説明

色別対局コンピューター将棋ゲーム

【課題】 従来のコンピューター将棋ゲームにおいては、対局者は自分の駒と相手の駒の見分けは駒の文字と形状で判断するしかなく、敵味方の判別がしづらい面があった。本発明は、これらの欠点を補い、色別の駒での対局を楽しみながら、敵味方の駒の配置が一見して判るようにしようとするものである。
【解決手段】 コンピューター将棋ゲーム上に、複数の色の選択肢の中から、自分の駒の色と相手の駒の色を選んで設定できるプログラムを設けて、更に、対局中において相手の駒を取って自分の持ち駒とした場合や、自分の駒が相手に取られて相手の持ち駒になった場合は、取られた駒は自動的に取った側の駒の色に変わるようにしたプログラムを設ける。そして、これらのプログラムを、現在流通している既存のコンピューター将棋ゲームが持っている機能に追加設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピューター上で対局する日本将棋のゲームに関するものであり、色別の駒で対局ができるようにしたものである。
【背景技術】
【0002】
従来のコンピューター将棋ゲームは、実際の駒を使用して対局する実際の将棋に倣い、対局者が同じ色の駒で対局するものであった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のコンピューター将棋ゲームにおいては、対局者は自分の駒の色と相手の駒の色を同じ色に設定して対局しているため、自分の駒と相手の駒の見分けは、駒の文字や形状で判断するしかなく、敵味方の判別がしづらい面があった。本発明は、これらの欠点を補い、自分の駒の配置と相手の駒の配置が一見して判るようにして、且つ、色別の駒での対局を楽しもうとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この課題を解決するための発明は、コンピューター将棋ゲーム上で、対局者が色別の駒で対局ができるように、複数の色の選択肢の中から、自分の駒の色と相手の駒の色を選んで設定できるプログラムを設けて、更に、対局中において相手の駒を取って自分の持ち駒にした場合や、自分の駒が相手に取られて相手の持ち駒になった場合は、取られた駒は自動的に取った側の駒の色に変わるようにしたプログラムを設ける。そして、これらのプログラムを、現在流通している既存のコンピューター将棋ゲームが持っている機能に追加設定する。
【発明の効果】
【0005】
本発明により、対局相手と色分けした色別の駒での対局ができるようになり、特に初心者には、自分の駒の配置や相手の駒の配置が一見して判るという長所があり、更に、駒の色を複数の色の選択肢の中から選んで設定できるので、時には、別の駒の色に色の組合せを替えたりして、より楽しくコンピューター将棋ゲームを楽しむことができ、コンピューター将棋ゲームの人口を増やす効果も期待ができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
コンピューター将棋ゲーム上で、対局者が色別の駒で対局ができるように、複数の色の選択肢の中から、自分の駒の色と相手の駒の色を選んで設定できるようにしたプログラムを設けて、更に、対局中において相手の駒を取って自分の持ち駒にした場合は、自動的に自分の駒の色に変わるようにして、同じように、自分の駒が相手に取られて相手の持ち駒になった場合は、自動的に相手の駒の色に変わるようにしたプログラムを設ける。そして、これらのプログラムを、現在流通している既存のコンピューター将棋ゲームが持っている機能に追加設定して使用する。
【産業上の利用可能性】
【0007】
本発明に係る、色別対局コンピューター将棋ゲームは、現在流通している既存のコンピューター将棋ゲームが持っている機能に、対局者が色別の駒で対局ができるようにしたプログラムを追加設定したもので、産業上の利用可能性を有する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピューター将棋ゲームー上で、対局者が色別の駒で対局ができるように、複数の色の選択肢の中から、自分の駒の色と相手の駒の色を選んで設定できるプログラムを設けて、更に、対局中において相手の駒を取って自分の持ち駒にした場合や、自分の駒が相手に取られて相手の持ち駒になった場合は、取られた駒は自動的に取った側の駒の色に変わるようにしたプログラムを設ける。そして、これらのプログラムを、現在流通している既存のコンピューター将棋ゲームが持っている機能に追加設定したことを特徴とする色別対局コンピューター将棋ゲーム。

【公開番号】特開2008−279222(P2008−279222A)
【公開日】平成20年11月20日(2008.11.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−149757(P2007−149757)
【出願日】平成19年5月8日(2007.5.8)
【出願人】(000205904)
【Fターム(参考)】