説明

衛生的な散水装置を有する尿器

尿器の上部は、調節可能な関節でつながれた取付け(2)、および、ブレンダを備えた熱い、冷たいまたはなまぬるい水の供給システムを有する衛生的な散水装置(1)を保持する。関節でつながれた取付け(2)は調節可能であり、一方で、衛生的な散水装置(1)の一端の位置は、それから流れる水は決して尿器本体(3)の内側の端からあふれ出ないことを確実にする。尿器への排水および洗浄水の流入は、都合よく光電子工学のセンサである排水および洗浄水制御(7)を経て制御される。衛生的な散水装置(1)は、センサの前で5から40cmの距離の範囲内での手の意図的な動きに反応するより都合のよい光電子工学のセンサである散水装置制御(8)を経て作動中に切替えられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、独立した制御を経て作動される個人衛生のための衛生的な散水装置を有する尿器に関連する。
【背景技術】
【0002】
様々な形状およびサイズの尿器が一般に使用されてきた。大部分の関心が、使用後の尿器の完璧な洗浄を提供することができる、例えば様々な噴流および散水栓のような散水装置およびクリーナ装置の設計に関連する一方、主な重点は、衛生的な方法におけるそれらの使用に置かれている。これらは、手または足、またはドアまたはドアフレームに内蔵されたものによって作動される光電子工学センサまたは機械的な装置の形状において、上記の作動のために設計される他のメカニズムに密接に関係がある。さらに、尿器は、例えば尿器から出た水を排水し、厄介かつ望ましくない下水の臭気が広がるのを妨げるための防臭弁のように様々な精巧な、適切に設計された構成要素を備えている。尿器大きさの形状および比率は、尿が尿器内部表面に当たった後、はね散るのを妨げるような尿器の衛生的な使用に関して有意な役割を果たす。このため、現在製造されている尿器は、様々な形状である。最後になったがおろそかにできないのは、壁および/または床面上にシェルを固定する問題を対象にすることである。これらの尿器設計は、しかしながら衛生的な散水装置のための適切な解決法を提供することに失敗している。この有効度はこれまでのところ、これらの設備がより大きなサイズを必要とするトイレまたはバスルームに別々に設置されたビデの使用により提供されてきた。関連技術にまた含まれるのは、個人衛生の構成要素を備える便器である。チェコの実用新案設計No.6812は、底部が補完的な散水装置を有する便器を提示する。これは、水流が上方に導かれ、便器上に散水装置アームを固定し、便器シートの下の待機位置または中央の作業位置に散水栓を調整することを可能にする装置、および、散水栓アームに水を供給する加熱されたまたは温水供給設備で構成されることを確実にする方法で配置される。アームは管状の形状であり、シートおよびボウルの間で動く水の導管として役立つ。垂直軸周辺において関節でつながれる可能性がある入口は、ブレンダ取付けまたはバルブに接続される。
【発明の開示】
【0003】
特に陰茎上に医学的な手術を受けた男性のための個人衛生の意図を有するが、従来の方法の公衆便所の使用のための意図を有する散水装置を有する公衆便所の設計を対象にする際に構成される性質である本発明の設計の解決法によって、上記の欠点は克服される。発明の性質は、壁上にシェルを固定するための内蔵型取付け構成要素、または、シェルの上部において提供されるシェルの排水および洗浄のための給水構成要素で尿を排水するため他の支持構造物、構成要素を有して、尿器の本体自体から構成されている。尿器の上部もまた、調節可能なピン節点、および、ブレンダ取付けを経た冷たい、熱いまたはなまぬるい水の供給を有する衛生的な散水装置を保持する。排水および洗浄水は、排水および洗浄制御ハンドルを作動することによって、またはより都合よく光電子工学のセンサを用いて尿器に移動される。衛生的な散水装置は、衛生的な散水装置メカニズムの尿器を通り過ぎる偶発的な横断による起動を妨げるように調整される手による制御、または、5から40cmの距離の範囲内での意図的な手の動きに反応する光電子工学のセンサによって始められる。制御は、尿器シェルの一体化された部品である必要はない。ブレンダ取付けは、必要とされた水温を得るため、適切な量の冷たいおよび熱い水を設定する。ブレンダの予めの設定は手および/または電子的で可能性がある。衛生的な散水装置は、散水装置ヘッド側位置が尿器の内側の端から排水があふれ出ることがないような位置である一方、関節でつながれた取付けを使用して調節可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0004】
尿器の本体3は、尿器の壁上または別の支持構造への固定を提供するための取付け要素4を備える。尿器の下部において、尿器から液体を排水するための排水放出口6が存在し、上部において、尿器の排水および洗浄のため、水を供給するための水の入口5が存在する。その上部において、衛生的な散水装置1もまた、ブレンダを含んで、調節可能な関節でつながれた取付け2、および、排水および洗浄のために必要とされる熱い、冷たいまたはなまぬるい水の供給のための水入口を有して存在する。関節でつながれた取付け2は、尿器1内に流入する水が尿器3の内側の端をあふれ出ないように散水装置の端位置によって調節可能である。排水および洗浄水は、排水および洗浄制御ハンドル7、または、より都合よく光電子工学のセンサを作動することによって尿器に移動される。衛生的な散水装置1は、尿器を通過する偶発的な横断による衛生的な散水装置1のメカニズムの起動を妨げるように調整される5から40cmの距離の範囲内での意図的な手の動きに反応して、散水装置制御ハンドル8、または、より都合よく光電子工学のセンサによって作動される。これらの制御7、8は、尿器本体3と一体化される必要はない。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【図1】衛生的な散水装置を有する尿器の正面図を示す。
【図2】衛生的な散水装置を有する尿器の側面図を示す。
【符号の説明】
【0006】
1 衛生的な散水装置
2 関節でつながれた取付け
3 尿器本体
4 固定要素
5 水入口構成要素
6 放出口構成要素
7 排水および洗浄水制御
8 散水装置制御

【特許請求の範囲】
【請求項1】
取付け要素を有する本体、尿器からの液体の排水のための放出口構成要素、尿器への排水および洗浄水の供給のための水入口構成要素から構成される衛生的な散水装置を有する尿器であって、前記尿器の上部にブレンダを含み、衛生的な散水装置(1)、調節可能な関節でつながれた取付け(2)、冷たい、熱いまたはなまぬるい水の供給のための前記入口が提供され、一方で、前記衛生的な散水装置(1)は、作動中の前記衛生的な散水装置(1)を切替えるため、前記散水装置制御ハンドル(8)に接続され、前記水入口構成要素(5)が、前記システムに排水および洗浄水の前記供給を開けるため、前記排水および洗浄制御ハンドル(7)に接続されることにおいて特徴付けられる尿器。
【請求項2】
請求項1に記載の衛生的な散水装置を有する尿器であって、前記排水および洗浄給水システムの制御(7)が前記尿器本体(3)の外に取り付けられる光電子工学のセンサを備えることにおいて特徴付けられる尿器。
【請求項3】
上記の請求項に記載の衛生的な散水装置を有する前記尿器であって、作動中の前記衛生的な散水装置(1)を切替える前記散水装置制御(8)は、その前の5から40cmの距離の範囲内における手の意図的な動きで作動する、前記尿器本体(3)の外側に載置された光電子工学センサであることにおいて特徴付けられる尿器。
【請求項4】
上記の請求項に記載の衛生的な散水装置を有する前記尿器であって、前記水ブレンダは、電子および/または機械的であることにおいて特徴付けられる尿器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2008−510084(P2008−510084A)
【公表日】平成20年4月3日(2008.4.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−525367(P2007−525367)
【出願日】平成17年4月6日(2005.4.6)
【国際出願番号】PCT/IB2005/000940
【国際公開番号】WO2006/018677
【国際公開日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【出願人】(506426351)
【Fターム(参考)】