説明

表示プログラム、表示装置

【課題】
操作対象に条件等の変更可能な設定項目が多くある場合でもその操作を容易に行うことのできる表示プログラム、表示装置を提供する。
【解決手段】
入力受付部44が受け付けた入力装置30からの入力情報に基づいて、操作内容特定部45が操作内容を特定し、特定した操作入力と表示処理部41が表示する表示要素との対応に基づいて、合成要否判定部46が表示部品に対する合成の要否を判定し、合成を要すると判定された表示部品を合成処理部47が合成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示プログラム、表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で稼動するアプリケーションソフトウェアや、情報処理装置から操作されるプリンタやスキャナ等の機器類は、いずれも多機能なものが提供されている。
【0003】
なお、多機能なアプリケーションソフトウェアや機器類の操作を簡易化する技術としては、画面レイアウトの設計時にレイアウト項目を合成して表示する技術(例えば、特許文献1参照)、ユーザが各データの属性情報値を直感的に認識可能なアイコンを自動生成し検索条件とする技術(例えば、特許文献2参照)、ある画像フォルダを別の画像フォルダの上に重ねると2つのフォルダにあるすべての画像を含む新しいフォルダを生成する技術(例えば、特許文献3参照)、使用頻度の統計をとって高い順に表示するウェブ画面の表示方法に関する技術(例えば、特許文献4参照)、各処理をアイコン化して連続処理可能なアイコンを作成する技術(例えば、特許文献5参照)、複数のアイコンを選択した場合にアクセス権の論理積をとって実行可能な操作を表示する技術(例えば、特許文献6参照)等が提案されている。
【特許文献1】特開平8−50539号公報
【特許文献2】特開平8−263256号公報
【特許文献3】特開2004−265314号公報
【特許文献4】特開2005−258492号公報
【特許文献5】特開2001−273073号公報
【特許文献6】特開平3−63751号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
操作対象に条件等の設定項目の複数の組がある場合に、これら複数の設定項目の選択指示を行う際にそれらの組み合わせを考慮してそれぞれの組ごとに選択指示の操作を行うことは煩わしいという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した目的を達成するため、請求項1の発明は、条件の選択若しくは値の入力を補助する表示部品を含む表示要素を画面に表示させる表示処理と、操作入力を受け付ける受付処理と、前記受付処理で受け付けた操作入力と前記表示処理で表示させた表示要素との対応を特定する特定処理と、前記特定処理で特定した操作入力と表示要素との対応に基づいて、前記表示処理で表示させた複数の表示部品に対する合成の要否を判定する判定処理と、前記判定処理により合成を要すると判定された表示部品を合成する合成処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0006】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記判定処理は、前記特定処理で特定した操作入力に対応する処理により前記表示部品が重なる位置関係にあることを条件に該重なる表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする。
【0007】
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記判定処理は、前記特定処理で特定した操作入力が、前記表示部品のうちいずれかの表示部品を他の表示部品に重ね合わせる指示であることを条件に該重なる表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする。
【0008】
また、請求項4の発明は、請求項2の発明において、前記判定処理は、前記特定処理で特定した操作入力が、前記表示要素のうち他の表示要素を表示する表示領域の大きさを変更する指示であり、該表示領域の大きさを変更することにより前記表示部品が重なる位置関係にあることを条件に該重なる表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする。
【0009】
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記判定処理は、前記特定処理で特定した操作入力が、前記表示部品に対する一連の指示であり、該操作入力の対象となった表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする。
【0010】
また、請求項6の発明は、請求項1の発明において、前記合成処理は更に、前記複数の表示部品に対応する複数の値や項目をまとめることを特徴とする。
【0011】
また、請求項7の発明は、条件の選択若しくは値の入力を補助する表示部品を含む表示要素を画面に表示させる表示手段と、操作入力を受け付ける受付手段と、前記受付手段が受け付けた操作入力と前記表示手段が表示させた表示要素との対応を特定する特定手段と、前記特定手段が特定した操作入力と表示要素との対応に基づいて、前記表示手段が表示させた複数の表示部品に対する合成の要否を判定する判定手段と、前記判定手段により合成を要すると判定された表示部品を合成する合成手段とを具備することを特徴とする。
【0012】
また、請求項8の発明は、請求項7の発明において、前記判定手段は、前記特定手段が特定した操作入力に対応する処理により前記表示部品が重なる位置関係にあることを条件に該重なる表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする。
【0013】
また、請求項9の発明は、請求項8の発明において、前記判定手段は、前記特定手段が特定した操作入力が、前記表示部品のうちいずれかの表示部品を他の表示部品に重ね合わせる指示であることを条件に該重なる表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする。
【0014】
また、請求項10の発明は、請求項8の発明において、前記判定手段は、前記特定手段が特定した操作入力が、前記表示要素のうち他の表示要素を表示する表示領域の大きさを変更する指示であり、該表示領域の大きさを変更することにより前記表示部品が重なる位置関係にあることを条件に該重なる表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする。
【0015】
また、請求項11の発明は、請求項7の発明において、前記判定手段は、前記特定手段が特定した操作入力が、前記表示部品に対する一連の指示であり、該操作入力の対象となった表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする。
【0016】
また、請求項12の発明は、請求項7の発明において、前記合成手段は更に、前記複数の表示部品に対応する複数の値や項目をまとめることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
請求項1に記載の発明は、本構成を有しない場合に比較して、表示する操作画面における複数の値の組の入力操作が容易となる。
【0018】
請求項2に記載の発明は、本構成を有しない場合に比較して、操作結果に応じた複数の値の組の入力操作が容易となる操作画面を提供することが可能となる。
【0019】
請求項3に記載の発明は、本構成を有しない場合に比較して、重ね合わせによる合成指示といった明確な操作に応じた複数の値の組の入力操作が容易となる操作画面を提供することが可能となる。
【0020】
請求項4に記載の発明は、本構成を有しない場合に比較して、表示状態に応じた複数の値の組の入力操作が容易となる操作画面を提供することが可能となる。
【0021】
請求項5に記載の発明は、本構成を有しない場合に比較して、一連の操作結果に応じた複数の値の組の入力操作が容易となる操作画面を提供することが可能となる。
【0022】
請求項6に記載の発明は、本構成を有しない場合に比較して、複数の値の組をまとめて表示させることにより複数の値の組の入力操作が容易となる操作画面を提供することが可能となる。
【0023】
請求項7に記載の発明は、本構成を有しない場合に比較して、表示する操作画面における複数の値の組の入力操作が容易となる。
【0024】
請求項8に記載の発明は、本構成を有しない場合に比較して、操作結果に応じた複数の値の組の入力操作が容易となる操作画面を提供することが可能となる。
【0025】
請求項9に記載の発明は、本構成を有しない場合に比較して、重ね合わせによる合成指示といった明確な操作に応じた複数の値の組の入力操作が容易となる操作画面を提供することが可能となる。
【0026】
請求項10に記載の発明は、本構成を有しない場合に比較して、表示状態に応じた複数の値の組の入力操作が容易となる操作画面を提供することが可能となる。
【0027】
請求項11に記載の発明は、本構成を有しない場合に比較して、一連の操作結果に応じた複数の値の組の入力操作が容易となる操作画面を提供することが可能となる。
【0028】
請求項12に記載の発明は、本構成を有しない場合に比較して、複数の値の組をまとめて表示させることにより複数の値の組の入力操作が容易となる操作画面を提供することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
以下、本発明に係る表示プログラム、表示装置の一実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【実施例1】
【0030】
まず、本実施の形態における操作画面表示装置について説明する。この操作画面表示装置は、プログラムにしたがって、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を動作させることで実現される。
【0031】
図1は、操作画面表示装置を実現する情報処理装置の構成例を示した図である。同図に示すように、情報処理装置10は、演算部11と、記憶部12、一時記憶部13、記憶装置接続部14、記憶装置15、表示装置接続部16、入力装置接続部17、ネットワーク制御部18、外部装置接続部19を有している。
【0032】
演算部11は、演算処理を行うもので、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサにより実現されるものである。記憶部12は、少なくとも情報処理装置10を動作させる最小限の情報やプログラム等を記憶するもので、例えば、ROM(Read Only Memory)、不揮発性メモリ(Nonvolatile Memory)等のメモリで実現されるものである。一時記憶部13は、情報等を一時的に記憶するもので、例えば、RAM(Random Access Memory)等のメモリで構成される。記憶装置接続部14は、記憶装置15を接続するためのインタフェイスであり、記憶装置15は、磁気ディスクやRAM等の情報等を記憶する装置である。表示装置接続部16は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示装置20を接続するためのインタフェイスである。入力装置接続部17は、キーボードやマウス等の入力装置30を接続するためのインタフェイスである。ネットワーク制御部18は、情報処理装置10をネットワーク(不図示)に接続するためのインタフェイスである。外部装置接続部19は、プリンタやスキャナ等の外部装置(不図示)を接続するためのインタフェイスである。
【0033】
この情報処理装置10は、記憶装置15に各種プログラムを記憶しており、このプログラムにしたがって、演算部11を動作させることで、操作画面表示装置を実現することができる。
【0034】
次に、操作画面表示装置の機能的な構成について説明する。図2は、本実施形態における操作画面表示装置の機能的な構成を示すブロック図である。
【0035】
同図に示すように、操作画面表示装置40は、表示処理部41と表示部品保持部42、設定保持部43、入力受付部44、操作内容特定部45、合成要否判定部46、合成処理部47を有している。
【0036】
なお、同図に示した各部は、図1の情報処理装置において説明したように、プログラムに従ってCPU等のプロセッサからなる演算部11で演算処理されて実現されるものである。これらは、必ずしも単一のプログラムで実現される必要はなく、オペレーティングシステム等が提供する機能を利用することも可能である。オペレーティングシステム等が提供する機能としては、例えば、表示部品保持部42やここで保持される文字を入力する領域であるテキストボックス、複数項目や設定するための値を一覧して表示し選択指示を容易にしたリストボックス、複数項目や設定するための値を一覧して表示し選択指示を行ったり文字の入力を行ったりといった入力を容易にしたコンボボックス等のユーザによる情報の入力を補助するための表示部品がある。
【0037】
また、同図においては、本実施形態の説明と直接関係しない機能部等については省略している。
【0038】
表示処理部41は、設定保持部43が保持している設定に基づいて、表示部品保持部42が保持する表示部品を、表示要素の1つであるウィンドウ等の表示領域上に表示した操作画面等を表示装置20に表示させる。表示部品保持部42は、操作画面等に表示されるテキストボックス、リストボックス、コンボボックス等の表示部品を保持する。設定保持部43は、利用する表示部品の種別や、表示部品に基づいて設定される値やこの値に対応した設定項目等の各種設定情報を保持する。
【0039】
入力受付部44は、入力装置30からの入力情報を受け付ける。操作内容特定部45は、入力受付部44が受け付けた入力情報から、入力装置30に対して行われた操作の内容を特定する。
【0040】
合成要否判定部46は、操作内容特定部45が特定した操作内容に基づいて、表示部品の合成を行うか否かを判定する。合成処理部47は、合成要否判定部46が表示部品の合成を行うと判定した場合に、表示部品の合成を行う。表示部品の合成は、実際には、表示部品自体を合成するのではなく、表示部品に設定されている値や項目等を合成し、複数の表示部品が示す内容をまとめて、1つの表示部品として表示するものである。このため、合成処理部47は、設定保持部43が保持している複数の表示部品に対応する複数の設定するための値や項目をまとめるように変更または新規に生成し、変更された設定情報に基づいて表示部品の表示を行うことで、表示部品の合成処理を行う。
【0041】
なお、操作画面表示装置40は、図2に示した機能部の他にも操作内容特定部45が特定した操作内容に応じた処理を実行する機能部を有するが、ここでの説明は省略する。
【0042】
次に、操作画面表示装置40の動作について説明する。図3は、操作画面表示装置40の動作の流れを示すフローチャートである。
【0043】
操作画面表示装置40は、表示装置20に操作画面を表示している状態、例えば、操作画面として図4に示す印刷指示画面200を表示している状態で、入力装置30から何らかの入力があるのを待つ(ステップ101でNO)。
【0044】
印刷指示画面200には、紙質に関する指示を選択するための表示部品201と、両面印刷に関する指示を選択するための表示部品202が表示されている。これら表示部品には、その目的ごとに識別情報が付されており、例えば、紙質に関する指示を選択するための表示部品201と、両面印刷に関する指示を選択するための表示部品202とでは、異なる識別情報が付されている。なお、図4においては、表示部品201は、選択指示中の状態を示している。
【0045】
また、印刷指示画面200の表示は、メニュー欄203に表示されているメニューを選択するか、タブ204を選択することで、異なる表示部品を表示させることができる。
【0046】
この状態で、入力装置30から入力情報が入力されると(ステップ101でYES)、操作画面表示装置40は、入力受付部44が当該入力情報を受け付け、操作内容特定部45が入力装置30に対して行われた操作の内容を特定する(ステップ102)。
【0047】
操作内容特定部45が操作の内容を特定すると、合成要否判定部46が表示部品の合成を行うか否かを判定するが、実施例1では、表示部品を重ねる操作(例えば、ドラッグ&ドロップ)があった場合に当該表示部品を合成すると判定する。
【0048】
したがって、操作内容特定部45が特定した操作内容が表示部品を重ねる処理、例えば、表示部品201と表示部品202を重ねる処理でなければ(ステップ103でNO)、操作画面表示装置40は、図示しない機能部が操作内容に対応する処理を実行する(ステップ104)。
【0049】
一方、操作内容特定部45が特定した操作内容が表示部品を重ねる処理、例えば、表示部品201と表示部品202を重ねる処理であり、これらの表示部品が重なった位置関係にあれば(ステップ103でYES)、合成要否判定部46は、続けて、重ねられた表示部品の識別情報が同じか否かを判定し、その結果により合成処理部47が異なる処理を行う。
【0050】
重ねられた表示部品が、表示部品201と表示部品202である場合、両者の識別情報は異なるものであるから(ステップ105でNO)、合成処理部47は、まず、表示部品201に設定されている設定値(普通紙、OHPフィルム、再生紙、うら紙)と、表示部品202に設定されている設定値(しない、長辺とじ、短辺とじ)を合成する(ステップ106)。この設定値の合成に際しては、合成処理部47は、組み合わせが許されない設定値を排除するための禁則処理を行う。この組み合わせが許されない設定値とは、例えば、「OHPフィルム/長辺とじ」、「OHPフィルム/短辺とじ」が相当する。これは、印刷処理を行う際に、印刷用紙の紙質がOHPフィルムであれば両面印刷を行うと不具合が生じることが理由である。
【0051】
続いて、合成処理部47は、合成した設定値のうち、デフォルトとして選択される標準値を設定する(ステップ107)。標準値は、例えば、表示部品201の標準値と表示部品202の標準値の組み合わせに基づいて決定され、表示部品201の標準値が「普通紙」で表示部品202の標準値が「しない」であれば、合成した設定値の標準値は、「普通紙/しない」となる。
【0052】
次に、合成処理部47は、ラベルを合成する(ステップ108)。ラベルの合成は、例えば、表示部品201のラベル「紙質」と表示部品202のラベル「両面印刷」を合成した場合、「紙質/両面印刷」となる。
【0053】
そして、合成処理部47は、合成したラベルを合成した表示部品に設定し(ステップ109)、この設定に基づいて表示処理部41が新たな表示部品を表示装置20に表示すると(ステップ110)、操作画面表示装置40は、ステップ101の処理に戻り、同様の処理を繰り返す。
【0054】
合成した表示部品は、例えば、図5に示す印刷指示画面210に表示された表示部品211のようになる。この表示部品211は、合成されたラベル「紙質/両面印刷」が付され、選択可能な設定値として、「普通紙/しない」、「普通紙/長辺とじ」、「普通紙/短辺とじ」、「OHPフィルム/しない」、「再生紙/しない」、「再生紙/長辺とじ」、「再生紙/短辺とじ」、「うら紙/しない」が設定され、標準値によりデフォルトとして「普通紙/しない」が選択された状態となっている。
【0055】
また、表示部品211における設定値の並び順や標準値は、任意に変更可能であり、表示部品の種別も、図6に示す印刷指示画面220に表示された表示部品221のように変更することも可能である。
【0056】
一方、合成要否判定部46が重ねられた表示部品の識別情報が同じか否かを判定した結果、識別情報が同じであった場合(ステップ105でYES)、さらに、設定値が同じか否かを判定し、その結果により合成処理部47が異なる処理を行う。
【0057】
重ねられた表示部品の識別情報が同じで、設定値も同じ場合(ステップ111でNO)、合成処理部47は、表示処理部41を介して合成が不可能であることを表示装置20に表示させる(ステップ112)。重ねられた表示部品の識別情報が同じで、設定値も同じ場合とは、例えば、図7(b)に示す表示部品231と表示部品232を重ねた場合である。この図7(b)に示した状態は、図7(a)に示す表示部品231を複製した状態であり、当然のことながら、識別情報と設定値の両者が同じ状態となる。
【0058】
また、重ねられた表示部品の識別情報が同じで、設定値が異なる場合(ステップ111でYES)、例えば、図7(b)に示した表示部品232の設定値を変更し、図7(c)に示すような状態にした後で表示部品231と表示部品233を重ねた場合、合成処理部47は、まず、表示部品231に設定されている設定値(承認図面)と、表示部品233に設定されている設定値(参考図面)を合成する(ステップ113)。この設定値の合成に際しては、識別情報が同じなので、設定値を組み合わせずに各設定値が同列の選択肢となるように合成する。
【0059】
続いて、合成処理部47は、合成した設定値のうち、デフォルトとして選択される標準値を設定する(ステップ114)。標準値には、例えば、表示部品を重ね合わせた際に、下側となる表示部品の標準値を採用する。
【0060】
そして、合成処理部47は、合成前と同じラベルを合成した表示部品に設定し(ステップ115)、この設定に基づいて表示処理部41が新たな表示部品を表示装置20に表示すると(ステップ110)、操作画面表示装置40は、ステップ101の処理に戻り、同様の処理を繰り返す。
【0061】
合成した表示部品は、例えば、図7(d)に示す表示部品234のようになる。この表示部品234は、合成前と同じラベル「スタンプコメント」が付され、選択可能な設定値として、「承認図面」、「参考図面」が設定され、標準値によりデフォルトとして「承認図面」が選択された状態となっている。
【0062】
また、表示部品234における設定値の並び順や標準値は、任意に変更可能であり、表示部品の種別も、選択肢を一覧表示するもの等に変更することも可能である。
【0063】
なお、表示部品を重ねる方法としては、印刷指示画面200に表示されている表示部品201をメニュー欄203に表示されているメニューに重ね、その後当該メニューを表示させて、そこで表示される表示部品とともに表示部品201を表示させて表示部品の重ねあわせを行ったり、同様の処理をタブ204に対して行うなど、様々な方法で行うことが可能である。
【0064】
また、この実施例では、操作画面として印刷指示画面を例として説明したが、他の操作画面でも、同様の処理を行うことが可能である。
【実施例2】
【0065】
実施例1では、操作内容特定部45が特定した操作内容が表示部品を重ねる操作であった場合に、合成要否判定部46が表示部品の合成を行うと判定する場合を説明したが、実施例2では、ウィンドウ等の表示領域を縮小することにより表示部品が重なった場合に、合成要否判定部46が表示部品の合成を行うと判定する場合を説明する。なお、実施例2においても、操作画面表示装置40の構成は、実施例1の場合と同様であるため、構成の説明については省略する。
【0066】
図8は、実施例2における操作画面表示装置40の動作の流れを示すフローチャートである。
【0067】
操作画面表示装置40は、表示装置20に操作画面を表示している状態、例えば、操作画面として図9に示す印刷指示画面400を表示している状態で、入力装置30から何らかの入力があるのを待つ(ステップ301でNO)。
【0068】
印刷指示画面400には、紙質に関する指示を選択するための表示部品401と、両面印刷に関する指示を選択するための表示部品402が表示されている。これら表示部品には、その目的ごとに識別情報が付されており、例えば、紙質に関する指示を選択するための表示部品401と、両面印刷に関する指示を選択するための表示部品402とでは、異なる識別情報が付されている。
【0069】
この状態で、入力装置30から入力情報が入力されると(ステップ301でYES)、操作画面表示装置40は、入力受付部44が当該入力情報を受け付け、操作内容特定部45が入力装置30に対して行われた操作の内容を特定し(ステップ302)、図示しない機能部が操作内容に対応する処理を実行する(ステップ303)。
【0070】
ここで、実行した操作が表示領域の縮小であり(ステップ304でYES)、さらに、表示領域が縮小されたことにより表示部品が重複する場合には(ステップ305でYES)、合成要否判定部46が表示部品の合成を行うと判定する。表示領域が縮小されたことにより表示部品が重複する場合とは、例えば、図10に示すように、表示部品401と表示部品402が重なる場合である。ただし、図10に示す状態は、実際には、表示装置20には表示しないか、表示領域の縮小過程の一時的な状態として表示することとなる。
【0071】
合成要否判定部46が表示部品の合成を行うと判定すると、合成要否判定部46は、続けて、重複する表示部品の識別情報が同じか否かを判定し、その結果により合成処理部47が異なる処理を行う。
【0072】
重複する表示部品が、表示部品401と表示部品402である場合、両者の識別情報は異なるものであるから(ステップ306でNO)、合成処理部47は、まず、表示部品401に設定されている設定値(普通紙、OHPフィルム、再生紙、うら紙)と、表示部品402に設定されている設定値(しない、長辺とじ、短辺とじ)を合成する(ステップ307)。この設定値の合成に際しては、合成処理部47は、禁則処理を行い、組み合わせが許されない設定値を排除する。組み合わせが許されない設定値とは、例えば、「OHPフィルム/長辺とじ」、「OHPフィルム/短辺とじ」が相当するが、これは、紙質がOHPフィルムであれば両面印刷は許されないことが理由である。
【0073】
続いて、合成処理部47は、合成した設定値のうち、デフォルトとして選択される標準値を設定する(ステップ308)。標準値は、例えば、表示部品201の標準値と表示部品202の標準値の組み合わせに基づいて決定され、表示部品201の標準値が「普通紙」で表示部品202の標準値が「しない」であれば、合成した設定値の標準値は、「普通紙/しない」となる。
【0074】
次に、合成処理部47は、ラベルを合成する(ステップ309)。ラベルの合成は、例えば、表示部品201のラベル「紙質」と表示部品202のラベル「両面印刷」を合成した場合、「紙質/両面印刷」となる。
【0075】
そして、合成処理部47は、合成したラベルを合成した表示部品に設定し(ステップ310)、この設定に基づいて表示処理部41が新たな表示部品を表示装置20に表示すると(ステップ311)、操作画面表示装置40は、ステップ301の処理に戻り、同様の処理を繰り返す。
【0076】
合成した表示部品は、例えば、図11に示す印刷指示画面410に表示された表示部品411のようになる。この表示部品411は、合成されたラベル「紙質/両面印刷」が付され、選択可能な設定値として、「普通紙/しない」、「普通紙/長辺とじ」、「普通紙/短辺とじ」、「OHPフィルム/しない」、「再生紙/しない」、「再生紙/長辺とじ」、「再生紙/短辺とじ」、「うら紙/しない」が設定され、標準値によりデフォルトとして「普通紙/しない」が選択された状態となっている。
【0077】
また、表示部品411における設定値の並び順や標準値は、任意に変更可能であり、表示部品の種別も変更することも可能である。
【0078】
一方、合成要否判定部46が重複する表示部品の識別情報が同じか否かを判定した結果、識別情報が同じであった場合(ステップ306でYES)、さらに、設定値が同じか否かを判定し、設定値が同じ場合には(ステップ312でNO)、表示部品の合成は、行わない。このとき、実施例1の場合とは異なり、合成が不可能であることを表示装置20に表示させることはない。これは、表示領域の縮小といった操作は、表示部品を合成するといった明示的な操作ではないためで、表示部品の合成を行わなくとも不自然ではないからである。
【0079】
また、重複する表示部品の識別情報が同じで、設定値が異なる場合(ステップ312でYES)、例えば、図7(c)に示した表示部品231と表示部品233を重ねた場合、合成処理部47は、まず、表示部品231に設定されている設定値(承認図面)と、表示部品233に設定されている設定値(参考図面)を合成する(ステップ313)。この設定値の合成に際しては、識別情報が同じなので、設定値を組み合わせずに各設定値が同列の選択肢となるように合成する。
【0080】
続いて、合成処理部47は、合成した設定値のうち、デフォルトとして選択される標準値を設定する(ステップ314)。標準値には、例えば、表示部品を重ね合わせた際に、下側となる表示部品の標準値を採用する。
【0081】
そして、合成処理部47は、合成前と同じラベルを合成した表示部品に設定し(ステップ315)、この設定に基づいて表示処理部41が新たな表示部品を表示装置20に表示すると(ステップ311)、操作画面表示装置40は、ステップ301の処理に戻り、同様の処理を繰り返す。
【0082】
合成した表示部品は、例えば、図7(d)に示す表示部品234のようになる。この表示部品234は、合成前と同じラベル「スタンプコメント」が付され、選択可能な設定値として、「承認図面」、「参考図面」が設定され、標準値によりデフォルトとして「承認図面」が選択された状態となっている。
【0083】
また、表示部品234における設定値の並び順や標準値は、任意に変更可能であり、表示部品の種別も、選択肢を一覧表示するもの等に変更することも可能である。
【0084】
なお、この実施例では、操作画面として印刷指示画面を例として説明したが、他の操作画面でも、同様の処理を行うことが可能である。
【実施例3】
【0085】
実施例1では、操作内容特定部45が特定した操作内容が表示部品を重ねる操作であった場合に、合成要否判定部46が表示部品の合成を行うと判定する場合を説明し、実施例2では、ウィンドウ等の表示領域を縮小することにより表示部品が重なった場合に、合成要否判定部46が表示部品の合成を行うと判定する場合を説明したが、実施例3では、操作のあった表示部品を合成対象とする場合を説明する。なお、実施例3においても、操作画面表示装置40の構成は、実施例1の場合と同様であるため、構成の説明については省略する。
【0086】
図12は、実施例3における操作画面表示装置40の動作の流れを示すフローチャートである。
【0087】
操作画面表示装置40は、表示装置20に操作画面を表示している状態、例えば、操作画面として図13に示す印刷指示画面600を表示している状態で、入力装置30から何らかの入力があるのを待つ(ステップ501でNO)。
【0088】
印刷指示画面600には、原稿サイズに関する指示を選択するための表示部品601と、出力用紙サイズに関する指示を選択するための表示部品602、紙質に関する指示を選択するための表示部品603、両面印刷に関する指示を選択するための表示部品604が表示されている。これら表示部品には、その目的ごとに識別情報が付されており、例えば、原稿サイズに関する指示を選択するための表示部品601、出力用紙サイズに関する指示を選択するための表示部品602、紙質に関する指示を選択するための表示部品603、両面印刷に関する指示を選択するための表示部品604には、それぞれ異なる識別情報が付されている。
【0089】
この状態で、入力装置30から入力情報が入力されると(ステップ501でYES)、操作画面表示装置40は、入力受付部44が当該入力情報を受け付け、操作内容特定部45が入力装置30に対して行われた操作の内容を特定し(ステップ502)、図示しない機能部が操作内容に対応する処理を実行する(ステップ503)。
【0090】
ここで、実行した操作が印刷実行ボタン605の押下による印刷処理でなければ(ステップ504でNO)、合成要否判定部46は、その処理内容を記憶し(ステップ505)、次の入力を待つ。
【0091】
また、実行した操作が印刷実行ボタン605の押下による印刷処理であれば(ステップ504でYES)、合成要否判定部46は、ステップ505で記憶した処理内容を確認し、当該処理内容が複数であれば(ステップ506でYES)、記憶している処理内容に対応する表示部品のうち、2つを合成する(ステップ507)。このステップ507で行う表示部品の合成は、実施例1および実施例2の場合と同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0092】
そして、記憶している処理内容に対応する全ての表示部品を合成するまで、ステップ507の処理を繰り返し(ステップ508でNO)、記憶している処理内容に対応する全ての表示部品を合成すると(ステップ509でYES)、操作画面表示装置40は、ステップ501の処理に戻り、同様の処理を繰り返す。
【0093】
表示部品を合成した結果は、例えば、印刷実行ボタン605が押下される前に、表示部品603に対する操作で紙質が変更され、表示部品604に対する操作で両面印刷設定が変更された場合には、図14に示す印刷指示画面610のように、原稿サイズに関する指示を選択するための表示部品601と出力用紙サイズに関する指示を選択するための表示部品602がそのまま表示され、紙質に関する指示を選択するための表示部品603と両面印刷に関する指示を選択するための表示部品604が合成され、新たな表示部品606として表示される。
【0094】
ただし、実施例3の場合、合成した表示部品を直ちに表示することはなく、次回に印刷指示画面を表示する際に、合成した表示部品を表示することとなる。印刷指示画面600に「表示部品の合成」ボタンを更に備え、上記ステップ504における印刷実行ボタン605の押下の有無に関わらず任意のタイミングで「表示部品の合成」ボタンを押下した時点で複数の表示部品を合成する処理を行うように構成してもよい。 なお、この実施例では、操作画面として印刷指示画面を例として説明したが、他の操作画面でも、同様の処理を行うことが可能である。
【0095】
以上、この実施例において、複数の表示部品の合成について述べてきたが、合成した部品に対して「合成の解除」指示を行うことにより、複数の表示部品を合成する前のそれぞれの表示部品の状態に戻す構成を備えることも可能である。
【0096】
更に、この実施例では、表示プログラムはパーソナルコンピュータ等の情報処理装置の記憶装置に記憶されたプログラムとして説明したが、当該プログラムをCD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録された形態で提供することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0097】
【図1】操作画面表示装置を実現する情報処理装置の構成例を示した図である。
【図2】本実施形態における操作画面表示装置の機能的な構成を示すブロック図である。
【図3】実施例1における操作画面表示装置40の動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】印刷指示画面の例を示した図である。
【図5】表示部品の合成後の印刷指示画面の例を示した図である。
【図6】表示部品の合成後の印刷指示画面の例を示した図である。
【図7】表示部品の合成例を示した図である。
【図8】実施例2における操作画面表示装置40の動作の流れを示すフローチャートである。
【図9】印刷指示画面の例を示した図である。
【図10】印刷指示画面の例を示した図である。
【図11】表示部品の合成後の印刷指示画面の例を示した図である。
【図12】実施例3における操作画面表示装置40の動作の流れを示すフローチャートである。
【図13】印刷指示画面の例を示した図である。
【図14】表示部品の合成後の印刷指示画面の例を示した図である。
【符号の説明】
【0098】
10 情報処理装置
11 演算部
12 記憶部
13 一時記憶部
14 記憶装置接続部
15 記憶装置
16 表示装置接続部
17 入力装置接続部
18 ネットワーク制御部
19 外部装置接続部
20 表示装置
30 入力装置
40 操作画面表示装置
41 表示処理部
42 表示部品保持部
43 設定保持部
44 入力受付部
45 操作内容特定部
46 合成要否判定部
47 合成処理部
200 印刷指示画面
201 表示部品
202 表示部品
203 メニュー欄
204 タブ
210 印刷指示画面
211 表示部品
220 印刷指示画面
221 表示部品
231 表示部品
232 表示部品
233 表示部品
234 表示部品
400 印刷指示画面
401 表示部品
410 印刷指示画面
411 表示部品
600 印刷指示画面
601 表示部品
602 表示部品
603 表示部品
604 表示部品
605 印刷実行ボタン
606 表示部品
610 印刷指示画面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
条件の選択若しくは値の入力を補助する表示部品を含む表示要素を画面に表示させる表示処理と、
操作入力を受け付ける受付処理と、
前記受付処理で受け付けた操作入力と前記表示処理で表示させた表示要素との対応を特定する特定処理と、
前記特定処理で特定した操作入力と表示要素との対応に基づいて、前記表示処理で表示させた複数の表示部品に対する合成の要否を判定する判定処理と、
前記判定処理により合成を要すると判定された表示部品を合成する合成処理と
をコンピュータに実行させることを特徴とする表示プログラム。
【請求項2】
前記判定処理は、前記特定処理で特定した操作入力に対応する処理により前記表示部品が重なる位置関係にあることを条件に該重なる表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする請求項1記載の表示プログラム。
【請求項3】
前記判定処理は、前記特定処理で特定した操作入力が、前記表示部品のうちいずれかの表示部品を他の表示部品に重ね合わせる指示であることを条件に該重なる表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする請求項2記載の表示プログラム。
【請求項4】
前記判定処理は、前記特定処理で特定した操作入力が、前記表示要素のうち他の表示要素を表示する表示領域の大きさを変更する指示であり、該表示領域の大きさを変更することにより前記表示部品が重なる位置関係にあることを条件に該重なる表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする請求項2記載の表示プログラム。
【請求項5】
前記判定処理は、前記特定処理で特定した操作入力が、前記表示部品に対する一連の指示であり、該操作入力の対象となった表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする請求項1記載の表示プログラム。
【請求項6】
前記合成処理は更に、前記複数の表示部品に対応する複数の値や項目をまとめることを特徴とする請求項1記載の表示プログラム。
【請求項7】
条件の選択若しくは値の入力を補助する表示部品を含む表示要素を画面に表示させる表示手段と、
操作入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた操作入力と前記表示手段が表示させた表示要素との対応を特定する特定手段と、
前記特定手段が特定した操作入力と表示要素との対応に基づいて、前記表示手段が表示させた複数の表示部品に対する合成の要否を判定する判定手段と、
前記判定手段により合成を要すると判定された表示部品を合成する合成手段と
を具備することを特徴とする表示装置。
【請求項8】
前記判定手段は、前記特定手段が特定した操作入力に対応する処理により前記表示部品が重なる位置関係にあることを条件に該重なる表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする請求項7記載の表示装置。
【請求項9】
前記判定手段は、前記特定手段が特定した操作入力が、前記表示部品のうちいずれかの表示部品を他の表示部品に重ね合わせる指示であることを条件に該重なる表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする請求項8記載の表示装置。
【請求項10】
前記判定手段は、前記特定手段が特定した操作入力が、前記表示要素のうち他の表示要素を表示する表示領域の大きさを変更する指示であり、該表示領域の大きさを変更することにより前記表示部品が重なる位置関係にあることを条件に該重なる表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする請求項8記載の表示装置。
【請求項11】
前記判定手段は、前記特定手段が特定した操作入力が、前記表示部品に対する一連の指示であり、該操作入力の対象となった表示部品を合成を要する表示部品として判定することを特徴とする請求項7記載の表示装置。
【請求項12】
前記合成手段は更に、前記複数の表示部品に対応する複数の値や項目をまとめることを特徴とする請求項7記載の表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2008−108208(P2008−108208A)
【公開日】平成20年5月8日(2008.5.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−292751(P2006−292751)
【出願日】平成18年10月27日(2006.10.27)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】