説明

表面処理電気器具のための掃除機ヘッド

【課題】掃除機ヘッドを提供する。
【解決手段】表面処理電気器具のための掃除機ヘッドは、流体出口ポートが後側に位置づけられた主本体と、主本体の出口ポートから流体流れを受け入れるための前側導管と、前側導管から流体流れを受け入れるための後側導管とを含む。前側導管は、主本体から後方にかつ前側部分を通って中心を延びる第1の軸の周りで主本体に対して回転するように主本体に接続された前側部分と、後側肘部分と、少なくとも1つの第1のコネクタとを含む。後側導管は、前側導管の後側肘部分が挿入された前側肘部分と、後側部分と、第1の軸に対して直角であり、かつ前側導管及び後側導管を通過する流体流れ経路の外側に位置する第2の軸の周りに後側導管が前側導管に対して枢動することを可能にするためにこの少なくとも1つの第1のコネクタに接続された少なくとも1つの第2のコネクタとを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表面処理電気器具のための掃除機ヘッドに関する。その好ましい実施形態では、本発明は、真空掃除電気器具のための掃除機ヘッドに関する。
【背景技術】
【0002】
真空掃除機には、一般的に、特定のタイプの掃除のための様々なツールが備えられる。ツールは、一般的な床掃除のための掃除機ヘッドを含む。掃除機ヘッドは、床面と係合する主本体を含む。主本体は、使用時に汚れ及び塵埃を床面から掃除機ヘッド内に引き込む吸引開口部を含む下側面を有する。
【0003】
主本体は、掃除機ヘッドが床面の上で操作される時に吸引開口部が床面に近接したままに留まることができるように、掃除機ヘッドの残りの部分に枢動可能に接続されるのが有用である。
【0004】
例えば、JP 11−155786は、主本体と主本体から離れる方向に空気流を搬送するために主本体に接続された導管アセンブリとを有する掃除機ヘッドを説明している。主本体は、主本体の下側面に位置づけられて吸引平面に位置する吸引開口部を含む。導管アセンブリは、床面にわたって床ツールを操作するようにユーザによって操作されるハンドルを有する真空掃除機のワンドに接続可能である。導管アセンブリは、吸引平面と平行に主本体から後方にかつ前側導管のボアを通って延びる第1の軸の周りで回転するように主本体の後側に接続された円形空気入口を有するほぼ管状の前側導管を含む。空気出口は、前側導管の上側面に沿って中ほどから前側導管の後側まで延びる。導管アセンブリは、第1の軸に直角かつ吸引平面と平行な第2の軸の周りの前側導管に対して枢動するように前側導管に接続された後側導管を更に含む。
【0005】
対向する凹部は、後側導管の前側の上側面上に位置づけられたシャフトの端部を受け入れるために、空気出口の前側に隣接して位置する前側導管の内部面上に設けられる。凹部内に受け入れられたシャフトの端部により、後側導管は、上昇位置と下降位置の間で前側導管内及び第2の軸の周りで移動することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】JP 11−155786
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
第1の軸の周りの前側導管の回転及び第2の軸の周りの後側導管の回転の組合せを通して、導管アセンブリは、床面の上で及び家具の品目の間及びその下での主本体の操作を容易にするために、主本体に対する異なる構成を使用することができる。しかし、前側及び後側導管の間のピボット接続部は、導管を通過する空気流経路内に位置づけられるので、接続部の周囲に掃除機ヘッドの取り込み性能を低下させる空気漏れの危険性が存在する。空気流経路内のそのような接続部の存在は、導管アセンブリを通る空気流を乱す可能性があり、これは、乱流及びノイズを発生する可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の態様において、本発明は、表面処理電気器具のための掃除機ヘッドを提供し、これは、流体ポートが後側に位置づけられた主本体と、主本体からかつ流体ポート及び前側部分を通って後方に延びる第1の軸の周りで主本体に対して回転するように主本体に接続された前側部分、後側肘部分、及び少なくとも1つの第1のコネクタを含む前側導管と、前側導管の後側肘部分内又はこの周りで移動可能な前側肘部分、後側部分、及び第1の軸に直角かつ前側導管及び後側導管を通過する流体流れ経路の外側に位置する第2の軸の周りで後側導管が前側導管に対して枢動可能にするように上述の少なくとも1つの第1のコネクタに接続された少なくとも1つの第2のコネクタを含む後側導管とを含む。
【0009】
前側導管及び後側導管を互いに接続するためのコネクタは、導管を通過する流体流れ経路の外側に位置するので、コネクタは、流体がコネクタの間から漏れるのを防止するためのいずれのシールも必要とせずに、あらゆる望ましい構成を有することができる。好ましい実施形態では、前側導管は、後側導管に向けて延びる1対のアームを含み、後側導管は、アームの間に受け入れられるシャフトを含む。シャフトがアームに対して回転することができるようにシャフトをアームに接続するために、ボルト、ピン、又は他の接続部材を設けることができる。代わりに、コネクタは、スナップ式接続により互いに接続することができる。次に、比較的簡単なシールを肘部分の間に設けて、流体が肘部分の間から漏れるのを防止することができる。
【0010】
後側導管の前側部分は、好ましくは、前側導管の後側部分の中に挿入される。後側導管は、前側導管の中に挿入されるので、後側導管のうちの少なくとも前側部分は、前側導管の後側部分よりも大きい断面積を有する。好ましい実施形態では、掃除機ヘッドは、流体が前側導管から後側導管まで流れる掃除電気器具の部品として使用される。流体流れが後側導管に入る時に、流体流れは、導管を通る流体流れを乱してノイズを発生させると考えられる後側導管の前側端部への衝突なしに、より大きい断面積を有する領域の中に通される。
【0011】
肘部分は、好ましくは、後側導管が前側導管に対して移動する時にシールを肘部分の間で容易に維持することができるように、実質的に同じ曲率を有する。例えば、環状密封部材は、後側導管が前側導管に対して枢動する時に後側導管の前側肘部分の内側面と係合するように、前側導管の後側肘部分の外側面上に位置づけることができる。代替的に、密封部材は、後側肘部分の外側面と係合するように、前側肘部分の内側面上に配置することができる。後側導管の前側部分の内側面は、好ましくは、後側導管が枢動する時に前側導管の後側部分がそれに対して後側導管の前側部分の移動を案内し、かつ前側導管に対して後側導管の振れを最小限にして導管の間の流体漏れの危険を最小にすることができるように、前側導管の後側部分の外側面の直径よりもごく僅かに大きい直径を有する。好ましくは、後側導管の前側肘部分の内側面は、後側導管が前側導管に対して枢動する時に前側導管の後側肘部分の外側面の上を摺動する。
【0012】
後側導管の前側肘部分の前側端部は、好ましくは、後側導管が、前側導管に対して上昇位置と下降位置の間で枢動する時に、前側導管の後側肘部分の前側端部と後方端部の間で移動する。この場合には、肘部分の曲率は、後側部分が前側部分に対して枢動することができる範囲を判断することができる。各肘部分の曲率は、好ましくは、少なくとも60°、好ましい実施形態では、各肘部分は、ほぼ90°の曲率を有する。掃除機ヘッドが実質的に水平の面上に位置づけられる時に、後側導管の後側部分は、次に、後側導管が前側導管に対して枢動する時に比較的水平の位置と比較的垂直の位置の間で移動することができる。
【0013】
前側導管の前側部分は、後側導管が前側導管に対して下降位置にある時に同じく水平であることが好ましい。これは、後側導管が下降位置にある時に、前側及び後側導管を含む導管アセンブリが比較的薄型を有することを可能にする。各導管は、好ましくは、その前側部分と後側部分の間に位置づけられた湾曲中間部分を含み、各中間部分は、好ましくは、導管アセンブリが薄型を有することを可能にするように40°から50°の範囲の曲率を有する。
【0014】
各導管は、互いに接合されたいくつかのチューブ又はパイプを含むことができ、各々は、導管のそれぞれの部分を提供する。代替的に、各導管は、導管の異なる部分を提供する単一チューブ又はパイプとすることができる。
【0015】
掃除機ヘッドは、好ましくは、面上に前側導管を支持するためのシャーシを含む。シャーシは、好ましくは、前側導管に第1の軸の周りでそれと共に回転するように接続される。シャーシは、前側導管の周りにかつコネクタの間の汚れの侵入を抑制するように前側及び後側導管を互いに接続するためのコネクタの周りに延びることができる。
【0016】
シャーシは、好ましくは、本体及び本体によって支持された1対のホイールを含む。後側導管とシャーシの間の接触は、下降位置から離れる後側導管の移動を制限することができる。本体は、後側導管が望ましい上昇位置に到達するか又はこれを超えて移動するまでシャーシが後側導管の移動を抑制しないように、第2の軸の周りで後側導管をその枢動によって受け入れるための凹部部分を含むことができる。これは、シャーシを後側導管に隣接して位置づけることを可能にし、従って、導管アセンブリを比較的小型にして掃除機ヘッドの長さを最小にすることを可能にすることができる。
【0017】
掃除機ヘッドは、後側導管が上昇位置にない時に凹部を通るシャーシの本体の中への汚れの侵入を抑制するための遮蔽部材を含むことができる。遮蔽部材は、好ましくは、後側導管が上昇位置と下降位置の間で枢動する時に後側導管と共に移動する。例えば、遮蔽部材は、後側導管に接続することができる。代替的に、遮蔽部材は、シャーシの本体に枢動可能に接続することができ、かつ後側導管に向けて付勢することができる。遮蔽部材は、第1の軸と直角に交差する第3の軸の周りで枢動可能にすることができる。遮蔽部材は、好ましくは、本体の凹部部分と後側導管の間に配置される。
【0018】
遮蔽部材及び本体の凹部部分の各々は、湾曲外側面を有することができ、遮蔽部材の外側面の曲率は、好ましくは、本体の凹部部分の曲率と実質的に同じである。シャーシのホイールは、好ましくは、ドーム形であり、かつ好ましくは実質的に球面の曲率を有する。ホイールの外側面の曲率は、好ましくは、本体の外側面及びシャーシのホイールが共通球面の面上に位置づけられるように、本体の凹部部分の外側面の曲率と実質的に同じである。遮蔽部材がシャーシの本体に対して枢動する第3の軸は、好ましくは、この球面の中心を通過する。後側導管が上昇位置から離れて移動する時に遮蔽部材が露出されるので、遮蔽部材及びシャーシの本体の類似の曲率は、遮蔽部材の出現がシャーシの球面外観を過度に乱さないことを意味する。
【0019】
掃除機ヘッドは、流体を表面に及び/又は表面から搬送するあらゆる掃除又は表面処理電気器具、例えば、湿式/乾式真空掃除機、研磨/ワックス処理機、及びカーペットシャンプー機と共に使用することができる。
【0020】
第2の態様において、本発明は、表面処理電気器具の掃除機ヘッドのための導管アセンブリを提供し、導管アセンブリは、前側導管と、上昇位置と下降位置の間の移動のために前側導管に枢動可能に接続された後側導管と、前側導管を支持するためのシャーシとを含み、シャーシは、本体及び本体に回転可能に接続された1対のホイールを含み、本体は、後側導管が上昇位置に向けて移動する時に後側導管を受け入れるための凹部部分を有し、シャーシは、後側導管が上方位置から離れて移動する時に後側導管と本体の凹部部分の間に形成される間隙を覆うための遮蔽部材を更に含む。
【0021】
本発明の第1の態様に関連して上述した特徴は、本発明の第2の態様に等しく適用可能であり、逆も同じである。
【0022】
ここで、添付の図面を参照して本発明の実施形態を単に一例として以下に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】掃除機ヘッドの分解組立図である。
【図2】掃除機ヘッドの後側導管が下降位置にある掃除機ヘッドの上面図である。
【図3】後側導管が下降位置にあり、かつ掃除機ヘッドの前側導管を明瞭にするために掃除機ヘッドのシャーシが取り外された掃除機ヘッドの側面図である。
【図4】図2の線A−Aに沿った側面断面図である。
【図5】後側導管が上昇位置にある掃除機ヘッドの上面図である。
【図6】後側導管が上昇位置にあり、かつ掃除機ヘッドの前側導管を明瞭にするために掃除機ヘッドのシャーシが取り外された掃除機ヘッドの側面図である。
【図7】図5の線B−Bに沿った側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
図1から図4は、表面処理電気器具のための掃除機ヘッドの実施形態を示している。この実施形態では、掃除機ヘッド10は、円筒形真空掃除電気器具のワンド又はホースに接続可能になるように配置される。掃除機ヘッド10は、主本体12及び主本体12に接続された導管アセンブリ14を含む。主本体12は、主本体12の後側部分20の両端から前側に延びる実質的に平行な側壁16、18、及び主本体12の側壁16、18の間に位置づけられた移動可能部分22を含む。この実施形態では、移動可能部分22は、主本体12の側壁16、18の間でほぼ直角に延びる軸の周りで回転するように主本体12に回転可能に接続される。
【0025】
移動可能部分22は、上側壁24、下側プレート又はソールプレート26、及びソールプレート26を上側壁24に接続する2つの側壁28を含む。側壁28は、主本体12の側壁16、18の間に位置づけられ、各側壁28は、主本体12の側壁16、18のうちのそれぞれの1つに隣接して及びこれに対して実質的に平行に位置づけられる。使用時には、ソールプレート26は、掃除すべき床面に面し、カーペット敷き床面の面と係合する。
【0026】
特に図3及び図4を参照すると、ソールプレート26は、汚れ含有空気流が掃除機ヘッド10に入る吸引開口部34の両側に位置づけられた先行部分30及び後続部分32を含む。吸引開口部34は、ほぼ矩形の形状である。ソールプレート26は、カーペット敷き床面の繊維を攪拌するために掃除機ヘッド10がこのような面にわたって操作される時の吸引開口部34の対向する長い側面上に2つの作業縁部36、38を含む。掃除機ヘッド10が表面にわたって操作される時に作業縁部36、38が硬い床面に傷を付けるか又はそうでなければ跡を付けるのを防止するために、掃除機ヘッド10は、作業縁部36、38を硬い床面から離間させる作用をする面係合支持部材を含む。この実施形態では、掃除機ヘッド10は、各々が転動要素、好ましくは、ホイールの形態の複数の面係合支持部材を含む。ホイール40の第1の対は、ソールプレート26の先行部分30に形成された1対の凹部内に回転可能に装着され、ホイール42の第2の対は、ソールプレート26の後続部分32に形成された1対の凹部内に回転可能に装着される。
【0027】
使用中に、圧力差が、掃除機ヘッド10を通過する空気と外部環境の間に発生する。この圧力差は、床面に向けて掃除機ヘッド10に対して下向きに作用する力を発生させる。掃除機ヘッド10がカーペット敷き床面上に位置づけられると、ホイール40、42は、掃除機ヘッド10の重量及び掃除機ヘッド10に対して下向きに作用する力の下でカーペット敷き床面の繊維の中に押し込まれる。ホイール40、42の厚みは、ホイール40、42が、カーペット敷き床面に容易に沈んで、ソールプレート26のうちの少なくとも作業縁部36、38を床面の繊維と接触させることになるように選択される。
【0028】
掃除機ヘッド10が、ユーザによってカーペット敷き面にわたって後方に引っ張られると、ユーザが掃除機ヘッド10の主本体12の後側部分20を上げる傾向がある。しかし、主本体12に対する移動可能部分22の回転可能接続は、ソールプレート26が主本体12に対して枢動することを可能にし、作業縁部36、38を床面と接触状態に維持する。主本体12に対する移動可能部分22の時計回り回転は、主本体12の側壁16、18の前側に向けて位置づけられた下向き面46と移動可能部分22上に位置づけられた上向き面44との当接により制限される。主本体12に対する移動可能部分22の反時計回り回転は、主本体12の側壁16、18の底面50とソールプレート26の後続部分32の上側面48との当接により制限される。
【0029】
掃除機ヘッド10は、床面上に位置づけられた汚れ及び塵埃を攪拌するための攪拌機アセンブリを更に含む。この実施例において、攪拌機アセンブリは、主本体12の移動可能部分22の攪拌機チャンバ62内に装着された回転可能ブラシバー60を含む。攪拌機チャンバ62は、移動可能部分22の上側壁24によって部分的に形成される。上側壁24は、好ましくは、透明材料から形成され、攪拌機チャンバ62が遮断されたか否かをユーザが見ることができるようにする。ブラシバー60は、主本体12の後側部分20に位置づけられたモータ(図示せず)によって駆動される。モータは、掃除電気器具のダクトに位置づけられた適合するプロフィールを有する端子と接続するための導管アセンブリ14に位置づけられた端子に電気的に接続され、電力がモータに供給することを可能にすることができる。代替的に、モータは、主本体12の後側部分20に位置づけられたバッテリから供給された電力によって駆動することができる。
【0030】
ブラシバー60は、駆動機構が吸引通路を通過する空気から隔離されるように、駆動機構ハウジング66内に少なくとも部分的に位置づけられた駆動機構によってモータに接続される。ブラシバー60の一端は、駆動機構に接続され、ブラシバー60がモータによって駆動されることを可能にするのに対して、ブラシバー60の他端は、主本体12の側壁18に取外し可能に接続された末端キャップ(図示せず)によって回転可能に支持される。駆動機構は、駆動モータによって回転する駆動シャフトに接続された駆動滑車と、ベルトによって駆動滑車に接続された従動滑車とを含む。駆動ドッグは、ブラシバー60に接続するために従動滑車の片側に装着される。
【0031】
ブラシバー60は、細長本体70を含む。ブラシバー60は、駆動機構によって細長本体70の縦軸線の周りで回転する。細長本体70は、ブラシバー60がモータによって回転する時に床面からの汚れ及び塵埃を攪拌するための2つの異なるタイプの剛毛を支える。異なるタイプの剛毛の各々は、ブラシバー60がモータによって回転する時に、それぞれの異なる量だけソールプレート26の吸引開口部34から突出する。この実施形態では、ブラシバー60は、比較的短い、好ましくは、比較的剛性の剛毛72、及び比較的長い、好ましくは、比較的柔軟な剛毛74を含む。比較的短い剛毛72は、本体70に沿って延びる2つの角度的に離間した螺旋状の横列に配置される。各横列内には、比較的短い剛毛72が、横列に沿って角度的に離間した一連の塊又は房に配置される。比較的長い剛毛は、2つの連続螺旋状横列に配置され、各横列は、比較的短い剛毛72から形成された房の横列から角度的に離間する。
【0032】
比較的短い剛毛72の長さは、ブラシバー60が回転する時に、これらの剛毛72の先端が、吸引開口部34を収容する第1の平面を超えるが、ホイール40、42の最下末端を収容する第2の平面を超えずに外向きに突出するように選択される。比較的長い剛毛74は、比較的長い剛毛74が、ブラシバー60の回転中に第1の平面及び第2の平面の両方を超えて突出するように、比較的短い剛毛72を超えて本体70から半径方向外向きに突出する。
【0033】
掃除機ヘッド10が、カーペット敷き床面上に位置づけられる時に、ホイール40、42は、ソールプレート26の底面がカーペットの繊維と係合するようにカーペットの繊維の間に沈む。比較的短い剛毛72及び比較的長い剛毛74の両方が、ブラシバー60が回転する時に吸引開口部26から突出すると、異なるタイプの剛毛の両方は、床面からの汚れ及び塵埃を攪拌することができる。空気流が、掃除機ヘッド10が接続された真空掃除電気器具のファンユニットの作動により掃除機ヘッド10を通して生じる時に、この汚れ及び塵埃は、空気流内に同伴され、吸引開口部34を通して掃除機ヘッド10へ搬送される。
【0034】
掃除機ヘッド10が、カーペット敷き床面から硬い床面に移動する時に、ソールプレート26は、ホイール40、42によって硬い床面から離間する。比較的短い剛毛72の先端が、ホイール40、42の最下末端を収容する平面の下に突出しないので、これらの剛毛は、硬い床面と接触することなく、それによってこれらの剛毛によって硬い床面に傷を付けるか又はそうでなければ跡を付けることが防止される。しかし、比較的長い剛毛74がこの面を超えて突出すると、これらの剛毛は、ブラシバー60の回転と共に硬い床面と係合し、これを横断して掃かれ、床面から汚れ及び塵埃が取り除かれて空気流内に同伴される。
【0035】
吸引開口部34は、汚れ、塵埃粒子、及び他のデブリがブラシバー60の回転剛毛72、74によって攪拌機チャンバ62に掃き込まれる開口部を提供する。この実施例において、モータ及び駆動機構は、剛毛72、74が、汚れ及び塵埃を後方に、つまり後側作業縁部38の上で攪拌機チャンバ62の中に掃き込むような方向にブラシバー60を回転させるように配置される。攪拌機チャンバ62は、上側壁24、ソールプレート26、側壁28の湾曲前側部分76、及び上側壁24に接続された湾曲内側壁78によって境界付けられる。上側壁24の前側部分76及び内側壁78は、ブラシバー60の回転軸と実質的に同軸である円筒体の部分の形態である。内側壁78の下側端部は、ソールプレート26の上側面80から離間し、攪拌機チャンバ62から塵埃出口82を形成する。この実施例において、内側壁78の下側端部は、塵埃出口82の高さが、攪拌機チャンバ62の長さに沿って実質的に一定であるように、ほぼ真っ直ぐであって実質的に攪拌機チャンバ62の全長を延びる。
【0036】
排出ポート84は、上側壁24の後側部分85に形成される。この実施例において、排出ポート84は、側壁28の間の中ほどに位置づけられる。塵埃チャンネル86は、攪拌機チャンバ62の塵埃出口82と排出ポート84の間に延び、塵埃及びデブリを排出ポート84に搬送する。塵埃チャンネル86は、一般的に、比較的広い口部及び比較的狭い出口を有する湾曲漏斗の形状である。塵埃チャンネル86は、掃除機ヘッド10を通って延びる空気流経路の一部を形成し、これに沿って、空気は、掃除機ヘッドが取り付けられた真空掃除電気器具のモータ及びファンユニットによって引き込まれる。空気流経路は、吸引開口部34から攪拌機チャンバ62の塵埃出口82を通りかつ塵埃チャンネル86を通って排出ポート84まで延びる。
【0037】
主本体12の後側部分20は、主本体12の移動可能部分22から導管アセンブリ14まで空気流を搬送するために、その中央を通過する空気チャンネル88を含む。空気チャンネル88は、排出ポート84及び出口ポート92から空気流を受け入れるための入口ポート90を含む。密封部材94は、主本体12の後側部分20と移動可能部分22の間に位置づけられ、移動可能部分22が後側部分20に対して枢動する時に排出ポート84と入口ポート90の間に気密シールを維持する。出口ポート92は、ほぼ円形であり、かつ掃除機ヘッド10が硬い床面上に位置づけられて、ソールプレート26の後続部分32の上側面48が主本体12の側壁16、18の底面50と当接する時に、出口ポート92が、ホイール40、42の最下末端を収容する第2の平面に対して実質的に直角であるように配向される。
【0038】
導管アセンブリ14は、主本体12の後側部分20に接続される。導管アセンブリ14は、主本体12の出口ポート92から空気流を受け入れるための前側導管100と、前側導管100から空気流を受け入れるための後側導管102とを含む。後側導管102は、導管アセンブリ14から空気流を受け入れるための真空掃除電気器具のワンド又はホースに接続可能である。
【0039】
前側導管100は、主本体12に接続された前側部分104を含む。前側部分104は、ほぼ円筒形である。前側部分104は、出口ポート92の中に挿入され、かつ前側導管100が主本体12に対して回転することができるように例えばCクリップ又はスナップ式接続によって出口ポート92に接続される。環状密封部材106は、前側部分104と出口ポート92の間に位置づけられ、主本体12と導管アセンブリ14の間に気密シールを維持する。前側導管100は、主本体12から後方にかつ出口ポート92及び前側導管100の前側部分104を通って中心を延びる図2及び図4に示す第1の軸Aの周りで主本体12に対して回転可能である。第1の軸Aは、ブラシバー60の回転軸に対して実質的に直角である。
【0040】
前側導管100は、空気流が後側導管102に入る後側肘部分108を更に含む。後側肘部分108は、ほぼ90°の曲率を有し、かつ図3及び図4に示す第2の軸Bの周りに延びている。第2の軸Bは、第1の軸Aに対して直角である。後側肘部分108は、湾曲中間部分110によって前側部分104に接続される。中間部分110は、後側肘部分108よりも小さい曲率を有し、この実施形態では、曲率の角度は、約40°である。
【0041】
後側導管102は、前側導管100の後側肘部分108が挿入される前側肘部分112を含む。肘部分108、112は、好ましくは、実質的に同じ曲率を有し、従って、前側肘部分112は、ほぼ90°の曲率を有する。前側肘部分112はまた、図3及び図4に示す第2の軸Bの周りに延びる。環状密封部材114は、後側導管102の前側肘部分112の内側面で気密シールを形成するように、前側導管100の後側肘部分108の外側周囲の周りに位置づけられる。
【0042】
後側導管は、真空掃除電気器具のワンド又はホースに接続可能である後側部分116を更に含む。後側部分116は、ほぼ円筒形である。前側肘部分112は、湾曲中間部分118によって後側部分116に接続される。上述のように、中間部分118は、前側肘部分112よりも小さい曲率を有し、この実施形態では、曲率の角度は、約50°である。
【0043】
後側導管102は、後側導管102が前側導管100に対して枢動することができるように前側導管100に接続される。後側導管102は、後側導管102の後側部分116が、前側導管100の前側部分104に対してほぼ平行である図2から図4に示すような下降位置と、後側導管102の後側部分116が、前側導管100の前側部分104に対してほぼ直角である図5から図7に示すような上昇位置との間で前側導管100に対して移動可能である。後側導管102が下降位置にある時に、前側導管100の後側肘部分108は、後側導管102の前側肘部分112によって実質的に完全に囲まれる。後側導管102のこの下降位置では、後側導管102の前側肘部分112の前側端部は、前側導管100の中間部分110の外側壁に対して当接する。
【0044】
後側導管102は、後側導管102が第2の軸Bの周りで前側導管100に対して枢動することができるように前側導管100に接続される。この実施例において、前側導管100は、前側導管100の中間部分110から後側導管102に向けて後方に延びる1対のアーム120を含む。後側導管102は、シャフト122を含み、これは、アーム120の間に受け入れられ、かつシャフト122が第2の軸Bの周りで回転可能であるようにアーム120及びシャフト122に形成された開口を通して挿入されたピン又はロッド(図示せず)によってアーム120に固定される。勿論、前側導管100と後側導管102の間の接続は、アーム120が後側導管102上に位置づけられ、かつシャフト122が前側導管100上に位置づけられるように反転することができる。
【0045】
前側導管100と後側導管102の間のピボット接続部は、こうして導管アセンブリ14を通過する空気流経路の外部に位置づけられる。これは、前側導管100と後側導管102の間の接続をこの接続の構成要素の周囲又はこれらの間から空気のいずれの漏れの心配もなくあらゆる望ましい方式で行うことができることを意味する。後側導管102が下降位置から上昇位置まで移動する時に、後側導管102の前側肘部分112の内側面は、前側導管100の後側肘部分108の外側面の上を摺動し、前側及び後側導管100、102の間のシールは、前側導管100の周囲に位置づけられた環状密封部材114によって維持される。
【0046】
導管アセンブリ14は、床面上で導管アセンブリ14を支持するためのシャーシを更に含む。シャーシは、前側導管100が第1の軸Aの周りで回転する時にシャーシが前側導管100と共に回転するように前側導管100に接続される。シャーシは、前側導管100の周りに延び、かつ前側導管100に対して固定角度位置にシャーシを保持する例えばスナップ式接続によって前側導管100に接続することができる。
【0047】
シャーシは、本体124と、本体124に対して回転するように本体124によって支持された1対のホイール126とを含む。この実施形態では、各ホイール126は、ドーム形であり、それぞれの回転軸の周りで回転する。回転軸は、非平行であり、主本体12の出口ポート92に対して平行である共通平面に位置する。回転軸は、ホイール126が、本体124の下に収束して床面と係合するように、第2の軸Bに対して傾斜している。ホイール126は、実質的に球面曲率を有し、ホイール126の面が共通球面と一致するように配置される。第1の軸Aは、導管アセンブリ14が第1の軸Aの周りで回転する時に球面の面が床面と接触したままであるようにこの球面の中心を通過する。シャーシの本体124の上側面は、本体124のこの面もこの球面と一致するように、ホイール126と類似の曲率を有する。
【0048】
図7に示すように、シャーシの本体124に対する後側導管102の中間部材118の当接は、前側導管100に対する後側導管102の枢動の動きを一方向に制限する。シャーシを後側導管102に隣接して位置づけることを可能にしながら後側導管102を図5から図7に示す位置まで上げることを可能にするために、シャーシの本体124は、後側導管102に隣接して位置づけられた凹部部分128を含む。後側導管102が上昇位置に向けて枢動する時に、後側導管102は、シャーシの本体124によって形成された凹部の中に移動する。従って、凹部は、後側導管102が図5及び図7に示す上昇位置に向けて自由に移動することを可能にし、後側導管102の後側部分116が実質的に垂直になるまで後側導管102がシャーシと当接しないような形状にされる。
【0049】
後側導管102が上昇位置にない時に、凹部を通してシャーシの本体124への汚れの侵入を抑制するために、シャーシは、本体124の凹部部分の下に配置された遮蔽部材130を含む。遮蔽部材130は、シャーシの本体124及び後側導管の下に形成された間隙を覆うように配置される。遮蔽部材130は、本体124に枢動可能に接続される。図1に示すように、遮蔽部材130は、遮蔽部材130が図2及び図4に示す第3の軸Cの周りで枢動することを可能にするように、本体124のそれぞれの側面に形成された開口134内に各々位置づけられた1対の突起132を含み、これは、本体124及びホイール126によって形成された球面の中心を通過し、かつ第1の軸Aと直角に交差する。
【0050】
遮蔽部材130は、後側導管102に向けて付勢される。この実施形態では、捩りバネ(図示せず)又は他の弾性要素が、後側導管102に向けて遮蔽部材130を押し付けるために本体124と遮蔽部材130の間に設けられる。弾性要素の付勢力は、弾性要素が、前側導管100に対する及び従ってシャーシに対する後側導管102の枢動移動を過度に乱さないように選択される。遮蔽部材130に対して作用する付勢力により、遮蔽部材130は、後側導管102がその上昇位置と下降位置の間で枢動する時に後側導管102と共に移動し、後側導管102とシャーシの本体124の間の間隙を覆った状態に保つ。
【0051】
遮蔽部材130は、好ましくは、湾曲外側面を有し、遮蔽部材130の外側面の曲率は、シャーシの本体124の上側面の曲率と実質的に同じである。これは、両方とも、後側導管102が上昇位置にある時に遮蔽部材130を本体124の上側面のすぐ下に位置決めすることを可能にし、かつ後側導管102がその上昇位置から離れる方向に枢動する時に遮蔽部材130が露出される時のシャーシの外部球面外観に対する乱れを最小にする。
【0052】
使用時に、後側導管102の後側部分116は、真空掃除電気器具のワンドに接続することができる。真空掃除電気器具は、掃除機ヘッド10の主本体12と導管アセンブリ14とを通して空気流を引き込むファンユニットを作動するようにONにされる。掃除機ヘッド10は、処理すべき床面又は他の面上に位置づけられ、電気器具のワンドを使用してその面の上で前方及び後方に操作される。掃除機ヘッド10が前方及び後方に操作されると、後側導管102は、第2の軸Bの周りで前側導管100に対して枢動し、掃除機ヘッド10が、掃除面との平坦プロフィールを維持するようにし、主本体12の移動可能部分22は、後側部分20に対して枢動し、ソールプレート26又はソールプレートのホイール40、42を床面と接触状態に維持するようにする。掃除機ヘッド10の操向は、ワンドを回転させることによって達成され、これは、次に、掃除機ヘッド10が掃除電気器具のワンドの時計回り又は反時計回り回転に応答して右又は左に移動するように導管アセンブリ14を第1の軸Aの周りに回転させる。
【0053】
掃除機10が前方及び後方に操作されると、シャーシのホイール126は、導管アセンブリ14に対して転動支持を提供するように回転する。掃除機ヘッド10の操向に応答して、前側導管100及び従ってシャーシは、第1の軸Aの周りで回転する。シャーシが回転すると、2つのホイール126の一方は、床面との接触を維持し、従って、導管アセンブリ14に対して転動支持を提供し続ける。ホイール126の面が、中心が第1の軸Aと一致する共通球面と一致するので、ホイール126は、掃除機ヘッド10の持ち上げが起こらず、かつ床面との平坦プロフィールが維持されるように、床面の上方で同じ高さに前側導管100を支持し続ける。
【符号の説明】
【0054】
10 掃除機ヘッド
12 掃除機ヘッドの主本体
14 導管アセンブリ
26 ソールプレート
60 ブラシバー
94 密封部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面処理電気器具のための掃除機ヘッドであって、
流体ポートが後側に位置づけられた主本体と、
前記主本体から後方にかつ前記流体ポート及び前側部分を通って延びる第1の軸の周りで該主本体にそれに対して回転するように接続された前側部分と、後側肘部分と、少なくとも1つの第1のコネクタとを含む前側導管と、
前記前側導管の前記後側肘部分内又はこの周りで移動可能な前側肘部分と、後側部分と、前記第1の軸に直角であり、かつ該前側導管及び後側導管を通過する流体流れ経路の外側に位置する第2の軸の周りで後側導管が該前側導管に対して枢動することを可能にするために前記少なくとも1つの第1のコネクタに接続された少なくとも1つの第2のコネクタとを含む後側導管と、
を含むことを特徴とする掃除機ヘッド。
【請求項2】
前記肘部分は、実質的に同じ曲率を有することを特徴とする請求項1に記載の掃除機ヘッド。
【請求項3】
前記後側導管の前記前側肘部分は、前記前側導管の前記後側肘部分の中に挿入されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の掃除機ヘッド。
【請求項4】
前記後側導管の前記前側肘部分の内側面が、該後側導管が前記前側導管に対して枢動する時に該前側導管の前記後側肘部分の外側面の上を摺動することを特徴とする請求項3に記載の掃除機ヘッド。
【請求項5】
各肘部分が、ほぼ90°の曲率を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の掃除機ヘッド。
【請求項6】
各導管が、その前記前側部分と前記後側部分の間に位置づけられた湾曲中間部分を含むことを特徴とする請求項5に記載の掃除機ヘッド。
【請求項7】
各中間部分が、40°から50°の範囲の曲率を有することを特徴とする請求項6に記載の掃除機ヘッド。
【請求項8】
前記少なくとも1つの第1のコネクタは、前記後側導管に向けて延びる1対のアームを含み、前記少なくとも1つの第2のコネクタは、該アームの間に受け入れられるシャフトを含むことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の掃除機ヘッド。
【請求項9】
面上に前記前側導管を支持するためのシャーシを含み、該シャーシは、該前側導管に前記第1の軸の周りでそれと共に回転するために接続されることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の掃除機ヘッド。
【請求項10】
前記シャーシは、前記前側導管の周りに延びることを特徴とする請求項9に記載の掃除機ヘッド。
【請求項11】
前記シャーシは、本体及び該本体によって支持された1対のホイールを含むことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の掃除機ヘッド。
【請求項12】
前記シャーシの前記本体は、前記後側導管を前記第2の軸の周りのその枢動によって受け入れるための凹部部分を含むことを特徴とする請求項11に記載の掃除機ヘッド。
【請求項13】
前記本体の前記凹部部分と前記後側導管の間に配置された遮蔽部材を含むことを特徴とする請求項12に記載の掃除機ヘッド。
【請求項14】
前記遮蔽部材は、前記本体に枢動可能に接続されることを特徴とする請求項13に記載の掃除機ヘッド。
【請求項15】
前記遮蔽部材は、前記第1の軸と直角に交差する第3の軸の周りで枢動可能であることを特徴とする請求項14に記載の掃除機ヘッド。
【請求項16】
前記遮蔽部材は、前記後側導管に向けて付勢されることを特徴とする請求項14又は請求項15に記載の掃除機ヘッド。
【請求項17】
前記遮蔽部材と前記本体の前記凹部部分とは、各々、湾曲外側面を有することを特徴とする請求項13から請求項16のいずれか1項に記載の掃除機ヘッド。
【請求項18】
前記遮蔽部材の前記外側面の曲率が、前記本体の前記凹部部分の曲率と実質的に同じであることを特徴とする請求項17に記載の掃除機ヘッド。
【請求項19】
前記ホイールは、ドーム形であることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の掃除機ヘッド。
【請求項20】
前記ホイールは、実質的に球面の曲率を有することを特徴とする請求項19に記載の掃除機ヘッド。
【請求項21】
前記ホイールの外側面の曲率が、前記本体の前記凹部部分の外側面の曲率と実質的に同じであることを特徴とする請求項20に記載の掃除機ヘッド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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