表示装置
【課題】表示パネルの裏面側で枠体に補強材を設けても表示パネルに補強材の影が映るのを防止できる表示装置を提供する。
【解決手段】本発明の表示装置1は、発光素子11を取付けた複数の反射板13を有する装置本体3と、装置本体3に開閉自在に設けた表示扉5とを備え、表示扉5は、枠体23と、枠体23に取付けた表示パネル21と、表示パネル21の裏面側で枠体23に設けた補強材25とを有し、装置本体3は、隣合う反射板13、13間に表示扉5の補強材25を収納する補強材収納溝17を有し、補強材収納溝17に収納した補強材25の正面側面25aが、発光素子11の正面側面11aと略同一面上又は発光素子11の正面側面11aよりも裏面側に位置している。
【解決手段】本発明の表示装置1は、発光素子11を取付けた複数の反射板13を有する装置本体3と、装置本体3に開閉自在に設けた表示扉5とを備え、表示扉5は、枠体23と、枠体23に取付けた表示パネル21と、表示パネル21の裏面側で枠体23に設けた補強材25とを有し、装置本体3は、隣合う反射板13、13間に表示扉5の補強材25を収納する補強材収納溝17を有し、補強材収納溝17に収納した補強材25の正面側面25aが、発光素子11の正面側面11aと略同一面上又は発光素子11の正面側面11aよりも裏面側に位置している。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、看板等の表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
非特許文献1には、照明を有する本体に、表示扉を開閉自在に設けた表示装置が開示されている。
係る表示扉の枠体を補強するために表示パネルの裏面側で枠体に補強材を設けることがある。
【0003】
【非特許文献1】アドフレックス ウォールタイプ(アドフレーム総合カタログ、43頁、2006年6月タテヤマアドバンス株式会社発行)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、表示パネルの裏面側で枠体に補強材を設けると、装置本体の照明光が表示パネルを裏面側から照らすときに補強材に照明光があたって、表示パネルに補強材の影が映るという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、本発明は、表示パネルの裏面側で枠体に補強材を設けても表示パネルに補強材の影が映るのを防止できる表示装置の提供を目的とする。
【0006】
請求項1に記載の発明は、発光素子を取付けた複数の反射板を有する装置本体と、装置本体に開閉自在に設けた表示扉とを備え、表示扉は、枠体と、枠体に取付けた表示パネルと、表示パネルの裏面側で枠体に設けた補強材とを有し、装置本体は、隣合う反射板間に表示扉の補強材を収納する補強材収納溝を有し、補強材収納溝に収納した補強材の正面側面が、発光素子の正面側面と略同一面上又は発光素子の正面側面よりも裏面側に位置していることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、補強材は補強材収納溝と反射板との隙間を塞ぐ塞ぎ材を有することを特徴とする表示装置。
【発明の効果】
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、表示パネルの裏面側で表示扉の枠体に補強材を設けても、表示扉を閉じているときは補強材が装置本体の補強材収納溝に収納されて、補強材の正面側面と発光素子の正面側面が略同一面上又は発光素子の正面側面よりも裏面側に位置しているので、表示パネルの裏面を照らす発光素子の光が補強材にあたらずに照射できるから、表示パネルに補強材の影が映るのを防止できる。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏すると共に、発光素子が表示パネルの裏面を照射した光の一部が表示パネルの裏面で反射し、反射光が補強材収納溝と補強材との間の隙間から抜けて表示パネルを照らす明るさに差が生じることによりこの隙間が表示パネルに影として写ることがあるが、隙間塞ぎ材が補強材収納溝と補強材との間の隙間を塞いでいるので、この隙間が影として写るのを防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は図4に示すB―B断面図であり、図2は図4に示すC―C断面図であり、図3は図1に示すA部を正面側から見た斜視図であり、図4は本実施の形態に係る表示装置の正面図である。尚、図2には二点鎖線で表示扉5を開いた状態を示している。
本実施の形態に表示装置1は、図1及び図2に示すように、建物の外壁2に取付ける大型の看板であり、装置本体3と、装置本体3の正面に開閉自在に設けた表示扉5とから構成されている。
装置本体3は、底板7と、底板の四周を組む装置本体枠9とを有し、装置本体枠9の内周に発光素子(LED)11を取付けた反射板13が配置されている。
反射板13は底板7から立設された支持部材15に取付けてある。図1及び図3に示すように、支持部材15は、正面側が開いた二股状を成しており、左右に隣り合う反射板13を左右に間隔をあけて固定し、隣合う反射板13、13間に溝(補強材収納溝)17を形成している。
また、装置本体枠9と反射板13との間にも溝(枠体収納溝)18を形成している。
反射板13の正面には、左右に長い帯状のLED(発光素子)基板19を上下に複数取付けてある。
表示扉5は、表示パネル21と、枠体23と、枠体23間に配置した補強材25とを備えている。
表示パネル21はフレキシブル樹脂シートであり、任意のデザインが施してある。
図2に示すように、枠体23の上枠22が装置本体枠9にヒンジ27を介して取付けてあり、二点鎖線で示すように、表示扉5が装置本体3に対して下枠24側を開くようにして回動自在としてある。
図1及び図3に示すように、枠体23の上枠22と下枠24との間には複数の補強材25が左右に間隔をあけて設けてある。補強材25は、左右の補強材収納溝17の間隔と左右の間隔を同じにして枠体23の上枠22と下枠24間に配置されており且つ補強材収納溝17の溝巾よりも巾寸法が僅かに短くなっている。そして、装置本体3に対して表示扉5が閉じ位置にあるときには、各補強材25が補強材収納溝17内に収納され、且つ補強材25の正面側面25aが発光素子11の正面側面11aと略同一面面上又は裏面側に位置している。
補強材25は、正面側部材25bと裏面側部材25cとを重ねて固定してあり、図2に示すように、裏面側部材25cを枠体23の上枠25と下枠27とに固定し、正面側部材25bには、図1及び図3に示すように、その正面側面25aに補強材25と補強材収納溝17との間を塞ぐ塞ぎ材29が取付けてある。
この塞ぎ材29は反射板であり、補強材25の左右から食み出して設けており、補強材25が補強材収納溝17に収納されているときに塞ぎ材29が反射板13の正面に重なって補強材25と補強材収納溝17との間の隙間28を覆っている。
本実施の形態では、枠体23にもその四周の内周側に塞ぎ材31が設けてあり、装置本体3の装置本体枠9と反射板13との間にある枠体収納溝18内に枠体23の内周側部23aが収納されると共に、枠体23の内周側部23aと枠体収納溝18との間を塞ぎ材29で塞いでいる。
【0011】
次に、本実施の形態に係る表示装置1の開閉動作、作用及び効果について説明する。発光素子11のメンテナンス等のために、表示扉5を開くときには、図2に二点鎖線で示すように、枠体23の下枠24を上方に回動するようにして表示扉5を開ける。
表示扉5を閉じると、枠体23に設けた補強材25は、反射板13、13間に設けてある補強材収納溝17内に収納され、補強材25の正面側面25aが発光素子11の正面側面11aと略同一面上又は発光素子11の正面側面11aよりも裏面側に位置する。
同時に、塞ぎ材29が反射板13の正面に重なり、補強材25と補強材収納溝17との間の隙間28を塞ぐ。また、枠体23の内周側部23aが装置本体枠9と反射板13との間にある枠体収納溝18内に位置して、枠体23の塞ぎ材31が枠体23と枠体収納溝18との間の隙間30を塞ぐ。
【0012】
本実施の形態によれば、表示パネル21の裏面側に枠体23の補強材25を設けても、補強材25が補強材収納溝17に収納されて、補強材25の正面側面25aが発光素子11の正面側面11aと略面一かそれよりも裏面側に位置するので、表示パネル21を照らす発光素子11の照射光が補強材25にあたらずに照射できるから、表示パネル21に補強材25の影が映るのを防止できる。
【0013】
発光素子11が表示パネル21を照射した光の一部が表示パネル21の裏面で反射し、反射光が補強材収納溝17と補強材25との間の隙間28から抜けて表示パネルを照らす明るさに差が生じることにより表示パネル21に隙間28が影として写ることがあるが、隙間塞ぎ材29が補強材収納溝17と補強材25との間の隙間28を塞いでいるので、かかる隙間28が影として写るのを防止できる。
更に、本実施の形態では、装置本体3の本体枠9と反射板13との間の枠体収納溝18においても、枠体23の内周側部23aが収納され、枠体23にも表示パネルを照らす発光素子の光が直接あたらないから、表示パネル21に枠体23の影が映るのを防止できる。
また、枠体23に設けた塞ぎ材31が枠体23と枠体収納溝18との間の隙間30を塞いでいるので、隙間30が影となって表示パネル21に映るのを防止できる。
照明に発光素子11を用いているので、蛍光灯の場合に比較して装置本体3の奥行き寸法を大きくしなくても、発光素子11と表示パネルとの間の距離を広くとって照射光を充分に拡散できるから、奥行き寸法が小さくても発光素子11の形が表示パネル21に映るのを防止できる。
【0014】
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、補強材25は枠体23の左右枠間に設けて、装置本体3には反射板13を上下に間隔をあけて配置し上下の反射板13、13間に左右方向の補強材収納溝17を設けても良い。
表示扉3は、下側を開くように回動して開閉したが、上側を開くように回動しても良いし、左右側の何れかを開くように回動するものであっても良い。
表示装置1は、店舗内に設けた商品広告用の表示装置等であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】図4に示すB―B断面図である。
【図2】図4に示すC―C断面図である。
【図3】図1に示すA部を正面側から見た斜視図である。
【図4】本実施の形態に係る表示装置の正面図である。
【符号の説明】
【0016】
1 表示装置
3 装置本体
5 表示扉
11 発光素子
11a 発光素子の正面側面
13 反射板
17 補強材収納溝
21 表示パネル
23 枠体
25 補強材
25a 補強材の正面側面
28 隙間(補強材収納溝の隙間)
29 塞ぎ材
【技術分野】
【0001】
本発明は、看板等の表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
非特許文献1には、照明を有する本体に、表示扉を開閉自在に設けた表示装置が開示されている。
係る表示扉の枠体を補強するために表示パネルの裏面側で枠体に補強材を設けることがある。
【0003】
【非特許文献1】アドフレックス ウォールタイプ(アドフレーム総合カタログ、43頁、2006年6月タテヤマアドバンス株式会社発行)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、表示パネルの裏面側で枠体に補強材を設けると、装置本体の照明光が表示パネルを裏面側から照らすときに補強材に照明光があたって、表示パネルに補強材の影が映るという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、本発明は、表示パネルの裏面側で枠体に補強材を設けても表示パネルに補強材の影が映るのを防止できる表示装置の提供を目的とする。
【0006】
請求項1に記載の発明は、発光素子を取付けた複数の反射板を有する装置本体と、装置本体に開閉自在に設けた表示扉とを備え、表示扉は、枠体と、枠体に取付けた表示パネルと、表示パネルの裏面側で枠体に設けた補強材とを有し、装置本体は、隣合う反射板間に表示扉の補強材を収納する補強材収納溝を有し、補強材収納溝に収納した補強材の正面側面が、発光素子の正面側面と略同一面上又は発光素子の正面側面よりも裏面側に位置していることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、補強材は補強材収納溝と反射板との隙間を塞ぐ塞ぎ材を有することを特徴とする表示装置。
【発明の効果】
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、表示パネルの裏面側で表示扉の枠体に補強材を設けても、表示扉を閉じているときは補強材が装置本体の補強材収納溝に収納されて、補強材の正面側面と発光素子の正面側面が略同一面上又は発光素子の正面側面よりも裏面側に位置しているので、表示パネルの裏面を照らす発光素子の光が補強材にあたらずに照射できるから、表示パネルに補強材の影が映るのを防止できる。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏すると共に、発光素子が表示パネルの裏面を照射した光の一部が表示パネルの裏面で反射し、反射光が補強材収納溝と補強材との間の隙間から抜けて表示パネルを照らす明るさに差が生じることによりこの隙間が表示パネルに影として写ることがあるが、隙間塞ぎ材が補強材収納溝と補強材との間の隙間を塞いでいるので、この隙間が影として写るのを防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は図4に示すB―B断面図であり、図2は図4に示すC―C断面図であり、図3は図1に示すA部を正面側から見た斜視図であり、図4は本実施の形態に係る表示装置の正面図である。尚、図2には二点鎖線で表示扉5を開いた状態を示している。
本実施の形態に表示装置1は、図1及び図2に示すように、建物の外壁2に取付ける大型の看板であり、装置本体3と、装置本体3の正面に開閉自在に設けた表示扉5とから構成されている。
装置本体3は、底板7と、底板の四周を組む装置本体枠9とを有し、装置本体枠9の内周に発光素子(LED)11を取付けた反射板13が配置されている。
反射板13は底板7から立設された支持部材15に取付けてある。図1及び図3に示すように、支持部材15は、正面側が開いた二股状を成しており、左右に隣り合う反射板13を左右に間隔をあけて固定し、隣合う反射板13、13間に溝(補強材収納溝)17を形成している。
また、装置本体枠9と反射板13との間にも溝(枠体収納溝)18を形成している。
反射板13の正面には、左右に長い帯状のLED(発光素子)基板19を上下に複数取付けてある。
表示扉5は、表示パネル21と、枠体23と、枠体23間に配置した補強材25とを備えている。
表示パネル21はフレキシブル樹脂シートであり、任意のデザインが施してある。
図2に示すように、枠体23の上枠22が装置本体枠9にヒンジ27を介して取付けてあり、二点鎖線で示すように、表示扉5が装置本体3に対して下枠24側を開くようにして回動自在としてある。
図1及び図3に示すように、枠体23の上枠22と下枠24との間には複数の補強材25が左右に間隔をあけて設けてある。補強材25は、左右の補強材収納溝17の間隔と左右の間隔を同じにして枠体23の上枠22と下枠24間に配置されており且つ補強材収納溝17の溝巾よりも巾寸法が僅かに短くなっている。そして、装置本体3に対して表示扉5が閉じ位置にあるときには、各補強材25が補強材収納溝17内に収納され、且つ補強材25の正面側面25aが発光素子11の正面側面11aと略同一面面上又は裏面側に位置している。
補強材25は、正面側部材25bと裏面側部材25cとを重ねて固定してあり、図2に示すように、裏面側部材25cを枠体23の上枠25と下枠27とに固定し、正面側部材25bには、図1及び図3に示すように、その正面側面25aに補強材25と補強材収納溝17との間を塞ぐ塞ぎ材29が取付けてある。
この塞ぎ材29は反射板であり、補強材25の左右から食み出して設けており、補強材25が補強材収納溝17に収納されているときに塞ぎ材29が反射板13の正面に重なって補強材25と補強材収納溝17との間の隙間28を覆っている。
本実施の形態では、枠体23にもその四周の内周側に塞ぎ材31が設けてあり、装置本体3の装置本体枠9と反射板13との間にある枠体収納溝18内に枠体23の内周側部23aが収納されると共に、枠体23の内周側部23aと枠体収納溝18との間を塞ぎ材29で塞いでいる。
【0011】
次に、本実施の形態に係る表示装置1の開閉動作、作用及び効果について説明する。発光素子11のメンテナンス等のために、表示扉5を開くときには、図2に二点鎖線で示すように、枠体23の下枠24を上方に回動するようにして表示扉5を開ける。
表示扉5を閉じると、枠体23に設けた補強材25は、反射板13、13間に設けてある補強材収納溝17内に収納され、補強材25の正面側面25aが発光素子11の正面側面11aと略同一面上又は発光素子11の正面側面11aよりも裏面側に位置する。
同時に、塞ぎ材29が反射板13の正面に重なり、補強材25と補強材収納溝17との間の隙間28を塞ぐ。また、枠体23の内周側部23aが装置本体枠9と反射板13との間にある枠体収納溝18内に位置して、枠体23の塞ぎ材31が枠体23と枠体収納溝18との間の隙間30を塞ぐ。
【0012】
本実施の形態によれば、表示パネル21の裏面側に枠体23の補強材25を設けても、補強材25が補強材収納溝17に収納されて、補強材25の正面側面25aが発光素子11の正面側面11aと略面一かそれよりも裏面側に位置するので、表示パネル21を照らす発光素子11の照射光が補強材25にあたらずに照射できるから、表示パネル21に補強材25の影が映るのを防止できる。
【0013】
発光素子11が表示パネル21を照射した光の一部が表示パネル21の裏面で反射し、反射光が補強材収納溝17と補強材25との間の隙間28から抜けて表示パネルを照らす明るさに差が生じることにより表示パネル21に隙間28が影として写ることがあるが、隙間塞ぎ材29が補強材収納溝17と補強材25との間の隙間28を塞いでいるので、かかる隙間28が影として写るのを防止できる。
更に、本実施の形態では、装置本体3の本体枠9と反射板13との間の枠体収納溝18においても、枠体23の内周側部23aが収納され、枠体23にも表示パネルを照らす発光素子の光が直接あたらないから、表示パネル21に枠体23の影が映るのを防止できる。
また、枠体23に設けた塞ぎ材31が枠体23と枠体収納溝18との間の隙間30を塞いでいるので、隙間30が影となって表示パネル21に映るのを防止できる。
照明に発光素子11を用いているので、蛍光灯の場合に比較して装置本体3の奥行き寸法を大きくしなくても、発光素子11と表示パネルとの間の距離を広くとって照射光を充分に拡散できるから、奥行き寸法が小さくても発光素子11の形が表示パネル21に映るのを防止できる。
【0014】
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、補強材25は枠体23の左右枠間に設けて、装置本体3には反射板13を上下に間隔をあけて配置し上下の反射板13、13間に左右方向の補強材収納溝17を設けても良い。
表示扉3は、下側を開くように回動して開閉したが、上側を開くように回動しても良いし、左右側の何れかを開くように回動するものであっても良い。
表示装置1は、店舗内に設けた商品広告用の表示装置等であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】図4に示すB―B断面図である。
【図2】図4に示すC―C断面図である。
【図3】図1に示すA部を正面側から見た斜視図である。
【図4】本実施の形態に係る表示装置の正面図である。
【符号の説明】
【0016】
1 表示装置
3 装置本体
5 表示扉
11 発光素子
11a 発光素子の正面側面
13 反射板
17 補強材収納溝
21 表示パネル
23 枠体
25 補強材
25a 補強材の正面側面
28 隙間(補強材収納溝の隙間)
29 塞ぎ材
【特許請求の範囲】
【請求項1】
発光素子を取付けた複数の反射板を有する装置本体と、装置本体に開閉自在に設けた表示扉とを備え、表示扉は、枠体と、枠体に取付けた表示パネルと、表示パネルの裏面側で枠体に設けた補強材とを有し、装置本体は、隣合う反射板間に表示扉の補強材を収納する補強材収納溝を有し、補強材収納溝に収納した補強材の正面側面が、発光素子の正面側面と略同一面上又は発光素子の正面側面よりも裏面側に位置していることを特徴とする表示装置。
【請求項2】
補強材は補強材収納溝と反射板との隙間を塞ぐ塞ぎ材を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項1】
発光素子を取付けた複数の反射板を有する装置本体と、装置本体に開閉自在に設けた表示扉とを備え、表示扉は、枠体と、枠体に取付けた表示パネルと、表示パネルの裏面側で枠体に設けた補強材とを有し、装置本体は、隣合う反射板間に表示扉の補強材を収納する補強材収納溝を有し、補強材収納溝に収納した補強材の正面側面が、発光素子の正面側面と略同一面上又は発光素子の正面側面よりも裏面側に位置していることを特徴とする表示装置。
【請求項2】
補強材は補強材収納溝と反射板との隙間を塞ぐ塞ぎ材を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図2】
【図3】
【図4】
【公開番号】特開2010−54569(P2010−54569A)
【公開日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−216421(P2008−216421)
【出願日】平成20年8月26日(2008.8.26)
【出願人】(000222347)タテヤマアドバンス株式会社 (23)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年8月26日(2008.8.26)
【出願人】(000222347)タテヤマアドバンス株式会社 (23)
【Fターム(参考)】
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