説明

芝生面多孔形成装置

【課題】簡易な構造であって取扱いが簡便であり、かつ、芝生を荒らさずに中規模の芝生面により適合した芝生面多孔形成装置を提供する
【解決手段】所定の平面積を持った本体2と、該本体の芝生面と対向する下面側を凸状の一次曲面に形成した下面板21と、該下面板から法線方向に多数本を植設させた先端鋭利な棒状体3と、本体に軸支持して下面板を芝生面から上昇させる方向に作用するてこ手段4と、から構成する。てこ手段は、下面板の曲面方向と直交する回動軸42をもって、本体の両側部で支持した平行2本のアーム41と、該2本のアーム一端側を連結固定した操作ロッド43と、から構成し、アームの他端側を接地させて支点とし、操作ロッドを力点、及び上記回動軸を作用点として機能する。また、各アームの支点となる端部には車輪44を配置している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、芝生の通気性向上及び根切りを行うために芝生面に小孔を形成する装置の分野に属し、特に人力でも効率よく多数の小孔を形成可能な芝生面多孔形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ゴルフ場のグリーンやフェアウェイ若しくはラフ、またはサッカーやラグビー等の競技場、または公園若しくは一般家庭の芝生面では、芝生の育成向上又は養生のために、芝生面に深さ数cm〜十数cm程度の小孔を多数形成し、芝生の通気性向上(所謂、エアレーション)や根切り等の作業を定期的に実施する必要があった。
【0003】
このような作業を一般家庭用の芝生面に実施する場合には、柄の上部に人が把持可能なハンドルを配置すると共に下部には足載せ部を配置し、この足載せ部の下部に数本の穿孔用の棒状体又は中空状の刃(所謂、タイン)を配置する器具(所謂、エアレーター)が利用されていた。
【0004】
かかる器具の一例としては、特許文献1に開示された芝生根切り具があった。この芝生根切り具は、ハンドルの反対側のフレームの先端側に筒状の根切り部及び足踏み部を配設し、根切り部内にレバーの回動に連動して進退可能な棒状の土落とし部を配置する構成であった。この芝生根切り具は、その根切り部が筒状であるため、足踏みによる芝生への突き刺す時の抵抗が小さくなり、より多数の根切り部を配置できると共に根切り部に取り込まれた土を土落とし部によって容易に除去できるため、作業効率が向上するものであった。
【0005】
また、ゴルフ場や競技場等の広域な芝生面に多数の小孔を形成する場合には、例えば、特許文献2に開示された芝生用通気孔穿孔装置が利用されていた。この穿孔装置は、トラクタに牽引されるものであって、トラクタの進行方向と直交方向に水平状態に保持された多数のタインを、トラクタや自身の動力源により順次芝生面に対して上下動させ、多数の小孔を連続的に形成するものであった。
【特許文献1】特開2004−305153(第4―6頁、第1図)
【特許文献2】特開平8−205605(第3―4頁、第4図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に示す芝生根切り具及び特許文献2に示す芝生用通気口穿孔装置は、以下の問題点かがあった。
【0007】
まず、特許文献1の芝生根切り具においては、根切り部が筒状中空の構成のため、従来から市販されている足踏み用の芝生根切り具と比較すると、より多数の根切り部を配置できる構成であった。しかし、作業者が足踏み部に荷重を掛けて根切り部を芝生面へ突き刺す基本構成は従来のものと同じであり、根切り部の突き刺しや引き抜き時の抵抗力を考慮すれば、増やせる根切り部の数にも限界があった。因みに、特許文献1の芝生根切り具では、根切り部を6本にした実施例を開示していた。
【0008】
このため、特許文献1の芝生根切り具は、一般住宅等の小規模な芝生面での作業には十分に対応できるが、これより若干広い芝生面、例えば、ゴルフ場のグリーン部分、競技場の半面部分等、の中規模な広さの芝生面に対しては労力と時間が嵩むために効率的な作業は実施できないのが実情であった。
【0009】
特許文献2の芝生用通気孔穿孔装置は、多数の通気孔を同時にかつ連続的に形成できるため、大規模(広域)な芝生面に対しては向いているが、芝生面の範囲を一部限定したゴルフ場のグリーン部分等の中規模の芝生面への使用には不向きであった。つまり、この装置はトラクタの動力源を用いて駆動する大掛かりなものであるため、製作や購入のための初期費用が嵩むことに加え、トラクタの操作や装置の保守が煩雑となり、範囲が限定された中規模な芝生面での使用は却って作業効率が悪いものであった。また、トラクタを芝生に入れての作業となるために、芝生面を広く一定期間に渡って使用禁止等する事前準備が煩雑である上、重量の大きいトラクタの車輪や駆動源のオイルが芝生を荒らし、作業後の芝生の生育を阻害するおそれもあった。
【0010】
そこで、本願発明は上記の問題点に鑑み為されたものであり、簡易な構造であって取扱いが簡便であり、かつ、芝生を荒らさずに中規模の芝生面により適合した芝生面多孔形成装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の課題を解決するために、本願発明の芝生面多孔形成装置は、以下の構成を採用している。
【0012】
すなわち、所定の平面積を持った本体(2)と、該本体(2)の下面側を凸状の一次曲面又は二次曲面に形成した下面板(21)と、該下面板(21)から法線方向に多数本を植設させた先端鋭利な棒状体(3)と、前記本体(2)に軸支持して前記下面板(21)を芝生面(7)から上昇させる方向に作用するてこ手段(4)と、から構成している。
【0013】
上記本体(2)は、上面側に作業者(H)の1人が乗れる程度の平面積と剛性を有しており、本体(2)に乗った作業者(H)が荷重を掛けて下面板(21)の棒状体(3)の芝生面(7)への突き刺しが行えるものである。作業者(H)は荷重移動を行って下面板(21)の曲面方向に沿って本体(2)を転動させつつ、棒状体(3)の突き刺しを行うことが好ましい。
【0014】
てこ手段(4)は、下面板(21)の曲面方向と直交する回動軸(42)をもって、本体(2)の両側部で軸支持した平行2本のアーム(41)と、該2本のアーム(41)の一端側を連結固定した操作ロッド(43)と、から構成しており、このアーム(41)の他端側を接地させて支点とし、上記操作ロッド(43)を力点、及び上記回動軸(42)を作用点、としている。
【0015】
上記アーム(41)を軸支持する回動軸(42)の位置は、アーム全長を所定の比率で除した位置に設定している。この比率は本体(2)の重量、棒状体(3)の引き抜き摩擦等の抵抗力、等を考慮して適宜に設定されるものである。
【0016】
また、前記各アーム(41)の支点となる端部には、転動手段、例えば、同方向転動の1または複数の車輪(44)や幅広のローラを配置するようにしても良い。さらに、てこ手段(4)には、その支点に配置した車輪(44)を芝生面(7)から離隔させた状態で維持する保持手段(5)を備えた構成としても良い。保持手段(5)としては、アーム(41)の回動軸(42)にブレーキを配設した構成でも良く、本体(2)とアーム(41)にそれぞれ形成した開孔(52、54)をアーム(41)の回動により位置合わせした後、ピン(53)を貫通させて本体(2)とアーム(41)を固定する構成としても良い。
【0017】
なお、特許請求の範囲の書類と上記の課題を解決するための手段の欄で記載した括弧付き符号は、発明の構成の理解を容易にするため参考として図面符号を付記したもので、この図面上の形態に限定するものでない。
【発明の効果】
【0018】
本願発明にかかる芝生面多孔形成装置は、上記の構成であるため、以下の効果を奏する。
【0019】
本体の下面板は芝生面に対して一次または二次曲面を有し、この下面板に多数の棒状体を植設し、この棒状体を芝生面に突き刺すことにより多数の小孔を形成する構成であるため、芝生面へ同時に突き刺さる棒状体の本数や突き刺し長さ(深さ)を限定できる。つまり、棒状体の芝生面への突き刺し作業が、全ての棒状体において同時、かつ、同じ突き刺し長さではなく、芝生面に対して下面板の曲面転動にしたがって限定された棒状体のみについて順次突き刺し作業が行われることとなり、この結果、突き刺し時の摩擦等による抵抗力が分散されてその作業が容易となる。これと逆に曲面転動にしたがって棒状体の突き刺し長さも変化し、全ての棒状体が深く突き刺さった状態ではないため、その引き抜き時の抵抗力も分散でき、引き抜き作業も容易となる。
【0020】
また、本体の下面板が曲面であることは、例えば、本体の上部に作業者が乗って荷重を掛けた棒状体の突き刺し作業を行う場合にも、荷重点を下面板の曲面転動に従って移動させることができ、より小さな荷重を特定の棒状体に集中できる結果、突き刺し作業をより簡便に行えることとなる。これに加え、芝生面に突き刺さった棒状体は、下面板の曲面方向に揺動するため、芝生根に対して小孔の形成だけでなく曲面方向への根切りも実施している。
【0021】
さらに、本体にはてこ手段を配設しているため、てこ手段のアームを回動させる小さな力により、本体を芝生面に対して簡便に上昇させることができ、棒状体の引き抜きをより簡便にできる。
【0022】
さらにまた、てこ手段の支点には転動手段である車輪を配置している。このため、車輪をもって人力で容易に装置全体を移動できるばかりでなく、車輪が芝生を荒らしたり傷めたりすることはなく、作業後の芝生の成育も良好である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下に、本願発明にかかる芝生面多孔形成装置(以下、「本装置」と称する。)の最良の実施形態例について、図面に基づき詳細に説明する。図1は本装置の外観を示す一部切り欠き斜視図であり、図2は本装置の棒状体の配置状態を示す斜視図であり、図3は本装置のてこ手段の作用を示す側面図(A)、(B)であり、図4は本装置の作用を示す説明図である。
【0024】
本装置1は、主に、多数の棒状体3を配置した本体2を側方から挟み込むように、本体2の両側部に2つのてこ手段4を配設して構成している。
【0025】
まず、本体2は1人の作業者Hが上部側に乗ることが可能な幅及び長さの平面積を有する矩形箱状を成し、芝生面7と対向する下面板21に一次曲面、つまり、本体2の長手側からの断面視において下方に凸状となる曲面を形成している。また、本体2の上部側の長手側端部には、その短手側を横断するように厚みを持たせた滑り止め22を形成している。本体2の上部に乗った作業者Hは、この滑り止め22の内側に両足を乗せ、本体2が下面板21の曲面により一方側に揺動した場合において、片方の足が本体2の外部に逸脱することを防止している。両方の滑り止め22の上部には、両端を固定した紐体23を配置している。この紐体23は、本体上部に乗った作業者Hがバランスを取ると共に、本体2の一端側を上方に引き上げる時に用いるものである。
【0026】
なお、本装置1の下面板21は、長手側の断面視において凸状となる一次曲面としているが、これに加え、短手側の断面視も曲面となる二次曲面、所謂球面としても良い。また、紐体23に代えて、滑り止め22の上部側に作業者Hが把持可能な手摺り等を立設配置するようにしても良い。
【0027】
本体2の下面板21には、先端が曲面の法線方向に向く多数の棒状体3、3、3・・を植設している。この棒状体3は、先端を鋭利に形成すると共にその根本に刻設したネジ部により下面板21にナット31を介して交換可能に固定している。棒状体3は、その全長が芝生根71を貫通し得る16〜20cmの長さであって、下面板21の短手側に行を成しつつ所定間隔、例えば、5〜15cmの間隔で適宜に配置されている。行を成す棒状体3どうしの配置状況は、下面板21の長手方向ではズレをもった、所謂千鳥配置としている。なお、棒状体3は、エアレーション用として一般に使用されている中空状の刃(所謂、タイン)に変更しても良く、棒状体3の根本を接着や溶接、嵌合等により下面板21に固定する形態としても良い。
【0028】
本体2の短手側の両側部には、本体2の長手方向に平行を成す2つのてこ手段4を配設している。てこ手段4は、本体上面の短手側の両端部に配置した軸受プレート42aの回動軸42をもって回動自在(矢印r)に軸支持されたアーム41と、アーム41の回動軸42から長い端部側どうしを連結する操作ロッド43と、これらの他端側に軸支持した転動手段である車輪44と、から構成している。なお、上記回動軸42の軸心方向は、下面板21の曲面方向と直交する方向、別言すれば、曲面の接線方向と直交する本体2の短手側方向と平行を成している。また、本装置1は転動手段として車輪44を採用しているが、これを2段組の車輪や幅広のローラに変更しても良く、さらにはそり状の板体に変更しても良い。
【0029】
かかる構成のてこ手段4は、アーム41が芝生面7とは本体2の長手側に鉛直面を成して回動し、操作ロッド43が力点となり、回動軸42が作用点、車輪44が支点として機能する。したがって、力点側の操作ロッド43を上方に回動(矢印θ)させると、車輪44が回動軸42を中心に回動しつつ下降して芝生面7に当接し、車輪44が支点となって作用点である回動軸42を軸支持する本体2を斜めに上昇(矢印u)させ、本体2の上昇に伴って棒状体3を芝生面7から引き抜くことを可能としている。また、操作ロッド43を回動させる力は、アーム41の長さ比率の設定にもよるが、てこの原理により増幅されるために作業者Hの小さい力でも十分である。そして、本体2を上昇させた状態で操作ロッド43の回動位置を保持しつつ、車輪44によって手押し移動(矢印x)させることが可能となる。
【0030】
てこ手段4は、アーム41の回動位置を保持または固定する保持手段5を備えている。保持手段5は、本体2の上面に軸受プレート42aと並んで立設配置した保持プレート51の貫通孔52と、アーム41に開孔した保持孔54と、二つの孔52、54を位置合わせした後に突き通すように貫通配置する保持ピン53と、から構成している。保持プレート51の貫通孔52とアーム41の保持孔54は、支点である車輪44が芝生面7に当接して本体2を斜めに上昇させた位置と、車輪44が芝生面7から離隔して棒状体3が芝生面7に突き刺し可能な位置の2段階で固定できるようにそれぞれ2つずつ開孔している。
【0031】
また、本体2の上部側であって、アーム41の操作ロッド側の下部には、ストッパ6を立設配置している。このストッパ6は、アーム41の下面に当接してアーム41の下方側への回動を制限するように機能している。
[作用]
【0032】
上記構成の本装置1は、以下のようにして使用に供する。
まず、作業者Hは操作ロッド43を把持しつつ、本装置1を処理対象とする芝生面7に車輪44により円滑に移動させる。この移動においては、予め、てこ手段4の操作ロッド43を上方に回動して車輪44を下げた位置、つまり、棒状体3が芝生面7に接触しない位置で保持手段5により保持しておく必要がある。
【0033】
次に、本装置1を処理対象とする芝生面7に移動させた後、保持手段5の保持ピン53を引き抜き、アーム41の操作ロッド43を下方に回動させて本体2を降下させると共に、車輪44を芝生面7から離隔させる。その後、アーム41が回動して車輪44が芝生面7に接触しないように、再び保持ピン53を貫通孔52と保持孔54の両方を突き通すように配置しておく。
【0034】
本体2を降下させると、本装置1の自重により棒状体3、3、3・・の先端側の一部は芝生面7に突き刺さるが、芝生根71の貫通までは至らないため、本体2の上部に作業者Hが乗り、荷重を掛けて棒状体3の突き刺しを行う。この時、作業者Hは体重移動により本体2を下面板21の曲面の湾曲方向にしたがって転動(矢印y)させつつ、棒状体3を順次芝生面7へ突き刺すようにすることが好ましい。これは下面板21に形成した曲面により、突き刺す棒状体3の本数や突き刺し長さ(深さ)が限定または変化するため、突き刺し時の抵抗力が少なくなり、その作業が容易となるからである。また、各棒状体3は、下面板21の芝生根71に突き刺さった状態で下面板21の曲面方向に揺動(矢印p)するため、芝生根71を揺動方向に切り裂く根切りも実施している。
なお、作業者Hは、足を滑り止め22の内側に乗せ、紐体23を持ちながらバランスを取ることができると共に、本体2の一方側を引き上げて本体2の転動を補助することもできる。
【0035】
突き刺し作業終了後は、保持手段5を解除し、アーム41の操作ロッド43を上方に回動し、車輪44を芝生面7に当接させる。その後、さらに操作ロッド43を上方に回動し、車輪44をてこ手段4の支点、アーム41の回動軸42を作用点として機能させて、本体2の上昇と共に棒状体3を芝生面7から引き抜く。
【0036】
その後は、アーム41の操作ロッド43を把持し、車輪44をもって次の芝生面7の位置に本装置1を移動させる。作業者Hは、前記一連の作業工程を繰り返し、中規模の芝生面7に多数の小孔を効率的に形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本装置の外観を示す一部切り欠き斜視図である。
【図2】本装置の棒状体の配置状態を示す斜視図である。
【図3】本装置のてこ手段の作用を示す側面図(A)、(B)である。
【図4】本装置の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
【0038】
1 本装置
2 本体
21 下面板
22 滑り止め
23 紐体
3 棒状体
31 ナット
4 てこ手段
41 アーム
42 回動軸(作用点)
42a 軸受プレート
43 操作ロッド(力点)
44 車輪(支点)
5 保持手段
51 保持プレート
52 貫通孔
53 保持ピン
54 保持孔
6 ストッパ
7 芝生面
71 芝生根
H 作業者

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の平面積を持った本体(2)と、
該本体(2)の下面側を凸状の一次曲面又は二次曲面に形成した下面板(21)と、
該下面板(21)から法線方向に多数本を植設させた先端鋭利な棒状体(3)と、
前記本体(2)に軸支持して前記下面板(21)を芝生面(7)から上昇させる方向に作用するてこ手段(4)と、
から成ることを特徴とする芝生面多孔形成装置。
【請求項2】
てこ手段(4)が、
上記曲面方向と直交する回動軸(42)をもって、本体(2)の両側部で支持した平行2本のアーム(41)と、
該2本のアーム(41)の一端側を連結固定した操作ロッド(43)と、
から成り、
アーム(41)の他端側を接地させて支点とし、上記操作ロッド(43)を力点、及び上記回動軸(42)を作用点、として構成したことを特徴とする請求項1記載の芝生面多孔形成装置。
【請求項3】
てこ手段(4)のアーム(41)の支点と成る端部に転動手段(44)を取り付けたことを特徴とする請求項2記載の芝生面多孔形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−268429(P2009−268429A)
【公開日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−123392(P2008−123392)
【出願日】平成20年5月9日(2008.5.9)
【出願人】(594195535)東北グリーン興産株式会社 (5)
【Fターム(参考)】