体撹拌ポンプに設置して自然の熱マトリックスを構成する構造を示す模式図である。
【図49】本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの直接に能動温度均等装置を流体撹拌ポンプに設置して自然の熱マトリックスを構成する構造を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
周知の通り、地球の浅層地は、適切な深さにおいて、冬も夏も熱容量が大きく、地表温度にあまり影響されず安定温度を保つことができる浅層貯熱体を形成している。同様に、地表の海水、湖、河川は、一定深度において安定温度及び巨大な熱容量を持ち、上述の安定温度である自然の熱マトリックス100の熱容量が膨大で、本発明の中で全部を自然の熱マトリックス100と称す。自然の熱マトリックス100の中で、例えば、川の底部は夏では殆ど20℃を超えることがない。
【0008】
地層深度3〜5メートルでは、夏は約18℃で、夏の地表温度と比べると、相対的に低温状態である。高緯度地域では、冬になると、地表温度が零下数十度に下がっても、自然の熱マトリックス100の温度は零度以下になることは殆どなく、水底では約1〜7℃、地層深度5メートルでは約9℃である。ゆえに、自然の熱マトリックス100と建物との間に配管を設置し、新鮮な気流を伝送することがよく見られる。及び導熱材料で製造した気流輸送配管を通して、温度均等装置101を構成し、かつ自然の熱マトリックスとの間に温度均等作用を形成し、通過する気流が均等な温度に調節(図1に示す)されてから、更に温度が調節される空間に進入することによって、低コスト、低エネルギー消耗、低汚染で温度が調節される空間に対して温度調節及び給気するシステムを構成する。
【0009】
また、よく見られる自然の熱マトリックス100と建物との間に気流輸送配管を設置し、自然の熱マトリックス100の中に翼状導熱構造を持つ温度均等装置101(図2に示す)を設置することによって、より良い温度均等調節効果を獲得する。しかし、図1及び図2に示す構造方式では下記に示す原因により熱エネルギー輸送能力が制限されてしまう。
【0010】
1.周知の通り、同じ温度差と同じ単位時間において、自然の熱マトリックスが温度均等装置に対して輸送する熱エネルギーと輸送面積とは比例し、気流輸送配管或いは温度均等装置のサイズとコストとに関連する。このため、もし温度均等装置が大きくなると、コストが高くなり、もし温度均等装置が小さいと、自然の熱マトリックスとの接触面積が限られ、熱エネルギーの輸送は不利になる。
【0011】
2.自然の熱マトリックスが貯蔵している総熱量は大きいが、熱伝導係数が小さいと、熱エネルギーの伝導が遅くなる。気流配管または温度均等装置を通過する気流流量がより大きくなるとき、配管或いは温度均等装置に近い自然の熱マトリックスの温度は、速やかに気流の温度に近づく。配管または温度均等装置から遠い熱エネルギーは熱エネルギーの伝導が遅く、充分な熱エネルギーの輸送を補足できないために、システムの調温作動効果が低くなる。
【0012】
本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、上述の欠点に対して革新的に設計を改善し、主に、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に中間貯熱体を設置する。中間貯熱体の熱伝導係数及び単位熱容量比の二者或いはその中の一つは、周辺の自然の熱マトリックスより優れている。中間貯熱体に設置する温度均等装置の気流の入口と出口に別々に気流輸送配管として給気する第一流体導管及び気流を送出する第二流体導管を設置する。第一流体導管から送り込む新鮮な気流は、温度均等装置を経て、均等な温度に調節されてから、更に第二流体導管を経て、温度が調節される空間へ送られ、温度が調節される空間内の気流と温度均等混合温度を調節された空間の温度に調節する。
【0013】
気流の輸送はメインポンプで圧送し、或いは、分注ポンプで圧送することを選択する。中間貯熱体は自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置し、中間貯熱体によって自然の熱マトリックスの熱エネルギーを吸収し、また、温度均等装置に対して釈熱する。このほかもし上述の気流輸送配管の第一流体導管及び第二流体導管の中間貯熱体に設置される長さが足りるとき、温度均等装置を省略し、良好導熱材料で上述の配管を製造し、中間貯熱体の設置によって均熱機能を構成する。中間貯熱体を増設することによって、自然の熱マトリックスとの間の熱輸送面積を拡大し、及び中間貯熱体の良い単位熱容量比及びより良い熱伝導係数を通して、自然の熱マトリックスからの熱エネルギーをより高い密度の中間貯熱体に貯蔵し、中間貯熱体に設置する気流導管或いは温度均等装置に対して熱エネルギーの輸送効果を高める。
【0014】
本実施形態の革新的なシステムは、断続的な使用への応用が最適で、例えば、学校、事務室、パブリックスペース、家庭建築などの給気調温システムへ応用する。システムの使用を停止するとき、自然の熱マトリックスが遅く持続的に熱エネルギーを単位熱容量比及び熱伝導係数がより良い中間貯熱体へ輸送する。システムが作動するとき、中間貯熱体から温度均等装置に対して貯蔵累積した熱エネルギーを放出し、気流はより短時間で温度均等装置を通過し、速やかに温度を調節し、更に温度が調節される空間へ送られ、また、自然の熱マトリックスは持続して中間貯熱体へ熱エネルギーを輸送することにより、システムの熱エネルギーの提供効果を更に高める。
【0015】
本実施形態を下記の通りに説明する。
図3に本発明の一実施形態による自然の熱エネルギーを利用した給気システムの模式図を示す。図3の主な構成は下記を含む。
温度均等装置101は、内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列に接続する流体通路の導熱体によって構成されている。一個或いは多数個の温度均等装置101を設置し、直列または並列接続または直並列接続の選択が可能である。中間貯熱体1000の中に設置し、或いは、同一構造または隣接結合し、中間貯熱体1000を温度均等装置101と自然の熱マトリックス100との間に設置する。温度均等装置101は良い熱伝導係数の材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成され、或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成されている。直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって温度均等装置101を構成し、及びニーズによって温度均等装置101の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造の設置を選択し、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造を設置することによって、吸熱及び放熱の効果を高める。温度均等装置101は、少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、別々に第一流体導管102及び第二流体導管103と接続する。
【0016】
図4に図3の実施形態の一個の温度均等装置101を一個の中間貯熱体1000に設置する構造の模式図を示す。
図5に図3の実施形態の少なくとも二個の温度均等装置101の流体導管と一個の中間貯熱体1000を直列に接続する構造の模式図を示す。
図6に図3の実施形態の少なくとも二個の温度均等装置101の流体導管と一個の中間貯熱体1000を並列に接続する構造の模式図を示す。
【0017】
図7に図3の実施形態の少なくとも三個の温度均等装置101の流体導管と一個の中間貯熱体1000を直並列に接続する構造の模式図を示す。
第一流体導管102は、少なくとも一個の管状流体導管によって構成され、温度均等装置101の入口に接続し、空気を温度均等装置101へ輸送し、空気を自然の熱マトリックス100の温度に近づける。前述の空気は第一流体導管102の入口端外部の周辺区域より供給する。
【0018】
中間貯熱体1000は、温度均等装置101及び外部の自然の熱マトリックスと異なる材料によって構成されている。少なくとも一個の中間貯熱体1000を通して、温度均等装置101と同一構造体をなし、同一構造または組立てまたは隣接して設置し、或いは、一個または数個を直列または並列または直並列に接続する温度均等装置101の周辺と外部の自然の熱マトリックス100との間に充填することを含む。温度均等装置101と中間貯熱体1000の同一構造体が二個或いは二個以上であるとき、自然の熱マトリックス100の中に分散設置する。
【0019】
自然の熱マトリックス100は、自然界のより大きくかつ安定な貯熱容量を持つ地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などの固体或いは液体貯熱体によって構成されている。中間貯熱体1000の構成材料の熱伝導係数及び/或いは単位熱容量比の二者或いはその中の一つは、中間貯熱体1000の外部の自然の熱マトリックス100より優れている。中間貯熱体1000は、固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、直接に自然の熱マトリックス100の間に設置され、或いは、選択した貯熱物質の材料性質に合わせて、または、構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって貯熱物体の外部に設置することを選択する。
【0020】
良い熱伝導係数である材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造を構成することによって、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100の相対的な空間的位置関係を制限や隔離し、熱伝導を高める。貯熱物質と自然の熱マトリックス100と温度均等体との間の熱伝導面は平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造であることによって、熱伝導効果を高める。また、中間貯熱体が持っているより良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比の特性を通して、周辺の安定温度である自然の熱マトリックス100の熱エネルギーを吸収する。中間貯熱体1000は、より高い単位熱容量比がより大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、最大伝送熱エネルギーを温度均等装置101へ伝送する。
【0021】
図8に図3の実施形態の少なくとも二個の中間貯熱体1000と温度均等装置101の同一構造体を自然の熱マトリックス100に分散設置し、かつ流体導管を分散設置しまた直列に接続する構造の模式図を示す。
図9に図3の実施形態の少なくとも二個の中間貯熱体1000と温度均等装置101の同一構造体を自然の熱マトリックス100に分散設置し、かつ流体導管を並列接続する構造の模式図を示す。
【0022】
図10に図3の実施形態の少なくとも三個の中間貯熱体1000と温度均等装置101の同一構造体を自然の熱マトリックス100に分散設置し、かつ流体導管を直並列接続する構造の模式図を示す。
第二流体導管103は、少なくとも一個の管状流体導管によって構成され、温度均等装置101の出口に接続する。空気を第二流体導管103の少なくとも一個の出口を経由し、選択した少なくとも一個の温度が調節される空間に入れる。それは、建物内部、室内、構造体本体或いは開放空間を含む。
【0023】
ポンプ装置104は、各第一流体導管102或いは各第二流体導管103或いは第一流体導管102及び第二流体導管103の両方に接続するように設置されている。空気を圧動し、接続する第一流体導管102、温度均等装置101及び接続する第二流体導管103を経て、選択温度で調節される空間に入れる。ポンプ装置は、回転による機械力を送って駆動し、或いは、電気エネルギーを送って電動機の電磁効果を回転駆動する動力ポンプ及びオンオフ制御関連或いは風量調整の制御インターフェイスによって構成され、或いは、自然力の風力エネルギーまたは温度差気流を通して、エアポンプを駆動することによって構成されることを含む。
【0024】
以上によって、本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムの主な構造を構成し、システムは更なるニーズによって下記の補助関連装置の設置を選択する。それは、新鮮な空気の入口及び出口にニーズによって有害ガス検知器の設置を選択する。或いは、更なるニーズによって浄化機能を持つろ過装置、流量調節装置、有害ガス検知器、温度測定装置、流量計の設置を選択する。或いは、更なるニーズによって有益なガス或いは芳香ガス供給添加装置の設置を選択する。或いは、ニーズによって調節補助装置、調湿装置、排水装置の設置を含む。補助関連装置は下記を含む。
【0025】
ろ過装置106は、取り外すことができるきれいな気流ろ過構造によって構成される。例えば、活性炭ろ過器を空気の吸入口或いは出口に設置することによって、配管閉塞を防止し、及び簡単に掃除ができる。除塵フィルター及び有害ガスのろ過装置の中に活性炭などを含むろ過装置によって構成されることを含む。本装置は、ニーズによって設置を選択することができる。
【0026】
流量調節装置107は、ニーズによって人工或いは機械力で新鮮な空気の放出量の大小を制御、調整する。調節装置は、ポンプの圧送気流流量を調節する調節装置、或いは、気流の出口にあるガス流量の大小を調節するバルブまたはゲート装置によって構成される。本装置は、ニーズによって設置を選択することができる。
有害ガス検知器1081は、気流の吸入口或いは出口に設置し、温度が調節される空間の人体、動物、植物などの生物或いは物品に対する有害ガスを検査測定し、また、メッセージを送信する。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0027】
温度測定装置1082は、温度が調節される空間に設置し、温度を検査測定する。或いは、空気の入口或いは出口に設置し、温度を検査測定し、また、メッセージを送信する。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
流量計1083は、新鮮な空気流量を累積計算して、計量を記録と表示し、及びメッセージを送信することによって、流量を制御し、或いは、費用計算や統計管理の参考にする。本装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0028】
ガス或いは微粉粒状物質添加装置1084は、人工操作或いは機械力或いは電気エネルギーの信号によって制御し、温度が調節される空間に対して人体、動物、植物に有益なガス物体を送り込み、或いは、気流によって運ばれる微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、物品保護に有利なガス物体または微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、匂いが分かるガス物体或いは微粉粒体或いは霧状液体を送り込む添加装置によって構成されている。本実施形態の装置は、気流の入口端または第一流体導管102または温度均等装置101または第二流体導管103または気流の出口端または温度が調節される空間の内部或いは外部に設置する。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0029】
調節補助装置109は、もし温度均等装置101の温度がニーズを満足することができない場合、温度均等装置101の出口から第二流体導管103を経て温度が調節される空間の出口端までの流路に調節補助装置109を追加設置する。或いは、温度が調節される空間に調節補助装置109を追加設置することによって、温度が調節される空間に入る気流に対して昇温或いは降温の補助調節を行うことができる。調節補助装置109は、加熱機能の補助加温装置或いは降温機能の冷却装置或いは二種類の機能を持つ温度調節装置によって構成されることを含む。本装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0030】
調湿装置1090は、第一流体導管102或いは第二流体導管103によって構成される気流配管内部或いは温度均等装置101の内部に吸湿物質の塗装を選択する以外に、更に湿度を除去、減少、増加する調湿機能装置1090を設置し、また、人工操作或いは湿度の検査測定、設定を通して、自動的に湿度を制御する。本装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
排水装置1091は、第一流体導管102或いは第二流体導管103によって構成された気流配管内部の水溜まりまたは温度均等装置101の内部にある水溜まりを抽出するポンプ及び導水管などの装置によって構成される。本装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0031】
制御ユニット108は、機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、システムが温度調節される空間に対して温度調整を制御し、及び送気機能を作動する以外に、ニーズによって下記の一種或いは一種以上の機能増加を含む。
【0032】
1.安全保護制御機能は、入力側或いは各出力口に設置する有害ガス検知器1081と連結し、有害ガスが存在しかつ監視値を超えるとき、警報を送信し、及び気流を切断し、或いは、その他応変な処理を行う。有害ガス検知器を入力及び出力口側に設置し、空間内の有害ガスを偵側することができる。
2.温度測定装置1082及び新鮮な空気流量の計量の記録と表示機能がある流量計1083と連結し、ポンプ装置104、流量調節装置107、調節補助装置109を制御し、また、温度が調節される空間に対して温度調整及び吸気流量を制御する。
【0033】
3.ガス添加装置1084を制御し、温度が調節される空間の人体、動物、植物に対する有益なガスを添加し、或いは、気流によって微小粉粒物体のヘルスケア品或いは薬品を運び、或いは、物品保護に対して有利なガスまたは微小粉粒物体または嗅覚を刺激するガスを添加する。
4.調湿装置1090を制御し、入口の気流或いは輸送流体の第一流体導管102、温度均等装置101、第二流体導管103、排出気流、温度が調節される空間の湿度を調節する。5.排水装置1091を制御し、第一流体導管102、温度均等装置101、第二流体導管103の水溜まりを排除する。本装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0034】
前述の図1に示す自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中に述べたガス物質添加装置1084は、自然の熱エネルギーを利用した給気システムへの応用ができる以外に、また、伝統的な中間貯熱体未設置の自然の熱エネルギーを均等温度で給気するシステムまたは一般養殖温室または貯蔵倉庫などの室内空間の給気するシステムへの応用もできる。人体、動物、植物に有益なガス物体を送り込み、或いは、気流によって運ばれる微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、物品保護に有利なガス物体または微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、匂いが分かるガス物体或いは微粉粒体或いは霧状液体を送り込むことができる。
【0035】
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、また、すでに伝統的な温度調節装置を設置した温度が調節される空間と外部の温度差環境の間に設置し、漸進的な温度差隔離を構成することができる。それは下記を含む。
温度が調節される空間の需要温度は、温度均等装置101によって温度を調節してから、更に温度が調節される空間に入る気流の温度より高い。しかし、気流の温度均等装置101を経た後の温度が入口の気流の温度より高いとき、本実施形態のシステムは気流に対して予熱機能を提供することができる。
【0036】
或いは、温度が調節される空間の需要温度は、温度均等装置101によって温度を調節してから、更に温度が調節される空間に入る空気の温度より低い。しかし、温度均等装置101を経た後の新鮮空気の温度が入口の気流の温度より低いとき、本実施形態のシステムは気流に対して予冷機能を提供することができる。
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、終端出力の気流は温度が調節される空間と環境に対して正圧を形成するので、温度調節及び新鮮な空気を供給できる上に、同時に下記の一種或いは一種以上の応用機能を持ち、それは下記を含む。
【0037】
1.本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、もし温度が調節される空間に建物の内部或いは室内を選択する場合、室外から建物の内部に対して新鮮な気流を送り込むとき、温度が調節される空間の内部は外部に対して正圧を形成し、空気を排出するので、外部粉塵及び汚染空気は温度が調節される空間の内部に逆流しにくい機能がある。
【0038】
2.本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、もし温度が調節される空間に都市の中の開放空間を選択する場合、都市外部から都市の中の開放空間に対して新鮮な気流を送り込むとき、温度調節及び新鮮な空気を供給できる上に、また、都市全体に対して外部に向かって拡散する正圧の気流を形成するので、特に、盆地地形に位置する都市に対して常に高層気流の停滞現象或いはサンドストームなどを形成するので、空気品質の悪化現象を改善する機能がある。
【0039】
3.本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、もし選択された温度が調節される空間と第一流体導管102の気流の入口端の外部周辺とが異なる気候形態に属する場合、温度調節ができる上に、また、気流の供給を通して、気候を微調整することができる。
【0040】
4.本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、もし温度が調節される空間に家屋空間、倉庫空間、植物植栽或いは栽培、動物養殖、水産の室内空間或いは半密閉空間或いは開放区域を選択するとき、温度調節ができる上に、また、気流の供給を通して、人体、動物、植物に有益なガス物体を送り込み、或いは、気流によって運ばれる微粉粒体や霧状物体を送り込み、或いは、物品保護に有利なガス物体や微粉粒体または気流によって運ばれる微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、匂いが分かるガス物体或いは微粉粒体や霧状液体を送り込むことができる。
【0041】
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、空間の調温及び換気へ応用するとき、更に下記システムの構造形態にすることができる。それは下記を含む。
新鮮な空気を圧動して、海洋、湖、池、河川、人工池に埋設、沈置、ぶら下がり、漂う中間貯熱体1000に覆われる温度均等装置101を流れ通って、船室或いはその他設備に対して新鮮な空気を供給し、及び温度を調節する。
【0042】
新鮮な空気を圧動して、地下に埋め、或いは、海洋、湖、池、河川、人工池に沈置、ぶら下がり、漂う中間貯熱体1000に覆われる温度均等装置101を流れ通って、陸上の建築空間に対して新鮮な空気を供給し、及び温度を調節する。
新鮮な空気を圧動して、地層に埋設される中間貯熱体1000に覆われる温度均等装置101を流れ通って、陸上の建築空間に対して新鮮な空気を供給し、及び温度を調節する。
【0043】
上述のシステムを通して、我々は下記の効果が得られる。
1.温度均等装置101と自然の熱マトリックス100との間の温度均等装置101を覆う中間貯熱体1000の設置を通して、中間貯熱体1000は良い熱伝導係数及びより大きい単位熱容量比特性を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックスより優れている材料によって構成されている。しかも、システムの稼動、停止を問わず、持続して自然の熱マトリックス100の熱エネルギーを飽和まで吸収、貯蔵し、温度均等装置101に対してより速やかにより大きい熱容量の熱エネルギーを提供する。
【0044】
2.早期の設備固定コスト及びその後の圧動のエネルギーのみがあれば、特定の温度が調節される空間に対して新鮮な空気を供給し、及び空気に対して温度調節機能を行い、必要なエネルギーが減少される。
3.建物の室内温度が調節される空間に対して新鮮な気流を送り、及び熱エネルギーを輸送し、人体健康に有益な新鮮な気流を供給し、また、室外に対して正圧を形成し、空気を排出するので、汚染空気及び粉塵の室内への流れ込みが減少する。
【0045】
4.団地、都市、工場区域、学校などの開放式温度が調節される空間へ応用し、新鮮な空気を送り、及び熱エネルギーを輸送し、人体健康に有益な新鮮な気流を供給し、また、周辺全体に向かって散逸する正圧気流を形成するので、停滞している汚染空気の外部への拡散が速くなる。
【0046】
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムは、更に自然の熱マトリックスの熱エネルギーを通して、間接に温度が調節される空間へ伝送される気流に対して温度を調節する方式を採用し、室内或いは室外空間に対して温度を調節することができる。
【0047】
図11に本実施形態の中間貯熱体を持つ熱エネルギーは間接に貯熱輸送体を経て、温度が調節される空間に対して閉路式温度調節を行う構造の模式図を示す。図中の主な構成は下記を含む。
能動温度均等装置201は、内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列接続する流体通路の導熱体によって構成されている。一個或いは数個の能動温度均等装置201を設置し、直列接続、並列接続、直並列接続することを選択し、中間貯熱体1000の中に設置し、或いは、同一構造または隣接結合する。
【0048】
中間貯熱体1000を能動温度均等装置201と自然の熱マトリックス100との間に設置し、能動温度均等装置201は良い熱伝導係数の材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成されている。或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成され、直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって能動温度均等装置201の機能を構成し、及びニーズによって能動温度均等装置201の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造を設置し、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造を設置し、吸熱及び放熱効果を高める。能動温度均等装置201は、少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、熱エネルギー流体輸送配管202と接続する。また、熱エネルギー輸送流体203を圧動する流体ポンプ204を通して、熱エネルギー輸送流体203の循環は能動温度均等装置201と受動温度均等体205との間を流れ、熱エネルギーを輸送する。
【0049】
図12に図11の実施形態の一個の能動温度均等装置201を一個の中間貯熱体1000に設置する構造の模式図を示す。
図13に図11の実施形態の少なくとも二個の能動温度均等装置201の流体導管を一個の中間貯熱体1000に直列接続する構造の模式図を示す。
図14に図11の実施形態の少なくとも二個の能動温度均等装置201の流体導管を一個の中間貯熱体1000に並列接続する構造の模式図を示す。
【0050】
図15に図11の実施形態の少なくとも三個の能動温度均等装置201の流体導管を一個の中間貯熱体1000に直並列接続する構造の模式図を示す。
中間貯熱体1000は、能動温度均等装置201及び外部の自然の熱マトリックス100と異なる材料によって構成され、少なくとも一個の中間貯熱体1000を通して、能動温度均等装置201と同一構造体をなし、同一構造または組立てまたは隣接して設置し、或いは、一個または数個を直列または並列または直並列に接続する能動温度均等装置201の周辺と外部の自然の熱マトリックス100との間に充填することを含む。
【0051】
能動温度均等装置201と中間貯熱体1000の同一構造体が二個或いは二個以上であるとき、自然の熱マトリックス100の中に分散設置し、自然の熱マトリックス100は自然界のより大きくかつ安定な貯熱容量を持つ地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などの固体或いは液体貯熱体によって構成されている。中間貯熱体1000の構成材料の熱伝導係数及び/或いは単位熱容量比の二者或いはその中の一つは、中間貯熱体1000の外部の自然の熱マトリックス100より優れている。
【0052】
中間貯熱体1000は固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、直接に自然の熱マトリックス100の間に設置し、或いは、選択した貯熱物質の材料性質に合わせて、または、構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって貯熱物体の外部に設置することを選択する。良い熱伝導係数である材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造を構成することによって、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100の相対的な空間的位置関係を制限や隔離し、熱伝導を高める。
【0053】
上述の貯熱物質と自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間の熱伝導面は平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造であることによって、熱伝導効果を高める。また、中間貯熱体が持っているより良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比の特性を通して、周辺の安定温度である自然の熱マトリックス100の熱エネルギーを吸収する。中間貯熱体はより大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、能動温度均等装置201に対してより大きい熱エネルギーを伝送する。
【0054】
図16に図11の実施形態の少なくとも二個の中間貯熱体1000と能動温度均等装置201の同一構造体を自然の熱マトリックス100に分散設置し、かつ流体導管を直列接続する構造の模式図を示す。
図17に図11の実施形態の少なくとも二個の中間貯熱体1000と能動温度均等装置201の同一構造体を自然の熱マトリックス100に分散設置し、かつ流体導管を並列接続する構造の模式図を示す。
【0055】
図18に図11の実施形態の少なくとも三個の中間貯熱体1000と能動温度均等装置201の同一構造体を自然の熱マトリックス100に分散設置し、かつ流体導管を直並列接続する構造の模式図を示す。
熱エネルギー流体輸送配管202は、クローズドループ配管で、内部に熱エネルギー輸送流体203が詰め込まれ、流体ポンプ204に圧動され、中間貯熱体1000に設置する能動温度均等装置201と受動温度均等体205との間で循環し、熱エネルギーを伝送する。
【0056】
熱エネルギー輸送流体203は、流体ポンプ204を通して圧動され、熱エネルギー流体輸送配管202の中で流れて循環する。また、中間貯熱体1000に設置する能動温度均等装置201を流れ通って、中間貯熱体1000の熱エネルギーを熱エネルギー輸送流体203を経て、受動温度均等体205へ伝送する。熱エネルギー輸送流体203は、通常、水または油またはその他液体または空気またはその他貯熱量がより大きい液体またはガスを採用して構成する。
流体ポンプ204は、電力或いはその他機械力によって各種流体ポンプを駆動し、一段或いは一段以上の流体ポンプ204によって構成され、増圧圧送を行い、熱エネルギー輸送流体203を能動圧送し、熱エネルギー流体輸送配管202の中での流動を含む。
【0057】
受動温度均等体205は、システムに少なくとも一個の受動温度均等体205を設置し、中間貯熱体1000に設置する能動温度均等装置201からの熱エネルギーを熱エネルギー流体輸送配管202の内部の熱エネルギー輸送流体203を経て輸送する。受動温度均等体205の設置方式は、ニーズによって一個を設置し、或いは、二個または二個以上の受動温度均等体205を設置する。受動温度均等体205の熱エネルギー流体輸送配管202を直列接続または並列接続または直並列接続し、受動温度均等体205は下記の位置を選択して設置することができる。それは下記を含む。
【0058】
1.受動温度均等体205を室内空間または半密閉空間または開放区域によって構成される温度が調節される空間に設置し、熱エネルギーを温度が調節される空間へ放出し、冷却或いは加熱を行う。受動温度均等体205の外部には平滑面或いはニーズによって翼状構造を設置し、或いは、更なるニーズによって気流を送る扇風機の設置を選択する。或いは、
2.受動温度均等体205を温度が調節される空間を構成する構造体の内部、例えば、壁、柱、梁、床、地中浅層、屋上内部に設置し、閉路循環の熱エネルギー輸送流体203が輸送する熱エネルギーを受け、冷却或いは加熱を行う。或いは、
【0059】
3.受動温度均等体205とエアコン装置の散熱器を熱伝導の同一構造にし、温度を均等に冷却或いは加熱する。或いは、
4.受動温度均等体205と気流或いは液流の熱交換器(heat excahanger)を熱伝導の同一構造にし、温度均等冷却或いは加熱を行う。或いは、
5.受動温度均等体205と気流或いは液流に対して熱回収換気装置(heat reconverter)を熱伝導の同一構造にし、温度を均等に冷却或いは加熱する。或いは、
6.受動温度均等体205を設定温度範囲に作動する機械工具、例えば、機械または生産設備或いは内燃または外燃エンジン或いは変圧器または回転電機或いは貯電装置などの構造体に設置し、或いは、熱エネルギー輸送流体203を導入して、上述の機械工具の調温配管に設置し、受動温度均等体205と機械工具を同一構造にし、熱エネルギー輸送流体203を通過し、温度を均等に冷却或いは加熱する。
【0060】
ろ過装置206は、取り外せるきれいな熱エネルギー輸送流体203のろ過構造によって構成され、配管閉塞を防止し、及び簡単に掃除ができ、ニーズによって閉路循環の熱エネルギー流体輸送配管202の中の任意位置、例えば、吸入口或いは出口或いは中間或いは多箇所に設置することができる。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0061】
流量調節装置207は、ニーズによって人工或いは機械力で熱エネルギー輸送流体203の流量の大小を制御、調整する。その調節方式は、もしシステムが流体の閉路循環式であれば、直列接続を通して、制御する。或いは、並列接続の分流制御の方式で、流量調節装置207の流量を制御し、更に、受動温度均等体の熱エネルギー輸送流体203を流れ通る流量を調節し、温度が調節される空間への輸送或いは温度が調節される空間を構成する構造体内の受動温度均等体205に流れる熱エネルギー輸送流体203の流量を変更させ、受動温度均等体205の熱エネルギーを制御する。もし受動温度均等体205の本体に流体ポンプ204を配置するときも、配置した流体ポンプ204の圧動量を通して、放出熱エネルギーを調節する。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0062】
温度測定装置1082は、温度が調節される空間に設置し、温度を検査測定し、或いは、気流の入口或いは出口に設置し、温度を検査測定し、また、メッセージを送信する。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
調節補助装置209は、もし能動温度均等装置201の温度がニーズを満足することができない場合、温度が調節される空間に調節補助装置209を追加設置する。図19に図11のシステムに調節補助装置を追加設置するシステムの実施形態の模式図を示す。中間貯熱体1000から熱エネルギー輸送流体203を通して、受動温度均等体205から出力の熱エネルギーへ伝送し、更に伝統的な燃焼或いは電熱或いはソーラーエネルギーなどの加温装置によって構成される調節補助装置へ入力して昇温し、或いは、更に伝統的な降温調節装置によって構成される調節補助装置へ入力して降温することを含む。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0063】
制御ユニット208は、機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、人工或いは電力或いは機械力の操作で、温度が調節される空間或いは温度が調節される構造体に設置する温度測定装置及び自然の熱マトリックス100に設置する温度測定装置1082の信号を制御することによって、流体ポンプ204と流量調節装置207の作動を制御することを含む。本実施形態の装置は、ニーズによって設置或いは設置しないを選択することができる。
【0064】
図11から図19に実施形態を述べ、そのシステムの構成方式は下記を含む。
中間貯熱体1000は、埋設、沈置、ぶら下がり、或いは、海洋、湖、池、河川、人工池に漂い、能動温度均等装置201を中間貯熱体1000の中に設置し、或いは、同一構造の結合または隣接結合する。能動温度均等装置201の流体の入口端と出口端に熱エネルギー流体輸送配管202を設置し、また、陸上建物の本体構造または建物内部空間または外部空間または地表の受動温度均等体205まで延伸し、閉路回路を構成する。流体ポンプ204の圧動による熱エネルギー輸送流体203を通して、陸上建物の本体構造または建物内部空間または外部空間または地表の受動温度均等体205に対して閉路の温度調節をする。
【0065】
地層に埋設している中間貯熱体1000によって能動温度均等装置201を覆い、或いは、同一構造の結合或いは隣接結合する。能動温度均等装置201の流体の入口端と出口端に熱エネルギー流体輸送配管202を設置し、また、陸上建物の本体構造或いは建物内部空間或いは外部空間或いは地表の受動温度均等体205まで延伸し、閉路回路を構成する。流体ポンプ204によって圧動される熱エネルギー輸送流体203を通して、陸上建物の本体構造または建物内部空間または開放的な外部空間または地表の受動温度均等体205に対して閉路の温度調節をする
【0066】
前述の図3から図10に示す自然の熱エネルギーを利用した給気システムの実施形態の中で、中間貯熱体1000を設置し、温度均等装置101に更に自然の熱マトリックス100を設置する構造は下記の通りである。
1.図20に固体或いは膠状物質によって構成する中間貯熱体を自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
【0067】
図20に示すのは、固体或いは膠状物質によって構成する中間貯熱体1000である。固体或いは膠状物質によって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する。
【0068】
2.或いは、 図21に密閉できるケースボディーの中に液体またはガスまたは膠状または固体物質を置き、中間貯熱体を構成し、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図21に示すのは、密閉できるケースボディー1001の中に液体またはガスまたは膠状または固体物質を置き、中間貯熱体1000を構成する。密閉できるケースボディー1001の中の液体またはガスまたは膠状または固体物質によって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する。密閉できるケースボディー1001は、密閉構造或いは開閉可能な封蓋構造を設置することによって構成される。
【0069】
密閉できるケースボディー1001は、更に少なくとも一個の流体流入配管111を設置し、及び少なくとも一個の流体流出配管112を設置し、流体を流入及び流出させる。密閉できるケースボディー1001の中の流体は、例えば、水道水からの水流或いはその他給水システムの水流或いは自然水源の水流を連続して更換することにより、温度差を維持する。本実施形態の密閉できるケースボディー1001は、ニーズによって流体流入配管111或いは流体流出配管112に応用管理と制御に合わせて下記の一種或いは一種以上の補助装置を設置する。それは下記を含む。
【0070】
(1)流体ポンプ204を設置し、流体を能動圧送することによって、流体を流動させるために、自然流体の流動エネルギーに協力し、或いは、取り代わる。
(2)ろ過装置206を設置し、流体をろ過し、ろ過装置は固定式であり、または、更に制御ユニット308で制御される。
(3)流量調節装置207を設置し、流量を調節する。
【0071】
(4)流量計2083を設置し、流量計2083を地層中、地下、地表に設置し、通過する流体の流量を測定する。
(5)制御ユニット308を設置する。制御ユニット308は、機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、人工操作または電力または機械力の制御を含む。流体ポンプ204、ろ過装置206、流量調節装置207、流量計2083の作動を制御し、及びニーズによって流量計2083の流量を表示する。
【0072】
図22は、図21の実施形態に流体流入配管及び流体流出配管を設置する構造を示す模式図である。
密閉できるケースボディー1001は、ニーズによって良好の熱伝導係数を持つ材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特定選択しない。
【0073】
3.或いは、図23に開放槽の中に液体または膠状物質または固体を置き、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する構造の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図23に上に向かって開放する槽状のケースボディー1002の中に液体または膠状または固体物質を置き、中間貯熱体1000を構成することを示す。上に向かって開放する槽状のケースボディー1002の中に液体または膠状または固体物質を置き、構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する。
【0074】
上に向かって開放する槽状のケースボディー1002は、更に少なくとも一個の流体流入水路113と流体流入配管111の二者或いはその中の一つを設置し、及び少なくとも一個の流体流出水路114と流体流出配管112の二者或いはその中の一つを設置し、流体を流入及び流出させる。上に向かって開放する槽状のケースボディー1002の中の流体は、例えば、水道水からの水流或いはその他給水システムの水流或いは自然水源の水流を連続して更換することにより、温度差を維持する。本実施形態の上に向かって開放する槽状のケースボディー1002は、ニーズによって流体流入配管111或いは流体流出配管112或いは流体流入水路113或いは流体流出水路114に応用管理と制御に合わせて下記の一種或いは一種以上の補助装置を設置する。それは下記を含む。
【0075】
(1)流体ポンプ204を設置し、流体を能動圧送することによって、流体を流動させるために、自然流体の流動エネルギーに協力し、或いは、取り代わる。
(2)ろ過装置206を設置し、流体をろ過し、ろ過装置は固定式であり、または、更に制御ユニット308でろ過装置を制御する。
(3)流量調節装置207を設置し、流量を調節する。
(4)流量計2083を設置し、流量計2083を地層中、地下、地表に設置し、通過する流体の流量を測定する。
【0076】
(5)制御ユニット308を設置する。制御ユニット308は、機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、人工操作または電力または機械力の制御を含む。流体ポンプ204、ろ過装置206、流量調節装置207、流量計2083の作動を制御し、及びニーズによって流量計2083の流量を表示する。
【0077】
図24は、図23の実施形態に設置する流体流入配管及び流体流出配管の構造を示す模式図である。図25は、図23の実施形態に設置する流体流入水路及び流体流出水路の構造を示す模式図である。図26は、図23の実施形態に同時に流体流入配管及び流体流入水路を設置し、及び流体流出配管及び流体流出水路を設置する構造を示す模式図である。
上に向かって開放する槽状のケースボディー1002は、ニーズによって良い熱伝導係数を持つ材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0078】
4.或いは、図27に多顆粒状或いは多塊状固体によって中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する実施形態を示す模式図を示す。説明は下記の通りである。
図27に多顆粒状或いは多塊状固体によって中間貯熱体1000を構成することを示す。多顆粒状或いは多塊状固体によって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する。
【0079】
5.或いは、図28に網状構造で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図28に網状構造1003で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体1000を構成することを示す。網状構造1003で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者の特性は全て外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する。網状構造の構成材料は、ニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0080】
6.或いは、図29に多孔状構造で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図29に多孔状構造1004で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体1000を構成することを示す。多孔状構造1004で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する。多孔状構造の構成材料は、ニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0081】
7.或いは、図30は柵状構造で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと温度均等装置との間に設置する実施形態を示す模式図である。説明は下記の通りである。
図30に柵状構造1005で多顆粒状或いは多塊状構造を覆うことによって、中間貯熱体1000を構成することを示す。柵状構造1005で多顆粒状或いは多塊状構造を覆うことによって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する。
【0082】
柵状構造の構成材料は、ニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。前述の図3から図10に示す自然の熱エネルギーを利用した給気システムの実施形態の中で、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に、更に図31は温度均等装置101の中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向の輻射状導熱補助装置2000を設置する実施形態を示す模式図である。
【0083】
図31に示す説明は下記の通りである。
製作及び設計コストを考慮し、及び中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間の熱伝導効果を高めるために、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向の輻射状導熱補助装置2000を設置することによって、熱エネルギー輸送効果を高める。その設置方式は下記を含む。
【0084】
輻射状導熱補助装置2000は、良い熱伝導係数を持つ材料によって構成され、平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向の輻射状の少なくとも一個の柱状または片状または翼状に延伸する導熱装置である。その構造は、中が詰まった或いは中空構造で、中に導熱充填物を含むことによって構成され、或いは、ヒートパイプ構造によって構成され、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間にある輻射状導熱補助装置2000に設置する。
【0085】
輻射状導熱補助装置2000は、更に中空構造で中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって取り代わる。図32に本実施形態の中空構造で、その中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成し、温度均等装置101の中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に中空構造があって、その中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置の模式図を示す。
【0086】
図32に本実施形態の中空構造であって、その中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置2001を示す。その設置方式は下記の通りである。
もし中間貯熱体1000を直接に自然の熱マトリックス100と温度均等装置101との間に設置する場合、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプ構造を含む輻射状導熱補助装置2001は、平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向になって、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に延伸して設置し、また、平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向になって、中間貯熱体1000及び自然の熱マトリックス100の内部まで延伸することによって、熱エネルギー輸送効果を高める。
【0087】
もし中間貯熱体1000を良い熱伝導係数を持つ容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数を持つ網状隔離構造或いは柵状隔離構造或いは多孔状隔離構造に設置する場合、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置2001は、良い熱伝導係数を持つ容器状のケースボディー構造と結合し、或いは、良い熱伝導係数を持つ網状或いは柵状或いは多孔状隔離構造と結合し、中間貯熱体1000に向かい、及び自然の熱マトリックス100に向かう二者或いはその中の一つは平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向になる。中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置2001を設置することによって、熱伝導効果を高める。
【0088】
前述の図11から図19に示す自然の熱エネルギーを利用した給気システムの実施形態に中間貯熱体1000を設置し、能動温度均等装置201に更に自然の熱マトリックス100を設置する構造は下記の通りである。
8.図33に固体或いは膠状物質によって構成する中間貯熱体を自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
【0089】
図33に示すのは、固体或いは膠状物質によって構成する中間貯熱体1000である。固体或いは膠状物質によって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する。
【0090】
9.或いは、図34に密閉できるケースボディーの中に液体またはガスまたは膠状または固体物質を置き、中間貯熱体を構成し、自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図34に示すのは、密閉できるケースボディー1001の中に液体またはガスまたは膠状または固体物質を置き、中間貯熱体1000を構成する構造である。密閉できるケースボディー1001の中に液体またはガスまたは膠状または固体物質によって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する。密閉できるケースボディー1001は、密閉構造或いは開閉可能な封蓋構造を設置することによって構成される。
【0091】
密閉できるケースボディー1001は、更に少なくとも一個の流体流入配管111を設置し、及び少なくとも一個の流体流出配管112を設置し、流体を流入及び流出させる。密閉できるケースボディー1001の中の流体は、例えば、水道水からの水流或いはその他給水システムの水流或いは自然水源の水流を連続して更換することにより、温度差を維持する。本実施形態の密閉できるケースボディー1001は、ニーズによって流体流入配管111或いは流体流出配管112に応用管理と制御に合わせて下記の一種或いは一種以上の補助装置を設置する。それは下記を含む。
【0092】
(1)流体ポンプ204を設置し、流体を能動圧送することによって、流体を流動させるために、自然流体の流動エネルギーに協力し、或いは、取り代わる。
(2)ろ過装置206を設置し、流体をろ過し、ろ過装置は固定式であり、または、更に制御ユニット308を設置し、ろ過装置を制御する。
(3)流量調節装置207を設置し、流量を調節する。
【0093】
(4)流量計2083を設置し、流量計2083を地層中、地下、地表に設置し、通過する流体の流量を測定する。
(5)制御ユニット308を設置する。制御ユニット308は、機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、人工操作または電力または機械力の制御を含む。流体ポンプ204、ろ過装置206、流量調節装置207、流量計2083の作動を制御し、及びニーズによって流量計2083の流量を表示する。
【0094】
図35は、図34の実施形態に流体流入配管及び流体流出配管を設置する構造の模式図である。
密閉できるケースボディー1001は、ニーズによって良好の熱伝導係数を持つ材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0095】
10.或いは、図36に開放槽の中に液体または膠状物質または固体を置き、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する構造の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図36に上に向かって開放する槽状のケースボディー1002の中に液体または膠状または固体物質を置き、中間貯熱体1000を構成することを示す。上に向かって開放する槽状のケースボディー1002の中に液体または膠状または固体物質を置き、構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する。
【0096】
上に向かって開放する槽状のケースボディー1002は、更に少なくとも一個の流体流入水路113或いは流体流入配管111の二者或いはその中の一つを設置し、及び少なくとも一個の流体流出水路114或いは流体流出配管112の二者或いはその中の一つを設置し、流体を流入及び流出させる。上に向かって開放する槽状のケースボディー1002の中の流体は、例えば、水道水からの水流或いはその他給水システムの水流或いは自然水源の水流を連続して更換することにより、温度差を維持する。本実施形態の上に向かって開放する槽状のケースボディー1002は、ニーズによって流体流入配管111或いは流体流出配管112或いは流体流入水路113或いは流体流出水路114に応用管理と制御に合わせて下記の一種或いは一種以上の補助装置を設置する。それは下記を含む。
【0097】
(1)流体ポンプ204を設置し、流体を能動圧送することによって、流体を流動させるために、自然流体の流動エネルギーに協力し、或いは、取り代わる。
(2)ろ過装置206を設置し、流体をろ過し、ろ過装置は固定式であり、または、更に制御ユニット308を設置し、ろ過装置を制御する。
(3)流量調節装置207を設置し、流量を調節する。
【0098】
(4)流量計2083を設置し、流量計2083を地層中、地下、地表に設置し、通過する流体の流量を測定する。
(5)制御ユニット308を設置する。制御ユニット308は、機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、人工操作または電力または機械力の制御を含む。流体ポンプ204、ろ過装置206、流量調節装置207、流量計2083の作動を制御し、及びニーズによって流量計2083の流量を表示する。
【0099】
図37は、図36の実施形態に設置する流体流入配管及び流体流出配管の構造の模式図である。図38は、図36の実施形態に設置する流体流入水路及び流体流出水路の構造の模式図である。図39は、図36の実施形態に同時に流体流入配管及び流体流入水路を設置し、及び流体流出配管及び流体流出水路を設置する構造の模式図である。
上に向かって開放する槽状のケースボディー1002は、ニーズによって良い熱伝導係数を持つ材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0100】
11.或いは、図40に多顆粒状或いは多塊状固体によって中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図40に多顆粒状或いは多塊状固体によって中間貯熱体1000を構成することを示す。多顆粒状或いは多塊状固体によって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する。
【0101】
12.或いは、図41に網状構造で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図41に網状構造1003で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体1000を構成することを示す。網状構造1003で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する。網状構造の構成材料は、ニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0102】
13.或いは、図42に多孔状構造で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図を示す。説明は下記の通りである。
図42に多孔状構造1004で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体1000を構成することを示す。多孔状構造1004で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する。多孔状構造の構成材料は、ニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0103】
14.或いは、図43は、柵状構造で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体を構成し、また、自然の熱マトリックスと能動温度均等装置との間に設置する実施形態の模式図である。説明は下記の通りである。
図43に柵状構造1005で多顆粒状或いは多塊状構造を覆うことによって、中間貯熱体1000を構成することを示す。柵状構造1005で多顆粒状或いは多塊状構造を覆うことによって構成する中間貯熱体1000は、良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する。柵状構造の構成材料は、ニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることを選択し、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択しない。
【0104】
前述の図11から図19に示す自然の熱エネルギーを利用した給気システムの実施形態の中で、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に、更に図44は能動温度均等装置201の中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向の輻射状導熱補助装置2000を設置する実施形態の模式図である。
【0105】
図44の説明は下記の通りである。
製作及び設計コストを考慮し、及び中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間の熱伝導効果を高めるために、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向の輻射状導熱補助装置2000を設置することによって、熱エネルギー輸送効果を高める。その設置方式は下記を含む。
【0106】
輻射状導熱補助装置2000は、良い熱伝導係数を持つ材料によって構成され、平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向の輻射状の少なくとも一個の柱状または片状または翼状に延伸する導熱装置である。その構造は、中が詰まった或いは中空構造で、中に導熱充填物を含むことによって構成され、或いは、ヒートパイプ構造によって構成され、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間にある輻射状導熱補助装置2000に設置する。
【0107】
輻射状導熱補助装置2000は、更に中空構造で中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって取り代わる。図45に本実施形態の中空構造で、その中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成し、能動温度均等装置201の中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間が中空構造であって、その中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置の構造の模式図を示す。
【0108】
図45に実施形態の中に、中空構造であって、その中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置2001を示す。その設置方式は下記の通りである。
もし中間貯熱体1000を直接に自然の熱マトリックス100と能動温度均等装置201との間に設置する場合、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプ構造を含む輻射状導熱補助装置2001は、平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向になって、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100との間に延伸して設置する。また、平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向になって、中間貯熱体1000及び自然の熱マトリックス100の内部まで延伸することによって、熱エネルギー輸送効果を高める。
【0109】
もし中間貯熱体1000を良い熱伝導係数を持つ容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数を持つ網状隔離構造或いは柵状隔離構造或いは多孔状隔離構造に設置する場合、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置2001は、良い熱伝導係数を持つ容器状のケースボディー構造と結合し、或いは、良い熱伝導係数を持つ網状或いは柵状或いは多孔状隔離構造と結合し、中間貯熱体1000に向かい、及び自然の熱マトリックス100に向かう二者或いはその中の一つは平面指向(2D)または立体指向(3D)または垂直指向になって、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成する輻射状導熱補助装置2001を設置することによって、熱伝導効果を高める。
【0110】
上述の図3から図45の実施形態の中に発表した各種中間貯熱体の構成及び設置方式は、説明するために例を挙げただけで、本実施形態の応用方式を制限することではなく、その他全ての本実施形態に発表した自然の熱マトリックス100と両端に別々に第一導管が設置されている温度均等体との間に革新的に中間貯熱体1000を設置する。中間貯熱体100は良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つが外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れている各種中間貯熱体の構成及び設置方式に適合している場合は、全て本実施形態の範囲に属する。
【0111】
上述のシステムを通して、設置するときの設備固定コスト及びその後の圧動のエネルギーのみがあれば、特定空間の温度調節機能が得られ、また、大量のエネルギーが節約される。
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中で、中間貯熱体1000と温度均等装置101は同一構造または組立てまたは隣接して設置し、或いは、一個または数個を直列または並列または直並列に接続する温度均等装置101の周辺に充填し、同一構造の装置を構成する。温度均等装置101は内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列に接続する流体通路の導熱体によって構成され、一個或いは多数個の温度均等装置101を設置し、直列または並列接続または直並列接続の選択が可能で、中間貯熱体1000の中に設置し、或いは、同一構造または隣接結合することによって、自然の熱マトリックス100を設置する。
【0112】
温度均等装置101は、良い熱伝導係数の材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成され、或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成される。直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって温度均等装置101を構成し、及びニーズによって温度均等装置101の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造の設置を選択し、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造を設置することによって、吸熱及び放熱効果を高める。温度均等装置101は、少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、別々に第一流体導管102及び第二流体導管103と接続する。
【0113】
少なくとも一個の中間貯熱体1000は、固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、温度均等装置101と同一構造または組立てまたは隣接して設置し、或いは、一個または数個の直列または並列または直並列に接続する温度均等装置101の周辺に充填する。中間貯熱体1000の構成材料の熱伝導係数及び単位熱容量比は、地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などに設置する固体或いは液体の自然の熱マトリックス100より優れている。
【0114】
中間貯熱体1000は、直接に温度均等装置101に設置することができ、或いは、選択使用する貯熱物質材料の性質に合わせて、または、構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって中間貯熱体1000の外部に良い熱伝導係数を持つ材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造の構成を選択し、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100の相対的な空間的位置関係を制限や隔離する。
【0115】
中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100と温度均等体との間の熱伝導面は、平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造にすることができ、熱伝導効果を高める。中間貯熱体はより良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、自然の熱マトリックス100の熱エネルギーを吸収する。中間貯熱体1000はより大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、温度均等装置101に対してより大きい熱エネルギーを伝送する。
【0116】
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中で、中間貯熱体1000と能動温度均等装置201は同一構造または組立てまたは隣接して設置し、或いは、一個または数個を直列または並列または直並列に接続する能動温度均等装置201の周辺に同一構造の装置を構成することができる。能動温度均等装置201は、内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列に接続する流体通路の導熱体によって構成され、一個或いは多数個の能動温度均等装置201を設置し、直列または並列接続または直並列接続の選択が可能で、中間貯熱体1000の中に設置し、或いは、同一構造または隣接結合することによって、自然の熱マトリックス100を設置する。
【0117】
能動温度均等装置201は、良い熱伝導係数を持つ材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成され、或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成される。直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって能動温度均等装置201を構成し、及びニーズによって能動温度均等装置201の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造の設置を選択し、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状導熱構造を設置することによって、吸熱及び放熱効果を高める。能動温度均等装置201は、少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、別々に第一流体導管102及び第二流体導管103と接続する。
【0118】
少なくとも一個の中間貯熱体1000は、固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、能動温度均等装置201と同一構造または組立てまたは隣接して設置し、或いは、一個または数個の直列または並列または直並列に接続する能動温度均等装置201の周辺に充填する。中間貯熱体1000の構成材料の熱伝導係数及び単位熱容量比は、地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などに設置する固体或いは液体の自然の熱マトリックス100より優れている。
【0119】
中間貯熱体1000は、直接に能動温度均等装置201に設置することができ、或いは、選択使用する貯熱物質材料の性質に合わせて、または、構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって中間貯熱体1000の外部に良い熱伝導係数を持つ材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造の構成を選択し、中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100の相対的な空間的位置関係を制限や隔離する。
【0120】
中間貯熱体1000と自然の熱マトリックス100と温度均等体との間の熱伝導面は、平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造にすることができ、熱伝導効果を高める。中間貯熱体は、より良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス100より優れていて、周りの安定温度である自然の熱マトリックス100の熱エネルギーを吸収する。中間貯熱体1000は、より大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、能動温度均等装置201に対してより大きい熱エネルギーを伝送する。
【0121】
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムに述べたガス物質添加装置1084は、自然の熱エネルギーを利用した給気システムへの応用ができる以外に、また、伝統的な中間貯熱体未設置の自然の熱エネルギーを均等温度で給気するシステムまたは一般養殖温室または貯蔵倉庫などの室内空間の給気するシステムへの応用もできる。人体、動物、植物に有益なガス物体を送り込み、或いは、気流によって運ばれる微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、物品保護に有利なガス物体または微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、匂いが分かるガス物体或いは微粉粒体或いは霧状液体を送り込むことができる。
【0122】
本実施形態の自然の熱エネルギーを利用した給気システムの中で、もし自然の熱マトリックス100或いは中間貯熱体1000が液体或いはガス物体によって構成される場合、熱エネルギー輸送効果を高めるために、更に流体撹拌ポンプ214を設置することができる。自然の熱マトリックス100から中間貯熱体1000を流れ通るガス或いは液体を圧動することにより、自然の熱マトリックス100と中間貯熱体1000との間の熱エネルギー輸送効果を高める。或いは、流体撹拌ポンプ214を通して、中間貯熱体1000の中を流れ通る温度均等装置101或いは能動温度均等装置201を流れ通るガス或いは液体物体を圧動することによって、中間貯熱体1000が温度均等装置101に対して或いは能動温度均等装置201に対して熱エネルギー輸送効果を高める。
【0123】
図46に図3の実施形態の中間貯熱体1000を流体撹拌ポンプ214を設置している液体或いはガス物体によって構成される自然の熱マトリックスに設置し、流体撹拌ポンプ214を通して、液体或いはガス物体を圧動し、温度均等装置101に対して温度均等効果を形成する構造の模式図を示す。
図47に図11の実施形態の中間貯熱体1000を流体撹拌ポンプ214を設置している液体或いはガス物体によって構成される自然の熱マトリックスに設置し、流体撹拌ポンプ214を通して、液体或いはガス物体を圧動し、能動温度均等装置201に対して温度均等効果を形成する構造の模式図を示す。
【0124】
勿論、流体撹拌ポンプ214の圧動を通して、ガス或いは液体物体によって自然の熱マトリックス100を構成する方法は、中間貯熱体の自然の温度均等装置へ応用する以外に、よく使われる自然の熱マトリックス100に直接設置する温度均等装置101へ応用もできる。或いは、能動温度均等装置201のシステムの中で、ガス或いは液体物体によって自然の熱マトリックス100を構成するとき、自然の熱マトリックス100に設置する流体撹拌ポンプ214を通して、自然の熱マトリックス100を流れ通る温度均等装置101或いは能動温度均等装置201を流れ通るガス或いは液体物流を圧動することによって、自然の熱マトリックス100が温度均等装置101に対して或いは能動温度均等装置201に対して熱エネルギー輸送効果を高める。
【0125】
図48に図3の実施形態の中間貯熱体1000を設置しないで、直接に温度均等装置101を液体或いはガス物体を設置した流体撹拌ポンプ214に設置することによって、自然の熱マトリックス100を構成し、流体撹拌ポンプ214を通して液体或いはガス物体を圧動し、温度均等装置101に対して温度均等効果を形成する構造の模式図を示す。
図49に図11の実施形態の中間貯熱体1000を設置しないで、直接に能動温度均等装置201を液体或いはガス物体を設置した流体撹拌ポンプ214に設置することによって、自然の熱マトリックス100を構成し、流体撹拌ポンプ214を通して、液体或いはガス物体を圧動し、能動温度均等装置201に対して温度均等効果を形成する構造の模式図を示す。
【0126】
上述をまとめて見ると、本実施形態のシステムは、自然の熱マトリックスの熱エネルギーを引用し、中間貯熱体構成の温度調節と結合するシステムである。調節温度の熱エネルギーは大自然からきてまた大自然へ戻り、伝統的なエアコン、例えば、冷房と比べると、後者は大量のエネルギーを消費するだけではなく、かつ形成する廃熱は二次公害を形成し、使用するCFCによってオゾン層が破壊され、しかも、供給する空気の質と量が制限される。本実施形態のシステムは、完璧でかつ自然であり、引用する全ての関連装置はすでに成熟したコンポネントであって、実用性と新鋭性は明らかである。
【符号の説明】
【0127】
100:自然の熱マトリックス、101:温度均等装置、102:第一流体導管、103:第二流体導管、104:ポンプ装置、106:ろ過装置、107:流量調節装置、108:制御ユニット、109:調節補助装置、111:流体流入配管、112:流体流出配管、113:流体流入水路、114:流体流出水路、201:能動温度均等装置、202:熱エネルギー流体輸送配管、203:熱エネルギー輸送流体、204:流体ポンプ、205:受動温度均等体、206:ろ過装置、207:流量調節装置、208:制御ユニット、209:調節補助装置、214:流体撹拌ポンプ、308:制御ユニット、1000:中間貯熱体、1001:密閉できるケースボディー、1002:槽状のケースボディー、1003:網状構造、1004:多孔状構造、1005:柵状構造、1081:有害ガス検知器、1082:温度測定装置、1083:流量計、1084:ガス物質添加装置、1090:調湿装置、1091:排水装置、2000:輻射状導熱補助装置、2001:輻射状導熱補助装置、2083:流量計
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一種の自然界の地層、地表、池、湖、河川などの安定温度である自然の熱マトリックスを利用し、エアコン応用のシステム或いは装置に対して自然の熱マトリックスと両端に流体導管が別々に設置されている温度均等装置との間に革新的に中間貯熱体を設置し、中間貯熱体は良い熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックスより優れていて、中間貯熱体は固体または膠状または液体またはガスを含む物体によって構成され、より良い熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を通して、周辺の安定温度である自然の熱マトリックスの熱エネルギーを吸収し、より高い単位熱容量比はより多い熱エネルギーを貯蔵し、及びより良い熱伝導係数の特性があって、短時間に温度均等装置を経て、温度均等装置を通過するガスに対してより大きい熱エネルギーの放出に有利であり、その主な構成は下記を含み、
温度均等装置(101)は内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列に接続する流体通路の導熱体によって構成され、一個或いは多数個の温度均等装置(101)が設置され、直列接続または並列接続または直並列接続の選択が可能で、中間貯熱体(1000)の中に設置され、或いは、同一構造または隣接結合し、中間貯熱体(1000)を温度均等装置(101)と自然の熱マトリックス(100)との間に設置され、温度均等装置(101)は良い熱伝導係数の材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成され、或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成され、直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって温度均等装置(101)が構成され、及びニーズによって温度均等装置(101)の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造の設置が選択され、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造が設置されることによって、吸熱及び放熱効果を高め、温度均等装置(101)は少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、別々に第一流体導管(102)及び第二流体導管(103)と接続し、
第一流体導管(102)は少なくとも一個の管状流体導管によって構成され、温度均等装置(101)の入口に接続し、空気を温度均等装置(101)へ輸送し、空気を自然の熱マトリックス(100)の温度に近づけ、前記空気は第一流体導管(102)の入口端外部の周辺区域より供給し、
中間貯熱体(1000)は温度均等装置(101)及び外部の自然の熱マトリックスと異なる材料によって構成され、少なくとも一個の中間貯熱体(1000)を通して、温度均等装置(101)と同一構造体をなし、同一構造または組立てまたは隣接して設置され、或いは、一個または数個を直列または並列または直並列に接続する温度均等装置(101)の周辺と外部の自然の熱マトリックス(100)との間に充填されることを含み、温度均等装置(101)と中間貯熱体(1000)の同一構造体が二個或いは二個以上であるとき、自然の熱マトリックス(100)の中に分散設置され、自然の熱マトリックス(100)は自然界のより大きくかつ安定な貯熱容量を持つ地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などの固体或いは液体貯熱体によって構成され、中間貯熱体(1000)の構成材料の熱伝導係数及び/或いは単位熱容量比の二者或いはその中の一つは中間貯熱体(1000)の外部の自然の熱マトリックス(100)より優れていて、中間貯熱体(1000)は固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、直接に自然の熱マトリックス(100)の間に設置され、或いは、選択した貯熱物質の材料性質に合わせてまたは構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって貯熱物体の外部に設置することを選択され、良い熱伝導係数である材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造が構成されることによって、中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)の相対的な空間的位置関係を制限または隔離し、熱伝導を高め、貯熱物質と自然の熱マトリックス(100)と温度均等体との間の熱伝導面は平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造であることによって熱伝導効果を高め、中間貯熱体が持っているより良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比の特性を通して、周辺の安定温度である自然の熱マトリックス(100)の熱エネルギーを吸収し、中間貯熱体(1000)はより高い単位熱容量比がより大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、最大伝送熱エネルギーを温度均等装置(101)へ伝送し、
第二流体導管(103)は少なくとも一個の管状流体導管によって構成され、温度均等装置(101)の出口に接続し、空気を第二流体導管(103)の少なくとも一個の出口へ伝送し、少なくとも一個の選択温度が調節される空間へ入り、建物内部或いは室内或いは構造体本体或いは開放空間を含み、
ポンプ装置(104)は各第一流体導管(102)或いは各第二流体導管(103)、或いは、第一流体導管(102)及び第二流体導管(103)の両方に接続するように設置され、空気を圧動し、接続する第一流体導管(102)、温度均等装置(101)及び接続する第二流体導管(103)を経て、選択温度で調節される空間に入れ、ポンプ装置は回転による機械力を送って駆動し、或いは、電気エネルギーを送って電動機の電磁効果を回転駆動する動力ポンプ及びオンオフ制御関連或いは風量調整の制御インターフェイスによって構成され、或いは、自然力の風力エネルギーまたは温度差気流を通して、エアポンプを駆動することによって構成されることを含み、
以上によって、中間貯熱体を持つ自然の熱エネルギーを均等温度で給気するシステムの主な構造が構成され、システムは更なるニーズによって下記の補助関連装置の設置が選択され、新鮮な空気の入口及び出口にニーズによって有害ガス検知器の設置が選択され、或いは、更なるニーズによって浄化機能を持つろ過装置、流量調節装置、有害ガス検知器、温度測定装置、流量計の設置が選択され、或いは、更なるニーズによって有益なガス或いは芳香ガス供給添加装置の設置が選択され、或いは、ニーズによって調節補助装置、調湿装置、排水装置の設置を含み、補助関連装置は下記を含み、
ろ過装置(106)は取り外し可能なきれいな気流ろ過構造によって構成され、例えば、活性炭ろ過器を空気の吸入口或いは出口に設置することによって、配管閉塞を防止し、及び簡単に掃除可能であり、除塵フィルター及び有害ガスのろ過装置の中に活性炭などを含むろ過装置によって構成されることを含み、本装置はニーズによって設置を選択可能であり、
流量調節装置(107)はニーズによって人工或いは機械力で新鮮な空気の放出量の大小を制御または調整し、調節装置はポンプの圧送気流流量を調節する調節装置或いは気流の出口にあるガス流量の大小を調節するバルブまたはゲート装置によって構成され、本装置はニーズによって設置を選択可能であり、
有害ガス検知器(1081)は気流の吸入口或いは出口に設置され、温度が調節される空間の人体、動物、植物などの生物或いは物品に対して有害ガスを検査測定し、メッセージを送信し、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
温度測定装置(1082)は温度が調節される空間に設置され、温度を検査測定し、或いは、気流の入口或いは出口に設置され、温度を検査測定し、メッセージを送信し、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
流量計(1083)は新鮮な空気流量を累積計算して、計量を記録及び表示し、及びメッセージを送信することによって、流量を制御し、或いは、費用計算や統計管理の参考にし、本装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
ガス或いは微粉粒状物質添加装置(1084)は人工操作或いは機械力或いは電気エネルギーの信号によって制御され、温度が調節される空間に対して人体、動物、植物に有益なガス物体を送り込み、或いは、気流によって運ばれる微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、物品保護に有利なガス物体または微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、匂いが分かるガス物体或いは微粉粒体或いは霧状液体を送り込む添加装置によって構成され、本項の装置は気流の入口端または第一流体導管(102)または温度均等装置(101)または第二流体導管(103)または気流の出口端または温度が調節される空間の内部或いは外部に設置され、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
調節補助装置(109)は、温度均等装置(101)の温度がニーズを満足不可能な場合、温度均等装置(101)の出口から第二流体導管(103)を経て、温度が調節される空間の出口端までの流路に調節補助装置(109)が追加設置され、或いは、温度が調節される空間に調節補助装置(109)が追加設置されることによって、温度が調節される空間に入る気流に対して昇温或いは降温の補助調節を行うことが可能であり、調節補助装置(109)は加熱機能の補助加温装置或いは降温機能の冷却装置或いは二種類の機能を持つ温度調節装置によって構成されることを含み、本装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
調湿装置(1090)は第一流体導管(102)或いは第二流体導管(103)によって構成される気流配管の内部或いは温度均等装置(101)の内部に吸湿物質の塗装を選択する以外に、更に湿度を除去、減少、増加する調湿機能装置(1090)が設置され、人工操作或いは湿度の検査測定、設定を通して、自動的に湿度を制御し、本装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
排水装置(1091)は第一流体導管(102)或いは第二流体導管(103)によって構成された気流配管の内部の水溜まり或いは温度均等装置(101)の内部にある水溜まりを抽出するポンプ及び導水管などの装置によって構成され、本装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
制御ユニット(108)は機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、システムが温度調節される空間に対して温度調整を制御し、及び送気機能を作動する以外に、ニーズによって下記の一種或いは一種以上の機能増加を含み、1.安全保護制御機能は入力側或いは各出力口に設置される有害ガス検知器(1081)と連結し、有害ガスが存在しかつ監視値を超えるとき、警報を送信し、及び気流を切断し、或いは、その他応変な処理を行い、有害ガス検知器が入力及び出力口側に設置され、空間内の有害ガスを偵側可能であり、2.温度測定装置(1082)及び新鮮な空気流量の計量の記録及び表示機能がある流量計(1083)と連結し、ポンプ装置(104)、流量調節装置(107)、調節補助装置(109)を制御し、温度が調節される空間に対して温度調整及び吸気流量を制御し、3.ガス添加装置(1084)を制御し、温度が調節される空間の人体、動物、植物に対して有益なガスを添加し、或いは、気流によって微小粉粒物体のヘルスケア品或いは薬品を運び、或いは、物品保護に対して有利なガスまたは微小粉粒物体または嗅覚を刺激するガスを添加し、4.調湿装置(1090)を制御し、入口の気流或いは輸送流体の第一流体導管(102)、温度均等装置(101)、第二流体導管(103)、排出気流、温度が調節される空間の湿度を調節し、5.排水装置(1091)を制御し、第一流体導管(102)、温度均等装置(101)、第二流体導管(103)の水溜まりを排除し、本装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であることを特徴とする自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項2】
すでに伝統的な温度調節装置を設置した温度が調節される空間と外部との温度差環境の間に設置され、漸進的な温度差隔離を構成可能であり、それは下記を含み、
温度が調節される空間の需要温度は温度均等装置(101)によって温度を調節してから、更に温度が調節される空間に入る気流の温度より高く、しかし、気流の温度均等装置(101)を経た後の温度が入口の気流の温度より高いとき、本項のシステムは気流に対して予熱機能を提供可能であり、或いは、
温度が調節される空間の需要温度は温度均等装置(101)によって温度を調節してから、更に温度が調節される空間に入る空気の温度より低く、しかし、温度均等装置(101)を経た後の新鮮空気の温度が入口の気流の温度より低いとき、本項のシステムは気流に対して予冷機能を提供可能であることを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システムテム。
【請求項3】
温度が調節される空間に建物の内部或いは室内を選択する場合、室外から建物の内部に対して新鮮な気流を送り込むとき、温度が調節される空間の内部は外部に対して正圧を形成し、空気を排出するので、外部粉塵及び汚染空気は温度が調節される空間の内部に逆流しにくい機能があることを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項4】
温度が調節される空間に都市の中の開放空間を選択する場合、都市外部から都市の中の開放空間に対して新鮮な気流を送り込むとき、温度調節及び新鮮な空気を供給可能である上に、都市全体に対して外部に向かって拡散する正圧の気流を形成するので、特に盆地地形に位置する都市に対して常に高層気流の停滞現象或いはサンドストームなどを形成するので、空気品質の悪化現象を改善する機能があることを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項5】
選択された温度が調節される空間と第一流体導管(102)の気流の入口端の外部周辺とが異なる気候形態に属する場合、温度調節可能である上に、気流の供給を通して気候を微調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項6】
温度が調節される空間に家屋空間、倉庫空間、植物植栽或いは栽培、動物養殖、水産の室内空間或いは半密閉空間或いは開放区域を選択するとき、温度調節が可能である上に、気流の供給を通して、人体、動物、植物に有益なガス物体を送り込み、或いは、気流によって運ばれる微粉粒体や霧状物体を送り込み、或いは、物品保護に有利なガス物体や微粉粒体または気流によって運ばれる微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、匂いが分かるガス物体或いは微粉粒体や霧状液体を送り込むことが可能であることを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項7】
システムの構造形態は下記を含み、
新鮮な空気が圧動されて、海洋、湖、池、河川、人工池に埋設、沈置、ぶら下がり、漂う中間貯熱体(1000)に覆われる温度均等装置(101)を流れ通って、船室或いはその他設備に対して新鮮な空気を供給し、及び温度を調節することを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項8】
システムの構造形態は下記を含み、
新鮮な空気が圧動されて、地下に埋め、或いは、海洋、湖、池、河川、人工池に沈置、ぶら下がり、漂う中間貯熱体(1000)に覆われる温度均等装置(101)を流れ通って、陸上の建築空間に対して新鮮な空気を供給し、及び温度を調節することを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項9】
システムの構造形態は下記を含み、
新鮮な空気が圧動されて、地層に埋設される中間貯熱体(1000)に覆われる温度均等装置(101)を流れ通って、陸上の建築空間に対して新鮮な空気を供給し、及び温度を調節することを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項10】
一種の中間貯熱体の自然の熱エネルギーを均等温度で給気するシステムは、自然の熱マトリックスの熱エネルギーを通して、間接に温度が調節される空間へ伝送される気流に対して温度を調節する方式を採用し、室内或いは室外空間に対して温度を調節可能であり、その主な構成は下記を含み、
能動温度均等装置(201)は内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列接続する流体通路の導熱体によって構成され、一個或いは数個の能動温度均等装置(201)が設置され、直列接続、並列接続、直並列接続することが選択され、中間貯熱体(1000)の中に設置され、或いは、同一構造または隣接結合し、中間貯熱体(1000)が能動温度均等装置(201)と自然の熱マトリックス(100)との間に設置され、能動温度均等装置(201)は良い熱伝導係数の材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成され、或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成され、直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって能動温度均等装置(201)の機能が構成され、及びニーズによって能動温度均等装置(201)の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造が設置され、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造が設置され、吸熱及び放熱効果を高め、能動温度均等装置(201)は少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、熱エネルギー流体輸送配管(202)と接続し、熱エネルギー輸送流体(203)を圧動する流体ポンプ(204)を通して、熱エネルギー輸送流体(203)の循環は能動温度均等装置(201)と受動温度均等体(205)との間を流れ、熱エネルギーを輸送し、
中間貯熱体(1000)は能動温度均等装置(201)及び外部の自然の熱マトリックス(100)と異なる材料によって構成され、少なくとも一個の中間貯熱体(1000)を通して、能動温度均等装置(201)と同一構造体をなし、同一構造または組立てまたは隣接して設置され、或いは、一個または数個を直列または並列または直並列に接続する能動温度均等装置(201)の周辺と外部の自然の熱マトリックス(100)との間に充填されることを含み、能動温度均等装置(201)と中間貯熱体(1000)の同一構造体が二個或いは二個以上であるとき、自然の熱マトリックスの中に分散設置され、自然の熱マトリックス(100)は自然界のより大きくかつ安定な貯熱容量を持つ地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などの固体或いは液体貯熱体によって構成され、中間貯熱体(1000)の構成材料の熱伝導係数及び/或いは単位熱容量比の二者或いはその中の一つは中間貯熱体(1000)の外部の自然の熱マトリックス(100)より優れていて、中間貯熱体(1000)は固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、直接に自然の熱マトリックス(100)の間に設置され、或いは、選択した貯熱物質の材料性質に合わせてまたは構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって貯熱物体の外部に設置することが選択され、良い熱伝導係数である材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造が構成されることによって、中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)の相対的な空間的位置関係を制限や隔離し、熱伝導を高め、貯熱物質と自然の熱マトリックス(100)と能動温度均等装置(201)との間の熱伝導面は平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造であることによって熱伝導効果を高め、中間貯熱体が持っているより良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比の特性を通して、周辺の安定温度である自然の熱マトリックス(100)の熱エネルギーを吸収し、中間貯熱体はより大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、能動温度均等装置(201)に対してより大きい熱エネルギーを伝送し、
熱エネルギー流体輸送配管(202)はクローズドループ配管で、内部に熱エネルギー輸送流体(203)が詰め込まれ、流体ポンプ(204)に圧動され、中間貯熱体(1000)に設置されている能動温度均等装置(201)と受動温度均等体(205)との間で循環し、熱エネルギーを伝送し、
熱エネルギー輸送流体(203)は流体ポンプ(204)を通して圧動され、熱エネルギー流体輸送配管(202)の中で流れて循環し、中間貯熱体(1000)に設置されている能動温度均等装置(201)を流れ通って、中間貯熱体(1000)の熱エネルギーを熱エネルギー輸送流体(203)を経て、受動温度均等体(205)へ伝送し、熱エネルギー輸送流体(203)は通常、水または油またはその他液体または空気またはその他貯熱量がより大きい液体またはガスが採用され、熱エネルギー輸送流体(203)が構成され、
流体ポンプ(204)は電力或いはその他機械力によって各種流体ポンプを駆動し、一段或いは一段以上の流体ポンプ(204)によって構成され、増圧圧送を行い、熱エネルギー輸送流体(203)を能動圧送し、熱エネルギー流体輸送配管(202)の中での流動を含み、
受動温度均等体(205)はシステムに少なくとも一個が設置され、中間貯熱体(1000)に設置されている能動温度均等装置(201)からの熱エネルギーを熱エネルギー流体輸送配管(202)の内部の熱エネルギー輸送流体(203)を経て輸送し、受動温度均等体(205)の設置方式はニーズによって一個が設置され、或いは、二個または二個以上の受動温度均等体(205)が設置され、受動温度均等体(205)の熱エネルギー流体輸送配管(202)を直列接続または並列接続または直並列接続し、受動温度均等体(205)は下記の位置を選択して設置可能であり、それは下記を含み、1.受動温度均等体(205)が室内空間または半密閉空間または開放区域によって構成される温度が調節される空間に設置され、熱エネルギーを温度が調節される空間へ放出し、冷却或いは加熱を行い、受動温度均等体(205)の外部には平滑面或いはニーズによって翼状構造が設置され、或いは、更なるニーズによって気流を送る扇風機の設置が選択され、或いは、2.受動温度均等体(205)が温度が調節される空間を構成する構造体の内部、例えば、壁、柱、梁、床、地中浅層、屋上内部に設置され、閉路循環の熱エネルギー輸送流体(203)から輸送される熱エネルギーを受け、冷却或いは加熱を行い、或いは、3.受動温度均等体(205)とエアコン装置の散熱器を熱伝導の同一構造にし、温度を均等に冷却或いは加熱し、或いは、4.受動温度均等体(205)と気流或いは液流の熱交換器を熱伝導の同一構造にし、温度均等冷却或いは加熱を行い、或いは、5.受動温度均等体(205)と気流或いは液流に対して熱回収換気装置を熱伝導の同一構造にし、温度を均等に冷却或いは加熱し、或いは、6.受動温度均等体(205)が設定温度範囲で作動する機械工具、例えば、機械または生産設備或いは内燃または外燃エンジン或いは変圧器または回転電機或いは貯電装置などの構造体に設置され、或いは、熱エネルギー輸送流体(203)を導入して前記機械工具の調温配管に設置し、受動温度均等体(205)と機械工具を同一構造にし、熱エネルギー輸送流体(203)を通過し、温度を均等に冷却或いは加熱し、
ろ過装置(206)は取り外し可能なきれいな熱エネルギー輸送流体(203)のろ過構造によって構成され、配管閉塞を防止し、及び簡単に掃除可能であり、ニーズによって閉路循環の熱エネルギー流体輸送配管(202)の中の任意位置、例えば、吸入口或いは出口或いは中間或いは多箇所に設置可能であり、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
流量調節装置(207)はニーズによって人工或いは機械力で熱エネルギー輸送流体(203)の流量の大小を制御、調整し、その調節方式はシステムが流体の閉路循環式であれば、直列接続を通して制御し、或いは、並列接続の分流制御の方式で流量調節装置(207)の流量を制御し、更に受動温度均等体の熱エネルギー輸送流体(203)を流れ通る流量を調節し、温度が調節される空間への輸送或いは温度が調節される空間を構成する構造体内の受動温度均等体(205)に流れる熱エネルギー輸送流体(203)の流量を変更させ、受動温度均等体(205)の熱エネルギーを制御し、受動温度均等体(205)の本体に流体ポンプ(204)を配置するときも、配置した流体ポンプ(204)の圧動量を通して、放出熱エネルギーを調節し、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
温度測定装置(1082)は温度が調節される空間に設置され、温度を検査測定し、或いは、気流の入口或いは出口に設置され、温度を検査測定し、メッセージを送信し、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
調節補助装置(209)は能動温度均等装置(201)の温度がニーズを満足不可能な場合、温度が調節される空間に調節補助装置(209)が追加設置され、中間貯熱体(1000)から熱エネルギー輸送流体(203)を通して、受動温度均等体(205)から出力の熱エネルギーへ伝送し、更に伝統的な燃焼或いは電熱或いはソーラーエネルギーなどの加温装置によって構成される調節補助装置へ入力して昇温し、或いは、更に伝統的な降温調節装置によって構成される調節補助装置へ入力して降温することを含み、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
制御ユニット(208)は機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、人工或いは電力或いは機械力の操作で温度が調節される空間或いは温度が調節される構造体に設置されている温度測定装置及び自然の熱マトリックス(100)に設置されている温度測定装置(1082)の信号を制御することによって、流体ポンプ(204)と流量調節装置(207)の作動を制御することを含み、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であることを特徴とする自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項11】
システム構成方式は下記を含み、
中間貯熱体(1000)は埋設、沈置、ぶら下がり、或いは、海洋、湖、池、河川、人工池に漂い、能動温度均等装置(201)が中間貯熱体(1000)の中に設置され、或いは、同一構造の結合または隣接結合し、能動温度均等装置(201)の流体の入口端と出口端に熱エネルギー流体輸送配管(202)が設置され、陸上建物の本体構造または建物内部空間または外部空間または地表の受動温度均等体(205)まで延伸し、閉路回路が構成され、流体ポンプ(204)によって圧動される熱エネルギー輸送流体(203)を通して、陸上建物の本体構造または建物内部空間または外部空間または地表の受動温度均等体(205)に対して閉路の温度調節をすることを特徴とする請求項10に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項12】
システム構成方式は下記を含み、
地層に埋設されている中間貯熱体(1000)によって能動温度均等装置(201)を覆い、或いは、同一構造の結合或いは隣接結合をし、能動温度均等装置(201)の流体の入口端と出口端に熱エネルギー流体輸送配管(202)が設置され、陸上建物の本体構造或いは建物内部空間或いは外部空間或いは地表の受動温度均等体(205)まで延伸し、閉路回路が構成され、流体ポンプ(204)によって圧動される熱エネルギー輸送流体(203)を通して、陸上建物の本体構造または建物内部空間または開放的な外部空間または地表の受動温度均等体(205)に対して閉路の温度調節をすることを特徴とする請求項10に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項13】
中間貯熱体(1000)に自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)を設置する構造例は下記を含み、
固体或いは膠状物質によって構成されている中間貯熱体(1000)であり、固体或いは膠状物質によって構成されている中間貯熱体(1000)は良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックスより優れていて、自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)との間に設置され、或いは、
密閉可能なケースボディー(1001)の中に液体またはガスまたは膠状または固体物質を置き、中間貯熱体(1000)が構成され、密閉可能なケースボディー(1001)の中で液体またはガスまたは膠状または固体物質によって構成されている中間貯熱体(1000)は良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)との間に設置され、密閉可能なケースボディー(1001)は密閉構造或いは開閉可能な封蓋構造を設置することによって構成され、
密閉可能なケースボディー(1001)はニーズによって良好の熱伝導係数を持つ材料によって構成されることが選択され、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特定選択せず、或いは、
上に向かって開放する槽状のケースボディー(1002)の中に液体または膠状または固体物質を置き、中間貯熱体(1000)が構成され、上に向かって開放する槽状のケースボディー(1002)の中に液体または膠状または固体物質を置き、構成される中間貯熱体(1000)は良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)との間に設置され、
上に向かって開放する槽状のケースボディー(1002)はニーズによって良い熱伝導係数を持つ材料によって構成されることが選択され、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択せず、或いは、
多顆粒状或いは多塊状固体によって中間貯熱体(1000)が構成され、多顆粒状或いは多塊状固体によって構成される中間貯熱体(1000)は良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)との間に設置され、或いは、
網状構造(1003)で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体(1000)が構成され、網状構造(1003)で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって構成されている中間貯熱体(1000)は良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者の特性は全てその中の一つが外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)との間に設置され、網状構造の構成材料はニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることが選択され、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択せず、或いは、
多孔状構造(1004)で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体(1000)が構成され、多孔状構造(1004)で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって構成されている中間貯熱体(1000)は良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)との間に設置され、多孔状構造の構成材料はニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることが選択され、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択せず、或いは、
柵状構造(1005)で多顆粒状或いは多塊状構造を覆うことによって、中間貯熱体(1000)が構成され、柵状構造(1005)で多顆粒状或いは多塊状構造を覆うことによって構成されている中間貯熱体(1000)は良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)との間に設置され、柵状構造の構成材料はニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることが選択され、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択せず、
上述の各種中間貯熱体の構成及び設置方式は説明するために例を挙げただけで、本発明の応用方式を制限することではなく、その他全ての本発明で発表した自然の熱マトリックスと両端に別々に第一導管が設置されている温度均等体との間に革新的に中間貯熱体を設置し、中間貯熱体は良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者の特性が全て外部に安定温度である自然の熱マトリックスより優れている各種中間貯熱体の構成及び設置方式である場合は、全て本発明の範囲に属することを特徴とする請求項1或いは請求項10に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項14】
密閉可能なケースボディー(1001)は、更に少なくとも一個の流体流入配管(111)が設置され、及び少なくとも一個の流体流出配管(112)が設置され、流体を流入及び流出させ、密閉可能なケースボディー(1001)の中の流体は例えば、水道水からの水流或いはその他給水システムの水流或いは自然水源の水流を連続して更換することにより、温度差を維持することを特徴とする請求項13に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項15】
上に向かって開放する槽状のケースボディー(1002)は、更に少なくとも一個の流体流入水路(113)と流体流入配管(111)の二者或いはその中の一つが設置され、及び少なくとも一個の流体流出水路(114)と流体流出配管(112)の二者或いはその中の一つが設置され、流体を流入及び流出させ、上に向かって開放する槽状のケースボディー(1002)の中の流体は例えば、水道水からの水流或いはその他給水システムの水流或いは自然水源の水流を連続して更換することにより、温度差を維持することを特徴とする請求項13に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項16】
密閉可能なケースボディー(1001)或いは上に向かって開放する槽状のケースボディー(1002)は、ニーズによって流体流入配管(111)或いは流体流出配管(112)或いは流体流入水路(113)或いは流体流出水路(114)に応用管理と制御に合わせて下記の一種或いは一種以上の補助装置が設置され、それは下記を含み、
1.流体ポンプ(204)が設置され、流体を能動圧送することによって、流体を流動させるために、自然流体の流動エネルギーに協力し、或いは、取り代わり、
2.ろ過装置(206)が設置され、流体をろ過し、ろ過装置は固定式であり、または、更に制御ユニット(308)で制御され、
3.流量調節装置(207)が設置され、流量を調節し、
4.流量計(2083)が設置され、流量計(2083)が地層中、地下、地表に設置され、通過する流体の流量を測定し、
5.制御ユニット(308)が設置され、制御ユニット(308)は機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、人工操作または電力または機械力の制御を含み、流体ポンプ(204)、ろ過装置(206)、流量調節装置(207)、流量計(2083)の作動を制御し、及びニーズによって流量計(2083)の流量を表示することを特徴とする請求項14または請求項15に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項17】
更に中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)との間に平面指向または立体指向または垂直指向の輻射状導熱補助装置(2000)が設置され、その設置方式は下記を含み、
輻射状導熱補助装置(2000)は良い熱伝導係数を持つ材料によって構成され、平面指向または立体指向または垂直指向の輻射状の少なくとも一個の柱状または片状または翼状に延伸する導熱装置であって、その構造は中が詰まった或いは中空構造で、中に導熱充填物を含むことによって構成され、或いは、ヒートパイプ構造によって構成され、中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)との間にある輻射状導熱補助装置(2000)に設置されていることを特徴とする請求項1或いは請求項12に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項18】
輻射状導熱補助装置(2000)は、更に中空構造で中に導熱充填物を含み、或いは、ヒートパイプに取換え、中空構造で中に導熱充填物を含み、或いは、ヒートパイプによって構成されている輻射状導熱補助装置(2000)の設置方式は下記の通りであり、
中間貯熱体(1000)が直接に自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)との間に設置される場合、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプ構造を含む輻射状導熱補助装置(2001)は平面指向または立体指向または垂直指向になって、中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)との間に延伸して設置され、平面指向または立体指向または垂直指向になって、中間貯熱体(1000)及び自然の熱マトリックス(100)の内部まで延伸することによって、熱エネルギー輸送効果を高め、
中間貯熱体(1000)が良い熱伝導係数を持つ容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数を持つ網状隔離構造或いは柵状隔離構造或いは多孔状隔離構造に設置される場合、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成されている輻射状導熱補助装置(2001)は良い熱伝導係数を持つ容器状のケースボディー構造と結合し、或いは、良い熱伝導係数を持つ網状或いは柵状或いは多孔状隔離構造と結合し、中間貯熱体(1000)に向かい、及び自然の熱マトリックス(100)に向かう二者或いはその中の一つは平面指向または立体指向または垂直指向になって、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成されている輻射状導熱補助装置(2001)が設置されていることによって、熱伝導効果を高めることを特徴とする請求項17に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項19】
一種の温度均等装置及び中間貯熱体の同一構造の装置の温度均等装置(101)は、内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列に接続する流体通路の導熱体によって構成され、一個或いは多数個の温度均等装置(101)が設置され、直列または並列接続または直並列接続の選択が可能で、中間貯熱体(1000)の中に設置され、或いは、同一構造または隣接結合することによって、自然の熱マトリックス(100)が設置され、
温度均等装置(101)は良い熱伝導係数の材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成され、或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成され、直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって温度均等装置(101)が構成され、及びニーズによって温度均等装置(101)の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造の設置が選択され、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造が設置されていることによって、吸熱及び放熱効果を高め、温度均等装置(101)は少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、別々に第一流体導管(102)及び第二流体導管(103)と接続し、
少なくとも一個の中間貯熱体(1000)は固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、温度均等装置(101)と同一構造または組立てまたは隣接して設置され、或いは、一個または数個の直列または並列または直並列に接続する温度均等装置(101)の周辺に充填され、中間貯熱体(1000)の構成材料の熱伝導係数及び単位熱容量比は地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などに設置されている固体或いは液体の自然の熱マトリックス(100)より優れており、
中間貯熱体(1000)は直接に温度均等装置(101)に設置可能であり、或いは、選択使用する貯熱物質材料の性質に合わせて、または、構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって中間貯熱体(1000)の外部に良い熱伝導係数を持つ材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造の構成が選択され、中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)の相対的な空間的位置関係を制限や隔離し、
中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)と温度均等体との間の熱伝導面は平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造にすることが可能であり、熱伝導効果を高め、中間貯熱体はより良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、自然の熱マトリックス(100)の熱エネルギーを吸収し、中間貯熱体(1000)はより大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、温度均等装置(101)に対してより大きい熱エネルギーを伝送することを特徴とする自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項20】
一種の能動温度均等装置及び中間貯熱体の同一構造の装置の能動温度均等装置(201)は、内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列に接続する流体通路の導熱体によって構成され、一個或いは多数個の能動温度均等装置(201)が設置され、直列または並列接続または直並列接続の選択が可能で、中間貯熱体(1000)の中に設置され、或いは、同一構造または隣接結合することによって、自然の熱マトリックス(100)が設置され、
能動温度均等装置(201)は良い熱伝導係数を持つ材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成され、或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成され、直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって能動温度均等装置(201)が構成され、及びニーズによって能動温度均等装置(201)の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造の設置が選択され、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造が設置されることによって、吸熱及び放熱効果を高め、能動温度均等装置(201)は少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、別々に第一流体導管(102)及び第二流体導管(103)と接続し、
少なくとも一個の中間貯熱体(1000)は固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、能動温度均等装置(201)と同一構造または組立てまたは隣接して設置され、或いは、一個または数個の直列または並列または直並列に接続する能動温度均等装置(201)の周辺に充填され、中間貯熱体(1000)の構成材料の熱伝導係数及び単位熱容量比は地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などに設置されている固体或いは液体の自然の熱マトリックス(100)より優れており、
中間貯熱体(1000)は直接に能動温度均等装置(201)に設置可能であり、或いは、選択使用する貯熱物質材料の性質に合わせて、または、構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって中間貯熱体(1000)の外部に良い熱伝導係数を持つ材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造の構成が選択され、中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)の相対的な空間的位置関係を制限や隔離し、
中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)と温度均等体との間の熱伝導面は平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造にすることが可能であり、熱伝導効果を高め、中間貯熱体はより良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、その周りの安定温度である自然の熱マトリックス(100)の熱エネルギーを吸収し、中間貯熱体(1000)はより大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、能動温度均等装置(201)に対してより大きい熱エネルギーを伝送することを特徴とする自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項21】
一種のガス物質添加装置(1084)は、自然の熱エネルギーを利用した給気システムに応用可能である以外に、伝統的な中間貯熱体未設置の自然の熱エネルギーを均等温度で給気するシステムまたは一般養殖温室または貯蔵倉庫などの室内空間の給気するシステムへ応用可能であり、人体、動物、植物に有益なガス物体を送り込み、或いは、気流によって運ばれる微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、物品保護に有利なガス物体または微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、匂いが分かるガス物体或いは微粉粒体或いは霧状液体を送り込むことが可能であることを特徴とする自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項22】
自然の熱マトリックス(100)或いは中間貯熱体(1000)が液体或いはガス物体によって構成される場合、熱エネルギーの輸送効果を増進するために、更に流体撹拌ポンプ(214)が設置されることによって、自然の熱マトリックス(100)が中間貯熱体(1000)を流れ通るガス或いは液体を圧動することによって、自然の熱マトリックス(100)と中間貯熱体(1000)との間の熱エネルギーの輸送効果を増進し、或いは、流体撹拌ポンプ(214)を通して、中間貯熱体(1000)を流れ通って温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)を流れ通るガス或いは液体物体を圧動することによって、中間貯熱体(1000)が温度均等装置(101)に対して、或いは、能動温度均等装置(201)の熱エネルギーに対して輸送効果を増進することを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項23】
一種の流体撹拌ポンプ(214)の圧動を通して、ガス或いは液体物体によって自然の熱マトリックス(100)を構成する方法は、中間貯熱体の自然の温度均等装置へ応用する以外に、よく使われる自然の熱マトリックス(100)に直接設置される温度均等装置(101)へ応用可能であり、或いは、能動温度均等装置(201)のシステムの中でガス或いは液体物体によって自然の熱マトリックス(100)が構成されるとき、自然の熱マトリックス(100)に設置されている流体撹拌ポンプ(214)を通して、自然の熱マトリックス(100)を流れ通る温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)を流れ通るガス或いは液体物流を圧動することによって、自然の熱マトリックス(100)が温度均等装置(101)に対して、或いは、能動温度均等装置(201)に対して熱エネルギー輸送効果を高めることを特徴とする自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項1】
一種の自然界の地層、地表、池、湖、河川などの安定温度である自然の熱マトリックスを利用し、エアコン応用のシステム或いは装置に対して自然の熱マトリックスと両端に流体導管が別々に設置されている温度均等装置との間に革新的に中間貯熱体を設置し、中間貯熱体は良い熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックスより優れていて、中間貯熱体は固体または膠状または液体またはガスを含む物体によって構成され、より良い熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を通して、周辺の安定温度である自然の熱マトリックスの熱エネルギーを吸収し、より高い単位熱容量比はより多い熱エネルギーを貯蔵し、及びより良い熱伝導係数の特性があって、短時間に温度均等装置を経て、温度均等装置を通過するガスに対してより大きい熱エネルギーの放出に有利であり、その主な構成は下記を含み、
温度均等装置(101)は内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列に接続する流体通路の導熱体によって構成され、一個或いは多数個の温度均等装置(101)が設置され、直列接続または並列接続または直並列接続の選択が可能で、中間貯熱体(1000)の中に設置され、或いは、同一構造または隣接結合し、中間貯熱体(1000)を温度均等装置(101)と自然の熱マトリックス(100)との間に設置され、温度均等装置(101)は良い熱伝導係数の材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成され、或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成され、直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって温度均等装置(101)が構成され、及びニーズによって温度均等装置(101)の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造の設置が選択され、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造が設置されることによって、吸熱及び放熱効果を高め、温度均等装置(101)は少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、別々に第一流体導管(102)及び第二流体導管(103)と接続し、
第一流体導管(102)は少なくとも一個の管状流体導管によって構成され、温度均等装置(101)の入口に接続し、空気を温度均等装置(101)へ輸送し、空気を自然の熱マトリックス(100)の温度に近づけ、前記空気は第一流体導管(102)の入口端外部の周辺区域より供給し、
中間貯熱体(1000)は温度均等装置(101)及び外部の自然の熱マトリックスと異なる材料によって構成され、少なくとも一個の中間貯熱体(1000)を通して、温度均等装置(101)と同一構造体をなし、同一構造または組立てまたは隣接して設置され、或いは、一個または数個を直列または並列または直並列に接続する温度均等装置(101)の周辺と外部の自然の熱マトリックス(100)との間に充填されることを含み、温度均等装置(101)と中間貯熱体(1000)の同一構造体が二個或いは二個以上であるとき、自然の熱マトリックス(100)の中に分散設置され、自然の熱マトリックス(100)は自然界のより大きくかつ安定な貯熱容量を持つ地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などの固体或いは液体貯熱体によって構成され、中間貯熱体(1000)の構成材料の熱伝導係数及び/或いは単位熱容量比の二者或いはその中の一つは中間貯熱体(1000)の外部の自然の熱マトリックス(100)より優れていて、中間貯熱体(1000)は固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、直接に自然の熱マトリックス(100)の間に設置され、或いは、選択した貯熱物質の材料性質に合わせてまたは構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって貯熱物体の外部に設置することを選択され、良い熱伝導係数である材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造が構成されることによって、中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)の相対的な空間的位置関係を制限または隔離し、熱伝導を高め、貯熱物質と自然の熱マトリックス(100)と温度均等体との間の熱伝導面は平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造であることによって熱伝導効果を高め、中間貯熱体が持っているより良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比の特性を通して、周辺の安定温度である自然の熱マトリックス(100)の熱エネルギーを吸収し、中間貯熱体(1000)はより高い単位熱容量比がより大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、最大伝送熱エネルギーを温度均等装置(101)へ伝送し、
第二流体導管(103)は少なくとも一個の管状流体導管によって構成され、温度均等装置(101)の出口に接続し、空気を第二流体導管(103)の少なくとも一個の出口へ伝送し、少なくとも一個の選択温度が調節される空間へ入り、建物内部或いは室内或いは構造体本体或いは開放空間を含み、
ポンプ装置(104)は各第一流体導管(102)或いは各第二流体導管(103)、或いは、第一流体導管(102)及び第二流体導管(103)の両方に接続するように設置され、空気を圧動し、接続する第一流体導管(102)、温度均等装置(101)及び接続する第二流体導管(103)を経て、選択温度で調節される空間に入れ、ポンプ装置は回転による機械力を送って駆動し、或いは、電気エネルギーを送って電動機の電磁効果を回転駆動する動力ポンプ及びオンオフ制御関連或いは風量調整の制御インターフェイスによって構成され、或いは、自然力の風力エネルギーまたは温度差気流を通して、エアポンプを駆動することによって構成されることを含み、
以上によって、中間貯熱体を持つ自然の熱エネルギーを均等温度で給気するシステムの主な構造が構成され、システムは更なるニーズによって下記の補助関連装置の設置が選択され、新鮮な空気の入口及び出口にニーズによって有害ガス検知器の設置が選択され、或いは、更なるニーズによって浄化機能を持つろ過装置、流量調節装置、有害ガス検知器、温度測定装置、流量計の設置が選択され、或いは、更なるニーズによって有益なガス或いは芳香ガス供給添加装置の設置が選択され、或いは、ニーズによって調節補助装置、調湿装置、排水装置の設置を含み、補助関連装置は下記を含み、
ろ過装置(106)は取り外し可能なきれいな気流ろ過構造によって構成され、例えば、活性炭ろ過器を空気の吸入口或いは出口に設置することによって、配管閉塞を防止し、及び簡単に掃除可能であり、除塵フィルター及び有害ガスのろ過装置の中に活性炭などを含むろ過装置によって構成されることを含み、本装置はニーズによって設置を選択可能であり、
流量調節装置(107)はニーズによって人工或いは機械力で新鮮な空気の放出量の大小を制御または調整し、調節装置はポンプの圧送気流流量を調節する調節装置或いは気流の出口にあるガス流量の大小を調節するバルブまたはゲート装置によって構成され、本装置はニーズによって設置を選択可能であり、
有害ガス検知器(1081)は気流の吸入口或いは出口に設置され、温度が調節される空間の人体、動物、植物などの生物或いは物品に対して有害ガスを検査測定し、メッセージを送信し、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
温度測定装置(1082)は温度が調節される空間に設置され、温度を検査測定し、或いは、気流の入口或いは出口に設置され、温度を検査測定し、メッセージを送信し、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
流量計(1083)は新鮮な空気流量を累積計算して、計量を記録及び表示し、及びメッセージを送信することによって、流量を制御し、或いは、費用計算や統計管理の参考にし、本装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
ガス或いは微粉粒状物質添加装置(1084)は人工操作或いは機械力或いは電気エネルギーの信号によって制御され、温度が調節される空間に対して人体、動物、植物に有益なガス物体を送り込み、或いは、気流によって運ばれる微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、物品保護に有利なガス物体または微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、匂いが分かるガス物体或いは微粉粒体或いは霧状液体を送り込む添加装置によって構成され、本項の装置は気流の入口端または第一流体導管(102)または温度均等装置(101)または第二流体導管(103)または気流の出口端または温度が調節される空間の内部或いは外部に設置され、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
調節補助装置(109)は、温度均等装置(101)の温度がニーズを満足不可能な場合、温度均等装置(101)の出口から第二流体導管(103)を経て、温度が調節される空間の出口端までの流路に調節補助装置(109)が追加設置され、或いは、温度が調節される空間に調節補助装置(109)が追加設置されることによって、温度が調節される空間に入る気流に対して昇温或いは降温の補助調節を行うことが可能であり、調節補助装置(109)は加熱機能の補助加温装置或いは降温機能の冷却装置或いは二種類の機能を持つ温度調節装置によって構成されることを含み、本装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
調湿装置(1090)は第一流体導管(102)或いは第二流体導管(103)によって構成される気流配管の内部或いは温度均等装置(101)の内部に吸湿物質の塗装を選択する以外に、更に湿度を除去、減少、増加する調湿機能装置(1090)が設置され、人工操作或いは湿度の検査測定、設定を通して、自動的に湿度を制御し、本装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
排水装置(1091)は第一流体導管(102)或いは第二流体導管(103)によって構成された気流配管の内部の水溜まり或いは温度均等装置(101)の内部にある水溜まりを抽出するポンプ及び導水管などの装置によって構成され、本装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
制御ユニット(108)は機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、システムが温度調節される空間に対して温度調整を制御し、及び送気機能を作動する以外に、ニーズによって下記の一種或いは一種以上の機能増加を含み、1.安全保護制御機能は入力側或いは各出力口に設置される有害ガス検知器(1081)と連結し、有害ガスが存在しかつ監視値を超えるとき、警報を送信し、及び気流を切断し、或いは、その他応変な処理を行い、有害ガス検知器が入力及び出力口側に設置され、空間内の有害ガスを偵側可能であり、2.温度測定装置(1082)及び新鮮な空気流量の計量の記録及び表示機能がある流量計(1083)と連結し、ポンプ装置(104)、流量調節装置(107)、調節補助装置(109)を制御し、温度が調節される空間に対して温度調整及び吸気流量を制御し、3.ガス添加装置(1084)を制御し、温度が調節される空間の人体、動物、植物に対して有益なガスを添加し、或いは、気流によって微小粉粒物体のヘルスケア品或いは薬品を運び、或いは、物品保護に対して有利なガスまたは微小粉粒物体または嗅覚を刺激するガスを添加し、4.調湿装置(1090)を制御し、入口の気流或いは輸送流体の第一流体導管(102)、温度均等装置(101)、第二流体導管(103)、排出気流、温度が調節される空間の湿度を調節し、5.排水装置(1091)を制御し、第一流体導管(102)、温度均等装置(101)、第二流体導管(103)の水溜まりを排除し、本装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であることを特徴とする自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項2】
すでに伝統的な温度調節装置を設置した温度が調節される空間と外部との温度差環境の間に設置され、漸進的な温度差隔離を構成可能であり、それは下記を含み、
温度が調節される空間の需要温度は温度均等装置(101)によって温度を調節してから、更に温度が調節される空間に入る気流の温度より高く、しかし、気流の温度均等装置(101)を経た後の温度が入口の気流の温度より高いとき、本項のシステムは気流に対して予熱機能を提供可能であり、或いは、
温度が調節される空間の需要温度は温度均等装置(101)によって温度を調節してから、更に温度が調節される空間に入る空気の温度より低く、しかし、温度均等装置(101)を経た後の新鮮空気の温度が入口の気流の温度より低いとき、本項のシステムは気流に対して予冷機能を提供可能であることを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システムテム。
【請求項3】
温度が調節される空間に建物の内部或いは室内を選択する場合、室外から建物の内部に対して新鮮な気流を送り込むとき、温度が調節される空間の内部は外部に対して正圧を形成し、空気を排出するので、外部粉塵及び汚染空気は温度が調節される空間の内部に逆流しにくい機能があることを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項4】
温度が調節される空間に都市の中の開放空間を選択する場合、都市外部から都市の中の開放空間に対して新鮮な気流を送り込むとき、温度調節及び新鮮な空気を供給可能である上に、都市全体に対して外部に向かって拡散する正圧の気流を形成するので、特に盆地地形に位置する都市に対して常に高層気流の停滞現象或いはサンドストームなどを形成するので、空気品質の悪化現象を改善する機能があることを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項5】
選択された温度が調節される空間と第一流体導管(102)の気流の入口端の外部周辺とが異なる気候形態に属する場合、温度調節可能である上に、気流の供給を通して気候を微調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項6】
温度が調節される空間に家屋空間、倉庫空間、植物植栽或いは栽培、動物養殖、水産の室内空間或いは半密閉空間或いは開放区域を選択するとき、温度調節が可能である上に、気流の供給を通して、人体、動物、植物に有益なガス物体を送り込み、或いは、気流によって運ばれる微粉粒体や霧状物体を送り込み、或いは、物品保護に有利なガス物体や微粉粒体または気流によって運ばれる微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、匂いが分かるガス物体或いは微粉粒体や霧状液体を送り込むことが可能であることを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項7】
システムの構造形態は下記を含み、
新鮮な空気が圧動されて、海洋、湖、池、河川、人工池に埋設、沈置、ぶら下がり、漂う中間貯熱体(1000)に覆われる温度均等装置(101)を流れ通って、船室或いはその他設備に対して新鮮な空気を供給し、及び温度を調節することを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項8】
システムの構造形態は下記を含み、
新鮮な空気が圧動されて、地下に埋め、或いは、海洋、湖、池、河川、人工池に沈置、ぶら下がり、漂う中間貯熱体(1000)に覆われる温度均等装置(101)を流れ通って、陸上の建築空間に対して新鮮な空気を供給し、及び温度を調節することを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項9】
システムの構造形態は下記を含み、
新鮮な空気が圧動されて、地層に埋設される中間貯熱体(1000)に覆われる温度均等装置(101)を流れ通って、陸上の建築空間に対して新鮮な空気を供給し、及び温度を調節することを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項10】
一種の中間貯熱体の自然の熱エネルギーを均等温度で給気するシステムは、自然の熱マトリックスの熱エネルギーを通して、間接に温度が調節される空間へ伝送される気流に対して温度を調節する方式を採用し、室内或いは室外空間に対して温度を調節可能であり、その主な構成は下記を含み、
能動温度均等装置(201)は内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列接続する流体通路の導熱体によって構成され、一個或いは数個の能動温度均等装置(201)が設置され、直列接続、並列接続、直並列接続することが選択され、中間貯熱体(1000)の中に設置され、或いは、同一構造または隣接結合し、中間貯熱体(1000)が能動温度均等装置(201)と自然の熱マトリックス(100)との間に設置され、能動温度均等装置(201)は良い熱伝導係数の材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成され、或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成され、直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって能動温度均等装置(201)の機能が構成され、及びニーズによって能動温度均等装置(201)の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造が設置され、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造が設置され、吸熱及び放熱効果を高め、能動温度均等装置(201)は少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、熱エネルギー流体輸送配管(202)と接続し、熱エネルギー輸送流体(203)を圧動する流体ポンプ(204)を通して、熱エネルギー輸送流体(203)の循環は能動温度均等装置(201)と受動温度均等体(205)との間を流れ、熱エネルギーを輸送し、
中間貯熱体(1000)は能動温度均等装置(201)及び外部の自然の熱マトリックス(100)と異なる材料によって構成され、少なくとも一個の中間貯熱体(1000)を通して、能動温度均等装置(201)と同一構造体をなし、同一構造または組立てまたは隣接して設置され、或いは、一個または数個を直列または並列または直並列に接続する能動温度均等装置(201)の周辺と外部の自然の熱マトリックス(100)との間に充填されることを含み、能動温度均等装置(201)と中間貯熱体(1000)の同一構造体が二個或いは二個以上であるとき、自然の熱マトリックスの中に分散設置され、自然の熱マトリックス(100)は自然界のより大きくかつ安定な貯熱容量を持つ地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などの固体或いは液体貯熱体によって構成され、中間貯熱体(1000)の構成材料の熱伝導係数及び/或いは単位熱容量比の二者或いはその中の一つは中間貯熱体(1000)の外部の自然の熱マトリックス(100)より優れていて、中間貯熱体(1000)は固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、直接に自然の熱マトリックス(100)の間に設置され、或いは、選択した貯熱物質の材料性質に合わせてまたは構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって貯熱物体の外部に設置することが選択され、良い熱伝導係数である材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造が構成されることによって、中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)の相対的な空間的位置関係を制限や隔離し、熱伝導を高め、貯熱物質と自然の熱マトリックス(100)と能動温度均等装置(201)との間の熱伝導面は平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造であることによって熱伝導効果を高め、中間貯熱体が持っているより良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比の特性を通して、周辺の安定温度である自然の熱マトリックス(100)の熱エネルギーを吸収し、中間貯熱体はより大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、能動温度均等装置(201)に対してより大きい熱エネルギーを伝送し、
熱エネルギー流体輸送配管(202)はクローズドループ配管で、内部に熱エネルギー輸送流体(203)が詰め込まれ、流体ポンプ(204)に圧動され、中間貯熱体(1000)に設置されている能動温度均等装置(201)と受動温度均等体(205)との間で循環し、熱エネルギーを伝送し、
熱エネルギー輸送流体(203)は流体ポンプ(204)を通して圧動され、熱エネルギー流体輸送配管(202)の中で流れて循環し、中間貯熱体(1000)に設置されている能動温度均等装置(201)を流れ通って、中間貯熱体(1000)の熱エネルギーを熱エネルギー輸送流体(203)を経て、受動温度均等体(205)へ伝送し、熱エネルギー輸送流体(203)は通常、水または油またはその他液体または空気またはその他貯熱量がより大きい液体またはガスが採用され、熱エネルギー輸送流体(203)が構成され、
流体ポンプ(204)は電力或いはその他機械力によって各種流体ポンプを駆動し、一段或いは一段以上の流体ポンプ(204)によって構成され、増圧圧送を行い、熱エネルギー輸送流体(203)を能動圧送し、熱エネルギー流体輸送配管(202)の中での流動を含み、
受動温度均等体(205)はシステムに少なくとも一個が設置され、中間貯熱体(1000)に設置されている能動温度均等装置(201)からの熱エネルギーを熱エネルギー流体輸送配管(202)の内部の熱エネルギー輸送流体(203)を経て輸送し、受動温度均等体(205)の設置方式はニーズによって一個が設置され、或いは、二個または二個以上の受動温度均等体(205)が設置され、受動温度均等体(205)の熱エネルギー流体輸送配管(202)を直列接続または並列接続または直並列接続し、受動温度均等体(205)は下記の位置を選択して設置可能であり、それは下記を含み、1.受動温度均等体(205)が室内空間または半密閉空間または開放区域によって構成される温度が調節される空間に設置され、熱エネルギーを温度が調節される空間へ放出し、冷却或いは加熱を行い、受動温度均等体(205)の外部には平滑面或いはニーズによって翼状構造が設置され、或いは、更なるニーズによって気流を送る扇風機の設置が選択され、或いは、2.受動温度均等体(205)が温度が調節される空間を構成する構造体の内部、例えば、壁、柱、梁、床、地中浅層、屋上内部に設置され、閉路循環の熱エネルギー輸送流体(203)から輸送される熱エネルギーを受け、冷却或いは加熱を行い、或いは、3.受動温度均等体(205)とエアコン装置の散熱器を熱伝導の同一構造にし、温度を均等に冷却或いは加熱し、或いは、4.受動温度均等体(205)と気流或いは液流の熱交換器を熱伝導の同一構造にし、温度均等冷却或いは加熱を行い、或いは、5.受動温度均等体(205)と気流或いは液流に対して熱回収換気装置を熱伝導の同一構造にし、温度を均等に冷却或いは加熱し、或いは、6.受動温度均等体(205)が設定温度範囲で作動する機械工具、例えば、機械または生産設備或いは内燃または外燃エンジン或いは変圧器または回転電機或いは貯電装置などの構造体に設置され、或いは、熱エネルギー輸送流体(203)を導入して前記機械工具の調温配管に設置し、受動温度均等体(205)と機械工具を同一構造にし、熱エネルギー輸送流体(203)を通過し、温度を均等に冷却或いは加熱し、
ろ過装置(206)は取り外し可能なきれいな熱エネルギー輸送流体(203)のろ過構造によって構成され、配管閉塞を防止し、及び簡単に掃除可能であり、ニーズによって閉路循環の熱エネルギー流体輸送配管(202)の中の任意位置、例えば、吸入口或いは出口或いは中間或いは多箇所に設置可能であり、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
流量調節装置(207)はニーズによって人工或いは機械力で熱エネルギー輸送流体(203)の流量の大小を制御、調整し、その調節方式はシステムが流体の閉路循環式であれば、直列接続を通して制御し、或いは、並列接続の分流制御の方式で流量調節装置(207)の流量を制御し、更に受動温度均等体の熱エネルギー輸送流体(203)を流れ通る流量を調節し、温度が調節される空間への輸送或いは温度が調節される空間を構成する構造体内の受動温度均等体(205)に流れる熱エネルギー輸送流体(203)の流量を変更させ、受動温度均等体(205)の熱エネルギーを制御し、受動温度均等体(205)の本体に流体ポンプ(204)を配置するときも、配置した流体ポンプ(204)の圧動量を通して、放出熱エネルギーを調節し、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
温度測定装置(1082)は温度が調節される空間に設置され、温度を検査測定し、或いは、気流の入口或いは出口に設置され、温度を検査測定し、メッセージを送信し、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
調節補助装置(209)は能動温度均等装置(201)の温度がニーズを満足不可能な場合、温度が調節される空間に調節補助装置(209)が追加設置され、中間貯熱体(1000)から熱エネルギー輸送流体(203)を通して、受動温度均等体(205)から出力の熱エネルギーへ伝送し、更に伝統的な燃焼或いは電熱或いはソーラーエネルギーなどの加温装置によって構成される調節補助装置へ入力して昇温し、或いは、更に伝統的な降温調節装置によって構成される調節補助装置へ入力して降温することを含み、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であり、
制御ユニット(208)は機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、人工或いは電力或いは機械力の操作で温度が調節される空間或いは温度が調節される構造体に設置されている温度測定装置及び自然の熱マトリックス(100)に設置されている温度測定装置(1082)の信号を制御することによって、流体ポンプ(204)と流量調節装置(207)の作動を制御することを含み、本項の装置はニーズによって設置或いは設置しないを選択可能であることを特徴とする自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項11】
システム構成方式は下記を含み、
中間貯熱体(1000)は埋設、沈置、ぶら下がり、或いは、海洋、湖、池、河川、人工池に漂い、能動温度均等装置(201)が中間貯熱体(1000)の中に設置され、或いは、同一構造の結合または隣接結合し、能動温度均等装置(201)の流体の入口端と出口端に熱エネルギー流体輸送配管(202)が設置され、陸上建物の本体構造または建物内部空間または外部空間または地表の受動温度均等体(205)まで延伸し、閉路回路が構成され、流体ポンプ(204)によって圧動される熱エネルギー輸送流体(203)を通して、陸上建物の本体構造または建物内部空間または外部空間または地表の受動温度均等体(205)に対して閉路の温度調節をすることを特徴とする請求項10に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項12】
システム構成方式は下記を含み、
地層に埋設されている中間貯熱体(1000)によって能動温度均等装置(201)を覆い、或いは、同一構造の結合或いは隣接結合をし、能動温度均等装置(201)の流体の入口端と出口端に熱エネルギー流体輸送配管(202)が設置され、陸上建物の本体構造或いは建物内部空間或いは外部空間或いは地表の受動温度均等体(205)まで延伸し、閉路回路が構成され、流体ポンプ(204)によって圧動される熱エネルギー輸送流体(203)を通して、陸上建物の本体構造または建物内部空間または開放的な外部空間または地表の受動温度均等体(205)に対して閉路の温度調節をすることを特徴とする請求項10に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項13】
中間貯熱体(1000)に自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)を設置する構造例は下記を含み、
固体或いは膠状物質によって構成されている中間貯熱体(1000)であり、固体或いは膠状物質によって構成されている中間貯熱体(1000)は良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックスより優れていて、自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)との間に設置され、或いは、
密閉可能なケースボディー(1001)の中に液体またはガスまたは膠状または固体物質を置き、中間貯熱体(1000)が構成され、密閉可能なケースボディー(1001)の中で液体またはガスまたは膠状または固体物質によって構成されている中間貯熱体(1000)は良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)との間に設置され、密閉可能なケースボディー(1001)は密閉構造或いは開閉可能な封蓋構造を設置することによって構成され、
密閉可能なケースボディー(1001)はニーズによって良好の熱伝導係数を持つ材料によって構成されることが選択され、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特定選択せず、或いは、
上に向かって開放する槽状のケースボディー(1002)の中に液体または膠状または固体物質を置き、中間貯熱体(1000)が構成され、上に向かって開放する槽状のケースボディー(1002)の中に液体または膠状または固体物質を置き、構成される中間貯熱体(1000)は良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)との間に設置され、
上に向かって開放する槽状のケースボディー(1002)はニーズによって良い熱伝導係数を持つ材料によって構成されることが選択され、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択せず、或いは、
多顆粒状或いは多塊状固体によって中間貯熱体(1000)が構成され、多顆粒状或いは多塊状固体によって構成される中間貯熱体(1000)は良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)との間に設置され、或いは、
網状構造(1003)で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体(1000)が構成され、網状構造(1003)で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって構成されている中間貯熱体(1000)は良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者の特性は全てその中の一つが外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)との間に設置され、網状構造の構成材料はニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることが選択され、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択せず、或いは、
多孔状構造(1004)で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって、中間貯熱体(1000)が構成され、多孔状構造(1004)で多顆粒状或いは多塊状固体を覆うことによって構成されている中間貯熱体(1000)は良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)との間に設置され、多孔状構造の構成材料はニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることが選択され、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択せず、或いは、
柵状構造(1005)で多顆粒状或いは多塊状構造を覆うことによって、中間貯熱体(1000)が構成され、柵状構造(1005)で多顆粒状或いは多塊状構造を覆うことによって構成されている中間貯熱体(1000)は良好の熱伝導係数及びより高い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)との間に設置され、柵状構造の構成材料はニーズによって良い熱伝導係数の材料によって構成されることが選択され、或いは、建物によって構成され、或いは、熱伝導係数を特に選択せず、
上述の各種中間貯熱体の構成及び設置方式は説明するために例を挙げただけで、本発明の応用方式を制限することではなく、その他全ての本発明で発表した自然の熱マトリックスと両端に別々に第一導管が設置されている温度均等体との間に革新的に中間貯熱体を設置し、中間貯熱体は良好の熱伝導係数及び/或いはより高い単位熱容量比を持ち、二者の特性が全て外部に安定温度である自然の熱マトリックスより優れている各種中間貯熱体の構成及び設置方式である場合は、全て本発明の範囲に属することを特徴とする請求項1或いは請求項10に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項14】
密閉可能なケースボディー(1001)は、更に少なくとも一個の流体流入配管(111)が設置され、及び少なくとも一個の流体流出配管(112)が設置され、流体を流入及び流出させ、密閉可能なケースボディー(1001)の中の流体は例えば、水道水からの水流或いはその他給水システムの水流或いは自然水源の水流を連続して更換することにより、温度差を維持することを特徴とする請求項13に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項15】
上に向かって開放する槽状のケースボディー(1002)は、更に少なくとも一個の流体流入水路(113)と流体流入配管(111)の二者或いはその中の一つが設置され、及び少なくとも一個の流体流出水路(114)と流体流出配管(112)の二者或いはその中の一つが設置され、流体を流入及び流出させ、上に向かって開放する槽状のケースボディー(1002)の中の流体は例えば、水道水からの水流或いはその他給水システムの水流或いは自然水源の水流を連続して更換することにより、温度差を維持することを特徴とする請求項13に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項16】
密閉可能なケースボディー(1001)或いは上に向かって開放する槽状のケースボディー(1002)は、ニーズによって流体流入配管(111)或いは流体流出配管(112)或いは流体流入水路(113)或いは流体流出水路(114)に応用管理と制御に合わせて下記の一種或いは一種以上の補助装置が設置され、それは下記を含み、
1.流体ポンプ(204)が設置され、流体を能動圧送することによって、流体を流動させるために、自然流体の流動エネルギーに協力し、或いは、取り代わり、
2.ろ過装置(206)が設置され、流体をろ過し、ろ過装置は固定式であり、または、更に制御ユニット(308)で制御され、
3.流量調節装置(207)が設置され、流量を調節し、
4.流量計(2083)が設置され、流量計(2083)が地層中、地下、地表に設置され、通過する流体の流量を測定し、
5.制御ユニット(308)が設置され、制御ユニット(308)は機電装置、電子回路装置、マイクロプロセッサ、ソフトウェア関連、インターフェイス操作回路によって構成され、人工操作または電力または機械力の制御を含み、流体ポンプ(204)、ろ過装置(206)、流量調節装置(207)、流量計(2083)の作動を制御し、及びニーズによって流量計(2083)の流量を表示することを特徴とする請求項14または請求項15に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項17】
更に中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)との間に平面指向または立体指向または垂直指向の輻射状導熱補助装置(2000)が設置され、その設置方式は下記を含み、
輻射状導熱補助装置(2000)は良い熱伝導係数を持つ材料によって構成され、平面指向または立体指向または垂直指向の輻射状の少なくとも一個の柱状または片状または翼状に延伸する導熱装置であって、その構造は中が詰まった或いは中空構造で、中に導熱充填物を含むことによって構成され、或いは、ヒートパイプ構造によって構成され、中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)との間にある輻射状導熱補助装置(2000)に設置されていることを特徴とする請求項1或いは請求項12に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項18】
輻射状導熱補助装置(2000)は、更に中空構造で中に導熱充填物を含み、或いは、ヒートパイプに取換え、中空構造で中に導熱充填物を含み、或いは、ヒートパイプによって構成されている輻射状導熱補助装置(2000)の設置方式は下記の通りであり、
中間貯熱体(1000)が直接に自然の熱マトリックス(100)と温度均等装置(101)との間に設置される場合、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプ構造を含む輻射状導熱補助装置(2001)は平面指向または立体指向または垂直指向になって、中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)との間に延伸して設置され、平面指向または立体指向または垂直指向になって、中間貯熱体(1000)及び自然の熱マトリックス(100)の内部まで延伸することによって、熱エネルギー輸送効果を高め、
中間貯熱体(1000)が良い熱伝導係数を持つ容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数を持つ網状隔離構造或いは柵状隔離構造或いは多孔状隔離構造に設置される場合、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成されている輻射状導熱補助装置(2001)は良い熱伝導係数を持つ容器状のケースボディー構造と結合し、或いは、良い熱伝導係数を持つ網状或いは柵状或いは多孔状隔離構造と結合し、中間貯熱体(1000)に向かい、及び自然の熱マトリックス(100)に向かう二者或いはその中の一つは平面指向または立体指向または垂直指向になって、中空構造の中に導熱充填物或いはヒートパイプを含む構造によって構成されている輻射状導熱補助装置(2001)が設置されていることによって、熱伝導効果を高めることを特徴とする請求項17に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項19】
一種の温度均等装置及び中間貯熱体の同一構造の装置の温度均等装置(101)は、内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列に接続する流体通路の導熱体によって構成され、一個或いは多数個の温度均等装置(101)が設置され、直列または並列接続または直並列接続の選択が可能で、中間貯熱体(1000)の中に設置され、或いは、同一構造または隣接結合することによって、自然の熱マトリックス(100)が設置され、
温度均等装置(101)は良い熱伝導係数の材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成され、或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成され、直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって温度均等装置(101)が構成され、及びニーズによって温度均等装置(101)の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造の設置が選択され、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造が設置されていることによって、吸熱及び放熱効果を高め、温度均等装置(101)は少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、別々に第一流体導管(102)及び第二流体導管(103)と接続し、
少なくとも一個の中間貯熱体(1000)は固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、温度均等装置(101)と同一構造または組立てまたは隣接して設置され、或いは、一個または数個の直列または並列または直並列に接続する温度均等装置(101)の周辺に充填され、中間貯熱体(1000)の構成材料の熱伝導係数及び単位熱容量比は地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などに設置されている固体或いは液体の自然の熱マトリックス(100)より優れており、
中間貯熱体(1000)は直接に温度均等装置(101)に設置可能であり、或いは、選択使用する貯熱物質材料の性質に合わせて、または、構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって中間貯熱体(1000)の外部に良い熱伝導係数を持つ材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造の構成が選択され、中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)の相対的な空間的位置関係を制限や隔離し、
中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)と温度均等体との間の熱伝導面は平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造にすることが可能であり、熱伝導効果を高め、中間貯熱体はより良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、自然の熱マトリックス(100)の熱エネルギーを吸収し、中間貯熱体(1000)はより大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、温度均等装置(101)に対してより大きい熱エネルギーを伝送することを特徴とする自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項20】
一種の能動温度均等装置及び中間貯熱体の同一構造の装置の能動温度均等装置(201)は、内部にあるシングルサーキット或いはマルチサーキットを並列に接続する流体通路の導熱体によって構成され、一個或いは多数個の能動温度均等装置(201)が設置され、直列または並列接続または直並列接続の選択が可能で、中間貯熱体(1000)の中に設置され、或いは、同一構造または隣接結合することによって、自然の熱マトリックス(100)が設置され、
能動温度均等装置(201)は良い熱伝導係数を持つ材料によって構成され、内外の吸熱と放熱面は平滑面または特定な交錯状または特定な湾曲曲線状構造によって構成され、或いは、良い熱伝導係数の材料によって構成され、直線または湾曲曲線状の管状流体導管構造によって能動温度均等装置(201)が構成され、及びニーズによって能動温度均等装置(201)の外部に外部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造の設置が選択され、或いは、内部に内部に向かって延伸する翼状或いは柱状の導熱構造が設置されることによって、吸熱及び放熱効果を高め、能動温度均等装置(201)は少なくとも一つの入口及び少なくとも一つの出口を持ち、別々に第一流体導管(102)及び第二流体導管(103)と接続し、
少なくとも一個の中間貯熱体(1000)は固体または膠状または液体またはガス貯熱材料物体によって構成されることを含み、能動温度均等装置(201)と同一構造または組立てまたは隣接して設置され、或いは、一個または数個の直列または並列または直並列に接続する能動温度均等装置(201)の周辺に充填され、中間貯熱体(1000)の構成材料の熱伝導係数及び単位熱容量比は地層、地表、池、湖、河川、砂漠、氷山、海洋などに設置されている固体或いは液体の自然の熱マトリックス(100)より優れており、
中間貯熱体(1000)は直接に能動温度均等装置(201)に設置可能であり、或いは、選択使用する貯熱物質材料の性質に合わせて、または、構造のニーズ、環境保全のニーズ、更なるニーズによって中間貯熱体(1000)の外部に良い熱伝導係数を持つ材料によって構成される容器状のケースボディー構造或いは良い熱伝導係数の材料によって網状または柵状または多孔状隔離構造の構成が選択され、中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)の相対的な空間的位置関係を制限や隔離し、
中間貯熱体(1000)と自然の熱マトリックス(100)と温度均等体との間の熱伝導面は平滑面または特定な交錯状または外部に向かって輻射延伸する翼状或いは柱状構造にすることが可能であり、熱伝導効果を高め、中間貯熱体はより良い熱伝導係数及び/或いはより良い単位熱容量比を持ち、二者或いはその中の一つは外部に安定温度である自然の熱マトリックス(100)より優れていて、その周りの安定温度である自然の熱マトリックス(100)の熱エネルギーを吸収し、中間貯熱体(1000)はより大きい熱容量の熱エネルギーを貯蔵することによって、同じ単位時間と同じ温度差条件において、能動温度均等装置(201)に対してより大きい熱エネルギーを伝送することを特徴とする自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項21】
一種のガス物質添加装置(1084)は、自然の熱エネルギーを利用した給気システムに応用可能である以外に、伝統的な中間貯熱体未設置の自然の熱エネルギーを均等温度で給気するシステムまたは一般養殖温室または貯蔵倉庫などの室内空間の給気するシステムへ応用可能であり、人体、動物、植物に有益なガス物体を送り込み、或いは、気流によって運ばれる微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、物品保護に有利なガス物体または微粉粒体や霧状液体を送り込み、或いは、匂いが分かるガス物体或いは微粉粒体或いは霧状液体を送り込むことが可能であることを特徴とする自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項22】
自然の熱マトリックス(100)或いは中間貯熱体(1000)が液体或いはガス物体によって構成される場合、熱エネルギーの輸送効果を増進するために、更に流体撹拌ポンプ(214)が設置されることによって、自然の熱マトリックス(100)が中間貯熱体(1000)を流れ通るガス或いは液体を圧動することによって、自然の熱マトリックス(100)と中間貯熱体(1000)との間の熱エネルギーの輸送効果を増進し、或いは、流体撹拌ポンプ(214)を通して、中間貯熱体(1000)を流れ通って温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)を流れ通るガス或いは液体物体を圧動することによって、中間貯熱体(1000)が温度均等装置(101)に対して、或いは、能動温度均等装置(201)の熱エネルギーに対して輸送効果を増進することを特徴とする請求項1に記載の自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【請求項23】
一種の流体撹拌ポンプ(214)の圧動を通して、ガス或いは液体物体によって自然の熱マトリックス(100)を構成する方法は、中間貯熱体の自然の温度均等装置へ応用する以外に、よく使われる自然の熱マトリックス(100)に直接設置される温度均等装置(101)へ応用可能であり、或いは、能動温度均等装置(201)のシステムの中でガス或いは液体物体によって自然の熱マトリックス(100)が構成されるとき、自然の熱マトリックス(100)に設置されている流体撹拌ポンプ(214)を通して、自然の熱マトリックス(100)を流れ通る温度均等装置(101)或いは能動温度均等装置(201)を流れ通るガス或いは液体物流を圧動することによって、自然の熱マトリックス(100)が温度均等装置(101)に対して、或いは、能動温度均等装置(201)に対して熱エネルギー輸送効果を高めることを特徴とする自然の熱エネルギーを利用した給気システム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【公開番号】特開2011−43294(P2011−43294A)
【公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−191935(P2009−191935)
【出願日】平成21年8月21日(2009.8.21)
【出願人】(599075531)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年8月21日(2009.8.21)
【出願人】(599075531)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]