説明

衣服

【課題】仕事着、遊び着等のTPOのより合う衣服とすること、および安価にかつ容易にボタンを取り替えることができ、その取り替えたボタンの脱落を防止すること。
【解決手段】複数のズボンのそれぞれに対応して異なる複数のボタンが用意され、その各ボタン3の脚部10をブレザー1のボタン孔15にその表面から挿通して、その挿通された脚部10にボタン孔15の裏面において留め具9を止めてブレザー1にボタン3を取り付ける。このようにすれば、各ボタン3が各ズボンに合うものであるため、一のブレザー1に対して、複数のズボンのコーディネートを行うことができ、さらに、その各コーディネートにおいて、それに合ったボタン3をブレザー1に取り付けることができるため、仕事着、遊び着等のTPOに容易に合わせることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ブレザーと複数のズボンからなる衣服および、そのブレザーに取り付けられる替えボタンに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ブレザーの前身ごろや袖口に取り付けられたボタンは、通常、糸を用いて縫い付けられている。このため、ボタンを縫い付ける糸が擦り切れて、ボタンが落ち、見失った場合には、新しいボタンに付け替える必要があった。その付け替えるボタンが、それまでに縫い付けていたボタンと同じものがあればよいが、同じボタンがなければ、ブレザーに残っているボタンを全て取り外し、新たに全部のボタンを付け替えなければならない。
【0003】
上記ボタンは、ブレザーの所定の取り付け位置(前身ごろなど)に糸で縫い付けられているので、全部新たに付け替えるには、手間と時間(例えば、約1時間程度)がかかっていた。また、糸で縫い付けられたボタンは、ユーザーの要望に応じて容易に付け替えることが難しいという問題があった。
【0004】
この問題を解決するために、ブレザーのボタン取り付け位置に、鳩目型留め具を固定した、ブレザーが提案されている(特許文献1、図1、図2参照)。
【特許文献1】実用新案登録第3039313号公報
【0005】
このブレザー20は、図6に示すように、その右前身ごろ21や袖口32のボタン取り付け位置の生地に開けられた孔に、鳩目型留め具22が固定されたものである。その鳩目型留め具22は、筒状のリベット23を前身ごろなどの生地21に形成した孔に挿通させ、そのリベット23の両端部を所要の工具などで外向きに開くように折り返して生地21の孔の周縁部に固定したものである。このように、固定された鳩目型留め具22のリベット23の孔を、ボタン孔24としてブレザーのボタン取り付け位置に設けたものである。
【0006】
上記鳩目型留め具22のボタン孔24には、図7に示すように、カフス型ボタン25が取り付けられる。このカフス型ボタン25は、ボタン本体26の裏面から突き出す棒状の脚部27にピン28を介してストッパーピン29を回転可能に設けたものである。このボタン本体26の脚部27をボタン孔24に差し込み、ストッパーピン29を脚部27に対して直交する係止姿勢に回転する。これにより、容易にカフス型ボタン25をブレザー20に取り付け、このカフス型ボタン25を、左前身ごろ30のボタンホール31に掛け合わせて、左右の前身ごろ21、30を留めることができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記ブレザー20は、カフス型ボタン25をそのボタン孔24に取付・取外しすることができるため、そのボタン25を自由に付け替えることができる。このため、そのブレザーを仕事着、遊び着などの種々の用途に使用できる(特許文献1 段落0012〜0013)。
しかし、仕事着、遊び着等は、ブレザー(上着)のみによって異ならせる場合だけでなく、通常、ズボンも変えることによって、その用途によりマッチするものとなる。この考えは特許文献1には開示されていない。
【0008】
また、上記ブレザーに取り付けられる、カフス型ボタン25は、図7に示すように、ボタン本体26の裏面から突き出す棒状の脚部27に、ピン28を介してストッパーピン29が回転可能に取り付けられたものである。しかし、このカフス型ボタン25は、抜け落ちないようにストッパーピン29をボタン本体26の脚部27に対して直交する係止姿勢に保つ必要があるため、その構造が複雑となるので、その製造コストが高くなる。
【0009】
さらに、上記カフス型ボタン25は、袖口に取り付けるサイズのものは、通常、市販されているが、これを前身ごろに取り付けるにはサイズが小さく、新たにユーザーの好みに応じて付け替えようとすると、その付け替える分だけのボタンを用意する必要があるので、経済的負担が大きくなるという問題があった。
【0010】
また、このカフス型ボタン25は、使用中に、手や、体の動きによって激しく揺れたり、ストッパーピン29が手や体に当たったりしたような時に、係止姿勢にあるストッパーピン29が回転して非係止姿勢となって、ボタン孔24から抜け出て紛失してしまうおそれがある。
【0011】
そこで、この発明は、仕事着、遊び着等のTPOのより合う衣服とすることを第1の課題とし、安価にかつ容易にボタンを取り替えることができ、その取り替えたボタンの脱落を防止することを第2の課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記第1の課題を達成するために、この発明は、複数のズボンのそれぞれに対応して異なる複数のボタンが用意され、その各ボタンの脚部をブレザーのボタン孔にその表面から挿通して、その挿通された脚部にボタン孔の裏面において留め具を止めてブレザーにボタンを取り付けるようにしたのである。
【0013】
このようにすれば、各ボタンが各ズボンに合うものであるため、一のブレザー(上着)に対して、複数のズボンのコーディネートを行うことができ、さらに、その各コーディネートにおいて、それに合ったボタンをブレザーに取り付けることができるため、仕事着、遊び着等のTPOに容易に合わせることができる。
【0014】
この発明の構成としては、ブレザーと複数のズボンとからなり、前記ブレザーは、前記複数の各ズボンに対応する異なる複数のボタンの中から、着用する前記ズボンに対応するボタンが取り付けられるものであり、前記複数の各ボタンは、ブレザーに形成されたボタン孔にその表面から脚部が挿通され、その挿通された脚部に前記ボタン孔の裏面において留め具が止められて、前記ブレザーに前記各ボタンが取り付けられる構成を採用することができる。
【0015】
上記ボタンと留め具の構造としては、上記複数の各ボタンは、環状の脚部を有して、その脚部内に上記留め具が差し込まれるものであり、上記留め具は、当て板に弾性材からなる差し込み片が前記当て板に沿ってその一端で起伏可能に設けられたものであり、前記留め具の差し込み片が、前記ボタンの脚部内に差し込まれ、前記差し込み片の弾性力により、前記脚部が前記当て板と前記差し込み片との間に保持されるようにした構成を採用することができる。
【0016】
この構成であれば、ボタンは、その脚部内に差し込まれた留め具によって脚部が保持され、ブレザーに取り付けられるので、ボタンの脱落を防止することができる。また、このボタンは、その脚部が環状であるため、糸を通して縫い付けていた環状の脚部を有する従来のボタンを使用すれば、新たにボタンを製作する必要がなくなり、ブレザーのボタンを安価に取り替えることができる。
【0017】
また、留め具の差し込み片の弾性力により、ボタンの脚部が当て板と差し込み片との間に保持されるので、この差し込み片からボタンの脚部が外れにくくなり、ボタンの脱落を防止することができる。
【0018】
この構成は、上記第2の課題を達成することができ、この構成の発明は、上記ブレザーと複数のズボンとからなる衣服に限らず、各種のブレザーのみの替えボタンとすることができる。
【0019】
具体的には、本体の裏面に環状の脚部を有するボタンと、前記ボタン本体の脚部内に差し込まれる留め具とからなり、前記留め具は、当て板に弾性材からなる差し込み片が前記当て板に沿ってその一端で起伏可能に設けられたものであり、前記留め具の差し込み片が、前記ボタンの脚部内に差し込まれ、前記差し込み片の弾性力により、前記脚部が前記当て板と前記差し込み片との間に保持された構成を採用することができる。
【発明の効果】
【0020】
以上のように構成した衣服に関する発明は、仕事着、遊び着等のTPOに容易に合わせることができて、一の衣服の使用範囲を広げることができる。
【0021】
また、以上のように構成したボタンに関する発明は、その環状の脚部が留め具の当て板と差し込み片との間に保持されるので、この差し込み片からボタンの脚部が外れにくくなり、ボタンの脱落を防止することができる。さらに、その脚部が環状のものであるため、従来の糸を通して縫い付けていた環状の脚部を有するボタンを使用すれば、新たにボタンを製作する必要がなくなり、ブレザーのボタンを安価に取り替えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
この発明の実施形態の衣服を図1〜図5に示す。
この実施形態の衣服は、図1に示すように、ブレザー1と複数のズボンとからなる。このブレザー1は、右前身ごろ2の前端部に所定数のボタン3、3が取り付けられ、左前身ごろ4には各ボタン3、3に対応する位置にそれぞれボタンホール5が設けられる。このボタンホール5にボタン3を掛け合わせて、左右前身ごろ2、4を留める。また、このブレザー1の左右の袖口6にも、それぞれ所定数の袖口ボタン7、7が取り付けられている。ここで、ブレザーとは、上着のことであり、スーツの上着を含むものとする。
【0023】
前記ブレザー1は、その右前身ごろ2の前端部のボタン取り付け位置に、ボタン孔15が形成され、このボタン孔15に後述するボタン3の脚部10が差し込まれる。この各ボタン孔15は、丸穴の周縁をかがった穴かがりが施された菊穴仕様となっている。このように、穴かがりが施されることで、各ボタン孔15周縁の生地のほつれを防ぐことができる。
【0024】
このブレザー1の背裏地には、通気性の良好な清涼裏地、例えば、吸汗速乾糸を織製したクールキャッチ(登録商標)、ドビー組織(メッシュ)を使用することができる。また、袖裏地には、接触冷感の生地、例えば、東洋紡社製DRYICE(登録商標)などを使用することができる。これらの裏地や生地を使用することにより、このブレザー1は、夏場でも涼しく着用することができるので、冷房の省エネルギーに寄与するとともに、クールビズに対応した付加価値の高いものとなる。
【0025】
上記ブレザー1の右前身ごろ2に取り付けられるボタン3は、図2に示すように、ボタン本体8の裏面にU字状の脚部10を有するものである。このボタン本体8は、図3(a)に示すように、表面にデザインが施され、表面が盛り上がった円盤型に形成されたものである。その裏面には、線材をU字状に折り曲げた脚部10の両端部が固定される。このボタン本体8の裏面とU字状の脚部10とにより環状部が形成され、この環状部に後述する留め具9の差し込み片12を差し込んで、脚保持部13で脚部10を保持する。
【0026】
上記ボタン本体8の材質として、金属製または、樹脂製を採用することができる。金属製であれば、例えば、表面にメッキ処理を施すことで、光沢を出すことができる。また、樹脂製であれば、図3(b)〜(e)に示すボタン本体8のように、その表面を種々の形状に成形ができる。これにより、複数の各ズボンに対応して、形状、材質など外観の異なる複数のボタン3を用意することができる。これらのボタン3は、各ズボンに対応する分だけでなく、1本のズボンに対して複数のボタン3を用意してもよい。これらの用意された複数のボタン3の中から、着用するズボンに対応したボタン3をブレザー1に取り付けることにより、例えば、ブレザー1と同素材のズボンと、または、ブレザー1と色違いのズボンとを着用することにより、4通りのコーディネートが可能となる。さらに、シャツ、ポロシャツ、ベストなどを組み合わせれば、クールビズ、ウォームビズに適したコーディネートをすることができる。
【0027】
また、ブレザー1のボタン3を取り替えることによって、そのブレザー1をカジュアルにまたはビジネスにと、そのシーンに合わせて容易に使い分けすることができる。そのブレザー1が黒地の場合、そのボタン3を取り替えれば、レセプションやセレモニーなどのフォーマルな場のシーンに適したコーディネートが可能となる。
【0028】
これらのボタン本体8の裏面に固定される脚部10は、線材をU字状に折り曲げてその両端部を固定したもの(図3(a)参照)や、板片を折り曲げてその両端部を固定したもの(図3(b)、(c)参照)、線材をその一端を折り曲げて環状部を形成するとともに他端をボタン本体8の中央に貫通したものであってもよい(図3(d)、(e)参照)。また、線材または板材を輪状に形成した脚部10をボタン本体8の裏面に固定するものであってもよい(図示省略)。要は、後述する留め具9の差し込み片12を差し込むことのできる環状部を有するものであればよい。
【0029】
上記ボタン本体8は、その裏面に環状の脚部10を固定したものであるので、上述したカフス型ボタンのように構造が複雑にならず、製造コストを抑えることができる。また、糸を通して縫い付けていた従来の環状の脚部10を有するボタンを使用すれば、新たにボタンを製作する必要がなくなり、ブレザー1のボタン3を安価に取り替えることができる。なお、このボタン3を新たに製作してもよい。新たに製作してもその構造がシンプルであるので製造コストを抑えることができる。
【0030】
上記ボタン3の脚部10内に差し込まれる留め具9は、図2に示すように、長円形の当て板11と、その円弧部分から延びる弾性材を当て板11に沿って折り曲げた差し込み片12とから構成される。この差し込み片12は、その一端の折り曲げ部を支点として起伏可能に設けられるとともに、当て板11を押し付ける向きの弾性力を有する。ここで、長円形とは、矩形の一方の対向する2辺を外向きの半円弧とし、この各半円弧が他方の対向する2辺と連続する形状をいう。
【0031】
この差し込み片12には、当て板11から突き出すように折り曲げられた脚保持部13が設けられる。前記留め具9の差し込み片12を前記ボタン3の脚部10に差し込むと、この脚部10を脚保持部13と当て板11との間で保持する(図5参照)。これにより、差し込み片12からボタン3の脚部10が外れにくくなり、ボタンの脱落を防止することができる。また、ボタン3は、その脚部10を保持する留め具9の差し込み片12を抜き挿しすることにより、容易に(ボタン1個当り30秒〜1分)付け替えることができるので、TPOに合わせてブレザー1のボタン3の付け替えを容易に行なうことができる。
【0032】
上記ブレザー1の袖口6に取り付けられる袖口ボタン7は、右前身ごろ2のボタン3と同様に、ボタン本体8の裏面に環状の脚部10を有するものである。そのボタン本体8は、右前身ごろ2のボタン3のボタン本体8よりも一回り小さいサイズに形成されるとともに、右前身ごろ2のボタン3のボタン本体8と同じデザインが施されている。また、この袖口ボタン7を取り付ける際、ボタン3の留め具9を使用することができる。これにより、ボタン3およびボタン7を他のデザインを施したもの(形状のもの)に取り替えても、同じ留め具9を使用することができる。
【0033】
この実施形態のブレザー1は、以上のように構成され、次にそのボタンの取り付け方法について説明する。
まず、ブレザー1の右前身ごろの前端部のボタン孔15に、表側から上記ボタン本体8の脚部10を差し込む。差し込まれたボタン本体8を支えながら、その脚部10内にボタン孔15の裏面において、留め具9の差し込み片12を開いて差し込む。留め具9の差し込み片12は、当て板11を押し付ける向きの弾性力を有する。このため、留め具9の差し込み片12をボタン本体8の脚部10に差し込むと、図5に示すように、差し込み片12の弾性力により、ボタン3の脚部10が当て板11と差し込み片12の脚保持部13との間に保持される。
【0034】
一方、上記ボタン3を取り替えるには、留め具9の差し込み片12を開いて、留め具9をボタン3の脚部10から外し、ボタン3をボタン孔15から抜き取る。その後、取り付けられていたボタン本体8のデザインと異なるデザインのものを上記取り付け方法で取り付ければよい。なお、ブレザー1の袖口6に袖口ボタン7を取り付けるには、上記右前身ごろ2のボタン3の取り付け方法と同じであり、袖口6に設けたボタン孔(図示省略)に、袖口ボタン7の環状の脚部10を留め具9で保持する。
【0035】
このように、ボタン3を、他のものに容易に付け替えることができるので、フォーマルな場や、カジュアルな場などのシーンに対応するボタンを選択して、そのボタンをブレザーに取り付ければ、そのシーンに合ったブレザーと、ズボンとを組み合わせた衣服をコーディネートすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】実施形態のブレザーを示す正面図
【図2】同上のボタンを示す分解斜視図
【図3】(a)同上のボタン本体を示す斜視図、(b)〜(e)同上の他のボタン本体を示す斜視図
【図4】同上のブレザーにボタンを取り付ける前の状態を示す斜視図
【図5】同上のブレザーにボタンを取り付けた状態を示す断面図
【図6】従来のブレザーを示す正面図
【図7】同上のブレザーにボタンを取り付けた状態を示す断面図
【符号の説明】
【0037】
1 ブレザー
2 右前身ごろ
3 ボタン
4 左前身ごろ
5 ボタンホール
6 袖口
7 袖口ボタン
8 ボタン本体
9 留め具
10 脚部
11 当て板
12 差し込み片
13 脚保持部
15 ボタン孔
20 ブレザー
21 右前身ごろ
22 鳩目型留め具
23 リベット
24 ボタン孔
25 カフス型ボタン
26 ボタン本体
27 脚部
28 ピン
29 ストッパーピン
30 左前身ごろ
31 ボタンホール
32 袖口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブレザー(1)と複数のズボンとからなり、前記ブレザー(1)は、前記複数の各ズボンに対応する異なる複数のボタン(3)の中から、着用する前記ズボンに対応するボタン(3)が取り付けられるものであり、前記複数の各ボタン(3)は、前記ブレザー(1)に形成されたボタン孔(15)にその表面から前記ボタン(3)の脚部(10)が挿通され、その挿通された脚部(10)内に前記ボタン孔(15)の裏面において留め具(9)が止められて、前記ブレザー(1)に前記各ボタン(3)が取り付けられる衣服。
【請求項2】
上記複数の各ボタンは、環状の脚部を有して、その脚部内に上記留め具が差し込まれるものであり、前記留め具(9)は、当て板(11)に弾性材からなる差し込み片(12)が前記当て板(11)に沿ってその一端で起伏可能に設けられたものであり、前記留め具(9)の差し込み片(12)が、前記ボタン(3)の脚部(10)内に差し込まれ、前記差し込み片(12)の弾性力により、前記脚部(10)が前記当て板(11)と前記差し込み片(12)との間に保持されるようにした請求項1に記載の衣服。
【請求項3】
ボタン本体(8)の裏面に環状の脚部(10)を有するボタン(3)と、前記ボタン本体(8)の脚部(10)内に差し込まれる留め具(9)とからなり、前記留め具(9)は、当て板(11)に弾性材からなる差し込み片(12)が前記当て板(11)に沿ってその一端で起伏可能に設けられたものであり、前記留め具(9)の差し込み片(12)が、前記ボタン(3)の脚部(10)内に差し込まれ、前記差し込み片(12)の弾性力により、前記脚部(10)が前記当て板(11)と前記差し込み片(12)との間に保持される替えボタン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−43352(P2008−43352A)
【公開日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−218544(P2006−218544)
【出願日】平成18年8月10日(2006.8.10)
【出願人】(399027255)株式会社リオンドール (3)
【Fターム(参考)】