説明

花レッグカバー

【課題】本発明は、ガーデニングや家庭菜園作業時に、撥水性の素材布等を利用して膝上から足の甲までを覆うことによって、作業による足首周辺からの土・葉の侵入の不快感や水濡れ・汚れ、膝・すねの圧痛等を防ぐための花レッグカバーを提供する。
【解決手段】不快感や汚れ等に対して、膝上から膝部・すね・足首・かかと・足の甲等を、撥水性の素材布等を利用して簡易な方法で覆い、固定ひも等を用い足首(4)にくくりつける。また、膝・すね部には、少し厚手のパッド(2、3)を花の形のアップリケにして装飾を兼ねて取り付ける。楽しく快適に作業を進め、オシャレ心も満たしつつ課題を解決したことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガーデニングや家庭菜園作業時に、撥水性の素材布等を利用して膝上から足の甲までを覆うことによって、作業による足首周辺からの土・葉の侵入の不快感や水濡れ・汚れ、膝・すねの圧痛等を防ぐための花レッグカバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ガーデニングや家庭菜園作業時には、あまり大げさに更衣せず、意外に汚れてしまってから後悔することがよくある。
しかし、近年のガーデニングブーム等からアームカバーやUVカットの帽子や上着が工夫され、また、足首あたりの裾捌きに対しては、作業用膝頭カバー、フットカバー、レッグカバー等が工夫されている(特許文献1、2、3参照)。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】 特開平8−291404号公報
【特許文献2】 特開2009−133023号公報
【特許文献3】 特開2007−277761号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのため、次のような問題点があった。
(イ)足首周辺のスキマから土や葉などの異物が入り、靴の中までも入り込み作業中断と いうような問題があった。
(ロ)露や水滴がある場合は濡れ、特に汚れが強くなり後始末が大変になるという問題が あった。
(ハ)作業時に膝をついたり座り込んだりして石等に当たり、圧痛等の不快感を招くとい う問題があった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
不快感や汚れ等に対して、膝上から膝部・すね・足首・かかと・足の甲等を、撥水性の素材布等を利用して簡易な方法で覆い、固定ひも等を用い足首(4)にくくりつける。
また、膝・すね部には少し厚手のパッド(2、3)を花の形のアップリケにして装飾を兼ねて取り付ける。
楽しく快適に作業を進め、オシャレ心も満たしつつ課題を解決する。
以上を特徴とする花レッグカバーである。
【発明の効果】
【0006】
普段の服装の上から、花レッグカバーを靴下を履くように簡易に取り付けることができる。
膝上から足首・甲までカバーすることでスキマからの異物侵入を防ぐので、不快感も作業中断もなくなることが期待できる。
撥水性の素材布等の特徴により、スラックス等衣服の水濡れや汚れを防ぐ。
膝・すね部に少し厚手のパッドを取り付けることによって圧痛が緩和される。
また、花レッグカバーの固定ひも(7)をバレエのトウシューズのようにくくりつけるが幅広のゴムひもに代えてマジックテープ(登録商標)で固定するとより手軽に扱える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の花レッグカバー本体の全体図である。
【図2】 本発明の各部品(a)(b)(c)の説明図である。
【図3】 本発明固定ひもの場合の使用状態を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図2のような部品を縫いつけ、図1のように仕上げる。
本体筒状の脚カバー部(1)の上と下にゴムひもを通し絞る。
これで動きに支障なくほぼ固定でき、膝上約10センチメートルから、靴・靴下・スラックスの裾とのスキマが生じる足首までをカバーできる。
しかし、ゴムで絞るだけだと上にずれて、またスキマが生じてしまうことが予想されるので、さらに足の甲あて部品を取り付け固定ひも(7)や少し幅広のゴムひもでまず甲と土踏まずを固定し、足首までもしっかり固定する。
本発明は以上のような構成である。
これを使用する時は、靴下をはくようにして膝上まで引き上げ、膝やすねにぴったりあてる。
かかともカバーする。
そして、しっかり固定するために甲と土踏まずの周りを巻き、次に足首に向けバレエのトウシューズのようにクロスさせ編み上げて足首にくくりつける。
締め具合で各個人の心地よさや太さや長さにぴったりとなる。
なお、固定ひもを少し幅広のゴムひもにすれば、さらにフィットし、動きに合わせられるし窮屈感も減少する。
その際は結ぶより、マジックテープ(登録商標)で留める。
【符号の説明】
【0009】
1 本体筒状の脚カバー部
2 膝当て部
3 すね当て部
4 足首
5 かかと
6 足の甲当て部
7 固定ひも(または少し幅広のゴムひも)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撥水性の素材布等を利用して、ガーデニングや家庭菜園作業時に膝上から膝部・すね部・足首(4)・かかと(5)・足の甲等を簡易な方法で覆い、土・葉が靴の中に入り込む不快感を少しでも和らげ水濡れや汚れ防止を図り、楽しく快適に作業を進め課題を解決することを特徴とする花レッグカバー。
【請求項2】
膝・すね部には少し厚手のパッド(2、3)を花の形のアップリケにして装飾を兼ねて取り付け、圧痛等を緩和し楽しく作業を進め、オシャレ心も満たすことを特徴とする花レッグカバー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−5463(P2010−5463A)
【公開日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【国際特許分類】
【公開請求】
【出願番号】特願2009−237733(P2009−237733)
【出願日】平成21年9月17日(2009.9.17)
【出願人】(509255406)
【Fターム(参考)】