説明

草履手編み台

【課題】係止リングから紐が外れるのをなくして、草履の作製作業の能率を向上することができる草履手編み台を提供する。
【解決手段】手編み台本体11の内部にバインダーの本体ケースを収納するとともに、バインダーの開閉可能な係止リングRを構成する複数対の第1及び第2リング片19,20を、基板12の上面に接着された上部化粧板23の貫通孔23a,23bから上方向に導出する。前記第1及び第2リング片19,20を鎖線で示すように開放した状態で草履を手編みするための紐36を複数の第2リング片20に係止する。その後、第1及び第2リング片19,20を実線で示すように閉鎖し、前記紐36の一端部を、紐通し具37に係止し、該紐通し具37により縦方向に並列された紐36に横方向に紐36を編み込んで草履を作製する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、紐を用いて例えば装飾用の草履を手編みする際に用いられる草履手編み台に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の草履手編み台として、特許文献1に開示されたものが提案されている。この手編み台は、基台の上面に前部ブロックを装着するとともに、この前部ブロックの上面に複数本の紐掛け突起が互いに平行に、かつ上方向に指向するように立設されている。又、基台の上面に後部ブロックを装着するとともに、該後部ブロックに複数本の紐掛け突起が互いに平行に、かつ上方向に指向するように立設されている。前記基台の中央部には複数本の紐を互いに平行状に位置規制するための規制溝を有する中間規制板が前後方向の位置調節可能に装着されている。そして、前部ブロック及び後部ブロックに形成された紐掛け突起に対し、草履製作用の紐を、前後方向に指向するように、かつ横方向に蛇行するように引き回して係止し、その縦方向に延びる複数本の紐に横方向に紐を蛇行するように繰り返し編み込んで、草履を手編みするようになっている。
【0003】
又、従来の草履手編み台として、特許文献2に開示されたものも提案されている。この手編み台は、基台の上面にT字状態の複数本のフックが立設されている。前記各フックに紐を前後方向に指向するように、かつ横方向に蛇行するように引き回して係止し、その縦方向に延びる複数本の紐に横方向に紐を蛇行するように繰り返し編み込んで、草履を手編みするようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実用新案登録第3138930号公報
【特許文献2】実用新案登録第3084105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、特許文献1に記載された草履手編み台は、前後一対のブロックに直線状の紐掛け突起が複数本立設されている構造のため、各突起に縦方向に指向するように係止された紐の係止部が、紐を横方向に繰り返し編み込む作業の際に縦方向に指向する紐が上方への外力を受けると、前記突起から外れ、草履の手編み作業の中断を強いられ、手編み作業の能率が低下するという問題があった。
【0006】
又、特許文献2に開示された草履手編み台は、フックがT字状態に形成されているので、各フックに係止された紐がフックの上端部の水平方向に延びる係止部によって抜け難くなっている。しかし、例えば初心者の場合には、手編み作業中にフックに係止されていた紐が緩んだ状態で、上方への外力を作用させるようなこともあり、この場合には、紐がフックから外れるので、草履の手編み作業の能率を向上することができないという問題があった。
【0007】
本発明は、上記従来の技術に存する問題点を解消して、草履の手編み作業の能率を向上することができる草履手編み台を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、手編み台本体に草履を手編みするための紐を係止する複数の係止リングを開閉可能に設けたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記係止リングはリングバインダーに設けられた開閉可能な複数の係止リングであることを要旨とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記手編み台本体を、作業テーブルの上面に支持した状態でクランプするためのクランプ金具を備えていることを要旨とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項3において、前記手編み台本体の左右両側部には、前記クランプ金具のフレームの上部水平板部を係合するための係合凹部が設けられていることを要旨とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項において、前記手編み台本体は、中央部に帯状の貫通孔を形成した長四角板状の基板と、該基板の下面に接合された下部化粧板と、上面に接合された上部化粧板とにより構成され、前記基板の貫通孔と下部化粧板とにより形成された収容凹所には、リングバインダーの本体ケースが収容され、該バインダーの開閉可能な複数の係止リングを構成する第1及び第2リング片は、前記上部化粧板に形成された複数の貫通孔から上方向に導出されていることを要旨とする。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項において、前記草履を手編みするための紐の一端部を貫通係止し、草履の手編み作業に用いる紐通し具を備えていることを要旨とする。
【0013】
(作用)
この発明は開閉可能な係止リングを開放した状態で、該係止リングに紐が係止され、その後、係止リングを閉鎖するようにしたので、紐を用いて草履を手編みする作業の際に、係止リングに係止された紐が係止リングから外れるの防止して、手編み作業の中断を回避し、草履の手編み作業能率を向上することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、草履の手編み作業中に、係止リンクに係止された紐が係止リングから外れることがなく、草履の手編み作業能率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】この発明を具体化した草履手編み台の斜視図。
【図2】草履手編み台を構成する部品の分解斜視図。
【図3】草履手編み台のバインダーの係止シングが閉鎖された状態を示す横断面図。
【図4】草履手編み台のバインダーの係止リングが開放された状態を示す横断面図。
【図5】草履手編み台のバインダーの係止リングが閉鎖された状態を示す縦断面図。
【図6】紐通し具を示す斜視図。
【図7】草履手編み台の使用状態を示す斜視図。
【図8】この発明の別の実施形態を示す草履手編み台の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明を具体化した草履手編み台の一実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。
図2に示す手編み台本体11を構成する例えば天然皮革あるいは合成皮革よりなる長四角板状の基板12の中央部には、図3に示すように、該基板12の長手方向に平面細長四角形状の貫通孔12aが上下方向に貫通するように形成されている。前記基板12の下面全域には、例えば天然皮革あるいは合成皮革よりなる下部化粧板13が図2に示すように接着剤(図示略)により接着されている。前記基板12の貫通孔12aと前記下部化粧板13の上面とにより、図3に示すリングバインダー14の本体ケースKを収容する収容凹所H(図4参照)が形成されている。前記基板12の表面には、前記リングバインダー14に設けられた開閉可能な複数(この実施形態では六)対の第1リング片19及び第2リング片20のみを上方向に露出した状態で前記本体ケースKを覆うための上部化粧板23が接着剤(図示略)により接着されている。この実施形態では、前記基板12、下部化粧板13及び上部化粧板23の三つの部材によって前記手編み台本体11が構成されている。なお、前記上部化粧板23には、外観を向上するために外周縁にミシン目状の模様が形成されている。
【0017】
次に、図3〜図6に基づいて、前記バインダー14について説明する。
図3及び図4に示すように、前記バインダー14の本体ケースKは、チャンネル状をなす下部ケース片15と、該下部ケース片15の上部に連結された上部ケース片16とによって構成されている。前記下部ケース片15は、帯板状をなす底板15aと、該底板15aの左右両側に図4に示すように上方向に一体に折り曲げ形成された側板15b,15bと、両側板15b,15bの上部に一体形成された横V字状の係止溝15c,15cを有する係合部15d,15dとによって構成されている。上部ケース片16は、前記下部ケース片15の上側開口部を被覆するように、横断面が中央部ほど盛り上がる円弧状に形成され、該上部ケース片16の左右両側部には、前記係合部15d,15dの外側面に係合された係合部16a,16aが一体に湾曲形成されている。
【0018】
前記本体ケースKの内部には、図示しない係合爪によって上下方向の屈曲可能に連結された弾性帯板材よりなる左右一対の作動板17,18が収容されている。作動板17,18の外側端縁は、前記下部ケース片15の係止溝15c,15cにそれぞれ係止されている。一方の作動板17の上面には、第1リング片19の下端部が溶接によって連結され、該第1リング片19は前記上部ケース片16に形成された貫通孔16b及び上部化粧板23に形成された貫通孔23aを貫通して上方向に導出されている。同様に、他方の作動板18の上面には第2リング片20の下端部が溶接によって連結され、該第2リング片20は前記上部ケース片16に形成された貫通孔16c及び上部化粧板23に形成された貫通孔23bを貫通して上方向に導出されている。前記第1リング片19と第2リング片20とによって、開閉可能な係止リングRが構成されている。
【0019】
前記下部ケース片15の底板15aの上面には、図6に示すように、前記本体ケースKの両端寄りに位置するように、左右一対の軸受片21,21(図4参照)が切り起こし形成されている。両軸受片21,21の軸孔21a,21aには、前記第1及び第2リング片19,20を開閉操作するための操作部材22が傾動可能に装着されている。この操作部材22の中間部には前記軸受片21の軸孔21aに挿入された軸部22a,22aが一体に形成され、先端部は前記作動板17,18の下面に接触されている。前記操作部材22の基端部には、前記係止リングRを開放操作するための操作部22bが形成され、この操作部22bが前記上部化粧板23の裏面に接触されている。
【0020】
前記操作部22bは、前記上部化粧板23がこの実施形態のように不透明材料により形成されている場合には、図1及び図2に示すように、外からは見えない。このため、前記操作部22bと対応する上部化粧板23の領域に、例えば「開」、「プッシュ」あるいは「オープン」等の文字を描いて、この領域を下方に押動することにより前記係止リングRが開放されることを明示しておくことが望ましい。
【0021】
図1に示す上部化粧板23の「開」の領域が下方に押動されると、前記バインダー14の操作部材22の操作部22bが図6において上部化粧板23の表面側から矢印で示すように下方に押動され、操作部材22が軸部22aを中心に回動される。この動作によって操作部材22の先端部により作動板17,18がそれらの弾性力に抗してデットポイントを超えて上方に反転移動される。この結果、図4に示すように下に凸の状態の作動板17,18が図5に示すように、上に凸の状態に反転され、閉じていた係止リングRの第1及び第2リング片19,20が開放される。図5に示す状態において、第1及び第2リング片19,20を矢印で示すようにそれぞれ接近する方向に移動させると、作動板17,18が図4に示す状態に反転され、係止リングRが閉鎖される。
【0022】
図1〜図3に示すように、前記上部化粧板23の左右両側には平面視U字状をなす一対の切欠部23c,23cが形成されている。前記基板12の上面と、前記切欠部23c,23cとによって、作業テーブルTに前記手編み台本体11をクランプするための次に述べるクランプ金具31(図1参照)のフレーム32を係合する係合凹部24が形成されている。
【0023】
次に、図1に基づいて前記クランプ金具31について説明する。
このクランプ金具31は、図1に示すように側面視横U字状に形成されたフレーム32と、該フレーム32の下部水平板部32aに形成されたネジ孔32bに螺合された締付ボルト33と、該締付ボルト33の上端部に相対回転可能に連結されたパッド34と、前記フレーム32の上部水平板部32cの先端部に嵌合された合成樹脂製のキャップ部材35とによって構成されている。前記手編み台本体11が作業テーブルTの上面に支持された状態で、前記一対のクランプ金具31の前記締付ボルト33を回動操作することにより、手編み台本体11の左右両端部が前記キャップ部材35とパッド34との間でクランプされるようになっている。
【0024】
次に、図1及び図7に基づいて、草履手編み台の係止リングRに係止された紐36の一端部を挿入して、草履を手作業によって手編みすることができる紐通し具37について説明する。
【0025】
帯板状の本体38の基端部には、丸い紐36の端部を挿通するための複数の丸孔38a,38b,38cが形成されるとともに、帯状の紐36の端部を貫通するための1つの挿入孔38dが形成されている。なお、前記本体38の表面には、目盛38eを有するスケールが形成されている。
【0026】
次に、図1に基づいて、前記草履手編み台、クランプ金具31、紐36及び紐通し具37を用いて草履を手編みする方法について説明する。
図1に示すように、前記手編み台本体11を作業テーブルTの上面に支持した後、左右一対のクランプ金具31を用いて作業テーブルTの上面に草履手編み台をクランプする。この状態で、草履手編み台のバインダー14の左右一対の操作部材22(図6参照)を下方に押し下げることによって、図4に示す作動板17,18をデットポイントを超えて上方に反転移動させる。この動作によって、前記作動板17,18がそれらの弾性力に抗して、図4に示す下に凸の湾曲状態から図5に示す上に凸の湾曲状態に切り換えられる。このため、閉鎖されていた係止リングRの第1及び第2リング片19,20が図5に示すように開放される。この状態で、図1に鎖線で示す複数(この実施形態では例えば3つ)の第2リング片20に紐36を係止する。その後、開放されている第1及び第2リング片19,20を前後方向(図5の矢印参照)から互いに接近する方向に移動させることによって、第1及び第2リング片19,20を図1に実線で示すように閉鎖する。この動作によって、前記第2リング片20に係止された紐36が第1及び第2リング片19,20から外れなくなる。複数の第2リング片20に蛇行するように、かつ前後方向に指向するように係止された紐36の一端部を前記紐通し具37の本体38の丸孔38aに貫通して係止する。この状態で紐通し具37を、前記紐36の前後方向に指向するように係止された複数条の紐36の間に前記紐通し具37を利用して縦糸に緯糸を織り込むように挿入し、紐36により草履を作製する。
【0027】
上記のように構成された草履手編み台の効果について以下に説明する。
(1)上記実施形態では、手編み台本体11の基板12に形成された貫通孔12a内にバインダー14の本体ケースKを収容するとともに、バインダー14の係止リングRを構成する第1及び第2リング片19,20を前記上部化粧板23に形成された貫通孔23a,23bから上方向に導出させた。又、一対の操作部材22の操作部22bを下方に押し下げ操作することによって、閉鎖状態の第1及び第2リング片19,20を開放するようにし、前記複数の第2リング片20に紐36を前後方向に伸びる複数本の紐となるように係止した後、前記第1及び第2リング片19,20に互いに接近する方向に指で押圧して、両リング片19,20を閉鎖状態にするようにした。このため、紐36による草履の手編み作業中に、紐36が両リング片19,20から離脱することはなく、草履の手編み作業の能率を向上することができる。
【0028】
(2)上記実施形態では、リングバインダー14を用いたので、操作部材22を操作することにより、多数の係止リングRの開放を迅速に行うことができる。
(3)上記実施形態では、クランプ金具31によって手編み台本体11を作業テーブルTに固定するようにしたので、手編み台本体11を所定位置に保持することができ、草履の作製を適正に行うことができる。
【0029】
(4)上記実施形態では、図6に示すように紐通し具37の本体38の丸孔38a〜38cに丸い紐36の一端部を貫通して係止するようにした。このため、紐通し具37を用いて、係止リングRに係止された複数本の縦の紐36の間に紐36を横方向に容易に繰り返し編み込むことができ、草履を作製する作業の能率を向上することができる。
【0030】
(5)上記実施形態では、紐通し具37の本体38に目盛38eを形成したので、
作成する草履のサイズの設定を、目盛38eによって容易に行うことができる。
(6)上記実施形態では、前記基板12、下部化粧板13及び上部化粧板23によってバインダー14の本体ケースKを収容し、バインダー14の両リング片19,20を、前記上部化粧板23に形成された貫通孔23a,23bから上方向に導出した。このため、既製品として製造されたバインダー14を用いて、草履手編み台を容易に、かつ安価に製造することができる。
【0031】
なお、本発明は以下のように変更して実施することもできる。
・図8に示すように、基板12の上面にバインダー14を取り付けて、草履手編み台を構成してもよい。この実施形態は、部品点数を低減して、構造を簡素化し、製造を容易に行い、コストを低減することができる。
【0032】
・前記実施形態では、バインダー14を用いたが、これに代えて、手動又は電動により開閉可能な係止リングを用いてもよい。
・弾性変形可能な一つの部材により係止リングを湾曲形成し、係止リングの先端部を屈曲させて、該屈曲部を係止リングの基端部に接触する。そして、係止リングの屈曲部と基端部の間に紐を押し込んで係止リングを弾性変形させて、係止リングに紐を係止するようにしてもよい。
【0033】
・前記上部化粧板23を省略してもよい。
・前記下部化粧板13を省略し、基板12に形成した貫通孔12aに代えて収容凹所としてもよい。
【0034】
・前記上部化粧板23を透明材料により構成してもよい。この実施形態では、リングバインダー14全体が目視できるので、操作部材22の操作部22bによる係止リングRの開放操作を容易に行うことができる。
【0035】
・前記係止リングRの個数を、2個、3個、4個、5個、7個以上にしてもよい。
・前記上部化粧板23に形成した「開」の文字を省略してもよい。
【符号の説明】
【0036】
H…収容凹所、K…本体ケース、R…係止リング、T…作業テーブル、11…台本体、12…基板、12a…貫通孔、13…下部化粧板、14…バインダー、19…第1リング片、20…第2リング片、23…上部化粧板、24…係合凹部、31…クランプ金具、32…フレーム、32c…上部水平板部、36…紐、37……紐通し具。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
手編み台本体に草履を手編みするための紐を係止する複数の係止リングを開閉可能に設けたことを特徴とする草履手編み台。
【請求項2】
請求項1において、前記係止リングはリングバインダーに設けられた開閉可能な複数の係止リングであることを特徴とする草履手編み台。
【請求項3】
請求項1又は2において、前記手編み台本体を、作業テーブルの上面に支持した状態でクランプするためのクランプ金具を備えていることを特徴とする草履手編み台。
【請求項4】
請求項3において、前記手編み台本体の左右両側部には、前記クランプ金具のフレームの上部水平板部を係合するための係合凹部が設けられていることを特徴とする草履手編み台。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一項において、前記手編み台本体は、中央部に帯状の貫通孔を形成した長四角板状の基板と、該基板の下面に接合された下部化粧板と、上面に接合された上部化粧板とにより構成され、前記基板の貫通孔と下部化粧板とにより形成された収容凹所には、リングバインダーの本体ケースが収容され、該バインダーの開閉可能な複数の係止リングを構成する第1及び第2リング片は、前記上部化粧板に形成された複数の貫通孔から上方向に導出されていることを特徴とする草履手編み台。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか一項において、前記草履を手編みするための紐の一端部を貫通係止し、草履の手編み作業に用いる紐通し具を備えていることを特徴とする草履手編み台。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−270415(P2010−270415A)
【公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−123528(P2009−123528)
【出願日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【出願人】(398027148)
【Fターム(参考)】